JP4180430B2 - ヘッドレスト - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車の座席等に取り付けられるヘッドレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のヘッドレストとしては、例えば、特許文献1に開示されるような構成のものが知られている。この従来構成においては、図4に示すように、底部にスリット状の開口部32を設けた袋状の表皮材31の内部に、ヘッドレストステー33の基端部が挿入されている。そして、この状態で開口部32から表皮材31の内部に液状の発泡合成樹脂34が注入されて、発泡材層35が発泡成形されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−95199号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この従来のヘッドレストにおいては、図5に示すように、表皮材31を上下逆にした状態で成形型36内に収容し、開口部32から表皮材31内に液状の発泡合成樹脂34を注入して発泡させている。この場合、表皮材31の開口部32に一対の突き合わせ部32aが折り返し形成されているため、表皮材31内で下部から上部に向かって発泡合成樹脂34が順に発泡される際に、突き合わせ部32aの内部両側にエア溜り37が発生した。すなわち、発泡合成樹脂34の発泡による上方への膨張により、図5において、表皮材31の上壁部と突き合わせ部32aとの間のほぼ三角形状の領域にエアが閉じこめられる。
【0005】
このようにエア溜まりが生じると、その部分の弾力性や硬さ等の風合いが他の部分と異なるため、商品価値が落ちる。このため、後工程でエア溜り37に発泡合成樹脂34を再注入して修正する必要があって、その作業が面倒で作業能率の低下を招くという問題があった。
【0006】
このような問題点に対処するため、例えば発泡合成樹脂34の発泡時に成形型36を傾動させて、エア溜り37が局部的に発生するのを抑制する方法が考えられる。また、表皮材31は一般にファブリック等の通気性材料よりなる表皮層31aと、その内側の合成樹脂フィルム等よりなるフィルム層31bとから構成されているが、これを表皮層31aのみから構成して、表皮材31の全面からエアを排出させる方法も考えられる。
【0007】
しかしながら、成形型36を傾動させる方法では、表皮材31の内部においてエア溜り37の発生位置が変化するのみで、エア溜り37の発生を根本的に防止ことはできなかった。また、表皮材31を表皮層31aのみから構成する方法では、発泡合成樹脂34が発泡時に表皮材31中に浸透し、表皮材21の表面が硬くなって品質の低下を招いたり、エアが表皮材31の全面から逃げるため、発泡圧が不足して全体の張りがなくなったりするという問題が生じた。
【0008】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、表皮材内に発泡合成樹脂を注入して発泡成形する際に、表皮材の内部にエア溜りが発生するのを抑制することができるヘッドレストを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、底部にスリット状の開口部を設けた袋状の表皮材の内部にヘッドレストステーを挿入した状態で、前記開口部から表皮材の内部に発泡合成樹脂を注入して発泡成形してなり、前記表皮材の前記開口部に折り返し形成された一対の突き合わせ部を備えたヘッドレストにおいて、前記表皮材として非通気性のものを使用し、前記突き合わせ部における突き合わせ端縁よりも内側に位置する部位には、前記突き合わせ部をその厚さ方向に貫通するエア抜き孔を形成したことを特徴とするものである。なお、ここで、非通気性とは、発泡合成樹脂が発泡によって膨張する際に表皮材内のエアが表皮材の繊維間の細隙等からほとんど抜けない程度のことを指す。
【0010】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、袋状の表皮材内に発泡合成樹脂を注入して発泡成形する際に、表皮材内の上端部のエアが複数の小孔を介して外部に排出される。よって、表皮材の内部にエア溜りが発生するのを抑制することができて、高品質のヘッドレストを能率良く製作することができる。
また、表皮材内の発泡合成樹脂が小孔から多少漏れ出すことがあっても、表皮材の外表面に現れることなく開口部内に止められる。よって、ヘッドレストの外観が損なわれるおそれを防止することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、前記エア抜き孔が開口部の延長方向に沿って配置された複数の小孔であることを特徴としたものである。
【0012】
このような小孔は、ミシンによる空縫いにより形成できるため、極めて容易に配列形成できる。
【0014】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記小孔は各突き合わせ部の長さ方向にほぼ等間隔をおいて配置されていることを特徴とするものである。
【0015】
従って、この請求項3に記載の発明によれば、表皮材内のエアを突き合わせ部の長さ方向の全長に亘って、均一かつ効率良く排出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の一実施形態を、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態のヘッドレスト11の表皮材12は、生地13を所定形状に裁断した後、全体として袋状となるように縫製し、縫製後、表裏を反転させて形成されている。表皮材12の底部中央にはスリット状の開口部14が形成され、前記表皮材12の縫製後の反転がこの開口部14から行われる。開口部14には、表皮材12の内方へ向かって折り返されるとともに、互いに突き合わせ接触された一対の突き合わせ部15が形成され、この突き合わせ部15間に開口部14が形成されている。
【0017】
図3に示すように、表皮材12の生地13は、ファブリック等の通気性材料よりなり、表皮材12の外側を形成する表皮層13aと、合成樹脂フィルムよりなり、内側に位置するフィルム層13bとを積層して構成されている。従って、表皮材12は非通気性を有する。
【0018】
図1及び図2に示すように、前記表皮材12内には発泡合成樹脂17が充填されて、発泡材層18が形成されている。前記表皮材12内には金属パイプ等よりなるヘッドレストステー16の基端部が挿入されて、発泡材層18と一体化されている。
【0019】
図1〜図3に示すように、前記開口部14の各突き合わせ部15には、それぞれ複数の小孔19が生地13の表皮層13a及びフィルム層13bを貫通するように形成されている。これらの小孔19は、各突き合わせ部15の突き合わせ端縁15aよりも内側に所定間隔D1をおいた位置で、突き合わせ部15の長さ方向(ヘッドレスト11の幅方向)に沿ってほぼ等間隔D2をおいて形成されている。そして、表皮材12の内部で発泡合成樹脂17が発泡される際に、これらの小孔19から表皮材12内のエアが外部に排出されて、両突き合わせ部15の内部の内側付近にエア溜りが発生するのが防止されるようになっている。
【0020】
すなわち、このヘッドレスト11の製造時には、図2に示すように、開口部14が上向きとなるように表裏反転後の袋状の表皮材12を上下逆にし、ヘッドレストステー16を挿入させた状態で、成形型20の上型20aと下型20bとの間に収容する。これとともに、図示しない注入口を介して開口部14から表皮材12内に液状の発泡合成樹脂17を注入して発泡させる。この場合、表皮材12内で下部から上部に向かって発泡合成樹脂17が順に発泡されるのに伴って、表皮材12の内部のエアが各突き合わせ部15に沿って形成された複数の小孔19から、スリット状の開口部14を介して外部に排出される。すなわち、発泡合成樹脂17が発泡されて膨張されるのにともない、表皮材12内のエアは開口部14から排出される。そして、発泡合成樹脂17により開口部14が塞がれた後は、表皮材12内のエアは各小孔19から排出される。この場合、発泡合成樹脂17は表皮材12の内面に沿って移動するように膨張するため、発泡合成樹脂17は表皮材12の内部上面から小孔19に向かって回り込む。このため、表皮材12内の残留エアは小孔19から排出される。従って、従来構成のヘッドレストとは異なって、表皮材12の上壁と各突き合わせ部15との間のほぼ三角形領域内にエア溜りが発生するおそれはほとんどない。
【0021】
また、前記発泡合成樹脂17が表皮材12内の上方部分まで発泡されたとき、発泡合成樹脂17が小孔19から多少漏れ出すことがある。ところが、前記のように小孔19が各突き合わせ部15の突き合わせ端縁15aよりも内側に所定間隔D1をおいて配列形成されているため、漏れ出した発泡合成樹脂17が開口部14内で止められて、表皮材12の外表面まで現れることはない。
【0022】
このことから、前記突き合わせ部15の折り返し幅D3が10〜30mmである場合、突き合わせ端縁15aから小孔19の形成位置までの間隔D1は5mm前後となるように設定するのが望ましい。また、発泡合成樹脂17の材料配合状態やエア溜りの発生状況等を考慮して、各小孔19の形成間隔D2は3mm前後で、各小孔19の直径は0.3〜3mmの範囲内となるように設定するのが望ましい。
【0023】
なお、このような小孔19は、表皮材12の縫製に際して、開口部14の両突き合わせ部15に空縫い(縫製糸を用いずにミシンによる縫製動作を施すこと)を施して、ミシン針により所望ピッチで所定径の針通過孔を連続的に形成するのが能率的である。
【0024】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) このヘッドレストにおいては、袋状の表皮材12内に液状の発泡合成樹脂17を注入して発泡成形する際に、表皮材12内のエアが開口部14の各突き合わせ部15に形成された複数の小孔19を介して外部に排出される。よって、表皮材12の内部にエア溜りが発生するのを抑制することができ、後工程でエア溜りに発泡合成樹脂17を再注入するという面倒な作業を行う必要がなくて、高品質のヘッドレストを能率良く製作することができる。
【0025】
(2) このヘッドレストにおいては、前記小孔19が突き合わせ端縁15aよりも内側に所定間隔D1をおいて形成されているので、表皮材12内の発泡合成樹脂17が小孔19から多少漏れ出すことがあっても、表皮材12の外表面に現れることなく開口部14内に止められる。よって、小孔19から漏れ出した発泡合成樹脂17にて、ヘッドレスト11の外観が損なわれるおそれを防止することができる。
【0026】
(3) このヘッドレストにおいては、前記小孔19が各突き合わせ部15の長さ方向にほぼ等間隔D2をおいて配置されているため、表皮材12内のエアを突き合わせ部15の長さ方向の全長に亘って、均一かつ効率良く排出することができる。よって、表皮材12の内部にエア溜りが発生するおそれを一層確実に抑制することができる。
【0027】
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、複数の小孔19を各突き合わせ部15の生地13の全層13a,13bを貫通することなく、フィルム層13bのみを貫通するように形成すること。つまり、あらかじめ小孔19が形成されたフィルムをファブリックに積層してから縫製を行うこと。
【0028】
・ 前記実施形態において、表皮材12の開口部14が上方に配置されていない状態で、表皮材12内に発泡合成樹脂17を注入し、その後に成形型20を傾動させて、開口部14が上方となるように姿勢変更して、発泡合成樹脂17の発泡成形を行うようにすること。
【0029】
・ 表皮材12として、ビニール等の合成樹脂、あるいはレザー等の非通気性のものを用いること。
【0030】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、簡単な構成によって、表皮材内に発泡合成樹脂を注入して発泡成形する際に、表皮材の内部にエア溜りが発生するのを確実に抑制することができて、高品質なヘッドレストを作製できる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のヘッドレストを示す部分破断斜視図。
【図2】 図1のヘッドレストの製造方法を示す断面図。
【図3】 図1のヘッドレストの要部拡大断面図。
【図4】 従来のヘッドレストを示す部分破断斜視図。
【図5】 図4のヘッドレストの製造方法を示す断面図。
【符号の説明】
11…ヘッドレスト、12…表皮材、14…開口部、15…突き合わせ部、15a…突き合わせ端縁、16…ヘッドレストステー、17…発泡合成樹脂、18…発泡材層、19…小孔、D1…突き合わせ端縁から小孔までの間隔、D2…小孔の形成間隔。
Claims (3)
- 底部にスリット状の開口部を設けた袋状の表皮材の内部にヘッドレストステーを挿入した状態で、前記開口部から表皮材の内部に発泡合成樹脂を注入して発泡成形してなり、前記表皮材の前記開口部に折り返し形成された一対の突き合わせ部を備えたヘッドレストにおいて、
前記表皮材として非通気性のものを使用し、
前記突き合わせ部における突き合わせ端縁よりも内側に位置する部位には、前記突き合わせ部をその厚さ方向に貫通するエア抜き孔を形成したことを特徴とするヘッドレスト。 - 前記エア抜き孔が開口部の延長方向に沿って配置された複数の小孔であることを特徴とした請求項1に記載のヘッドレスト。
- 前記小孔は各突き合わせ部の長さ方向にほぼ等間隔をおいて配置されていることを特徴とする請求項2に記載のヘッドレスト。
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