JP4178188B2 - 固体レーザ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光を入射して固体レーザ結晶を励起し、その発生光を光共振器によって共振させてレーザ発振させる固体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体レーザ装置は、たとえば励起光源として半導体レーザを用い、これからのレーザ光を、レーザ媒質であるNd:YAG結晶などの固体レーザ結晶に入射してこれを励起し、その発生光を、出力側ミラーと、その結晶の入射面ミラーとの間で形成される光共振器で共振させてレーザ発振を生じさせ、そのレーザ光を出力側ミラーより取り出すという構成をとる。そして、波長選択のために光共振器内にエタロンが挿入される。
【0003】
この光共振器の長さは、安定なレーザ光を得るためにきわめて重要であり、40nm以下の変動幅に抑えることが望まれる。そのため、固体レーザ結晶と出力側ミラーとを金属ブロックなどに固定し、寸法精度を高めるようにしている。また、金属ブロックが熱膨張するためその影響を抑えるよう、温度が一定になるようコントロールしている。また、レーザダイオードの発振波長やエタロンの選択波長特性も、わずかであるが、温度でコントロール可能であるため、それらの温度も制御するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の固体レーザ装置では、種々の温度コントロールにもかかわらず、長期間での安定性という点では問題があった。まず、実際の温度を検知するために用いられるサーミスタなどの温度センサ自体も特性が経年変化することを免れない。その結果、保持すべき温度の絶対値が、長い間には、ずれてくることになる。さらに、かりに熱電対などの特性変化の少ない温度センサを用いてそのような温度の絶対値の変動を防いだとしても、機構的な位置精度が経年変化するため、光共振器長を一定に保てない。長期間では、金属ブロックの歪の緩和が進みその影響が無視できないほどになったり、あるいは固体レーザ結晶や出力側ミラーを固定するための接着剤の経年変化が避けられないからである。これらにより、固体レーザ装置としての特性の長期安定性が保たれない。
【0005】
この発明は、上記に鑑み、機構的な寸法や温度センサなどの経年変化にもかかわらず、特性を長期的に安定化することができるよう改善した、固体レーザ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明による固体レーザ装置においては、レーザ光を発生する半導体レーザと、該半導体レーザに駆動電流を供給する駆動回路と、上記半導体レーザからのレーザ光によって励起される、入射面に反射面が形成された固体レーザ結晶と、該レーザ結晶の反射面との間で光共振器を形成する反射面を持つ出力側ミラーと、上記固体レーザ結晶および出力側ミラーが固定されるブロックと、該光共振器内に挿入される波長選択用エタロンと、上記出力側ミラーから外部に出力されるレーザ光の分岐光が入力されるモニター用光検出器と、モニター用光検出器の出力を上記駆動回路へフィードバックすることにより所定出力のレーザ光が外部に出力されるように制御するフィードバック制御回路と、上記ブロックの温度を検出する温度センサを備えそのブロックの温度が設定温度となるように制御するブロック用温度制御装置と、上記半導体レーザの温度を検出する温度センサを備えその半導体レーザの温度が設定温度となるように制御する半導体レーザ用温度制御装置と、上記エタロンの温度を検出する温度センサを備えそのエタロンの温度が設定温度となるように制御するエタロン用温度制御装置と、上記の各温度制御装置を制御してブロック、半導体レーザおよびエタロンの温度を各別に変化させたときの上記半導体レーザ駆動電流を読み取り、最も駆動電流が少なくなる温度を各別に求めて、それらをブロック用温度制御装置、半導体レーザ用温度制御装置およびエタロン用温度制御装置の各設定温度として設定する温度チューニング用制御装置とを備え、前記温度チューニング用制御装置は、前記フィードバック制御回路が作動している状態で動作することが特徴となっている。
【0007】
温度チューニング用制御装置によって、ブロック用、半導体レーザ用およびエタロン用の、各温度制御装置が制御され、それらの温度が変化させられ、そのときの半導体レーザ駆動電流が読み取られる。固体レーザ装置から出力されるレーザのモニター出力によって半導体レーザの駆動電流がフィードバック制御されており、その駆動電流は固体レーザ装置としての出力が所定値となるように変化させられている。そしてブロック、半導体レーザおよびエタロンの各温度について、最小の駆動電流を示すそれぞれの温度が、各々の温度制御装置に設定温度として設定される。上記のフィードバック制御のため、ブロック、半導体レーザおよびエタロンの各温度について、最小の駆動電流を示すそれぞれの温度は、ブロック上に形成された光共振器長が所定値となる最適温度、半導体レーザの発振波長が所定のものとなる最適温度、エタロンの選択波長特性が所定のものとなる最適温度である。そのため、上記のように各設定温度を設定することは、ブロック、半導体レーザおよびエタロンの各温度を検出する温度センサの経年変化を補償し、その影響を除去することになる。その結果、温度センサの経年変化にもかかわらず、効率の良いレーザ発振を安定に行うことができる。
【0008】
温度チューニング用制御装置が電源投入時に自動起動するよう構成されているなら、ブロック用、半導体レーザ用およびエタロン用の、各温度制御装置の設定温度が電源投入時に再設定されるので、温度センサが経年変化を起こしたとしても、つねに安定したレーザ発振を効率良く行うことができる。
【0009】
また、温度チューニング用制御装置が所定の期間ごとに自動起動するよう構成されているなら、温度センサが経年変化を起こすであろう予想期間ごとに、ブロック用、半導体レーザ用およびエタロン用の、各温度制御装置の設定温度が再設定されるので、つねに安定したレーザ発振を効率良く行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1はこの発明の実施形態にかかる固体レーザ装置を模式的に示すものである。この図1において、固体レーザ結晶11と、出力側ミラー12とにより光共振器10が形成される。固体レーザ結晶11は、たとえばNd:YAG結晶などからなり、レーザ光の入射により励起されるようになっている。その入射面には反射コート13が施されて反射面となっている。励起レーザ光源としてはたとえばレーザダイオード(LD)15が用いられ、そのレーザ光が光学系16を経て固体レーザ結晶11に入射するようになっている。出力側ミラー12は、光学ガラスなどからなり、その表面は凹面に研磨され、反射コート14が形成されている。
【0011】
固体レーザ結晶11は、励起光の入射によって励起され、発生した光が出力側ミラー12(の反射コート14)と自身の反射コート(ミラー)13との間で反射を繰り返して共振することによって増幅されて光強度が強まりレーザ発振する。基本波に対してのみ波長選択特性を有するエタロン17がこの光共振器10内に挿入されており、特定波長の基本波のみを透過させることによってマルチモード光からシングルモード光への変換を行う。
【0012】
さらにこの例では、光共振器10内に波長変換用結晶18が挿入されている。光共振器10内で増幅される基本波の光(赤外光)は、波長変換用結晶18により波長変換されて、可視光(グリーンまたはブルーの光)となる。出力側ミラー12の反射コート14は基本波(赤外光)については全反射し、波長変換した可視光(グリーン、ブルー)に対しては透過するような波長特性を有しており、この反射コート14を透過して波長変換後の光が出射することになる。
【0013】
その出射するレーザビームの一部がビームスプリッタ21により分岐される。分岐されたレーザビームはPD(フォトダイオード)22に入射する。このPD22は、出射レーザビームのモニター用である。
【0014】
これらレーザ結晶11、出力側ミラー12、エタロン17、波長変換用結晶18、ビームスプリッタ21、PD22などは、この例では、一つの一体型ブロック31上に形成される。このブロック31は、熱膨張係数の小さい金属などから形成されており、温度コントロール用ペルチェ素子32上に配置されて冷却または加熱される。また、レーザダイオード15もペルチェ素子33上に配置されてその温度が制御される(冷却または加熱される)。そして、これらは一つの筐体34中に収められる。この筐体34には、図では省略しているが、レーザビームを筐体34外部に出射させるための出射口が設けられる。
【0015】
PD22からの出力はLD15にフィードバックされ、ビームスプリッタ21を介して出力されるレーザ光の安定化がなされる。図2に示すように、PD22の出力はフィードバック制御回路41を経てLD駆動回路42に送られ、LD15の駆動電流としてフィードバックされる。フィードバック制御回路41において、PD22出力の所定の設定値との比較がなされ、その偏差がなくなるような駆動電流がLD15に与えられる。
【0016】
他方、固体レーザ結晶11および出力側ミラー12が固定されたブロック31の温度がサーミスタ25により検出され、その温度が設定温度となるように温度制御回路44がペルチェ素子32を制御している。このサーミスタ25は波長変換用結晶18の近傍に設けられているので、波長変換用結晶18の温度の検出とその温度のコントロールもなされていることになる。また、LD15についても同様にサーミスタ24により温度が検出され、その検出出力が温度制御回路43に送られ、LD15の温度が設定温度となるようにペルチェ素子33の制御が行われる。
【0017】
さらに、エタロン17は、ヒータ23によって加熱され、所定の設定温度となるようにされている。このエタロン17の温度がサーミスタ26によって検出され、その検出出力が温度制御回路45に送られる。これにより、温度制御回路45が、エタロン17の温度が設定値に保たれるようヒータ23をコントロールする。
【0018】
このようにして、ブロック31の温度が設定値に保たれ、その結果固体レーザ結晶11と出力側ミラー12との間の光共振器10の長さが所定の精度で一定に保たれて安定したレーザ出力が得られるようになっているのであるが、長い使用の間、サーミスタ25の特性が経年変化することは避けられないので、ブロック31の実際の温度が設定値からずれてくることは不可避である。これに加えて、ブロック31自体の機構的寸法も経年変化してきたり、レーザ結晶11や出力側ミラー12を固定する接着剤も変化し、かりに温度を設定値に保ったとしても、共振器長の経年変化は避けられない。これらによりレーザ出力は不安定なものとなってしまう。
【0019】
ところで、外部に出力されるレーザ光の一部はPD22に導かれてモニターされており、このモニター出力に応じたLD15のフィードバック制御が行われていることは先に述べた。上記のようにサーミスタ25の特性の経年変化やブロック31の寸法的な経年変化により共振器長が所望値からずれてくると、結果的に、外部に出力されるレーザ出力が減少する。この出力減少を補償するため、上記のフィードバック制御によりLD15の出力が大きくなるようにLD15の駆動電流が増大させられる。このような共振器長のずれを補償する動作がなされる。
【0020】
LD15の駆動電流を、ブロック31の温度との関連で調べてみると図3のようになる。共振器長が設計通りの長さに正確に一致しているなら、このときが固体レーザ装置としての出力効率が最も高くなる。すなわち、このときがLD15の駆動電流が最も少なくてよいときとなる。逆にいうと、LD15の駆動電流が最も少ない場合が、共振器長が設計通りの長さとなる最適な温度ということになる。したがって、ブロック31の温度として測定される温度は、精度の高い温度計を用いて正確に求めなくてもよく、不正確なサーミスタ25の出力に基づく相対的なものでもよい。
【0021】
この原理に基づき、温度チューニングを行う。LD15に与える駆動電流に関する情報をCPU46(図2)に取り込むようにした上で、CPU46の制御の下、温度制御回路44がペルチェ素子32を制御してブロック31の温度を順次変化させていく。これにより、図3に示すような温度(サーミスタ25で検出されたもの)とLD15の駆動電流との関係を示すグラフが得られる。そこで、最も電流の少ない温度が最適な温度であるから、その温度を設定温度として更新する。このように設定温度の更新を行うなら、サーミスタ25の出力がどのような温度を指示しているかに関係ないのであるから、サーミスタ25の経年変化を補償したことになり、同時にブロック31の機構的・寸法的な経年変化をも補償したことになる。さらに、波長変換用結晶18の温度のコントロールがなされていることも、ブロック31の機構的・寸法的な経年変化の補償に役立っている。波長変換用結晶18の屈折率は温度依存性があり、そのことは温度によって屈折率を変化させ、等価的な光路長を変化させることができることを意味するからである。ブロック31の機構的・寸法的な経年変化による共振器長の変化を、波長変換用結晶18内の光路長変化によって補償することができるからである。
【0022】
LD15の温度についても同様にチューニングを行う。CPU46により温度制御回路43を制御し、ペルチェ素子33によって冷却されるLD15の温度を変化させる。このときの各温度(サーミスタ24によって検出したもの)でのLD15の駆動電流を駆動回路42からCPU46に取り込むと、LD15の温度に対する駆動電流の関係がCPU46において求められることになる。LD15の発振波長は温度によって変化し、所定の発振波長となるような温度となったとき、固体レーザ装置として外部に出力するレーザ出力は最大となる。すなわち、このLD15の温度と駆動電流との関係も、図3のようなものとなり、駆動電流が最も小さい温度が最適温度となる。こうしてCPU46において最適温度が求められたら、これを温度制御回路43が定めるべき設定温度としてセットする。これにより、サーミスタ24の経年変化が補償されたことになる。
【0023】
さらに、エタロン17の温度についても同様のチューニングを行う。このときも、ヒータ23により加熱されるエタロン17の温度を変化させ、選択波長を変化させる。そして各温度(サーミスタ26によって検出したもの)でのLD15の駆動電流を求め、最も駆動電流が少なくなる温度を求め、その温度を設定温度として温度制御回路45に与える。このような動作がCPU46によってなされる。LD15の駆動電流が最も少なくなる場合は、エタロン17の波長選択特性が設計値に一致したときであるから、サーミスタ26の特性の経年変化などを補償したことになる。このようなチューニングが終了したとき、温度制御回路45はエタロン17の温度を最適な温度へと制御することになる。
【0024】
上記のブロック31、LD15およびエタロン17についての温度チューニングは、定期的に行うのが望ましい。すなわち、たとえば、毎日始業時の電源立ち上げ時に、CPU46が温度チューニングについてのプログラムを自動的に実行して上記の最適温度の探索とそれへの設定とを行うようにする。あるいは、CPU46に内蔵の時計によって一定使用時間ごとに温度チューニングについてのプログラムを自動実行するように構成してもよい。また、このような自動的な定期チューニングに併用して、問題が生じた場合などに随時マニュアルでチューニング動作を行えるようにしておく。
【0025】
なお、上の説明はこの発明の一つの実施形態に関するものであり、この発明が上で説明した構成に限定される趣旨でないことはもちろんである。たとえば、上記では光共振器10の内部に波長変換用結晶18を配置しているが、可視光ではなく基本波たる赤外光を出力させる場合には、この波長変換用結晶18は不要である。また、ピンホールないしアパーチャなどの開口を有する光遮蔽板を光共振器10内あるいは出力側ミラー12の直後などに配置して不要な光ビームを除去するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の固体レーザ装置によれば、励起光を発生する半導体レーザへの、出力レーザのフィードバック制御系を利用し、該半導体レーザの駆動電流が最も少なくなる温度を、共振器長を定めるブロック、上記半導体レーザおよび波長選択用エタロンについてそれぞれ求め、その各温度を設定温度としてそれぞれの温度制御回路に設定する温度チューニングを行うようにしたので、各温度を検出するそれぞれの温度センサの経年変化やブロックの機構的・寸法的経年変化などを補償し、効率の良いレーザ発振を安定に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す模式図。
【図2】同実施形態の信号系を示す信号系統図。
【図3】ブロック31の温度とLD15の駆動電流との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
10 光共振器
11 固体レーザ結晶
12 出力側ミラー
13、14 反射コート
15 レーザダイオード(LD)
16 光学系
17 エタロン
18 波長変換用結晶
21 ビームスプリッタ
22 モニター用PD
23 ヒータ
24〜26 サーミスタ
31 ブロック
32、33 ペルチェ素子
34 筐体
41 フィードバック制御回路
42 LD15の駆動回路
43〜45 温度制御回路
46 CPU

Claims (3)

  1. レーザ光を発生する半導体レーザと、該半導体レーザに駆動電流を供給する駆動回路と、上記半導体レーザからのレーザ光によって励起される、入射面に反射面が形成された固体レーザ結晶と、該レーザ結晶の反射面との間で光共振器を形成する反射面を持つ出力側ミラーと、上記固体レーザ結晶および出力側ミラーが固定されるブロックと、該光共振器内に挿入される波長選択用エタロンと、上記出力側ミラーから外部に出力されるレーザ光の分岐光が入力されるモニター用光検出器と、モニター用光検出器の出力を上記駆動回路へフィードバックすることにより所定出力のレーザ光が外部に出力されるように制御するフィードバック制御回路と、上記ブロックの温度を検出する温度センサを備えそのブロックの温度が設定温度となるように制御するブロック用温度制御装置と、上記半導体レーザの温度を検出する温度センサを備えその半導体レーザの温度が設定温度となるように制御する半導体レーザ用温度制御装置と、上記エタロンの温度を検出する温度センサを備えそのエタロンの温度が設定温度となるように制御するエタロン用温度制御装置と、上記の各温度制御装置を制御してブロック、半導体レーザおよびエタロンの温度を各別に変化させたときの上記半導体レーザ駆動電流を読み取り、最も駆動電流が少なくなる温度を各別に求めて、それらをブロック用温度制御装置、半導体レーザ用温度制御装置およびエタロン用温度制御装置の各設定温度として設定する温度チューニング用制御装置とを備え、前記温度チューニング用制御装置は、前記フィードバック制御回路が作動している状態で動作することを特徴とする固体レーザ装置
  2. 温度チューニング用制御装置は電源投入時に自動起動するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の固体レーザ装置。
  3. 温度チューニング用制御装置は所定の期間ごとに自動起動するよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の固体レーザ装置。
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