JP4185855B2 - 自動車のインストルメントパネル - Google Patents

自動車のインストルメントパネル Download PDF

Info

Publication number
JP4185855B2
JP4185855B2 JP2003412089A JP2003412089A JP4185855B2 JP 4185855 B2 JP4185855 B2 JP 4185855B2 JP 2003412089 A JP2003412089 A JP 2003412089A JP 2003412089 A JP2003412089 A JP 2003412089A JP 4185855 B2 JP4185855 B2 JP 4185855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument panel
foamed aluminum
synthetic resin
automobile
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003412089A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005170198A (ja
Inventor
和弘 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calsonic Kansei Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2003412089A priority Critical patent/JP4185855B2/ja
Publication of JP2005170198A publication Critical patent/JP2005170198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4185855B2 publication Critical patent/JP4185855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、新たな機能を付加した自動車のインストルメントパネルに関するものである。
自動車のインストルメントパネルとしては、その本体が成形性が良く軽量な材料として、従来より合成樹脂部品が使用されている。インストルメントパネル本体の表面には、表皮材単体や、表皮材と発泡材から成る表皮シートが形成されている。更に、インストルメントパネルの裏面には、低級音対策として、不織布、吸音材、防音材等が貼着されている(例えば、特許文献1。)。
特開平7−186780号公報
しかしながら、このような従来の技術にあっては、インストルメントパネル本体が合成樹脂だけで形成されているため、得られる機能に限りがあり、例えば静電・電磁シールド性等を求めることができない。従って、インストルメントパネル内部に設置された電気・電子部品からのスプリアスの緩和や防止を図ることができず、逆にインストルメントパネル内部の機器に対して、車室内の携帯電話や自動車電話からの電磁波をシールドすることもできない。
また、樹脂製のインストルメントパネル本体には導電特性が無いので、インストルメントパネル本体を利用して通電することができず、簡単な低電力の信号関連でも、ワイヤハーネスを使用する必要があり、インストルメントパネルの内部の配線構造が複雑になる。
更に、低級音対策として、インストルメントパネル本体の裏面に不織布、吸音材、防音材等を貼る必要があり、コストの面で不利である。
加えて、樹脂だけで形成されたインストルメントパネルの場合は、フロントガラスから入った日射により高温になっても、その熱を逃がす機能がないため、室内温度を上昇をさせる大きな原因となり、冷房効果を弱める。
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、静電・電磁シールド性や導電性等の更なる機能を得ることができる自動車のインストルメントパネルを提供するものである。
請求項1記載の発明は、インストルメントパネル本体が、合成樹脂により形成された芯材と、該芯材に接合された発泡アルミとから成り、前記発泡アルミを車体の金属部分に締結した状態で車体に対して組み付け可能な構造であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、インストルメントパネル本体の表面に表皮シートが形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、インストルメントパネル本体の合成樹脂が強化フィラーを含んでいることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、インストルメントパネル本体の合成樹脂と発泡アルミの接合が、射出成形、スタンピングプレス成形、射出プレス成形の何れか又は組み合わせにより行われていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、インストルメントパネル本体が、合成樹脂と発泡アルミから成る二層構造であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、インストルメントパネル本体が、合成樹脂の間に発泡アルミを挟んだ三層構造であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、インストルメントパネル本体が、発泡アルミの間に合成樹脂を挟んだ三層構造であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、インストルメントパネル本体における合成樹脂が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミのセルを突き破り、発泡アルミの内部へ浸透した状態になっていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、インストルメントパネル本体における合成樹脂が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミのセルを突き破り、発泡アルミの反対側の面まで達してることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、インストルメントパネル本体における合成樹脂が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミのセルを突き破り、セル破壊部が貫通して二層の合成樹脂同士が連通した状態になっていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、インストルメントパネル本体における合成樹脂製の芯材に発泡アルミが接合されているため、合成樹脂の基本的機能に、発泡アルミのもつ静電・電磁シールド性、導電性、伝熱性、防音性、遮音性、衝撃吸収性等の機能を付加をすることができる。従って、インストルメントパネルの内外での静電・電磁シールド性が得られ、発泡アルミを利用して通電も可能となる。更に、発泡アルミが裏打ちされているため、低級音の発生も抑制できる。
また、インストルメントパネル本体の発泡アルミを車体の金属部分に締結した状態で車体に対して組み付け可能であるため、インストルメントパネルの熱を、伝熱性の良い(樹脂に比べて)発泡アルミを介しての車体側に逃がすことができ、空調による冷房効果を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、インストルメントパネル本体の表面に表皮シートを形成したため、インストルメントパネル本体において発泡アルミが表面側に形成されていても、外観品質を保つことができる。
請求項3記載の発明によれば、インストルメントパネル本体における合成樹脂が強化フィラーを含んでいるため、樹脂部分の強度が高まる。
請求項4記載の発明によれば、インストルメントパネル本体における合成樹脂と発泡アルミの接合が、発泡アルミをインサートした状態での、合成樹脂の射出成形、スタンピングプレス成形、射出プレス成形の何れか又は組み合わせにより行われているため、発泡アルミと合成樹脂との確実な接合状態が得られる。成形時に、発泡アルミが溶融樹脂の熱を奪うため、樹脂の固化速度が高まり、ボイドの発生も抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、インストルメントパネル本体が、合成樹脂と発泡アルミから成る二層構造であるため、構造が単純で、二次加工が容易である。
請求項6記載の発明によれば、インストルメントパネル本体が、合成樹脂の間に発泡アルミを挟んだ三層構造であるため、発泡アルミの両面が合成樹脂により覆われるため、発泡アルミの酸化防止効果がある。
請求項7記載の発明によれば、インストルメントパネル本体が、発泡アルミの間に合成樹脂を挟んだ三層構造であるため、二層の発泡アルミが中間の合成樹脂により結合され、発泡アルミだけで全部を構成する場合に比べて強度が向上する。
請求項8記載の発明によれば、インストルメントパネル本体における合成樹脂が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミのセルを突き破り、発泡アルミの内部へ浸透した状態になっているため、合成樹脂と発泡アルミとの接合強度が高まる。
請求項9記載の発明によれば、インストルメントパネル本体における合成樹脂が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミのセルを突き破り、発泡アルミの反対側の面まで達してるため、合成樹脂と発泡アルミとの接合強度が更に高まる。
請求項10記載の発明によれば、インストルメントパネル本体における合成樹脂の間に発泡アルミを挟んだ三層構造にした場合に、合成樹脂が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミのセルを突き破り、セル破壊部が貫通して二層の合成樹脂同士が連通した状態になっているため、三層間の接合強度が更に高まる。
静電・電磁シールド性や導電性等の更なる機能を得ることができる自動車のインストルメントパネルを提供する、という目的を、インストルメントパネル本体が、合成樹脂により形成された芯材と、該芯材に接合された発泡アルミとから成り、インストルメントパネル本体の表面に表皮シートが形成されている構造であることより実現した。以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本発明の第1実施例を示す図である。第1実施例は、基本的に合成樹脂3a、5aと発泡アルミ3b、5bとの二層構造から成るインストルメントパネル本体3、5の表面に、表皮シート1を接合することにより、インストルメントパネル2、4を形成している(図1参照)。図3は、インストルメントパネル本体3の成形時の樹脂圧が通常な場合のインストルメントパネル2の断面を示し、図4はインストルメントパネル本体5の成形時の樹脂圧を高めた場合のインストルメントパネル4の断面を示している。
表皮シート1は、加飾された表皮層だけから成る単層構造と、発泡層の上に表皮層を形成した二層構造、さらに、前記二層構造の表皮シート1の表面側にバリア層等を有する多層構造のものがある。この表面シート1は、インストルメントパネル本体3、5の表面形状に合わせて、予め真空成形、圧空成形、熱プレス成形等により、予備賦形しても良く、成形時に加熱軟化して金型の内面へ真空吸着することにより賦形しても良い。
インストルメントパネル本体3、5を構成する発泡アルミ3b、5bは、軽量、比重0.3(0.2〜0.8の範囲で可変)であり、静電・電磁シールド性、導電性、伝熱性、防音性、遮音性、衝撃吸収性がある。発泡アルミ3b、5bは大きいブロックから必要に応じて切出し又はスライス加工して使用する。
切り出し、又はスライス加工した物の断面切口は、発泡アルミ3b、5bのセル断面が露出している。切出し又はスライス加工した発泡アルミ3b、5bをプレス圧縮又はローラープレスすることでヤング率を高めることが可能である。圧縮することで体積が減るため、比重は大きくなる。圧縮した発泡アルミ3b、5bを更にプレス成形して、インストルメントパネル本体3、5に相応する形状に予備賦形する。
そして、図2に示すように、予備賦形した表皮シート1と、発泡アルミ3b、5bを、一対の成形金型M内にインサート又はインモールドする。キャビティ空間Cを形成する内面には、吸引通路Vの吸引口が形成され、表皮シート1及び発泡アルミ3b、5bをそれぞれ内面に吸着した状態にしている。次に、表皮シート1と、発泡アルミ3b、5bの間のキャビティ空間C内に溶融した合成樹脂3a、5aを射出して、合成樹脂3a、5aの成形を行う。
成形方法は、通常の射出成形、スタンピング成形、射出プレス成形の何れでも良く、それらの組み合わせでも良い。表皮シート1と発泡アルミ3b、5bの間に射出された合成樹脂3a、5aは、発泡アルミ3b、5bと強力に接合してインストルメントパネル本体3、5を形成すると共に、インストルメントパネル本体3、5の表面に表皮シート1を接合する。
発泡アルミ3b、5bをインサート又はインモールドするため、成形時に発泡アルミ3b、5bが溶融樹脂の熱を奪い、合成樹脂3a、5aの固化速度が高まることとなり、合成樹脂3a、5a側におけるボイドの発生が抑制される。
合成樹脂3a、5aは、前記の成形方法に使用できる材料であれば何でも良い(例えばポリプロピレン)。また、合成樹脂3a、5a中に、強度を高めるための強化フィラーを混合しても良い。
強化フィラーとしては、短繊維のガラスフィラー(GF)、長繊維のガラスフィラー(LGF)、ランダム長繊維のガラスフィラー(RGF・GMTガラスマットサーモプラスチック)、ガラス繊維織物(TGF)、短繊維の炭素繊維(CF)、長繊維の炭素繊維(LCF)、ランダム長繊維の炭素繊維(RCF)、炭素繊維織物(TCF)、ステンレスの短繊維(SF)、ステンレスの長繊維(LSF)などの強化繊維を使用することができる。他にも、タルク、マイカ(雲母)、貝殻紛、植物繊維が使用でき、上記フィラーとのランダムな組み合わせが容易で使用用途に応じた物性値(曲げ弾性率、引っ張り破断点強度、Izod衝撃値)が得られる。
成形時の樹脂圧が通常でも、合成樹脂3aが発泡アルミ3bのセルを突き破り、発泡アルミ3bの内部へ部分的に浸透した状態のインストルメントパネル本体3を有するインストルメントパネル2となる(図3参照)。従って、発泡アルミ3bに対する合成樹脂3aのアンカー効果により、合成樹脂3aと発泡アルミ3bとの接合強度が高まる。
成形時の樹脂圧が高い場合には、合成樹脂5aが発泡アルミ5bのセルを突き破って反対側の面まで達した状態のインストルメントパネル本体5を有するインストルメントパネル4となる(図4参照)。従って、合成樹脂5aと発泡アルミ5bとの接合強度が更に高まる。
この第1実施例によれば、インストルメントパネル2、4が、合成樹脂3a、5aを芯材として、その裏面に発泡アルミ3b、5bを接合したインストルメントパネル本体3、5を形成し、且つ表面に表皮シート1を接合した三層構造になる。インストルメントパネル本体3、5が合成樹脂3a、5aと発泡アルミ3b、5bから成る二層構造であるため、構造が単純で、二次加工が容易である。しかも、このインストルメントパネル2、4は、発泡アルミ3b、5bを車体の金属部分に締結した状態で車体に対して組み付け可能である。
インストルメントパネル本体3、5の芯材である合成樹脂3a、5aの裏面に発泡アルミ3b、5bが接合されているため、合成樹脂3a、5aの基本的機能の他に、発泡アルミ3b、5bのもつ静電・電磁シールド性、導電性、伝熱性、防音性、遮音性、衝撃吸収性等の機能を付加をすることができる。
従って、インストルメントパネル2、4の内部に設置された電気・電子部品からのスプリアスの緩和や防止を図ることができる。また、逆にインストルメントパネル2、4の内部の機器に対して、車室内の携帯電話や自動車電話からの電磁波をシールドすることもできる。
発泡アルミ3b、5bにより、インストルメントパネル本体3、5に導電特性が与えられるため、インストルメントパネル本体3、5を利用して通電することも可能となり、簡単な低電力の信号関連等は発泡アルミ3b、5b部分を利用して伝達することができる。
更に、インストルメントパネル本体3、5の裏面にある発泡アルミ3b、5bにより、低級音の発生を抑制できるため、従来のように裏面に不織布、吸音材、防音材等を貼る必要がなく、コストの面で有利である。
加えて、インストルメントパネル本体3、5の発泡アルミ3b、5bを車体の金属部分に締結した状態で車体に対して組み付け可能であるため、日射により高まったインストルメントパネル2、4の熱を、伝熱性の良い(樹脂に比べて)発泡アルミ3b、5bを介しての車体側に逃がすことができ、空調による冷房効果を高めることができる。空調のコンプレッサに加わるエネルギーも減少できるので、燃費の面でも有利である。
図5及び図6は、本発明の第2実施例を示す図である。第2実施例に係るインストルメントパネル6、8では、第1実施例とインストルメントパネル本体7、9の部分だけ相違するので、インストルメントパネル本体7、9の構造のみを詳しく説明する。
第2実施例では、基本的に合成樹脂7a、9aの間に、発泡アルミ7b、9bを挟んだ三層構造からなるインストルメントパネル本体7、9に、表皮シート1を接合することで、インストルメントパネル6、8を形成している。図5は、インストルメントパネル本体7の成形時の樹脂圧が通常な場合のインストルメントパネル6を示し、図6はインストルメントパネル本体9の成形時の樹脂圧を高めた場合のインストルメントパネル8を示している。
図5の樹脂圧が通常の場合は、合成樹脂7aが発泡アルミ7bのセルを突き破り、発泡アルミ7bの内部へ部分的に浸透した状態となる。図6の樹脂圧が高い場合には、合成樹脂9aが発泡アルミ9bのセルを突き破り、セル破壊部が貫通して二層の合成樹脂9a同士が連通した状態になっている。従って、合成樹脂9aと発泡アルミ9bから成る三層間の接合強度が更に高まる。
また、発泡アルミ7b、9bを合成樹脂7a、9aの間に挟んだ三層構造は、発泡アルミ7b、9bの両面が合成樹脂7a、9aにより覆われるため、発泡アルミ7b、9bの酸化防止効果がある。
図7及び図8は、本発明の第3実施例を示す図である。第3実施例に係るインストルメントパネル10、12も、先の実施例とインストルメントパネル本体11、13の部分だけ相違するので、インストルメントパネル本体11、13の構造のみを詳しく説明する。
第3実施例では、基本的に発泡アルミ11b、13bの間に、合成樹脂11a、13aを挟んだ三層構造からなるインストルメントパネル本体11、13に、表皮シート1を接合することにより、インストルメントパネル10、12を形成している。図7は、インストルメントパネル本体11の成形時の樹脂圧が通常な場合のインストルメントパネル10を示し、図8はインストルメントパネル本体13の成形時の樹脂圧を高めた場合のインストルメントパネル12を示している。
図7の樹脂圧が通常の場合は、合成樹脂11aが発泡アルミ11bのセルを突き破り、発泡アルミ11bの内部へ部分的に浸透した状態となる。図8の樹脂圧が高い場合には、合成樹脂13aが発泡アルミ13bのセルを突き破って反対側の面まで達した状態となる。従って、合成樹脂13aと発泡アルミ13bとの接合強度が更に高まる。
発泡アルミ11b、13bの間に合成樹脂11a、13aを挟んだ三層構造であるため、二層の発泡アルミ11b、13bが中間の合成樹脂11a、13aにより結合され、発泡アルミ11b、13bだけで全部を構成する場合に比べて強度が向上する。
インストルメントパネル本体11、13の表面に表皮シート1を形成したため、インストルメントパネル本体11、13において発泡アルミ11b、13bが表面側に形成されていても、外観品質を保つことができる。
本発明のインストルメントパネル2、4、6、8、10、12は、必ずしも表皮シート1をインストルメントパネル本体3、5、7、9、11、13と一体成形する必要はなく、後加工により、インストルメントパネル本体3、5、7、9、11、13の表面に貼着しても良い。
この発明の第1実施例に係るインストルメントパネルを示す斜視図。 この発明の第1実施例に係るインストルメントパネルの製造方法を示す断面図。 この発明の第1実施例に係るインストルメントパネル(通常樹脂圧成形品)を示す部分断面図。 この発明の第1実施例に係るインストルメントパネル(高樹脂圧成形品)を示す部分断面図。 この発明の第2実施例に係るインストルメントパネル(通常樹脂圧成形品)を示す部分断面図。 この発明の第2実施例に係るインストルメントパネル(高樹脂圧成形品)を示す部分断面図。 この発明の第3実施例に係るインストルメントパネル(通常樹脂圧成形品)を示す部分断面図。 この発明の第3実施例に係るインストルメントパネル(高樹脂圧成形品)を示す部分断面図。
符号の説明
1 表皮シート
2、4、6、8、10、12 インストルメントパネル
3、5、7、9、11、13 インストルメントパネル本体
3a、5a、7a、9a、11a、13a 合成樹脂
3b、5b、7b 9b、11b、13b 発泡アルミ
M 成形金型
V 吸引通路
C キャビティ空間

Claims (10)

  1. インストルメントパネル本体(3、5、7、9、11、13)が、合成樹脂(3a、5a、7a、9a、11a、13a)により形成された芯材と、該芯材に接合された発泡アルミ(3b、5b、7b、9b、11b、13b)とから成り、
    前記発泡アルミ(3b、5b、7b、9b、11b、13b)を車体の金属部分に締結した状態で車体に対して組み付け可能な構造であることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  2. 請求項1記載の自動車のインストルメントパネル(2、4、6、8、10、12)であって、
    前記インストルメントパネル本体(3、5、7、9、11、13)の表面に表皮シート(1)が形成されていることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の自動車のインストルメントパネル(2、4、6、8、10、12)であって、
    前記インストルメントパネル本体(3、5、7、9、11、13)の合成樹脂(3a、5a、7a、9a、11a、13a)が強化フィラーを含んでいることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車のインストルメントパネル(2、4、6、8、10、12)であって、
    前記インストルメントパネル本体(3、5、7、9、11、13)の合成樹脂(3a、5a、7a、9a、11a、13a)と発泡アルミ(3b、5b、7b、9b、11b、13b)の接合が、射出成形、スタンピングプレス成形、射出プレス成形の何れか又は組み合わせにより行われていることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車のインストルメントパネル(2、4)であって、
    前記インストルメントパネル本体(3、5)が、合成樹脂(3a、5a)と発泡アルミ(3b、5b)から成る二層構造であることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車のインストルメントパネル(6、8)であって、
    前記インストルメントパネル本体(7、9)が、合成樹脂(7a、9a)の間に発泡アルミ(7b、9b)を挟んだ三層構造であることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  7. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車のインストルメントパネル(10、12)であって、
    前記インストルメントパネル本体(11、13)が、発泡アルミ(11b、13b)の間に合成樹脂(11a、13a)を挟んだ三層構造であることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車のインストルメントパネル(2、6、10)であって、
    前記インストルメントパネル本体(3、7、11)における合成樹脂(3a、7a、11a)が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミ(3b、7b、11b)のセルを突き破り、発泡アルミ(3b、7b、11b)の内部へ浸透した状態になっていることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  9. 請求項5又は請求項7に記載の自動車のインストルメントパネル(4、12)であって、
    前記インストルメントパネル本体(5、13)における合成樹脂(5a、13a)が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミ(5b、13b)のセルを突き破り、発泡アルミ(5b、13b)の反対側の面まで達してることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
  10. 請求項6に記載の自動車のインストルメントパネル(8)であって、
    前記インストルメントパネル本体(9)における合成樹脂(9a)が、成形時の樹脂圧により、発泡アルミ(9b)のセルを突き破り、セル破壊部が貫通して二層の合成樹脂(9a)同士が連通した状態になっていることを特徴とする自動車のインストルメントパネル。
JP2003412089A 2003-12-10 2003-12-10 自動車のインストルメントパネル Expired - Fee Related JP4185855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003412089A JP4185855B2 (ja) 2003-12-10 2003-12-10 自動車のインストルメントパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003412089A JP4185855B2 (ja) 2003-12-10 2003-12-10 自動車のインストルメントパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005170198A JP2005170198A (ja) 2005-06-30
JP4185855B2 true JP4185855B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=34732639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003412089A Expired - Fee Related JP4185855B2 (ja) 2003-12-10 2003-12-10 自動車のインストルメントパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4185855B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6030480B2 (ja) * 2013-03-04 2016-11-24 本田技研工業株式会社 締結樹脂構造体及びその製造方法
JP6843003B2 (ja) * 2017-06-12 2021-03-17 三菱重工業株式会社 インペラ、回転機械、及びインペラの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005170198A (ja) 2005-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6951264B2 (en) Acoustically attenuating headliner and method for making same
JP5820223B2 (ja) 自動車用防音シート及びその製造方法並びに当該防音シートを用いた自動車用ダッシュサイレンサー
JP4361036B2 (ja) 車両用防音材
US20080067002A1 (en) Acoustic Cover Part for a Vehicle
US5871253A (en) Lining part, particularly a door-lining carrier for motor vehicles
US6971650B2 (en) Grounding line in a vehicle
WO2010035467A1 (ja) 自動車用ダッシュインシュレータ及びその製造方法
US4347276A (en) Dashboard for motor vehicles
US20030124314A1 (en) Structurally enhanced sound and heat energy absorbing liner and related method
JP2009024323A (ja) 多密度音響減衰積層体およびその製造方法
JP2009248883A (ja) 防音材
JP4129427B2 (ja) 多密度インシュレータ型ライナ
JP2005509756A (ja) 一体の防水バリヤを有する防音ドアライナ
EP1430215B1 (en) Engine intake manifold made of noise barrier composite material
JP4185855B2 (ja) 自動車のインストルメントパネル
JP4359620B2 (ja) 自己支持型車体部品
JP2010036675A (ja) 車両用軽量多層構造防音材
KR100946521B1 (ko) 차량용 카페트 및 그 제조방법
JP2007112374A (ja) 車両用内装材
JP6527791B2 (ja) 車両用外装防音材の製造方法
JP2002220009A (ja) 自動車用インシュレータ
JP2005169801A (ja) 加飾シート及びそれを接合した加飾高剛性成形品
JP2005169813A (ja) 複合成形品
JP2012096778A (ja) 自動車用サイレンサー及びその製造方法
RU56267U1 (ru) Панель для изготовления кузовов пассажирских железнодорожных вагонов

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080908

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees