JP4182030B2 - アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法 - Google Patents

アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、アンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法に関する。
従来、アンテナパターンと、グランドパターンとを備えるガラスアンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。アンテナパターンは同軸ケーブルの内部導体と接続され、グランドパターンは車両本体と容量結合されている。また、グランドパターンと同軸ケーブルの外部導体とは2箇所の接続部を介して接続されている。
特開2001−136010号公報
しかしながら、上記従来のアンテナ装置においては、グランドパターンと車両本体とを容量結合している為、グランドパターンとアンプとは同電位とならず、電気的に不安定になる。一方、アンテナ入力線に安定したグランドが必要となる為、アンテナパターンとアンプとを接続する同軸ケーブルに中点アースを設ける必要が生じる。これにより、同軸ケーブルに中点アースを設置する際のブラケットが必要となり、またブラケットを設置する為のスペースを車両に設ける必要が生じる。すなわち、アンテナ装置のコストが増加する。また、上記容量結合によるグランドは、テレビ及びラジオで使用されている広帯域では成立しないおそれがある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、コストを低減したアンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、内部導体と、外部導体とを有する同軸線と、上記内部導体の一端が接続され、車両のガラスに配設されたアンテナパターンと、上記外部導体の一端が接続され、上記ガラスに配設されたグランドパターンと、上記内部導体及び上記外部導体の他端が接続された第1接続部を有するアンプと、を備え、上記アンプは上記グランドパターンと電気的に接続される第2接続部を更に有することを特徴とするアンテナ装置である。
この一態様によれば、上記アンプの上記第2接続部と上記グランドパターンとが電気的に接続されている。これにより、上記アンプと上記グランドパターンとは同電位となり、電気的に安定する。したがって、例えば上記アンプと上記グランドパターンとを接続する上記同軸線に中点アースを設けることなく安定したグランドが得られる。また、中点アースを設置するスペースを車両に設ける必要がないことから、このスペース確保の為の設計工数および中点アースを設置する為の組付け工数を低減でき、作業性を向上させることができる。すなわちアンテナ装置のコストを低減することができる。
なお、この一態様において、上記アンプの上記第2接続部と上記グランドパターンとが電気的に接続されているとは、例えば、上記アンプの上記第2接続部と上記グランドパターンとが接触し、電気的に接続されていることである。
また、この一態様において、上記同軸線は上記同軸線の中間位置にコネクタ端子を有するのが好ましい。これにより、例えば車両本体に上記ガラスを取付ける際には上記コネクタ端子を接続し、又は車両本体から上記ガラスを取外す際には上記コネクタ端子を取外すことにより、簡易に上記ガラスを車両本体から着脱できる。すなわち、組付け工数を低減することができ、アンテナ装置のコストを低減することができる。なお、上記コネクタ端子は、上記同軸線上であれば、いずれの位置に設けられてもよい。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、グランドパターンとアンテナパターンとが配設されているガラスを、上記アンテナパターンと同軸線により接続されたアンプが配設されている車両本体に組み付けるアンテナ装置の製造方法であって、上記車両本体の上記アンプと上記ガラスの上記グランドパターンとが接触して、電気的に接続されるように、上記ガラスが上記車両本体に組み付けられる組付け工程を備えることを特徴とするアンテナ装置の製造方法である。
本発明によれば、コストを低減したアンテナ装置およびアンテナ装置の製造方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、車両用のアンテナ装置の基本概念、主要なハードウェア構成、作動原理、及び基本的な制御手法等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
図1は、本発明の一実施例に係るアンテナ装置を示す図である。また、図2は図1におけるA部分の部分拡大図である。
図1及び図2において、本実施例に係るアンテナ装置2は、内部導体である芯線4aと、外部導体であるシールド線4bとを有する同軸線4と、芯線4aの一端が接続され、車両のリアガラス6面の上方に配設されたアンテナパターン8とを備えている。ここで、シールド線4bはノイズを遮へいして、芯線4aにノイズが混入するのを防止している。
シールド線4bの一端には車両のリアガラス6面に配設されたグランドパターン10が接続されている。また、同軸線4の端部の外被覆が剥ぎ取られ、露出したシールド線4bに所定間隔で2つの金属端子12が取り付けられ、この金属端子12がグランドパターン10に半田付けされることにより、グランドパターン10とシールド線4bとは、電気的に接続されている。なお、露出したシールド線4bに所定間隔で2つの金属端子12が取り付けられているが、取付けられる金属端子12の数は任意でよい。
同軸線4の芯線4a及びシールド線4bの他端には、アンプ14の第1接続部14cが接続され、アンプ14は同軸線4の芯線4aを介して、アンテナパターン8から伝達された信号を増幅する。また、アンテナパターン8はリアガラス6面に銀ペースト等の導電性ペーストにより形成されたパターンであり、例えばAMラジオ放送波、FMラジオ放送波、又はテレビ放送波等の電波を受信するアンテナとしての機能を有している。
アンプ14には車載ラジオ及び車載テレビが接続され、これら車載ラジオ及び車載テレビには、アンプ14で増幅されたラジオ放送波、テレビ放送波等が送信される。
アンプ14の筺体には第2接続部14b及び3つの接続部14aが設けられ、リアガラス6面の上方には3つの接続部18が設けられている。また、アンプ14の筐体の第2接続部14bとグランドパターン10の接続部10aとは、接触することにより電気的に接続されている。さらに、アンプ14の筺体の3つの接続部14aとリアガラス6面の上方に設けられた3つの接続部18とは、各々接触することにより電気的に接続されている。ここで、アンプ14の筺体には1つの第2接続部14bが設けられているが、設けられる第2接続部14bの数は任意でよい。また、リアガラス6面には3つの接続部18が設けられているが、リアガラス6面に設けられる接続部18の数は任意でよい。
アンテナパターン8及びグランドパターン10とアンプ14とを接続する同軸線4の中間位置には、相互が噛合うコネクタ端子16が設けられている。車両本体にリアガラス6を取付ける際にはこのコネクタ端子16を接続し、又は車両本体からリアガラス6を取外す際にはコネクタ端子16を取外すことにより、簡易にリアガラス6を車両本体から着脱できるようになっている。
リアガラス6面の下方には、リアガラス6の曇りを除去する為のデフォッガパターンが設けられ、またリアガラス6面の上方には、アンテナパターン8に給電する為の1つの給電端子20が設けられている。給電端子20は車両本体に設けられた接続部に接触して電気的に接続されている。そして、車両本体に設けられた電源から接続部及び給電端子20を介して、アンテナパターン8に電気が供給される。ここで、リアガラス6面には、1つの給電端子20が設けられているが、設けられる給電端子20の数は任意でよい。
アンプ14には、アンプ14に電気を供給する電源が接続され、またアンプ14の筺体は車両本体に接続されることにより、車両本体を介してグランドされている。
アンテナパターン8で受信されたラジオ放送波等の電波は、同軸線4の芯線4aを介して、アンプ14に伝達する。アンプ14はこの電波を増幅し、車載ラジオ及び車載テレビに送信する。一方、アンプ14とアンテナパターン8との間で発生するノイズは、同軸線4のシールド線4bにより遮へいされる。すなわち、ノイズは同軸線4のシールド線4bからグランドパターン10の金属端子12、グランドパターン10、アンプ14の筺体及び車両本体の順で伝達され、最終的に車外へ放出されることにより除去される。なお、ノイズとして例えば、車両の点火装置、充電装置及びモータ等の電装品が発するノイズが挙げられる。
以上のように、アンプ14の筺体の第2接続部14bとグランドパターン10の接続部10aとは、接触することにより電気的に接続される。したがって、アンプ14とグランドパターン10とは同電位となり、電気的に安定する。これによりアンプ14とグランドパターン10とを接続する同軸線4に中点アースを設けることなく安定したグランドが得られる。また、中点アースを設置するスペースを車両に設ける必要がないことから、このスペース確保の為の設計工数および中点アースを設置する為の組付け工数を低減でき、作業性を向上させることができる。すなわち、アンテナ装置2およびアンテナ装置2の製造方法のコストを低減することができる。さらに、テレビ及びラジオ等で使用される広帯域において安定したグランドが得られる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について一実施例を用いて説明したが、本発明はこうした一実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した一実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記一実施例において、アンプ14の筐体の第2接続部14bとグランドパターン10の接続部10aとは、接触することにより電気的に接続されているが、アンプ14の筐体の第2接続部14bとグランドパターン10の接続部10aとは、銅線等の良導体を介して接続されていてもよい。
また、上記一実施例において、アンプ14の筐体の第2接続部14bとグランドパターン10の接続部10aとは、接触することにより電気的に接続されているが、グランドパターン10の接続部10aはアンプ14を介さずに車両本体に設けられ、グランドされた他の車両部品に接続されていてもよい。
さらに、上記一実施例において、リアガラス6に設けられたアンテナパターン8のアンテナ装置2の例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、アンテナパターン8がフロントガラス又はサイドガラスに設けられた構成に適用可能である。
なお、上記一実施例において、AMラジオ放送波、FMラジオ放送波、又はTV放送波等の受信アンテナとして機能を有するアンテナパターン8と、リアガラス6の曇りを除去する機能を有するデフォッガパターンとが各々リアガラス6に設けられているが、AMラジオ放送波、FMラジオ放送波、又はTV放送波等の受信アンテナとして機能及びリアガラス6の曇りを除去する機能の両機能を兼備えたパターンがリアガラス6に設けられた構成に適用可能である。
また、上記一実施例において、アンテナパターン8をAMラジオ放送波、FMラジオ放送波、又はTV放送波等の受信アンテナとしてのみ機能させる構成を用いているが、自動車電話、携帯電話等の通信波を送受信する送受信アンテナとして機能させる構成、あるいは、電波を送信する送信アンテナとしてのみ機能させる構成に適用することも可能である。
上記一実施例において、露出したシールド線4bに所定間隔で2つの金属端子12が取り付けられ、この金属端子12がグランドパターン10に半田付けされることにより、グランドパターン10とシールド線4bとは電気的に接続されているが、露出したシールド線4bがグランドパターン10に直接、半田付けされることにより、グランドパターン10とシールド線4bとは電気的に接続されていてもよい。
本発明は、車両用のアンテナ装置に利用できる。搭載される車両の外観、重量、サイズ、走行性能等は問わない。
本発明の一実施例に係るアンテナ装置を示す図である。 図1におけるA部分の部分拡大図である。
符号の説明
2 アンテナ装置
4 同軸線
4a 芯線(内部導体)
4b シールド線(外部導体)
6 リアガラス
8 アンテナパターン
10 グランドパターン
10a 接続部
12 金属端子
14 アンプ
14a 接続部
14b 第2接続部
14c 第1接続部
16 コネクタ端子
18 接続部
20 給電端子

Claims (4)

  1. 内部導体と、外部導体とを有する同軸線と、
    前記内部導体の一端が接続され、車両のガラスに配設されたアンテナパターンと、
    前記外部導体の一端が接続され、前記ガラスに配設されたグランドパターンと、
    前記内部導体及び前記外部導体の他端が接続された第1接続部を有するアンプと、を備え、
    前記アンプは前記グランドパターンと電気的に接続される第2接続部を更に有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンプの前記第2接続部と前記グランドパターンとが接触することにより、前記アンプの前記第2接続部と前記グランドパターンとが電気的に接続されていることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2記載のアンテナ装置であって、
    前記同軸線は該同軸線の中間位置にコネクタ端子を有することを特徴とするアンテナ装置。
  4. グランドパターンとアンテナパターンとが配設されているガラスを、前記アンテナパターンと同軸線により接続されたアンプが配設されている車両本体に組み付けるアンテナ装置の製造方法であって、
    前記車両本体の前記アンプと前記ガラスの前記グランドパターンとが接触して、電気的に接続されるように、前記ガラスが前記車両本体に組み付けられる組付け工程を備えることを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
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