JP4182904B2 - 集積回路設計装置、集積回路設計プログラムおよび集積回路設計方法 - Google Patents

集積回路設計装置、集積回路設計プログラムおよび集積回路設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、集積回路設計装置、集積回路設計プログラムおよび集積回路設計方法に関するものである。
低消費電力化や加工寸法の微細化に対応するため、半導体集積回路の電源電圧は年々低下している。電源電圧の低下により信号振幅が小さくなると、トランジスタのしきい電圧が信号振幅に対して相対的に高くなるため、トランジスタのオン電流が減少し、遅延が増大する。そのため、トランジスタのしきい電圧も電源電圧に応じて低下させる必要がある。しかしながら、トランジスタのしきい電圧を低下させると、オフ状態におけるリーク電流が増えるため、低消費電力化が阻害されるという不利益が生じる。
このようなリーク電流の増大を防止する技術として、MTCMOS(multi-threshold complementary metal oxide semiconductor)と称される回路技術が知られている。MTCMOSでは、特定の機能を果たす回路ブロックごとに、その電源線に高しきい電圧のトランジスタが挿入される。そして、回路ブロックが未使用状態になったとき、トランジスタスイッチがオフに設定されて、回路ブロック中のトランジスタに流れるリーク電流が遮断される。これにより、未使用の回路ブロックに流れる無駄なリーク電流を大幅に減らすことができる。
図10は、MTCMOSを適用した回路の一例を示す図である。
回路セル1,2は、電源線VDDとグランド線VSSとの間に接続されており、常に電源が供給される。これに対し、回路セル3,4は、電源線VDDと仮想グランド線VSSAとの間に接続されており、これらに電源が供給されるのは、仮想グランド線VSSAとグランド線VSSとが高しきい電圧トランジスタ5によって接続される場合に限られる。
高しきい電圧トランジスタ5は、図示しない回路ブロックからの制御信号Scに応じてオンとオフを制御される。回路セル3,4が未使用状態になると、この制御信号Scがローレベルに設定され、高しきい電圧トランジスタ5がオフになる。これにより、仮想グランド線VSSAとグランド線VSSとが切り離され、回路セル3,4のリーク電流が遮断される。
ところで、高しきい電圧トランジスタにより電源が遮断される回路(以降、MTCMOS回路と表記する)は、電源遮断時に内部の配線の信号レベルが不定になる。そのため、この不定状態の信号が他の動作中の回路ブロックに誤動作等の悪影響を及ぼさないようにするため、例えば不定状態の信号を固定値に変換するなどの処置が施されている。したがって、MTCMOSを適用した半導体集積回路の設計においては、電源のオンとオフが仕様通りに行われており、不定状態の信号による誤動作が発生していないかどうかを正しく検証する必要がある。
ところが、従来の一般的な集積回路設計装置では、論理設計の段階において回路の電源を常にオンの状態として扱っており、電源が遮断される状況は想定していない。そのため、MTCMOS回路のように動作中に電源のオンオフを行う回路を、論理設計の段階でシミュレーションすることができない。
下記の特許文献1には、MTCMOS回路を含むデジタル回路のハードウェア記述言語による論理モデル作成方法が記載されている。この特許文献1の方法は、電源遮断を行う回路の上位階層に、待機状態の入力ピンの値を不定値にする記述を追加することによって、MTCMOS回路を含んでいる場合でもデジタル回路のシミュレーションを可能にするものである。
特開2003−233635号公報
しかしながら、特許文献1の方法で作成される回路の記述には、電源スイッチ用の高しきい電圧トランジスタを含んだ回路セル(電源スイッチセル)を明示する記述が含まれておらず、また、どの回路セルがどの電源スイッチセルによって電源遮断されるのかを示す明確な記述もない。そのため、論理設計の結果として得られるゲートレベルのネットリストを使って、次の段階の設計、すなわち回路セルの配線や配置等のレイアウト設計を行う際には、上述した電源スイッチセルに関わる情報を新たに人手によって付加しなくてはならない。したがって、設計作業の負担が大きくなり、人為的な設計ミスが生じ易くなるなど、設計の効率を阻害する不利益がある。
また、特許文献1の方法で追加される記述は回路の検証のみに使用される記述であり、レイアウト設計では不要なため、削除する必要がある。したがって、こうした作業の手間も発生し、設計の効率を阻害する原因となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、設計の効率を阻害することなく、電源スイッチセルとこれにより電源が遮断される回路セルとを明確に把握することが可能な回路データを生成することができる集積回路設計装置、集積回路設計プログラム、集積回路設計方法を提供することにある。
本発明の第1の発明に関わる集積回路設計装置は、制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データを取得し、該取得した回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する回路データ生成手段と、上記回路データ生成手段において生成される回路データの記述に従って、回路の動作をシミュレーションする手段であって、上記回路データに上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得し、上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定してシミュレーションを続行し、上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除してシミュレーションを続行するシミュレーション手段と、を有し、
上記回路データ生成手段によって生成され、上位の階層ブロックに下位の階層ブロックが含まれる階層構造によって論理回路が記述された上記回路データに基づいて、集積回路の設計を行う
上記第1の発明によると、上記回路データ生成手段において生成される回路データの記述中には、上記制御信号に応じて電源を遮断すべき回路に対応する上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成された、第2の階層ブロックが作成される。
そのため、上記回路データ生成手段で生成される回路データの記述における所定の電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックとの関係から、実際の回路における電源スイッチセルとその電源遮断対象の回路との関係が明確に把握される。また、回路データの記述における電源スイッチセルが、実際の回路における電源スイッチセルと対応するため、上記電源セルスイッチの記述をレイアウト段階の設計で削除する必要がない。
好適には、上記第1の発明は、上記回路データ生成手段において生成される回路データの記述に従って、回路の動作をシミュレーションするシミュレーション手段であって、
該回路データに上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、
上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得し、
上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定してシミュレーションを続行し、
上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除してシミュレーションを続行する、シミュレーション手段を有する。
上記の構成によれば、上記回路データ生成手段において生成される回路データの記述に上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、上記シミュレーション手段において、上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストが取得される。また、上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値が不定値に固定されてシミュレーションが続行される。更に、上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定が解除されて、シミュレーションが続行される。
また、上記回路データ生成手段は、上記第1の階層ブロックが記述された回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第1の回路データ生成手段と、上記第1の回路データ生成手段において生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路の回路データを生成する第2の回路データ生成手段であって、上記第1の回路データ生成手段において生成された回路データの各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在するか否かを調査し、該調査の結果、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在する階層ブロックについては、電源を遮断される回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行い、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在しない階層ブロックについては、電源を遮断されない回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行う第2の回路データ生成手段と、を含んでも良い。
上記の構成によれば、上記第2の回路データ生成手段において、上記第1の回路データ生成手段で生成された回路データの各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在するか否かの調査が行われる。この調査の結果、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在する階層ブロックについては、電源を遮断される回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理が行われ、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在しない階層ブロックについては、電源を遮断されない回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理が行われる。
これにより、電源スイッチセルによって電源が遮断される階層ブロックとそうでない階層ブロックが、それぞれ予め用意された回路セルを用いて論理合成される。
本発明の第2の発明に関わる集積回路設計プログラムは、制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データを取得する第1のステップと、上記第1のステップにおいて取得した回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第2のステップと、上記第2のステップにおいて生成される回路データの記述に従って、回路の動作をシミュレーションするステップであって、該回路データに上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得し、上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定してシミュレーションを続行し、上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除してシミュレーションを続行する第3のステップと、上記第2のステップにより生成され、上位の階層ブロックに下位の階層ブロックが含まれる階層構造によって論理回路が記述された上記回路データに基づいて、集積回路の設計を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の第3の発明に関わる集積回路設計方法は、御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データをコンピュータの入力手段が取得する第1の工程と、上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを、上記コンピュータの回路データ生成手段が生成する第2の工程と、上記第2の工程において生成される回路データの記述に従って、上記コンピュータを用いて回路の動作をシミュレーションする第3の工程と、を有し、上記第3の工程では、該回路データに上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得し、上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定してシミュレーションを続行し、上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除してシミュレーションを続行する。
本発明の第4の発明に関わる集積回路設計方法は、制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データをコンピュータの入力手段が取得する第1の工程と、上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを、上記コンピュータの回路データ生成手段が生成する第2の工程と、上記第2の工程において生成される回路データの記述に従って、上記コンピュータを用いて回路の動作をシミュレーションする第3の工程と、を有し、上記第2の工程は、上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第4の工程と、上記第4の工程において生成された回路データの各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在するか否かを調査する第5の工程と、上記第4の工程において生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路の回路データを生成する第6の工程であって、上記第5の工程における調査の結果、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在する階層ブロックについては、電源を遮断される回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行い、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在しない階層ブロックについては、電源を遮断されない回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行う第6の工程と、を含む。
本発明の第5の発明に関わる集積回路設計方法は、制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データをコンピュータの入力手段が取得する第1の工程と、上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを、上記コンピュータの回路データ生成手段が生成する第2の工程と、上記第2の工程において生成される回路データの記述に従って、上記コンピュータを用いて回路の動作をシミュレーションする第3の工程と、を有し、上記第2の工程は、上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第7の工程と、上記第10の工程において生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路が上記階層構造によって記述された回路データを生成する第8の工程と、を含み、上記第8の工程において生成された回路データから上記電源スイッチセルを検索し、該検索によって見つけた電源スイッチセルを指示する情報と、該電源スイッチセルと同一階層に属する階層ブロック内の全ての回路セルを個々に指示する情報とを対応付けたテーブルを作成する第9の工程と、有する。
本発明によれば、レイアウト設計段階において記述を削除するなど、設計の効率を阻害する作業を発生させることなく、電源スイッチセルとこれにより電源が遮断される回路セルとを明確に把握することが可能な回路データを生成することができる。
以下、本発明の実施形態として、MTCMOSが適用された半導体集積回路の設計装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る集積回路設計装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図1に示す集積回路設計装置は、コンピュータ10と、プログラム記憶部20と、データ記憶部30と、表示装置40と、インターフェース部50とを有する。
コンピュータ10は、プログラム記憶部20に記憶される集積回路設計プログラムを読み出してこれを実行し、集積回路の設計に関わる後述の処理を実行する。
プログラム記憶部20は、コンピュータ10に実行させる集積回路設計プログラムを記憶する。
データ記憶部30は、コンピュータ10における処理の実行過程で用いられるデータや、実行結果のデータを記憶する。例えば、動作レベルの回路データや、RTL(register transfer level)データ、ゲートレベルのネットリストなど、集積回路設計プログラムによって処理される回路データを記憶する。
表示部40は、コンピュータ10の制御に従って画像を表示する。例えば、集積回路設計プログラムの実行に伴なって、ユーザに命令の入力を促す画像や、シミュレーションの実行結果の画像などを表示する。
インターフェース部50は、例えばキーボードやマウスなど、コンピュータ10にユーザからの情報を入力するための装置を含む。また、光ディスク装置やネットワークインターフェース装置など、集積回路設計装置において処理する回路データを入出力するための装置を含む。
図2は、本発明の実施形態に係る集積回路設計装置の機能的な構成の一例を示す図であり、集積回路設計プログラムによって実現される機能的な構成を図解したものである。
図2に示す集積回路設計装置は、RTLデータ生成部110と、シミュレーション部120および140と、ネットリスト生成部130と、テーブル作成部150と、RTLデータ記憶部210と、MTCMOS用セルライブラリ220と、通常用セルライブラリ230と、ネットリスト記憶部240と、テーブル記憶部250とを有する。
なお、RTLデータ生成部110は、本発明の第1の回路データ生成手段の一実施形態である。
ネットリスト生成部130は、本発明の第2の回路データ生成手段の一実施形態である。
シミュレーション部120,140は、本発明のシミュレーション手段の一実施形態である。
テーブル作成部150は、本発明のテーブル作成手段の一実施形態である。
RTLデータ生成部110は、電源セルスイッチに対応する記述を含んだRTLデータを生成する。RTLデータは、例えばVHDLやverilog−HDLなどのハードウェア記述言語を用いて、論理回路を階層構造により記述した回路データである。
なお、ここで階層構造とは、ある一まとまりの回路を第1の階層ブロック、この回路の内部に含まれる更に小さいまとまりの回路を第2の階層ブロックとして表現した場合に、第2の階層ブロックを第1の階層ブロックに対して下位の階層に続するものとして階層ブロックの間の関係を規定する構造を意味する。言い換えると、上位の階層ブロックに下位の階層ブロックが含まれるものとして階層ブロック間の関係を規定する構造を意味する。
RTLデータ生成部110は、例えばC言語などの高級言語により動作レベルで記述された回路データ(動作記述データ)DIを入力し、これに動作合成処理を行うことにより、RTLデータを生成する。
RTLデータ生成部110は、このRTLデータ生成の際に、制御信号に応じて電源を遮断すべきMTCMOS回路を、1つまたは複数の独立した階層ブロックとして記述する。どの回路ブロックがMTCMOS回路であるかについては、例えば、動作記述データの中に記述される情報や、動作記述データとは別のファイルに保存される情報によって指定される。
更に、RTLデータ生成部110は、電源遮断されるMTCMOS回路の階層ブロックと、RTLデータの記述中で定義した仮想の電源スイッチセル(以降、仮想電源スイッチセルと表記する)とによって下位階層が構成される、上位の階層ブロックの記述を作成する。仮想電源スイッチセルには、MTCMOS回路の電源遮断に用いられる制御信号が入力される。
このような記述を作成することにより、仮想電源スイッチセルと同一階層に含まれる階層ブロックは、電源遮断される階層ブロックとして明確に表現される。
図3は、RTLデータ生成部110において生成されるRTLデータの記述例を示す図であり、図4はその階層構造を図解した図である。
図3,図4において、TOPブロック301、PGCTLブロック302、PGBLKブロック303、BLKブロック304はそれぞれ階層ブロックを表し、PGSWセル305は電源スイッチセルを表す。
TOPブロック301の下位階層には、PGCTLブロック302とPGBLKブロック303が含まれている。PGBLKブロック303の下位階層には、BLKブロック304とPGSWセル305が含まれている。
これらの階層ブロックのうち、実質的な動作が記述されているのはPGCTLブロック302とBLKブロック304である。
図3,図4の例において、PGSWセル305と同一階層の階層ブロックは、BLKブロック304である。したがって、BLKブロック304は、電源スイッチセルによって電源遮断されるMTCMOS回路の階層ブロックであると認識される。他方、PGCTLブロック302は、同一階層および上位階層に仮想電源スイッチセルを含んでいないため、電源遮断されない通常回路の階層ブロックであると認識される。
RTLデータ記憶部210は、データ記憶部30に割り当てられた記憶領域の1つであり、RTLデータ生成部110において生成されたRTLデータを記憶する。
MTCMOS用セルライブラリ220は、データ記憶部30に割り当てられた記憶領域の1つであり、MTCMOS回路のネットリストを生成する場合に用いられる回路セルの情報を記憶する。
通常用セルライブラリ230は、データ記憶部30に割り当てられた記憶領域の1つであり、MTCMOS回路でない通常回路のネットリストを生成する場合に用いられる回路セルの情報を記憶する。
ネットリスト生成部130は、RTLデータ生成部110において生成されたRTLデータに論理合成処理を行うことにより、NANDゲートやNOTゲートなどの基本回路セルを組み合わせて構成されたゲートレベルのネットリストを生成する。ゲートレベルのネットリストは、RTLデータと同様に、階層構造によって記述された回路データである。
また、ネットリスト生成部130は、合成の対象の階層ブロックがMTCMOS回路であるか否かに応じて、論理合成処理に用いる回路セルのライブラリを決める。
すなわち、ネットリスト生成部130は、RTLデータ生成部110において生成されたRTLデータの各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に仮想電源スイッチセルが存在するか否かを調査する。そして、この調査の結果、同一階層または上位階層に仮想電源スイッチセルが存在する階層ブロックについては、MTCMOS用セルライブラリ220の回路セルの情報を用いて論理合成処理を行い、同一階層または上位階層に電源スイッチセルが存在しない階層ブロックについては、通常用セルライブラリ230の回路セルの情報を用いて論理合成処理を行う。
ネットリスト記憶部240は、データ記憶部30に割り当てられた記憶領域の1つであり、ネットリスト生成部130において生成されたネットリストを記憶する。
シミュレーション部120は、RTLデータ記憶部210からRTLデータを読み出し、その記述に従って、回路の動作をシミュレーションする。
例えば、シミュレーション部120は、RTLデータの記述に対応するシミュレーション用の動作モデルを図示しない専用のライブラリから読み出して、これに応じた動作を実行する。
このライブラリには、上述した仮想電源スイッチセルの記述に対応するシミュレーション用の動作モデルも含まれている。シミュレーション部120は、RTLデータに仮想電源スイッチセルの記述が含まれていると、この動作モデルに従って、次に述べるような動作を実行する。
図5は、仮想電源スイッチセルのシミュレーション用動作モデルの記述例を示す図である。
この動作モデル記述には、シミュレーションを開始する際、仮想電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得する指示が含まれる。
また、シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が仮想電源スイッチセルに入力された場合、上記のリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定し、シミュレーションを続行する指示が含まれる。
更には、シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が仮想電源スイッチセルに入力された場合、上記のリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除して、シミュレーションを続行する指示が含まれる。
シミュレーション部120は、このような動作モデルの記述に従ってシミュレーションを実行する。
シミュレーション部140は、ネットリスト記憶部240からネットリストを読み出し、その記述に従って、回路の動作をシミュレーションする。
シミュレーション部140も、シミュレーション部120と同様に、ネットリストの記述に対応するシミュレーション用動作モデルを不図示のライブラリから読み出して、これに応じた動作を実行する。仮想電源スイッチセルのシミュレーション用動作モデルには、図5と同様な指示が記述されているため、ネットリスト中に仮想電源スイッチセルの記述が含まれている場合、シミュレーション部140は、シミュレーション部120と同様な動作を実行する。
テーブル作成部150は、ネットリスト記憶部240に記憶されるネットリストから仮想電源スイッチセルを検索し、検索によって見つけた仮想電源スイッチセルのインスタンス名と、この仮想電源スイッチセルと同一階層に属する階層ブロック内の全ての回路セルのインスタンス名とを対応付けたテーブルを作成する。ここで、回路セルのインスタンス名は、個々の回路セルを指示する情報を意味する。仮想電源スイッチセルのインスタンス名についても同様である。
テーブル記憶部250は、データ記憶部30に割り当てられた記憶領域の1つであり、テーブル作成部150において作成されたテーブルを記憶する。
次に、上述した構成を有する集積回路設計装置の動作を説明する。
始めに、全体の動作の流れを述べる。
まず、C言語等により記述された回路の動作記述データDIに対し、RTLデータ生成部110において動作合成処理が行われて、MTCMOS回路を表現する記述を含んだRTLデータが生成される。このRTLデータに対し、ネットリスト生成部130において論理合成処理が行われて、ゲートレベルのネットリストDO1が生成される。更に、この生成されたネットリストDO1に基づき、テーブル作成部150において、仮想電源スイッチセルと回路セルとの対応関係を示すテーブルが作成される。
このような回路データの生成フローにおいて、回路動作の検証のために、RTLデータのシミュレーションがシミュレーション部120、ネットリストのシミュレーションがシミュレーション部140でそれぞれ行われる。
以下では、RTLデータ生成部110、シミュレーション部120,140、ネットリスト生成部130、テーブル作成部150の順に、それぞれの動作を詳しく述べる。
図6は、RTLデータ生成部110における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
RTLデータ生成部110は、動作記述データDIを受け取ると、階層ブロックごとに動作合成処理を行って、RTL記述を生成する(ステップST101)。
次いで、RTLデータ生成部110は、RTL記述を生成した階層ブロックがMTCMOS回路であるか否かを、動作記述データDIに含まれる情報や、動作記述データDIとは別のファイルに記憶される情報等に基づいて判定する(ステップST102)。
階層ブロックがMTCMOS回路である場合、RTLデータ生成部110は、この階層ブロックと仮想電源スイッチセルとによって下位階層が構成される、上位の階層ブロックのRTL記述を作成する(ステップST103)。
階層ブロックがMTCMOS回路でない場合、RTLデータ生成部110は、ステップST103の処理をスキップする。
ステップST102,ST103の処理の後、RTLデータ生成部110は、動作記述データDIにおける全ての階層ブロックの動作合成が終了したか否か判定し、まだ合成していない階層ブロックがある場合には、ステップST101に戻って上述の処理を繰り返す。全階層ブロックの動作合成が終了したならば、RTL生成処理を終了する。
図7は、RTLデータに仮想電源スイッチセルの記述が存在する場合の、シミュレーション部120における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、シミュレーション部120は、RTLデータ記憶部210に記憶されるRTLデータを読み出して、電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得する(ステップST201)。リストには、例えば、電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる全ての信号配線のインスタンス名が含まれる。
リストの取得後、シミュレーション部120はシミュレーションを開始する。
シミュレーション部120は、シミュレーションの過程で電源の遮断を指示する制御信号の値に変化が生じたか否かを監視する(ステップST203)。
この監視の結果、電源遮断の指示する値の制御信号が仮想電源スイッチセルに入力された場合、シミュレーション部120は、ステップST201で取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定する(ステップST204)。逆に、電源の供給の指示する値の制御信号が仮想電源スイッチセルに入力された場合は、ステップST204で行った信号配線値の不定値への固定を解除する(ステップST205)。
ステップST201,ST204の処理の後、シミュレーション部120は、回路内の信号配線の値を再計算する(ステップSTST206)。そして、シミュレーションの終了条件に至っていなければ、再びステップST203に戻って、仮想電源スイッチセルの制御信号の変化を監視し、シミュレーションの終了条件に至った場合には、シミュレーションの実行を終了する(ステップST207)。
既に述べたように、上述したシミュレーション部120の動作は、仮想電源スイッチセルのシミュレーション用動作モデルに記述されており、不図示のライブラリに予め登録されている。RTLデータに仮想電源スイッチセルの記述が存在すると、上述した動作がシミュレーションの際に自動的に実行される。
ネットリストに仮想電源スイッチセルの記述が存在する場合のシミュレーション部140の動作は、上述した図7のフローチャートに示す動作と同様である。
図8は、ネットリスト生成部130における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ネットリスト生成部130は、RTLデータ記憶部210に記憶されるRTLデータを読み出し、その各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に仮想電源スイッチセルが存在するか否かを調査する(ステップST301)。
ネットリスト生成部130は、ステップST301の調査結果に基づき、同一階層または上位階層に仮想電源スイッチセルが存在する階層ブロックをMTCMOS回路、そうでない階層ブロックを通常回路と判定する(ステップST302)。
そして、MTCMOS回路と判定した階層ブロックについては、MTCMOS用セルライブラリ220を用いて論理合成処理を行い(ステップST303)、通常回路と判定した階層ブロックについては、通常用セルライブラリ230を用いて論理合成処理を行う(ステップST304)。
図9は、テーブル作成部150における処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、テーブル作成部250は、ネットリスト記憶部240に記憶されるネットリストを読み出し、その記述の中から仮想電源スイッチセルを検索する(ステップST401)。仮想電源スイッチが見つかると、その仮想電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる全ての回路セルのインスタンス名を調べ上げる(ステップST402)。
そして、テーブル作成部250は、ステップST401で見つけた仮想電源スイッチセルのインスタンス名と、ステップST402で取得した回路セルのインスタンス名とを対応付けたテーブルを作成する。仮想電源スイッチセルが複数存在する場合は、それぞれの仮想電源スイッチセルのインスタンス名と、その電源遮断対象の回路セルのインスタンス名とを対応付けたテーブルを作成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、RTLデータ生成部110において生成されるRTLデータの記述中には、制御信号に応じて電源を遮断すべき回路に対応する階層ブロックと、この制御信号が入力される所定の仮想電源スイッチセルとによって下位階層が構成された、上位階層の階層ブロックが作成される。
そのため、RTLデータの記述中における仮想電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックとの関係を把握することにより、実際の回路における電源スイッチセルとその電源遮断対象の回路との関係を明確に把握することができる。言い換えれば、仮想電源スイッチセルと同一階層に属する階層ブロックを調べることにより、共通の仮想電源線に接続され、共通に電源のオンオフが行われるMTCMOS回路を明確に把握することができる。
また、回路データの記述における仮想電源スイッチセルは、実際の回路における電源スイッチセルの少なくとも1つに対応するため、仮想電源セルスイッチの記述をレイアウト段階の設計で削除する必要がない。
そのため、従来技術のように不要な記述を削除する作業を無くすことができ、設計効率を向上させることができる。
更に、仮想電源スイッチセルの記述には、電源が遮断されるMTCMOS回路の信号配線値を不定値に固定するシミュレーション用の機能が組み込まれている。例えば、この機能を記述したシミュレーション用の動作モデルが予めライブラリに登録されており、回路データ中に仮想電源スイッチセルの記述が存在する場合、このライブラリから読み出される仮想電源スイッチセル用の動作モデルに従って、信号配線を不定値に固定する上述した動作が実行される。
そのため、特許文献1に示すような、シミュレーションにのみ用いられる特殊な記述を回路データに付加する必要がなく、レイアウト設計段階でこうした不要な記述を削除する手間が生じない。この点でも、設計効率の向上を図ることができる。
また、一般に、常時通電される通常回路と電源が遮断されるMTCMOS回路とでは、グランドの電位や電源電圧降下などの条件が異なるため、それぞれに適した回路セルを用いる必要がある。
本実施形態によれば、仮想電源スイッチセルによって電源が遮断される階層ブロックとそうでない階層ブロックとを、RTLデータの階層構造を利用して的確に判別し、それぞれについて予め用意されたセルライブラリを用いて論理合成することが可能である。そのため、こうした作業を人手で行う場合に比べて、設計効率の向上を図ることができる。
また、MTCMOS回路を含んだ半導体集積回路のレイアウト設計を行なうには、信号の入出力関係の情報に加えて、どの回路セルがどのグランド線、電源線に接続されているかを示す電源の情報も必要である。
本実施形態によれば、ネットリストに含まれる仮想電源スイッチセルと、これにより電源が遮断される回路セルとの対応テーブルを、ネットリストの階層構造を利用して自動的に作成することが可能になる。そのため、こうした作業を人手で行う場合に比べて、設計効率の向上を図ることができる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含む。
上述した実施形態では、RTLデータ生成部110において、動作記述データからRTLデータを動作合成処理により生成する例を示しているが、本発明はこれに限定されない。
例えば、電源遮断対象の回路が独立の階層ブロックとして記述されたRTLデータを取得し、このRTLデータにMTCMOS回路を表現する記述の追加、変更を施すことによって、動作構成処理の場合と同様なRTLデータを生成しても良い。
この場合、例えば始めに、入力したRTLデータの中から、電源遮断対象回路の階層ブロックを検索する。この検索は、例えば動作合成処理の場合と同様に、電源遮断対象回路の階層ブロックを指定する情報に従って行う。そして、検索により見つかった階層ブロックと、仮想電源スイッチセルとにより下位階層が構成される上位の階層ブロックを、RTLデータ中に新たに記述する。
このようなRTLデータの生成方法でも、上述した実施形態と同様な効果が得られる。
上述した実施形態では、集積回路の設計に用いる回路データとして、RTLデータ等が挙げられているが、これは一例であり、階層構造によって論理回路を記述する他の形式の回路データも本発明に適用可能である。
上述した実施形態ではコンピュータとプログラムによって集積回路設計装置の処理が実現されているが、これに限らず、その少なくとも一部をハードウェアによって実現することも可能である。
本発明において設計可能な集積回路はCMOSの半導体集積回路に限定されるものではなく、他のタイプの集積回路にも適用可能である。
本発明の実施形態に係る集積回路設計装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る集積回路設計装置の機能的な構成の一例を示す図である。 RTLデータ生成部において生成されるRTLデータの記述例を示す図である。 図3に示すRTLデータの階層構造を図解した図である 仮想電源スイッチセルのシミュレーション用動作モデルの記述例を示す図である。 RTLデータ生成部における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 RTLデータに仮想電源スイッチセルの記述が存在する場合の、シミュレーション部における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ネットリスト生成部における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 テーブル作成部における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 MTCMOSを適用した回路の一例を示す図である。
符号の説明
10…コンピュータ、20…プログラム記憶部、30…データ記憶部、40…表示装置、50…インターフェース部、110…RTLデータ生成部、120,140…シミュレーション部、130…ネットリスト生成部、150…テーブル作成部、210…RTLデータ記憶部、220…MTCMOS用セルライブラリ、230…通常用セルライブラリ、240…ネットリスト記憶部、250…テーブル記憶部。

Claims (8)

  1. 制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データを取得し、該取得した回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する回路データ生成手段と、
    上記回路データ生成手段において生成される回路データの記述に従って、回路の動作をシミュレーションする手段であって、上記回路データに上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得し、上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定してシミュレーションを続行し、上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除してシミュレーションを続行するシミュレーション手段と、を有し、
    上記回路データ生成手段によって生成され、上位の階層ブロックに下位の階層ブロックが含まれる階層構造によって論理回路が記述された上記回路データに基づいて、集積回路の設計を行う
    集積回路設計装置。
  2. 上記回路データ生成手段は、
    上記第1の階層ブロックが記述された回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第1の回路データ生成手段と、
    上記第1の回路データ生成手段において生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路の回路データを生成する第2の回路データ生成手段であって、上記第1の回路データ生成手段において生成された回路データの各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在するか否かを調査し、該調査の結果、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在する階層ブロックについては、電源を遮断される回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行い、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在しない階層ブロックについては、電源を遮断されない回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行う第2の回路データ生成手段と、
    を含む、
    請求項1に記載の集積回路設計装置。
  3. 制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データを取得する第1のステップと、
    上記第1のステップにおいて取得した回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第2のステップと
    上記第2のステップにおいて生成される回路データの記述に従って、回路の動作をシミュレーションするステップであって、該回路データに上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得し、上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定してシミュレーションを続行し、上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除してシミュレーションを続行する第3のステップと
    上記第2のステップにより生成され、上位の階層ブロックに下位の階層ブロックが含まれる階層構造によって論理回路が記述された上記回路データに基づいて、集積回路の設計を行うステップと、
    をコンピュータに実行させる集積回路設計プログラム。
  4. 制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データを取得する第1のステップと、
    上記第1のステップにおいて取得した回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第2のステップと、
    を有し、
    上記第2のステップは、
    上記第1のステップにおいて取得した回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第4のステップと、
    上記第4のステップにおいて生成された回路データの各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在するか否かを調査する第5のステップと、
    上記第4のステップにおいて生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路の回路データを生成するステップであって、上記第5のステップにおける調査の結果、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在する階層ブロックについては、電源を遮断される回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行い、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在しない階層ブロックについては、電源を遮断されない回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行う第6のステップと、
    を含み、
    上記第1、第2および第4〜第6のステップをコンピュータに実行させる集積回路設計プログラム。
  5. 制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データを取得する第1のステップと、
    上記第1のステップにおいて取得した回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第2のステップと、
    を有し、
    上記第2のステップは、
    上記第1のステップにおいて取得した回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第7のステップと、
    上記第7のステップにおいて生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路が上記階層構造によって記述された回路データを生成する第8のステップと、
    を含み、
    上記第8のステップにおいて生成される回路データから上記電源スイッチセルを検索し、該検索によって見つけた電源スイッチセルを指示する情報と、該電源スイッチセルと同一階層に属する階層ブロック内の全ての回路セルを個々に指示する情報とを対応付けたテーブルを作成する第9のステップを有し、
    上記第1、第2および第7〜第9のステップをコンピュータに実行させる集積回路設計プログラム。
  6. 御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データをコンピュータの入力手段が取得する第1の工程と、
    上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを、上記コンピュータの回路データ生成手段が生成する第2の工程と、
    上記第2の工程において生成される回路データの記述に従って、上記コンピュータを用いて回路の動作をシミュレーションする第3の工程と、
    を有し、
    上記第3の工程では、該回路データに上記電源スイッチセルの記述が含まれていると、
    上記シミュレーションを開始する際、上記電源スイッチセルと同一階層の階層ブロックに含まれる信号配線のリストを取得し、
    上記シミュレーションの過程において電源の遮断を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値を不定値に固定してシミュレーションを続行し、
    上記シミュレーションの過程において電源の供給を指示する制御信号が上記電源スイッチセルに入力された場合、上記取得したリストに含まれる信号配線の論理値の不定値への固定を解除してシミュレーションを続行する、
    集積回路設計方法。
  7. 制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データをコンピュータの入力手段が取得する第1の工程と、
    上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを、上記コンピュータの回路データ生成手段が生成する第2の工程と、
    上記第2の工程において生成される回路データの記述に従って、上記コンピュータを用いて回路の動作をシミュレーションする第3の工程と、
    を有し、
    上記第2の工程は、
    上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第4の工程と、
    上記第4の工程において生成された回路データの各階層ブロックについて、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在するか否かを調査する第5の工程と、
    上記第4の工程において生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路の回路データを生成する第6の工程であって、上記第5の工程における調査の結果、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在する階層ブロックについては、電源を遮断される回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行い、同一階層または上位階層に上記電源スイッチセルが存在しない階層ブロックについては、電源を遮断されない回路のために予め用意された回路セルの情報を用いて上記論理合成処理を行う第6の工程と、
    を含む、
    積回路設計方法。
  8. 制御信号に応じて電源を遮断すべき回路が第1の階層ブロックとして記述された回路データをコンピュータの入力手段が取得する第1の工程と、
    上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第1の階層ブロックと、上記制御信号が入力される所定の電源スイッチセルとによって下位階層が構成される第2の階層ブロックが記述された回路データを、上記コンピュータの回路データ生成手段が生成する第2の工程と、
    上記第2の工程において生成される回路データの記述に従って、上記コンピュータを用いて回路の動作をシミュレーションする第3の工程と、
    を有し、
    上記第2の工程は、
    上記第1の工程で取得された回路データに基づいて、上記第2の階層ブロックが記述された回路データを生成する第7の工程と、
    上記第10の工程において生成された回路データに論理合成処理を行うことにより、所定の回路セルを組み合わせて構成された論理回路が上記階層構造によって記述された回路データを生成する第8の工程と、
    を含み、
    上記第8の工程において生成された回路データから上記電源スイッチセルを検索し、該検索によって見つけた電源スイッチセルを指示する情報と、該電源スイッチセルと同一階層に属する階層ブロック内の全ての回路セルを個々に指示する情報とを対応付けたテーブルを作成する第9の工程と、有する、
    積回路設計方法。
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