JP4174304B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば磁気記録媒体に画像情報及び音声情報を記録し再生する映像情報記録再生装置における付加画像情報の生成方法に適用する場合に好適な表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像情報記録再生装置における付加画像情報の表示項目としては、映像情報の記録・再生等の装置の現在の状態を示す現在モードの表示、タイムコード・映像シーンを区別するチャプタ等の記録/再生情報の記憶媒体内での位置を示す位置情報の表示、記憶媒体の残りの記憶容量を示す残量表示、映像情報記録/再生用の磁気テープの終了等を示す警告表示、ズーム位置を示すズームバーの表示(カメラ一体型の記録装置の場合)等、種々の表示項目がある。
【0003】
また、一般的にカメラ一体型の記録装置には、記録モード(SP(Standard Play)/LP(Long Play)など)・シャッタスピード・音声モード・プログラムAE(自動露出補正処理)モードなど、ユーザが装置の設定を外部から変更するための手段として、「メニュー設定」といわれるユーザインタフェース機能が備わっている場合が多い。メニュー設定機能は、各設定項目と現状の設定状態・設定可能状態、設定を行うためのポインタ等を記録装置の表示部にメニュー設定画面として表示し、ユーザがその表示を見ながら記録装置の設定を自由に変更することができる機能である。
【0004】
上記メニュー設定の基本的な操作方法の一例は、「ポインタ移動キー」によりメニュー設定画面上の表示項目を選択し、「選択キー」によりその項目を選択する方式である。このメニュー設定画面においては、「ポインタ移動キー」によるポインタ表示位置の切り換えには素早い応答性が必要であり、また、「選択キー」による表示項目の選択時には画面表示が大きく切り換わるために、表示する文字列を一気に多数変更する必要がある。図2及び図3にメニュー設定画面の一例を示す。例えば、「ポインタ移動キー」によりポインタを「記録モード」の項目に合わせた図2の状態から「選択キー」を押下すると、メニュー設定画面は図3の「記録モード」の選択画面に大きく切り換わる。この場合には、上述したように表示する文字列を多数変更する必要が生じることとなる。
【0005】
従来、上記の付加画像情報は、表示キャラクタのフォント情報(フォントパターン)が書き込まれた内部メモリを備えたキャラクタ生成IC(以下CGIC)によって生成され、記録映像及び再生映像に付加されて映像情報記録再生装置のモニタ等に対して表示出力されていた。
【0006】
図8は従来例に係るデジタルビデオカメラにおけるCGICを用いて付加画像情報の表示を行うことが可能なシステム構成を示すブロック図である。デジタルビデオカメラは、レンズ7−1、CCD7−2、カメラ信号処理回路7−3、ジャイロセンサ7−4、カメラマイクロコンピュータ(以下マイコン)7−5、ビデオ信号処理回路7−6、ユーザインタフェースマイコン7−7、CGIC7−8、加算器(足算器)7−9、レコーダマイコン7−10、メカデッキ7−11、デジタルインタフェース(D.I.)7−12、リモートコントローラ(以下リモコン)入力手段7−13、キー入力手段7−14を備えている。
【0007】
レンズ7−1は、被写体の光学的な信号をCCD7−2に導光する。CCD7−2は、レンズ7−1を通じて入力される光学的な信号を電気信号に変換する。カメラ信号処理回路7−3は、CCD7−2から出力された電気信号を処理する。ジャイロセンサ7−4は、カメラ本体の振動を検出する。カメラマイコン7−5は、レンズ7−1及びCCD7−2等の撮像系を制御する。ビデオ信号処理回路7−6は、カメラ信号処理回路7−3から出力されたデジタル映像信号の処理を行う。ユーザインタフェースマイコン7−7は、リモコン入力手段7−13、キー入力手段7−14等のユーザインタフェースからの入力を受けて、レコーダマイコン7−10及びカメラマイコン7−5を制御する。ユーザインタフェースマイコン7−7は、同時に、CGIC7−8の制御を行うことで、モニタに対する上述したメニュー表示等の付加画像情報表示の制御を行っている。
【0008】
CGIC7−8は、付加画像情報を生成する。加算器7−9は、ビデオ信号処理回路7−6から出力されたモニタ出力信号にCGIC7−8から出力された付加画像情報信号を加算し、モニタに出力する。レコーダマイコン7−10は、メカデッキ7−11における画像記録信号の記録制御を行う。メカデッキ7−11は、ビデオ信号処理回路7−6で生成された画像記録信号を磁気テープに記録する。デジタルインタフェース(D.I.)7−12は、デジタル信号入力のインタフェースを司る。リモコン入力手段7−13は、カメラのリモコン操作を行う場合に使用する。キー入力手段7−14は、ユーザから操作されたキー入力のインタフェースを司る。
【0009】
他の従来例としては、キャラクタ生成回路を用いてキャラクタ信号を表示する技術が各種提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0010】
【特許文献1】
特開平5−292358号公報
【特許文献2】
特開平9−322025号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においては次のような問題があった。デジタルビデオカメラのCGICによる付加画像情報の表示は、色の種類が制限されるので、高品位な表示はできない、CGICの内部メモリに書き込まれたフォントパターン以外の表示はできない等の問題点がある。
【0012】
そこで、近年では、ビットマップ表示と呼ばれる、付加画像情報のビットマップパターンをメモリに書き込みグラフィカルで高品位な付加画像情報を出力することが可能な表示方法も用いられている。この場合、ビットマップパターンの書き換えに時間がかかるために、ビットマップパターンの書き換え途中の状態が画像情報として出力されてしまったり、画面がちらついたりするなどの不具合がある。そこで、一般的には、高機能な専用のCPUで高速にビットマップパターンをメモリに書き込んだり、ビットマップパターンのメモリ領域を広くすると共に規模の大きい描画回路を設けて複数のレイヤ(複数枚重ねることで表示を行う描画シート)を操作したりすることで、上記の不具合を改善し、見かけ上の表示品位と多くの文字を素早いレスポンスで書き換える応答性を確保している。
【0013】
しかしながら、上記従来のビットマップ表示方法では、大規模な回路構成または高価なCPUを必要とするなど、近年小型化しつつあるカメラ一体型のビデオレコーダ等の記録再生装置に組み込むことは難しい構成を必要としていた。また、記録再生装置内の各ブロックの制御とビットマップ表示制御とを同一のマイコンで行うことは、特にメニュー表示の場合には多くの文字を素早いレスポンスで書き換える必要があるため、マイコンの処理負荷が増大してしまうために困難であった。
【0014】
本発明は、上述した点に鑑みなされたものであり、ユーザがストレスを感じることが少ない高速なメニュー表示を行うと共に、書き込み処理とそれ以外の多くの処理を同一の制御手段で行うことを可能とした表示制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、映像情報の表示制御を行う表示制御装置において、映像信号に付加する付加画像情報を生成する付加画像情報生成手段と、記憶手段と、前記付加画像情報のビットマップパターンを前記記憶手段に書き込む書き込み処理と前記書き込み処理以外の処理とを実行する制御手段と、前記記憶手段に記憶されたビットマップパターンと前記映像信号とを混合して表示装置に出力する加算手段とを備え、前記制御手段は、前記表示装置における前記ビットマップパターンの表示状態が特定の状態となったことに応じて、前記書き込み処理以外の処理の実行回数を少なくすることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
本発明を、磁気テープにデジタル映像信号をヘリカルスキャン方式(磁気テープに斜めに形成されたトラック上に映像を記録する方式)で記録するデジタルビデオカメラ(以下DVC)に適用した場合の実施形態について説明する。図1は本発明を最もよく表す、本実施形態に係るDVCの構成を示すブロック図である。DVCは、レンズ1−1、CCD1−2、カメラ信号処理回路1−3、ジャイロセンサ1−4、ビデオ信号処理回路1−5、ビットマップ情報生成回路1−6、ビットマップメモリ1−7、加算器(足算器)1−8、メカデッキ1−9、デジタルインタフェース(D.I.)1−10、リモコン入力手段1−11、キー入力手段1−12、マイコン1−13を備えている。
【0018】
図中、1−aはレンズ制御、1−bはカメラ信号処理回路制御、1−cはジャイロ信号読み込み、1−dはビデオ信号処理回路制御、1−eはメカモード制御・メカサーボ制御、1−fはビットマップ情報生成回路制御、1−gはユーザインタフェース入力、1−hはビットマップメモリ書き込み、1−iはVD、HDの同期信号、1−jはVD割り込み信号である。
【0019】
レンズ1−1は、被写体の光学的な信号(光学像)をCCD1−2に導光する。CCD1−2は、レンズ1−1を通じて入力される光学的な信号を電気信号に変換する。カメラ信号処理回路1−3は、CCD1−2から出力された電気信号を処理する。ジャイロセンサ1−4は、マイコン1−13で防振制御を行うために、DVC本体の振動を検出するセンサである。ビデオ信号処理回路1−5は、カメラ信号処理回路1−5から出力されたデジタル映像信号を磁気テープに記録するための画像記録信号及びモニタ(図示略)に出力するための映像信号に変換する。ビットマップ情報生成回路1−6は、モニタに出力される映像信号に付加する付加画像情報信号を生成する。ビットマップメモリ1−7は、映像信号に付加したい付加画像情報信号のビットマップパターンを書き込むためのメモリである。
【0020】
加算器1−8は、ビデオ信号処理回路1−5から出力されたモニタ出力信号に、ビットマップ情報生成回路1−6から出力されたビットマップ付加画像情報信号を混合(MIX)する。ビットマップ情報生成回路1−6は、ビデオ信号処理回路1−5にて生成された、画面の垂直方向の映像期間を表す垂直同期信号(以下VD)及び水平方向の映像期間を表す水平同期信号(以下HD)を動作タイミングの基準信号として受け取り(1−i)、これらのタイミングを基準として、加算器1−8に対してビットマップ付加画像情報信号を出力している。メカデッキ1−9は、ビデオ信号処理回路1−5によって生成された画像記録信号を、高速で回転するドラムモータに装着された複数の磁気ヘッドにより磁気テープに斜めに形成されたトラック上に記録する。デジタルインタフェース(D.I.)1−10、リモコン入力手段1−11、キー入力手段1−12は、ユーザがDVCの操作を行う場合に用いるユーザインタフェースである。
【0021】
マイコン1−13は、上記の各ブロックを総合的に制御するものであり、ズーム・オートフォーカス(以下AF)を行うためのモータ制御を主としたレンズ制御(1−a)、オートホワイトバランス(以下AWB)・プログラムAE(以下PAE)等の制御を行うカメラ信号処理回路制御(1−b)、ジャイロセンサ1−4の出力信号の読み込み(1−c)を含んだ防振(以下IS)制御、記録・再生等の信号処理モード設定等を行うビデオ信号処理回路制御(1−d)、メカデッキ1−9において、磁気テープ走行を行うためのキャプスタンモータ・磁気記録を行うビデオヘッドが搭載されたドラムモータの回転制御等を主としたメカサーボ制御及びメカモード制御(1−e)、色パレットの設定等のビットマップ情報生成回路制御(1−f)、ユーザインタフェース情報の読み取り(1−g)やDVCの全体モードの決定等のUI(ユーザインタフェース)制御、等の各種の制御を行っている。
【0022】
マイコン1−13は、上記各種制御に加えて、ビットマップメモリ1−7に付加画像情報のビットマップパターンを書き込むビットマップメモリ書き込み制御を行う。マイコン1−13は、ビデオ信号処理回路1−5から同期信号としてVD(1−j)を受け取り、VDを割り込み信号として使用することで、ビデオ信号処理回路1−5、ビットマップ情報生成回路1−6等の周辺回路の動作に同期したタイミングで制御を行うことができる。また、マイコン1−13は、内部メモリ(図示略)に格納された制御プログラムに基づき図1に示す各部を制御することにより、図4のフローチャートに示すカメラ制御処理を実行する。
【0023】
図2及び図3はDVCのモニタに表示されるVTR設定メニュー画面の表示例を示す図である。図2はVTR設定メニュー画面の表示例である。本実施形態ではVTR設定メニュー画面から「記録モード」「オーディオモード」「アフレコ(アフターレコーディング)入力」の各設定が可能である。VTR設定メニュー画面には、VTRモードの通常画面から“メニューキー”を押下することで移行することができる。2−1は現在の選択項目を示すポインタ表示、2−2はそれぞれの項目について現在設定されている状態を表す表示である。VTR設定メニュー画面において、ユーザはキー入力手段1−12またはリモコン入力手段1−11の操作によって上記ポインタ表示2−1を所望の項目まで移動させ、所望の項目の位置で“確定キー”を押下することで、その項目の設定画面に切り換えることが可能である。
【0024】
図3は上記「記録モード」の設定画面の表示例である。3−1は選択項目を示すポインタ表示、3−2は設定可能状態の一覧表示である。設定画面において、ユーザはキー入力手段1−12またはリモコン入力手段1−11の操作によって上記ポインタ表示3−1を設定したい項目まで移動させ、設定したい項目の位置で“確定キー”を押下することで、その設定状態に変更することが可能である。“確定キー”押下後は、図3の設定画面は再び図2のVTR設定メニュー画面に切り換わり、VTR機能の他の設定を行うこともできる。VTR設定メニュー画面から抜ける場合には、図2のVTR設定メニュー画面の表示で、「←戻る」の位置にポインタを移動させて“確定キー”を押下するか、または再び“メニューキー”を押下すればよい。
【0025】
上述した通り、メニュー表示モードにおいては、ユーザの操作に応じて素早いレスポンスで、多くの文字列の表示を切り換えることが必要である。これらの文字列の表示は、マイコン1−13がビットマップメモリ1−7に文字列のビットマップパターンを書き込むことによって実現されているが、次に、ビットパターンメモリ1−7とビットマップ情報生成回路1−6の詳細な説明を行う。
【0026】
図5はビットマップ情報生成回路1−6の概要を示すブロック図である。ビットマップ情報生成回路1−6は、色パレット5−2、選択スイッチ5−3、ビットマップ信号生成回路5−4を備えている。図中1−7はビットマップメモリの概念を示すものであり、マイコン1−13はこのビットマップメモリ1−7に付加画像情報のビットマップパターンを書き込む。ビットマップ情報生成回路1−6において、色パレット5−2は、複数の色(透明、青、赤、緑、白等)を有する。マイコン1−13は色パレット5−2の色を自由に設定することができる。選択スイッチ5−3は、色パレット5−2に設定された色を選択するためのスイッチである。
【0027】
ビットマップ信号生成回路5−4は、ビデオ信号処理回路1−5からHD(水平同期信号)・VD(垂直同期信号)を受け取り、そのタイミングに応じて出力信号を発生する。また、ビットマップ信号生成回路5−4は、HD・VDによってビットマップメモリ1−7を順にスキャンし、ビットマップメモリ1−7からデータを読み出す。そして、ビットマップ信号生成回路5−4は、読み出されたデータの値によって順次、選択スイッチ5−3を切り替え、選択スイッチ5−3で選択された色パレット5−2の色を取り込み、その取り込んだ色に応じた信号を出力することで、モニタ出力信号に付加される付加画像情報を生成している。
【0028】
上記ビットマップ情報生成回路1−6の動作を図6を用いて説明する。図6はビットマップ情報生成回路1−6の読み出し動作を示すタイミング図である。6−1はVD信号、6−2はHD信号である。6−3はビットマップ情報生成回路1−6が、図5のビットマップメモリ1−7から読み出された値に応じて図5のように設定された色パレット5−2から読み出した色の情報である。ビットマップ情報生成回路1−6はVD信号6−1を受け取ると、ビットマップメモリ読み込みアドレスをモニタ画面の上端左隅に対応するビットマップメモリ1−7の上端左隅の位置に移動し、上端左隅に対応するアドレスから順次データを読み出す。図5の場合は読み出したデータ値は、0、0、0、3、3・・・となる。この値に応じた色パレット5−2の位置から該当色のデータを順次読み出すと、透明、透明、透明、緑、緑・・・となる。
【0029】
次に、ビットマップ情報生成回路1−6がHD信号6−2を受け取ると、ビットマップメモリ読み込みアドレスをビットマップメモリ1−7の上端から1ライン下げて、左端に対応するアドレスから順次データを読み出す。図5の場合は読み出したデータ値は、0、0、2、2、2・・・となる。この値に応じた色パレット5−2の位置から該当色のデータを順次読み出すと、透明、透明、赤、赤、赤・・・となる。ビットマップ情報生成回路1−6内のビットマップ信号生成回路5−4は、このような手順によって読み出された色のデータをモニタ出力画像に付加できるような信号形式に変換することで、付加画像情報を循環的に生成する。
【0030】
次に、これまで説明したような表示処理制御を行うマイコン1−13における表示処理制御以外の制御について説明する。上述した図1の1−a〜1−gの各制御は“タスク”化された形でマイコン1−13がマルチ処理を行うことで実現されており、これらのタスクはその緊急度に応じて予め優先順位が設定されている。
【0031】
図7はマイコン1−13で処理されるタスクの種類と処理概要とタスクの優先順位を示したマイコン処理タスク一覧を示す図である。本実施形態において、最も優先順位が高いタスクは「メカサーボ制御」タスクである。メカサーボ制御は、ドラムモータ及びキャプスタンモータの回転に応じて出力されるDFG及びCFGパルスによって起動され、これらのモータを一定速度で回転させるための制御電圧を発生する。映像情報の記録時及び再生時には、これらのモータを安定的に制御する必要がある。そのためには、上記DFG(Dram Frequency Generator)/CFG(Capstan Frequency Generator)のパルスに瞬時に応答して処理することが不可欠であり、そのためにメカサーボ制御タスクの優先順位が最高順位となっている。
【0032】
DVCは、カメラモード(撮影モード)時にはズーム・AF(自動焦点調節処理)制御を行う必要があるが、これらの制御もカメラ信号処理回路1−3から出力されたAF評価値のサンプリングに応じて、応答性の高い制御を行う必要がある。そのために、レンズ制御(ズーム・AF制御)タスクを次の優先順位としている。防振(IS)制御もカメラモード時に行う制御であり、ジャイロセンサ1−4の読み込みタイミングに素早く応答して、IS制御に関わる出力を発生する必要がある。より高い性能を実現するために、このIS制御タスクを次の優先順位に設定してある。
【0033】
その次に優先されるタスクはカメラ信号処理タスクである。カメラ信号処理タスクは、自動露出補正処理(以下AE)及び自動ホワイトバランス処理(以下AWB)を制御するタスクであり、時々刻々と変化する被写体の状態に素早く応答し、適正な画像状態を保つために優先順位を上げて処理する必要があるために、高い優先順位となっている。
【0034】
本実施形態では、これら高速に処理する必要のある上記タスクの次にビットマップメモリ書き込みタスクの優先順位を設定している。従って、カメラモード時においては、ビットマップメモリ書き込みタスクは、レンズ制御タスク・IS制御タスク・AE/AWBを行うカメラ信号処理タスクがフルに動作している状態では、上述したメニュー表示モードにおいては、多くの文字列を素早いレスポンスで切り換えることが難しい。
【0035】
そこで、本実施形態では、上記レンズ制御・IS制御・カメラ信号処理の各タスクに2つのモードを設け、メニュー表示モードにおいては、マイコン1−13の処理負荷が軽くなる方のモードで動作させることで、この問題を改善している。本実施形態のDVCは、AE・AWB・AF・ISの各処理を順に行うモード1(マイコン1−13の処理負荷が増大するモード)と、AE・AWB・AF・ISの各処理のうち所定の処理を間引くモード2(マイコン1−13の処理負荷が軽くなるモード)とを有する。
【0036】
また、本実施形態では、ビットマップメモリ書き込みタスク(処理)と、該ビットマップメモリ書き込みタスク以外の、複数の処理モードを有するタスクとに大別している。複数の処理モードとは、映像を構成する各フィールド画像毎に処理を行う高精度な制御モードと、映像を構成する各フレーム毎に処理を行うかもしくは処理レートを落として処理を行う低処理負荷制御モードとを含む。
【0037】
次に、本実施形態のDVCにおけるカメラ制御処理を図4のフローチャートを用いて説明する。本フローチャートに示すカメラ制御処理はマイコン1−13が内部メモリ(図示略)に格納された制御プログラムに基づき実行する。
【0038】
カメラ制御処理はVD(1−j)割り込み処理により実行される。先ず、ステップS4−1において、マイコン1−13はモニタにメニューを表示中かどうかの判断を行う。ステップS4−1でメニュー表示中でないと判断した場合には、ステップS4−11に移行し、マイコン1−13は通常モードすなわちAE・AWB・AF・ISの各処理を順に行うモード1にて動作するように制御する。モード1では、全ての処理を同じVDタイミングにて行うために高精度な制御が可能となるが、マイコン1−13における処理負荷は増大する。ステップS4−11において、ステップS4−7ではAE処理を行い、ステップS4−8ではAWB処理を行い、ステップS4−9ではAF処理を行い、ステップS4−10ではIS処理を行い、本処理を終了する。尚、AE処理、AWB処理、AF処理、IS処理は公知の処理であるため詳細は省略する。
【0039】
他方、ステップS4−1でメニュー表示中(メニュー表示モード)と判断した場合には、ステップS4−12に移行し、マイコン1−13は処理を間引いたモード2にて動作するように制御する。モード2では、後述するようにマイコン1−13における処理負荷は軽くなる。ステップS4−12において、ステップS4−2では、マイコン1−13はメニュー表示画面が現在は第1フィールド(映像フレームを構成する2つのフィールドの内の1つ)であるかどうかの判断を行う。ステップS4−2で第1フィールドであると判断した場合には、ステップS4−3でAE処理を行い、ステップS4−4でAWB処理を行い、本処理を終了する。また、ステップS4−2で第1フィールドではないと判断した場合には、ステップS4−5でAF処理を行い、ステップS4−6でIS処理を行い、本処理を終了する。
【0040】
上記のように、モード2では、AE処理・AWB処理・AF処理・IS処理のうち所定の処理を間引いている(ステップS4−3〜ステップS4−4ではAF処理及びIS処理を間引き、ステップS4−5〜ステップS4−6ではAE処理及びAWB処理を間引いている)ために、モード1よりも精度的には劣ることとなるが、マイコン1−13の処理負荷としては軽くて済むために、その分、ビットマップメモリ書き込みタスクが多くの処理を行うことができる。従って、上述したメニュー表示モードにおいて多くの文字列を素早いレスポンスで切り換える(書き換える)ことが可能となる。
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、多くの文字列を素早いレスポンスで書き換える必要のあるメニュー表示モードの実行時には、カメラ関連の処理をマイコン1−13の負荷が軽くて済む方のモードにて動作させることで、ユーザがストレスを感じることが少ない高速なメニュー表示を行うことができる。同時に、ビットマップメモリ書き込み処理とそれ以外の多くの処理を同一のCPUで行うことが可能となる。
【0042】
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、デジタルビデオカメラで実行する各タスクの優先順位を図7に示す優先順位に設定した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該デジタルビデオカメラの仕様等に応じた優先順位の設定を行うことができる。
【0043】
上記実施の形態では、デジタルビデオカメラの記録方式をヘリカルスキャン方式とした場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の記録方式に適用することもできる。
【0044】
上記実施の形態では、本発明をデジタルビデオカメラに適用した場合を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種のカメラ一体型映像記録装置或いはカメラ一体型映像記録再生装置に適用することができる。
【0045】
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
【0046】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0047】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0048】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0049】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、映像情報表示制御装置の制御手段は、付加画像情報記憶手段に付加画像情報のビットマップパターンを書き込む書き込み処理と前記書き込み処理以外の処理とを順次実行し、特定の動作状態になったことに応じて、前記書き込み処理以外の処理の実行回数を少なくする。即ち、付加画像情報のビットマップパターンをメモリ(付加画像情報記憶手段)に書き込みグラフィカルで高品位な情報を出力する表示方法であるビットマップ表示を用いて、多くの文字列を素早いレスポンスで書き換える必要のあるメニュー表示を実行する時には、前記書き込み処理以外の処理を制御手段の負荷が軽くなるモードにより実行することで、ユーザがストレスを感じることが少ない高速なメニュー表示を行うことができる。同時に、付加画像情報記憶手段に付加画像情報のビットマップパターンを書き込む書き込み処理とそれ以外の多くの処理を同一の制御手段で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】メニュー設定の表示画面の表示例を示す図である。
【図3】メニュー設定の表示画面の表示例を示す図である。
【図4】カメラ制御処理を示すフローチャートである。
【図5】ビットマップ情報生成回路の構成を示すブロック図である。
【図6】ビットマップ情報生成回路の読み出し動作を示すタイミング図である。
【図7】マイコンで処理されるタスクの種類と処理概要とタスクの優先順位を示したマイコン処理タスク一覧を示す図である。
【図8】従来例に係るデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1−1 レンズ
1−2 CCD(撮像手段)
1−3 カメラ信号処理回路
1−4 ジャイロセンサ
1−5 ビデオ信号処理回
1−6 ビットマップ情報生成回路(付加画像情報生成手段)
1−7 ビットマップメモリ(記憶手段)
1−8 加算器
1−9 メカデッキ
1−10 デジタルインタフェース
1−11 リモコン入力手段
1−12 キー入力手段
1−13 マイコン(制御手段)
1−a レンズ制御
1−b カメラ信号処理回路制御
1−c ジャイロ信号読み込み
1−d ビデオ信号処理回路制御
1−e メカモード制御・メカサーボ制御
1−f ビットマップ情報生成回路制御
1−g ユーザインタフェース入力
1−h ビットマップメモリ書き込み
1−i VD、HDの同期信号
1−j VD割り込み信号

Claims (6)

  1. 映像情報の表示制御を行う表示制御装置において、
    映像信号に付加する付加画像情報を生成する付加画像情報生成手段と、
    記憶手段と、
    前記付加画像情報のビットマップパターンを前記記憶手段に書き込む書き込み処理と前記書き込み処理以外の処理とを実行する制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されたビットマップパターンと前記映像信号とを混合して表示装置に出力する加算手段とを備え、
    前記制御手段は、前記表示装置における前記ビットマップパターンの表示状態が特定の状態となったことに応じて、前記書き込み処理以外の処理の実行回数を少なくすることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記映像信号を出力する撮像手段を備え、
    前記書き込み処理以外の処理は、前記撮像手段の自動焦点調節処理、自動ホワイトバランス処理、防振処理を含むことを特徴とする請求項記載の表示制御装置。
  3. 映像情報の表示制御を行う表示制御装置において、
    映像信号に付加する付加画像情報を生成する付加画像情報生成手段と、
    記憶手段と、
    前記付加画像情報のビットマップパターンを前記記憶手段に書き込む書き込み処理と前記書き込み処理以外の処理とを実行する手段であって、前記書き込み処理以外の処理を前記映像信号のフィールド毎に行う高精度制御モードと、前記書き込み処理以外の処理を前記映像信号のフレーム毎に行う低負荷制御モードを有する制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されたビットマップパターンと前記映像信号とを混合して表示装置に出力する加算手段とを備え、
    前記制御手段は、前記表示装置における前記ビットマップパターンの表示状態が特定の状態となったことに応じて、前記高精度制御モードから前記低負荷制御モードに切り替えることを特徴とする表示制御装置。
  4. 前記特定の状態とは、前記付加画像情報に関わるメニューを表示するメニュー表示状態であることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の表示制御装置。
  5. 映像情報の表示制御を行う表示制御装置において、
    映像信号に付加する付加画像情報を生成する付加画像情報生成手段と、
    記憶手段と、
    前記付加画像情報のビットマップパターンを前記記憶手段に書き込む書き込み処理と前記書き込み処理以外の処理とを実行する制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されたビットマップパターンと前記映像信号とを混合して表示装置に出力する加算手段とを備え、
    前記制御手段は、前記表示装置における前記ビットマップパターンの表示状態が前記付加画像情報に関わるメニューを表示するメニュー表示状態となったことに応じて、前記書き込み処理以外の処理を処理負荷が軽くなるモードで実行することを特徴とする表示制御装置。
  6. 前記制御手段は、マイクロコンピュータを有することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の表示制御装置。
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