JP4178639B2 - 光モジュール用搭載部材および光モジュール - Google Patents

光モジュール用搭載部材および光モジュール Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光モジュール用搭載部材に関し、特に光ファイバと光学的に結合する半導体光素子とを搭載するための光モジュール用搭載部材および光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
ファイバグレーティングレーザ光モジュールには、半導体光増幅器と、ファイバグレーティングが形成された光ファイバ(以下、FG光ファイバという)の一端とが内蔵され、これらが光共振器を構成する。FG光ファイバおよび半導体光増幅器は、搭載部材に固定されている。搭載部材は、平板状の形状を有する水平部と、これから垂直に伸びる平板状の垂直部とからなるL字形状の部材である。このため、Lキャリアとも呼ばれている。水平部の搭載面には、半導体光増幅器が搭載されている。垂直部には貫通孔が設けられ、この孔を通過するようにFG光ファイバが垂直部に固定されている。このように半導体光増幅器およびFG光ファイバが配置されると、半導体光増幅器はFG光ファイバと光学的に結合する。また、半導体光増幅器とファイバグレーティング(FG)が光共振器を形成する。このため、ファイバグレーティングレーザ光モジュールは、半導体光増幅器の変調に応じてレーザ光を発振する。
【0003】
半導体光増幅器およびFG光ファイバを搭載したLキャリアは、ペルチェ素子上に実装された状態で、バタフライ型パッケージに収納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図8は、このようなファイバグレーティングレーザ光モジュールのLキャリアと組立治具78a、78bとの位置関係を組立工程において表した斜視図である。Lキャリア72は、Lキャリア72の水平部72aが延びる方向に直交する両方向から垂直部72bの部位において組立治具78a、78bによって固定されている。図8を参照すると、Lキャリア72は左右方向には確実に固定されているけれども、上方からの力に対しては、必ずしも十分に固定されていない。FG光ファイバ71は、半導体光増幅器76と光共振器を形成するので、非常に高い精度の位置合わせをした後に、固定されなければならない。この位置合わせ精度は、ミクロンメートル〜サブミクロンメートルのオーダで行われる必要がある。このために、ファイバグレーティングレーザ光モジュールは位置合わせ機構部80を備え、この位置合わせ機構部80を構成するフェルール82、リング84、86、カップ88を利用して、搭載部材72のチップキャリア74上に設置された半導体光増幅器76に対してFG光ファイバ71を位置合わせしている。FG光ファイバ71の組立工程においては、一対の固定爪78c、78dによって上方から加えられる力によってLキャリア72が位置ズレを起こさないように十分に注意を払いながら位置合わせしていた。
【0005】
一方、ファイバグレーティングレーザ光モジュールとは異なる構造の光モジュールとして、半導体レーザが、光学レンズを挟んで光ファイバと結合された光モジュールがある。この光モジュールでは、搭載部材の水平部の搭載面上に半導体レーザが搭載され、光学レンズは半導体レーザに光軸が合わされた状態で垂直部内に格納されている。光ファイバは、光学レンズの光軸に合うようにパッケージに固定されている。
【0006】
このような光モジュールに関する文献として、特開平8−29648号公報がある。この公報に記載された光モジュールでは、搭載部材は、水平部の一端に垂直部が形成されている。この搭載部材の垂直部は、レンズおよびレンズ保持部材が搭載部材上の半導体レーザと光軸が合わされた状態で、レンズおよびレンズ保持部材を両方とも内蔵するために十分な垂直部の厚さを確保す必要があり、また、垂直部は、その高さの中央よりも僅かに下の位置において水平部に結合されて、水平部の下方までそのまま延在している。
【0007】
この搭載部材をFG半導体レーザ光モジュールに適用しようとすると、組立工程において、上下方向に作用する力に関して位置ズレを生ずる可能性が低減される。
【0008】
しかしながら、ファイバグレーティングレーザ光モジュールでは、FG光ファイバ71が半導体光増幅器76に対して高精度に位置合わせされた状態でFG光ファイバ71を搭載部材72に固定するための高精度位置合わせ部80を垂直部の前方に有する。このため、パッケージ内の垂直部の前方には、この高精度位置合わせ部80を収納するための空間が必要である。
【0009】
また、搭載部材74において垂直部が水平部の下方に延在すると、搭載部材74がペルチェ素子上に搭載されるときに、搭載部材の実装位置が垂直部の厚さ分だけ前方に移動してしまう。故に、この厚さ分だけ収納パッケージを従来に比べて大きくする必要が生じる。
【0010】
この搭載位置の移動を防ぐために、一辺が垂直部に長さが等しく、且つ他の一辺が水平部に下方に延在する垂直部の長さに等しい直方体形状の高さ合わせ部材を、搭載部材とペルチェ素子との間に挟んで実装することも考えられる。しかしながら、これでは、半導体光増幅器において発生した熱がペルチェ素子に伝導する効率が低下する。
【0011】
そこで、本発明の目的は、収納容器を大きくすることなく、半導体光増幅器と光ファイバとを高精度に位置合わせ可能な光モジュール用搭載部材、およびこれを用いた光モジュールを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係わる光モジュール用搭載部材は、キャリアが注入されると光を発生し増幅する活性層を有する半導体光増幅器と、回折格子を有し前記半導体光増幅器と光共振器を形成する光ファイバとを支持するための光モジュール用搭載部材であって、第1の基準面に含まれ前記半導体光増幅器を搭載するための搭載面、およびこの搭載面に対向する設置面を有する基体部と、前記第1の基準面と交差する第2の基準面に含まれ前記光ファイバを受け入れるべき方向に向いた受入面、前記受入面に対向する第1の接触面、前記光ファイバが前記半導体光増幅器と光学的に結合するための空間を提供し前記受入面から前記第1の接触面へ向かう軸沿って伸びる貫通孔、を有し、前記搭載面から突出して設けられた壁部と、前記第2の基準面に沿って延び前記第1の接触面と同じ向きの第2の接触面を有し前記設置面に設けられた治具接触部と、を備える。前記冶具接触部は、前記受入面および前記第2の接触面が略平行な一対の平板状の部分であり、前記受入面と前記第2の接触面との間隔は、前記受入面と前記第1の接触面との間隔に比べて小さい。前記基体部は前記壁部および前記治具接触部によって両側から挟まれている。前記光ファイバが前記半導体光増幅器に光学的に結合するように前記光ファイバを前記半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具に、前記第1の接触面および前記第2の接触面が接触すると共に、前記治具に前記壁部の側面及び前記治具支持部の側面が接触することによって、前記治具と前記搭載面および前記受入面との相対的な位置が決定される。
【0013】
このように、第2の基準面に沿って延びる第2の接触面を有し設置面に設けられた治具接触部を備え、また第1の接触面は第2の基準面に沿って延びる受入面に対向するので、第1の接触面および第2の接触面は、共に第2の基準面に沿って延びる。このため、第1の接触面および第2の接触面が、光ファイバが半導体光増幅器に光学的に結合するように光ファイバを半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具と接触可能になる。第1の接触面および第2の接触面が共に治具に接触すると、搭載部材の搭載面および設置面の両側において搭載部材が治具に支持される。これによって、この治具と、搭載面および受入面との相対的な位置が決定されるので、受入面に加えられる力によって受入面を傾けようとする方向のモーメントが小さくできる。
【0014】
本発明に係わる光モジュール用搭載部材は、キャリアが注入されると光を発生し増幅する活性層を有する半導体光素子と、この半導体光素子に光学的に結合する光ファイバとを支持するための光モジュール用搭載部材であって、第1の基準面に含まれ前記半導体光素子を搭載するための搭載面、およびこの搭載面に対向する設置面を有する基体部と、前記第1の基準面と交差する第2の基準面に含まれ前記光ファイバを受け入れる方向に向いた受入面、前記受入面に対向する第1の接触面、前記光ファイバが前記半導体光素子と光学的に結合するための空間を提供し前記受入面から前記第1の接触面へ向かう軸沿って伸びる貫通孔、を有し、前記搭載面から突出して設けられた壁部と、前記第1の接触面と同一の向きの第2の接触面を有する凹部を含み前記設置面に設けられた治具接触部と、を備える。前記基体部は前記壁部および前記治具接触部によって両側から挟まれている。前記光ファイバが前記半導体光増幅器に光学的に結合するように前記光ファイバを前記半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具に、前記第1の接触面および前記第2の接触面が接触すると共に、前記治具に前記壁部の側面及び前記治具支持部の前記凹部の底面が接触することによって、前記治具と前記搭載面および前記受入面との相対的な位置が決定される。
【0015】
このように設置面に設けられた治具接触部を備え、治具接触部は、第2の基準面に沿って延びる第2の接触面を有する凹部を有するようにした。また、第1の接触面および第2の接触面は同一の方向に向いているようにした。このため、第1の接触面および第2の接触面が、光ファイバが半導体光増幅器に光学的に結合するように光ファイバを半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具と接触する。第1の接触面および第2の接触面が共に治具に接触すると、搭載部材の搭載面および設置面の両側において搭載部材が治具に支持される。これによって、この治具と搭載面および受入面との相対的な位置が決定されるので、受入面に加えられる力によって受入面を傾けようとする方向のモーメントが小さくできる。
【0016】
本発明に係わる光モジュール用搭載部材では、壁部は平板状の部材からなり、基体部は前端及び後端を有する平板状の部材からなり、基体部は、基体部の後端から第1の距離の位置において壁部の第1の接触面と接し、且つ基体部の後端から第2の距離の位置において壁部の受入面と接し、治具接触部は、第1の距離の位置と第2の距離の位置との間に設けられているようにできる。
【0017】
このように、基体部を両側から挟む位置に壁部および治具接触部を設けたので、受入面に垂直な方向から、壁部および治具接触部に加えられる力によって、受入面を回転させようとする方向の回転モーメントの発生が防止される。
【0018】
本発明に係わる光モジュール用搭載部材では、凹部は複数の溝を有し、溝の各々は第2の接触面を有するようにできる。また、本発明に係わる光モジュール用搭載部材では、基体部は、後端から前端に向かう軸に沿って伸びる一対の側面を有し、凹部は一対の側面の一方から他方へ伸びる単一の溝を有するようにできる。このように、凹部を溝構造にすると、凹部を設ける位置の関する自由度が増加される。
【0019】
本発明に係わる光モジュール用搭載部材は、キャリアが注入されると光を発生し増幅する活性層を有する半導体光増幅器と、回折格子を有し前記半導体光増幅器に光学的に結合する光ファイバとを支持するための光モジュール用搭載部材であって、第1の基準面に沿って延び前記半導体光増幅器を搭載するための搭載面、およびこの搭載面に対向する設置面を有し、前端面から後端面に向けて伸びる基体部と、前記第1の基準面と交差する第2の基準面に沿って延び前記光ファイバを受け入れる方向に向いた受入面、前記受入面に対向する第1の接触面、前記光ファイバが前記半導体光増幅器と光学的に結合するための空間を提供し前記受入面から前記第1の接触面へ向かう軸沿って伸びる貫通孔、を有し、前記搭載面から突出して設けられた壁部と、前記第1の接触面と同一の向きの第2の接触面と、この第2の接触面に対向する外側面とを有し前記設置面から突出して設けられた凸部と、を備える。前記外側面と前記第2の接触面との間隔は、前記受入面と前記第1の接触面との間隔に比べて小さい。前記基体部は前記壁部および前記凸部によって両側から挟まれている。前記光ファイバが前記半導体光増幅器に光学的に結合するように前記光ファイバを前記半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具に、前記第1の接触面および前記第2の接触面が接触すると共に、前記治具に前記壁部の側面及び前記治具支持部の側面が接触することによって、前記治具と前記搭載面および前記受入面との相対的な位置が決定される。
【0020】
このように、凸部の外側面と受入面とは、基体部の前端面の位置において基体部に接し、且つ凸部の第2の接触面は、基体部の後端面から第1の距離の位置と前端面の位置との間において設置面に接する。このため、壁部の厚さに比べて凸部の厚さが薄くなる。
【0021】
上記の搭載部材は、半導体光素子および光ファイバを備える光モジュールに適用することができる。以下の光モジュールに使用されることが好ましい。光モジュールは、好ましくは、半導体光素子と、光ファイバと、半導体光素子および光ファイバを支持するための搭載部材と、を備える。また、ファイバグレーティング光モジュールは、好ましくは、半導体光増幅器と、回折格子を有する光ファイバと、半導体光増幅器および光ファイバを支持するための搭載部材を備える。更に、ファイバグレーティング光モジュールは、望ましくは、キャリア注入によって光の発生および光の増幅が行われる光導波路、並びにこの光導波路の対向する端面に設けられた光出射面および光反射面、を有する半導体光増幅器と、コア部の所定部位にこのコア部の長手方向に沿って設けられた回折格子を有し、この回折格子と光反射面とによって所定の波長において光共振をを可能にするように光出射面と光学的に結合し、光出射面から隔てられて配置された光ファイバグレーティングと、半導体光増幅器およびファイバグレーティングが支持された搭載部材と、を備えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0023】
図1および図2を用いて、本発明の実施の形態のファイバグレーティング光モジュールの構成について説明する。図1は、ファイバグレーティング光モジュールの斜視図であり、その内部の様子が明らかになるように一部破断図になっている。図2は、ファイバグレーティングレーザの主要部10を表し図1のI−I断面における断面図である。
【0024】
図1及び図2を参照すると、ファイバグレーティング光モジュール1は、ハウジング12と、ファイバグレーティング光モジュールの主要部10とを備える。
【0025】
ハウジング12は、図1に示された実施例では、バタフライ型パッケージである。以下、ハウジングがパッケージの場合について説明する。パッケージ12内の底面上にファイバグレーティング光モジュールの主要部10が、ペルチェ素子28の底面をパッケージ12の底面に対面させるように配置されている。ファイバグレーティング光モジュールの主要部10は、不活性ガス、例えば窒素ガス、が封入された状態でパッケージ12内に封止されている。パッケージ12の材料は、金属、例えばコバール、であり、ファイバグレーティングレーザモジュールの主要部10を収納している本体部12a、光ファイバ14を主要部10に導く筒状部12b、および主要部10の電極をパッケージ12外に電気的に取り出すことを可能にする複数のリードピン12cを備える。筒状部12bはパッケージの光ファイバ挿入面に設けられ、その先端からは光ファイバ14が導入され、光ファイバ14は筒状部12bの内部を通過してファイバグレーティングレーザモジュールの主要部10に至る。複数のリードピン12cは、パッケージ12の両側面に設けられていて、半導体光増幅器16等に導電ワイヤ(図示せず)を用いてボンディングされることによって電気的に接続されている。各リードピン12cは、半導体光増幅器16への駆動電流を供給し、また受光素子18からの電流を取り出したり、冷却素子28へ電流を供給したりするために利用される。
【0026】
ファイバグレーティング光モジュールの主要部10は、半導体光素子16、18を搭載する搭載部材22、24、26と、光ファイバ14を半導体光増幅器16に光学的に結合させるために位置合わせ機構部30とを備える。位置合わせ機構部30は、フェルール32と、第1の支持部材34と、第2の支持部材36と、第3の支持部材38と、を備える。
【0027】
第1の支持部材34は、搭載部材24の受入面24eに接触する接触平面34aと、この平面34aに対向する対向面34bを有するワッシャである。第1の支持部材34は、接触平面34aから対向面34bに向けて貫通する孔34cを有し、この孔34cには、光ファイバ14が挿入されたフェルール32が通過する。本実施の形態で使用された第1の支持部材34は、より大きな直径の円盤状の平板と、より小さな直径の円盤状の平板とを同軸に重ねた形状を有する。第1の支持部材34は、中央部に設けられた孔34cに挿入されるフェルール32を支持する。第1の支持部材34は、対向面34bにある孔34cの開口部においてフェルール32と固定され、また、第1の支持部材34の外周において搭載部材24に固定されている。
【0028】
第2の支持部材36は、第1の支持部材34から所定の長さ離れた位置においてフェルール32と固定されている。所定の長さを確保するために、第3の支持部材38が、第1の支持部材34と第2の支持部材36との間に挟まれている。第2の支持部材36は、第3の支持部材38に接する接触面36aと、これに対向する対向面36bとを有する。第2の支持部材36は、接触平面36aから対向面36bに向けて貫通する孔36cを有し、この孔36cには、フェルール32が通過する。本実施の形態において使用される第2の支持部材34は、円盤状の形状を成す平板である。
【0029】
第3の支持部材38は、フェルール32が設けられている方向に所定の長さ延びる管状部38aを有し、管状部38aの一端部は第1の支持部材34の対向面34b上に接触している。管状部38aの他端は、フェルール32が通過する孔38cを有する平板38bによって塞がれている。平板38bは、その外面に、第2の支持部材36が接触する接触面38dを有する。本実施の形態で使用された第3の支持部材は、底面38bの中央部に貫通孔38cを有する円筒部38aを有するカップ形状である。
【0030】
第2の支持部材36は、第3の支持部材38の接触平面38dに平面36aを接触させ、第2の支持部材36の外周において第3の支持部材38に固定されている。また、第2の支持部材36は、対向面36bにおける貫通孔36cの開口部の外周においてフェルール32と固定されている。
【0031】
フェルール32、第1〜第3の支持部材34、36、38は、例えばステンレススチールで形成されることができる。また、フェルール32、第1〜第3の支持部材34、46、48相互の固定は、例えばスポット溶接を用いて、複数の位置において行うことが好ましい。
【0032】
第1の指示部材34および第2の指示部材36の形状は、リング形状であることが好ましい。このように、外形を円形状にすると、円の中心軸方向から見た平面形状において対称性が高くなる。このため、対称性を有する複数の位置、例えば対称軸と円形の外周が交差する対向する2点、においてスポット溶接で固定を行うと、固定に際して発生する歪みが低減される。また、スポット溶接による固定は、上記の対向位置に関しては同時に行うことが好ましい。このようにすると、固定の際に発生する歪みを小さくできる。
【0033】
半導体光増幅器16は、チップキャリア22上に搭載されている。チップキャリア16は、例えば良熱伝導体材料の窒化アルミニウム(AlN)、アルミナ(Al23)を用いて形成されている。このため、半導体光増幅器22の動作中に発生した熱は、チップキャリア22および搭載部材24を伝導してペルチェ素子28に到達する。ペルチェ素子28は、電流が流れると冷却素子として作動する。半導体光増幅器16は、その第1の端面16aをパッケージ12の光ファイバ挿入面に向けて配置されている。図面には、特に示されていないけれども、半導体光増幅器16上に形成された電極はチップキャリア22上の配線層と導電ワイヤに介して接続されている。この配線層は、導電ワイヤによってパッケージ12の内部リードに接続されている。
【0034】
半導体光増幅器16は、InGaAsPからなる活性層と、この活性層をその対向する2面において挟み込むInPからなるクラッド層とを半導体基板上に備え、両側のクラッド層から活性層にキャリアを注入し反転分布を形成することによって光を発生しまた誘導放出光を発生させることによってこの光を増幅する発光素子である。両クラッド層は、活性層に光を閉じ込める作用を有している。活性層は、第1の端面16aと、第2の端面16bとを備える。第1の端面16aの光反射率は第2の端面の光反射率に比べて小さい。これを実現するために、第1の端面16aには低反射膜を形成し、1〜0.1%程度の反射率を達成している。一方、第2の端面16bには高反射膜が形成を形成し、85%以上の反射率を達成している。このため、第1の端面16aは光出射面となり、第2の端面16bは光反射面となる。図面には、特に示されていないけれど、半導体光増幅器16上に設けられた電極は、チップキャリア22上の配線層と導電ワイヤで接続されている。この配線層は、パッケージ12の内部リードと接続されている。
【0035】
受光素子18、例えばフォトダイオードは、チップキャリア26上に搭載されている。チップキャリア26は、半導体光増幅器16の端面16aに対向する端面16bと対面する位置に受光素子18が配置されるように、搭載部材24上に設けられている。この受光素子18は、半導体光増幅器16の発光状態を監視するための受光素子18、例えばモニタ用フォトダイオード、として作動する。図面には、特に示されていないけれども、受光素子18上に形成された電極はチップキャリア上の配線層と導電ワイヤに介して接続されている。この配線層は、パッケージ12の内部リードに接続されている。
【0036】
搭載部材24は、基体部24aおよび壁部24bを有するL字形状の部材であって、壁部24bが基体部24aの搭載面24c上に設けられている。チップキャリア22、26は、基体部24bの搭載面24d上に搭載されている。搭載部材24は、設置面24dを支持部材、例えばペルチェ素子28の上面に対面させるようにペルチェ素子28上に設置されている。また、搭載部材24は、冶具接触部24hの第2の接触面24kを支持部材(図2の場合にはペルチェ素子28)の前側面に接触するようにして搭載されている。このため、当該搭載部材24を使用することによって、高さ合わせ部材を用いる必要がなく、搭載部材24がパッケージ12の前方へ移動するシフト量を最小にすることが可能となる。壁部24bは、光ファイバ受入面24eと、受入面24eに対向する対向面24fと、受入面24eから対向面24fに貫通する貫通孔24gとを有する。貫通孔24gは、光ファイバ14のレンズ端部14bが挿入され、この端部14bが半導体光増幅器16の第1の端面16aと光学的に結合するための空間を提供する。先球加工された光ファイバを用いる場合には、別個のレンズおよびレンズ支持部材を壁部24bに設ける必要がないので、貫通孔24gの大きさは、光ファイバ先端を位置合わせするために必要な大きさ程度で十分である。壁部24bの機械的強度を従来ほど強固にする必要がないので、小型化および薄型化が可能である。搭載部材24において、搭載面24c、設置面24d、受入面24e、および対向面24fは平面である。搭載面24cおよび設置面24dは略平行であり、また受入面24eおよび対向面24fは略平行であり、更に搭載面24cは対向面24fと略直交している。
【0037】
光ファイバ14は、ファイバグレーティング14a、および2個の端部14b、14cを有する。これらの端部の一方は、半導体光増幅器16の第1の端面16aと対面していて、この端部14bと第1の端面16aが光学的に結合可能な位置に光ファイバ14が配置されている。第1の端面16aと光学的に結合している端部14bは、半導体光増幅器16の第1の端面16aから出射された光を集光可能なように先球加工されたレンズ形状を有している。このため、半導体光増幅器16と光ファイバ14との間に別個のレンズを設ける必要がないので、光学的な結合を直接行うことが可能になる。これによって、共振器長が短縮可能であるので、ファイバグレーティングレーザの高周波特性が向上される。
【0038】
光ファイバ14には、レンズ形状を有する一端部14bから所定の距離だけ離れたコア部内の位置に回折格子(ファイバグレーティング)14aが設けられている。このような回折格子14aを形成するために好適な光ファイバは、酸化ゲルマニウムを含むと共に所定の屈折率を有するコア部と、このコア部の周囲に設けられたコア部よりも小さく屈折率を有するクラッド部を備える。そして、この光ファイバに紫外線を照射することによって、コア部に屈折率の異なる領域を複数の箇所に設けたものである。このような領域は、周期的に設けられることが好ましい。このような回折格子14aは、反射率、周期、回折格子長、等の特性値によって特徴付けられる。ファイバグレーティングは、これらの特性値を組み合わせて、本願の半導体光素子が発生する光の波長領域において反射スペクトルを有するように設計されることができる。
【0039】
光ファイバ14は、フェルール32の一端部から他端部に延びる貫通孔に、一端から挿入されて、光ファイバの先端部14bはフェルール32の他端部から所定の長さだけ突出している。フェルール32は、光ファイバの先端部14bが突出する端部から所定の距離だけ離れた位置にて第1の支持部材34に固定されている。フェルール32は、また、光ファイバ14が挿入された一端部から所定の距離だけ離れた位置にて第2の支持部材36に固定されている。第1の支持部材34および第2の支持部材36は、第3の支持部材38よってに空間的に離れた位置に配置される。第3の支持部材38は、第1の支持部材34から離間された位置に第2の支持部材36が配置されることを可能にする部材である。
【0040】
図3は、搭載部材24が、組み立て治具の左設置部54および右設置部56に取り付けられている様子を表した斜視図である。図3を参照すると、光ファイバ14が半導体光増幅器16に光学的に結合可能な状態、つまり光ファイバ14が有するファイバグレーティング14aと半導体光増幅器16の光反射面16bとから構成される光共振器においてレーザ発振可能な状態で、半導体光増幅器16と光ファイバ14とを固定するための光モジュール用搭載部材24が表されている。
【0041】
光モジュール用搭載部材24は、基体部24aと、壁部24bと、治具接触部24hと、を備える。基体部24aは、第1の基準面52aに含まれ半導体光増幅器16を搭載するための搭載面24c、およびこの搭載面24cに対向する設置面24dを有する。壁部24bは、搭載面24cから突出している。壁部24bは、第1の基準面52aと交差する第2の基準面52bに含まれ光ファイバ14を受け入れる方向に向いた受入面24e、受入面24eに対向する第1の接触面24f、光ファイバ14が半導体光増幅器24と光学的に結合するための空間を提供し受入面24eから第1の接触面24fへ向かう軸44の沿って伸びる貫通孔24g、を有する。治具接触部24hは、設置面24dに設けられ、第2の基準面52bに沿って延びる第2の接触面24kを有する。
【0042】
光モジュール用搭載部材24では、光ファイバ14が半導体光増幅器16に光学的に結合するように光ファイバ14を半導体光増幅器16に位置合わせするために使用される治具54、56と、第1の接触面24fおよび第2の接触面24hとが接触することによって、治具54、56と搭載面24dおよび受入面24eとの相対的な位置が決定されている。
【0043】
このような形状を有する搭載部材24が、搭載部材24が組み立て冶具54、56にはめられると、第1の接触面24fおよび第2の接触面24bは、光ファイバ14が半導体光増幅器16に光学的に結合するように光ファイバ14を半導体光増幅器16に位置合わせするために使用される治具54、56と接触する。第1の接触面24fは治具54の第1の支持平面54aに接触し、また第2の接触面24kは冶具56の第2の支持平面56aに接触する。さらに、搭載部材24は、壁部24の側面24lにおいて冶具54の第3の支持平面54bに接触し、また冶具接触部24hの側面24mにおいて冶具56の第4の支持平面56bに接触している。このため、第1の基準面52aに垂直な方向だけでなく、第2の基準面52bに垂直な方向にも固定されている。これにより、治具54、56と搭載面24cおよび受入面24eとの相対的な位置が決定される。搭載部材24は、受入面24e上において位置合わせ機構部30が組み立てられるので、この面24eに垂直な方向に力を受ける。この力によって受入面24eを回転させようとする方向のモーメントの発生が防止される。したがって、組み立ての際に基準となる受入面24eの位置が変位は低減される。
【0044】
また、基体部24aは、搭載面および設置面からなる略平行な一対の平面を有し、光ファイバ14が挿入される挿入面(第2の基準面)52bに垂直な軸44に沿って延びる平板状の部分である。壁部24bは、受入面24eおよび第1の接触面24fからなる略平行な一対の平面を有し、第2の基準面52bに沿って延びる平板状の部分である。冶具接触部24hは、受入面24eおよび第2の接触面24kからなる略平行な一対の平板状の部分である。受入面24eと第2の接触面24kと間隔は、受入面24eと第1の接触面24fとの間隔に比べて小さい。つまり、壁部24bの厚さは、冶具接触部24hの厚さに比べて厚い。このため、この搭載部材をファイバグレーティングレーザモジュールに適用した場合しても、パッケージ12を大きくすることなく、位置合わせ機構部30と共に組み立てすることができる。
【0045】
搭載部材24では、基体部24aは、壁部24bが突出している前端と、これに対向する後端とを有する。基体部24aは、基体部24aの後端から第1の距離の位置において壁部24bの第1の接触面24fと接し、且つ基体部24aの後端から第2の距離の位置において壁部24bの受入面24eと接している。治具接触部24hは、第1の距離の位置と第2の距離の位置との間において設置面24dに設けられている。
【0046】
このように、基体部24aが、壁部24bおよび治具接触部24hによって両側から挟まれているので、受入面24eに垂直な方向から壁部24bおよび治具接触部24hに加えられる力が受入面24eを傾けるように作用することを低減できる。
【0047】
壁部24bは、従来の技術のようなレンズを内蔵する必要がないので、以下に説明される位置合わせ機構部30の組み立ての際に加えられる力に対して変形が押さえられる程度の厚さを有する。この厚さ、正確には、受入面24eと第1の接触面24fとの間隔は、基体部24aの搭載面24cから突出する壁部24bの長さに応じて決定される。
【0048】
冶具接触部24hは、壁部24bと同様にレンズを内蔵する必要がないので、位置合わせ機構部30の組み立ての際に加えられる力に対して変形が押さえられる程度の厚さを有する。この厚さ、正確には、受入面24eと第2の接触面24kとの間隔は、設置面24dから突出する冶具接触部24hの長さに応じて決定される。壁部24bが突出している長さに比べて、冶具接触部24hが突出している長さが短いので、冶具接触部24hの厚さは壁部24bの厚さよりも薄くできる。
【0049】
以上説明したように、好適な光モジュール用搭載部材24は、前端面から後端面に向けて伸びる基体部24aと、基体部24aから突出している壁部24bと、基体部24aから突出している凸部24hと、を備える。凸部24hは、第2の基準面52bに沿って延びる第2の接触面24kと、第2の接触面24kに対向する外側面とを有する。基体部24aは、基体部24aの後端面から第1の距離の位置において壁部24bの第1の接触面24fと接している。凸部24hの第2の接触面24kは、第1の距離の位置と、前端面の位置との間において設置面24dに接している。基体部24aの前端面および凸部24hの外側面は、壁部24bの受入面24eに含まれる。つまり、凸部24hの外側面と受入面24eとは、基体部24aの前端面の位置において基体部に接し、且つ凸部24hの第2の接触面24kは、基体部24aの後端面から第1の距離の位置と前端面の位置との間において設置面に接している。故に、壁部24bの厚さに比べて凸部24hの厚さが薄くできる。
【0050】
搭載部材24の受入面24e上には、図3に表されるように、位置合わせ機構部30が順次組み立てられる。図4は、位置合わせ機構部30を位置合わせしながら組み立てていく際に使用する治具40に搭載部材24が固定された状態を模式的に示した断面図であり、図3もII−II断面に相当する。
【0051】
図4を参照すると、搭載部材24が、組立治具40に固定されている。搭載部材24は、半導体光増幅器12を搭載したチップキャリア22を搭載面24c上に備え、電気的な接続を完了した状態まで、既に組み立てられている。なお、受光素子28およびチップキャリア26は図面を見やすくするために、以下、特に断らない限り省略する。
【0052】
組立治具40は、3次元空間において、位置合わせ機構部30に搭載部材24を相対的に位置合わせするために必要な移動機構42を備える。移動機構42は、図4に示された座標軸のX軸方向への並進移動機構42a、紙面の向かう方向のY方向への並進移動機構42b、Z軸方向への並進移動機構42c、およびZ軸の周りのφ回転を行う回転機構42dを備える。特に、図示していないが、フェルール32、第1〜第3の指示部材34、36,38、および搭載部材24をそれぞれ固定するための固定手段として例えば、YAGレーザを用いた溶接装置も設けられている。
【0053】
次いで、図4を参照すると、光ファイバ14の第1の端部14bは、先球加工され、また半導体光増幅器16の光出射面16aに対面するように配置されている。光ファイバ14の第2の端面14bは、光強度(光パワー)が計測可能なパワーメータ46に光学的に結合されている。電源(図示せず)から半導体光増幅器16に電流を供給すると、半導体光増幅器16の活性層において光が発生する。発生した光は光反射面16bにおいて反射され、光出射面16aから出射される。半導体光増幅器16と光ファイバ14との間の光学的な結合が密接になるにつれて、光ファイバの他端14cでは、徐々に大きな光強度が観測されるので、この観測値に基づいて、光ファイバ14と半導体光増幅器16との整列の達成の程度を判断できる。
【0054】
続いて、図5(a)〜図5(d)を参照しながら、位置合わせ機構部30を搭載部材24上に形成していく手順を説明する。位置合わせ機構部30は、治具40に固定された搭載部材24の受入面24e上に、半導体光増幅器12の光軸44に概略的に位置合わせされた状態で、フェルール32、第1の支持部材34、第3の支持部材38、第2の支持部材36が、下側からこの順序で配置されている。図5(a)〜図5(d)は、それぞれ、図4のII−II断面において示された組立断面図である。図5(a)〜図5(b)においても、図4と同様に受光素子18およびチップキャリア26は省略されている。図5(a)〜図5(b)において、組立治具40および移動機構42は表されていないけれども、搭載部材24は3次元空間において位置合わせ機構部30に相対的に位置合わせするために必要に応じて使用される。
【0055】
図5(a)は、光ファイバ14が挿入され且つ固定されたフェルール32を第1の支持部材34に固定する工程を表している。第1の支持部材34は、荷重を加えるための固定用爪48a、48bによって第1の支持部材34の対向面34bから押さえられた状態で、接触面34aを搭載部材24の受入面24eに接触している。光ファイバの先端14bは、半導体光増幅器16の第1の端面16aから所定に位置に来るように搭載部材24の貫通孔24gに挿入され、搭載部材24に対して光ファイバ14のZ軸方向の位置を合わされる。Z位置合わせが終了した後に、固定用爪48a、48bによって十分に固定された状態で、YAGレーザを用いたスポット溶接を用いて、孔34cの外周部の箇所S1においてフェルール32を第1の支持部材34に固定される。
【0056】
図5(b)は、光ファイバ14を半導体光増幅器16に対して整列する工程を表している。この工程では、半導体光増幅器16の光出射面16aから放出される光が光ファイバ14の先球加工された端部14bからコア部へ十分に導かれるように、光出射面16aと端部14bとが光学的に結合された整列状態が、所定の誤差範囲内で実現される。
【0057】
具体的には、フェルール32が固定された第1の支持部材34が、固定用爪48a、48bによって搭載部材24の受入面24eに接触されたまま移動させる。このため、搭載部材24は、上下方向および左右方向に力を受ける。光ファイバ14の他端14cから得られる光強度が測定される。光強度の測定値が予め決められた値以上になるまで、移動と測定とを繰り返す。位置合わせが終了した後に、固定用爪48a、48bによってしっかりと位置が固定された状態で、YAGレーザを用いたスポット溶接によって、第1の支持部材34の外周部の箇所S2において第1の支持部材34が搭載部材24に固定される。
【0058】
図5(c)を参照すると、フェルール32が第2の支持部材36に固定される工程を表している。第3の支持部材38が第1の支持部材34の対向面34b上に配置される。第3の支持部材38の接触面38d上には、荷重を加えるための固定用爪50a、50bによって第2の搭載部材36が平面36aを接触させた状態で配置されている。配置が終了した後に、固定用爪50a、50bによって十分に位置が固定された状態で、YAGレーザを用いたスポット溶接によって、フェルール32は、貫通孔36cの開口部の外周部の箇所S3において第2の支持部材36と固定される。
【0059】
図5(d)を参照すると、第2の支持部材36が第3の支持部材38に固定されて、この結果、光ファイバ14の先端14bの半導体光増幅器16に対する位置合わせが終了した状態を示している。
【0060】
図5(c)に示された組み立て工程の後では、フェルール32は、スポット溶接部S1およびS2によって搭載部材24に固定され、且つスポット溶接部S3によって第2の支持部材36に固定されているけれども、貫通孔38cがフェルール32の外形より大きいので、第2の支持部材36は第3の支持部材38の接触面38d上に接触しながら制限された範囲で移動可能な状態となっている。このため、固定用爪50a、50bによって第2の支持部材36を接触面38d上において移動させると、スポット溶接部S1が支点となって、光ファイバ14の先端部14bが第2の支持部材36の移動に応じて移動する。しかしながら、先端部14bの移動する距離は、てこの原理によって、スポット溶接部S3とスポット溶接部S1との距離と、スポット溶接部S1と先端部14bとの距離の比率によって決定される縮小された距離しか移動されない。故に、先端部14bの微調整が可能となる。この調整によって、スポット溶接S2における固定の後に生じた整列位置のずれを再調整する機会が与えられる。てこの原理を利用することによって、どの程度の微調整または再調整が可能になるかは、第3の支持部材38の管状部38aの長さに依存する。
【0061】
第2の支持部材36は、その最終的な位置が微調整され位置合わせが完了した後に固定用爪50a、50bによって十分に固定した状態で、YAGレーザを用いたスポット溶接によって、第2の支持部材36の外周部の箇所S4において第3の支持部材38に固定される。この工程を終了すると、光ファイバ14の先端部14bは、半導体光増幅器16の光出射面16aに対して位置合わせされ光学的な結合が達成された状態で最終的に固定された。
【0062】
以上説明した工程の結果、光ファイバ14は、第3の支持部材38によって隔てられた第2の支持部材36の位置においてミクロンメートルの精度で、更に光ファイバ14の先端部14b半導体光増幅器16に対してサブミクロンの精度で、それぞれ位置合わせされる必要がある。したがって、この機構部30を形成するために使用される一対の冶具48aa、48b、一対の冶具50a、50b、支持用治具54、56に搭載部材24を固定する際、またその後に位置合わせ機構部30を形成していく工程中においても、半導体光増幅器16を搭載している搭載部材24がしっかりと冶具54、56に固定される必要である理由が十分に理解される。なぜなら、光ファイバ14の端部14aは、レーザ発振か可能になるほど密接に半導体光増幅器16の端面16aと結合する必要があるからである。
【0063】
図6は、本発明に従う実施の形態の光モジュール用搭載部材64が、組み立て治具の左設置部60および右設置部62に固定された状態を模式的に示した斜視図である。図6を参照すると、光ファイバ14が半導体光増幅器16に光学的に結合可能な状態、つまり光ファイバ14が有するファイバグレーティング14aと半導体光増幅器16の光反射面16bとから構成される光共振器においてレーザ発振可能な状態で、半導体光増幅器16と光ファイバ14とを固定するための光モジュール用搭載部材64が表されている。
【0064】
光モジュール用搭載部材64は、基体部64a、壁部64bと、治具接触部64hと、を備える。基体部64aは、第1の基準面52aに含まれ半導体光増幅器16を搭載するための搭載面64c、およびこの搭載面64cに対向する設置面64dを有する。壁部64bは、搭載面64cから突出している。壁部64bは、第1の基準面52aと交差する第2の基準面52bに含まれ光ファイバ14を受け入れる方向に向いた受入面64e、受入面64eに対向する第1の接触面64f、光ファイバ14が半導体光増幅器16と光学的に結合するための空間を提供し受入面64eから第1の接触面64fへ向かう軸44の沿って伸びる貫通孔64g、を有する。治具接触部64hは、設置面64dに設けられた凹部を有し、凹部は、第2の基準面52bに沿って延び第1の接触面と同一の方向に向いている第2の接触面64kを有する。
【0065】
このような形状を有する搭載部材24が、搭載部材24が組み立て冶具54、56に取り付けられると、第1の接触面64fおよび第2の接触面64kが、光ファイバ14が半導体光増幅器16に光学的に結合するようにこれらを14、16を位置合わせするために使用される治具60、62と接触する。この接触によって、搭載部材64が搭載面64cおよび設置面64dの両側において治具60、62に支持される。また、搭載部材64は、壁部64の側面64lにおいて冶具60の第3の支持平面60bに接触し、凹部64hの底面64mにおいて冶具62の第4の支持平面62bに接触している。このため、第1の基準面52aに垂直な方向だけでなく、第2の基準面52bに垂直な方向にも固定されている。これよって、治具60、62と搭載面64cおよび受入面64eとの相対的な位置が決定される。搭載部材24は、受入面24e上において位置合わせ機構部30が組み立てられるので、受入面64eに加えられる力を受ける。この力によって受入面64eを傾けようとする方向のモーメントが小さくなり。したがって、組み立ての際に基準となる受入面24eの位置が変位は低減される。
【0066】
また、基体部64aは、搭載面64cおよび設置面64dからなる略平行な一対の平面を有し、光ファイバ14が挿入される挿入面(第2の基準面)52bに垂直な軸44に沿って延びる平板状の部分である。壁部64bは、受入面64eおよび第1の接触面64fからなる略平行な一対の平面を有し、第2の基準面52bに沿って延びる平板状の部分である。
【0067】
さらに、基体部64aは、壁部64bが突出している前端と、これに対向する後端とを有する。基体部64aは、基体部64aの後端から第1の距離の位置において壁部64bの第1の接触面64fと接し、且つ基体部64aの後端から第2の距離の位置において壁部64bの受入面64eと接している。凹部64hは、第1の距離の位置と第2の距離の位置との間において設置面64dに設けられている。
【0068】
このように、基体部64aが、壁部64bおよび凹部64hによって両側から挟まれているので、受入面64eに垂直な方向から壁部64b及び凹部64hに加えられる力が受入面64eを傾けるように作用することを低減できる。
【0069】
壁部64bは、従来の技術のようなレンズを内蔵する必要がないので、既に説明された位置合わせ機構部30の組み立ての際に加えられる力に対して変形が押さえられる程度の厚さを有する。この厚さ、正確には、受入面64eと第1の接触面64fとの間隔は、基体部64aの搭載面64cから突出する壁部64bの長さに応じて決定される。
【0070】
また、基体部64aは、後端から前端に向かう軸に沿って伸びる一対の側面64n、64pを有している。凹部64kは、一対の側面64n、64pの一方から他方へ伸びる単一の溝を有するようにしてもよい。凹部64kを溝構造にすると、組み立て冶具62との着脱が簡単になる。溝64hは、第2の接触平面64kと、この平面に対面する平面、この両平面に接する底面64mとを有する。また、凹部は複数の溝を有することもできる。これらの溝の各々は、単一の溝の場合と同様に、第2の接触面を有する。
【0071】
凹部64hの第2の接触面64kと受入面64eとの間隔は、壁部64bと同様にレンズを内蔵する必要がないので、位置合わせ機構部30の組み立ての際に加えられる力に対して変形が押さえられる程度の厚さを有する。この厚さ、正確には、受入面64eと第2の接触面64kとの間隔は、設置面64dから陥没する凹部64hの深さに応じて決定される。壁部64bが陥没している長さに比べて、冶具接触部64hの陥没が浅いので、凹部64hは、基体部64aの先端部に設けることができる。
【0072】
図7は、図1に対応する図面であって、ファイバグレーティング光モジュールの斜視図であり、その内部の様子が明らかになるように一部破断図になっている。図7を参照すると、溝64hは、設置面64dに設けられているけれども、突出していないので、搭載部材64をペルチェ素子28上に設置する場合にも、搭載位置を制限するようなことはない。設置面64d上には、チップキャリア22上に搭載された半導体光素子17が配置されている。この半導体光素子17は、半導体光増幅器、半導体レーザを含んでいる。位置合わせ機構部30を備えているので、好ましくは、半導体光増幅器である。このため、この搭載部材をファイバグレーティングレーザモジュール2に適用した場合しても、パッケージ12を大きくすることなく、位置合わせ機構部30と共に組み立てすることができる。なお、ファイバグレーティングレーザの主要部70は、図2において搭載部材24等の代わりに搭載部材26等が使用されている点をの除いてほぼ同じであるので、詳細な説明は省略する。
【0073】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係わる光モジュール用搭載部材は、第2の基準面に沿って延びる第2の接触面を有し設置面に設けられた治具接触部を備える。また、第1の接触面は第2の基準面に沿って延びる受入面に対向するので、第1の接触面および第2の接触面は、共に第2の基準面に沿って延びる。このため、第1の接触面および第2の接触面が、光ファイバが半導体光増幅器に光学的に結合するように光ファイバを半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具と接触する。第1の接触面および第2の接触面が共に治具に接触すると、搭載部材の搭載面および設置面の両側において搭載部材が治具に支持される。これによって、この治具と搭載面および受入面との相対的な位置が決定されるので、受入面に加えられる力によって受入面を傾けようとする方向のモーメントを小さくできる。
【0074】
また、このような搭載部材を用いた光ファイバグレーティング光モジュールでは、パッケージを大きくすることなく、ファイバグレーティングおよび半導体光増幅器が高精度に位置合わせされる。
【0075】
したがって、パッケージの大きくすることなく、半導体光増幅器と光ファイバとを高精度に位置合わせ可能な光モジュール用搭載部材および光ファイバグレーティング光モジュールが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ファイバグレーティング光モジュールの斜視図であり、その内部の様子が明らかになるように一部破断図になっている。
【図2】図2は、ファイバグレーティングレーザの主要部を表し図1のI−I断面における断面図である。
【図3】図3は、搭載部材が、組み立て治具の左設置部および右設置部に取り付けられている様子を表した斜視図である。
【図4】図4は、位置合わせ機構部を位置合わせしながら組み立てていく際に使用する治具に搭載部材が固定された状態を模式的に示した断面図である。
【図5】図5(a)〜図5(d)は、それぞれ、図3のII−II断面において示された組立断面図である。
【図6】図6は、本発明に従う実施の形態の光モジュール用搭載部材が、組み立て治具に固定された状態を模式的に示した斜視図である。
【図7】、図7は、図1に対応する図面であって、ファイバグレーティング光モジュールの斜視図であり、内部の様子が明らかになるように一部破断図になっている。
【図8】図8は、ファイバグレーティングレーザ光モジュールのLキャリアと組立治具との位置関係を組立工程において表した斜視図である。
【符号の説明】
1、2…ファイバグレーティング光モジュール、
10、70…ファイバグレーティングレーザモジュールの主要部、
12…ハウジング、12a…本体部、12b…筒状部、12c…リードピン、
16…半導体光増幅器、18…受光素子、22、24、26、64…搭載部材、
28…冷却素子、30…位置合わせ機構部、32…フェルール、
34…第1の支持部材、36…第2の支持部材、38…第3の支持部材、
42…移動機構、42a…X軸方向への並進移動機構、
42b…Y方向への並進移動機構42b、42c…Z軸方向への並進移動機構、
42d…Z軸の周りのφ回転を行う回転機構、46…パワーメータ、
48a、48b、50a、50b、54、56、60、62…組み立て冶具
24a、64a…基体部、24b,64b…壁部、24c,64c…搭載面、
24d,64d…設置面、24e、64e…受入面、
24f,64f…第1の接触面、24g、64g…貫通孔、
24h、64h…冶具接触部、24k、64k…第2の接触面、
24l、24m、64l…側面、64m…底面

Claims (8)

  1. キャリアが注入されると光を発生し増幅する活性層を有する半導体光増幅器と、回折格子を有し前記半導体光増幅器と光共振器を形成する光ファイバとを支持するための光モジュール用搭載部材であって、
    第1の基準面に含まれ前記半導体光増幅器を搭載するための搭載面、およびこの搭載面に対向する設置面を有する基体部と、
    前記第1の基準面と交差する第2の基準面に含まれ前記光ファイバを受け入れるべき方向に向いた受入面、前記受入面に対向する第1の接触面、前記光ファイバが前記半導体光増幅器と光学的に結合するための空間を提供し前記受入面から前記第1の接触面へ向かう軸沿って伸びる貫通孔、を有し、前記搭載面から突出して設けられた壁部と、
    前記第1の接触面と同じ向きの第2の接触面を有し前記設置面に設けられた治具接触部と、を備え、
    前記冶具接触部は、前記受入面および前記第2の接触面が略平行な一対の平板状の部分であり、前記受入面と前記第2の接触面との間隔は、前記受入面と前記第1の接触面との間隔に比べて小さく、
    前記基体部は前記壁部および前記治具接触部によって両側から挟まれており、
    前記光ファイバが前記半導体光増幅器に光学的に結合するように前記光ファイバを前記半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具に、前記第1の接触面および前記第2の接触面が接触すると共に、前記治具に前記壁部の側面及び前記治具支持部の側面が接触することによって、前記治具と前記搭載面および前記受入面との相対的な位置が決定される、光モジュール用搭載部材。
  2. キャリアが注入されると光を発生し増幅する活性層を有する半導体光素子と、この半導体光素子に光学的に結合する光ファイバとを支持するための光モジュール用搭載部材であって、
    第1の基準面に含まれ前記半導体光素子を搭載するための搭載面、およびこの搭載面に対向する設置面を有する基体部と、
    前記第1の基準面と交差する第2の基準面に含まれ前記光ファイバを受け入れる方向に向いた受入面、前記受入面に対向する第1の接触面、前記光ファイバが前記半導体光素子と光学的に結合するための空間を提供し前記受入面から前記第1の接触面へ向かう軸沿って伸びる貫通孔、を有し、前記搭載面から突出して設けられた壁部と、
    前記第1の接触面と同一の向きの第2の接触面を有する凹部を含み前記設置面に設けられた治具接触部と、を備え
    前記基体部は前記壁部および前記治具接触部によって両側から挟まれており、
    前記光ファイバが前記半導体光増幅器に光学的に結合するように前記光ファイバを前記半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具に、前記第1の接触面および前記第2の接触面が接触すると共に、前記治具に前記壁部の側面及び前記治具支持部の前記凹部の底面が接触することによって、前記治具と前記搭載面および前記受入面との相対的な位置が決定される、光モジュール用搭載部材。
  3. 前記壁部は平板状の部材からなり、前記基体部は、前記壁部が突出している一端及び該一端に対向する他端を有する平板状の部材からなり、前記基体部は、前記他端から前記一端へ向けた方向に前記基体部の前記他端から取られた第1の距離の位置において前記壁部の前記第1の接触面と接し、且つ前記基体部の前記他端から前記一端へ向けた方向に前記他端から取られた第2の距離の位置において前記壁部の前記受入面と接し、前記治具接触部は、前記第1の距離の位置と前記第2の距離の位置との間において前記設置面に設けられており、前記第1の距離の位置と前記第2の距離の位置との間に前記壁部が設けられている、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光モジュール用搭載部材。
  4. 前記凹部は複数の溝を有し、前記溝の各々は前記第2の接触面を有する、請求項2に記載の光モジュール用搭載部材。
  5. 前記基体部は、前記壁部が突出している一端及び該一端に対向する他端を有する平板状の部材からなると共に、前記一端から前記他端に向かう軸に沿って伸びる一対の側面を有し、前記凹部は前記一対の側面の一方から他方へ伸びる単一の溝を有する、請求項2または4に記載の光モジュール用搭載部材。
  6. キャリアが注入されると光を発生し増幅する活性層を有する半導体光増幅器と、回折格子を有し前記半導体光増幅器に光学的に結合する光ファイバとを支持するための光モジュール用搭載部材であって、
    第1の基準面に沿って延び前記半導体光増幅器を搭載するための搭載面、およびこの搭載面に対向する設置面を有する基体部と、
    前記第1の基準面と交差する第2の基準面に沿って延び前記光ファイバを受け入れる方向に向いた受入面、前記受入面に対向する第1の接触面、前記光ファイバが前記半導体光増幅器と光学的に結合するための空間を提供し前記受入面から前記第1の接触面へ向かう軸沿って伸びる貫通孔、を有し、前記搭載面から突出して設けられた壁部と、
    前記第1の接触面と同一の向きの第2の接触面とこの第2の接触面に対向する外側面とを有し前記設置面から突出して設けられた凸部と、を備え、
    前記外側面と前記第2の接触面との間隔は、前記受入面と前記第1の接触面との間隔に比べて小さく、
    前記基体部は前記壁部および前記凸部によって両側から挟まれており、
    前記光ファイバが前記半導体光増幅器に光学的に結合するように前記光ファイバを前記半導体光増幅器に位置合わせするために使用される治具に、前記第1の接触面および前記第2の接触面が接触すると共に、前記治具に前記壁部の側面及び前記治具支持部の側面が接触することによって、前記治具と前記搭載面および前記受入面との相対的な位置が決定される、光モジュール用搭載部材。
  7. 半導体光素子と、光ファイバと、前記半導体光素子および前記光ファイバを支持するための搭載部材と、を備えた光モジュールであって、前記搭載部材は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載されたものである、光モジュール。
  8. 前記搭載部材を搭載する支持部材を更に備える、請求項7に記載された光モジュール。
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