JP4177792B2 - 充電システム及び充電装置 - Google Patents

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Description

この発明は、性能の異なる複数種の二次電池を充電するための充電システム及び充電装置に関する。
近年、デジタルカメラやオーディオプレーヤなどの高性能な電子機器の普及に伴い、繰り返し使え、環境にもやさしい二次電池の需要が高まっている。また、このような二次電池の需要に対応するために、急速充電が可能な充電装置の開発が行われている。
従来、アルカリ系二次電池を急速充電する装置として、例えば−ΔV(マイナス・デルタ電圧)制御を採用した装置が知られている。−ΔV制御は、充電末期において二次電池の端子電圧がピークに達したのち低下する特性を利用して充電を制御するものである。また、この種の充電装置は一般に、上記端子電圧の検出に失敗した場合に備え、充電時間タイマや積算充電容量を用いた充電停止制御を併用している。この制御は、充電対象となる二次電池の性能に応じて充電時間タイマや積算充電容量の限界値を予め設定し、この設定された値を充電装置内のROMに予め記憶しておくか、又は回路部品の時定数として予め設定しておく。そして、充電動作中にこの設定値を参照することで充電動作を停止するものである(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平7−312229号公報
ところが、この種の充電装置では、充電時間タイマや積算充電容量の限界値が予め固定的に設定されている。このため、性能の異なる他種の二次電池を充電しようとすると充電停止制御が正しく行われない。例えば、充電装置の出荷当初に充電対象として想定していた二次電池より高容量の二次電池が販売された場合に、この二次電池を充電しようとすると当該電池が備える容量まで充電されないうちに充電停止制御機能が働いて充電動作が停止されてしまう。このため、二次電池が持つ能力を十分に生かすことができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、性能の異なる複数種の二次電池に対しそれぞれ最適な充電停止制御を行えるようにし、これにより安全でかつ二次電池の能力を最大限生かし得る充電を可能にする充電システム及び充電装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明に係わる充電システムは、第1の充電制御データを記憶する記憶手段と、この記憶された第1の充電制御データに従い電灯線から供給される商用電源をもとに二次電池を充電する充電装置と、上記電灯線を介して上記充電装置に接続可能な情報装置とを備える。そして、上記情報装置は、上記電灯線を通信媒体として使用して通信を行うための第1の通信手段と、第2の充電制御データを外部から取り込むための入力手段とを備え、上記入力手段により取り込まれた第2の充電制御データを上記第1の通信手段により上記電灯線を介して上記充電装置に対して送信する。一方、上記充電装置は、上記電灯線を通信媒体として使用して通信を行うための第2の通信手段と、上記情報装置から送信される第2の充電制御データを、上記電灯線を介して第2の通信手段により受信する受信制御手段と、上記記憶手段に記憶されている第1の充電制御データを、受信した第2の充電制御データに更新する更新制御手段と、充電制御手段に対する二次電池の接続の有無を判定する判定手段とを備え、上記判定手段において、二次電池が接続されていないと判定された場合に、上記更新制御手段により上記記憶手段の充電制御データの更新処理を行わせ、一方二次電池が接続されていると判定された場合には、上記充電制御手段により二次電池に対する充電制御を行わせるものである
したがってこの発明によれば、例えば二次電池の充電に先立ち、充電装置を電灯線を介して情報装置に接続すると、この情報装置から充電装置へ電灯線を通信媒体として新たな充電制御データが伝送され、これにより充電装置の記憶手段に記憶された充電制御データが、上記新たな充電制御データに更新される。したがって、この更新がなされた後に二次電池を充電装置により充電すれば、当該二次電池に対しその性能に応じた充電制御データに基づいて充電が行われる。このため、過充電等に対する安全性を確保した上で、二次電池が持つ容量まで常に充電することができ、これにより二次電池が個々に持つ能力を十分に生かすことが可能となる。また、二次電池の種類ごとに高価な充電装置を購入する必要がなくなり、これによりユーザの費用負担は軽減される。さらに、電灯線を通信媒体として用いることで、充電装置と情報装置との間を新たに専用の通信ケーブルで接続することなく通信が可能となるため、充電装置のコストアップを抑えることができる。さらに、充電装置に二次電池が装着された状態では充電制御データの書き換え処理が行われないため、二次電池に対する充電処理を優先的に行うことが可能となる。
また、上記発明は、次のような各種構成を備えることも特徴とする。
第1の構成は、充電装置から自装置或いは充電対象の二次電池の識別情報を電灯線を介して情報装置へ送信する。これに対し情報装置は、入力手段により取り込まれた第2の充電制御データを、上記識別情報に対応付けて保持手段に保持しておき、上記充電装置から識別情報が送られた場合に、この受信された識別情報に対応する第2の充電制御データを上記保持手段から選択的に読み出して、充電装置へ送信するようにしたものである。
このようにすると、情報装置から充電装置へは、要求元の充電装置の種別等に応じた充電制御データが送信され、充電制御データの更新が行われる。このため、例えば種類の異なる複数台の充電装置を使用している場合でも、常に充電装置ごとにその種別等に対応したデータ更新を行うことができる。
第2の構成は、情報装置において更新指示の発生を監視し、この更新指示の発生に応じて情報装置から充電装置に対し第2の充電制御データを送信する。充電装置は、情報装置から送信される更新指示の到来を監視し、この更新指示の到来が検出された場合に、上記記憶手段に記憶されている第1の充電制御データを受信された第2の充電制御データに更新するようにしたものである。
この構成であれば、充電装置における充電制御データの書き換えが、必ず情報装置の主導により行われる。このため、充電装置を電灯線に接続しただけで、無条件に充電制御データの書き換えが行われる不具合を防止できる。
第3の構成は、上記情報装置及び充電装置の少なくとも一方において、情報装置が保持する第2の充電制御データと上記記憶手段に記憶される第1の充電制御データとを比較する。そしてこの比較の結果、第2の充電制御データが第1の充電制御データと同一の場合には、第2の充電制御データの送信制御または更新制御を実行させないようにしたものである。
このように構成すると、充電制御データの更新が必要ない場合には、情報装置から充電装置への充電制御データの伝送処理、或いは充電装置における充電制御データの書き換え処理が行われないようになり、これにより充電装置および情報装置の処理負担を軽減することができる。
第4の構成は、充電装置が、第2の充電制御データの取得要求を電灯線を介して情報装置へ送信し、この取得要求の送信に応答して上記情報装置から応答信号が到来するか否かを判定する。そしてこの判定の結果、応答信号が到来した場合に上記記憶手段の充電制御データの更新処理を行わせ、一方上記応答信号が到来しない場合には二次電池に対する充電制御を行わせるようにしたものである。
このように構成すると、充電装置においては、電灯線に情報装置が接続されているときには充電制御データの更新処理が行われ、一方電灯線に情報装置が接続されていないときには通常の充電処理が行われる。すなわち、情報装置の接続の有無或いは動作状態の有無に応じて、充電制御データの更新処理と二次電池に対する充電処理とが自動的に選択されて実行される。
の構成は、充電装置に、充電制御データの更新許可モードと更新禁止モードを択一的に指定するためのモード指定スイッチをさらに備える。そして、このモード指定スイッチにより更新禁止モードが指定されている場合には、上記二次電池に対する充電制御を行うようにしたものである。
このように構成すると、充電装置において、例えばユーザにより充電制御データの更新許可モードが指定された場合にのみ充電制御データの書き換え処理が行われる。このため、ユーザの更新意思とは無関係に充電制御データが更新される不具合を防止することができる。
要するにこれらの発明によれば、性能の異なる複数種の二次電池に対しそれぞれ最適な充電停止制御を行うことができ、これにより安全でかつ二次電池の能力を最大限生かし得る充電を可能にする充電システム及び充電装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
この発明の第1の実施形態は、メモリに記憶された充電制御データに従い二次電池を充電する充電装置を、パーソナル・コンピュータ等の情報装置に対し電灯線を介して接続する。この状態で、充電装置からその識別情報を含む取得要求を情報装置へ送り、この取得要求に応じて情報装置から上記識別情報に対応する新たな充電制御データを電灯線を介して充電装置へ伝送する。そして、充電装置において、上記メモリに記憶された充電制御データを、上記伝送された新たな充電制御データに更新するようにしたものである。
図1は、この発明に係わる充電装置を備えた充電システムの第1の実施形態を示すブロック構成図である。この充電システムは、充電装置1を電灯線5を介して情報装置3に接続可能としたものである。
充電装置1は、電源回路11と、二次電池充電回路12と、検出回路13とを備える。電源回路11は、家庭内の商用電源ソケットに図示しないACプラグを挿着することにより電灯線5に接続される。そして、電灯線5から供給される商用電源出力をもとに、充電装置1において必要な直流電源電圧を生成して充電装置1内の各回路部に供給する。
二次電池充電回路12は、二次電池充電端子12a,12bを備え、この二次電池充電端子12a,12bに接続された二次電池2に対し充電を行う。充電対象の二次電池2としては、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池、リチウムイオン二次電池等がある。
検出回路13は、上記二次電池充電回路12から二次電池2に供給される充電電圧値や充電電流値を検出すると共に、二次電池2近傍に配置された温度検出素子により二次電池2の温度を検出する。そして、上記充電電圧値、充電電流値及び温度の検出データを後述するCPU15に入力する。
ところで充電装置1は、中央処理部(CPU:Central Processing Unit)15と、このCPU15が実行する制御プログラムを格納するプログラムメモリ16と、EEPROM(Electrically Erasable And Programmable Read Only Memory)17を備え、さらに結合回路14a、送信回路14b及び受信回路14cを備えている。
このうち結合回路14a、送信回路14b及び受信回路14cは、電灯線5を通信媒体として使用して情報装置3との間で通信を行うための回路で、通信信号を商用電力に重畳して送受信する。電灯線を使用した通信規格としては、例えばECHONET(登録商標)やHomePlug(登録商標)が用いられる。
EEPROM17には、充電対象となる二次電池2の充電制御データが書き込まれている。充電制御データとしては、充電時間タイマ値、dT/dt(温度上昇検出)値、TCO(温度制御)値等があるが、ここでは充電制御データとして充電時間タイマ値を使用する場合を例にとって説明する。
CPU15は例えばマイクロコンピュータからなり、この発明に係わる新たな制御機能として、充電制御データの取得制御機能と、充電制御データの更新制御機能とを備えている。これらの制御機能はいずれもプログラムメモリ16に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
充電制御データの取得制御機能は、充電装置1が電灯線5に接続されたときに、充電制御データの取得要求を上記送信回路14bから上記電灯線5を介して情報装置3へ送信する。そして、上記取得要求に応答して情報装置3から送信される新たな充電制御データを受信回路14cにより受信する。取得要求には、充電装置1の識別符号が付加または挿入される。識別符号は、例えば充電装置1の形式や充電電圧または充電電流の定格値により表される。なお、識別符号は充電対象の二次電池の種類や定格等により表すことも可能である。
充電制御データの更新制御機能は、上記取得制御機能により情報装置3から新たな充電制御データが取得された場合に、EEPROM17に記憶されている充電制御データを上記取得された新たな充電制御データに書き換える。CPU15は、二次電池2に対し充電を行う際に、上記EEPROM17に書き込まれた充電制御データを読み出し、この読み出された充電制御データと、上記検出回路13から取り込んだ充電電圧、充電電流及び温度の検出データとに従って、二次電池充電回路12による充電動作を制御する。
一方、情報装置3はパーソナル・コンピュータからなり、情報装置本体と、モデム部32と、電源回路33とを備えている。
モデム部32は、結合回路32aと、送信回路32bと、受信回路32cと、モデムインタフェース(モデムI/F)32dとから構成される。結合回路32a、送信回路32b及び受信回路32cは、前記充電装置1に設けられた回路14a〜14cと同様に、電灯線5を通信媒体として使用して上記充電装置1との間で通信を行うためのもので、通信信号を商用電力に重畳して送受信する。モデムI/F32dは、CPU31の制御の下、上記送信回路32b及び受信回路32cによる送信信号及び受信信号の送受信動作を制御する。通信規格としては、例えばECHONET(登録商標)やHomePlug(登録商標)が用いられる。
情報装置本体は、CPU31を備える。CPU31には、図示しないバスを介して、CD−ROMインタフェース(CD−ROM I/F)34と、プログラムメモリ35と、入出力インタフェース(入出力I/F)36が接続される。CD−ROM I/F34は、CD−ROM4が装着された場合に、CPU31の制御の下、当該CD−ROM4に記憶された情報を読み込む機能を有する。
プログラムメモリ35はハードディスクまたはRAMにより構成され、CPU31に実行させるためのプログラムを記憶している。入出力I/F36には、キーボードやマウス等の入力部36aと、液晶表示器(LCD)などの表示部36bが接続される。
CPU31はマイクロコンピュータからなり、この発明に係わる新たな制御機能として、充電制御データの入力制御機能と、充電制御データの送信制御機能とを有している。これらの制御機能はいずれも、上記プログラムメモリ35に格納されたプログラムを実行することにより実現される。なお、上記プログラムは、例えばCD−ROM4から情報装置3にインストールされる。
充電制御データの入力制御機能は、例えば上記CD−ROM4或いは入力部36aから、新たな充電制御データを読み込む。そして、この読み込まれた新たな充電制御データをCPU31内の充電制御値テーブルに記憶する。充電制御データは、先に述べたように充電装置ごとに設定される充電時間タイマ値からなり、充電装置1の識別符号に対応付けて記憶される。図2はその一例を示すものである。なお、上記新たな充電制御データは、例えばメーカまたは販売会社のサイトからインターネット等の通信ネットワークを介して情報装置3にダウンロードして、上記充電制御値テーブルに記憶するようにしてもよい。
充電制御データの送信制御機能は、情報装置3が電灯線5を介して充電装置1に接続された状態で、充電装置1から送信される充電制御データ取得要求の到来を監視する。そして、受信回路32aにおいて取得要求が受信されると、この取得要求と共に受信された識別符号に対応する充電制御データをCPU31内の充電制御値テーブルから選択的に読み出し、この読み出された充電制御データを送信回路32bから要求元の充電装置1に向け送信する。
なお、電源回路33は、商用電源ソケットに図示しないACプラグを挿着することにより電灯線5に接続される。そして、電灯線5から供給される商用電源出力をもとに、情報装置3において必要な直流電源電圧Vccを生成して情報装置1内の各回路部に供給する。
以上のように構成された充電システムにおける充電制御データの更新動作を説明する。 図3及び図4はそれぞれ充電装置1及び情報装置3の制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
充電制御データを更新する際に、ユーザは情報装置3において新たな充電制御データが書き込まれたCD−ROM4をCD−ROM I/F34に装着する。このCD−ROM4は、例えば二次電池を購入する際に販売店から添付される。情報装置3は、上記CD−ROM4が装着されると、CD−ROM I/F34を介して当該CD−ROM4から先ず充電制御データの入力制御機能及び送信制御機能を実現するためのプログラムを取り込んでプログラムメモリ35に格納する。続いて、当該プログラムを実行することにより、上記CD−ROM4から新たな充電制御データと当該制御データに対応する充電装置の識別符号を取り込んで、CPU31内の充電制御値テーブルに記憶する。
なお、充電制御データはユーザ自身が入力部36aにおいて入力してもよく、またメーカまたは販売会社のウェブサイトからインターネット等の通信ネットワークを介して情報装置3にダウンロードして上記充電制御値テーブルに記憶することも可能である。
次にユーザは、更新対象の充電装置1を電灯線5に接続する。充電装置1のCPU15は、上記電灯線5への接続を認識すると、先ず図3に示すようにステップS3aにおいて充電制御データの取得要求を生成し、この生成された取得要求を送信回路14bから情報装置3に向け送信する。
これに対し情報装置3は、図4に示すようにステップS4a,S4bで充電装置1からの取得要求の到来を監視している。この状態で、受信回路32cにより取得要求が受信されると、CPU31はステップS4cにより応答信号を返送したのち、ステップS4dにより識別符号を受信する。そして、ステップS4eにより充電制御値テーブルをアクセスして、上記受信された識別符号をキーに対応する充電制御データを読み出し、この読み出された充電制御データをステップS4fにより送信回路32bから要求元の充電装置1に向け送信する。
充電装置1のCPU15は、上記取得要求の送信後に、ステップS3bにおいて応答信号の返送を監視する。この状態で応答信号が返送されると、ステップS3cに移行してここで充電装置1の識別符号を送信回路14bから送信し、この識別符号の送信に対し情報装置3から送信される充電制御データをステップS3dの制御の下、受信回路14cで受信する。そして、ステップS3eにより、EEPROM17に記憶されている充電制御データを、上記受信された新たな充電制御データに書き換える。
かくして、充電装置1のEEPROM17の充電制御データは、定格値の異なる新たな二次電池2に対応するデータ値に更新される。
例えば、識別符号THC1の充電装置が、2000mAhの二次電池を充電することを前提に設計されかつ充電時間タイマのしきい値が200分に設定されている場合において、当該充電装置を2400mAhの二次電池に対応させようとする場合には、充電時間タイマのしきい値は240分に変更される。同様に、識別符号THC2の充電装置が、2000mAhの二次電池を充電することを前提に設計されかつ充電時間タイマのしきい値が100分に設定されている場合において、当該充電装置を2400mAhの二次電池に対応させようとする場合には、充電時間タイマ値は120分に変更される。
なお、上記取得要求の送信に対し、情報装置3から一定時間以内に応答信号が返送されなかった場合には、充電装置1のCPU15は、情報装置3が電灯線5に接続されていないか、または接続されていても充電制御データの送信制御モードが設定されていないと判断する。そして、ステップS3fに移行してここで次のように二次電池2に対する充電制御を実行する。図5はその制御手順及び制御内容を示すフローチャートである。
すなわち、充電装置1のCPU15は、はじめにステップS5aにより、EEPROM17から充電制御データ、つまり充電タイマしきい値を読み出す。次にステップS5bにおいて急速充電を開始する。急速充電は、例えば大電流の充電電流を供給することにより行われる。続いてステップS5cにおいて、例えば−ΔV制御方式により満充電に達したか否かを判定し、満充電であれば充電を終了する。これに対し満充電に達していない場合には、ステップS5dに移行して充電タイマの計時値を充電タイマしきい値と比較する。そして、充電タイマの計時値が充電タイマしきい値に達していなければ、ステップS5cに戻って充電を続行し、充電タイマの計時値が充電タイマしきい値に達すれば充電を終了する。
以上のように第1の実施形態では、充電装置1をパーソナル・コンピュータ等の情報装置3に対し電灯線5を介して接続する。そして、充電装置1からその識別情報とともに取得要求を情報装置3へ送り、この取得要求に応じて、情報装置3から上記識別情報に対応する新たな充電制御データを電灯線5を介して充電装置1へ伝送する。充電装置1は、上記EEPROM17に記憶された充電制御データを、上記伝送された新たな充電制御データに更新するようにしている。
したがって、例えば定格の異なる二次電池2を充電しようとする場合に、その充電に先立ち、情報装置3から充電装置1に対し上記二次電池2に対応する新たな充電制御データが電灯線5を介して伝送され、これによりEEPROM17の充電制御データが更新される。このため、充電装置1の充電制御データを定格の異なる新たな二次電池に対応させることができ、これにより上記新たな二次電池2をその定格に応じて、過充電を起こすことなく満充電まで確実に充電することが可能となる。また、二次電池の種類ごとに高価な充電装置を購入する必要がなくなり、これによりユーザの費用負担は軽減される。
さらに、電灯線5を通信媒体として用いることで、充電装置1と情報装置2との間を新たに専用の通信ケーブルで接続することなく通信が可能となり、これにより充電装置1のコストアップを抑えることができる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、充電装置が電灯線に接続されたときに、二次電池の接続の有無を検出し、二次電池の接続が検出された場合に二次電池の充電制御を行う。一方、二次電池の接続が検出されない場合には、情報装置からの充電制御データ更新指示の待ち受け状態となり、更新指示を受信した場合に充電制御データの更新処理を実行するようにしたものである。
図6及び図7はそれぞれ、この発明の第2の実施形態における充電装置1及び情報装置3の制御手順と制御内容を示すフローチャートである。なお、充電装置1及び情報装置3の主たる構成は前記第1の実施形態と同一なので、ここでは図1を使用して説明を行う。
第1の実施形態と同様に充電制御データを更新する際に、ユーザは情報装置3において新たな充電制御データ及び充電制御データ更新プログラムが書き込まれたCD−ROM4をCD−ROM I/F34に装着することにより、プログラムメモリ35に取り込んでおく。
はじめにユーザは、更新対象の充電装置1を電灯線5に接続する。充電装置1のCPU15は、上記電灯線5への接続を認識すると、先ず図6に示すようにステップS6aにおいて、二次電池充電回路12に設けられた二次電池充電端子12a,12bに対する二次電池2の接続を検出する。そして、二次電池2の接続が検出された場合は、ステップS6bからステップS6cに移行して図5に示した二次電池2に対する充電制御を実行する。一方、二次電池2の接続が検出されなかった場合には、ステップS6bからステップS6d,S6eに移行して、ここで情報装置3からの更新指示の到来を待ち受ける。
さて、この状態でユーザが、情報装置3の充電制御データ更新プログラムを起動させたのち、入力部36aにおいて更新指示コマンドを入力したとする。そうすると制御装置3は、図7に示すようにステップS7a,S7bにより上記更新指示コマンドを検出してステップS7cに移行し、ここで充電制御データ更新指示を送信回路32bから充電装置1に対して送信する。これに対し充電装置1は、上記情報装置3から充電制御データ更新指示が到来すると、ステップS6eからステップS6fに移行して、ここで自装置の種別を表す識別符号を上記指示元の情報装置3へ向け送信する。
情報装置3は、上記充電制御データ更新指示の送信後に、充電装置1から送信される識別符号をステップS7dにおいて受信すると、ステップS7eにより充電制御値テーブルをアクセスする。そして、上記受信された識別符号をキーに対応する充電制御データを読み出し、この読み出された充電制御データをステップS7fにより送信回路32bから要求元の充電装置1に向け送信する。
充電装置1は、上記識別符号の送信後にステップS6gにおいて充電制御データの到来を待ち受けており、この状態で情報装置3から充電制御データを受信すると、ステップS6hに移行する。そして、このステップS6hにより、EEPROM17に記憶されている充電制御データを上記受信された新たな充電制御データに書き換える。
かくして、二次電池2が未接続の状態において、充電装置1のEEPROM17の充電制御データは、定格値の異なる新たな二次電池2に対応するデータ値に更新される。
以上のように第2の実施形態では、充電装置1は電灯線5に接続されたときに、二次電池2の接続の有無を検出し、二次電池2の接続が検出された場合は二次電池2の充電制御を行う。一方、二次電池2の接続が検出されない場合には、充電装置1は情報装置3からの充電制御データ更新指示の待ち受け状態となり、この状態で情報装置3から充電制御データ更新指示を受信すると、自装置の識別符号を情報装置3へ送信する。情報装置3は、受信した識別情報に対応した新たな充電制御データを電灯線5を介して充電装置1へ送信する。充電装置1は、上記EEPROM17に記憶された充電制御データを、上記送信された新たな充電制御データに更新するようにしている。
このような構成であるから、前記第1の実施形態で述べた各種作用効果に加え、次のような効果が奏せられる。すなわち、第2の実施形態では、充電装置1に二次電池2が接続されているときには当該二次電池に対する充電処理が優先的に行われる。このため、例えば充電装置1に二次電池2が接続された状態で、EEPROM17が当該二次電池2とは定格の異なる二次電池に対応する充電制御データに書き換えられる不具合は防止される。また、充電制御データの書き換え処理動作が、情報装置3におけるユーザの更新指示操作に応じて開始される。このため、ユーザの意思とは無関係に充電制御データの変更が行われる不具合を防止できる。
なお、この実施形態では、ユーザからの更新指示により充電制御データの更新処理を開始しているが、決められた時間になると情報装置3から自動的に更新指示が送信されるなど、その他にも変形して実現できる。
(第3の実施形態)
この発明の第3の実施形態は、充電装置にさらに書換えモード切替スイッチを設ける。そして、充電装置が電灯線に接続されたときに、この書換えモード切替スイッチの状態を検出し、更新許可モードの場合は充電制御データの書換えを行う。一方、更新禁止モードと検出された場合は充電制御データの書換えを行わないようにする。また、上記スイッチが更新禁止モードである場合や充電制御データ更新処理が完了されなかった場合には、二次電池の充電処理後に、充電制御データの更新処理を自動的に再実行するようにしたものである。
図8は、この発明の第3の実施形態に係わる充電装置を備えたシステムの構成を示すブロック図である。なお、この図において、前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
充電装置1のCPU15には、新たに追加された書換えモード切替スイッチ18が接続されている。書換えモード切替スイッチ18は、例えばユーザが手動で更新許可モードと更新禁止モードとを切替可能なスイッチであり、その状態が検出でき、接続されているCPU15において把握できる構成となっている。
以上のように構成された充電システムにおける充電制御データの更新動作を説明する。図9及び図10は充電装置1における制御手順と制御内容を示すフローチャートである。情報装置3の制御手順および制御内容は、第1の実施形態と同一であるため、図4に示したフローチャートを使用して説明を行う。
第1の実施形態と同様に充電制御データを更新する際に、ユーザは情報装置3において新たな充電制御データ及び充電制御データ更新プログラムが書き込まれたCD−ROM4をCD−ROM I/F34に装着することにより、プログラムメモリ35に取り込んでおく。
はじめにユーザは、更新対象の充電装置1を電灯線5に接続する。充電装置1のCPU15は、上記電灯線5への接続を認識すると、先ず図9に示すようにステップS9aにおいて、書換えモード切替スイッチ18の状態を検出する。そして、書換えモード切替スイッチ18が更新禁止モードと検出された場合は、ステップS9bからステップS9eに移行して、図5に示した二次電池2の充電処理を行う。一方、更新許可モードと検出された場合は、ステップS9bからステップS9cに移行して、図10に示す充電制御データ更新処理を行う。
先ず充電装置1のCPU15は、ステップS10aにおいて、充電制御データの取得要求を生成し、この生成された取得要求を送信回路14bから情報装置3に向け送信する。これに対し情報装置3は、図4に示すようにステップS4a,S4bで充電装置1からの取得要求の到来を監視している。この状態で、受信回路32cにより取得要求が受信されると、CPU31はステップS4cにより応答信号を返送する。
さて、充電装置1のCPU15は、上記取得要求の送信後に、ステップS10bにおいて情報装置3からの応答信号の返送を監視する。この状態で応答信号が返送されない場合は、充電制御データが更新されることなく処理は終了する。応答信号が返送されると、ステップS10cに移行してここで充電装置1の識別符号を送信回路14bから送信する。そして、情報装置3は、この送信された識別符号をステップS4dにより受信し、ステップS4eにおいて充電制御値テーブルをアクセスする。上記受信された識別符号をキーに対応する充電制御データを読み出し、この読み出された充電制御データをステップS4fにより送信回路32bから要求元の充電装置1に向け送信する。
充電装置1のCPU15は、この識別符号の送信に対し情報装置3から送信される充電制御データをステップS10dの制御の下、受信回路14cで受信する。そして、ステップS10eにより、EEPROM17に記憶されている充電制御データを、上記受信された新たな充電制御データに書き換える。
続いて、ステップS9cの更新処理が終了すると、ステップS9dに移行し、上記更新処理が完了したかの判定を行う。この判定の結果、正常の更新処理が完了した場合は終了する。一方、情報装置3が電灯線5に接続されていない場合などで更新処理が完了しなかった場合は、ステップS9eに移行し、図5に示した二次電池2の充電処理が行われる。
ステップS9eによる二次電池2の充電処理終了後、ステップS9fにおいて再度書換えモード切替スイッチ18の状態を判定する。この判定の結果、書換えモード切替スイッチ18が更新許可モードであれば、ステップS9gにおいて図10に示した充電制御データ更新処理を行い、更新許可モードでない場合はそのまま終了する。
かくして、充電装置1のEEPROM17の充電制御データは、定格値の異なる新たな二次電池2に対応するデータ値に更新される。
以上のように第3の実施形態では、充電装置1にさらに書換えモード切替スイッチ18を設ける。そして、充電装置1が電灯線5に接続されたときに、この書換えモード切替スイッチ18の状態を検出し、更新許可モードの場合は充電制御データの書換えを行う。一方、更新禁止モードと検出された場合は充電制御データの書換えを行わないようにする。また、上記スイッチが更新禁止モードである場合や充電制御データ更新処理が完了されなかった場合には、二次電池2の充電処理後に、充電制御データの更新処理を自動的に再実行するようにしている。
このような構成であるから、前記第1の実施形態で述べた各種作用効果に加え、次のような効果が奏せられる。すなわち、第3の実施形態では、充電装置において、例えばユーザにより充電制御データの更新許可モードが指定された場合にのみ充電制御データ書換え処理が行われる。このため、ユーザの更新意思とは無関係に充電制御データが更新される不具合を防止することができる。また、例えば電灯線に情報装置が接続されていないために充電制御データの更新処理が行えない場合には、電灯線に情報装置が接続されて通信可能になった時点で、自動的に充電制御データの更新処理が行われる。このため、充電装置を電灯線に接続しなおす必要がなく、電灯線に接続したままで充電制御データの更新を自動に行うことができる。
この実施形態では、図9に示した充電装置1の充電制御データ更新の制御手順において、ステップS9f,S9gにより充電制御データ更新処理を一回のみ再実行するようにしているが、再実行を複数回にしたり、回数を決めずに更新が完了するまで行うようにすることも可能である。
なお、この発明は上記各実施形態に限定されるものではない。例えば、情報装置3は、パーソナル・コンピュータに限らず、電灯線5を介して充電装置1と通信可能であれば、如何なる装置でも構わない。また、情報装置3で実行されるプログラムは、CD−ROM4に限らず、他にメモリカードなどの磁気記憶媒体の形式で提供することもできる。また、情報装置3に通信インタフェースを設け、たとえばインターネットに接続されたサーバ装置からこのソフトウェアをダウンロードする形式としてもよい。このように構成すると、新しい二次電池が販売される度にそれに対応したプログラムを記憶した記憶媒体を配布する手間を省くことができる。
また、充電装置1が情報装置3に対して充電制御データの取得要求を送信する際に、EEPROM17に記憶されている充電制御データのバージョン情報を送信するようにする。このバージョン情報を受信した情報装置3は、更新対象の充電制御データのバージョン情報と比較し、バージョン情報が一致した場合には更新制御を行わないようにし、一方一致しなかった場合には充電制御データの更新制御を実行する。このようにすると、情報装置3は充電制御データの送信制御を行わずに済み、また充電装置1は充電制御データの受信処理及びEEPROM17の書き換え処理を行わずに済む。この結果、情報装置3及び充電装置1の処理の負担を軽減することができる。
また上記実施例では、書換えを行う充電制御データを充電時間を制限する充電時間タイマ値としたが、他にもdT/dt制御値、TCO制御値など、充電装置1に関するパラメータを自由に幾つでも設定することができる。
その他、充電装置1及び情報装置3の構成、それぞれにおける充電制御データ更新の処理手順とその処理内容についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係わる充電装置を備えたシステムの機能構成を示すブロック図。 図1に示した情報装置に設けられる充電制御値テーブルの構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係わる図1に示した充電装置における充電制御データ更新の制御手順とその制御内容を示すフローチャート。 第1の実施形態に係わる図1に示した情報装置における充電制御データ更新の制御手順とその制御内容を示すフローチャート。 第1実施形態に係わる図1に示した充電装置における充電制御手順とその制御内容を示すフローチャート。 第2の実施形態に係わる充電装置における充電制御データ更新の制御手順とその制御内容を示すフローチャート。 第2の実施形態に係わる情報装置における充電制御データ更新の制御手順とその制御内容を示すフローチャート。 この発明の第3の実施形態に係わる充電装置を備えたシステムの機能構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係わる図8に示した充電装置における充電制御データ更新の制御手順とその制御内容を示すフローチャート。 第3の実施形態に係わる図9に示した充電制御データ更新処理の手順とその内容を示すフローチャート。
符号の説明
1…充電装置、11…電源回路、12…二次電池充電回路、12a,12b…二次電池充電端子、13…検出回路、14a…結合回路、14b…送信回路、14c…受信回路、15…CPU、16…プログラムメモリ、17…EEPROM、18…書換えモード切替スイッチ、2…二次電池、3…情報装置、31…CPU、32…モデム、32a…結合回路、32b…送信回路、32c…受信回路、32d…モデムインタフェース、33…電源回路、34…CD−ROMインタフェース、35…プログラムメモリ、36…入出力インタフェース、36a…入力部、36b…表示部、4…CD−ROM、5…電灯線。

Claims (7)

  1. 第1の充電制御データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された第1の充電制御データに従い、電灯線から供給される商用電源をもとに二次電池を充電する充電制御手段とを備える充電装置と、
    前記電灯線を介して前記充電装置に接続可能な情報装置とを具備し、
    前記情報装置は、
    前記電灯線を通信媒体として使用して通信を行うための第1の通信手段と、
    第2の充電制御データを外部から取り込むための入力手段と、
    前記入力手段により取り込まれた第2の充電制御データを、前記第1の通信手段により前記電灯線を介して前記充電装置へ送信する送信制御手段と
    を備え、
    前記充電装置は、
    前記電灯線を通信媒体として使用して通信を行うための第2の通信手段と、
    前記情報装置から送信される第2の充電制御データを、前記電灯線を介して前記第2の通信手段により受信する受信制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されている第1の充電制御データを、前記受信制御手段により受信された第2の充電制御データに更新する更新制御手段と
    前記充電制御手段に対する二次電池の接続の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段において、前記二次電池が接続されていないと判定された場合に、前記更新制御手段により前記記憶手段の充電制御データの更新処理を行わせ、一方前記二次電池が接続されていると判定された場合には、前記充電制御手段により前記二次電池に対する充電制御を行わせる動作制御手段と
    を備えることを特徴とする充電システム。
  2. 前記充電装置は、
    自装置或いは充電対象の二次電池の識別情報を、前記第2の通信手段により前記電灯線を介して前記情報装置へ送信する手段を、さらに備え、
    前記情報装置の送信制御手段は、
    前記入力手段により取り込まれた第2の充電制御データを、前記識別情報に対応付けて保持する保持手段と、
    前記充電装置から送信された識別情報を、前記電灯線を介して前記第1の通信手段により受信する手段と、
    前記受信された識別情報に対応する第2の充電制御データを、前記保持手段から選択的に読み出して送信する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の充電システム。
  3. 前記情報装置の送信制御手段は、
    第2の充電制御データの更新指示を発生するための更新指示発生手段と、
    前記更新指示発生手段による更新指示の発生に応じて、前記入力手段により取り込まれた第2の充電制御データを前記充電装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記充電装置の更新制御手段は、
    前記情報装置との間が電灯線を介して接続された状態で、前記受信制御手段の動作をもとに前記更新指示の到来を監視する手段と、
    前記更新指示の到来が検出された場合に、前記記憶手段に記憶されている第1の充電制御データを、前記受信制御手段により受信された第2の充電制御データに更新する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の充電システム。
  4. 前記情報装置及び充電装置の少なくとも一方は、
    情報装置が保持する第2の充電制御データと前記記憶手段に記憶される第1の充電制御データとを比較する手段と、
    前記比較の結果、第2の充電制御データが第1の充電制御データと同一の場合には、第2の充電制御データの送信制御または更新制御を実行させないように制御する手段と
    を、さらに備えることを特徴とする請求項1記載の充電システム。
  5. 情報装置に対し電灯線を介して接続可能な充電装置であって、
    第1の充電制御データを記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された第1の充電制御データに従い、前記電灯線から供給される商用電源をもとに二次電池を充電する充電制御手段と、
    前記電灯線を通信媒体として使用して通信を行うための通信手段と、
    前記通信手段を使用して、前記情報装置から前記電灯線を介して第2の充電制御データを取得する取得制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されている第1の充電制御データを、前記取得手段により取得された第2の充電制御データに更新する更新制御手段と、
    前記充電制御手段に対する二次電池の接続の有無を判定する判定手段と、
    前記判定手段において、前記二次電池が接続されていないと判定された場合に、前記更新制御手段により前記記憶手段の充電制御データの更新処理を行わせ、一方前記二次電池が接続されていると判定された場合には、前記充電制御手段により前記二次電池に対する充電制御を行わせる動作制御手段と
    を具備することを特徴とする充電装置。
  6. 前記取得制御手段は、
    前記第2の充電制御データの取得要求を、前記通信手段から前記電灯線を介して前記情報装置へ送信する手段と、
    前記取得要求の送信に応答して前記情報装置から応答信号が到来するか否かを判定する手段と、
    前記取得要求の送信に応答して前記情報装置から応答信号が到来した場合に、前記更新制御手段により前記記憶手段の充電制御データの更新処理を行わせ、一方前記取得要求の送信に対し前記情報装置から応答信号が到来しない場合には、前記充電制御手段により前記二次電池に対する充電制御を行わせる手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項5記載の充電装置。
  7. 前記充電制御データの更新許可モードと更新禁止モードを択一的に指定するためのモード指定スイッチを備え、
    前記動作制御手段は、前記更新禁止モードが指定されている場合には、前記充電制御手段により前記二次電池に対する充電制御を行わせることをさらに特徴とする請求項5記載の充電装置。
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