JP4182043B2 - 火葬炉 - Google Patents

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Description

本発明は、遺体や動物の死体などの被火葬体を火葬するための火葬炉に関する。
従来、これら火葬炉としては、作業員が火葬の進行状況、具体的には被火葬体の燃焼具合を目視にて監視しつつ、被火葬体に燃え残りがないように満遍なく火葬されるように、燃焼バーナーの火炎の向きや、場合によっては火葬室内に鉄棒等を差し入れて被火葬体を移動させて燃焼を促進させるようにしている。
このため、これら作業者、つまりは人手による制御においては、一人で複数の火葬炉を担当する場合が多く、燃焼バーナーの火力や姿勢を調整するタイミングが遅れる場合があり、燃料を無駄に消費したり火葬時間が長くなってしまうという問題があるとともに、これら遺体を扱う特殊性から、多くの作業者を確保することが難しいという問題があり、これらの問題を解決する手法として、火葬室内を監視カメラにて撮像して、該撮像した画像から、被火葬体の外縁から未燃焼の部分の位置と面積を抽出して特定する画像認識を実施し、該特定した未燃焼の部分に燃焼バーナーの向きを向けて、効率良い火葬を自動により実現するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−322316号公報
しかしながら、特許文献1にあっては、火葬室内を監視カメラにて撮像する際も燃焼バーナーによる火炎の放射が継続してなされているため、これら火炎による熱や炎により、
赤外線カメラの画像のコントラストが低下したり、被火葬体の画像が上手く撮像できず、よって画像認識に誤りが生じて、未燃焼の部分が残存したり、或いは、燃焼済みの部分を未燃焼して燃焼バーナーが向けられる等の誤動作を生じる場合があるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、火葬炉の燃焼制御を画像認識により実施する場合において、より確実な制御を実施することで、より信頼性と実用性の高い火葬炉を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の火葬炉は、
被火葬体を収納する火葬室と、該火葬室内に配置され前記被火葬体を載置するための焼却台と、前記火葬室内の燃焼ガスを外部に排気するための排気路と、前記被火葬体を焼却するための燃焼バーナーと、該燃焼バーナーからの火炎の方向を変更するための火炎方向変更手段と、前記焼却台上に載置された被火葬体の画像を撮像するための撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記被火葬体の未燃焼の部分を画像認識により特定する画像認識手段と、該画像認識手段によって特定された未燃焼の部分に前記燃焼バーナーからの火炎が当たるように前記火炎方向変更手段を制御する制御手段と、を備える火葬炉であって、
前記画像認識手段において画像認識に使用する画像を前記撮像手段にて撮像する際に前記燃焼バーナーを消火するとともに該撮像後に燃焼バーナーを点火する点火消火制御手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、点火消火制御手段を備えることで、燃焼バーナーを消火した状態にて画像認識に使用する画像を前記撮像手段にて撮像することができ、よって、これら燃焼バーナーの火炎による撮像画像への悪影響を排除できるようになるので、画像認識における誤認識を著しく低下でき、画像認識の精度を向上できることから、これら高精度にて認識された未燃焼の部分に基づいて燃焼バーナーからの火炎の方向が制御されるので、より確実な制御を実施することができ、結果的に、より信頼性と実用性の高い火葬炉を提供することができる。
本発明の請求項2に記載の火葬炉は、請求項1に記載の火葬炉であって、
前記撮像手段にて撮像して前記画像認識手段において画像認識に使用する画像を一次記憶するための画像記憶手段を備え、
前記点火消火制御手段は、前記画像認識の完了・非完了に拘わらず、画像の記憶が完了したことを条件に、消化中の燃焼バーナーを点火する制御を行うことを特徴としている。
この特徴によれば、画像認識が完了、非完了に拘わらず、画像認識に使用する画像の撮像後において迅速に燃焼バーナーを再点火して火葬を継続できるので、火葬時間を短縮でき、より効率の良い火葬を実施できる。
本発明の請求項3に記載の火葬炉は、請求項1または2に記載の火葬炉であって、
前記画像認識手段にて未燃焼の部分と判定された複数の未燃焼部分の位置を記憶するための未燃焼部分位置記憶手段を備え、
前記点火消火制御手段は、前記未燃焼部分位置記憶手段に記憶された各未燃焼部分の位置への火炎の放射の実施後において、前記撮像手段にて撮像するための消火並びに点火の制御を実施することを特徴としている。
この特徴によれば、燃焼バーナーを消火して撮像した画像から前記画像認識手段にて画像認識された各未燃焼部分の位置が記憶でき、これら各未燃焼部分の位置への火炎の放射の実施後に再度、燃焼バーナーを消火して撮像を実施するようにすれば良く、撮像により燃焼バーナーを消火する回数を低減でき、より効率の良い火葬を実施できる。
本発明の請求項4に記載の火葬炉は、請求項1〜3のいずれかに記載の火葬炉であって、
前記焼却台の上面に、該焼却台上の基準点或いは位置を特定可能とするための目印あるいは目盛を形成したことを特徴としている。
この特徴によれば、仮に焼却台の配置位置等がずれても、基準点或いは位置を特定可能とするための目印あるいは目盛に基づいて、未燃焼の部分の位置を補正することが可能となるので、より一層位置精度を高めることができる。
本発明の請求項5に記載の火葬炉は、請求項1〜4のいずれかに記載の火葬炉であって、
前記焼却台の上面に、加熱により蛍光または発光するサーモルミネッセンス材料層を設けたことを特徴としている。
この特徴によれば、焼却台の上面が電源等を必要とすることなく火葬室内や被火葬体の熱によりサーモルミネッセンス材料層が蛍光または発光するようになるので、該焼却台に載置されている被火葬体の画像を良好に撮像することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明が適用された本実施例の火葬炉1を示す側断面図であり、図2は、本実施例の火葬炉1を示す上面視断面図であり、図3は、本実施例の撮像手段の撮像点となるCCDカメラ30並びに赤外線カメラ31が配置される窓部13の詳細を示す拡大断面図である。
尚、以下の説明においては、被火葬体として遺体12並びに副葬品と、これら遺体並びに副葬品を収納する棺桶11とから成る被火葬体を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら被火葬体は動物等の死骸等であっても良い。
本実施例の火葬炉1は、図1に示す構成とされており、主に、遺体12並びに副葬品(図示略)を収納した棺桶11を火葬するための、耐熱壁5a、5b、並びに天井壁4にて囲まれた火葬室2と、該火葬室2内にて発生した燃焼ガスを外部に排気するための排気路14とから構成されており、該火葬室2の前方側には、被火葬体を火葬室2内に搬入並びに火葬後の遺骨を搬出するための開閉自在とされた開閉扉3が設けられている。
これら火葬室2への被火葬体である遺体12を収納した棺桶11は、本発明における焼却台となる下部に回動可能な車輪9を備えて移動可能な台車とされた火葬台8に載置され、該火葬台8を移動させることで容易に棺桶11や遺骨を開閉扉3にて開閉される開閉口から火葬室2内に搬入、搬出できるようになっている。
この火葬台8が搬入される火葬室2内の耐熱床6には、火葬台8をほぼ所定位置に停止させるための、耐熱床6上面に突出形成された停止ガイド10が設けられているとともに、該耐熱床6は、耐熱床6の四隅の下方位置に4点配置された重量センサ7のみにて支持されており、これら重量センサ7により、火葬台8の重量の変化を把握できるようになっている。
また、火葬室2の外壁を構成する前記開閉口とは反対側の内方側となる耐熱壁5bには、燃焼バーナー20の火炎ノズル21を挿通するための挿通孔15が設けられており、これら挿通孔15は、火炎ノズル21が上下左右に移動できるように、火炎ノズル21の径よりも大きな径を有するものとされている。
この本実施例に用いた燃焼バーナー20には、側面視円盤状で回転可能に軸支されたバーナー本体25から伸縮自在とされた火炎ノズル21が、その外周面より突出する形状とされており、これらバーナー本体25の一方の側面には、バーナー本体25と同軸に設けられ、該バーナー本体25を軸中心に回転させることで、火炎ノズル21の上下方向(Y軸)の向きを変更させることにより、火炎ノズル21から放射される火炎の上下方向(Y軸)の向きを変更するY軸モータ22と、これらY軸方向に回転により移動可能なバーナー本体25が固定され、水平方向(X軸)に回動することにより、火炎ノズル21から放射される火炎の水平方向(X軸)の向きを変更する回転テーブル23と、前記火炎ノズル21を伸縮させるためのノズルアクチュエータ27とを備えており、これらY軸モータ22と回転テーブル23の回転動作並びにノズルアクチュエータ27の動作が、燃焼バーナー20が載置される載置台内部に設けられているバーナーコントロールユニット24により制御されることで、火炎の方向を上下左右に変更することができるようになっており、これらY軸モータ22、回転テーブル23、ノズルアクチュエータ27並びにバーナーコントロールユニット24により本発明における火炎方向変更手段が形成されている。
また、火葬室2の天井をなす天井壁4は、火葬室2内の煙が迅速かつ良好に排気路14へ流入するように、排気路14への入口が上方となるように該入口に向けて傾斜して形成されており、この天井壁4のほぼ中央、つまり、停止ガイド10にてほぼ同一位置に配置される火葬台8の直上領域内であって、火葬台8の長手方向の両端部からほぼ等しい距離となる位置に、本発明における撮像手段における撮像点となる可視光による画像を撮影するためのCCDカメラ30並びに赤外線による画像を撮影するための赤外線カメラ31とが、前記火葬台8の上面にほぼ正対するように、つまりは、CCDカメラ30並びに赤外線カメラ31の光学系の光軸が火葬台8の上面とほぼ直交するように配置され、これらCCDカメラ30並びに赤外線カメラ31が火葬台8を含む火葬室2内の画像を撮像可能とするための、本発明における透明部材となる2重の耐熱ガラス34、35を備える窓部13が形成されている。
この窓部13について、図3を用いて詳細に説明すると、該窓部13には、所定の間隔を有する2重の耐熱ガラス34、35が設けられており、これら2重の耐熱ガラス34、35の間には、これら耐熱ガラス34、35を冷却するための空気を噴出するノズル37が設けられている。これらノズル37に繋がる空気圧送口36にコンプレッサからの脱油滴された圧縮空気が送り込まれることで、ノズル37から空気が耐熱ガラス34、35間の空隙に噴射されて耐熱ガラス34、35が冷却されるようになっており、これらノズル37によって本発明における冷却手段が形成されている。尚、これら耐熱ガラス34、35間の空隙に噴射された空気は、排出ノズル39から火葬室2に排出される。
このように透明部材となる2重の耐熱ガラス34、35を冷却することは、本実施例のように、窓部13が、火葬台8の直上に位置することで、燃焼ガスにより窓部13の温度が、これら窓部13を火葬台8の端部位置に設けた場合に比較して高くなりやすいので、これら窓部13を通じてCCDカメラ30並びに赤外線カメラ31に輻射される熱やCCDカメラ30並びに赤外線カメラ31等の装置の熱による劣化等を低減できるばかりか、耐熱ガラス34、35の熱による膨張や変形(歪み)等による画像への影響をより少ないものにできることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら耐熱ガラス34、35を冷却しない構成としても良い。
また、耐熱ガラス34の火葬室2側の面に対応する位置には、耐熱ガラス34の火葬室2側の面に火葬室2にて発生した煙による汚れの付着を防止するために、空気圧送口36にコンプレッサから送り込まれた圧縮空気を噴出させるためのノズル38が設けられており、該ノズル38から圧縮空気が噴出することで、煙が耐熱ガラス34の火葬室2側の面に触れることが阻止されて、煙による汚れの付着が防止されるようになっており、このノズル38によって本発明における防汚手段が形成されている。
このように防汚手段を設けることは、本実施例のように窓部13が、火葬台8の直上に位置することで、火葬台8に載置された被火葬体から発生した煙により耐熱ガラス34が汚れる度合いを著しく低減でき、これら耐熱ガラス34に煙による汚れが付着することによる画像のコントラストの低下による悪影響を極力抑えることができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら防汚手段となるノズル38を設けないようにしても良い。
また、本実施例では、冷却手段や防汚手段として空気を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらを空気以外のもの、例えば水等の液体や磁気等を使用したものとしても良い。
そして、本実施例の窓部13には、耐熱ガラス34の火葬室2側の面に付着した汚れを清浄化するためのワイパー32と、該ワイパー32を駆動するためのワイパーモータ33とが設けられており、後述する制御コンピュータ40にて、所定の操作を実施することで、該ワイパーモータ33にてワイパー32が揺動されて、耐熱ガラス34の火葬室2側の面に付着した汚れが除去されるようになっており、該ワイパーモータ33並びにワイパー32により本発明における清浄手段が形成されている。尚、ワイパー32には、火葬室2内において高温に暴露されるのでゴム等を使用できないとともに、石綿等を固めたものでは耐熱ガラス34が傷つくので、本実施例では、これら耐熱ガラス34よりも柔らかい軽石や、例えば火山灰や火山灰を中空化処理したシラスバルーンを無機バインダ等で固めた無機材料を使用しておいるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらワイパー32に使用する部材は耐熱性を有して耐熱ガラス34を傷付けないものであれば良く、これらの条件を満たすものから適宜に選択すれば良い。
また、このようにワイパーモータ33並びにワイパー32等の清浄手段を設けることは、本実施例のように窓部13が火葬台8の直上に位置することで、火葬台8に載置された被火葬体から発生した煙により耐熱ガラス34が仮に汚れても、これらの汚れを、火葬炉1の運転や使用を中断して人が火葬室2内に入って清浄する必要がなく、これら耐熱ガラス34が汚れを容易に除去することができ、よって、これら耐熱ガラス34に煙による汚れが付着することによる画像のコントラストの低下による悪影響を極力抑えることができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらワイパーモータ33並びにワイパー32等の清浄手段を設けない構成としても良い。
次に、本実施例に用いた火葬台8について説明すると、火葬台8は、前述のように下部に車輪9を有して移動可能な台車とされており、その上面には、図5に示すように、マトリックス状の模様が形成されている。このマトリックス状の模様の各升目を構成する部分が、加熱により蛍光または発光するサーモルミネッセンス材料層をその表面に有する9.5mm角の耐熱タイルから成るサーモルミネッセンス板8bにて形成されていて、各サーモルミネッセンス板8bが、1cmの間隔を空けてマトリックス状に配置されることで、各モルミネッセンス板8bとの間に形成される間隙8aによる線の中心が、火葬台8から10cm、20cm、…の位置となるようになっており、これら間隙8aによる線により本発明における火葬台8上の基準点或いは位置を特定可能とするための目盛が形成されている。
これらサーモルミネッセンス材料としては、加熱することで蛍光または発光するものであり、耐熱性に優れる無機蛍光或いは無機発光材料が好ましく、例えば、被曝線量を測定するためのTLDプレートに使用される蛍光材料に微量の放射線を放出する賦活剤を混入させたもの等が例示される。
尚、本実施例では、マトリックス状の模様の各升目側をサーモルミネッセンス板8bとしており、このようにすることは、火葬が進んで火葬台8の上面の温度が上昇することで、これらサーモルミネッセンス板8bが蛍光を発して火葬台8の上面に配置されている被火葬体である遺体の状況を、撮像した画像において確認し易くなることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、逆に間隙8aの部分にサーモルミネッセンス材料層を形成するようにしても良い。
また、本実施例では、サーモルミネッセンス板8bをマトリックス状に配置形成しており、このようにすることは、撮像した画像上における位置特定において、これら位置特定に使用する画像上に合成される基準線や位置ガイド線の位置の補正(本実施例では画像側を補正)を実施するとともに、特定した未燃焼部の位置を、これらマトリックスの升目からも特定できるようになるので、より一層特定した位置精度を向上できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら火葬台8の上面には、その中央部分となる位置を特定できるように、中央線のみをサーモルミネッセンス材料や或いはその他の蛍光や発光しない耐熱材料にて目視可能に形成して、火葬台8の基準位置となる中央線のみを特定できるようにしても良い。
次に、本実施例の火葬炉1を構成する電気的装置の構成を図4に基づいて説明すると、各火葬炉1の耐熱壁5bの外面には、前記燃焼バーナー20と並ぶように、作業員が操作可能な制御コンピュータ40が設けられており、この制御コンピュータ40に重量センサ7やCCDカメラ30、赤外線カメラ31、ワイパーモータ33が接続されていて、重量センサ7からの電圧出力により火葬台8を含む総重量を計量し、各時点の重量を記憶していくことでその重量変化を把握できるようになっているとともに、CCDカメラ30並びに赤外線カメラ31にて撮像された画像信号が制御コンピュータ40に入力されることで、該制御コンピュータ40において、CCDカメラ30並びに赤外線カメラ31にて撮像された画像を記憶し、その画像に基づいて画像認識により未燃焼部分の位置(座標)が該制御コンピュータ40にて特定され、該未燃焼部分の位置(座標)が記憶されるようになっており、該制御コンピュータ40によって、本発明における画像認識手段並びに点火消火制御手段並びに画像記憶手段並びに未燃焼部分位置記憶手段が形成されている。
この制御コンピュータ40は、その時点のCCDカメラ30の画像が逐次表示されるとともに、各種のメニュー等が表示されるディスプレイと、各種の入力を実施するためのファックションスイッチ等が設けられた工業用コンピュータとされている。
また、制御コンピュータ40は、燃焼バーナー20の動作を制御する本発明における火炎方向変更手段並びに点火消火制御手段を成すバーナーコントロールユニット24に接続されており、該バーナーコントロールユニット24に点火や消化の指示や、火力の指示、並びに火炎の放射方向の座標データを含む移動指示を送信することで、バーナーコントロールユニット24が、該バーナーコントロールユニット24に接続されている点火ユニット28や燃料供給ユニット26を制御して、燃焼バーナー20の点火や消化、並びに火力の制御を実施するとともに、予めバーナーコントロールユニット24において各座標に対応付けて記憶されているY軸角度とX軸角度並びに火炎ノズル21の長さに基づいて、制御コンピュータ40からの座標データに対応するY軸角度とX軸角度とノズル長さとなるようにY軸モータ22並びに回転テーブル23の角度位置並びにノズルアクチュエータ27を制御することで、制御コンピュータ40が指定した座標に対して火炎ノズル21からの火炎が放射されるようになっている。
以下、本実施例の火葬炉1の動作状況を、制御コンピュータ40が実施する制御処理の内容を示す図6のフロー図に基づいて以下に説明すると、まず、作業者は、棺桶11が配置された火葬台8を開閉扉3より火葬室2内に搬入し、停止ガイド10によりほぼ所定位置に火葬台8を停止させる。
そして開閉扉3を閉じた後、制御コンピュータ40の前面に設けられている火葬開始に該当するファンクションスイッチを作業員が操作することにより、当該操作がS1にて火葬開始操作有りと判定されてS2に進む。
そしてS2において、バーナーコントロールユニット24に点火指示を出力して燃焼バーナー20を点火させるとともに、初期燃焼における低火力とする火力の指示を出力してその火力を低火力に保持した後、一次タイマカウントのカウントを開始する。
そしてS3に進んで、燃焼バーナー20を所定の設定動作、具体的には燃焼バーナー20の火炎ノズル21を上下左右にゆっくりと満遍なく移動させて棺桶11や副葬品を焼却するようにする。
これらS3の動作は、S4において初期燃焼に設定されている一次タイマの時間がカウントアップしたと判定されるまで、つまりは、初期燃焼に設定されている一次タイマの時間が経過するまで、継続して実施される。
このS4において一次タイマの時間がカウントアップしたと判定された場合には、S5に進んで、バーナーコントロールユニット24に消化指示を出力して燃焼バーナー20を消化するとともに、S6に進んで該燃焼バーナー20が消化した後におけるCCDカメラ30並びに赤外線カメラ31による火葬台8の上面視画像を記憶し、該画像を記憶した後にS7に進んで点火指示をバーナーコントロールユニット24に出力して燃焼バーナー20を再点火させる。
このように、CCDカメラ30並びに赤外線カメラ31による画像を記憶する際、つまりは、撮像手段にて撮像する際に燃焼バーナー20を消化して火炎の放射を中止し、撮像(画像の記憶)の後に再度点火することは、これら撮像(記憶)した画像に火炎が写り、火炎により火葬台8上の被火葬体の画像が見えなくなってしまうことを回避でき、これら火炎による影響のない画像を得ることができることにより、画像認識における認識精度を向上できることから、これら高精度にて認識された未燃焼部分の位置に基づいて燃焼バーナーからの火炎の方向が制御されるので、より確実な制御を実施することができ、結果的に、より信頼性と実用性の高い火葬炉を提供することができるようになる。
また、本実施例では、画像を撮像(記憶)した後、画像認識等の画像処理を実施する以前に直ぐに燃焼バーナー20を再点火しており、このようにすることは、画像処理を実施する時間中も燃焼バーナー20による火葬処理を実施でき、火葬時間を少しでも短縮できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら燃焼バーナー20の再点火を画像認識の処理後に実施するようにしても良い。
次にS8に進み、S6にて記憶した画像から、該画像中の火葬台8上の目盛りを特定し、該目盛りと位置ガイド線とが重複するように、記憶した画像を補正して更新するとともに、該補正した画像中において、火葬台8上のマトリックス模様を含まない領域の輪郭を抽出し、該画像認識処理において抽出した輪郭に基づく未燃焼部分の温度を赤外線カメラの画像にて判定し、その温度の高低(温度が高い場合には、着火して燃焼中であることが考えられるので、未着火の部分への火炎の放射を優先するために、温度の低い部分を優先する)から、温度の低い未燃焼部分の内、火炎の大きさに基づく火炎放射位置の座標を、それぞれの火炎放射位置の座標に優先順位を付けて記憶する画像認識処理を実施し、該画像認識処理により本発明における画像認識手段が形成されている。これら、画像認識の方法としては、本実施例では、火葬台8にマトリックス状の模様を設けているとともに、燃焼バーナー20の火炎を消化するので、従来より実施されている輪郭抽出等の画像認識でも良好に使用することができるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら画像認識の手法としては、使用する制御コンピュータ40の処理能力等から適宜に選択すれば良い。
そして、前記S9にて記憶した各火炎放射位置の座標の内、最も優先順位の高い火炎放射位置の座標を含む移動指示をバーナーコントロールユニット24に出力するとともに、該出力した火炎放射位置の座標の記憶を削除して、所定時間、該出力した火炎放射位置の座標への火炎の放射を実施する火炎方向制御処理を実施し(S10)、該火炎方向制御処理によって本発明における制御手段が形成されている。
次にS11に進んで、前記したS9にて記憶した全ての火炎放射位置の座標の出力が完了したかを判定し、未出力の火炎放射位置(未燃焼部分)の座標が存在する場合には、S17に進んで、未出力の未燃焼部分の座標、具体的には、記憶している優先順位の最も高い火炎放射位置の座標を特定してS10に戻ることで、全ての火炎放射位置の座標が、優先順位の高い順に、順次出力されて、火炎の放射が実施されるようになっており、このようにすることで、一度の火炎の消化における撮像において特定された複数の火炎放射位置(未燃焼部分)への火炎の放射が完了した状況において、後述するように、再度、火炎を消化して撮像が実施されるようになるので、1つの未燃焼部分の位置を特定する毎に火炎を消化して撮像を実施する場合に比較して、火炎を消化する回数を大幅に低減でき、より効率の高い火葬を実施できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
そして、S11の判定において、全ての火炎放射位置の座標の出力が完了したと判定された場合には、S12に進んで、各重量センサ7からの電圧に基づく重量を特定し、その時点の時間情報に対応付けて記憶するとともに、S13に進んで、前回との重量変化を算出する。
そしてS14に進んで、S13において算出した重量変化が予め設定されている所定値以下であるか否かを判定し、該重量変化が所定値以下でない場合にはS15に進んで、予め定められた所定時間、つまりは、燃焼バーナー20を消化して次の未燃焼部分を再度特定するまでに設定された所定待機時間の経過を待ってS5に進み、再度S5〜S14、S17の処理を実施する一方、S14においてS13において算出した重量変化が予め設定されている所定値以下であるとの判断結果である場合には、S16に進んで、火葬が終了したものと判定して、火葬終了のメッセージ表示や音声をディスプレイや図示しないスピーカから出力して報知するとともに、図示していないが燃焼バーナー20を消化して再度S1に戻ることで、火葬開始操作待ちの状態に戻る。
以上、本実施例によれば、点火消火制御手段となる制御コンピュータ40やバーナーコントロールユニット24を備えることで、燃焼バーナー20を消火した状態にて画像認識に使用する画像を前記撮像手段となるCCDカメラ30や赤外線カメラ31にて撮像することができ、よって、これら燃焼バーナー20の火炎による撮像画像への悪影響を排除できるようになるので、画像認識における誤認識を著しく低下でき、画像認識の精度を向上できることから、これら高精度にて認識された未燃焼部分(火炎放射位置)に基づいて燃焼バーナーからの火炎の方向が制御されるので、より確実な制御を実施することができ、結果的に、より信頼性と実用性の高い火葬炉を提供することができる。
また、本実施例によれば、画像認識処理の完了、非完了に拘わらず、画像認識に使用する画像の撮像後において迅速に燃焼バーナー20を再点火して火葬を継続できるので、火葬時間を短縮でき、より効率の良い火葬を実施できる。
また、本実施例によれば、燃焼バーナー20を消火して撮像した画像から前記画像認識処理にて画像認識された各未燃焼部分(火炎放射位置)の位置が記憶でき、これら各未燃焼部分(火炎放射位置)の位置への火炎の放射の実施後に再度、燃焼バーナー20を消火して撮像を実施するようにすれば良く、撮像により燃焼バーナーを消火する回数を低減でき、より効率の良い火葬を実施できる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、各撮像手段における撮像点を1つのみとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら撮像点を、例えばCCDカメラ30を2つ或いは3つとして、これら各撮像点における画像を合成にてつなぎ合わせて、より高い位置精度や解像度にて画像認識を実施できるようにしても良い。
また、前記実施例では、CCDカメラ30に加えて赤外線カメラ31も使用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのいずれか一方のみでも良いし、更には、これら可視光カメラや赤外線カメラ以外のその他の波長領域のカメラを使用しても良い。
また、前記実施例では、撮像手段の撮像点となるCCDカメラ30や赤外線カメラ31を、火葬台8の直上部分となる位置に、火葬台8の上面にほぼ正対するように配置することで、従来に比較して撮像点と火葬台8の遠方となる端部との距離を小さくできるとともに、撮像される火葬台8を含む映像が、火葬台8の上面にほぼ正対した上面からの画像となるために、画像上における位置精度を向上でき、よって未燃焼部の正確な位置を精度良く特定できることで、燃焼バーナー20の火炎が上手く未燃焼部に当たらない等の状況の発生を低く抑えることができ、よって、より信頼性と実用性の高い火葬炉1を提供することができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらCCDカメラ30や赤外線カメラ31を、図7に示すように、天井壁4の内方或いは外方側に偏った位置に配置しても良い。
また、前記実施例では、燃焼バーナー20を1つとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら燃焼バーナー20を複数としたり、可動な燃焼バーナー20以外に、頭部や内蔵等の特定の部分のみを焼却させるバーナーを併設しても良い。
本発明の実施例における火葬炉の全体像を示す側断面図である。 本発明の実施例における火葬炉の上面視断面図である。 本発明の実施例における窓部13の詳細を示す拡大断面図である。 本発明の実施例における火葬炉の電気的設備の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例における火葬台8の上面を示す図である。 本発明の実施例における制御コンピュータにおける処理内容を示すフロー図である。 その他の実施形態の火葬炉の全体像を示す側断面図である。
符号の説明
1 火葬炉
2 火葬室
3 開閉扉
4 天井壁
5a 耐熱壁
5b 耐熱壁
6 耐熱床
7 重量センサ
8 火葬台
8a 間隙
8b サーモルミネッセンス板
9 車輪
10 停止ガイド
11 棺桶
12 遺体
13 窓部
14 排気路
15 挿通孔
20 燃焼バーナー
21 火炎ノズル
22 軸モータ
23 回転テーブル
24 バーナーコントロールユニット
25 バーナー本体
26 燃料供給ユニット
27 ノズルアクチュエータ
28 点火ユニット
30 CCDカメラ
31 赤外線カメラ
32 ワイパー
33 ワイパーモータ
34 耐熱ガラス
36 空気圧送口
37 ノズル
38 ノズル
39 排出ノズル
40 制御コンピュータ

Claims (5)

  1. 被火葬体を収納する火葬室と、該火葬室内に配置され前記被火葬体を載置するための焼却台と、前記火葬室内の燃焼ガスを外部に排気するための排気路と、前記被火葬体を焼却するための燃焼バーナーと、該燃焼バーナーからの火炎の方向を変更するための火炎方向変更手段と、前記焼却台上に載置された被火葬体の画像を撮像するための撮像手段と、 前記撮像手段により撮像された画像に基づいて前記被火葬体の未燃焼の部分を画像認識により特定する画像認識手段と、該画像認識手段によって特定された未燃焼の部分に前記燃焼バーナーからの火炎が当たるように前記火炎方向変更手段を制御する制御手段と、を備える火葬炉であって、
    前記画像認識手段において画像認識に使用する画像を前記撮像手段にて撮像する際に前記燃焼バーナーを消火するとともに該撮像後に燃焼バーナーを点火する点火消火制御手段を備えることを特徴とする火葬炉。
  2. 前記撮像手段にて撮像して前記画像認識手段において画像認識に使用する画像を一次記憶するための画像記憶手段を備え、
    前記点火消火制御手段は、前記画像認識の完了・非完了に拘わらず、画像の記憶が完了したことを条件に、消化中の燃焼バーナーを点火する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の火葬炉。
  3. 前記画像認識手段にて未燃焼の部分と判定された複数の未燃焼部分の位置を記憶するための未燃焼部分位置記憶手段を備え、
    前記点火消火制御手段は、前記未燃焼部分位置記憶手段に記憶された各未燃焼部分の位置への火炎の放射の実施後において、前記撮像手段にて撮像するための消火並びに点火の制御を実施することを特徴とする請求項1または2に記載の火葬炉。
  4. 前記焼却台の上面に、該焼却台上の基準点或いは位置を特定可能とするための目印あるいは目盛を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の火葬炉。
  5. 前記焼却台の上面に、加熱により蛍光または発光するサーモルミネッセンス材料層を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の火葬炉。
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