JP4185444B2 - プレス機械のワーク搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス間または加工ステーション間において被加工材であるワークを搬送するためのプレス機械のワーク搬送装置に関する。
従来、タンデムラインにおけるプレス間において一のプレス機械から隣接するプレス機械へワークを搬送する方法としては、例えば、特許文献1に、ロボットを使用して行うことが記載されている。
この方法においては、上流側のプレス機械と下流側のプレス機械との間にロボットが配置され、該ロボットは旋回可能である多関節アームを有しており、当該アームの先端にはワークを把持するアタッチメントが着脱自在に取着されている。
この構成においてワークを搬送するに際しては、上流側のプレス機械で成形が終了したワークを、まず、アーム先端のアタッチメントで把持し、次いで、アームを旋回させワークを下流側のプレス機械内に搬送し、所定位置において把持を解放してワークを載置する。
こうして、ワークを搬送した後、ロボットのアームを旋回して待機位置に復帰させる。
また、上述以外のワーク搬送装置として、特許文献2に、直線往復運動するワーク搬送部と該ワーク搬送部に鉛直方向に回動自在に取着されたワーク把持部とを備えたワーク搬送装置が提案されている。
このワーク搬送部は、各プレスのアプライト間に架設された架台を備え、この架台に設けられたリフト駆動装置をリフトロッドを介してリフトビームと連結することで、リフトビームが昇降自在になっている。
リフトビームには、フィードキャリアがその長手方向に沿って往復移動自在に設けられ、該フィードキャリアには、ワーク把持手段を有するアタッチメントバーが回動自在に取着されたアームが回動自在に設置されている。
特開平10−137997号公報 特願2003−304302号
ところで、特許文献1のロボットを用いたワークの搬送方法では、上流側のプレス本体で成形されたワークを下流側のプレス本体に搬送するためにアームを旋回させているので、旋回するための大きなスペースが必要となっている。
また、上流側のプレス本体と下流側のプレス本体との間隔が大きい場合、アームの長さが長くなり、旋回スペースがさらに増大するという問題がある。
一方、特許文献2の直線往復運動するワーク搬送部と該ワーク搬送部に鉛直軸に回動自在に取着されたワーク把持部とを備えたワーク搬送装置においては、アプライト内側面側にアームが直線往復運動及び回動をするための空間を設けねばならない。
また、ワークが、アームの円運動の回動により搬送される搬送軌跡は円弧状を呈するので、やはりアプライト内側面側にこのワークの搬送軌跡による占有スペースを広くとらなければならない。
そのため、アプライト間隔を広くとる必要があり、既存のプレスラインのようにアプライト間隔を広げられない場合には、装置の取り付けが極めて困難である。
本発明は上記実状に鑑み、回動を利用したワーク搬送装置であり、被加工材であるワークの搬送軌跡の占有スペースが小さく、既存のプレス機間およびプレス内の小さな空間にも適用し得るプレス機械のワーク搬送装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明の請求項1に関わるプレス機械のワーク搬送装置は、プレス間または加工ステーション間でワークを搬送するプレス機械のワーク搬送装置であって、支持部材に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材と、前記アーム部材を回動させるアーム駆動手段と、前記アーム部材の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリアと、前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段と、前記支持部材に固定された第1リンクと前記アーム部材または前記アーム部材に平行なリンクのうちの何れかとを平行リンクに有して構成される平行リンク機構と、前記キャリアに回動自在に支持されるとともに前記第1リンクと平行をなす補助リンクと、前記補助リンクに固定され前記ワークを保持するワーク保持手段を有するアタッチメント部材とを備えて成り、前記アーム部材を回動するとともに前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動することより、水平方向にワークを搬送することを特徴としている。
本発明の請求項2に関わるプレス機械のワーク搬送装置は、プレス間または加工ステーション間でワークを搬送するプレス機械のワーク搬送装置であって、支持部材に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材と、前記アーム部材を回動させるアーム駆動手段と、前記アーム部材の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリアと、前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段と、前記アーム部材と、前記支持部材に固定された第1リンクと、該第1リンクの自由端部に一端部が回動自在に接続され前記アーム部材に平行な第2リンクと、該第2リンクの他端部に一端部が回動自在に接続されるとともに前記アーム部材の自由端部に他端部が回動自在に接続され第1リンクに平行な第3リンクとを有し構成される平行リンク機構と、一端部が前記キャリアに回動自在に支持されるとともに他端部が前記第2リンクの長手方向に沿って移動自在に支持され、前記第1リンクおよび第3リンクに対し平行をなす補助リンクと、前記補助リンクに固定され前記ワークを保持するワーク保持手段を有するアタッチメント部材とを備えて成り、前記アーム部材を回動するとともに前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動することより、水平方向にワークを搬送することを特徴としている。
本発明の請求項3に関わるプレス機械のワーク搬送装置は、プレス間または加工ステーション間でワークを搬送するプレス機械のワーク搬送装置であって、支持部材に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材と、前記アーム部材を回動させるアーム駆動手段と、前記アーム部材の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリアと、前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段と、前記支持部材に中央部が固定された第1リンクと、該第1リンクの一方の自由端部に一端部が回動自在に接続され前記アーム部材に平行な第2リンクと、該第2リンクの他端部に一端部が回動自在に接続されるとともに前記アーム部材の自由端部に中央部が回動自在に接続され第1リンクに平行な第3リンクと、前記第1リンクの他方の自由端部に一端部が回動自在に接続されるとともに前記第3リンクの他端部に他端部が回動自在に接続され第2リンクに平行な第4リンクとを有し構成される平行リンク機構と、中央部が前記キャリアに回動自在に支持されるとともに一端部が前記第2リンクの長手方向に沿って移動自在に支持されるとともに他端部が第4リンクの長手方向に沿って移動自在に支持され前記第1リンクおよび第3リンクに対し平行を成す補助リンクと、前記補助リンクに固定され前記ワークを保持するワーク保持手段を有するアタッチメント部材とを備えて成り、前記アーム部材を回動するとともに前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動させることにより、水平方向にワークを搬送することを特徴としている。
本発明の請求項4に関わるプレス機械のワーク搬送装置は、プレス間または加工ステーション間でワークを搬送するプレス機械のワーク搬送装置であって、支持部材に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材と、前記アーム部材を回動させるアーム駆動手段と、前記アーム部材の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリアと、前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段と、前記キャリアに回動自在に設けられるとともに前記ワークを保持するワーク保持手段を有するアタッチメント部材と、前記キャリアに対して前記アタッチメント部材を回動させるアタッチメント部材駆動手段とを備えて成り、前記アタッチメント部材を回動させつつ、前記アーム部材を回動するとともに前記キャリアを前記アーム部材の長手方向に沿って移動させることにより、水平方向にワークを搬送することを特徴としている。
本発明の請求項1および請求項2に関わるプレス機械のワーク搬送装置によれば、平行リンク機構で把持したワークを、水平方向に搬送元から搬送先へ搬送方向に沿って一直線状に搬送することができるため、ワークの搬送軌跡による占有スペースを最小にすることが可能である。
そのため、プレス機の上下金型間内に無理なく平行リンク機構を入れることができ、新設のラインのみならずレトロフィットとして既存のラインにも組み込むことが可能であり、用途が広汎である。
請求項3に関わるプレス機械のワーク搬送装置によれば、上記の効果に加え、第2リンクに平行な第4リンクをアーム部材の反対側に設けるため、第2リンクの長手方向に沿って移動自在に支持されるとともに他端部が第4リンクの長手方向に沿って移動自在に支持される補助リンクの長さが長く、補助リンクの傾きが少なくなり、補助リンクを第2リンクおよび第4リンクの長手方向に沿って円滑に移動することができる。
請求項4に関わるプレス機械のワーク搬送装置によれば、請求項1および請求項2の効果に加え、アタッチメント部材駆動手段を備えているので、ワーク搬送中に、ワークを意識的に回転駆動させることができる。
その結果、搬送途中で干渉物を回避することが容易になるうえ、金型の都合でワーク姿勢を変えて搬送することが可能になる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例1の水平式振り子フィーダ(ワーク搬送装置)1(以下、フィーダ1と称す)の動作を示す外観図である。
フィーダ1は、被加工材であるワークwを、搬送元のプレス機から水平に同一の姿勢を維持しつつ、搬送方向に沿って一直線状の軌跡(図1中の矢印D1)をもって搬送先のプレス機へ搬送する装置である。
このフィーダ1は、ワークwを搬送するためにプレス間を水平に回動するアーム(アーム部材)2と、アーム2にその長手方向に沿って移動自在に設置されるキャリア3と、ワークwを真空吸着する複数のバキュームカップ(ワーク保持手段)vを具え、キャリア3に回動自在に支持されるクロスバー(アタッチメント部材)4と、搬送に際してワークwの同じ姿勢を維持するためのアーム2を一辺とする平行リンク機構R1と、アーム2を回動自在に枢設するとともにアーム2を鉛直方向に移動するためのブラケット(支持部材)5と、装置固定部Kに固設され、ブラケット5を鉛直方向へ案内するスライドガイドsgとを備え構成されている。
上記装置固定部Kには、アーム2が枢設されるブラケット5を、鉛直方向に移動するためのリフト駆動モータlmが固定されており、リフト駆動モータlmの回転軸(図示せず)は、減速機構g1を介してボールねじb1に接続されている。

このボールねじb1に螺合するボールナットn1が、ブラケット5に固定されている。
この構成により、リフト駆動モータlmを正逆回転駆動することによりその回転力がボールねじb1からボールナットn1に伝達され、ボールナットn1が固定されたブラケット5が、スライドガイドsgに案内され鉛直方向に上下に移動する。
また、ブラケット5には、アーム2を水平方向に回動するためのスィング駆動モータ(アーム駆動手段)wmが固定されており、スィング駆動モータwmの回転軸(図示せず)は、減速機構g2を介してアーム2に接続されている。
よって、このスィング駆動モータwmを正逆回転駆動することによりアーム2が水平方向に回動する。
また、ブラケット5には、キャリア3をアーム2の長手方向に沿って移動するためのスライダ駆動モータ(キャリア駆動手段)smが固定されており、スライダ駆動モータsmの回転軸(図示せず)の回転は、減速機構g3を介してタイミングベルトtbに伝達されている。
このタイミングベルトtbは、アーム2内にその長手方向に沿って配設されるボールねじ(図示せず)に固定されたプーリpに巻装されており、スライダ駆動モータsmの回転力をアーム2内に配設される上記ボールねじの回転力として伝達している。
このボールねじには、キャリア3に固定されるとともにアーム2内に配設されるボールナット(図示せず)が螺合しており、このボールねじが正逆回転駆動することにより、ボールナットが固定されたキャリア3がアーム2の長手方向に沿って往復直線移動する。
図2は、アーム2を一辺とする平行リンク機構R1を用いるワークwの搬送過程を示す概念的上面図である。
平行リンク機構R1は、アーム2と、アーム2に平行なリンク(第2リンク)r2と、アーム2の回動支軸2k廻りでブラケット5に固定支持されるとともにリンクr2の一方端部に回転自在に接続されるリンク(第1リンク)r1と、リンクr2の他方端部およびアーム2の先端部の自由端部に回転自在に接続されリンクr1と平行なリンク(第3リンク)r3とを有して構成されている。
なお、本実施例においては、図2(a)に示すように、リンクr1が、ワークwの搬送方向(図2中の矢印D1)に平行にブラケット5に固定されている場合を例示しているが、必ずしも平行でなくともよい。
また、平行リンク機構R1内には、リンクr1およびリンクr3に平行な補助リンクrhが、キャリア3に回動自在に軸支されるとともに、リンクr2の長手方向に移動自在に取着された中間体c1に回動自在に支持されている。
補助リンクrhには、キャリア3における補助リンクrhの回動支軸3sに回転自在に支持されるクロスバー4が、該補助リンクrhの長手方向に直角に固定されている。
このように平行リンク機構R1を構成することにより、アーム2を、スィング駆動モータwmにより回動支軸2k廻りに時計方向に回動してワークwを搬送する場合に、図2に示すように、平行リンク機構R1は、経時的に順次、図2(a)、図2(b)、図2(c)に示す状態に変化する。
ここで、リンクr1は、ワークwの搬送方向に平行に固定されているため、リンクr3および補助リンクrhは、リンクr1と平行の軌跡を描くため、補助リンクrhに直角に固定されたクロスバー4はこの状態が維持されつつ移動する。
そのため、クロスバー4の複数のバキュームカップvに吸着されたワークwは、同じ姿勢を保ったまま搬送元のプレス機から搬送先のプレス機へ搬送されることになる。
ところで、ワークwの搬送において、キャリア3をアーム2に固定した場合には、キャリア3は、アーム2と同じく円弧状の軌跡を描くことになり、クロスバー4も円弧状の軌跡を描き、ワークwも同様に円弧状の軌跡を描きつつ搬送される。
しかしながら、本実施例のフィーダ1は、アーム2の回転角をエンコーダ等を用いて検出し、その回転角に基づき、キャリア3を、スライダ駆動モータsmを駆動してアーム2に対して所定距離移動させ、ワークwが、搬送方向に沿って一直線状の軌跡を描いて搬送されるように制御している。
すなわち、ワークwは、経時的に順次、図2(a)、図2(b)、図2(c)に示すように、一定の姿勢を維持したまま、搬送方向に沿って一直線状(図2の矢印D1)に搬送されることになる。
このように、ワークwが搬送方向に沿って一直線状に搬送されるため、ワークwの搬送軌跡が占有する空間が最小となり、搬送に際して、ワークwが、プレス機の部材に接触または当接することが未然に防止できる。
次に、上述した構成のフィーダ1により、ワークwを搬送する過程について説明する。
まず、スィング駆動モータwmを駆動して、平行リンク機構R1を図2(b)に示す待機位置から矢印A1に示すように回動して、図2(a)に示すように、ワークwの在る搬送元のプレス機の上下金型間に入れる。
続いて、リフト駆動モータlmを駆動して、平行リンク機構R1が取着されたブラケット5を、スライドガイドsgに沿って所定の高さまで下降させ、複数のバキュームカップvにより真空を用いてワークwを吸着する。
さらに続いて、リフト駆動モータlmを駆動して、ワークwを吸着したまま、ブラケット5を、スライドガイドsgに沿って所定の高さまで上昇させる。
そして、スィング駆動モータwmを駆動して、図2(a)の矢印B1に示すようにワークwを把持したアーム2を含む平行リンク機構R1を回動するとともに、アーム2の回転角を検出してスライダ駆動モータsmを駆動してワークwを把持したキャリア3をアーム2に対して図2(a)の矢印C1に示すように所定の距離移動し、ワークwを、搬送方向に沿って一直線状(図2中の矢印D1)に搬送し、図2(b)に示す位置まで搬送する。
さらに、スィング駆動モータwmを駆動して、図2(b)に示すように、ワークwを把持したアーム2を含む平行リンク機構R1を矢印B2に示すように回動するとともに、アーム2の回転角を検出してスライダ駆動モータsmを駆動してワークwを把持したキャリア3をアーム2に対して図2(b)の矢印C2に示すように所定の距離移動し、ワークwを、搬送方向に沿って一直線状(図2中の矢印D1)に搬送し、図2(c)に示す搬送先のプレス機の上下金型内の所定位置まで搬送する。
この搬送先の所定位置において、リフト駆動モータlmを駆動して、ワークwを所定の高さまで下降させ、複数のバキュームカップvによるワークwの吸着を取り止め、ワークwを解放して載置する。
続いて、リフト駆動モータlmを駆動して、ブラケット5を所定の高さまで上昇させ、次にスィング駆動モータwmを駆動して、アーム2を含む平行リンク機構R1を、図2(c)の矢印F1に示すように回動し、図2(b)に示す待機位置まで復帰させる。
上記構成によれば、偏平構造のアーム2を含む平行リンク機構R1を、水平方向に搬送元へ回動してバキュームカップvによりワークwを把持し、搬送元から搬送先へ搬送方向に沿って一直線状に移動するため、平行リンク機構Rをプレス機の上下金型間に円滑に入れることができる。
また、ワークwを搬送方向に沿って一直線状に移動するため、ワークwの搬送に際してワークwの搬送軌跡の占有スペースを最小にすることができる。
そのため、既存のプレスラインの柱、金型等に、平行リンク機構R1、ワークwが、接触または当接することが防止でき、新設のラインのみならず既存のラインに組み込むことが可能であり、用途が広汎である。
そのため、プレス間ピッチが小さなタンデムプレスライン等にも適用可能である。
また、アーム2の長手方向に移動するキャリア3とアーム2を含む平行リンク機構R1を具える構成であり、構成が簡素で既存のプレスへのレトロフィットとしても適用できる。
なお、上述した平行リンク機構R1は、アーム2を1辺とする平行リンク機構であれば、上述の実施例に限定されるものではない。
次に、本発明の実施例1の変形例について説明する。
この変形例は、実施例1における平行リンク機構R1の構成のみを変更したものであり、その他の構成は、上述の構成と全く同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を用いて表し、詳細な説明は省略する。
アーム近傍部の概念的上面図である図3に示すように、実施例1のリンクr1をアーム2側に延在して構成しリンク(第1リンク)r1′するとともに、実施例1のリンクr3をアーム2側に延在して構成しリンク(第3リンク)r3′としている。
加えて、アーム2に対してリンクr2と対称なリンク(請求項1の平行なリンク、第4リンク)r4を設けている。
このリンクr4の一方端部をリンクr1′の自由端部と回動自在に接続するとともに、リンクr4の他方端部をリンクr3′の自由端部と回動自在に接続し、リンクr1′、リンクr3′、リンクr2、およびリンクr4によって平行リンク機構R2を構成している。
そして、アーム2は、ブラケット5における回動支軸2k廻りに回動自在に支持され、また、アーム2の自由端部が、リンクr3′の中央部に回転自在に接続されている。
なお、リンクr1′は、その中央部がアーム2の回動支軸2kでブラケット5に、ワークwの搬送方向と平行に固定されている。
また、平行リンク機構R2内には、実施例1の補助リンクrhをアーム2側に延在して構成した補助リンクrh′を、リンクr1′およびリンクr3′に平行に設け、この補助リンクrh′の一方端部を、リンクr4の長手方向に移動自在に取着した中間体c2に回動自在に接続している。
また、クロスバー4は、キャリア3に回動自在に支持されるとともに、補助リンクrh′に、該補助リンクrh′の長手方向に対し直角に固定されている。
すなわち、平行リンク機構R2において、アーム2が回動した場合、補助リンクrh′は、ワークwの搬送方向と平行に固定されたリンクr1′およびリンクr3′に対して、常に平行な状態を維持し、クロスバー4は、搬送方向に対して直角の状態を維持する。
上記構成によりワークwを搬送するに際しては、ワークwの搬送状態を示す概念的上面図である図4に示すように、スィング駆動モータwmを駆動することによりアーム2をワークwの搬送元から搬送先へ向け回動(図4中の矢印B3)する。
そして、アーム2の回動角を検出してスライダ駆動モータsmを駆動することによりキャリア3を所定距離移動して、ワークwを、図4(a)に示す搬送元から図4(b)に示す状態を経由して図4(c)に示す搬送先へ、搬送方向に沿って一直線状(図4中の矢印D2)に搬送する。
上記実施例1の変形例の構成においても、上述の実施例1と同様な作用効果を奏する。
また、上述の実施例1と異なり、リンクr4をアーム2に対してリンクr2と対称に設けているため、補助リンクrh′の長さは、実施例1の補助リンクrh(図2参照)に比較して2倍になっており、実施例1における補助リンクrhの両端部の回動支持部のはめ合いと、補助リンクrh′の両端部の回動支持部のはめ合いが同じであるとすると、補助リンクrh′の長さが補助リンクrhの2倍の長さを有するため、補助リンクrh′のはめ合いガタに起因する傾きは補助リンクrhの傾きの1/2に抑えられることになる。
そのため、補助リンクrh′の一方端部を回動自在に支持する中間体c1のリンクr2に対する傾きが減少して移動が円滑になり、中間体c1がリンクr2に引っ掛かりこじることが防止できる。
同様に、補助リンクrh′の他方端部を回動自在に支持した中間体c2のリンクr4に対するはめ合いガタに起因する傾きが少なく、中間体c2のリンクr4に対する移動が円滑である。
なお、上述の実施例の変形例においては、リンクr4をアーム2に対してリンクr2と対称に設けた場合を例示したが、リンクr4を、リンクr2についてアーム2の反対側に平行に設ければよく、必ずしも、リンクr2と対称に設ける必要はない。
なお、上述の平行リンク機構R2は、アーム2に対して平行なリンクを1辺とする平行リンク機構であれば、上述の実施例に限定されるものではない。

実施例2は、実施例1で説明した平行リンク機構R1、R2を用いることなく、アーム近傍部の概念的上面図である図5に示すように、アーム(アーム部材)22の長手方向に移動自在に支持されるキャリア23に、クロスバー(アタッチメント部材)24を回転駆動する位置制御モータ(アタッチメント部材駆動手段)imを設けた構成である。
すなわち、この位置制御モータimの回転軸を、減速機構(図示せず)を介してクロスバー24に接続したものである。
上記以外の構成は、実施例1と同様な構成であるから、同一の構成要素には同一の符号を付して表し、詳細な説明は省略する。
実施例2の構成においては、アーム22を回動支軸22k廻りに回動するスィング駆動モータwmと、クロスバー(アタッチメント部材)24をキャリア23に対して回動する位置制御モータimとの間で同期をとっており、アーム22の回動角と同じ角度、クロスバー24をキャリア23およびアーム22に対して逆廻りに回動するように構成している。
このように、アーム22を回動支軸22k廻りに回動してワークwを搬送するに際して、アーム22とクロスバー24とを、互いに同期をとりながら逆方向に回動することにより、クロスバー24の水平方向における姿勢を、ワークwの搬送に際して、常に同一姿勢に維持することが可能であり、ワークwの姿勢を変えることなく搬送元から搬送先へ搬送することができる。
ところで、ワークwの搬送に際して、アーム22を回動する間、アーム22に対するキャリア23の位置を変えなければ、ワークwは円弧状の軌跡をもって搬送される。
しかしながら、実施例1と同様に、ワークwの搬送に際して、スィング駆動モータwmにより回動されるアーム22の回動角を検知して、その回動角によりスライダ駆動モータsmを駆動制御して、キャリア23をアーム22の長手方向に所定距離移動している。
この駆動制御により、図5(a)に示すワークwの搬送元から、図5(b)に示すワークwの搬送中の状態を経由し、図5(c)に示す搬送先へのワークwの搬送軌跡を、図5に示すように、搬送方向に沿って一直線状(図5中の矢印D3)になるように構成している。
このように、アーム22を回動してワークwを搬送するに際して、アーム22とクロスバー24とを、互いに同期をとりながら逆方向に回動するとともに、キャリア23をアーム22の長手方向に移動することにより、ワークwを、その姿勢変えることなく、搬送方向に沿って一直線状(図5中の矢印D3)に搬送することができる。
上記構成においても、上述の実施例1と同様な顕著な作用効果を奏する。
さらに、アタッチメント部材駆動手段を備えているので、ワーク搬送中にワークを意識的に回転駆動することができる。その結果、搬送途中で干渉物を回避することが容易になるうえ、金型の都合でワークの姿勢を変えて搬送することが可能になる。
本発明の活用例として、被加工材のプレス機間の搬送、或いは順送りステーション間などの加工ステーション間の被加工材の搬送に適用可能である。
本発明の実施例1の水平式振り子フィーダの動作を示す外観図。 (a)、(b)、および(c)は、実施例1のワークの搬送過程を示すアームを含む平行リンク機構近傍の搬送元における概念的上面図、搬送中の概念的上面図、および搬送先における概念的上面図。 本発明の実施例1の変形例のアーム近傍部を示す概念的上面図。 (a)、(b)、および(c)は、実施例1の変形例のワークの搬送過程を示すアームを含む平行リンク機構近傍の搬送元における概念的上面図、搬送中の概念的上面図、および搬送先における概念的上面図。 (a)、(b)、および(c)は、実施例2のワークの搬送過程を示すアーム部近傍の搬送元における概念的上面図、搬送中の概念的上面図、および搬送先における概念的上面図。
符号の説明
1…水平式振り子フィーダ(ワーク搬送装置)、
2、22…アーム(アーム部材)、
3、23…キャリア、
4、24…クロスバー(アタッチメント部材)、
5…ブラケット(支持部材)、
im…位置制御モータ(アタッチメント部材駆動手段)、
R1、R2…平行リンク機構、
r1、r1′…リンク(第1リンク)、
r2…リンク(第2リンク)、
r3、r3′…リンク(第3リンク)、
r4…リンク(請求項1の平行なリンク、第4リンク)、
rh、rh′…補助リンク、
sm…スライダ駆動モータ(キャリア駆動手段)、
v…バキュームカップ(ワーク保持手段)、
w…ワーク、
wm…スィング駆動モータ(アーム駆動手段)。

Claims (4)

  1. プレス間または加工ステーション間でワーク(w)を搬送するプレス機械のワーク搬送装置(1)であって、
    支持部材(5)に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材(2)と、
    前記アーム部材(2)を回動させるアーム駆動手段(wm)と、
    前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリア(3)と、
    前記キャリア(3)を前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段(sm)と、
    前記支持部材(5)に固定された第1リンク(r1、r1′)と、前記アーム部材(2)または前記アーム部材(2)に平行なリンク(r4)のうちの何れかとを平行リンクに有して構成される平行リンク機構(R1、R2)と、
    前記キャリア(3)に回動自在に支持されるとともに前記第1リンク(r1、r1′)と平行をなす補助リンク(rh、rh′)と、
    前記補助リンク(rh、rh′)に固定され前記ワーク(w)を保持するワーク保持手段(v)を有するアタッチメント部材(4)とを備えて成り、
    前記アーム部材(2)を回動するとともに前記キャリア(3)を前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動することより、水平方向にワーク(w)を搬送する
    ことを特徴とするプレス機械のワーク搬送装置。
  2. プレス間または加工ステーション間でワーク(w)を搬送するプレス機械のワーク搬送装置(1)であって、
    支持部材(5)に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材(2)と、
    前記アーム部材(2)を回動させるアーム駆動手段(wm)と、
    前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリア(3)と、
    前記キャリア(3)を前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段(sm)と、

    前記アーム部材(2)と、前記支持部材(5)に固定された第1リンク(r1)と、該第1リンク(r1)の自由端部に一端部が回動自在に接続され前記アーム部材(2)に平行な第2リンク(r2)と、該第2リンク(r2)の他端部に一端部が回動自在に接続されるとともに前記アーム部材(2)の自由端部に他端部が回動自在に接続され第1リンク(r1)に平行な第3リンク(r3)とを有し構成される平行リンク機構(R1)と、
    一端部が前記キャリア(3)に回動自在に支持されるとともに他端部が前記第2リンク(r2)の長手方向に沿って移動自在に支持され、前記第1リンク(r1)および第3リンク(r3)に対し平行をなす補助リンク(rh)と、
    前記補助リンク(rh)に固定され前記ワーク(w)を保持するワーク保持手段(v)を有するアタッチメント部材(4)とを備えて成り、
    前記アーム部材(2)を回動するとともに前記キャリア(3)を前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動することより、水平方向にワーク(w)を搬送する
    ことを特徴とするプレス機械のワーク搬送装置。
  3. プレス間または加工ステーション間でワーク(w)を搬送するプレス機械のワーク搬送装置(1)であって、
    支持部材(5)に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材(2)と、
    前記アーム部材(2)を回動させるアーム駆動手段(wm)と、
    前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリア(3)と、
    前記キャリア(3)を前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段(sm)と、
    前記支持部材(5)に中央部が固定された第1リンク(r1′)と、該第1リンク(r1′)の一方の自由端部に一端部が回動自在に接続され前記アーム部材(2)に平行な第2リンク(r2)と、該第2リンク(r2)の他端部に一端部が回動自在に接続されるとともに前記アーム部材(2)の自由端部に中央部が回動自在に接続され第1リンク(r1′)に平行な第3リンク(r3′)と、前記第1リンク(r1′)の他方の自由端部に一端部が回動自在に接続されるとともに前記第3リンク(r3′)の他端部に他端部が回動自在に接続され第2リンク(r2)に平行な第4リンク(r4)とを有し構成される平行リンク機構(R2)と、
    中央部が前記キャリア(3)に回動自在に支持されるとともに一端部が前記第2リンク(r2)の長手方向に沿って移動自在に支持されるとともに他端部が第4リンク(r4)の長手方向に沿って移動自在に支持され前記第1リンク(r1′)および第3リンク(r3′)に対し平行を成す補助リンク(rh′)と、
    前記補助リンク(rh′)に固定され前記ワーク(w)を保持するワーク保持手段(v)を有するアタッチメント部材(4)とを備えて成り、
    前記アーム部材(2)を回動するとともに前記キャリア(3)を前記アーム部材(2)の長手方向に沿って移動させることにより、水平方向にワーク(w)を搬送する
    ことを特徴とするプレス機械のワーク搬送装置。
  4. プレス間または加工ステーション間でワーク(w)を搬送するプレス機械のワーク搬送装置(1)であって、
    支持部材(5)に基端部を支持され水平方向へ回動自在であるアーム部材(22)と、
    前記アーム部材(22)を回動させるアーム駆動手段(wm)と、
    前記アーム部材(22)の長手方向に沿って移動自在に支持されるキャリア(23)と、
    前記キャリア(23)を前記アーム部材(22)の長手方向に沿って移動させるキャリア駆動手段(sm)と、
    前記キャリア(23)に回動自在に設けられるとともに前記ワーク(w)を保持するワーク保持手段(v)を有するアタッチメント部材(24)と、
    前記キャリア(23)に対して前記アタッチメント部材(24)を回動させるアタッチメント部材駆動手段(im)とを備えて成り、
    前記アタッチメント部材(24)を回動させつつ、前記アーム部材(22)を回動するとともに前記キャリア(23)を前記アーム部材(22)の長手方向に沿って移動させることにより、水平方向にワーク(w)を搬送する
    ことを特徴とするプレス機械のワーク搬送装置。
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