JP4181466B2 - コンロ - Google Patents

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Description

この発明は、コンロに係り、特に炭を燃料とした使用の可能なコンロであって、被焼物に対する火加減、焼き加減を容易かつ自在に調節でき、またこの際に併せて火力の調節もでき、焼き網等の上の被焼物の載置や引き上げの際の加熱源の熱さによる取り扱いの不便さや火傷の危険性をなくし、さらに燃料の補給、移動の際も、焼き網等を特にコンロ本体から取り外して移動させる必要がない、新規かつ実用性の高いコンロに関する。
従来、炭火によるコンロは火加減が簡単にできなく、被焼物を焦がしてしまうことが多かった。また、被焼物を焼き網等の上に載置したり、引き上げたりする際に、炭火の熱により取り扱いが不便であったり、火傷をする危険性があった。また、途中で燃料の炭を追加する場合、被焼物を網に載せたまま移動するために種々の道具を用いなくてはならなくなったり、あるいはこの場合にも火傷の危険があったりした。
火加減調節を主目的としたコンロの改良提案は、従来種々なされている。これらの中には、コンロ本体からの焼き網等の高さを調節するようなものもいくつかある(後記各特許文献)。
特開平9−108123号公報「コンロ」。 特開平8−308745号公報「組立式バーベキューコンロ」。 実開平7−39725号公報「バーベキューコンロ」。 実開平7−33233号公報「バーベキューコンロ」。
しかしこれらの従来技術はいずれも、焼き網等の被焼物載置部を上下方向に移動させる、すなわち高さを可変化することによって、問題を解決しようとした者であり、熱風の携帯により鉛直方向上に伝播する炭火の熱から効果的に被焼物や取り扱う人の手を離隔するものではなく、あるいはその効果は充分ではなく、かつ燃料補給、移動の際の不便については手当されていない。
本発明の課題は、かかる従来技術の欠点を除去し、被焼物に対する火加減、焼き加減を容易かつ自在に調節でき、またこの際に併せて火力の調節もでき、焼き網等の上の被焼物の載置や引き上げの際の加熱源の熱さによる取り扱いの不便さや火傷の危険性をなくし、さらに燃料の補給、移動の際も、焼き網等を特にコンロ本体から取り外して移動させる必要がない、新規かつ実用性の高いコンロを提供することである。
本願発明者は上記課題を解決するために鋭意検討し、本発明に至った。すなわち、本願で特許請求される発明は次のとおりである。
<1> 燃料を置くためのコンロ本体部と、該コンロ本体部の開口上部を被覆するように設けられる被焼物載置のための載置部と、該コンロ本体部中に設けられる空気取入れ調節部とを備えた、炭を燃料とした使用が可能なコンロであって、該コンロは、
(A−1)該載置部が、該コンロ本体部の開口上部上において開閉することのできる第一の載置体と第二の載置体とからなっており、
(B−1)該コンロ本体部の一側面部には、該各載置体の開閉を操作するための開閉レバーが取り付けられており、
(C−1)さらに、該開閉レバーにより入力される回転運動を、該各載置体上の作用点の回転運動として伝動するための開閉機構部が設けられており、
(C−2)該開閉機構部は、該開閉レバーの回転運動がなされる平面と、該各載置体上の作用点の回転運動がなされる平面とは略平行となるように構成され、
(C−3)該開閉機構部は、該回転運動の伝動が、一方の載置体には該開閉レバーの回転運動と順方向に、他方の載置体にはこれと逆方向に伝動されるように構成され、
(C−4)該開閉機構部には、該各載置体に伝動された回転運動を該各載置体の平行移動運動とするための補助アームが該コンロ本体部と各載置体間にそれぞれ設けられて含まれており、
かかる構成によって、該開閉レバーから回転運動を入力することにより、該各載置体を、(I)各載置体が相互に最も接近して、すなわち閉じて、該載置部を略一体状に形成している状態の位置、(II)各載置体が相互に最も離隔して、すなわち開いて、該コンロ本体部の開口上部の開放が最もなされている状態の位置、および(III)それらの間の状態の位置に位置させることができる、
ことを特徴とする、コンロ。
<2> 前記開閉機構部は、
(C−5)前記各載置体ごとに、前記開閉レバーの回転運動を後記連結アームに伝動するための伝動アームと、前記コンロ本体部に枢設されかつ該載置体上の作用点に枢設された連結アームと、前記補助アームとからなる、
ことを特徴とする、(1)に記載のコンロ。
<3> 前記伝動アームは、
(C−6)第一載置体に係るものは、前記開閉レバーと前記連結アームとの間を連結して設けられるレバー受けアームであり、第二載置体に係るものは、該第一載置体に係る連結アームと該第二載置体に係る連結アームとの間を連結して設けられる間接的レバー受けアームであり、
(C−7)該レバー受けアームと該間接的レバー受けアームは、該第一載置体に係る連結アーム上において、該コンロ本体への枢設により形成されている支点を挟んで反対側に枢設されている、
ことを特徴とする、(2)に記載のコンロ。
<4> 前記コンロは、
(B−2)前記開閉レバーの枢設が該レバーの中途位置においてなされており、
(C−8)前記伝動アームは、いずれの載置体に係るものも、該開閉レバーと前記各連結アームとの間を連結して設けられるレバー受けアームであり、
(C−13)該二のレバー受けアームは該開閉レバー上において、該コンロ本体への枢設により形成されている支点を挟んで反対側に枢設されている、
ことを特徴とする、(2)に記載のコンロ。
<5> 前記コンロは、
(D−1)前記開閉機構部と前記空気取入れ調節部を構成する空気取入れ調節弁とを連結して、前記開閉レバーの回転運動を該空気取り入れ調節弁の開閉のための運動に伝動するための空気取入れ調節用連結アームを備える、
ことを特徴とする、(1)ないし(4)のいずれかに記載のコンロ。
<6> 前記空気取入れ調節弁は、
(D−2)直線運動によりその開閉がなされて空気取り入れ量の調節がなされるものであり、
(D−3)前記開閉機構部による前記載置体が開くのと連動して閉じられるように前記空気取り入れ調節用連結アームが取り付けられている、
ことを特徴とする、(5)に記載のコンロ。
<7> 前記空気取り入れ調節用連結アームは、
(D−4)前記レバー受けアーム、または間接的レバー受けアームのいずれかに連結して設けられている、
ことを特徴とする、(6)に記載のコンロ。
<8> 前記コンロは、
(A−2)前記二の載置体が略同じサイズであって、かつ前記コンロ本体部の長手方向に並列状に設けられており、かかる構成により前記開閉は、該コンロ本体部の長手方向に直交する方向上でなされる、
ことを特徴とする、(1)ないし(7)のいずれかに記載のコンロ。
<9> 前記コンロは、
(A−3)前記載置体が、被焼物が載置されるための載置体本体と、該載置体本体を支持する支持体とからなり、該支持体に前記連結アームおよび前記補助アームが枢設されている、
ことを特徴とする、(1)ないし(8)のいずれかに記載のコンロ。
<10> 前記コンロは、
(A−4)前記支持体がアングル枠により構成され、前記載置体本体は焼き網または鉄板であり、該載置体本体は該支持体上に載置することができる、
ことを特徴とする、(9)に記載のコンロ。
<11> 前記コンロは、
(C−14)前記開閉機構部がコンロ本体部の対向する二の側面部に設けられており、前記開閉レバーはこのうち一の側面部に設けられており、
(C−15)該コンロ本体部の下部には、該開閉レバーの回転運動を対向する側面部に設けられた該開閉機構部に伝動するための、開閉機構部連結シャフトが設けられている、
ことを特徴とする、(1)ないし(10)のいずれかに記載のコンロ。
本発明のコンロは上述のような特徴的な構成を有することにより、被焼物に対する火加減、焼き加減を容易かつ自在に調節できる。またこの際に、併せて火力の調節もでき、焼き網等の上の被焼物の載置や引き上げの際の加熱源の熱さによる取り扱いの不便さや火傷の危険性をなくすることができる。さらに、燃料の補給、移動の際も、焼き網等の被焼物載置部を特にコンロ本体から取り外して移動させる必要がなくなる。
発明を実施するための最良の形態について、図を用いてさらに説明する。なお以下の説明において、コンロ本体部や載置体に設けられる、各種アームの固定兼枢設用の点Cは、その特定位置のものについては、適宜、C8等の数字付き符号を用いることがある。実施例に後述するように、Cとしてはたとえばボルトを用いることができる。
図1は、後記開閉レバーや開閉器後部が設けられる一側面を正面とした場合の、本発明コンロの一例の正面視構成を示す説明図であり、開閉レバーの動きによる開閉機構部の動きを(イ)〜(ハ)により説明するものである。(イ)において図示された符号の多くは、(ロ)および(ハ)では省略されている。図において本コンロは、
燃料を置くためのコンロ本体部1と、該コンロ本体部1の開口上部を被覆するように設けられる被焼物載置のための載置部3と、該コンロ本体部1中に設けられる空気取入れ調節部とを備えた、炭を燃料とした使用が可能なコンロであって、
(A−1)該載置部3が、該コンロ本体部1の開口上部上において開閉することのできる第一の載置体3Aと第二の載置体3Bとからなっており、
(B−1)該コンロ本体部1の正面部には、該各載置体3A、3Bの開閉を操作するための開閉レバー6が取り付けられており、
(C−1)さらに、該開閉レバー6により入力される回転運動を、該各載置体3A、3B上の作用点D9等の回転運動として伝動するための開閉機構部Mが設けられており、
(C−2)該開閉機構部Mは、該開閉レバー6の回転運動がなされる平面と、該各載置体3A、3B上の作用点D9等の回転運動がなされる平面とは略平行となるように構成され、
(C−3)該開閉機構部Mは、該回転運動の伝動が、一方の載置体(図では3B)には該開閉レバー6の回転運動と順方向に、他方の載置体(図では3A)にはこれと逆方向に伝動されるように構成され、
(C−4)該開閉機構部Mには、該各載置体3A、3Bに伝動された回転運動を該各載置体の平行移動運動とするための補助アーム9A、9Bが該コンロ本体部1と各載置体3A、3B間にそれぞれ設けられて含まれている、という構成を基本とする(<1>)。
図において本コンロは、かかる構成によって、該開閉レバー6により入力される回転運動は、該開閉機構部Mにより、該回転運動を、一方の載置体(図では3B)には該開閉レバー6の回転運動と順方向に伝動し、他方の載置体(図では3A)にはこれと逆方向に伝動する。回転運動は、該各載置体3A、3B上の作用点D9等の回転運動として伝動されるが、該開閉機構部Mに含まれる補助アーム9A、9Bにより、該各載置体3A、3Bの平行移動運動に変換される。つまり、載置部3としては水平の状態を保ちながら、かつコンロ本体部1開口上部の上端面を基準としてその高さを変えながら、水平方向に移動がなされる、換言すれば載置部3の開閉がなされる。すなわち、該開閉レバー6から回転運動を入力することにより、該各載置体3A、3Bを、(I)各載置体3A、3Bが相互に最も接近して、すなわち閉じて、該載置部3を略一体状に形成している状態の位置、(II)各載置体3A、3Bが相互に最も離隔して、すなわち開いて、該コンロ本体部1の開口上部の開放が最もなされている状態の位置、および(III)それらの間の状態の位置に位置させることができる。
図1において本コンロは、前記開閉機構部Mを、
(C−5)前記各載置体3A、3Bごとに、前記開閉レバー6の回転運動を後記連結アームに伝動するための伝動アーム(図では7)と、前記コンロ本体部1に枢設されかつ該載置体3A、3B上の作用点D9等に枢設された連結アーム8、10と、前記補助アーム9A、9Bとから構成することができる(<2>)。かかる構成により、該開閉レバー6の回転運動が伝動アーム(7)を介して該連結アーム8、10に、該コンロ本体部1に枢設された点を回転中心とする回転運動として伝動され、該回転運動は、該載置体3A、3B上の作用点D9等に回転運動として伝動される。作用点D9等における回転運動には、該コンロ本体部1と各載置体3A、3Bに枢設された補助アーム9A、9Bの回転運動が連動する。これにより、該載置体3A、3Bは傾かずに、全体としての回転運動がなされる。すなわち、該載置体3A、3Bは平行移動が可能となる。ここで平行移動には、上下方向のものが含まれることはいうまでもない。
図のように前記伝動アームは、
(C−6)第一載置体3Aに係るものは、前記開閉レバー6と前記連結アーム8との間を連結して設けられるレバー受けアーム7であり、第二載置体3Bに係るものは、該第一載置体3Aに係る連結アーム8と該第二載置体3Bに係る連結アーム10との間を連結して設けられる間接的レバー受けアーム11であり、
(C−7)該レバー受けアーム7と該間接的レバー受けアーム11は、該第一載置体3Aに係る連結アーム8上において、該コンロ本体部1への枢設により形成されている支点C8を挟んで反対側に枢設されている構成をとることができる(<3>)。かかる構成により、該開閉レバー6の一の回転運動から、一方の載置体3Aにおいてはそれとは逆方向の回転運動を、他方の載置体3Bにおいては該開閉レバー6と順方向の回転運動を、同時に起こすことができる。各載置体3A、3Bにおいて、回転方向が相互に逆の回転運動が同時に起こることにより、上述した前記載置部3の開閉((I)〜(III))を行わせることができる。
本発明コンロの開閉機構は図1に示される例には限定されず、異なる構成をとることもできる。すなわち、
(B−2)前記開閉レバーの枢設が、図1のようにレバーの一端部を支点としてなされるのではなく、該開閉レバーの中途位置においてなされて、そこを支点としており、
(C−8)前記伝動アームを、いずれの載置体3A、3Bに係るものも、該開閉レバーと前記各連結アームとの間を連結して設けられるレバー受けアームとして構成し、
(C−13)該二のレバー受けアームを、該開閉レバーの支点を挟んで相互に反対側に枢設する構成とすることによっても、<3>と同様の作用を得ることができる(<4>)。この場合、開閉レバーの回転運動は、いずれの連結アーム8、10に対しても、レバー受けアームを介して直接伝動される。
図に示すように、本発明コンロは、
(D−1)前記開閉機構部Mと前記空気取入れ調節部に係る空気取入れ調節弁13とを連結して、前記開閉レバー6の回転運動を該空気取り入れ調節弁13の開閉のための運動に伝動するための空気取入れ調節用連結アーム12を備える構成とすることができる(<5>)。ここで、前記空気取入れ調節弁13は、
(D−2)直線運動によりその開閉がなされて空気取り入れ量の調節がなされるものとし、
(D−3)前記開閉機構部Mによる前記載置体3A、3Bが開くのと連動して閉じられるように前記空気取り入れ調節用連結アーム12が取り付けらた構成とすることができる(<6>)。
かかる構成により、該載置体3A、3Bの開閉と連動させて、空気取り入れ量の調節を行うことができる。
図のように、前記空気取り入れ調節用連結アーム12は、
(D−4)間接的レバー受けアーム11に連結して設けることができるが、それには限定されず、前記レバー受けアーム7に連結させる構成も、本発明において排除されない(<7>)。
図1に示すように本コンロは、
(A−2)前記二の載置体3A、3Bが略同じサイズであって、かつ前記コンロ本体部1の長手方向に並列状に設けられており、かかる構成により前記開閉は、該コンロ本体部1の長手方向に直交する方向上でなされる構成とすることができる(<8>)。 また、本コンロは、
(A−3)前記載置体3A、3Bが、被焼物が載置されるための載置体本体と、該載置体本体を支持する支持体とからなり、該支持体に前記連結アーム8、10および前記補助アーム9A、9Bが枢設されている構成とすることができる(<9>)。
図2は、本発明コンロの一例の全体構成を示す斜視図である。図に示すように本発明コンロの前記載置体は、
(A−4)前記支持体がアングル枠30により構成され、前記載置体本体は焼き網4または鉄板であり、該載置体本体4は該支持体30上に載置できる構成とすることができる(<10>)。
図3は、本発明コンロの一例の側面図であり、開閉機構部連結シャフト(以下「連結シャフト」ともいう。)の構成を示すものである。図のように本コンロは、(C−14)前記開閉機構部Mがコンロ本体部1の対向する二の側面部(あるいは、正面部と背面部。)に設けられており、前記開閉レバー6はこのうち一の側面部(あるいは、正面部。)に設けられており、
(C−15)該コンロ本体部1の下部には、該開閉レバー6の回転運動を対向する側面部(あるいは、背面部。)に設けられた該開閉機構部に伝動するための、開閉機構部連結シャフト15が設けられている構成とすることができる(<11>)。かかる構成により、一の開閉レバー6における回転運動操作のみで、回転運動を、両側面部(あるいは、正面部と背面部。)において各開閉機構部の作用により載置部3に伝動することができ、該載置部3の安定的な開閉を行うことができる。
以下、本発明を実施例により説明する。
図2に示す通り、本例コンロは、コンロ本体部1に安定を増すために外側に反らした脚2を取り付け、上部には面積を2等分したアングル枠30を設け、その中に、被焼物載置体としての焼き網4を載せてある。
本例では、コンロ本体部1の構造が、下部を切り詰めしぼってあるのを利用し、それ以上、下がらない位置に火格子5を嵌めてある。
火格子5より下部に当る本体1の外側前後両面には、空気取入口14、空気調整用の移動可能な弁13、およびガイドからなる空気取り入れ調節部を設けてある。
コンロ本体部1底部外側中央には、開閉レバー6の握りの反対側末端に前後を通したシャフト15を溶接してある。これは図3で示す通り、開閉レバー6の動きをそのまま後部に伝えるためのものである。
コンロ本体部1の両前後側面には開閉レバー6に連結したレバー受けアーム7を回転可能にボルトを通して連結してある。そしてまた、該レバー受けアーム7と連結アーム8を同じく連結させ、その力を間接的レバー受けアーム11に伝え、該アーム11と連結してある連結アーム10が連動する。
図2の斜視図に示すCおよびC付き符号は、実施例では、コンロ本体1に固定したボルトであり、各アーム8、9A、9B、10を回転可能に支えてある。また、DおよびD付き符号は、アングル枠30に固定した回転可能なボルトで止めてある。
図1の(イ)は開閉レバー6もアングル枠30も被焼物を焼く時のスタートの位置に描いてある。(イ)では開閉レバー6は右に倒れCを支点にDはそれぞれ中心に向かって寄って左右のアングル枠30を閉じている。また、この状態ではアーム8に連結したアーム11がアーム12と連結した空気調整弁13を全開にして空気を取り入れている。
図1の(ロ)では開閉レバー6が垂直に立ち連結した各アーム8、9A、9B、10もC(C8、C10)を支点に垂直に立ち、上部アングル枠30は全閉と全開の半分の位置に移動する。この時の空気調整弁13も全閉と全開の半分の位置まで閉じている。
図1の(ハ)の開閉レバー6は、左に倒れ、開閉レバー6に連結した各アーム8、9A、9B、10はそれぞれコンロ本体部1の側部に開かれ、Cを支点にアングル枠30を左右に大きく全開させている。また、アーム11に連結したアーム12が空気調整弁を押して空気取入口を完全に閉じて空気を遮断する。
図4は、本例コンロを上部から平面視した説明図であり、開閉レバーの動きによる、被焼物載置部の位置変化を(ニ)〜(ヘ)により示すものである。(ニ)において図示された符号は、(ホ)および(ヘ)では省略されている。(ニ)では開閉レバーが右に大きく倒れ、左右のアングル枠30が中央に寄り、焼き網がその全面に熱を受ける状態となっている。
開閉レバー6はどの位置にでも移動し、どこの位置でも止めることができるが、(ホ)の図では真中の位置に引いた時の図である。焼き網4が半分コンロ本体部1の上にあり、あと半分は外に出ている。この状態で被焼物17のうち生焼けの物は内側に移動させ、焼き上がった物は外側へ移動し、焼き加源を調整することもできる。
(ヘ)の図では開閉レバー6が完全に左に倒れ、上部の焼き網も左右に全開移動して被焼物が全て熱源から外側へ移り、それ以上焼けが進むことはない。また、食べる人の前へ焼き上がった物が近づくため、取りやすく、伸べる手も熱くなくて取り扱いやすく、火傷の危険性もなくすることができる。
以上のとおり、本発明のコンロによれば、被焼物に対する火加減、焼き加減を容易かつ自在に調節でき、またこの際に併せて火力の調節もでき、焼き網等の上の被焼物の載置や引き上げの際の加熱源の熱さによる取り扱いの不便さや火傷の危険性をなくすることができる。さらに燃料の補給や移動の際も、焼き網等を特にコンロ本体から取り外して移動させる煩わしさを排除することができる。
つまり、炭を追加する時も、従来のように被焼物の載った焼き網を持ち上げ、どこかへ置いておくという必要もなく、持った網や被焼物を落下させることもなく、さらに、火傷をすることもなく安全かつ簡単に取り扱うことができる。
また、焼き網等を移動させて被焼物を火から遠ざけて加減でき、複数の被焼物間で焼き具合を見ながらの位置の移動も容易にできる。また、開閉レバーを全開にした場合は、炭火の照射からまったく別の位置に被焼物が移るため、それ以上焼けることはなく、箸で取るために延べる手も熱くなく、そのまま被焼物のテーブル代わりともなる。
また、レバーに連結したアームの移動によりコンロ下部に設けてある空気取入調整弁が目的に応じて連動する構成をとれるため、火力を自在かつ容易に調節することができる。さらに、途中で燃料の炭を加えたい場合、開閉レバーを全開の位置にすると上部の焼き網等も左右に全開するため、簡単に炭を投入することができる。すなわち、本発明コンロはかかる実用的な効果を複数有し、産業上の利用が大いに期待できる。
後記開閉レバーや開閉器後部が設けられる一側面を正面とした場合の、本発明コンロの一例の正面視構成を示す説明図であり、開閉レバーの動きによる開閉機構部の動きを説明するものである。なお、実施例の説明図を兼ねる。 本発明コンロの一例の全体構成を示す斜視図である。なお、実施例の説明図を兼ねる。 本発明コンロの一例の側面図であり、開閉機構部連結シャフトの構成を示すものである。なお、実施例の説明図を兼ねる。 本例コンロを上部から平面視した説明図であり、開閉レバーの動きによる、被焼物載置部の位置変化を示すものである。
符号の説明
1…コンロ本体部、 2…コンロ支え脚、 3…被焼物載置部、 3A、3B…載置体、 30…アングル枠、 4…焼き網、 5…火格子、 6…開閉レバー、 7…レバー受けアーム、 8…連結アーム、 9A、9B…補助アーム、
10…連結アーム、 11…間接的レバー受けアーム、 12…空気取入れ調節用連結アーム、 13…空気調整弁、 14…空気取入口、 15…開閉機構部連結シャフト、 16…炭、 17…被焼物、 C…本体への枢設用ビス、
C8、C10…支点、 D…載置体への枢設用ビス、 D9…作用点

Claims (11)

  1. 燃料を置くためのコンロ本体部と、該コンロ本体部の開口上部を被覆するように設けられる被焼物載置のための載置部と、該コンロ本体部中に設けられる空気取入れ調節部とを備えた、炭を燃料とした使用が可能なコンロであって、該コンロは、
    (A−1)該載置部が、該コンロ本体部の開口上部上において開閉することのできる第一の載置体と第二の載置体とからなっており、
    (B−1)該コンロ本体部の一側面部には、該各載置体の開閉を操作するための開閉レバーが取り付けられており、
    (C−1)さらに、該開閉レバーにより入力される回転運動を、該各載置体上の作用点の回転運動として伝動するための開閉機構部が設けられており、
    (C−2)該開閉機構部は、該開閉レバーの回転運動がなされる平面と、該各載置体上の作用点の回転運動がなされる平面とは略平行となるように構成され、
    (C−3)該開閉機構部は、該回転運動の伝動が、一方の載置体には該開閉レバーの回転運動と順方向に、他方の載置体にはこれと逆方向に伝動されるように構成され、
    (C−4)該開閉機構部には、該各載置体に伝動された回転運動を該各載置体の平行移動運動とするための補助アームが該コンロ本体部と各載置体間にそれぞれ設けられて含まれており、
    かかる構成によって、該開閉レバーから回転運動を入力することにより、該各載置体を、(I)各載置体が相互に最も接近して、すなわち閉じて、該載置部を略一体状に形成している状態の位置、(II)各載置体が相互に最も離隔して、すなわち開いて、該コンロ本体部の開口上部の開放が最もなされている状態の位置、および(III)それらの間の状態の位置に位置させることができる、
    ことを特徴とする、コンロ。
  2. 前記開閉機構部は、
    (C−5)前記各載置体ごとに、前記開閉レバーの回転運動を後記連結アームに伝動するための伝動アームと、前記コンロ本体部に枢設されかつ該載置体上の作用点に枢設された連結アームと、前記補助アームとからなる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のコンロ。
  3. 前記伝動アームは、
    (C−6)第一載置体に係るものは、前記開閉レバーと前記連結アームとの間を連結して設けられるレバー受けアームであり、第二載置体に係るものは、該第一載置体に係る連結アームと該第二載置体に係る連結アームとの間を連結して設けられる間接的レバー受けアームであり、
    (C−7)該レバー受けアームと該間接的レバー受けアームは、該第一載置体に係る連結アーム上において、該コンロ本体への枢設により形成されている支点を挟んで反対側に枢設されている、
    ことを特徴とする、請求項2に記載のコンロ。
  4. 前記コンロは、
    (B−2)前記開閉レバーの枢設が該レバーの中途位置においてなされており、
    (C−8)前記伝動アームは、いずれの載置体に係るものも、該開閉レバーと前記各連結アームとの間を連結して設けられるレバー受けアームであり、
    (C−13)該二のレバー受けアームは該開閉レバー上において、該コンロ本体への枢設により形成されている支点を挟んで反対側に枢設されている、
    ことを特徴とする、請求項2に記載のコンロ。
  5. 前記コンロは、
    (D−1)前記開閉機構部と前記空気取入れ調節部を構成する空気取入れ調節弁とを連結して、前記開閉レバーの回転運動を該空気取り入れ調節弁の開閉のための運動に伝動するための空気取入れ調節用連結アームを備える、
    ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載のコンロ。
  6. 前記空気取入れ調節弁は、
    (D−2)直線運動によりその開閉がなされて空気取り入れ量の調節がなされるものであり、
    (D−3)前記開閉機構部による前記載置体が開くのと連動して閉じられるように前記空気取り入れ調節用連結アームが取り付けられている、
    ことを特徴とする、請求項5に記載のコンロ。
  7. 前記空気取り入れ調節用連結アームは、
    (D−4)前記レバー受けアーム、または間接的レバー受けアームのいずれかに連結して設けられている、
    ことを特徴とする、請求項6に記載のコンロ。
  8. 前記コンロは、
    (A−2)前記二の載置体が略同じサイズであって、かつ前記コンロ本体部の長手方向に並列状に設けられており、かかる構成により前記開閉は、該コンロ本体部の長手方向に直交する方向上でなされる、
    ことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載のコンロ。
  9. 前記コンロは、
    (A−3)前記載置体が、被焼物が載置されるための載置体本体と、該載置体本体を支持する支持体とからなり、該支持体に前記連結アームおよび前記補助アームが枢設されている、
    ことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載のコンロ。
  10. 前記コンロは、
    (A−4)前記支持体がアングル枠により構成され、前記載置体本体は焼き網または鉄板であり、該載置体本体は該支持体上に載置することができる、
    ことを特徴とする、請求項9に記載のコンロ。
  11. 前記コンロは、
    (C−14)前記開閉機構部がコンロ本体部の対向する二の側面部に設けられており、前記開閉レバーはこのうち一の側面部に設けられており、
    (C−15)該コンロ本体部の下部には、該開閉レバーの回転運動を対向する側面部に設けられた該開閉機構部に伝動するための、開閉機構部連結シャフトが設けられている、
    ことを特徴とする、請求項1ないし10のいずれかに記載のコンロ。
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