JP4176503B2 - 表示装置、3d表示時間設定方法、3d表示時間設定プログラム及びこれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、3Dコンテンツを3D表示可能な表示装置に関し、特に、3Dコンテンツを3D表示する時間を設定する3D表示時間設定方法、3D表示時間設定プログラム及びこれを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶表示装置等の表示装置に3D表示された3Dコンテンツを観察する場合、観察者(ユーザ)は、長時間の観察によって生理的違和感(3D酔い)を憶える虞がある。
【0003】
そこで、例えば特許文献1には、3Dコンテンツの3D表示の時間をユーザの所望する時間に設定する手段を備えた3D表示制御装置が開示されている。この装置によれば、ユーザは、3Dコンテンツの3D表示時間を、生理的違和感を憶えない程度に設定することができるので、3Dコンテンツの長時間の観察によって生じる生理的違和感を憶えない程度に緩和することができる。
【0004】
ところが、3D表示された3Dコンテンツにおいて、輝度、コントラスト、オブジェクトの飛び出し量等の3D表示特性は、3Dコンテンツ毎に異なるので、ユーザが感じる生理的違和感の度合いも3Dコンテンツ毎に異なる。
【0005】
従って、特許文献1のように、3Dコンテンツの3D表示時間をユーザが単に設定するだけでは、3D表示時間の設定時間内であってもユーザは生理的違和感を憶える場合がある。
【0006】
これを解消するために、ユーザが3Dコンテンツ毎に3D表示特性を考慮して3D表示時間を設定することが考えられるが、操作が非常に煩雑になり、ユーザにかかる負担が非常に大きくなるという問題が生じる。
【0007】
そこで、特許文献2には、立体遊技(3Dコンテンツ)の許容遊戯時間を設定し、該3Dコンテンツでの遊技時間が設定した許容遊技時間を超えた時点で自動的に3D表示から2D表示に切り替える手段を有する立体表示遊技機が開示されている。この立体表示遊技機では、許容遊技時間が3Dコンテンツ毎に表示特性等を考慮して予め設定されているので、特許文献1のように、ユーザが3Dコンテンツ毎に3D表示時間を設定する必要がなくなり、この結果、ユーザにかかる負担を軽減することができる。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−74267号公報(1998年3月17日公開)
【0009】
【特許文献2】
特開平07−16351号公報(1995年1月20日公開)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、3D表示された3Dコンテンツの長時間の観察によって生じる生理的違和感は、観察する3Dコンテンツが同じであるとしても、その3Dコンテンツを観察するユーザによって異なる。つまり、3D表示された同じ3Dコンテンツを観察した場合、ユーザ毎に生理的違和感を憶えるまでの時間が異なる。
【0011】
しかしながら、特許文献2における立体表示遊技機では、3Dコンテンツ毎に3D表示での許容遊技時間が設定されているため、使用するユーザによらず、同じ許容遊技時間経過後に強制的に2D表示に変更される。このように、3Dコンテンツ毎に3D表示時間をその内容によって設定するだけでは、全てのユーザにとって快適に観察できるとは限らない。例えば、同じ3Dコンテンツを同じ3D表示時間で表示した場合、3D表示された3Dコンテンツの観察によって生理的違和感を憶えるまでの時間の長いユーザ(3D酔いしにくいユーザ)は、非常に物足りなく感じ、逆にこの生理的違和感を憶えるまでの時間の短いユーザ(3D酔いし易いユーザ)は、非常に苦痛を感じることになる。
【0012】
従って、特許文献2では、全てのユーザが3Dコンテンツを快適に観ることができないという問題が生じる。
【0013】
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、全てのユーザが全ての3Dコンテンツを快適に観ることのできる3Dコンテンツの3D表示時間の設定が可能な表示装置、3D表示時間設定方法、3D表示時間設定プログラム及びこれを記録したコンピュータ記録可能な記録媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、上記の課題を解決するために、3Dコンテンツを3D表示可能な表示装置において、上記3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、上記観察者用に該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する表示時間設定手段が設けられていることを特徴としている。
【0015】
上記の構成によれば、上記表示時間設定手段によって、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、上記観察者用に3D表示の表示対象となる3Dコンテンツの3D表示時間が設定されるので、観察者の生理的違和感を考慮して3Dコンテンツを3D表示することができる。
【0016】
これにより、同じ3Dコンテンツであっても、観察者毎に生理的違和感を憶えない程度に3D表示時間を設定することが可能となるので、3D表示を観察する際に生理的違和感を憶えるまでの時間が異なる全てのユーザが3Dコンテンツを快適に観ることができる。
【0017】
ところで、同じ観察者であっても、3Dコンテンツの3D表示を長時間観察していれば疲れて来るので、最初に生理的違和感を憶えないように設定された3D表示時間であっても、生理的違和感を憶える虞がある。
【0018】
そこで、観察者が3Dコンテンツの3D表示を観察している3D観察時間を計測する3D観察時間計測手段と、計測された3D観察時間に基づいて、上記3D表示観察情報を更新する情報更新手段とが設けられ、上記表示時間設定手段は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、上記情報更新手段によって更新された3D表示観察情報とに基づいて、3Dコンテンツの3D表示時間を設定するようにしてもよい。
【0019】
この場合、観察者が実際に3Dコンテンツの3D表示を観察している時間によって、3D表示観察情報が更新されるので、観察者の生理的違和感を憶えるまでの時間が変化しても、観察者は生理的違和感を憶えないようになる。
【0020】
従って、3Dコンテンツの3D表示を観察する際に、時間の経過と共に生理的違和感を憶えるまでの時間が短くなっても、この生理的違和感を憶えるまでの時間が短縮された分を考慮して3D表示時間が設定されるようになるので、観察者は、常に、3Dコンテンツを快適に観ることができる。
【0021】
上記の3D表示時間の設定は、具体的には以下のように行なわれる。
【0022】
すなわち、上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積を3Dコンテンツの3D表示時間として設定するようにしてもよい。
【0023】
また、上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積が、上記制限時間を越えている場合、上記3D表示制限時間を3Dコンテンツの3D表示時間として設定するようにしてもよい。
【0024】
さらに、上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積を3Dコンテンツの3D表示時間とし、上記3D観察時間が上記3D表示時間を越えた場合、上記3D表示制限時間を3D表示時間として設定するようにしてもよい。
【0025】
また、本発明の表示装置は、上記の課題を解決するために、3Dコンテンツを3D表示する表示装置において、上記3Dコンテンツを表示するのに必要な表示情報に付帯する付帯情報から3D表示に必要な3D表示情報を抽出する3D表示情報抽出手段と、上記3Dコンテンツを観察する観察者情報に付帯する付帯情報から3Dコンテンツの観察に必要な3D表示観察情報を抽出する3D表示観察情報抽出手段と、上記各手段によって抽出された3D表示情報と3D表示観察情報とに基づいて、表示対象となる3Dコンテンツの3D表示時間を設定する3D表示時間設定手段とを備えていることを特徴としている。
【0026】
上記の構成によれば、上記表示時間設定手段によって、上記3D表示情報抽出手段により抽出された3D表示情報と、上記3D表示観察情報抽出手段により抽出された3D表示観察情報とに基づいて、3D表示の表示対象となる3Dコンテンツの3D表示時間が設定されるので、観察者の生理的違和感を考慮して3Dコンテンツを3D表示することができる。
【0027】
これにより、同じ3Dコンテンツであっても、観察者毎に生理的違和感を憶えない程度に3D表示時間を設定することが可能となるので、3D表示を観察する際に生理的違和感を憶えるまでの時間が異なる全てのユーザが3Dコンテンツを快適に観ることができる。
【0028】
さらに、観察者が3Dコンテンツの3D表示を観察している3D観察時間を計測する3D観察時間計測手段と、計測された3D観察時間に基づいて、上記3D表示観察情報抽出手段によって抽出された3D表示観察情報を更新する情報更新手段とを有し、上記表示時間設定手段は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、上記情報更新手段によって更新された3D表示観察情報とに基づいて、3Dコンテンツの3D表示時間を設定するようにしてもよい。
【0029】
この場合、観察者が実際に3Dコンテンツの3D表示を観察している時間によって、3D表示観察情報が更新されるので、観察者の生理的違和感を憶えるまでの時間が変化しても、観察者は生理的違和感を憶えないようになる。
【0030】
従って、3Dコンテンツの3D表示を観察する際に、時間の経過と共に生理的違和感を憶えるまでの時間が短くなっても、この生理的違和感を憶えるまでの時間が短縮された分を考慮して3D表示時間が設定されるようになるので、観察者は、常に、3Dコンテンツを快適に観ることができる。
【0031】
本発明の3D表示時間設定方法は、上記の課題を解決するために、3Dコンテンツの3D表示時間を設定する3D表示時間設定方法において、上記3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、該3Dコンテンツの3D表示時間を設定することを特徴としている。
【0032】
また、コンピュータに、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する手順を実行させるプログラムとしてもよい。
【0033】
これにより、上記手順の3D表示時間設定プログラムをコンピュータによって実行させれば、特定の表示装置ではなく、不特定の3D表示可能な表示装置に対しても3D表示時間を設定させることが可能となる。
【0034】
しかも、上記の3D表示時間設定プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録すれば、表示装置毎に3D表示時間設定プログラムを記憶しておく必要はなくなるので、表示装置は3D表示時間設定プログラムを実行できる程度に簡素化することができる。
【0035】
この結果、3D表示時間設定プログラムの汎用性を高めることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発明の表示装置として、3Dコンテンツを3D表示可能な携帯情報端末(PDA)を例に説明する。従って、携帯情報端末に表示される「3Dコンテンツを観察する」を、本実施の形態では、「3Dコンテンツを視聴する」として説明する。このため、請求項中に記載の観察比は、本実施の形態中では視聴比として記載している。
【0037】
本実施の形態に係る携帯情報端末は、図1に示すように、ネットワークを介して配信された3次元画像表示情報10を受信すると共に、ユーザからの3D表示視聴レベル情報(3D表示観察情報)9とを受信する受信部1と、受信した3次元画像情報を格納する画像情報格納部2と、受信した3D表示視聴レベル情報を格納する3D表示視聴レベル情報格納部3と、3Dコンテンツを表示する表示手段としての出力部4と、3D表示の続行及び中止等のユーザからの指示を受け付ける入力手段としての入力部5と、出力部4で3D表示した3Dコンテンツをユーザが視聴した時間を計測する3D観察時間計測手段としての3D視聴時間計測部6と、3D表示視聴レベル情報格納部3に格納された3D表示視聴レベル情報の書き換えを行う情報更新手段としてのデータ書き換え部7と、これらの制御を行う制御手段としての制御部8とからなる。
【0038】
なお、上記の3次元画像表示情報10は、必ずしもネットワークを介して受信する必要はなく、例えばコンピュータ読取可能な記録媒体に記録して、携帯情報端末によみ込ませるようにしてもよい。この場合、受信部が記録媒体に記録された情報を読み出す機能を有するようにすればよい。
【0039】
上記3次元画像表示情報10は、3Dコンテンツ情報10aと、この3Dコンテンツ情報に付帯する付帯情報である3D表示レベル情報10bとで構成されている。このため、上記画像情報格納部2は、3Dコンテンツ情報10aを格納する3Dコンテンツ格納部2aと、3D表示レベル情報10bを格納する3D表示レベル情報格納部2bとを有している。この3次元画像表示情報10からの3Dコンテンツ情報10aと3D表示レベル情報10bとの分離は、受信部1で行なわれる。
【0040】
上記画像情報格納部2に格納されている3D表示レベル情報としては、例えば、図2に示すように、当該3Dコンテンツを3Dで表示する際の制限時間を示す3D表示制限時間情報21と、当該3Dコンテンツを3Dで表示する際の推奨する表示時間を示す3D表示推奨時間情報22とがある。この例では、当該3Dコンテンツの3D表示での視聴は600秒間可能であるが、480秒間が望ましいということを表している。
【0041】
また、上記3D表示視聴レベル情報格納部3に格納されている3D表示視聴レベル情報としては、例えば図3に示すように、当該3Dコンテンツを実際に3D表示で視聴した時間を示す3D視聴時間情報31と、3Dコンテンツの「3D表示推奨時間」に対する3D視聴時間の割合を示す3D視聴比(観察比)情報32とがある。この例では、例えば、「3D表示推奨時間」が500秒である3DコンテンツXをユーザAが400秒間3D表示で視聴した場合、3DコンテンツXの「3D表示推奨時間」の500秒に対するユーザAの3D視聴時間400秒の割合、すなわち0.8がユーザAの「3D視聴比」となる。
【0042】
本実施の形態では、上述のような3D表示レベル情報10bと3D表示視聴レベル情報9とを用いて、ユーザにとって最適な3D表示時間を設定する。
【0043】
ここで、ユーザにとって最適な3D表示時間の設定を行なうための処理の流れについて、図4に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。この処理は、制御部8によって表示時間設定プログラムを実行することで行なわれるものとする。
【0044】
まず、ステップS1において、3Dコンテンツが保持する3D表示レベル情報が3D表示レベル情報格納部2bに入力されるのを待ち、入力されたら3D表示レベル情報内の「3D表示推奨時間」等の情報を読み込む。
【0045】
次に、ステップS2において、3Dコンテンツを視聴するユーザが保持する3D表示視聴レベル情報が3D表示視聴レベル情報格納部3に入力されるのを待ち、入力されたら3D表示視聴レベル情報内の「3D視聴比」等の情報を読み込む。
【0046】
続いて、ステップS3において、ステップS1で読み込んだ「3D表示推奨時間」とステップS2で読み込んだ「3D視聴比」との積を計算する。
【0047】
次に、ステップS4において、ステップS3での計算結果を3D表示時間として設定する。
【0048】
次いで、ステップS5では、ステップS4で設定された3D表示時間が、ステップS1で読み込んだ「3D表示制限時間」を超えるか否かを判断する。ここで、3D表示時間が「3D表示制限時間」を超える場合は、ステップS6に移行し、超えない場合は、処理を終了する。
【0049】
ステップS6では、ステップS1で読み込んだ「3D表示制限時間」を3D表示時間として設定し、処理を終了する。
【0050】
本実施の形態の携帯情報端末では、ユーザが3Dコンテンツを実際に視聴している時間を計測する3D視聴時間計測部6と、計測した時間に基づいて、3D表示視聴レベル情報格納部3に格納された3D表示視聴レベル情報を更新するようになっている。以下に、この処理の流れについて説明する。
【0051】
まず、制御部8と3D視聴時間計測部6とによる3D視聴時間計測の処理の流れについて、図5に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。
【0052】
まず、ステップS11において、制御部8は、前述の図4に示す処理によって設定された3D表示時間が入力されるのを待ち、入力されたらステップS12に移行して、3D視聴時間計測部6にユーザの3D視聴時間の計測を開始させ、ステップS13において、3Dコンテンツを3D表示させる。
【0053】
次いで、ステップS14では、ユーザが「2D表示」ボタンを押したか否かを判断する。ここで、ユーザが「2D表示」ボタンを押して、2D表示を希望した場合は、ステップS18に移行し2D表示に切り替え、そうでない場合は、ステップS15に移行する。なお、上記2D表示のボタンは、例えば、図7に示すように、携帯情報端末(表示端末)の画面上に表示される。
【0054】
続いて、ステップS15において、現在の3D視聴時間が設定された3D表示時間を超えているか否かを判断する。ここで、現在の3D視聴時間が3D表示時間を超えている場合は、ステップS16に移行し、そうでない場合は、ステップS13に戻る。従って、現在の3D視聴時間が3D表示時間を超えるまで、ステップS13〜S15までの処理が繰り返される。
【0055】
ステップS16では、現在の3D視聴時間が視聴している3Dコンテンツの「3D表示制限時間」未満であるか否かを判断する。ここで、現在の3D視聴時間が「3D表示制限時間」未満である場合は、ステップS17に移行し、そうでない場合は、ステップS18に移行し2D表示に切り替える。
【0056】
ステップS17では、このまま3D表示を続行するかもしくは3D表示を中止するかの判断をユーザに求める。ここで、ユーザが3D表示の続行を希望した場合は、ステップS13に戻り、3D表示の中止を希望した場合は、ステップS18に移行する。なお、上記のユーザに対する判断は、例えば図8に示すように、携帯情報端末(表示端末)の画面上に表示される選択画面によって行なうものとする。
【0057】
ステップS18では、制御部8は、3Dコンテンツを2D表示するように出力部の表示制御を行なう。
【0058】
続いて、ステップS19では、図3の3D視聴時間計測部6における3D視聴時間の計測を終了する。
【0059】
最後に、ステップS20において、ユーザが当該3Dコンテンツを3Dで視聴した3D視聴時間の算出を行い、処理を終了する。
【0060】
このようにして求めたユーザの3D視聴時間に基づいて、制御部8は、3D表示視聴レベル情報9の3D視聴時間情報31を更新すると共に、3D視聴比情報32を更新する。
【0061】
次に、上記3D視聴比の更新処理の流れについて、図6に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。
【0062】
まず、制御部8は、ステップS21において、ユーザが3Dコンテンツを実際に3D表示で視聴した時間が入力されるのを待ち、入力されたらステップS22に移行する。
【0063】
ステップS22では、ステップS21で入力された3D視聴時間を図4のステップS1で読み込んだ当該3Dコンテンツの「3D表示推奨時間」で割り算する。
【0064】
次いで、ステップS23において、ステップS22での計算結果を、「3D視聴比」として更新し、処理を終了する。
【0065】
なお、本実施の形態では、3Dコンテンツを見るたびに「3D視聴比」が更新される簡単な例を示したが、過去の「3D視聴比」を保存しておくことで、それらの平均値、または分散値、または標準偏差を利用して「3D視聴比」を更新するようにしてもよい。
【0066】
例えば3Dコンテンツを視聴するたびに、3D視聴比を更新していくと、3D視聴比の変動が大きくなることが考えられる。例えば、たまたま、3Dコンテンツを視聴した日の体調が悪かった(よかった)ために、3Dコンテンツの視聴時間が短くなった(長くなった)ということ等が考えられる。このような場合には、3D視聴比の変動が大きくなる。
【0067】
そこで、上記のように、過去の3D視聴比の平均を求めて、それを3D視聴比として設定することにより、上記のような3D視聴比の変動を少なくすることができる。
【0068】
また、過去の3D視聴比のバラツキを考慮して、3D視聴比を更新することができるので、より望ましい3D視聴比にすることが可能となる。
【0069】
すなわち、今回1回限りの結果から3D視聴比を決定するのではなく、過去の視聴履歴から3D視聴比を決定する方がより望ましい結果を得ることができる。
【0070】
また、図6に示すフローチャートに従って算出された「3D視聴比」がある閾値より小さい場合、もしくは現在設定されている「3D視聴比」との差がある閾値より大きい場合、3Dコンテンツを視聴していたユーザが3D表示を中止したのは、3Dコンテンツの長時間の視聴によって生じる生理的違和感が生じたためではなく、3Dコンテンツ自体に飽きたために、3Dコンテンツの視聴を中止したと考え、このような場合には「3D視聴比」の更新は行わないようにすればよい。
【0071】
このように、3D視聴比を更新する際に、閾値を設定して更新するか否かを判断するようにすれば、ユーザが3Dコンテンツの長時間により生じる生理的違和感によって3D表示を中止したのか、単に3Dコンテンツに飽きたために3D表示を中止したのかを見極めることができ、よりユーザに適した表示制御を行なうことができる。
【0072】
本実施の形態で説明した表示時間設定等の表示制御処理は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体にプログラムとして記録することも可能である。
【0073】
例えば、図9に示すように、表示時間設定のプログラムとして、3次元画像情報に付帯する付帯情報を格納する3D表示情報抽出手順101、表示される3次元画像を観察する観察者の個人情報を格納する3D表示観察情報抽出手順102、上記手順で格納された付帯情報と個人情報とに基づいて、上記観察者に適合した状態となるように3次元画像の表示状態を制御する3D表示時間設定手順103の各プログラムが記録された記録媒体100が考えられる。
【0074】
上記3D表示情報抽出手順101は、図4に示すステップS1に相当し、上記3D表示観察情報抽出手順102は、図4に示すステップS2に相当し、上記3D表示時間設定手順103は、図4に示すステップS3〜S6に相当する。
【0075】
なお、上記の記録媒体100においては、少なくとも、上記3D表示時間設定手順103が記録されていればよく、3D表示情報や3D表示観察情報は、別の記録媒体あるいは別の入力手段によって表示装置に入力されればよい。
【0076】
本実施の形態においては、表示装置として携帯情報端末を例に説明したが、これに限定されるものではなく、3D表示が可能な表示装置であれば、何れにも適用可能である。例えば、液晶表示装置を用いたテレビや、パーソナルコンピュータに用いられる液晶モニタ等が適用可能である。
【0077】
また、上記携帯情報端末は、上述した各手順を実行するための制御部8を備えているが、この制御部8は、プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムを格納するメモリを備えている。
【0078】
そして、本発明の目的は、上述した手順を実現するソフトウエアである3D表示時間設定プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した図9に示す記録媒体100を、上記携帯情報端末に供給し、そのコンピュータが記録媒体100に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。この場合、記録媒体100から読み出されたプログラムコード自体が上述した手順を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0079】
ここで、上記プログラムメディアとしての記録媒体100は、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0080】
上記構成の携帯情報端末において、具体的に3D表示時間を設定する際の処理の流れについて、以下に説明する。
【0081】
(第1実施例)
図2に示すように、3D表示制限時間が600秒、3D表示推奨時間が480秒である3DコンテンツXを、図3に示すような3D視聴比が0.8であるユーザAが視聴する場合を想定する。
【0082】
まず、図4のステップS1において、制御部8は、3D表示レベル情報格納部2bに格納されている3DコンテンツXの3D表示レベル情報10bとして、3D表示制限時間(600秒)と3D表示推奨時間(480秒)を読み込む。
【0083】
次いで、ステップS2において、制御部8は、3D表示視聴レベル情報格納部3に格納されているユーザAの3D表示視聴レベル情報9として、3D視聴比(0.8)を読み込む。
【0084】
続いて、ステップS3において、ステップS1で読み込んだ3D表示推奨時間480秒と、ステップS2で読み込んだ3D視聴比0.8との積を計算する。ここで、計算すると384となる。
【0085】
次いで、ステップS4において、ステップS3での計算結果を3D表示時間として設定する。従って、3D表示時間を384秒と設定する。
【0086】
次に、ステップS5において、ステップS4で設定した3D表示時間384秒が、ステップS1で読み込んだ3D表示制限時間の600秒を超えるか否かを判断する。ここでは、越えていないので、そのまま処理を終了する。
【0087】
次に、図5に示すステップS11において、制御部8は、設定された3D表示時間384秒が入力されると、ステップS12において、ユーザAが3DコンテンツXを3D表示で視聴する時間の計測が開始され、ステップS13において、3DコンテンツXを3Dで表示する。
【0088】
ステップS14において、ユーザAが図7で示されるような携帯情報端末の表示画面上の「2D表示」ボタンを押したか否かを判断する。ユーザAが「2D表示」ボタンを押したことを検知した場合は、ステップS18に移行し、2D表示に切り替え、そうでない場合はステップS15に移行する。
【0089】
ステップS15において、現在の3D視聴時間が3D表示時間384秒を超えているか否かを判断する。ここで、384秒未満であればステップS13に戻り、384秒以上であればステップS16に移行する。
【0090】
次に、ステップS16において、現在の3D視聴時間が3D表示制限時間の600秒を超えているか否かを判断する。ここで、600秒未満であればステップS17に移行し、600秒に達していればステップS18に移行し2D表示に切り替える。
【0091】
ステップS17では、現在の3D視聴時間は3D表示時間を超えているが、3DコンテンツXの3D表示制限時間を超えていないため、このまま3D表示での視聴を続行するか否かの判断をユーザAに求める。この時の3Dコンテンツの3D表示端末での画面例は、図8に示すようになる。ここで、ユーザAが3D表示での視聴の続行を希望すればステップS13に移行し、3D表示での視聴の中止を希望すればステップS18に移行してさ、2D表示に切り替える。
【0092】
ステップS18では、ユーザAが2D表示を希望した、もしくは3D視聴時間が3DコンテンツXの3D表示制限時間に達していると判断されるため、3DコンテンツXを2D表示に切り替えている。
【0093】
次のステップS19では、3D表示での視聴が終了したため、3D視聴時間の計測を終了する。
【0094】
さらに、次のステップS20では、ユーザAの3DコンテンツXの3D視聴時間を算出する。ここでは、3D視聴時間が360秒であったとする。
【0095】
この時、図6に示すステップS21において、図1の3D視聴時間計測部6で計測した3D視聴時間である360秒が読み込まれる。
【0096】
ステップS22において、ユーザAの3D視聴時間の360秒を3DコンテンツXの3D表示推奨時間の480秒で割り、新たな3D視聴比である0.75を得る。
【0097】
ステップS23では、図1に示す3D表示視聴レベル情報格納部3に格納された3D視聴比の0.8を、ステップS22での計算結果である0.75に置き換える。すなわち、3D視聴比を更新し、処理を終了する。
【0098】
(第2実施例)
次に、3D表示制限時間が600秒、3D表示推奨時間が480秒である3DコンテンツXを、3D視聴比が1.3であるユーザBが視聴する場合を考える。
【0099】
この時、前記の第1実施例と同様に図4のフローチャートに従って、ユーザBの3D表示時間を設定する。図4のステップS3で3DコンテンツXの3D表示推奨時間480秒とユーザBの3D視聴比1.3との積を計算すると624秒となるが、これは、ステップS5において、3D表示制限時間の600秒を越えていると判断されるため、ステップS6において、3D表示時間が3DコンテンツXの3D表示制限時間である600秒に設定される。
【0100】
この時、図5の3DコンテンツXの3D視聴時間の計測のフローチャートに従い、ユーザBの3D視聴時間を計測する。
【0101】
ここで、3D視聴時間は、3DコンテンツXの3D表示制限時間に等しくなるか、またはそれ以下の値となる。3D視聴時間が3D表示制限時間以下の値であれば、3D表示制限時間まで3D表示で視聴することが可能であったにもかかわらず、ユーザBは2D表示を希望したということを表している。
【0102】
しかし、3D視聴時間が3D表示制限時間と等しい場合、ユーザBは3Dコンテンツの長時間の視聴による生理的違和感が生じておらず、3DコンテンツXの3D表示制限時間が許せば、さらに3D表示での視聴を希望していたことも考えられる。
【0103】
しかしこの場合、図6に示す3D視聴比の更新のフローチャートに従って、3D視聴比を更新すると、1.3から1.25に小さくなってしまう。3Dコンテンツの長時間の視聴によって生じる生理的違和感が生じていないにもかかわらず、3D視聴比の値が小さくなることは、ユーザBにとって好ましくない。
【0104】
そこで、3D視聴時間が3D表示制限時間に等しい場合、3D視聴比を更新しない。また、3D視聴比を更新するか否かの判断をユーザBに求めてもよい。
【0105】
(変形実施例)
また、3Dコンテンツが保持する3D表示レベル情報の3D表示推奨時間が存在しない場合、3D表示制限時間とユーザが保持する3D視聴比との積を3D表示時間としてもよい。
【0106】
さらに、3Dコンテンツが保持する全ての情報は、時間情報ではなく、3段階や5段階といったレベル情報でもよい。ただしこの場合、レベル情報と当該3Dコンテンツの総時間を利用して、時間情報に変換するテーブルを別途用意する必要がある。
【0107】
以上のように、本発明の表示装置としての携帯情報端末は、3Dコンテンツを3D表示可能な表示装置において、上記3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報である3D表示レベル情報10bと、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報である3D表示視聴レベル情報9とに基づいて、該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する表示時間設定手段である制御部8が設けられている。
【0108】
これにより、上記制御部8によって設定された3D表示時間は、観察者であるユーザにとって生理的違和感を憶えない程度に3Dコンテンツを3D表示する時間となる。
【0109】
従って、同じ3Dコンテンツであっても、ユーザ毎に生理的違和感を憶えない程度に3D表示時間を設定することが可能となるので、3D表示を観察する際に生理的違和感を憶えるまでの時間が異なる全てのユーザが3Dコンテンツを快適に観ることができる。
【0110】
ところで、同じユーザであっても、3Dコンテンツの3D表示を長時間観察していれば疲れて来るので、最初に生理的違和感を憶えないように設定された3D表示時間であっても、生理的違和感を憶える虞がある。
【0111】
そこで、観察者が3Dコンテンツの3D表示を観察している3D観察時間を計測する3D観察時間計測手段である3D視聴時間計測部6と、計測された3D観察時間に基づいて、上記3D表示観察情報を更新する情報更新手段であるデータ書き換え部7とが設けられ、上記制御部8は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、上記情報更新手段によって更新された3D表示観察情報とに基づいて、3Dコンテンツの3D表示時間を設定するようにしてもよい。
【0112】
この場合、ユーザが実際に3Dコンテンツの3D表示を観察している時間によって、3D表示観察情報が更新されるので、ユーザの生理的違和感を憶えるまでの時間が変化しても、ユーザは生理的違和感を憶えないようになる。
【0113】
従って、3Dコンテンツの3D表示を観察する際に、時間の経過と共に生理的違和感を憶えるまでの時間が短くなっても、この生理的違和感を憶えるまでの時間が短縮された分を考慮して3D表示時間が設定されるようになるので、観察者は、常に、3Dコンテンツを快適に観ることができる。
【0114】
また、上記表示装置は、以下に示す構成のものであってもよい。
【0115】
すなわち、本発明の表示装置は、3Dコンテンツを3D表示可能な3D表示装置において、3Dコンテンツに付帯する情報から3D表示に関する3D表示情報を抽出する手段と、前記3Dコンテンツを視聴するユーザに付帯する情報から3D表示の視聴に関する3D表示視聴情報を抽出する手段と、前記3D表示情報と前記3D表示視聴情報から前記3Dコンテンツを3Dで表示する時間(以下、3D表示時間)を算出して設定する手段と、前記ユーザが前記3Dコンテンツを3D表示で視聴した時間(以下、3D視聴時間)を計測する手段と、前記3D視聴時間から前記3D表示視聴情報の更新を行う手段とを備えた構成としてもよい。
【0116】
また、前記3Dコンテンツに付帯する情報として、前記3Dコンテンツを3Dで表示する際の制限時間を示す情報(以下、3D表示制限時間)と前記3Dコンテンツを3Dで表示する際の推奨時間を示す情報(以下、3D表示推奨時間)を抽出する手段を備えた構成としてもよい。
【0117】
さらに、前記3Dコンテンツに付帯する3D表示推奨時間に対する3D視聴時間の割合(以下、3D視聴比)を算出する手段を備えた構成としてもよい。
【0118】
また、前記ユーザに付帯する情報として、前記ユーザの3D視聴比を抽出する手段を備えた構成としてもよい。
【0119】
また、前記3Dコンテンツに付帯する前記3D表示推奨時間と前記ユーザに付帯する前記3D視聴比との積を前記3Dコンテンツの3D表示時間として設定する手段を備えた構成としてもよい。
【0120】
さらに、前記3Dコンテンツに付帯する前記3D表示推奨時間と前記ユーザに付帯する前記3D視聴比との積が前記3Dコンテンツに付帯する前記3D表示制限時間を超える場合には、前記3D表示制限時間を前記3Dコンテンツの3D表示時間として設定する手段を備えた構成としてもよい。
【0121】
また、前記3D視聴時間が前記3D表示時間を超えた場合であっても、前記3Dコンテンツの前記3D表示制限時間を超えない場合、引き続き3D表示で前記3Dコンテンツを視聴することを可能とする手段を備えた構成としてもよい。
【0122】
本発明の3D表示時間を設定する方法は、前記3Dコンテンツに付帯する情報から3D表示に関する3D表示情報を抽出するステップと、前記3Dコンテンツを視聴するユーザに付帯する情報から3D表示の視聴に関する3D表示視聴情報を抽出するステップと、前記3D表示情報と前記3D表示視聴情報から3D表示時間を算出して設定するステップと、前記ユーザの前記3Dコンテンツの3D視聴時間を計測するステップと、前記3D視聴時間から前記3D表示視聴情報の更新を行うステップとを備えた構成であってもよい。
【0123】
また、前記3Dコンテンツに付帯する情報として、前記3D表示制限時間と前記3D表示推奨時間を抽出するステップを備えた構成であってもよい。
【0124】
さらに、前記3D視聴比を算出するステップを備えた構成であってもよい。
【0125】
また、前記ユーザに付帯する情報として、前記3D視聴比を抽出するステップを備えた構成であってもよい。
【0126】
また、前記3Dコンテンツに付帯する前記3D表示推奨時間と前記ユーザに付帯する前記3D視聴比との積を前記3Dコンテンツの3D表示時間として設定するステップを備えた構成であってもよい。
【0127】
また、前記3Dコンテンツに付帯する前記3D表示推奨時間と前記ユーザに付帯する前記3D視聴比との積が前記3Dコンテンツに付帯する前記3D表示制限時間を超える場合には、前記3D表示制限時間を前記3Dコンテンツの3D表示時間として設定するステップを備えた構成であってもよい。
【0128】
また、前記3D視聴時間が前記3D表示時間を超えた場合であっても、前記3Dコンテンツの前記3D表示制限時間を超えない場合、引き続き3D表示で前記3Dコンテンツを視聴することを可能とするステップを備えた構成であってもよい。
【0129】
上記課題を解決するために、3Dコンテンツに付帯する情報として3D表示レベル情報を持たせ、またユーザに付帯する情報として3D表示視聴レベル情報を持たせる。そして、この両情報を利用することで、3Dコンテンツとそれを視聴するユーザに応じた3Dコンテンツの3D表示時間を設定する。これにより、3D表示時間分だけ当該3Dコンテンツを3Dで表示し、3D表示時間経過後は2Dで表示することで、3Dコンテンツの長時間の視聴によって生じる生理的違和感を緩和・解消することができる。
【0130】
ここで、3D表示レベル情報とは、「3D表示制限時間」及び「3D表示推奨時間」の2つの時間情報であり、3Dコンテンツがこれらの情報を保持する。
【0131】
なお、「3D表示制限時間」とは、当該3Dコンテンツを3Dで表示する際の制限時間を示す。また、「3D表示推奨時間」とは、当該3Dコンテンツを3Dで表示する際の推奨時間を示す。これは、3Dコンテンツの長時間の視聴によって生じる生理的違和感を緩和・解消するために、当該3Dコンテンツがユーザに対して推奨する3D表示での視聴時間である。ただし、「3D表示推奨時間」が「3D表示制限時間」を超えることはあり得ないが、共に同じ値を持つことはあり得る。
【0132】
さらに、3D表示視聴レベル情報とは、「3D視聴比」の情報であり、ユーザがこの情報を保持する。なお、「3D視聴比」とは、3Dコンテンツが保持する「3D表示推奨時間」に対する当該3Dコンテンツを過去に実際に3D表示でユーザが視聴した時間の割合を示している。
【0133】
本発明による3D表示時間設定方法によれば、3Dコンテンツが保持する3D表示レベル情報とユーザが保持する3D表示視聴レベル情報を利用することで、3Dコンテンツ及びそれを視聴するユーザに応じて3D表示時間を設定することができる。これにより、3Dコンテンツに応じてユーザが3D表示時間を設定する必要がなく、またユーザに応じて3D表示時間が異なる3Dコンテンツを制作する必要がなく、3Dコンテンツの長時間の視聴によって生じる生理的違和感を緩和・解消することができる。
【0134】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【0135】
【発明の効果】
本発明の表示装置は、以上のように、3Dコンテンツを3D表示可能な表示装置において、上記3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、上記観察者用に該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する表示時間設定手段が設けられている構成である。
【0136】
それゆえ、上記表示時間設定手段によって、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、上記観察者用に該3D表示の表示対象となる3Dコンテンツの3D表示時間が設定されるので、観察者の生理的違和感を考慮して3Dコンテンツを3D表示することができる。
【0137】
これにより、同じ3Dコンテンツであっても、観察者毎に生理的違和感を憶えない程度に3D表示時間を設定することが可能となるので、3D表示を観察する際に生理的違和感を憶えるまでの時間が異なる全てのユーザが3Dコンテンツを快適に観ることができるという効果を奏する。
【0138】
また、観察者が3Dコンテンツの3D表示を観察している3D観察時間を計測する3D観察時間計測手段と、計測された3D観察時間に基づいて、上記3D表示観察情報を更新する情報更新手段とが設けられ、上記表示時間設定手段は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、上記情報更新手段によって更新された3D表示観察情報とに基づいて、3Dコンテンツの3D表示時間を設定するようにしてもよい。
【0139】
この場合、観察者が実際に3Dコンテンツの3D表示を観察している時間によって、3D表示観察情報が更新されるので、観察者の生理的違和感を憶えるまでの時間が変化しても、観察者は生理的違和感を憶えないようになる。
【0140】
従って、3Dコンテンツの3D表示を観察する際に、時間の経過と共に生理的違和感を憶えるまでの時間が短くなっても、この生理的違和感を憶えるまでの時間が短縮された分を考慮して3D表示時間が設定されるようになるので、観察者は、常に、3Dコンテンツを快適に観ることができるという効果を奏する。
【0141】
上記の3D表示時間の設定は、具体的には以下のように行なわれる。
【0142】
すなわち、上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積を3Dコンテンツの3D表示時間として設定するようにしてもよい。
【0143】
また、上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積が、上記制限時間を越えている場合、上記3D表示制限時間を3Dコンテンツの3D表示時間として設定するようにしてもよい。
【0144】
さらに、上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積を3Dコンテンツの3D表示時間とし、上記3D観察時間が上記3D表示時間を越えた場合、上記3D表示制限時間を3D表示時間として設定するようにしてもよい。
【0145】
また、本発明の表示装置は、以上のように、3Dコンテンツを3D表示する表示装置において、上記3Dコンテンツを表示するのに必要な表示情報に付帯する付帯情報から3D表示に必要な3D表示情報を抽出する3D表示情報抽出手段と、上記3Dコンテンツを観察する観察者情報に付帯する付帯情報から3Dコンテンツの観察に必要な3D表示観察情報を抽出する3D表示観察情報抽出手段と、上記各手段によって抽出された3D表示情報と3D表示観察情報とに基づいて、表示対象となる3Dコンテンツの3D表示時間を設定する3D表示時間設定手段とを備えている構成である。
【0146】
それゆえ、上記表示時間設定手段によって、上記3D表示情報抽出手段により抽出された3D表示情報と、上記3D表示観察情報抽出手段により抽出された3D表示観察情報とに基づいて、3D表示の表示対象となる3Dコンテンツの3D表示時間が設定されるので、観察者の生理的違和感を考慮して3Dコンテンツを3D表示することができる。
【0147】
これにより、同じ3Dコンテンツであっても、観察者毎に生理的違和感を憶えない程度に3D表示時間を設定することが可能となるので、3D表示を観察する際に生理的違和感を憶えるまでの時間が異なる全てのユーザが3Dコンテンツを快適に観ることができるという効果を奏する。
【0148】
さらに、観察者が3Dコンテンツの3D表示を観察している3D観察時間を計測する3D観察時間計測手段と、計測された3D観察時間に基づいて、上記3D表示観察情報抽出手段によって抽出された3D表示観察情報を更新する情報更新手段とを有し、上記表示時間設定手段は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、上記情報更新手段によって更新された3D表示観察情報とに基づいて、3Dコンテンツの3D表示時間を設定するようにしてもよい。
【0149】
この場合、観察者が実際に3Dコンテンツの3D表示を観察している時間によって、3D表示観察情報が更新されるので、観察者の生理的違和感を憶えるまでの時間が変化しても、観察者は生理的違和感を憶えないようになる。
【0150】
従って、3Dコンテンツの3D表示を観察する際に、時間の経過と共に生理的違和感を憶えるまでの時間が短くなっても、この生理的違和感を憶えるまでの時間が短縮された分を考慮して3D表示時間が設定されるようになるので、観察者は、常に、3Dコンテンツを快適に観ることができるという効果を奏する。
【0151】
本発明の3D表示時間設定方法は、以上のように、3Dコンテンツの3D表示時間を設定する3D表示時間設定方法において、上記3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する構成である。
【0152】
また、コンピュータに、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する手順を実行させるプログラムとしてもよい。
【0153】
これにより、上記手順の3D表示時間設定プログラムをコンピュータによって実行させれば、特定の表示装置ではなく、不特定の3D表示可能な表示装置に対しても3D表示時間を設定させることが可能となる。
【0154】
しかも、上記の3D表示時間設定プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録すれば、表示装置毎に3D表示時間設定プログラムを記憶しておく必要はなくなるので、表示装置は3D表示時間設定プログラムを実行できる程度に簡素化することができ、3D表示時間設定プログラムの汎用性を高めることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる表示装置の概略ブロック図である。
【図2】3D表示レベル情報の一例を示す図である。
【図3】3D表示視聴レベル情報の一例を示す図である。
【図4】図1に示す表示装置における3Dコンテンツの3D表示時間を設定する処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】図1に示す表示装置における3Dコンテンツのユーザの視聴時間を設定する処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】図1に示す表示装置における3Dコンテンツのユーザの3D視聴比を更新する処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の表示装置の一例である携帯情報端末における表示例を示す図である。
【図8】本発明の表示装置の一例である携帯情報端末における表示例を示す図である。
【図9】本発明の3D表示時間設定プログラムを記録した記録媒体の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 受信部
2 画像情報格納部
2a 3Dコンテンツ格納部
2b 3D表示レベル情報格納部
3 3D表示視聴レベル情報格納部
4 出力部
5 入力部
6 3D視聴時間計測部(3D観察時間計測手段)
7 データ書き換え部(情報更新手段)
8 制御部(表示時間設定手段)
9 3D表示視聴レベル情報
10 3次元画像表示情報
10a 3Dコンテンツ情報
10b 3D表示レベル情報(付帯情報、表示情報)
21 3D表示制限時間情報
22 3D表示推奨時間情報
31 3D視聴時間情報
32 3D視聴比情報
100 記録媒体
101 3D表示情報抽出手順
102 3D表示観察情報抽出手順
103 3D表示時間設定手順1
Claims (10)
- 3Dコンテンツを3D表示可能な表示装置において、
観察者が生理的違和感を憶えずに上記3Dコンテンツを観察する基準となる情報であって、上記3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、上記観察者用に該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する表示時間設定手段が設けられていることを特徴とする表示装置。 - 観察者が3Dコンテンツの3D表示を観察している3D観察時間を計測する3D観察時間計測手段と、
計測された3D観察時間に基づいて、上記3D表示観察情報を更新する情報更新手段とが設けられ、
上記表示時間設定手段は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、上記情報更新手段によって更新された3D表示観察情報とに基づいて、3Dコンテンツの3D表示時間を設定することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、
上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積を3Dコンテンツの3D表示時間として設定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、
上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積が、上記3D表示制限時間を越えている場合、該3D表示制限時間を3Dコンテンツの3D表示時間として設定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 上記3D表示情報は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示制限時間を示す3D表示制御時間情報と、該3Dコンテンツを3D表示した際の観察者が観察したときに生理的違和感を憶えない程度の表示時間を示す3D表示推奨時間情報とを含み、
上記表示時間設定手段は、上記3D表示推奨時間に対する上記3D観察時間の割合を3D観察比として算出すると共に、この算出した3D観察比と上記3D表示推奨時間との積を3Dコンテンツの3D表示時間とし、上記3D観察時間が上記3D表示時間を越えた場合、上記3D表示制限時間を3D表示時間として設定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 3Dコンテンツを3D表示する表示装置において、
上記3Dコンテンツを表示するのに必要な表示情報に付帯する付帯情報から、観察者が生理的違和感を憶えずに上記3Dコンテンツを観察する基準となる情報であって、3D表示に必要な3D表示情報を抽出する3D表示情報抽出手段と、
上記3Dコンテンツを観察する観察者情報に付帯する付帯情報から3Dコンテンツの観察に必要な3D表示観察情報を抽出する3D表示観察情報抽出手段と、
上記各手段によって抽出された3D表示情報と3D表示観察情報とに基づいて、表示対象となる3Dコンテンツの3D表示時間を設定する3D表示時間設定手段とを備えていることを特徴とする表示装置。 - 観察者が3Dコンテンツの3D表示を観察している3D観察時間を計測する3D観察時間計測手段と、
計測された3D観察時間に基づいて、上記3D表示観察情報抽出手段によって抽出された3D表示観察情報を更新する情報更新手段とが設けられ、
上記表示時間設定手段は、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、上記情報更新手段によって更新された3D表示観察情報とに基づいて、3Dコンテンツの3D表示時間を設定することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。 - 3Dコンテンツの3D表示時間を設定する3D表示時間設定方法において、
観察者が生理的違和感を憶えずに上記3Dコンテンツを観察する基準となる情報であって、上記3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、該3Dコンテンツの3D表示時間を設定することを特徴とする3D表示時間設定方法。 - コンピュータに、
観察者が生理的違和感を憶えずに上記3Dコンテンツを観察する基準となる情報であって、3Dコンテンツを3D表示する際の表示時間に関する3D表示情報と、該3Dコンテンツを3D表示する際に観察者が感じる生理的違和感の程度を示す3D表示観察情報とに基づいて、該3Dコンテンツの3D表示時間を設定する手順を実行させることを特徴とする3D表示時間設定プログラム。 - 請求項9に記載の3D表示時間設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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