JP4175412B2 - チューブポンプ及び液体噴射装置 - Google Patents
チューブポンプ及び液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4175412B2 JP4175412B2 JP2006236909A JP2006236909A JP4175412B2 JP 4175412 B2 JP4175412 B2 JP 4175412B2 JP 2006236909 A JP2006236909 A JP 2006236909A JP 2006236909 A JP2006236909 A JP 2006236909A JP 4175412 B2 JP4175412 B2 JP 4175412B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- tube
- pressing member
- shaft
- cam surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
本発明のチューブポンプは、前記カム面において、前記押圧部材が前記ポンプ作用位置に位置した際に該押圧部材が摺接する部位が、別体構成の低摩擦部材により構成された。
本発明のチューブポンプは、前記カム面において、前記押圧部材が前記ポンプ作用位置に位置した際に該押圧部材が摺接する部位に、摩擦抵抗を低減する低摩擦塗料を塗布した。
本発明の液体噴射装置は、ノズル形成面に形成されたノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記ノズル形成面を封止可能なキャップと、該キャップ内を吸引可能な吸引手段とを備えた液体噴射装置において、前記吸引手段を上記構成のチューブポンプにより構成した。
図2に示すように、メンテナンス機構23は、有底四角箱状をなすキャップ24と、該キャップ24を昇降させるための昇降装置25とを備えている。そして、このメンテナンス機構23は、キャリッジ16をホームポジション領域に移動させた状態で、キャップ24を昇降装置25により上昇させることで、記録ヘッド19のノズル形成面19a(各ノズル22)をキャップ24により封止するようになっている。また、キャップ24の底壁からは突部26が下方に向かって突設されるとともに、該突部26内には、キャップ24内からインクを排出するための排出路26aが上下方向に貫通形成されている。
図3及び図4に示すように、チューブポンプ29は、フレーム12(図1参照)内に固定された有底円筒状のハウジング31を備えている。ハウジング31の底壁中央には、該ハウジング31の内外を貫通する貫通孔31aが形成されている。ハウジング31内には、回転体としてのポンプホイル32が、該ハウジング31の中心を貫通する軸線Aを中心に回動可能に収容されている。すなわち、ポンプホイル32は、軸線Aに沿って延びるとともに貫通孔31aに挿通されるホイル軸33を備えており、該ホイル軸33を中心にハウジング31内で回動可能になっている。
さて、記録ヘッド19のクリーニングを行う場合には、まず、記録ヘッド19の各ノズル22(ノズル形成面19a)をキャップ24で封止する。この状態で、図示しないポンプモータを駆動して、ポンプホイル32をポンプ作用方向に回動させると、ローラ44が排出チューブ27の中間部36を、その上流側から下流側へ順次押し潰しながら軸45を中心に回転移動する。このとき、軸45は、その両端部がポンプホイル32のカム面Cにおける軸摺接部位Nにて摺動回転するとともに、その中間部がローラ44の軸挿通孔44aにて摺動回転する。
(1)押圧部材46は、軸45がローラ44よりも摩擦抵抗が低くなるように、該軸45を構成する材料に摺動グレードのポリアセタールが用いられている。このため、軸45とカム面Cとの摩擦抵抗が低くなり、ポンプ作用時にポンプホイル32を回転させるために必要な力が小さくなる。したがって、ポンプトルクを低減することができるので、ポンプホイル32を駆動するためのポンプモータ(図示略)の小型化が可能となり、チューブポンプ29のポンプ効率を向上することができる。
(3)押圧部材46は、軸45とローラ44とが相対回転可能に構成されているため、軸45とローラ44との摩擦抵抗が、軸45とカム面Cとの摩擦抵抗よりも低くなるようにすることで、ポンプ作用時には、主にローラ44が回転するようにすることができる。このため、軸45とカム面Cとの摩擦を抑制することができるので、軸45及びカム面Cの摩耗を抑制することができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・抜け止めピン47の代わりに、抜け止め手段としてOリング等を用いてもよい。
・押圧部材46の軸45は、ポリテトラフルオロエチレン等の低摩擦材料によって構成してもよい。
・ハウジング31において、上流凹部38及び下流凹部39は、必ずしも該ハウジング31の内周面31bに沿って連続して隣り合うように配設する必要はない。
・押圧部材46として、ローラ44及び軸45の代りに排出チューブ27の中間部36上を押圧しながら摺動する摺動部材を用いてもよい。
Claims (5)
- ハウジング内に、可撓性材料よりなるチューブの長手方向の中間部と、ポンプ作用時に前記チューブの中間部を上流側から下流側へ順次押圧しながら移動することで負圧を発生させる押圧部材と、該押圧部材が負圧を発生させるように前記チューブを押圧するポンプ作用位置と負圧を発生させない程度に前記チューブを押圧するポンプ非作用位置との間で移動する際に摺接するカム面を備えた回転体とを収容してなるチューブポンプにおいて、
前記カム面において、前記押圧部材が前記ポンプ作用位置に位置した際に該押圧部材が摺接する部位の摩擦抵抗を他の部位の摩擦抵抗よりも低くなるようにしたことを特徴とするチューブポンプ。 - 前記カム面において、前記押圧部材が前記ポンプ作用位置に位置した際に該押圧部材が摺接する部位を他の部位よりも摩擦抵抗の低い低摩擦材料により構成したことを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
- 前記カム面において、前記押圧部材が前記ポンプ作用位置に位置した際に該押圧部材が摺接する部位が、別体構成の低摩擦部材により構成されたことを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
- 前記カム面において、前記押圧部材が前記ポンプ作用位置に位置した際に該押圧部材が摺接する部位に、摩擦抵抗を低減する低摩擦塗料を塗布したことを特徴とする請求項1に記載のチューブポンプ。
- ノズル形成面に形成されたノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記ノズル形成面を封止可能なキャップと、該キャップ内を吸引可能な吸引手段とを備えた液体噴射装置において、
前記吸引手段を請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載のチューブポンプにより構成したことを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006236909A JP4175412B2 (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | チューブポンプ及び液体噴射装置 |
US11/848,989 US20080056918A1 (en) | 2006-08-31 | 2007-08-31 | Tube pump and liquid ejection apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006236909A JP4175412B2 (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | チューブポンプ及び液体噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008057473A JP2008057473A (ja) | 2008-03-13 |
JP4175412B2 true JP4175412B2 (ja) | 2008-11-05 |
Family
ID=39240516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006236909A Expired - Fee Related JP4175412B2 (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | チューブポンプ及び液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4175412B2 (ja) |
-
2006
- 2006-08-31 JP JP2006236909A patent/JP4175412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008057473A (ja) | 2008-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4285554B2 (ja) | チューブポンプ、流体噴射装置、及びチューブポンプの駆動方法 | |
US20050030354A1 (en) | Tube pump and liquid injection apparatus | |
JP4131285B2 (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP4175412B2 (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP4232805B2 (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
US10259217B2 (en) | Inkjet printer | |
JP2008057472A (ja) | チューブポンプ用のチューブ、チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP2005163676A (ja) | ギヤポンプ、及び液体噴射装置 | |
US20080056918A1 (en) | Tube pump and liquid ejection apparatus | |
JP4696828B2 (ja) | 駆動力伝達機構、メンテナンスユニット、及び液体噴射装置 | |
JP2007138814A (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP5007586B2 (ja) | バルブユニット及び流体噴射装置 | |
JP4930518B2 (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP4609266B2 (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP2005163711A (ja) | ギヤポンプ及び液体噴射装置 | |
JP2007210269A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2008132712A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2005240765A (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP4285159B2 (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP5651920B2 (ja) | チューブポンプ | |
JP4831347B2 (ja) | キャッピング操作機構、メンテナンスユニット、及び液体噴射装置 | |
JP2006274862A (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP2005282440A (ja) | チューブポンプ及び液体噴射装置 | |
JP2006247881A (ja) | 記録装置、および液体噴射装置 | |
JP2019199022A (ja) | インクジェット記録装置、および回復装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080430 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080811 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |