JP4184012B2 - ラジオコントロール玩具用トローリングボートおよびトローリング方法 - Google Patents

ラジオコントロール玩具用トローリングボートおよびトローリング方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は陸上からラジオコントロール操作によって操縦するトローリングボート玩具において、該ボートによってトローリング(魚の曳釣り)を行うことを可能としたラジオコントロールボート玩具並びにそのボートを利用したトローリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平9−248111号公報
従来の上記技術は、釣り用の仕掛けを遠くの釣りポイントに搬送させる手段であって、介装体を保持体に保持させた状態で搬送航走体を水に浮かべ、推進手段からの推進力によって釣りポイントに向け前進させ、搬送航走体が釣りポイントに到達した際に、送り道糸に所定値以上の引張り力を作用させ、介装体を保持体の保持から解放させる。この結果、ハリス等の釣り用仕掛けは自重によって水底に向かって落下し、検出センサが介装体が保持体から離脱したことを検出して推進手段の作動を停止させ、搬送航走体を釣りポイントにおいて停止させる。そして、この釣り用仕掛けに魚が食いつくと、リールによって道糸を次々と巻取るが、該介装体はガイドに当接するので搬送航走体は仕掛け、魚と一体となって岸に引き寄せられ回収されるというものである。
【0003】
【特許文献2】
特開平11−169041号公報
上記はラジオコントロールボート玩具であって、電動リール付きラジオコントロールボートによって、陸上で発信機から第1チャンネルの信号を発信して第1サーボモーターを回動させ、その回動力でラジオコントロールボートの舵を左右に操作でき、また、第2チャンネルの信号を発信して高速モーターを回転させることによってスクリューを回転させることができるので、遠隔操作によって、釣竿とその釣竿に取付けられた釣糸を巻き上げるための電動リールが搭載されたラジオコントロールボートを目的のポイントに走航させることができ、そこで発信機から第3チャンネルの信号を発信して第3サーボモーターを回動させ、その回動力によって電動リールのメインスイッチをオン状態とした後、第4チャンネルの信号を発信して第4サーボモーターを回動させて、その回動力でクラッチレバーをオフ状態(クラッチが効いてない状態)とし、釣糸の先端部をその錘の自重によって水中に垂らすことができる。釣糸を水中に垂らした後、第4チャンネルの信号でクラッチレバーをオン状態として、釣糸の先端部を水中で固定して、魚が釣糸の針に掛かった場合に釣竿が引かれる状態とする。そして、魚が針に掛かったことを釣竿の引かれ具合やラジオコントロールボートの動きによって察知した後、発信機から第5チャンネルの信号を発信して第5サーボモーターを回動し、釣糸巻き上げスイッチをオン状態とする。こうして釣糸を巻き上げることで、容易に魚を釣り上げることができる。その後、ラジオコントロールボートを第1及び第2チャンネルの信号によって遠隔操作することで、釣り上げた魚を岸など所定の位置に運ぶことができるというものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記した如く、仕掛けを沖に運ぶことを目的とした自走式航走体であっては走航中に仕掛けを水面で曳くことができず、トローリングをすることは不可能であった。
また、ボートを沖に停泊させて該ボートに搭載したラジオコントロール制御方式の釣具を操作して魚を釣る構造であっても、走航中には仕掛けを水面で曳くことができないのでトローリングはできなかった。
【0005】
本発明は前記した問題点を解決せんとするものであり、曳き釣りの仕掛けをラジオコントロールボートを介して、釣人の釣竿から繰り出される道糸と連結させて、ボートを魚の群れの中にラジオコントロール操作によって誘導し、魚がヒット(針掛り)した後は釣人自身が持つ釣竿のリールを巻き取ることによって、道糸を手繰り寄せて魚を取り込めるようにしたトローリングボート玩具ならびにそのボートを利用したトローリング方法の開発に関する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のラジオコントロールボート玩具の構造は前記課題の解決を図らんとするものであって、請求項1に示す如くボートの艫の位置に先端に幹糸案内リングを有したトローリングロッドを立設固定し、ボートのみよしの位置に先端に道糸案内リングを有した道糸支持用ロッドを立設固定することによって達成される。
【0007】
また、本発明のトローリングボートを利用したトローリング方法は請求項2に示す如くラジオコントロールボートの艫に立設固定したトローリングロッドの先端の幹糸案内リングに曳釣りの仕掛けを結束した幹糸を挿通させストッパーに結束し、リールに巻かれた道糸を、前記ボートのみよしに立設固定された道糸支持用ロッドの先端の道糸案内リングを挿通させ前記ストッパーに結束し、曳釣りの仕掛けと道糸とが前記ボートに固定された幹糸案内リングおよび道糸案内リングを介して一体となった状態でボートを走航させることによって達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るラジオコントロールボート玩具の構造並びにトローリング方法の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本願発明にかかるボートの全体の外観を示し、1はラジオコントロールボート本体にして、たとえば京商株式会社製「ラジオコントロールサーファー」(商品名)、「アトランティオ600」(商品名)の如く一般に市販されているラジオコントロールボート玩具を用いる。
【0009】
2はボート本体1の艫(船の後尾部分)に立設固定されたトローリングロッドにして、ボート本体1に設けられたロッド取り付け孔1aに嵌合してボート1に図示しない手段によって強固に固定されている。
トローリングロッド2は魚の引きに対応できる程度の柔軟性を有したグラスロッド、竹製のロッドを用いる。該ロッドの長さはボート長の2分の一程度が望ましいがそれ以上長くても、短くても問題はない。また、トローリングロッド2の先端には後述する幹糸案内用の幹糸案内リング2aが取り付けられている。
【0010】
3はボート本体1のみよし(船の先端部分)に立設固定された道糸支持用ロッドにして、ボート1に設けられたロッド取り付け孔1bに嵌合してボート本体1に図示しない手段によって強固に固定されている。
道糸支持用ロッド3は直接魚の引きの影響を受けることはなく、道糸が絡まないように案内する為のロッドであるから、特段の柔軟性を必要とすものではないので、グラスロッドのほか、樹脂製のロッド、ステンレス等の金属製のロッドを用いても良い。該ロッドの長さはボート長と同程度が望ましいがそれ以上長くても、短くても問題はない。また、道糸支持用ロッド3の先端には後述する道糸案内用の道糸案内リング3aが取り付けられている。
また、道糸支持用ロッド3には後述するラジオコントロール受信機から配出されるアンテナ4が縛糸5によって一体的に取り付けられている。
なお、道糸支持用ロッド3に金属製のロッドを用いた場合には、それ自体をアンテナとして利用することもできる。
【0011】
図2はボート本体の内部構造の概略を示したものであり、ボートがラジオコントロールによって駆動される為の部品、バッテリー11、モーター12、サーボ13、受信機14が格納されており、外部からのラジオコントロール操作によってボートのスクリュー15が図示しない舵と共に遠隔制御され、航行することとなる。
【0012】
ボート本体は水密構造となっており、沈没しない構成になっている。さらにボート本体の左右にフロート部材を設けて、より大きな浮力を得るようにすることが望ましい。
尚、受信機14からはアンテナ4が配出され、図示しない手段によってボート本体の外部に導かれている。
16はスクリューガイドにして、スクリューが海底に直接接触することを防ぐものである。
【0013】
次に図3A、図3Bを参照して、トローリング方法について説明する。
ボートの艫に設けたトローリングロッドの先端の幹糸案内リング2aに曳釣りの仕掛け6を結束した幹糸7を挿通させストッパー8に結束する。
曳釣りの仕掛け6はヒコーキ、潜水板と呼ばれる浮き部材にハリスを介して釣り針(疑似餌針)が結び付けられているものである。
ストッパー8は環状の金属リングでもよいし、両端によりもどしのついたウレタンボール等であっても良い。
【0014】
次いで、陸にいる釣人(ラジオコントロール操縦者)Fの持つ釣竿Rに取り付けられたリール9に巻かれた道糸10を、ボートのみよしに設けた道糸支持用ロッド3の先端の道糸案内リング3aを挿通させ前記ストッパー8に結束する。
曳釣りの仕掛け6と道糸10とがボート1を介して一体となった状態でボートを沖に向けて出航させる。
【0015】
ラジオコントロール送信機Pは図3Bに示す如く、釣人Fが持つ釣竿Rにリール9と同様に一体的に取り付けてもよい。
ラジオコントロール送信機Pによって釣人は、魚の群れがいる場所を示すいわゆるトリ山と呼ばれる海鳥の集結した周辺をボート1が通過するように操縦航行させる。
ボート1が航行することによって、トローリングロッド2を介して曳釣りの仕掛け6が海面を引っ張っていかれ、海面付近でイワシなどを漁っているイナダ、カツオ、サバなどの魚の群れの上を上記仕掛けが通過することによって、それらの魚が仕掛に喰らい付き針掛(ヒット)する。
魚がヒットした状態は、曳釣りの仕掛け6に取り付けられたヒコーキが沈み込んだり、潜水板が浮かび上がったり、あるいは魚が跳ねたり、トローリングロッド2が撓る状態を陸からの目視によって確認することができる。
【0016】
魚がヒットしたことを視認したら、送信機Pによるラジオコントロール操作によってボートを停止させ、釣人Fは釣竿Rに取り付けた道糸の巻いてあるリール9を巻き上げて魚を取り込む。リール9を巻くと、図4に示すごとく、ストッパー8が道糸支持用ロッド3の道糸案内リング3aに当接して魚とボートとを一緒に引き寄せることになる。
その場合、ボートの抵抗(重量)を無くして巻き上げたい場合には巻き上げ速度に見合う速さでボートを航行させれば良い。その際は、ボートは常にリールを巻く釣人の立つ陸地方向位置に向って来ているので操縦はスピードコントロール制御だけで良いことになる。
そうすることによって、釣人の竿にはボートの負荷が掛からないので実際の魚の引きのみを味わう醍醐味を得ることが可能となる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は前記したように、ラジオコントロールボートを魚の群れの中へ誘導するように操縦し、魚がヒットした後は釣人自身が持つ釣竿のリールを巻き取ることによって、道糸を手繰り寄せて魚を取り込めるようにしたものであるから、実際に船に乗らないでもトローリングを楽しむことが可能となる。
【0018】
また、陸からの投げ釣りによる曳き釣りでは50メートル程度の沖合いに仕掛けを飛ばすのが精一杯であるが、本件ボートを利用すれば魚の群れが沖合い100メートル、200メートルの遠くにいた場合にあっても海上での無線が届く範囲であれば問題無く目的のポイントを攻めることが可能となる。
【0019】
また、道糸が道糸支持用ロッドの道糸案内リングを挿通してストッパー部材に結束されているので、ボートが潮に流され無線操縦できない沖に行ってしまい操行不能になったとしても道糸を巻き取ることによって安全にボートを回収できるという効果があり、反対に、何かの事故で道糸が切れてしまってもラジオコントロール操作によってボートを操航させて回収することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかるボートの全体の外観図
【図2】本願発明にかかるボートの内部概略図
【図3】(A)は本願発明にかかるボートを用いたトローリングの状態を示すボートの状況概要図、(B)は同上トローリングの状態を示す釣人の状況概要図
【図4】ヒット後のリールによる巻き上げ状況を示す参考図
【符号の説明】
1 ボート本体
2 トローリングロッド
2a 幹糸案内リング
3 道糸支持用ロッド
3a 道糸案内リング
4 アンテナ

Claims (2)

  1. ラジオコントロールボート玩具において、ボートの艫の位置に先端に幹糸案内リングを有したトローリングロッドを立設固定し、ボートのみよしの位置に先端に道糸案内リングを有した道糸支持用ロッドを立設固定したことを特徴とするラジオコントロール玩具用トローリングボート。
  2. ラジオコントロールボートの艫に立設固定したトローリングロッドの先端の幹糸案内リングに曳釣りの仕掛けを結束した幹糸を挿通させストッパーに結束し、リールに巻かれた道糸を、前記ボートのみよしに立設固定された道糸支持用ロッドの先端の道糸案内リングを挿通させ前記ストッパーに結束し、曳釣りの仕掛けと道糸とが前記ボートに固定された幹糸案内リングおよび道糸案内リングを介して一体となった状態でボートを走航させることを特徴とするトローリング方法。
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