JP4182071B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像素子を駆動するためのパルスを生成するパルス生成回路を備える撮像装置及びカメラに関する。
近年、固体撮像素子を用いたビデオカメラやディジタルスチルカメラは、高画質化と低価格化が進んでいる。必然的に、それらに使用される部品も、高性能かつ低価格であることが望まれる。
パルス生成回路は、固体撮像素子の駆動に用いられる多数の駆動パルスを生成する重要な部品であり、高画質化のためには、その駆動パルスは高精度なタイミング調整が必要であるとともに、その動作する環境温度の変動や、電源電圧の変動、パルス生成回路自体の素子特性の変動があっても、生成する各駆動パルスの相対的なタイミングは常に一定であることが望まれる。一方、低価格化の要望も強く、回路規模は小さく低価格なものが要望されている。
例えば、パルス生成回路の環境温度および電源電圧が変動した時も、温度および電圧を変動検出し、パルスの遅延を調節することによって、常に高精度なタイミング調整が可能なパルス生成方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、入力したクロックと出力パルスの位相関係を、温度、素子特性、電源電圧の変化などに関わらず、一定に保つことによって、常に高精度なタイミング調整が可能なパルス生成回路が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−54027号公報 特開平8−186488号公報
ビデオカメラやディジタルスチルカメラなどの固体撮像装置に用いられるパルス生成回路は、固体撮像素子を駆動する複数の駆動パルスと、前記固体撮像素子から出力された画像信号をディジタル信号に変換するAD変換器のADクロックなどを生成する。これら複数のパルスは、相対的なタイミングは温度、電源電圧、パルス生成回路の素子特性に依存せず、常に一定である必要があり、且つ、高画質化のためには高精度なタイミング調整が必要となる。
上記特許文献1に開示されている技術によると、パルス生成回路の温度検出手段とパルス生成回路の駆動電圧検出手段とを有し、前記温度検出手段によって検出された温度と、前記電圧検出手段によって検出された電圧によって、駆動信号に遅延を与えて出力する遅延手段を有することによって、環境温度および駆動電圧が変動したときも高精度なタイミング調整ができるとある。しかし、温度検出回路および電圧検出回路、そして検出した温度および電圧に対応する遅延値を格納するための記憶回路が必要であり、回路規模が大きくなり、コストが増大するという問題がある。また、パルス生成回路の製造条件の変動に対して、タイミング精度を維持できないという問題がある。
温度、電源電圧、素子特性の変化などに関わらず、高精度なタイミング調整を行う手段として、PLL(Phase Locked Loop)回路やDLL(Delay Locked Loop)回路などの位相調整回路が従来から使用されている。しかし、位相調整回路に入力されるクロックと、他回路の出力の位相関係を、温度などの変化などに関わらず一定に保つことは困難であるという問題がある。特許文献2に開示されている技術によると、PLL回路と該PLL回路の出力を入力とする他回路において、前記PLL回路内の分周回路入力を前記他回路の出力とすることによって、PLL回路に入力されるクロックと、他回路の出力の位相関係を、温度などの変化などに関わらず一定に保つことができるとある。しかし、PLL回路の出力と同一の周期的波形を有するパルス以外のパルス(非周期的パルス)が必要な場合、周期的パルスと非周期的パルスの位相関係を、温度などの変化に関わらず一定に保つことは困難であるという問題がある。
具体的に、周期的波形の駆動パルスと、非周期的波形の駆動パルスを生成できるパルス生成回路について説明する。図8は、従来のパルス生成回路を示す図である。図8に示すように、パルス生成回路は、PLL回路100と、周期波形パルス生成回路110と、非周期波形120とから構成されている。図9は、図8のパルス生成回路の動作を示すタイミングチャートである。
PLL回路100は、位相比較器101、VCO102、分周器103、図示していないLPFなどから構成される。分周期103は、1/2分周器であり、PLL回路100からは2逓倍クロックが出力される。周期波形パルス生成回路110は、バッファ111、NORゲート112、NANDゲート113などで構成される。図8に示すように周期波形パルス生成回路110は、2系統の周期的パルスを生成する。バッファ111の出力をPLL回路100のフィードバックと非周期波形パルス生成回路120の入力クロックCLKiとして使用している。
図9に示すように、CLK波形とCLKi波形はPLL回路100によって位相調整され、その立上りエッジの位相差は相殺されている。一方、非周期波形パルス生成回路120は、PLL回路100にフィードバックするクロックCLKiを入力とし、クロックCLKiを分配するクロック分配手段121と、クロックCLKiによって駆動されるカウンタ122と、組合せ回路123、クロックCLKiによって駆動されるフリップフロップ124で構成される。図8に示すように非周期波形パルス生成回路120は、2系統の非周期的パルスを生成する。
クロック分配手段121は、非周期波形パルス生成回路120中のフリップフロップなどクロック同期回路全てに、遅延差なくクロックを分配するための回路であり、複数バッファがツリー状に構成されたものなどが用いられる。しかしCLKiがフリップフロップ124のクロック入力端子に到達するまでに複数のバッファを通過するため、図2に示すとおり、CLKに対し遅延Td1が生ずる。そしてフリップフロップ124自身の遅延も含め、PO3から出力されるパルスはCLKに対し遅延Td2だけ遅れる。更に、この遅延は温度、電源電圧、回路自体の素子特性によって大きく変動してしまう。この結果、周期的パルスと非周期的パルスの位相関係を、温度などの変化に関わらず一定に保つことは困難であるという問題が生ずる。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、固体撮像素子を駆動するパルスである周期的パルス及び非周期的パルスの位相関係を、温度、電源電圧、素子特性などの変化やばらつきに影響されることなく一定に保つことができるパルス生成回路を具備する撮像装置及びカメラを提供することを目的とする。
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、撮像素子と、前記撮像素子を駆動するためのパルスを生成するパルス生成回路とを具備する撮像装置であり、前記パルス生成回路は、バッファをツリー状に接続した構成を持ち、複数の端子から第1のタイミング信号発生手段と第2のタイミング信号発生手段とに相対的な遅延差のないクロック信号を出力するクロック分配手段と、位相制御手段としてDLL回路を持ち、前記クロック分配手段から供給されるクロック信号から周期的なパルスを生成する第1のタイミング信号発生手段と、前記クロック分配回路から供給されるクロック信号に基づいて信号を出力する複数のフリップフロップを備えると共に非周期的なパルスを生成する第2のタイミング信号発生手段とを具備し、前記クロック分配手段は、前記第1のタイミング信号発生手段と前記第2のタイミング信号発生手段が備える複数のフリップフロップそれぞれとに、前記複数の端子のうち、それぞれ異なる端子からクロック信号を供給することを特徴とする。
また、本発明によるカメラにおいては、請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置と、撮像装置へ光を結像する光学系とを具備することを特徴とする。
本発明による撮像装置及びカメラは、固体撮像素子を駆動するパルスである周期的な波形のパルス及び非周期的波形のパルスの位相関係を、温度、電源電圧、素子特性などの変化やばらつきに影響されることなく一定に保つことができる。
以下に、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第一の実施形態]
図1は、本発明の第一の実施形態における固体撮像素子を駆動する駆動回路(パルス発生回路)の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態における駆動回路は、クロック分配回路1、第1のタイミング信号発生回路2、及び第2のタイミング信号発生回路4から構成されている。クロック分配回路1は、第1のタイミング信号発生回路2及び第2のタイミング信号発生回路4に、クロック入力端子CLKに入力されたクロック信号CLKを相対的な遅延差なくクロック信号CLKIとして分配することが可能である。第1のタイミング信号発生回路2は、位相制御回路3を有し、入力されたクロック信号CKLIを位相調整し周期的な波形のパルス(以下、周期的パルスとする)が生成可能である。第2のタイミング信号発生回路4は、非周期的な波形のパルス(以下、非周期的パルスとする)および、クロック信号CLKIに同期した周期的パルスが生成可能である。
図2は、図1に示した駆動回路の詳細な構成例を示すブロック図である。図2において、図1と同じ符号のものは同じものを示し、1はクロック分配回路を、2は第1のタイミング信号発生回路を、3は位相制御回路を、4は第2のタイミング信号発生回路を示している。
図2に示されるように、クロック分配回路1はクロックルートバッファ401とクロックブランチバッファ402をツリー状に接続し、同様にクロックブランチバッファ402とクロックリーフバッファ403をツリー状に接続することによって構成される。図2ではクロックブランチバッファ402は1段で構成しているが、クロックブランチバッファ402を複数段とすることもできる。またクロックリーフバッファ403は、第1のタイミング信号発生回路2のクロック入力端子と、第2のタイミング信号発生回路4に含まれる全てのフリップフロップなどのクロック同期回路が有するクロック入力端子に接続される。それぞれのクロックリーフバッファ403は、各回路への配線および各回路のクロック入力端子にクロック信号を入力する際の全負荷を均等に分割した負荷と同等となるように、接続するクロック同期回路数が調整されている。それぞれのクロックブランチバッファ402に接続されるクロックリーフバッファ403の数も同様に調整されている。
以上に説明したようにクロック分配回路1を構成することによって、クロック分配回路1は、クロック入力端子CLKから入力されたクロック信号CLKに対して同一な遅延を有するクロック信号CLKI_1〜CLKI_4を出力する。クロック信号CLKとクロック信号CLKI_1〜CLKI_4のそれぞれの遅延は、温度、電源電圧、素子特性の変化によって全てが一様に変化するため、温度、電源電圧、素子特性が変動しても各クロック同期回路のクロック入力端子におけるクロック信号CLKI_1〜CLKI_4の立上りのタイミングは相対的な遅延差が生じることがない。具体的には、例えば何らかの変動によりクロック信号CLKI_1が3ns(ナノ秒)遅延した場合には、クロック信号CLKI_2〜CLKI_4も、同様に3ns遅延するように構成されているといえる。
また、第1のタイミング信号生成回路2は、セレクタ421と、位相制御回路3で構成されている。位相制御回路3は、タップ付遅延回路431と、タップ付遅延回路431の各遅延を制御する制御信号発生回路432と、クロック分配回路1から入力された内部クロック信号CLKI_1とタップ付遅延回路431から帰還されたクロック信号との位相を比較する位相比較回路433とを備え、いわゆるDLL回路である。
タップ付遅延回路431は、縦列接続された複数の遅延段の所定個所にタップを設け、入力されるクロック信号CLKI_1に対して異なる遅延量を与えた複数のタップ出力を出力する。セレクタ421は、タップ付遅延回路431が出力する複数のタップ出力から選択して第1のタイミング信号発生回路2の出力端子PO1、PO2へ出力する。また、タップ付遅延回路431の最終段遅延の出力は、位相比較回路433にフィードバックされる。位相比較回路433は、入力クロック信号CLKI_1と、フィードバックされるタップ付遅延回路431の出力するクロック信号との位相を比較し、位相が一致しない場合は制御信号発生回路432にUP(アップ)あるいはDN(ダウン)の信号を送る。制御信号発生回路432は、UPあるいはDNの信号に応じて、タップ付遅延回路431の各遅延段の遅延量を制御する信号を発生する。以上の処理が繰り返されることで、位相制御回路3は、タップ付遅延回路431の最終段出力クロック信号と、入力されるクロック信号CLKI_1の位相を一致させるように動作する。
これにより、第1のタイミング信号生成回路2は、入力されるクロック信号CLKI_1と同一周期で、立上りタイミングと、立下りタイミングを微調整できる、周期的なパルスを生成し、出力することができる。
また、第2のタイミング信号生成回路4は、クロック信号CLKI_2で動作する同期カウンタ122と、カウンタ値をデコードする組合せ回路123と、組合せ回路123の出力をクロック信号CLKI_3、CLKI_4で同期化するためのフリップフロップ124とで構成される。これにより、第2のタイミング信号生成回路4は、クロック信号CLKIに同期した周期的パルスと、非周期的パルスを生成し、出力することができる。
次に、図1及び図2に示した駆動回路の温度及び電源電圧の変化に対する対応について説明する。図3は、図1及び図2に示した駆動回路の温度及び電源電圧の変化に対する対応例を示す図である。図3の上段のタイミングチャートに比べて、下段のタイミングチャートは駆動回路の温度及び電源電圧が変化した場合を示している。
図3の上段に示すように、クロック分配回路1の出力するクロック信号CLKI_1〜4は、そのクロック信号CLKに対し、同一の遅延Td_clkiを有する。第1のタイミング信号発生回路2の出力端子PO1、PO2の出力信号は、位相制御回路3によって、クロック信号CLKI_1と同一周期のパルスを出力している。また、クロック信号CLKI_1と出力端子PO1、PO2の出力信号との位相関係は常に一定である。
また、第2のタイミング信号発生回路4の出力端子PO3の出力信号は、クロック信号CLKI_3に同期して出力され、その信号変化のタイミングはCLKI_3の立上りタイミングに対し、フリップフロップ124の出力遅延に応じた遅延Td_po3を有する。
図3の上段の状態から温度及び電源電圧が変動した場合、図3の下段に示すように、入力クロックCLKからCLKI_1〜4の遅延Td_clkiが変動する。しかし、クロック信号CLKI_1〜4内で比較した場合、その立上りタイミングは常に同じである。第1のタイミング信号発生回路2の出力端子PO1、PO2の出力信号は、クロック信号CLKI_1に応じた位相に固定されているため、温度及び電源電圧などが変動しても、クロック信号CLKI_1に対する位相関係は一定である。一方、第2のタイミング信号発生回路4の出力端子PO3の出力信号は、クロック信号CLKI_3に同期しているため、その信号変化のタイミングは、クロック信号CLKI_3の立上りタイミングに対し、フリップフロップ124の出力遅延に応じた遅延Td_po3の分だけ遅れており、温度及び電源電圧が変動した場合の変化の割合は、Td_clkiの変化の割合と比較して非常に小さい。
尚、図3では温度及び電源電圧の変化の例で説明したが、温度、電源電圧、素子特性のいずれか一つまたはそれらの組合せの変化であっても、同様に、本実施形態の駆動回路は対応可能である。
以上説明したとおり、第一の実施形態における駆動回路は、例えば、固体撮像素子を駆動するパルスである周期的パルス及び非周期的パルスの位相関係を、温度、電源電圧、素子特性の変化に影響されることなく一定に保つことができる。また、第1のタイミング信号発生回路2により、入力クロック信号CLKと同一周期で、その立上りエッジと立下りエッジを微調整可能なパルスを生成、出力することができ、第2のタイミング信号発生回路4により、入力クロック信号CLK単位で調整可能な比較的長い周期の周期的パルスと、非周期的パルスを生成、出力することができる。
[第二の実施形態]
図4は、本発明の第二の実施形態における固体撮像素子を駆動する駆動回路の詳細な構成を示すブロック図である。尚、第二の実施形態における駆動回路の概略構成は、図1と同様であり説明を省略する。また、図4において図1と同じ符号が付与されているものは、同様の機能を有するものである。
図4と図2との比較から明らかなように、第二の実施形態における駆動回路は、図2に示す第一の実施形態の駆動回路と比べて、第1のタイミング信号発生回路2の位相制御回路3を、位相比較回路631とVCO632で構成している点が主に異なる。すなわち、位相制御回路3は、PLL回路を構成したものである。ここで、VCO632の出力は1/N分周信号を出力可能なカウンタ621に入力される。また、カウンタ621が出力する1/N分周信号は、位相比較回路631にフィードバックされて、クロック信号CLKIと位相比較される。位相が一致しない場合は、位相の違いに応じた信号を位相比較回路631が出力して、VCO632を制御し、1/N分周信号と位相が一致するようにVCO632が出力するクロック信号の位相が調整される。結果、VCO632からはクロック信号CLKIのN逓倍クロック信号が出力される。
また、組合せ回路622は、カウンタ621のカウンタ値をデコードする回路であり、カウンタ値によって、立上り信号と、立下り信号を発生することができる。組合せ回路622が出力した信号は、フリップフロップ124によって、逓倍クロック信号に同期して出力端子PO1、PO2から出力される。このように、図4の第1のタイミング信号発生回路2は、入力クロック信号CLKIに対し同一周期で、立上りおよび立下りのタイミングを、クロック信号CLKIの周期の1/N単位で調整可能な、周期的なパルスを発生できる。すなわち、図4の駆動回路は、図2の第一の実施形態における駆動回路と同様な効果を得ることができる。
[実施例1]
次に、図5を参照して、上記の図1の駆動回路を、撮像装置に適用した場合の実施例1について説明する。図5は、撮像装置の構成例を示すブロック図である。図5において、後述するパルス発生回路705は、図1の駆動回路を含むブロックである。
図5において、701は被写体を映像信号として取り込むための固体撮像素子である。702は撮像素子701から出力された撮像信号をアナログ信号処理する映像信号処理回路である。703は映像信号処理回路702から出力される撮像信号のアナログ−ディジタル変換を行うAD変換器である。704はAD変換器703から出力された画像データに各種の補正を行ったりデータを圧縮する信号処理部である。705は固体撮像素子701、映像信号処理回路702、及びAD変換器703に各種駆動パルスを出力するパルス生成回路である。706は、各種演算と固体撮像装置全体を制御する全体制御部である。
次に、前述の構成における撮像装置の動作について説明する。全体制御部706からの垂直同期信号、水平同期信号などの制御信号に従って、パルス生成回路705は固体撮像素子701の各種駆動パルスを出力する。固体撮像素子701はその駆動パルスによって、露光および露光によって生成された撮像信号の転送が行われる。固体撮像素子701で生成された撮像信号は映像信号処理回路702を介してAD変換器703でディジタル信号に変換された後、信号処理部704に入力され、各種の補正、データ圧縮処理が行われる。
なお、図7の説明では、固体撮像素子701、映像信号処理回路702、AD変換器703、パルス生成回路705を別デバイスで構成しているが、これに限定されるものではなく、固体撮像素子701、映像信号処理回路702、AD変換器703、パルス生成回路705を1チップで構成しても構わない。
[実施例2]
次に、図6を参照して、上記の図1の駆動回路を、撮像装置に適用した場合の実施例2について説明する。図6は、図1の駆動回路を撮像装置である「スチルビデオカメラ」に適用した場合を示すブロック図である。尚、後述するタイミング発生部8に図1の駆動回路が含まれている。
図6において、1はレンズのプロテクトとメインスイッチを兼ねるバリア、2は被写体の光学像を固体撮像素子4に結像させるレンズ、3はレンズ2を通った光量を可変するための絞り、4はレンズ2で結像された被写体を画像信号として取り込むための固体撮像素子、6は固体撮像素子4より出力される画像信号のアナログ−ディジタル変換を行うA/D変換器、7はA/D変換器6より出力された画像データに各種の補正を行ったりデータを圧縮する信号処理部、8は固体撮像素子4、撮像信号処理回路5、A/D変換器6、信号処理部7に、各種タイミング信号を出力するタイミング発生部、9は各種演算とスチルビデオカメラ全体を制御する全体制御・演算部、10は画像データを一時的に記憶する為のメモリ部、11は記録媒体に記録または読み出しを行うためのインターフェース部、12は画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体、13は外部コンピュータ等と通信する為のインターフェース部である。
次に、前述の構成における撮影時のスチルビデオカメラの動作について説明する。
バリア1がオープンされるとメイン電源がオンされ、次にコントロール系の電源がオンし、更にA/D変換器6などの撮像系回路の電源がオンされる。それから、露光量を制御する為に、全体制御・演算部9は絞り3を開放にし、固体撮像素子4から出力された信号はA/D変換器6で変換された後、信号処理部7に入力される。そのデータを基に露出の演算を全体制御・演算部9で行う。
この測光を行った結果により明るさを判断し、その結果に応じて全体制御・演算部9は絞りを制御する。次に、固体撮像素子4から出力された信号をもとに、高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を全体制御・演算部9で行う。その後、レンズを駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断した時は、再びレンズを駆動し測距を行う。
そして、合焦が確認された後に本露光が始まる。
露光が終了すると、固体撮像素子4から出力された画像信号はA/D変換器6でA/D変換され、信号処理部7を通り全体制御・演算部9によりメモリ部に書き込まれる。その後、メモリ部10に蓄積されたデータは、全体制御・演算部9の制御により記録媒体制御I/F部を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体12に記録される。また、外部I/F部13を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行ってもよい。
[実施例3]
次に、図7を参照して、上記の図1の駆動回路を、撮像装置に適用した場合の実施例3について説明する。図7は、図1の駆動回路を撮像装置である「ビデオカメラ」に適用した場合を示すブロック図である。尚、後述する固体撮像素子3やサンプルホールド回路4に対して図1の駆動回路が制御パルスを発信する構成である。ここでは、特に図7に駆動回路を示していない。
図7において、1は撮影レンズで焦点調節を行うためのフォーカスレンズ1A、ズーム動作を行うズームレンズ1B、結像用のレンズ1Cを備えている。2は絞り、3は撮像面に結像された被写体像を光電変換して電気的な撮像信号に変換する固体撮像素子、4は固体撮像素子3より出力された撮像信号をサンプルホールドし、さらに、レベルをアンプするサンプルホールド回路(S/H回路)であり、映像信号を出力する。
5はサンプルホールド回路4から出力された映像信号にガンマ補正、色分離、ブランキング処理等の所定の処理を施すプロセス回路で、輝度信号Yおよびクロマ信号Cを出力する。プロセス回路5から出力されたクロマ信号Cは、色信号補正回路21で、ホワイトバランス及び色バランスの補正がなされ、色差信号R−Y,B−Yとして出力される。
また、プロセス回路5から出力された輝度信号Yと、色信号補正回路21から出力された色差信号R−Y,B−Yは、エンコーダ回路(ENC回路)24で変調され、標準テレビジョン信号として出力される。そして、図示しないビデオレコーダ、あるいは電子ビューファインダ等のモニタEVFへと供給される。
次いで、6はアイリス制御回路で有り、サンプルホールド回路4から供給される映像信号に基づいてアイリス駆動回路7を制御し、映像信号のレベルが所定レベルの一定値となるように、絞り2の開口量を制御すべくigメータを自動制御するものである。
13、14は、サンプルホールド回路4から出力された映像信号中より合焦検出を行うために必要な高周波成分を抽出する異なった帯域制限のバンドパスフィルタ(BPF)である。第一のバンドパスフィルタ13(BPF1)、及び第二のバンドパスフィルタ14(BPF2)から出力された信号は、ゲート回路15及びフォーカスゲート枠信号で各々でゲートされ、ピーク検出回路16でピーク値が検出されてホールドされると共に、論理制御回路17に入力される。
この信号を焦点電圧と呼び、この焦点電圧によってフォーカスを合わせている。また、18はフォーカスレンズ1Aの移動位置を検出するフォーカスエンコーダ、19はズームレンズ1Bの焦点距離を検出するズームエンコーダ、20は絞り2の開口量を検出するアイリスエンコーダである。これらのエンコーダの検出値は、システムコントロールを行う論理制御回路17へと供給される。
論理制御回路17は、設定された合焦検出領域内に相当する映像信号に基づいて、被写体に対する合焦検出を行い焦点調節を行う。即ち、各々のバンドパスフィルタ13、14より供給された高周波成分のピーク値情報を取り込み、高周波成分のピーク値が最大となる位置へとフォーカスレンズ1Aを駆動すべくフォーカス駆動回路9にフォーカスモータ10の回転方向、回転速度、回転/停止等の制御信号を供給し、これを制御する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の第一の実施形態における固体撮像素子を駆動する駆動回路(パルス発生回路)の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した駆動回路の詳細な構成例を示すブロック図である。 図1及び図2に示した駆動回路の温度及び電源電圧の変化に対する対応例を示す図である。 本発明の第二の実施形態における固体撮像素子を駆動する駆動回路の詳細な構成を示すブロック図である。 撮像装置の構成例を示すブロック図である。 図1の駆動回路を撮像装置である「スチルビデオカメラ」に適用した場合を示すブロック図である。 図1の駆動回路を撮像装置である「ビデオカメラ」に適用した場合を示すブロック図である。 従来のパルス生成回路を示す図である。 図8のパルス生成回路の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 クロック分配回路
2 第1のタイミング信号発生回路
3 位相制御回路
4 第2のタイミング信号発生回路
122 カウンタ
123 組合せ回路
124 フリップフロップ
401 クロックルートバッファ
402 クロックブランチバッファ
403 クロックリーフバッファ
421 セレクタ
431 タップ付遅延回路
432 制御信号発生回路
433 位相比較回路
621 カウンタ(1/N分周回路)
622 組合せ回路
631 位相比較回路
632 VCO
701 撮像素子
702 映像信号処理回路
703 AD変換器
704 信号処理部
705 パルス生成回路
706 全体制御部

Claims (5)

  1. 撮像素子と、前記撮像素子を駆動するためのパルスを生成するパルス生成回路とを具備する撮像装置であり、
    前記パルス生成回路は、
    バッファをツリー状に接続した構成を持ち、複数の端子から第1のタイミング信号発生手段と第2のタイミング信号発生手段とに相対的な遅延差のないクロック信号を出力するクロック分配手段と、
    位相制御手段としてDLL回路を持ち、前記クロック分配手段から供給されるクロック信号から周期的なパルスを生成する第1のタイミング信号発生手段と、
    前記クロック分配回路から供給されるクロック信号に基づいて信号を出力する複数のフリップフロップを備えると共に非周期的なパルスを生成する第2のタイミング信号発生手段と
    を具備し、
    前記クロック分配手段は、
    前記第1のタイミング信号発生手段と前記第2のタイミング信号発生手段が備える複数のフリップフロップそれぞれとに、前記複数の端子のうち、それぞれ異なる端子からクロック信号を供給することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記位相制御手段が、複数の遅延素子から構成されるタップ付き遅延回路を利用して位相制御を行うものである場合に、前記第1のタイミング信号発生手段は、前記タップ付き遅延回路に含まれる前記遅延素子のいずれか一つの出力を選択して出力することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2のタイミング信号発生手段は、
    前記クロック分配手段より出力されるクロック信号の変化をカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウント値を参照して立上りパルス又は立下りパルスを生成する論理回路と、
    前記論理回路が出力する前記立上りパルス又は前記立下りパルスを前記クロック分配手段が出力したクロック信号に同期したパルス信号として出力する同期出力回路と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記DLL回路には、前記クロック分配手段から供給されるクロック信号が直接入力されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置と、前記撮像装置へ光を結像する光学系とを具備することを特徴とするカメラ。
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