JP4174401B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置に係り、とりわけ、原稿に付加されているRFID(無線識別情報)タグを読み出して画像の読み取りを実行する画像読み取り装置に関する。
最近、RFIDタグとよばれる無線機とメモリを内蔵した小型のICチップが注目を集めている。RFIDタグは、ICタグとかミューチップと呼ばれることもあり、書き込みのできないROMタイプでは0.04mm四方といった超小型のものが発表されている。
従来、このRFIDタグを搭載した原稿を複写する複写装置が知られている(例えば、特許文献1)。この従来技術によれば、ユーザのID情報を複写機の操作部から入力させ、入力されたID情報を原稿上のRFIDタグに書き込むようになっている。これにより誰が原稿を複写したのかをRFIDタグに記憶して管理することができる。
特開2002−337426号。
ところで、原稿の種類によっては画像の読み取りを制限することが望ましい場合もある。例えば、原稿にすかしを施して、原稿のスキャンを制限する手法が知られているが、この手法では、読み取られた画像には全てすかしが反映されてしまい不都合を生じる場合がる。それに対して、例えば、所定の回数だけは画像の読み取りを可能とするといった柔軟な利用技術が確立されれば便利であろう。
また、ある親原稿を複写して子原稿を形成し、さらに子原稿を複写して孫原稿を形成する場合がある。このように何世代にもわたって複写が繰り返されると画像が劣化してしまう。従って、オリジナルの原稿の画像品質を維持できないほどに、何世代にもわたって画像の読み取りや複写を繰り返すことは、何らかの手段によって回避することが望ましい。
そこで、本発明では、原稿に付されたRFIDタグを利用して原稿の読み取りを制御する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明は、例えば、画像読み取り装置により読み取られた原稿の画像を、RFIDタグを有する記録紙上に形成する画像形成装置であって、当該画像読み取り装置は、原稿の読み取り回数情報及び原稿が何世代目の原稿であるかを表す世代情報を含むデータを記憶するための記憶部と該データを無線により送受信する送受信部とを含むRFIDタグを有する原稿から画像を読み取る画像読み取り装置であって、前記原稿のRFIDタグに記憶されているデータを受信する受信手段と、前記受信されたデータに基づき、前記原稿の読み取りを制御する読み取り制御手段と、前記読み取り制御手段により制御されて前記原稿を読み取る画像読み取り手段と、前記読み取り制御手段による制御内容に応じて、前記受信されたデータを編集するデータ編集手段と、前記データ編集手段により編集されたデータを前記原稿のRFIDタグへと送信して書き込む書き込み手段と、警告情報を出力する警告手段と、を有し、前記読み取り制御手段は、前記受信手段により受信した前記読み取り回数情報及び前記世代情報に応じて、原稿の読み取りを許可するか、原稿の読み取りを禁止するか、前記警告手段に警告情報を出力するかを制御することを特徴とする。さらに、当該画像形成装置は、世代情報に基づいて、記録紙に形成される画像の世代を演算して求める演算手段と、演算手段により求められた世代を記録紙に形成される画像の世代情報として書き込む手段とを含むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明では原稿に設けられたRFIDタグに、原稿の読み取りや画像形成を制御するのに役立つ情報を記憶しておくことで、例えば、所定回数以上の読み取りや所定世代以上の読み取りを制限したりするなど、画像の読み取りや形成を制御することが可能となる。
以下に本発明の一実施形態を示す。もちろん以下の実施形態は、上位概念として開示される本発明の下位概念にすぎない。すなわち、以下の実施形態は、特許請求の範囲によって確定される本願発明の技術的範囲に含まれるほんの一部の実施形態にすぎないのである。従って、本願の明細書又は図面に開示された上位概念たる発明であって、特許請求の範囲に記載された発明と技術思想が共通すれば、たとえ本願明細書又は図面に直接的に記載されていない実施形態であっても本願発明の技術的範囲に包含される。
なお、以下の実施形態に記載する下位概念の発明について、そのすべてが特許請求の範囲に記載されているとは限らない。ただし、これは特許発明の技術的範囲から意識的に除外したのではなく、特許発明と均等の関係にあるため特許請求の範囲には記載していない場合があることを理解していただきたい。
[第1の実施形態]
初めに本実施形態において利用されるRFIDタグの一例を説明する。図1は、本実施形態に係るRFIDタグ100の一例を示すブロック図である。RFIDタグ100は、以下に説明するように、概ね記憶部と送受信部とからなる。
メモリ101は、電源が切れてもデータを失わないEEPROM等の記憶装置である。また、メモリ101は、容量に応じたアドレスを有しており、また、アドレス毎に16ビットのデータ記憶領域を有している。メモリ制御部102は、メモリ101に対してデータの書き込み制御をしたり、メモリ101に記憶されているデータの読み出し制御をしたりする。変復調部103は、メモリ101から読み出されたデータを、メモリ制御部102を通じて受け取り、変調処理を施してコイル104に出力したり、コイル104により受信された信号からデータを復調してメモリ制御部102に出力したりする変復調回路である。コイル104は、読み出し書き込み装置(以下リードライト回路)からの無線信号を受信したり、リードライト回路への無線信号を送信したりするためのアンテナ回路である。なお、メモリ制御部102は、リードライト回路から受信したコマンドに従ってメモリ101に対するデータの読み出し、書き込みに関する制御を行う。コイル106は、外部からの電磁誘導により起電力を発生させる。電源回路105は、コイル106からの起電力に基づいて、RFIDタグの各回路に対して電力を供給する回路である。なお、RFIDタグ100は、高密度に集積され1チップICとして供給されることが望ましい。
図2は、本実施形態にかかるメモリ101のリードライト制御の一例を示す図である。この制御は、メモリ101の種類に応じて変更可能であるが、ここでは、メモリ101が一般的なEEPROMであると仮定して説明する。
例えば、図2(a)は、リード時のデータフォーマットを示している。まず、リードライト回路から電力伝送波が送出されると、コイル106がこの電力伝送波を受信し、誘導起電力を発生させる。この発生された起電力が電源回路105を経由して各回路に電源として供給される。メモリ制御部102は、コイル104及び変復調部103を介して受信されるシリアルデータDIを監視し、とりわけ、ビットが0から1に変移することを検出する。DIにおいて、最初の0から1への変移はスタートビットと定義されている。そして、このスタートビットの後に続く2ビットのデータがコマンドデータとなる。
図2の例において、データの変移タイミングは、あらかじめ決められた周波数fであり、この周波数fに応じてリードライト回路とRFIDタグとが動作するよう構成されている。両者の同期を確実にとるためには、別途、周期fで発振する同期クロック発生回路を備えればよい。
図3は、本実施形態に係るコマンドの一例を示した図である。例えば、図2(a)では、コマンドデータが”1、0”となっているが、図3を参照するとこれはリードコマンドを意味することがわかる。リードコマンドを受信したメモリ制御部102は、メモリ101をリードモードで制御する。コマンドデータの後に続く6ビットのデータはアドレスを示している。メモリ制御部102は、このアドレスに格納されているデータをメモリ101から読み出し、シリアルデータDOとする。メモリ制御部102は、シリアルデータD0を変復調部103に出力して変調させ、コイル104より変調波を送信する。
図2(b)は、ライト時のデータフォーマットを示している。メモリ制御部102は、ライトコマンド”0,1”を受信すると、メモリ101をライトモードにて制御する。メモリ制御部102は、コマンドデータに続く6ビットデータで示されるアドレスを取得する。さらに、アドレスデータの直後に続く16ビットのデータを、取得したアドレスへと書き込む。
なお、書き込みと同時に、書き込んだデータをシリアルデータDOとしてメモリ制御部102から変復調部103へと出力し、変復調部103で変調波を生成し、コイル104からリードライト回路に送信してもよい。これにより、リードライト回路は、RFIDタグ100に送信したデータが正しく書き込まれているかどうかを判定することができる。
メモリ101は、アドレスを表現するために6ビットの記憶領域を使用し、データを表現するために16ビットの記憶領域を使用しており、トータルで1kビットの記憶容量を有している。
図4は、本実施形態に係るメモリ101のアドレスマップを示した図である。00h番地と01h番地は、RFIDタグを識別するための固有の識別IDを記憶するための領域である。02h番地は、RFIDタグが埋め込まれた原稿の読み取り回数をカウントするためのトータルカウンタが格納する。03h番地は、原稿の読み取り回数を制限するための上限回数を格納する。04h番地は、RFIDタグが埋め込まれた原稿の世代をカウントするための世代カウンタが格納する。05h番地は、何世代にもわたる原稿の読み取り又は複写を制限するための世代制限カウンタを格納する。06h番地は、特定の読み取り禁止条件が成立したときに原稿の読み取りを禁止するためのスキャン禁止フラグを格納する。このようにあらかじめ決められたアドレスマップに従ってデータのリードライトを実施することで、原稿に画像情報以外の不可視情報をRFIDタグ内に保持することができる。なお、00h〜01h番地の情報により、約42億とおりの原稿情報をRFIDタグ100に記憶させることができる。なお、メモリ101の容量が大きければ、07h以降の番地にオリジナル原稿の画像データを記憶しておいてもよい。
次に、RFIDタグと対をなす送受信機として機能するリードライト回路について説明する。図5は、本実施形態に係るリードライト回路の一例を示すブロック図である。リードライト回路に設けられたR/Wコイル(リーダまたは/およびライタコイル)501は、RFID100に形成されたコイル104に対し、電力伝送波やデータ通信変調波を送信したり、コイル104から送信される無線信号を受信したりする。なお、電力伝送波と信号波とを各々別のアンテナにより送信してもよい。
図6は、本実施形態に係る無線信号の一例を示す図である。この例で、電力伝送波601は27.02MHzの中心周波数を有し、RFIDタグ100を駆動するための電源を供給する電磁波である。また、データ通信変調波602は、27.02MHzを中心周波数としており、コイル104によって送受信される。データ通信変調波602により、RFIDタグ100のメモリ101に対するリードライトアクセスが実行される。
キャリア信号発生回路502は、27.02MHzのキャリア信号を発生する発信回路である。符号化回路503は、RFIDタグ100に対して送信するためのデータを符号化する符号化回路である。変調器504は、27.02MHzのキャリア信号と、符号化回路503により符号化されたデータ信号とを、ASK変調(振幅変調:Amplitude Shift Keying変調)により重畳させる変調回路である。送信アンプ505は、変調器504から出力された変調信号を増幅すると増幅回路である。インダクタンス結合回路506は、送信アンプ505により増幅された変調信号を整合回路508に結合する結合回路である。整合回路(給電回路)508は、コンデンサ507を備え、インピーダンスをマッチングさせて反射防止をする回路である。コイル501は、整合回路508の出力に応じて電力の伝送及びデータの送信を行うべく電磁波を発生するライタコイルとして機能する。
なお、コイル(リーダまたは/およびライタコイル)501は、RFIDタグ100のコイル104から電磁波によって送信されてきたデータを受信するリードコイルとしても機能する。コイル501において受信され信号は、整合回路508により整合され、インダクタンス結合回路506により結合され受信信号が生成される。フィルタ回路509は、この受信信号からノイズ成分を取り除く帯域通過回路である。受信アンプ510は、フィルタ回路509から出力された受信信号を増幅する増幅回路である。復調器511は、増幅後の信号を前述した27.02MHzの駆動信号を用いて復調する復調回路である。復号化回路512は、復調器511により復調された信号をさらに復号化して受信データを生成して出力する復号回路である。
このように構成されたリードライト回路は、不図示のデータ処理部から入力されたデータをASK変調してコイル501から送信し、またコイル501から受信したASK変調データを復号処理してデータ処理部に出力する。
なお、図5に示した回路は、リード回路とライト回路の双方を備えていたが、用途に応じては、ライト回路だけを備えてもよいし、リード回路だけを備えてもよい。例えば、ライト回路だけを備えた画像形成装置や画像読み取り装置、またはリード回路だけを備えた画像形成装置や画像読み取り装置も、本実施形態に係る発明を適用して提供することができる。
図7は、本実施形態に係るライト回路の構成例を示した図である。また、図8は、本実施形態に係るリード回路の構成例を示した図である。これらはそれぞれ、図5で説明したリード処理を担当する回路と、ライト処理を担当する回路と実質的に同様の構成であるため、同一の参照符号を付すことで詳細な説明を省力する。
図9は、本実施形態に係る画像読み取り装置の構成例を示した図である。この画像読み取り装置800は、例えば、パソコン用のスキャナ装置や、複写機、複合機及びファクシミリ装置のスキャナユニットである。図10は、本実施形態に係る画像読み取り装置の電気的な構成例を示したブロック図である。CPU1001は、ROM1003に格納されている画像読み取り制御プログラムに基づいて、画像読み取り装置800を統括して制御する。RAM1002は、ワークエリアとしてCPU1001により利用される。
画像読み取り装置900には、上述のリードライト回路901が、原稿を読み取るためのスキャンユニット905に搭載されている。このリードライト回路901により、原稿に付加されたRFIDタグ100から画像読み取り制御に必要となる制御情報を読み出したり、制御結果を反映させた情報を書き込んだりする。
例えば、原稿170が原稿台902上に載置され圧板904が閉じられると、圧板開閉検知ユニット903が圧板904が閉じられたことを検出する。この検出をトリガーとして、CPU1001は、リードライト回路901を制御して、RFIDタグ100からのデータの読み出し(受信)処理を開始する。また、圧板開閉検知をしなくても、常時又は定期的にリードライト回路901を駆動させて、RFIDタグ100からデータが送信されてくることを監視することで、原稿台に載置された原稿のRFIDタグ100からデータを受信してもよい。圧板開閉検知ユニット903に代えて、原稿の載置されたことを検出する原稿検知ユニットを設けてもよい。
また、原稿台のようなものではなく、オート・ドキュメント・フィーダのような用紙給送装置を搭載する画像読み取り装置に本発明を適用してもよい。例えば、原稿を載置するところにリードライト回路901を設置することで、本実施形態と同様の機能を実現できる。
図11は、本実施形態に係るスキャン(画像読み取り処理)の制限概念を示した図である。縦軸は、原稿に対するスキャン回数を表し、横軸は、原稿の世代数を表している。また、点線は警告対象を表しており、一点鎖線はスキャン禁止対象を表している。
この例によれば、3世代以上の原稿については、画像のスキャンを禁止するように制御する。また、スキャン回数がトータルで3回以上となった場合は警告を出力するように制御する。なお、スキャンの回数がトータルで3回以上であっても、2世代以下の原稿についてはスキャンを禁止しないように制御してもよい。このように世代による制限と、スキャン回数による制限との両方を用いて画像の読み取り制御を行ってもよいし、いずれか一方の制限を用いて制限を行ってもよい。
図12は、本実施形態における画像読み取り制御についてのフローチャートである。このフローチャートに対応する制御プログラムがROM1003に格納されており、当該プログラムに従ってCPU1001が以下の処理を実行する。
ステップS1200において、CPU1001は、原稿検出ユニット又は圧板開閉検知ユニット903から出力される検出データに基づいて、原稿170が所定の位置にセットされているかどうかをチェックする。原稿があればステップS1202に進む。
ステップS1202において、CPU1001は、原稿170がRFIDタグ100を備えているかどうかを検出するために、例えば、リードライト回路901から電力伝送波と所定のコマンド(例えば、IDタグの要求コマンドや、読み取り禁止フラグの要求コマンドなど)を送信する。なお、この際に、リードコマンドを送信し、RFIDタグ100のメモリ101に格納されている種々の制御データを読み出してもよい。
ステップS1204において、CPU1001は、RFIDタグ100から所定の応答無線信号をリードライト回路901が受信したか否かを判定する。RFID付きであればステップS1206に進む。そうでなければステップS1220に進み、CPU1001は、原稿の読み取りを禁止するよう制御する。
なお、CPU1001は、所定の応答無線信号を受信できない原稿について、警告処理などの読み取り禁止処理を有効にするか否かを設定するための設定画面を出力装置1004に出力する。続いて、CPU1001は、不図示の操作パネルから入力された情報に基づいて、読み取り禁止処理の有効又は無効を表す情報をEEPROMに記憶する。そして、所定の応答無線信号を受信できない場合には、読み取り禁止処理の有効又は無効を表す情報をEEPROMから読み出し、読み出された内容に基づいて読み取り禁止処理を実行したり、読み取り禁止処理を非実行としたりしてもよい。
また、応答信号に禁止フラグが含まれている場合には、即座に、ステップS1230へと進み、画像読み取り処理を禁止してもよい。
ステップS1206において、CPU1001は、リードライト回路901にリードコマンドと、トータルカウンタ(TC)を格納しているアドレスのデータとを供給し、RFIDタグ101へと送信させる。トータルカウンタ(TC)は、原稿がスキャンされた回数を表すための変数である。リードライト回路901は、RFIDタグ101から送信されたトータルカウンタ(TC)を受信し、CPU1001に出力する。CPU1001は、受信したトータルカウンタ(TC)をRAM1002に記憶する。
S1208において、原稿の読み取りを制限するための上限回数を表すトータル制限カウンタ(TLC)を読み出す。具体的に、CPU1001は、リードライト回路901にリードコマンドと、トータル制限カウンタ(TLC)を格納しているアドレスのデータとを供給し、RFIDタグ101へと送信させる。リードライト回路901は、RFIDタグ101から送信されたトータル制限カウンタ(TLC)を受信し、CPU1001に出力する。CPU1001は、受信したトータル制限カウンタ(TLC)をRAM1002に記憶する。
ステップS1210において、原稿の読み取りが制限されるか否かを判定する。例えば、CPU1001は、RAM1002から、トータルカウンタの値とトータル制限カウンタの値とを読み出し、トータルカウンタの値がトータル制限カウンタの値を超えているか判定する。超えていればステップS1220に進み、超えていなければステップS1212に進む。
ステップS1212において、原稿の画像に対する読み取り処理を実行する。すなわち、CPU1001は、スキャナ駆動ユニット905に読み取り開始命令を送信し、画像の読み取りを開始する。
ステップS1214において、CPU1001は、RAM1002に記憶されているトータルカウンタの値を読み出し、カウントアップして、再びRAM1002に書き込む。
ステップS1216において、CPU1001は、RAM1002に記憶されているトータルカウンタの値を読み出し、ライトコマンドとともに、リードライト回路901に出力する。リードライト回路901は、ライトコマンドと、書き込みアドレスと、トータルカウンタの値とをRFIDタグ100に送信する。RFIDタグ100のメモリ制御部102は、ライトコマンドあることを認識し、受信した書き込みアドレスに基づいてメモリ101へと、受信したトータルカウンタの値を書き込む。
ステップS1220において、CPU1001は、RAM1002又はEEPROMに予め記憶されている警告フラグを読み出し、警告処理を実行するように設定されているかどうかを判定する。この警告フラグは、所定の条件を満たしたときに警告処理を実行するか否かを表す情報であり、予めユーザにより設定され、EEPROMなどに書き込まれている。警告を実行すると設定されていれば、ステップS1230に進む。一方、警告はしないと設定されていれば、処理を終了する。
ステップS1230において、CPU1001は、音声、文字又は画像等の警告情報を出力ユニット1004から出力する。このように警告情報が出力されるのは、原稿上にRFIDタグ101が無い場合や、スキャン回数が所定の制限回数を超えている場合であろう。また、警告情報としては、例えば、画像の読み取りが禁止されたことを使用者に伝えるメッセージなどである。
上述のフローチャートでは、警告とスキャンの禁止とを実行しているが、警告を出力した上でスキャンを実行するように制御してもよい。例えば、画像読み取り装置自体の設定によりRFIDタグ100備えていない原稿については、警告を出力した上で、通常どおり画像のスキャンを実行するようにしてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、データを記憶するための記憶部(例:メモリ101)と該データを無線により送受信する送受信部(例:変復調部103)とを含むRFIDタグ100を有する原稿170から画像を読み取る画像読み取り装置900であって、前記原稿のRFIDタグに記憶されているデータを受信する受信手段(例:リードライト回路901)と、前記受信されたデータ(例:トータルカウンタTCや制限カウンタTLCなど)に基づき、前記原稿の読み取りを制御する読み取り制御手段(例:CPU1001)と、前記読み取り制御手段により制御されて前記原稿を読み取る画像読み取り手段(スキャナユニット905)と、前記読み取り制御手段による制御内容に応じて、前記受信されたデータを編集するデータ編集手段(例:CPU1001)と、前記データ編集手段により編集されたデータを前記原稿のRFIDタグへと送信して書き込む書き込み手段(例:リードライト回路901)とを有する画像読み取り装置が提供される。
これにより、所定回数を超えて原稿が読み取られることを抑制できる。また、原稿にRFIDタグ100が装着されていないなど、RFIDタグ100からの情報が読み取れない場合に、画像読み取りを禁止できる。これにより、故意にRFIDタグ100が破壊、取り去られた原稿の読み取りを有効に禁止できる。なお、RFIDタグ100からのデータ読み取りが禁止された場合に、CPU1001は、操作部から所定の解除要求が入力されたことを条件として、禁止を一時的に解除し、画像の読み取りを実行してもよい。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、スキャン回数を表すトータルカウンタによって画像の読み取りを制限するものであった。本実施形態では、オリジナルの親原稿を複写して作成した子原稿をさらに複写して孫原稿を作成するなど、複数の世代にわたる原稿の読み取りを制限しようとするものである。
図13は、第2の実施形態に係る画像読み取り制御についてのフローチャートである。上述した説明と同様の処理について同一の参照符号を付すことで説明を省略する。まず、ステップS1200からステップS1204まで処理し、ステップS1306に進んだものとする。
ステップS1306において、CPU1001は、リードライト回路901に対しリードコマンドと、世代カウンタ(SC)を格納しているアドレスのデータとを供給し、RFIDタグ101へと送信させる。世代カウンタ(SC)は、原稿が何世代目の原稿であるかを表すための変数である。リードライト回路901は、RFIDタグ101から送信された世代カウンタ(SC)を受信し、CPU1001に出力する。CPU1001は、受信した世代カウンタ(SC)をRAM1002に記憶する。
S1308において、原稿の読み取りを制限するための上限世代を表す世代制限カウンタ(SLC)を読み出す。具体的に、CPU1001は、リードライト回路901にリードコマンドと、世代制限カウンタ(SLC)を格納しているアドレスのデータとを供給し、RFIDタグ101へと送信させる。リードライト回路901は、RFIDタグ101から送信された世代制限カウンタ(SLC)を受信し、CPU1001に出力する。CPU1001は、受信した世代制限カウンタ(SLC)をRAM1002に記憶する。
ステップS1310において、原稿の読み取りが制限されるか否かを判定する。例えば、CPU1001は、RAM1002から、世代カウンタの値と世代制限カウンタの値とを読み出し、世代カウンタの値が世代制限カウンタの値を超えているかを判定する。超えていればステップS1220に進み、超えていなければステップS1212に進み、画像の読み取り処理を実行する。
ステップS1313では、上述のステップS1206と同様の処理を実行し、トータルカウンタの値をRFIDタグ100から取得する。その後、ステップS1214及びステップS1216を実行し、トータルカウンタの値を編集して書き込む。
以上説明したように本実施形態によれば、孫原稿などの画像読み取りなどを制限することができる。とりわけ、世代制限カウンタの値を、オリジナル画像の品質を保てない程度の世代に設定することで、複写における品質の低下を防止できよう。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、トータル制限カウンタの値を、原稿に付加されているRFIDタグ100から読み出していた。しかしながら、画像読み取り装置900のRAM1002やEEPROMなどに、予めトータル制限カウンタの値を記憶させておき、この記憶されている値を用いてトータルカウンタとの比較を実行してもよい。
また、第2の実施形態では、世代制限カウンタの値を、原稿に付加されているRFIDタグ100から読み出していた。しかしながら、画像読み取り装置900のRAM1002やEEPROMなどに、予め世代制限カウンタの値を記憶させておき、この記憶されている値を用いて世代カウンタと比較してもよい。
[第4の実施形態]
上述の実施形態では、原稿上のRFIDタグ100にあるカウンタ値を読み込み、所定のしきい値と比較することで、画像の読み取りを禁止していた。
さらに本実施形態では、既に禁止が確定していた場合や、今回の画像読み取り処理により禁止が確定した場合には、読み取りが禁止されていることを示す禁止フラグを原稿のRFIDタグ101に書き込むことを特徴としている。
例えば、上述のステップS1216において、CPU1001は、読み取り禁止を表す禁止フラグを06h番地に書き込む。一方で、ステップS1202からS1210まで、あるいは、S1202からS1310までの間に、禁止フラグを読み出すステップと、読み出された禁止フラグの内容に基づき画像の読み取りが禁止されているか否かを判定するステップと設ける。画像の読み取りが禁止されていればS1220に進む。それ以外の場合は、上述した制限判定等を実行する。
本実施形態によれば、読み取りが禁止された原稿については、RFIDタグに読み取り禁止を表すデータを書き込み、当該データが禁止を示していれば、トータルカウンタの読み出し処理や世代カウンタの読み出し処理などをスキップして処理を簡易にすることもできる。
[第5の実施形態]
上述の実施形態で説明した画像読み取り装置に対応する画像形成装置について説明する。ここで説明する画像形成装置は、コンピュータ用のプリンタであってもよいし、複写機、複合機又はファクシミリなどにおける画像形成ユニットであってもよい。何れの場合も、上述の画像読み取り装置において読み取られた原稿を、画像形成装置において記録紙上に画像形成するものとする。なお、本実施形態では、記録紙にRFIDタグが付加されているものとする。また、RFIDタグは予め記録紙に付加されていてもよいし、画像形成装置において、RFIDタグを記録紙に付加してもよい。
図14は、本実施形態に係る画像形成装置1400のブロック図である。画像形成装置1400は、シアンC、イエローY、マゼンタM及びブラックKからなる4色の画像形成エンジンを備えた多色画像形成装置の一例である。図中で参照番号の末尾に付されたa〜dは、上記の4色にそれぞれ対応している。現像器ユニット1402a〜dは、それぞれ感光ドラム1408、帯電ローラ1440、現像ローラ1441及び現像剤容器1423を有するカートリッジタイプのユニットになっている。現像器ユニット1402では、感光ドラム1408を帯電ローラ1440で帯電し、レーザ・スキャナユニット1413から送られるレーザ光1407で潜像像を形成、現像ローラ1441で潜像像を現像して現像像を形成するプロセスが行われる。1431は給送用カセットであり、転写材1412の給送要求が発生した場合には、ピックアップローラ1432で転写材1412をピックアップし、給送ローラ1434へと給出する。1403は転写材1412を搬送するための搬送ベルトである。搬送ベルト1403上を搬送される転写材1412は、転写ローラ1420の位置で現像器ユニット1402の感光ドラム1408上に形成された現像像を転写され、定着器ユニット1421へと搬送される。定着器ユニット1421では、転写材1412に転写された現像剤を溶融固着させる。
リードライト回路1480は、記録紙に付加されたRFIDタグ100に対してデータを書き込んだり、当該RFIDタグ100からデータを読み込んだりする回路である。
上述のステップS1306において、原稿の世代を表す世代情報として世代カウンタ(SC)が読み出される。CPU1001は、この値をRAM1002から読み出して、記録紙に形成される画像の世代を演算して求める。例えば、RAM1002から読みした世代カウンタの値を1つ増加させ、RAM1002に書き込む。
そして、画像形成装置1400より、記録紙への画像形成処理が実行されると、CPU1001は、RAM1002から世代カウンタの値を読み出し、画像形成装置側に設けられているリードライト回路1480により、読み出された世代カウンタの値を記録紙のRFIDタグ101に書き込む。なお、画像形成装置側に設けられるリードライト回路1480は上述したリードライト回路901と同様のものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、記録紙に形成される画像の世代情報をRFIDタグに書き込むことが可能となる。例えば、親(第1世代)の原稿を画像読み取り装置で読み取って、画像形成装置において子(第2世代)の原稿を作成する場合は、親原稿のRFIDタグから世代カウンタを読み出し、一世代だけ増分してなる世代カウンタを子原稿のRFIDタグに書き込むことができる。これにより、画像形成装置により形成される画像が何世代目であるかを管理できるようになる。
[第6の実施形態]
本実施形態では、RFIDタグの付加されていない原稿や記録紙に対してRFIDタグを付加する技術について説明する。
図15は、第6の実施形態に係る画像読み取り装置のブロック図である。この画像読み取り装置には、画像読み取りユニット(リーダ部)930と、ドキュメントフィーダー920とを備えている。また、ドキュメントフィーダー920には、ドキュメントの搬送経路内に、RFIDタグを付加する付加ユニット1500が設置されている。付加ユニット1500は、一以上のRFIDタグ100を格納するタグマガジン1501と、タグマガジン1501から出力されたRFIDタグを保持して搬送する搬送ユニット1502と、RFIDタグの表面フィルムに対して接着剤を塗布する塗布ユニット1503と、接着剤の塗布されたRFIDタグを原稿1505に対して圧着する圧着ユニット1504とを備えている。
図16は、第6の実施形態に係る貼り付け型のRFIDタグが付加された原稿を示した図である。RFIDタグは、原稿の表面又は裏面のどちらがに付加してもよいが、表面の場合は、原稿の四隅など目立ちにくい場所に付加することが望ましい。あるいは、RFIDタグの色とほぼ同様の色の部分をCPU1001が求めておき、RFIDタグを当該同様の色の部分に重ねるようにして付加するよう制御してもよい。また、画像読み取り処理に同期させてRFIDタグを原稿に貼り付けてもよいし、画像読み取り前に原稿置き台に原稿が載置された際に付加してもよい。
図17は、本実施形態にかかるタグ付加処理及び画像読み取り処理についてのフローチャートである。既に説明した処理については同一の参照符号を付すことで説明を省略する。ステップS1204において、CPU1001RFIDタグ100から応答信号としてタグIDを受信できたか否かを判定することで、RFIDタグ付きの原稿であるかを判定する。RFIDタグ付きの原稿であれば、ステップS1720に進み、上述のステップS1206〜S1230やS1306〜S1230などの処理を実行する。一方、RFIDタグ100が付加された原稿でなければ、ステップS1706に進む。
ステップS1706において、CPU1001は、ドキュメントフィーダー920と付加ユニット1500を制御し、原稿に対してRFIDタグ100を貼り付ける。
ステップS1708において、CPU1001は、画像読み取りユニット(リーダ部)930を制御して原稿から画像を読み取り、必要な画像処理を施して画像データを作成し、RAM1002に記憶する。
ステップS1710において、CPU1001は、世代カウンタとトータルカウンタの値を編集しRAM1002に記憶する。例えば、世代カウンタSCオリジナル原稿を表す"1"とし、トータルカウンタTCも1回目の画像読み取り処理を表す"1"として、RAM1002に記憶する。
ステップS1712において、CPU1001は、RAM1002からSCとTCとを読み出し、リードライト回路901に出力し、リードライト回路901によりRFIDタグ100にこれらの値を書き込ませる。
なお、CPU1001は、RAM1002に記憶されている原稿の画像データを読み出して、RFIDタグ100に書き込んでもよい。
また、RFIDタグへのカウンタ値の書き込み処理は、原稿に対しRFIDタグを貼り付ける前に実行してもよい。
また、画像読み取り装置においてRFIDタグを貼り付ける処理を説明したが、上述の画像形成装置においてRFIDタグを貼り付けてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、画像読み取り装置又は画像形成装置において、RFIDタグが付加されていない原稿や記録紙にRFIDタグを貼り付けることができる。そして、上述の実施形態に係る処理を実行することで、原稿画像の読み取り制限処理を実行することが可能となる。
[第7の実施形態]
第6の実施形態では、RFIDタグが付加されていない原稿の画像を画像読み取り装置で読み取り、当該原稿に対してRFIDタグを付加し、さらに、当該RFIDタグに対して読み取った画像のデータを書き込むこともできた。
ところで、親原稿を複写して子原稿を作成し、さらに子原稿を複写して孫原稿を作成するといった作業を繰り返すと原稿の画像品質は徐々に劣化してしまう。
そこで、第7の実施形態に係る発明では、画像データを記憶したRFIDタグが原稿に付加されているときは、原稿をスキャンして画像データを取得する代わりに、RFIDタグから画像データを読み取るように制御することで、オリジナル原稿の画像品質を実質的に維持できるようにする。
図18は、第7の実施形態に係る画像読み取り処理のフローチャートである。既に説明した処理については同一の参照符号を付すことで説明を省略する。
ステップS1820において、CPU1001は、リードライト回路901を制御し、原稿に付加されているRFIDタグ100から画像データを読み出し、RAM1002に記憶する。
本実施形態によれば、原稿の画像データをRFIDタグに保持し、原稿の画像を読み取る際にはRFIDタグから原稿の画像データを読み出すことで、オリジナルの原稿の画像品質を維持することができる。一般に、記録紙に記録された画像は経年変化したり汚濁したりして画像品質が劣化することがあるため、その劣化した原稿を読み取ったのでは、オリジナル原稿の画像品質を維持することができない。本実施形態のように、オリジナル原稿の画像データをRFIDタグに保持しておけば、いつまでもオリジナル原稿の画像品質を維持できよう。
[他の実施形態]
以上、様々な実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。例えば、スキャナ、プリンタ、スキャナ、PC、複写機、複合機及びファクシミリ装置の如くである。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(本実施形態では図12、13、17又は18に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システム若しくは装置に対して直接又は遠隔から供給し、そのシステム若しくは装置に含まれるコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明の構成要件となる場合がある。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
図1は、本実施形態に係る原稿に埋め込まれるRFIDタグ100の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態にかかるメモリ101のリードライト制御の一例を示す図である。 図3は、本実施形態に係るコマンドの一例を示した図である。 図4は、本実施形態にかかるメモリ101のアドレスマップを示した図である。 図5は、本実施形態に係るリードライト回路の一例を示すブロック図である。 図6は、本実施形態に係る無線信号の一例を示す図である。 図7は、本実施形態に係るライト回路の構成例を示した図である。 図8は、本実施形態に係るリード回路の構成例を示した図である。 図9は、本実施形態に係る画像読み取り装置の構成例を示した図である。 図10は、本実施形態に係る画像読み取り装置の電気的な構成例を示したブロック図である。 図11は、本実施形態に係るスキャンの制限概念を示した図である。 図12は、本実施形態における画像読み取り制御についてのフローチャートである。 図13は、第2の実施形態に係る画像読み取り制御についてのフローチャートである。 図14は、本実施形態に係る画像形成装置1400のブロック図である。 図15は、第6の実施形態に係る画像読み取り装置のブロック図である。 図16は、第6の実施形態に係る貼り付け型のRFIDタグが付加された原稿を示した図である。 図17は、本実施形態にかかるタグ付加処理及び画像読み取り処理についてのフローチャートである。 図18は、第7の実施形態に係る画像読み取り処理のフローチャートである。

Claims (2)

  1. 画像読み取り装置により読み取られた原稿の画像を、RFIDタグを有する記録紙上に形成する画像形成装置であって、
    前記画像読み取り装置は、原稿の読み取り回数情報及び原稿が何世代目の原稿であるかを表す世代情報を含むデータを記憶するための記憶部と該データを無線により送受信する送受信部とを含むRFIDタグを有する原稿から画像を読み取る画像読み取り装置であって、
    前記原稿のRFIDタグに記憶されているデータを受信する受信手段と、
    前記受信されたデータに基づき、前記原稿の読み取りを制御する読み取り制御手段と、
    前記読み取り制御手段により制御されて前記原稿を読み取る画像読み取り手段と、
    前記読み取り制御手段による制御内容に応じて、前記受信されたデータを編集するデータ編集手段と、
    前記データ編集手段により編集されたデータを前記原稿のRFIDタグへと送信して書き込む書き込み手段と、
    警告情報を出力する警告手段と
    を有し、
    前記読み取り制御手段は、前記受信手段により受信した前記読み取り回数情報及び前記世代情報に応じて、原稿の読み取りを許可するか、原稿の読み取りを禁止するか、前記警告手段に警告情報を出力するかを制御する手段であり、
    前記画像形成装置は、
    前記世代情報に基づいて、前記記録紙に形成される画像の世代を演算して求める演算手段と、
    該演算手段により求められた世代を前記記録紙に形成される画像の世代情報として書き込む手段とを含む画像形成装置。
  2. 前記記録紙に対して、前記RFIDタグを付加する付加手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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