JP4183927B2 - 注出栓 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は注出栓に関し、詳しくは貯水槽の側方に突設した注出管に装着して液の注出を行える如くした注出栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
液体を収納した貯水槽の収納液を取り出す際に、例えば、貯水槽の下部に於いて側方に突設した注出管を介して行う場合がある。その場合は一般に収納液の自重で注出管より液が注出される。これらの注出管には当然コック付きのバルブ等の液の流出を防止するための装備が備えられており、必要に応じてコックを回して液の分取を行う。
【0003】
これらのコック付きバルブの場合にはカップへの液の注入の際に両手を必要としている。また、コックを回動させるためその回動方向を誤ったり、コックの回動が硬く作動に比較的力を必要とするなど使い勝手に問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、貯水槽の注出管に装着して使用する注出栓であって、簡単な操作で液の注出,注出停止を行えるとともに、僅かな力で作動させることができて使い勝手が良く、また、液密性にも優れるとともに、構造も簡単で安価に製造できる注出栓を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の注出栓は上記課題を解決するため、貯水槽より突設して側方を向く注出管Aに液密且つ着脱可能に嵌合するとともに、注出管A先端開口を閉塞する前壁7に注出孔8を穿設した装着キャップ2と、注出孔8外方の装着キャップ2に固定した周縁部より注出孔8外面を液密且つ開閉可能に閉塞した環状の弁板部18を延設するとともに、弁板部18中央縁より前方へノズル19を一体に延設し、且つ、ノズル先端を下方へ開口した弾性材質のノズル部材3と、ノズル部材3の周縁部を装着キャップ2との間に挟持して固定した環状の固定部材4と、装着キャップ2前方のノズル19下方において上部を固定部材4に前後揺動可能に嵌着した押圧板30を垂設するとともに、押圧板30の押し込み時にノズルを前方へ押し出す如く係合する係合手段を設けたスイッチ部材5とを備え、押圧板30の押し込みにより係合手段Bを介してノズル19を前方へ押し出し、弁板部18が注出孔8を開口して注出管Aとノズル19内とが連通する如く構成したことを特徴とする注出栓として構成した。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0007】
図面にある如く本発明の注出栓1は、貯水槽より突設して側方を向く注出管Aに装着し、その貯水等をコップ等の器に注ぎ出す際に使用するもので、装着キャップ2と、ノズル部材3と、固定部材4と、スイッチ部材5とを備えている。
【0008】
装着キャップ2は、合成樹脂等により形成されたもので、注出管Aの外周に嵌合させた周壁6の先端より注出管先端開口を閉塞する前壁7を延設し、また、前壁7の偏心位置には注出孔8を穿設している。図示例では、前壁7の前面に環状凹部9を設け、この凹部内に注出孔8を穿設している。また、周壁6の外周前後方向中間部には第1段部10を、その前方に第2段部11を間隔をあけて形成し、外周面を順次縮径している。また、内周にも第3段部12及び第4段部13を間隔をあけて形成し、内周面を順次縮径している。更に、第1段部10と第2段部11との間の外周に係止突条14を、第2段部11直前の外周に係止凹条15をそれぞれ設け、また、内周第3段部後方には螺条16を周設している。そして、第4段部13を注出管A端面に密接させるとともに、第3段部及び第4段部13間の内周に注出管A外周を密嵌させ、更に、螺条16を注出管Aの螺条17に螺合させて液密且つ着脱可能に装着している。
【0009】
ノズル部材3は、エラストマー等により形成された弾力性を備えたもので、注出孔8外方の装着キャップ2に固定した周縁部より注出孔8外面を液密且つ開閉可能に閉塞した環状の弁板部18を延設するとともに、弁板部18中央縁より前方へノズル19を一体に延設し、ノズル19先端を下方へ開口している。図示例では、装着キャップ2の第2段部11前方外周に嵌着した周壁20先端縁より、前壁7前面周縁部に至るフランジ部21を延設し、該フランジ部21の内周縁より環状凹部9内側壁面に内面を密接した断面コ字状をなす弁板部18を延設し、更に弁板部18内周縁より前方へ注出ノズル19を延設している。注出ノズル19の先端部は下方へ湾曲し、その先端開口22を下方へ向けている。周壁20内周には係止凹条15に係合させた係合突条23を突設している。
【0010】
固定部材4も合成樹脂等により形成されたもので、ノズル部材3の周縁部を装着キャップ2との間に挟持して嵌合した環状のもので、図示例では、装着キャップ周壁6の第1段部10前方外周に後部内周を嵌着させた周壁24先端縁より内方へフランジ25延設し、該フランジ25後面をノズル部材3のフランジ部21前面に圧接している。また、周壁24内周前部には周方向複数のリブ26を突設し、各リブ26をノズル部材周壁20外周に圧接している。更に周壁24内周後部に周設した係合凹溝27を装着キャップ2の係止突条14と係合させて抜け出しの防止を図っている。また、下部に位置するフランジ25の内側面より立設した一対の支柱36を介して前方へ支持板28を突設し、該支持板28先端に軸29を横設している。この軸29はスイッチ部材5を前後揺動可能に嵌着させるためのもので、ノズル19下方の所定位置に横設している。
【0011】
スイッチ部材5も合成樹脂等により形成され、装着キャップ2前方のノズル19下方に於いて上部を固定部材4に前後揺動可能に嵌着した押圧板30を垂設するとともに、押圧板30の押し込み時にノズル19を前方へ押し出す如く係合する係合手段Bを設けている。そして、押圧板30の押し込みにより係合手段Bを介してノズル19を前方へ押し出し、弁板部18が注出孔8を開口して注出管Aとノズル19内とが連通する如く構成している。
【0012】
図示例では、中央部が後方へ突出する如く湾曲した正面視縦長矩形状をなす押圧板30の上端部中央に、後面を開口した横長円筒状の軸受31を付設し、該軸受31内に軸29を嵌合させて前後揺動を可能に装着している。
【0013】
係合手段Bは、上記した要件を満たすものであればその具体的構成は種々採用できるが、図示例では、ノズル19の両側所定位置に一体に突設した突起32と、軸受31上面両側よりノズル19を囲繞して一体に立設したアーチ33前面両側所定位置に突設して突起32に当接させた突起34とから構成している。
【0014】
上記の如く構成した注出栓1を使用する場合について説明すると、例えば、図3に示す如く、カップ35等を押圧板30に押し当てて押し込むと、各突起34が前方へ移行してノズル19両側の突起32を前方へ押すことによりノズル19を前方へ押し出す。それに伴って、弁板部18が注出孔8の閉塞を開き注出管A内のノズル19内とが連通して液がノズル開口22から注出される。
【0015】
【発明の効果】
以上説明した如く本請求項1発明の注出栓は、既述構成としたことにより、カップ等により押圧板30を押し込むという簡単な操作で液の注出を行えるものであり、その構造も極めて簡単で安価に製造できる利点を兼ね備えている。
【0016】
また、弾性材質のノズル部材3を梃の原理を利用して引き出すため、僅かな力で作動させることができ、カップ等への注入操作を楽に行える便利がある。更に、弾性材質のノズル部材3が一体に弁板部18を兼ねるので、液密性にも充分優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】同実施形態の正面図である。
【図3】同実施形態の使用状態を示す一部切欠側面図である。
【図4】同実施形態の斜視図である。
【図5】同実施形態の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
2…装着キャップ,3…ノズル部材,4…固定部材,5…スイッチ部材,
7…前壁,8…注出孔,18…弁板部,19…ノズル,30…押圧板,
A…注出管,B…係合手段

Claims (1)

  1. 貯水槽より突設して側方を向く注出管Aに液密且つ着脱可能に嵌合するとともに、注出管A先端開口を閉塞する前壁7に注出孔8を穿設した装着キャップ2と、注出孔8外方の装着キャップ2に固定した周縁部より注出孔8外面を液密且つ開閉可能に閉塞した環状の弁板部18を延設するとともに、弁板部18中央縁より前方へノズル19を一体に延設し、且つ、ノズル先端を下方へ開口した弾性材質のノズル部材3と、ノズル部材3の周縁部を装着キャップ2との間に挟持して固定した環状の固定部材4と、装着キャップ2前方のノズル19下方において上部を固定部材4に前後揺動可能に嵌着した押圧板30を垂設するとともに、押圧板30の押し込み時にノズルを前方へ押し出す如く係合する係合手段を設けたスイッチ部材5とを備え、押圧板30の押し込みにより係合手段Bを介してノズル19を前方へ押し出し、弁板部18が注出孔8を開口して注出管Aとノズル19内とが連通する如く構成したことを特徴とする注出栓。
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