JP4179845B2 - 抽水装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、先端部に抽水ヘッドを備えた抽水ホースを設けるとともに、前記抽水ヘッドによる抽水作業を補助するための補助装置に、その補助装置を遠隔作動させるための作動用ケーブルを接続し、互いに連結した前記抽水ヘッドと前記補助装置とを管内に挿入して、前記補助装置を管外から遠隔作動させながら、管内に溜まっている水を前記抽水ホースを通して管外に吸引排出可能に設けてある抽水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の抽水装置では、管内の水の有無や管内での抽水ヘッドの位置などを管外から確認して、抽水ヘッドによる抽水作業を補助するために、CCDカメラや照明灯などを備えた補助装置に、その補助装置を遠隔作動させるための電力ケーブルや通信ケーブルなどの作動用ケーブルを接続し、作動用ケーブルを抽水ホースの中に通して互いに連結した抽水ヘッドと補助装置とを管内に挿入して、補助装置を管外から遠隔作動させながら、管内に溜まっている水を抽水ホースを通して管外に吸引排出できるように構成している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−264261号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術によれば、抽水ホースの劣化や、作動用ケーブルを抽水ホースの中に通して抽水ヘッドと補助装置とを互いに連結してあるので、作動用ケーブルに比べて抽水ホースが損傷を受け易いが、このような抽水ホースの損傷以外にも、長期使用による抽水ホースの劣化などで、抽水ホースを交換する必要が生じたときは、それまで使用していた抽水ホースから作動用ケーブルを抜き出して、新たな抽水ホースの中にその作動用ケーブルを通す必要があり、抽水ホースの交換に手間を要する欠点がある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、抽水ホースを必要に応じて簡便に交換できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明の特徴構成は、先端部に抽水ヘッドを備えた抽水ホースを設けるとともに、前記抽水ヘッドによる抽水作業を補助するための補助装置に、その補助装置を遠隔作動させるための作動用ケーブルを接続し、
互いに連結した前記抽水ヘッドと前記補助装置とを管内に挿入して、前記補助装置を管外から遠隔作動させながら、管内に溜まっている水を前記抽水ホースを通して管外に吸引排出可能に設けてある抽水装置であって、
前記抽水ホースと前記作動用ケーブルとを径方向で隣り合うように並設して束ねた状態にすると共に、前記抽水ヘッドに、前記補助装置又は前記作動用ケーブルに対して着脱自在にクランプするクランプ部を設けて、前記抽水ヘッドと前記補助装置又は前記作動用ケーブルとを着脱自在に連結するように構成してある点にある。
【0006】
〔作用及び効果〕
抽水ヘッドと補助装置とを着脱自在に連結するクランプ部を設けてあるので、抽水ヘッドを抽水ホースに接続して単独で使用したい場合や、作動用ケーブルを接続してある補助装置を単独で使用したり、他の作業装置に組み合わせて使用したい場合に、抽水ヘッドと補助装置とを簡便に分離して使用できる。
【0007】
【0008】
また、抽水ヘッドを補助装置又は作動用ケーブルに対して着脱自在にクランプして連結できるので、補助装置又は作動用ケーブルに連結用の特別な構造を設ける必要がなく、補助装置又は作動用ケーブルの構造の簡略化を図ることができる。
特に、作動用ケーブルに対して着脱自在にクランプするクランプ部を設けてある場合は、抽水ヘッドを作動用ケーブルを介して補助装置に連結できるので、抽水ヘッドと補助装置とを直に連結するような場合に比べて、コンパクトに連結でき、径の小さい管内でも容易に挿入できるとともに、補助装置よりも後方の任意の位置に抽水ヘッドを連結できるので、使い勝手が良い。
【0009】
請求項2に記載の発明の特徴構成は、前記抽水ヘッドと前記抽水ホースとを着脱自在に接続してある点にある。
【0010】
〔作用及び効果〕
抽水ヘッドと抽水ホースとを着脱自在に接続してあるので、抽水ホースを交換する必要が生じたときは、抽水ヘッドと抽水ホースとの接続を外せば、従来のように、それまで使用していた抽水ホースから作動用ケーブルを抜き出したり、新たな抽水ホースの中にその作動用ケーブルを通したりすることなく、抽水ホースを交換することができ、抽水ホースを必要に応じて簡便に交換できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2は、地中に埋設してある都市ガス供給用配管Bの管内に溜まった水Wを抽水する本発明による抽水装置Aを示し、先端部に抽水ヘッド1を備えた硬質樹脂製(本実施形態では硬質ポリエチレン樹脂製)の抽水ホース2を設けるとともに、その抽水ヘッド1による抽水作業を補助するための補助装置3に、その補助装置3を遠隔作動させるための作動用ケーブル4を接続してあり、抽水ホース2をジョイント5でポンプPに接続し、作動用ケーブル4をモニタMに接続してある。
【0012】
そして、図2に示すように、抽水ホース2と作動用ケーブル4とを束ねて人為操作力で管内に押し込むことにより、互いに連結した抽水ヘッド1と補助装置3とを管内に挿入して、補助装置3を管外から遠隔作動させながら、管内に溜まっている水Wを抽水ホース2を通して管外に吸引排出可能に設けてある。
【0013】
前記補助装置3は、管内の水Wの有無や管内での抽水ヘッド1の位置などを管外から確認して、抽水ヘッド1による抽水作業を補助するために、CCDカメラ6や前照灯7などを備え、CCDカメラ6や前照灯7などを遠隔作動させるための電力ケーブル8や通信ケーブル9などを束ねた作動用ケーブル4を接続してある。
【0014】
前記抽水ヘッド1は、図3,図4に示すように、管内への挿入方向に沿って若干長い球形のヘッド本体10を管内への挿入方向に沿って左右一対の分割ヘッド本体11に分割するとともに、各分割ヘッド本体11に可撓性を備えた導水管12を接続し、抽水ホース2を着脱自在に接続する接続ケース13に、これら導水管12の導水方向下手側を合流させるように連通接続してある。
【0015】
前記分割ヘッド本体11の各々は、導水管12に連通する多数の吸水口14を管内への挿入方向に略直交する周方向に沿って備え、図5,図6に示すように、両分割ヘッド本体11で作動用ケーブル4に対して着脱自在にクランプ(把持)するクランプ部15を設けて、抽水ヘッド1と補助装置3とを着脱自在に連結する連結部を構成してある。
【0016】
前記クランプ部15は、各分割ヘッド本体11の分割面16のヘッド本体10の中心軸から偏芯した位置に半割円筒状の凹部17を長手方向に沿って形成して、両分割ヘッド本体11で作動用ケーブル4を確実に挟み込めるように構成するとともに、凹部17の間に作動用ケーブル4を挟み込んだ状態で、両分割ヘッド本体11どうしをビス18で一体に固定して、両分割ヘッド本体11で作動用ケーブル4を着脱自在にクランプできるように構成してある。
【0017】
そして、抽水ヘッド1を補助装置3近くの作動用ケーブル4にクランプさせて補助装置3に連結しておくとともに、図2に示したように、抽水ホース2と作動用ケーブル4とを径方向で隣り合うように並設して束ねた状態で、配管Aの途中箇所に接続してある管内挿入治具19を通して、抽水ヘッド1を補助装置3とともに管内に押し込み、前照灯7で照らした管内をCCDカメラ6で撮影してその画像を地上側に設置したモニタMで観察しながら管内を移動させて、管内に溜まった水Wを発見すると、地上側に設置したポンプPを駆動して、地上側に吸引排出できるようにしてある。
【0018】
前記管内挿入治具19は、ノーブロー袋などを使用して、ガスの通流を維持した活管状態で配管Bに連通接続してあり、図7に示すように、補助装置3と抽水ヘッド1の管内への押し込み方向を案内するガイド板20を下端に設けてあるガイド筒21を挿入筒22に回動自在に挿入して、このガイド筒21の内側に、非使用時には弾性力で塞がっている貫通孔を備えた軟質ゴムなどで形成した弾性シール材23を装着してある。
【0019】
そして、補助装置3と抽水ヘッド1とを弾性力に抗して弾性シール材23の貫通孔に押し込んで、抽水ホース2と作動用ケーブル4とを弾性シール材23に挿通し、ガイド板20が所望の押し込み方向に向くように回動させて、抽水ホース2と作動用ケーブル4とを管内に押し込むことにより、ガスの漏れ出しを防止しながら、抽水ヘッド1と補助装置3とを管内で移動させることができるようにしてある。
尚、抽水ホース2は、可撓性を損なわない範囲で硬くすれば、挿入距離を延ばすことができる。
【0020】
〔その他の実施形態〕
1.本発明による抽水装置は、補助装置に対して着脱自在にクランプするクランプ部を抽水ヘッドに設けて、抽水ヘッドと補助装置とを着脱自在に連結する連結部を構成してあっても良い。
2.本発明による抽水装置は、抽水ヘッド又は抽水ホースに対して着脱自在にクランプするクランプ部を補助装置に設けて、抽水ヘッドと補助装置とを着脱自在に連結する連結部を構成してあっても良い。
3.本発明による抽水装置は、補助装置と作動用ケーブルとを着脱自在に接続してあっても良い。
4.本発明による抽水装置は、抽水ホースと作動用ケーブルとを束ねて、粘着テープやバンドなどで適宜結束してあっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 抽水装置の斜視図
【図2】 抽水装置の使用方法の説明図
【図3】 要部の側面図
【図4】 要部の斜視図
【図5】 要部の側面図
【図6】 要部の一部断面正面図
【図7】 管内挿入治具の説明図
【符号の説明】
1 抽水ヘッド
2 抽水ホース
3 補助装置
4 作動用ケーブル
15 連結部(クランプ部)
Claims (2)
- 先端部に抽水ヘッドを備えた抽水ホースを設けるとともに、前記抽水ヘッドによる抽水作業を補助するための補助装置に、その補助装置を遠隔作動させるための作動用ケーブルを接続し、
互いに連結した前記抽水ヘッドと前記補助装置とを管内に挿入して、前記補助装置を管外から遠隔作動させながら、管内に溜まっている水を前記抽水ホースを通して管外に吸引排出可能に設けてある抽水装置であって、
前記抽水ホースと前記作動用ケーブルとを径方向で隣り合うように並設して束ねた状態にすると共に、前記抽水ヘッドに、前記補助装置又は前記作動用ケーブルに対して着脱自在にクランプするクランプ部を設けて、前記抽水ヘッドと前記補助装置又は前記作動用ケーブルとを着脱自在に連結するように構成してある抽水装置。 - 前記抽水ヘッドと前記抽水ホースとを着脱自在に接続してある請求項1に記載の抽水装置。
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