JP4172675B2 - 二重リング指輪 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は外側のリング内に内側のリングを自由回転可能に保持し、外側のリングと内側のリングとが相対的に自由に回転できるようにした二重リング指輪に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の二重リング指輪としては、特開平9−121914号公報および登録実用新案第3038315号公報に記載された、回転軸を備えたものが知られている。
【0003】
これらの先行技術は、内側のリングの表面に文字や図形を表示して、記念品としての用途に使える指輪を提供しようとするものであり、内側のリングは回転軸を中心に回転して外側のリングから露出し、その状態で上記文字や図形を見えるようにしてある。なお、内側のリングは回転軸に直角の方向にのみ回転することができる。
【0004】
また、登録実用新案第3038315号公報に記載されたようなペアリングも周知であるが、これらは単にリング双方のデザインを関連させたものにすぎず、両者を組み合わせて二重リングとしたり、内側のリングを外側のリング内で回転可能に保持させるものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで上記従来例について検討してみると、特開平9−121914号公報および登録実用新案第3038315号公報に記載された、内側のリングを外側のリング内で回転させる回転軸を備えたものにおいては、長期間使用しているうちに回転軸の取り付け部分が緩んで、内側のリングが外側のリングから外れやすくなってしまったり、その組み付けに手間がかかり、熟練を要するという欠点があった。
【0006】
また、回転軸の取り付け位置が指輪の外面に露出して美観を損ねたり、内側のリングの回転方向が回転軸の取付位置によって決まってしまうので、内側のリングを外側のリング内から露出させるのに、まごついてしまうという欠点もあった。
【0007】
この発明は、上記従来例の欠点を解消しようとするもので、外側のリング内に内側のリングを二重リングの形態で収納したものであり、しかも内側のリングが外側のリング内で自由回転できるように保持することにより、指に装着した状態では外側のリングを回して楽しむことができ、また指から外した状態では外側のリングを手で持って内側のリングを回して楽しむことが可能であって、持ち主の遊び心をくすぐる楽しい二重リング指輪を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわちこの発明の二重リング指輪は、外側のリングと内側のリングとを組合せた二重リング指輪であって、内側のリングの外周面を球体を所定の幅に切り取った断面形状とし、かつ外側のリングの内周面を、上記内側のリングの外周面を収納可能な凹面状に形成し、外側のリング内に内側のリングをはめ込み、内側のリングを外側のリング内で、自由回転可能に保持したことを特徴とするものである。
【0009】
この発明の二重リング指輪は、上記外側のリング幅と内側のリング幅とを異ならせたことをも特徴とするものである。
【0010】
この発明の二重リング指輪は、上記内側のリングの外周面にしぼ付き模様を形成したことをも特徴とするものである。
【0011】
この発明の二重リング指輪によれば、外側のリング内に内側のリングを二重リングの形態で収納しており、しかも内側のリングが外側のリング内で自由回転できるように保持することにより、どの角度からでも内側のリングを外側のリング内から押し出して露出させることができる。もちろん、従来例のような外側のリングの軸線を中心とした回転のみならず、内側のリング上を外側のリングがスライドするような動作や、回転軸のない自由回転が可能であり、その方向にほとんど制約の無い動きを行わせることができる。
【0012】
またこの発明の二重リング指輪は、回転軸を用いていないので回転軸の端部が指輪の表面に露出して美観を損ねたり、使用中に回転軸が磨耗等によって緩んで、外側のリング内から内側のリングが外れてしまうという欠点のない製品を提供することが可能となった。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下この発明の二重リング指輪の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。図1はこの発明の二重リング指輪の1実施例を示す側面図、図2はその部分切欠正面図、図3はその縦断面図、図4は内側のリングを外側のリングから直角に引き回した状態の斜視図、図5はその断面図、図6は他の実施例を示す正面図である。
【0014】
図1ないし図5において、1はこの発明の二重リング指輪であり、この二重リング指輪1は外側のリング2内に内側のリング3がはめ込まれた構造となっている。そして、内側のリング3はその外周面を球体を所定の幅に切り取った断面形状となっている。またこの外周面と対応する外側のリング2の内周面は、上記内側のリング3の外周面を収納可能な凹面状に形成してある。したがって、外側のリング2内に内側のリング3をはめ込んだ状態では、内側のリング3は外側のリング2内で自由回転可能に保持されており、しかも外側のリング2内から脱落することがない。
【0015】
上記外側のリング2の外周面には、従来と同様の種々のデザインを施すことができる。例えばダイヤモンド等の宝石類を止着したり、彫刻や表面処理等を施して美しく仕上げることができる。なお、外側のリング2の外周面は、質感その他の面で、その内周面よりもやや膨らみを持たせた形状とすることが望ましい。
【0016】
上記内側のリング3の内周面は、従来と同様に指にはめ込むための平滑な面とすることができる。また内側のリング3の外周面は、しぼ付き模様とすることが望ましい。このしぼ付き模様は、サンドブラストや薬品を用いた腐食等の化学処理等によって形成することができる。このような手法で得られたしぼ付き模様は、内側のリング3の外周面に微細な凹凸表面4となって現出する。この発明の二重リング指輪においては、この微細な凹凸表面4が外側のリング2の内周面と接触した場合、研磨した表面の場合のようにくっついてしまうことがない。したがって、内側のリング3が外側のリング2内で自由回転する際に、ほとんど抵抗を感じない良好な滑りを確保することが可能となる。
【0017】
上記の内側のリング3の外周面に形成した微細な凹凸表面4によって良好な滑りが確保できることは、外側のリング2の軸線を中心とした回転のみならず、内側のリング3上を外側のリング2がスライドするような動作や、回転軸のない自由回転を可能とし、その方向にほとんど制約の無い動きを行わせることを可能とする。
【0018】
ちなみに、外側のリング2を手で持って内側のリング3を強く回すと、内側のリング3は外側のリング2内でくるくると高速で回転するので、従来例には見られない興趣を持ち主に与えることができる。
【0019】
もちろん、この発明の二重リング指輪を指に装着する場合には、通常の指輪と同様に、難なく指にはめ込むことができる。その際、上述のように内側のリング3上を外側のリング2がスライドするような動作を行わせることが可能である。
【0020】
図6はこの発明の二重リング指輪の他の実施例を示すものである。すなわち、図6(a)では外側のリング2の幅が内側のリング3の幅よりも狭くなっている。図6(b)では外側のリング2が内側のリング3の幅の範囲内で、複数の円弧が連なった形状で絞られた輪郭を備えている。図6(c)では外側のリング2の幅が内側のリング3の幅よりも狭く、かつ波状に絞られた輪郭を備えている。このように外側のリング2の外形や内側のリング3の外形等を適宜組み合わせることによって、種々のデザインの二重リング指輪を提供することが出切る。ちなみに、内側のリング3の外周面に文字や図形、その他の模様等を形成しておけば、外側のリング2の外周面に形成した模様との関係で興趣に富んだ組み合わせ模様を現出させることができる。
【0021】
また、上記と異なって外側のリング2の幅を内側のリング3の幅よりも広くしたり、またそれぞれに適宜の窓等を備えるようにすることが可能である。
【0022】
【発明の効果】
この発明によれば、外側のリング内に内側のリングを二重リングの形態で収納しており、しかも内側のリングが外側のリング内で自由回転できるように保持することにより、どの角度からでも内側のリングを外側のリング内から押し出して露出させることができる。もちろん、従来例のような外側のリングの軸線を中心とした回転のみならず、内側のリング上を外側のリングがスライドするような動作や、回転軸のない自由回転が可能であり、その方向にほとんど制約の無い動きを行わせることができる。
【0023】
またこの発明の指輪は、回転軸を用いていないので回転軸の端部が指輪の表面に露出して美観を損ねたり、使用中に回転軸が磨耗等によって緩んで、外側のリング内から内側のリングが外れてしまうという欠点のない製品を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の二重リング指輪の1実施例を示す側面図である。
【図2】その一部切欠正面図である。
【図3】その縦断面図である。
【図4】内側のリングを外側のリングから直角に引き回した状態の斜視図である。
【図5】その断面図である。
【図6】(a)ないし(c)はそれぞれ他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 二重リング指輪
2 外側のリング
3 内側のリング
4 微細な凹凸表面

Claims (3)

  1. 外側のリングと内側のリングとを組合せた二重リング指輪であって、内側のリングの外周面を球体を所定の幅に切り取った断面形状とし、かつ外側のリングの内周面を、上記内側のリングの外周面を収納可能な凹面状に形成し、外側のリング内に内側のリングをはめ込み、内側のリングを外側のリング内で、自由回転可能に保持したことを特徴とする二重リング指輪。
  2. 外側のリング幅と内側のリング幅とを異ならせた請求項1に記載の二重リング指輪。
  3. 内側のリングの外周面にしぼ付き模様を形成してなる請求項1または2に記載の二重リング指輪。
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