JP4181821B2 - 反射型液晶表示パネルの保持装置、反射型液晶表示パネルを用いた光学ユニット、投射型表示光学系および投射型画像表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示パネルの保持装置、反射型液晶表示パネルを用いた光学ユニット、投射型表示光学系および投射型画像表示装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、反射型液晶表示パネルの保持装置およびこれを用いた投射型表示光学系および投射型画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶表示パネルを使用した投射型画像表示装置が普及している。また、投射型画像表示装置には、反射型液晶表示パネルを用いたものがある。
【0003】
反射型液晶表示パネルは、一般にLCOSと称されるものであり、透過型液晶表示パネルに比べて、画素ピッチを小さくすることができ、また、高い開口率が得られるため、多くの画素により高精細な画像を、かつ高開口率により滑らかな画像を表示できるという特徴を持つ。
【0004】
このような反射型液晶表示パネルは、各画素に変調をかけるためのトランジスタ、画素電極および反射層が設けられたシリコン基板と、対向電極が設けられたガラス基板との間に液晶を満たした構造を有している。
【0005】
反射型液晶表示パネルの具体的構造は、例えば特開平8−334770号公報や特開平7−72491号公報等にて提案されている。
【0006】
特開平8−334770号公報に示された反射型液晶表示パネルの構造は、液晶表示パネルの外周部にスペーサを設けてガラス基板とシリコン基板との間にギャップを形成し、このギャップ内に液晶を封止するものである。
【0007】
また、特開平7−72491号公報にて提案されている反射型液晶表示パネルの構造は、液晶表示パネルの画素毎にスペーサを設けてガラス基板とシリコン基板との間にギャップを形成し、外周部をシールしてギャップ内に液晶を封止するものである。
【0008】
さらに、液晶表示パネルにおいて、基板間のギャップを作る技術としては、いわゆるビーズスペーサを所定の密度でギャップ内に散布する方法が知られている。
【0009】
一方、反射型液晶表示パネルを保持する構造が、例えば特開平10−91102号公報にて提案されている。この特開平10−91102号公報にて提案の保持構造は、ガラス基板をホルダに接着固定し、ホルダに外力が加わっても液晶表示パネルには応力が加わらないようにしたものである。
【0010】
また、特開平10−91102号公報には、従来技術として、ホルダに反射型液晶表示パネルを接着固定する例も提案されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ガラス基板とシリコン基板を組み合わせた反射型液晶表示パネル、特開平8−314770号公報にて提案の反射型液晶表示パネルでは、ガラス基板とシリコン基板を接着してシールする際に160°程度の温度に加熱されるが、各基板の線膨張率(熱膨張率)が異なるために、通常使用される20℃〜60℃の温度での両者のひずみ量が異なり、図5に示すように、反射型液晶表示パネルが反り、セルギャップが不均一になると共に、ガラス基板に応力が発生し、光弾性の影響によりこれを透過する光の偏光方向が乱される。したがって、反射型液晶表示パネルからの光のコントラストが低下したり、明るさむらが発生したりする。
【0012】
また、特開平7−72491号公報にて提案の反射型液晶表示パネルのように、画素毎にギャップを確保するスペーサを設けた場合、前述のセルギャップの不均一や光弾性の影響は軽減されるが、投射型画像表示装置に使用されるような反射型液晶表示パネルの画素間隔は8μm〜15μmであるため、画素毎に設けたスペーサによって照明光が回折し、一部が投射レンズの瞳外に向かい、光利用効率が低下する。また、色分離光学系の一部に反射した回折光が混ざって偏光が乱れたり、回折光が色分離光学系で使用される偏光ビームスプリッタの角度特性によって黒表示状態でも投射レンズの瞳内に入射して、コントラストを低下させてしまうおそれがある。
【0013】
さらに、前述したように、投射型画像投射装置に用いられるような反射型液晶表示パネルにおいては、画素が小さいために、ビーズスペーサを散布すると、ビーズスペーサが内部に存在する画素と存在しない画素とが生じ、これにより輝度むらが生じて高品位の画像を表示できない可能性がある。
【0014】
一方、特開平10−91102号公報にて提案されている反射型液晶表示パネルの固定方法を用いても、前述したようにガラス基板とシリコン基板とを接着、シールする際の温度と実使用温度とが異なるために、反射型液晶表示パネルに図5に示すような変形(反り)が生じている状態で接着することになるため、コントラストの低下や明るさむらの発生を抑制できない。
【0015】
そこで、本発明は、ガラス基板と半導体基板の熱膨張率の差に起因する反射型液晶表示パネルの反りを平坦化させることができ、反射型液晶表示パネルを高いコントラスト特性を有し、明るさむらがきわめて少ない状態で保持することができるようにした反射型液晶表示パネルの保持装置、投射型表示学系および投射型画像表示装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明では、ガラス基板と半導体基板との間に液晶を封入した反射型液晶表示パネルの保持装置を、平面部を有する保持部材と、矩形枠状に形成され、ガラス基板を半導体基板の側に押圧して該半導体基板を保持部材の平面部に押し付ける押圧部材と、矩形枠状に形成され、保持部材との間に押圧部材を挟む押さえ板とを用いて構成する。押圧部材の内側には、ばね部が形成されており、押さえ板がビスにより保持部材に固定されることで保持部材に対して固定された該押圧部材のばね部が、反射型液晶表示パネルの反りを小さくするように、ガラス基板の表面のうち周辺部分に当接して該周辺部分を押圧することを特徴とする。
【0017】
すなわち、画素毎にスペーサを設けたりビーズスペーサを設けたりすることなく、ガラス基板と半導体基板の熱膨張率の差に起因した反射型液晶表示パネルの反りを補正(小さく)して該反射型液晶表示パネルを平坦化し、反射型液晶表示パネルの反りによる特性変化を防止する。つまり、両基板間のギャップ(液晶)を均一にすると共に、ガラス基板に曲げ応力が発生しない状態に近づけて、光弾性の影響を軽減する。
【0018】
これにより、画素毎に設けられたスペーサによる光の回折の影響やビーズスペーサによる遮光の影響を受けずに済み、光利用効率が高く、高いコントラストを有し、かつ明るさむらのない画像を表示できるようにする。
【0019】
なお、上記他方の層と保持部材の平面部との間に伝熱部材を介在させることにより、放熱性を高めることが可能となる。
【0020】
また、保持部材における反射型液晶表示パネルの中心を通ってパネル表面に平行な軸上に、この保持部材を他の部材に固定するための固定部を設けることにより、温度変化による反射型液晶表示パネルの位置ずれを防止することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1(a)は、本発明の実施形態である反射型液晶表示パネルの保持装置の断面図であり、図1(b)は該保持装置の斜視図である。図1(a)は図1(b)中に示すA−A線で切断し、矢印の方向から見たときの断面図である。
【0022】
これらの図において、1はホルダ(保持部材)であり、例えばメタルインジェクションで作られている。ホルダ1の表面1cには、反射型液晶表示パネルLCDを保持するための矩形状の凹部1aが設けられており、凹部1aの底面相当部分には平面部1bが設けられている。
【0023】
ホルダ1の両側面における、反射型液晶表示パネルLCDの短辺方向中心を通ってパネル画面に平行な軸上には第1および第2の取り付け腕(固定部)1d,1eが設けられている。これらの取り付け腕1d,1eは、ホルダ1を後述する投射型画像表示装置の光学系を構成する液晶パネル取り付け板(図4中の117〜119)に固定するために用いられる。
【0024】
さらに、ホルダ1には、凹部1aにつながる溝部1fが形成されている。この溝部1fは、凹部1a内に収容された反射型液晶表示パネルLCDに接続されて反射型液晶表示パネルLCDを駆動する電気信号を伝達するフレキシブルプリント基板FPCを通すためのものである。
【0025】
反射型液晶表示パネルLCDは、シリコン基板(層)2と、ガラス基板(層)4と、これら基板2,4との間に所定のギャップを形成するためのスペーサ5と、該ギャップ内に封入された液晶3とにより構成されている。
【0026】
シリコン基板2には、画素毎の偏光状態をコントロールするためのトランジスタや画素に印加する電圧信号をフレキシブルプリント基板FPCを介して外部の駆動回路から入力するための回路が設けられていると共に、光を反射するための反射層や液晶を制御するための配向膜などが設けられている。
【0027】
ガラス基板4には、対向電極が設けられている。スペーサ5はシリコン基板2とガラス基板4の外周近傍に位置し、このスペーサ5により液晶3を封入するためのギャップを形成した状態で両基板2,4が接着固定される。
【0028】
7は押圧板であり、例えばステンレス鋼板をプレス加工して矩形枠状に作られている。この押圧板7の内側には、第1〜第4のばね部7a,7b,7c,7dが形成されている。
【0029】
8は押さえ板であり、例えばステンレス鋼板をプレス加工して矩形枠状に作られている。この押さえ板8とホルダ1の表面における凹部1aの外側部分との間に押圧板7を挟み、押さえ板8をビス9a,9b,9c,9dによってホルダ1に固定することにより、押圧板7は第1〜第4のばね部7a,7b,7c,7dを反射型液晶表示パネルLCDのガラス基板4の表面のうち周辺部分(有効画面領域よりも外側の部分)に当接させた状態でホルダ1に固定される。
【0030】
6は伝熱シートであり、反射型液晶表示パネルLCDのシリコン基板2とホルダ1の平面部1bとの間に配置されている。
【0031】
反射型液晶表示パネルLCD単体では、ガラス基板4とシリコン基板2とが接着される温度が高いことによって、反射型液晶表示パネルLCDが組み立てられたり使用されたりする20〜60℃程度の温度において、ガラス基板4の熱膨張率Aとシリコン基板の熱膨張率Bとの差(一般に、A<B)によって、例えば図5に示すように、ガラス基板の表面が凹形状となるような変形(反り)が生じる。
【0032】
これにより、ガラス基板2には内部応力が発生し、光弾性の影響によりガラス基板2を透過する光の偏光状態が所定の割合で乱される状態となる。また、液晶3が封入されているギャップも変形し、偏光に対する作用も均一性を失った状態となる。
【0033】
このような反射型液晶表示パネルLCDをホルダー1の凹部1aにはめ込み、押圧板7を押さえ板8を介してビス9a〜9dによってホルダ1に固定すると、押圧板7の第1〜第4のばね部7a〜7dが反射型液晶表示パネルLCDのガラス基板4をシリコン基板2の側に押す。この押圧力によってシリコン基板2の略全面が伝熱シート6を介してホルダ1の平面部1bに押し付けられ、反射型液晶表示パネルLCD(シリコン基板2およびガラス基板4)が平坦な形状に戻される。これにより、シリコン基板2とガラス基板4との間のギャップも均一になる。
【0034】
すなわち、ガラス基板4の熱膨張率とシリコン基板の熱膨張率との差によって反射型液晶表示パネルLCDに生じた変形力を、押圧板7から受ける押圧力によってキャンセルし、反射型液晶表示パネルLCDを本来の平坦な形状とするものである。
【0035】
そしてこれにより、ガラス基板4に加わっていた応力も解消され、光弾性の影響も軽減される。厳密には、ガラス基板4には圧縮応力が作用し、これによる光弾性の影響が発生するがその量は少ない。
【0036】
また、スペーサ5も圧縮力を受けるためにギャップの値は変化するが、スペーサ5の厚さは2〜5μmと薄いために、変形する量は少なく、反射型液晶表示パネルLCDの性能はギャップが均一になること、およびガラス基板4の光弾性の影響が軽減することによって改善する。
【0037】
また、反射型液晶表示パネルLCDを駆動するための電気的接続に必要なフレキシブルプリント基板FPCは、ホルダ1に形成された溝部1fを介してホルダ1の外部に導出され、反射型液晶表示パネルLCDを駆動する駆動回路に接続されている。このような構造にすることで、フレキシブルプリント基板FPCをホルダ1の外部に導出する部分とそれ以外の部分での、押圧板7による反射型液晶表示パネルLCDの押圧力のばらつきが発生することを防止できる。
【0038】
次に、以上説明した保持装置による保持によって反射型液晶表示パネルLCDの特性がどのように変化するかについて、図2(a),図2(b),図3(a),図3(b)を用いて説明する。
【0039】
図2(a),図2(b),図3(a),図3(b)は、反射型液晶表示パネルLCDの視野角特性を示す図であり、角度方向はパネル長辺方向を水平とし、真上を0°としたときの方位角を示し、グラフの径方向はコントラスト値を示している。また、パネル画面の法線方向からの傾き角を傾き角とし、上記各図には傾き角4°,8°,12°のデータを示す。この傾き角は、反射型液晶表示パネルLCDを投射型画像表示装置に使用した際に、どの程度のFナンバーで照明するかに対応し、12°は概ねF2.3に対応する。
【0040】
また、図中のコントラスト値は、パネル短辺方向の偏光状態となっている照明光を光線として入射させ、反射した光を、パネル長辺方向に偏光方向を向けた偏光板で検光する方法で、黒表示時および白表示時の輝度をそれぞれ測定し、その比をコントラスト値として示したものである。また、方位角に関しては、22.5°ごとに測定した。
【0041】
図2(a)に示した特性は、反射型液晶表示パネル単体での常温(約25℃)における測定値である。図2(b)は、図2(a)に示した特性の原点部分を拡大した図である。図2(a)から分かるように、最高のコントラスト値は傾き角12°、方位角247.5°の条件のときであるが、その他の条件のコントラスト値は低い。特に、図2(b)から分かるように、理想的な条件に近い傾き角の小さな条件である傾き角4度のときに、最高でもコントラスト値が1000:1程度となっている。
【0042】
また、傾き角12°のときの方位角135°,315°のコントラスト値は非常に低い値になっている。反射型液晶表示パネルの場合、傾き角が大きい方がコントラストが高いということはなく、この測定結果から反射型液晶表示パネルが本来発揮すべき特性を発揮できていないことが分かる。
【0043】
一方、図3(a)に示した特性は、反射型液晶表示パネルを、図2(a),図2(b)に示した条件と同じ条件で本実施形態のホルダ1に組み込み、押圧板7によって押圧力を加えた際の特性である。図3(b)は、図3(a)に示した特性の原点部分を拡大した図である。
【0044】
図3(a)から分かるように、傾き角4度のときのコントラスト値が最も高く、また、傾き角が8°や12°の条件では、十字状のコントラスト特性となり、液晶表示パネルとして正常な動作をしていることが分かる。
【0045】
また、図3(b)から分かるように、傾き角8°の場合、最低でも1500:1のコントラスト値が得られ、反射型液晶表示パネル単体の場合に比べてコントラスト特性が大幅に改善している。さらに、傾き角12°においても、最もコントラスト値が低い方位角135°,315°の方向でも、コントラスト値は約300:1に改善している。
【0046】
このように、本実施形態の保持装置により反射型液晶表示パネルLCDを保持し、基板2,4の熱膨張率の差に起因した反りを平坦化することで、反射型液晶表示パネルLCDのコントラスト特性を改善することができる。
【0047】
次に、上述した保持装置によって保持された反射型液晶表示パネルLCDを用いた投射型画像表示装置の投射型表示光学系の構成について、図4を用いて説明する。
【0048】
図4において、101は連続スペクトルで白色光を発光する光源、102は光を所定の方向に集光するリフレクタである。103aは矩形のレンズをマトリックス状に配置した第1のフライアイレンズで、103bは第1のフライアイレンズ103aの個々のレンズに対応したレンズアレイからなる第2のフライアイレンズである。
【0049】
104は無偏光光を所定の偏光光に揃える偏光変換素子、105aはコンデンサーレンズ、105bはフィールドレンズ、105cはミラーである。
【0050】
106は青と赤の波長領域の光を反射し、緑の波長領域の光を透過するダイクロイックミラー、108a、108bは青の光の偏光方向を90度変換し、赤の光の偏光方向は変換しない第1の色選択性位相差板および第2の色選択性位相差板である。
【0051】
110a,110b,110cはP偏光を透過し、S偏光を反射する第1の偏光ビームスプリッタ、第2の偏光ビームスプリッタおよび第3の偏光ビームスプリッタである。以上により、導光光学系としての色分解合成光学系が構成される。
【0052】
R,G,Bは光を反射し、画像変調して画像を表示する赤用の反射型液晶表示パネル、緑用の反射型液晶表示パネルおよび青用の反射型液晶表示パネルである。これら反射型液晶表示パネルR,G,Bには上述したフレキシブルプリント基板FPC(緑用液晶表示パネルG用のフレキシブルプリント基板FPCG、赤用液晶表示パネルR用のフレキシブルプリント基板FPCR、青用液晶表示パネルB用のフレキシブルプリント基板FPCB)を介して不図示の駆動回路が接続されており、駆動回路には、パーソナルコンピュータ、ビデオ、DVDプレーヤ等の画像情報供給装置からの画像信号が入力される。駆動回路は入力された画像信号に基づいて反射型液晶表示パネルR,G,Bを駆動し、画像信号に応じた画像を表示させる。
【0053】
111は液晶表示パネルユニット(光学ユニット)であり、111aは液晶表示パネルユニット111の基台、112,113,114は緑用、赤用、青用の反射型液晶表示パネルR,G,Bを保持する、上述した保持装置である。なお、各保持装置のホルダ(1)は金属で作られている。
【0054】
117は緑用パネル取り付け板、118は赤用パネル取り付け板、119は青用パネル取り付け板、120は導光ケース、121は外装ケース、122はランプケース、123は投射レンズである。
【0055】
次に光学的な作用について説明する。光源101から発した光はリフレクタ102により所定の方向に集光される。ここで、リフレクタ102は放物面形状を有しており、その放物面の焦点位置からの光は放物面の対称軸に平行な光束となる。ただし、光源101は理想的な点光源ではなく有限の大きさを有しているので、集光する光束には放物面の対称軸に平行でない光の成分も多く含まれている。
【0056】
これらの集光光束は第1のフライアイレンズ103aに入射する。第1のフライアイレンズ103aは外形が矩形の正の屈折力を有するレンズをマトリックス状に組み合わせて構成されており、入射した光束はそれぞれのレンズに応じた複数の光束に分割、集光され、第2のフライアイレンズ103bを経て、マトリックス状に複数の光源像を偏光変換素子104の近傍に形成する。
【0057】
偏光変換素子104は偏光分離面と反射面と1/2波長板とから構成されており、フライアイレンズ103a,103bによってマトリックス状に集光した複数の光束はその列に対応した偏光分離面に入射し、偏光分離面を透過するP偏光成分の光と偏光分離面で反射するS偏光成分の光とに分割される。
【0058】
偏光分離面で反射したS偏光成分の光は反射面で反射し、P偏光成分と同じ方向に射出する。一方、偏光分離面を透過したP偏光成分の光は1/2波長板を透過してS偏光成分と同じ偏光成分に変換される。これにより、偏光変換素子104から射出する光はすべて偏光方向が揃った光となる。
【0059】
偏光変換素子104によって偏光変換された複数の光束は、発散光束としてコンデンサーレンズ105aとフィールドレンズ105bからなる集光光学系105に至る。なお、ミラー105cには屈折力はない。
【0060】
また、フィールドレンズ105bから反射型液晶表示パネルR,G,Bに至る光路において、反射型液晶表示パネルR,G,B上に集光する光は、集光光学系105の光軸に対してほぼテレセントリックになっている。
【0061】
ダイクロイックミラー106および偏光ビームスプリッタ110a,110b,110cは光学薄膜で構成されており、これらの光学薄膜に入射する角度によりその特性が変化する。このため、反射型液晶表示パネルR,G,Bに対する照明光束をテレセントリックに設定することにより、光学薄膜で発生する特性の変動が反射型液晶表示パネルR,G,B上で発生しない構成となっている。
【0062】
ダイクロイックミラー106は青(430〜495nm)と赤(590〜650nm)の光は反射し、緑(505〜580nm)の光は透過する。ここで、緑色光のS偏光成分の透過率は、緑の波長範囲の中心波長である550nmにおいて1%以下に設定されており,他の2つの色光の色純度の低下を防いでいる。
【0063】
図4においては、偏光変換素子104においてS偏光であった光はダイクロイックミラー106に対してもS偏光である。
【0064】
緑色光の光路において、ダイクロイックミラー106を透過した光は、第1の偏光ビームスプリッタ110aに対してS偏光として入射し、第1の偏光ビームスプリッタ110aの偏光分離面で反射され、不図示の1/4λ板を透過して緑用の反射型液晶表示パネルGへと至る。緑用の反射型液晶表示パネルGにおいて、緑色光が画像変調されて反射される。画像変調された緑色光(反射光)のS偏光成分は、再び偏光分離面で反射し、光源側に戻されて投射光から除去される。画像変調された緑色光のP偏光成分は偏光分離面を透過して投射光となる。
【0065】
第1の偏光ビームスプリッタ110aを透過した光は、第3の偏光ビームスプリッタ110cに対してもP偏光として入射し、偏光分離面を透過して、投射レンズ123へと至る。
【0066】
ダイクロイックミラー106で反射した赤と青の光は、第1の色選択性位相差板108aに入射する。第1の色選択性位相差板は、青色光のみ偏光方向を90度回転する作用を持っており、これにより青色光はP偏光として、赤色光はS偏光として第2の偏光ビームスプリッタ110bに入射する。よって、第2の偏光ビームスプリッタ110bにおいて青色光は偏光分離面を透過して不図示の1/4λ板を透過し、青用の反射型液晶表示パネルBに至る。また、赤色光は偏光分離面を反射して不図示の1/4λ板を透過し、赤用の反射型液晶表示パネルRに至る。
【0067】
青用の反射型液晶表示パネルBにおいて青色光が画像変調されて反射される。画像変調された青色光(反射光)のP偏光成分は再び偏光分離面を透過し、光源側に戻されて投射光から除去される。画像変調された青色光のS偏光成分は偏光分離面で反射して投射光となる。
【0068】
同様に赤用の反射型液晶表示パネルRにおいて、赤色光が画像変調されて反射される。画像変調された赤色光(反射光)のS偏光成分は再び偏光分離面を反射し、光源側に戻されて投射光から除去される。画像変調された赤色光のP偏光成分は偏光分離面を透過して投射光となる。これにより、青と赤の投射光は1つの光束に合成される。
【0069】
合成された赤と青の投射光は、第2の色選択性位相差板108bに入射する。第2の色選択性位相差板108bは、赤色光の偏光方向のみを90度回転させ、S偏光とする。こうしてともにS偏光となった赤色光と青色光は、第3の偏光ビームスプリッタ110cに入射し、その偏光分離面で反射することで緑色の投射光と合成される。
【0070】
合成された赤、緑および青の投射光は、投射レンズ123によりスクリーンなどの被投射面に投射される。これにより、反射型液晶表示パネルR,G,Bに表示された原画に対応するフルカラー画像が投射表示される。
【0071】
なお、図4には示していないが、反射型液晶表示パネルR,G,Bと偏光ビームスプリッタ110a,110bとの間に1/4波長板を入れる目的は、より高いコントラストを有する投射画像を得るためである。
【0072】
第1の偏光ビームスプリッタ110aには、緑用パネル取り付け板117が接着されており、緑用の反射型液晶表示パネルGの保持装置112は、図1(a),(b)に示した取り付け腕1d,1eを緑用パネル取り付け板117に半田付けすることによって第1の偏光ビームスプリッタ110aに対して固定される。
【0073】
そして、前述したように、緑用の反射型液晶表示パネルGのシリコン基板は、緑用固定装置112の平面部(1b)に熱伝導性の良いシート(又はペースト)を介して押し付けられている。これにより、緑用の反射型液晶表示パネルGでは、ガラス基板の応力が軽減され、かつギャップが均一になるように保持され、その結果、入射した照明光を高いコントラストで変調することができる。
【0074】
また、緑用の反射型液晶表示パネルGのシリコン基板と緑用保持装置112のホルダとが熱伝導性の良いシート(又はペースト)を介して熱的に接続されることにより、緑用の反射型液晶表示パネルGの放熱性が高まり、強い光で緑用の反射型液晶表示パネルGを照明しても、熱的な問題の発生を防止することができる。
【0075】
第2の偏光ビームスプリッタ110bには、赤用パネル取り付け板118と青用パネル取り付け板119とが接着されており、それぞれの固定板118,119には、赤用および青用の反射型液晶表示パネルR,Bをそれぞれ保持した赤用保持装置113および青用保持装置114とが、緑用保持装置112と同様に、固定されている。
【0076】
そして、赤用および青用保持装置113,114のホルダの平面部にはそれぞれ、赤用および青用の反射型液晶表示パネルR,Bのシリコン基板が熱伝導性の良いシート(又はペースト)を介して押し付けられている。これにより、赤用および青用の反射型液晶表示パネルR,Bでは、ガラス基板の応力が軽減され、かつギャップが均一になるように保持され、その結果、入射した照明光を高いコントラストで変調することができる。
【0077】
また、赤用および青用の反射型液晶表示パネルR,Bのシリコン基板と赤用および青用保持装置113,114のホルダとが熱伝導性の良いシート(又はペースト)を介して熱的に接続されることにより、赤用および青用の反射型液晶表示パネルR,Bの放熱性が高まり、強い光で赤用および青用の反射型液晶表示パネルR,Bを照明しても、熱的な問題の発生を防止することができる。
【0078】
緑用,赤用,青用保持装置112,113,114と緑用,赤用,青用パネル取り付け板117,118,119はそれぞれ金属で作られており、3つの反射型液晶表示パネルR,G,Bのそれぞれ対応する画素が、スクリーン上で一致した位置に投影されるように位置調整されて、保持装置112,113,114がパネル取り付け板117,118,119に半田付け又は接着により固定されている。
【0079】
光源101はリフレクタ102に固定され、リフレクタ102はランプケース122に固定されている。導光ケース120はプラスチックで作られ、導光ケース120には、ランプケース122が固定されている。
【0080】
導光ケース120には、前述した、第1のフライアイレンズ103a、第2のフライアイレンズ103b、偏光変換素子104、コンデンサーレンズ105a、フィールドレンズ105bおよびミラー105cが位置決め固定されている。
【0081】
導光ケース120における第1のフライアイレンズ103aからフィールドレンズ105bに沿った範囲は、不図示の蓋部材によって埃の進入が防止されるようになっているが、図4では説明のために蓋部材を外した状態を示している。
【0082】
さらに、導光ケース120には、液晶表示パネルユニット111の基台111aが、導光ケース120に設けられた第1および第2の位置決めピン120x,120yと、基台111aに設けられた第1および第2の位置決めピン111x,111yとを嵌合させることにより位置決めされ、第1および第2のねじ140,141で固定されている。導光ケース120には、さらに投射レンズ123が固定されている。
【0083】
また、基台111aには、ダイクロイックミラー106と、第1,第2,第3の偏光ビームスプリッタ110a,110b,110cとがそれぞれ位置決め固定されており、第1の偏光ビームスプリッタ110aには、緑用の反射型液晶表示パネルGが前述したように位置決め固定され、また、第2の偏光ビームスプリッタ110bには、赤用の反射型液晶表示パネルRと青用の反射型液晶表示パネルBが同様に位置決め固定されている。
【0084】
なお、上記実施形態では、ガラス基板4の周辺部分を押圧板7によりシリコン基板2側に押してシリコン基板2をホルダ1の平面部1bに押し付ける場合について説明したが、シリコン基板の中心部分を押圧部材によりガラス基板側に押して、ガラス基板の周面部分をホルダに矩形枠状に設けた平面部に押し付けるようにしても、反射型液晶表示パネルの反りを平坦化することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の保持装置によって反射型液晶表示パネルを保持することにより、画素毎にスペーサを設けたりビーズスペーサを設けたりすることなく、ガラス基板と半導体基板の熱膨張率の差に起因した反射型液晶表示パネルの反りを補正(小さく)して該反射型液晶表示パネルを平坦化し、反射型液晶表示パネルの反りによる特性変化を防止することができる。これにより、両基板間のギャップ(液晶)を均一にすると共に、ガラス基板に曲げ応力が発生しない状態に近づけて、光弾性の影響を軽減することができる。したがって、反射型液晶表示パネルの光利用効率を高めるとともに、反射型液晶表示パネルに高いコントラストを有し、かつ明るさむらのない画像を表示させることができる。
【0086】
そして、本発明の保持装置により、投射型表示光学系や投射型画像表示装置に用いられる反射型液晶表示パネルを保持するようにすれば、明るく、高いコントラストを有し、かつ明るさむらのない投射画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施形態である反射型液晶表示パネルの保持装置の要部断面図、図1(b)は上記保持装置の斜視図。
【図2】図2(a)は上記保持装置を用いないときの視野角−コントラスト特性を示す図、図2(b)は図2(a)の中心部分の拡大図。
【図3】図3(a)は上記保持装置を用いたときの視野角−コントラスト特性を示す図、図3(b)は図3(a)の中心部分の拡大図。
【図4】上記保持装置を用いた投射型画像表示装置の説明図。
【図5】反射型液晶表示パネルの反りを示す説明図。
【符号の説明】
1 ホルダ
1b 平面部
1f 溝部
2 シリコン基板
3 液晶
4 ガラス基板
5 スペーサ
6 伝熱シート
7 押圧板
8 押さえ板
9a,9b,9c,9d ビス
FPC フレキシブルプリント基板
101 光源
102 リフレクタ
103a,103b フライアイレンズ
104 偏光変換素子、
105a コンデンサーレンズ
105b フィールドレンズ
105c ミラー
106 ダイクロイックミラー
108a,108b 色選択性位相差板
110a,110b,110c 偏光ビームスプリッタ
R,G,B 反射型液晶表示パネル
111 液晶表示パネルユニット
111a 基台
112,113,114 保持装置
117,118,119 パネル取り付け板
120 導光ケース
121 外装ケース
122 ランプケース
123 投射レンズ
FPCG,FPCR,FPCB フレキシブルプリント基板

Claims (7)

  1. ガラス基板と半導体基板との間に液晶を封入した反射型液晶表示パネルの保持装置であって、
    平面部を有する保持部材と、
    矩形枠状に形成され、前記ガラス基板を前記半導体基板の側に押圧して該半導体基板を前記保持部材の前記平面部に押し付ける押圧部材と
    矩形枠状に形成され、前記保持部材との間に前記押圧部材を挟む押さえ板とを有し、
    前記押圧部材の内側にばね部が形成されており、
    前記押さえ板がビスにより前記保持部材に固定されることで前記保持部材に対して固定された該押圧部材の前記ばね部が、前記反射型液晶表示パネルの反りを小さくするように前記ガラス基板の表面のうち周辺部分に当接して該周辺部分を押圧することを特徴とする反射型液晶表示パネルの保持装置。
  2. 前記半導体基板と前記保持部材の平面部との間に伝熱部材が介在していることを特徴とする請求項1に記載の反射型液晶表示パネルの保持装置。
  3. 前記保持部材に、前記反射型液晶表示パネルに接続されるフレキシブル配線基板を通すための溝部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の反射型液晶表示パネルの保持装置。
  4. 前記保持部材における前記反射型液晶表示パネルの中心を通ってパネル表面に平行な軸上に、前記保持部材を他の部材に固定するための固定部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の反射型液晶表示パネルの保持装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の保持装置と、該保持装置により保持された前記反射型液晶表示パネルと、前記反射型液晶表示パネルに入射する光の光路および前記反射型液晶表示パネルで反射した光の光路を形成するための光学系とを有することを特徴とする反射型液晶表示パネルを用いた光学ユニット。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の保持装置と、該保持装置により保持された前記反射型液晶表示パネルと、光を被投射面に投射する投射光学系と、光源からの光を前記反射型液晶表示パネルに導き、前記反射型液晶表示パネルで反射した光を前記投射光学系に導く導光光学系とを有することを特徴とする投射型表示光学系。
  7. 請求項5に記載の光学ユニット又は請求項6に記載の投射型表示光学系を有することを特徴とする投射型画像表示装置。
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