JP4171973B2 - 自動販売機 - Google Patents

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現金を使用することなく、非接触媒体により商品を購入可能にした自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、現金の他に、非接触媒体ICカードを用いて商品をキャッシュレス販売することができる自動販売機は既に存在し、利用者は現金を持ち合わせなくても商品を購入することができ、一方自動販売機内に現金が蓄積されることが少なくなるから防犯上も有利である(例えば、特許文献1参照)。また、プリペイドカードに過去の購入履歴を示すデータを記録し、カードを情報処理装置に挿入すると、購入履歴データに基づいて過去に購入履歴のある商品に対応した商品選択ボタンを強調して表示させ、商品選択を容易にした自動販売機が提案されている(特許文献2)。さらに、商品の販売促進を狙って商品購入時にポイントを加算し、応募達成点数に達したらキャンペーンの応募券をプリント出力する自動販売機も提案されている(特許文献3)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−167331号公報(第3〜4頁)
【特許文献2】
特開2002−203274号公報(第3〜6頁)
【特許文献3】
特開2001−84336号公報(第2〜4頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の非接触ICカードを用いて商品をキャッシュレス購入できる自動販売機や、過去の購入履歴に基づき選択ボタンを強調させる自動販売機において、非接触ICカードにカード所有者の特性や購入商品の履歴を保持させ、所有者特性にあった商品メニューや過去の購入商品メニューの中より簡単に商品を選択することや、商品を選択操作無しに、カードをかざすだけで前回購入商品をすぐに購入することはできなかった。さらに、従来の購入に応じてサービスを付加する場合もサービスの種類は1種類であり、購入者の好みに応じて複数のサービスを同時に提供することはできなかった。
【0005】
本発明の課題は、例えば非接触ICカードのような非接触媒体を利用し、所有者特性に適合した商品、過去購入の商品の選択を容易になし得ること、また商品の選択操作をすることなくカードのかざしだけで商品を購入することが可能な自動販売機を提供することにある。更に本発明の課題は、購入者の好みに応じた複数のサービスを提供し得る自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明の自動販売機においては、商品の販売を制御する主制御部、非接触媒体対応リーダ/ライタ、携帯電話との赤外線通信部、短距離無線通信部、CCDカメラ、チケット印刷装置、スピーカー、人感センサ、タッチパネル付きのLCD表示機、 及び前記各リーダ/ライタ、赤外線通信部、短距離無線通信部、CCDカメラ、チケット印刷装置、スピーカー、人感センサ、LCD表示機を制御する第2制御部を備えるものである。
【0007】
本発明においては、非接触媒体は1回かざす方式(1タッチ方式)と、2回かざす方式(2タッチ方式)とを併用できるようになっており、非接触媒体にはそのどちらの方式か、また2回かざし方式の場合には所有者特性を、それぞれ非接触媒体発行時に予め記憶させる。更にいずれの方式においても、商品購入時の決済時に併せて購入商品情報を非接触媒体に記憶させるようにすることができる。このように構成することにより、1回かざし方式の非接触媒体では前回購入商品を容易に購入することができ、特にタバコのような嗜好性の強い商品の購入や、カップ自動販売機における砂糖、ミルクの増減の設定を含めた利用者好みのコーヒーの購入などに適している。また2回かざし方式の非接触媒体では、1回目のかざしで利用者の特性にあった販売商品のメニュー表示、商品選択後の2回目のかざしで販売という新しい販売形態が可能となる。
【0008】
本発明においてはLCD表示機に販売商品のメニュー表示を行うため、従来の自動販売機で必要とした商品見本の配置替えなどに伴うオペレーションが簡略化すると共に、売切れ商品をメニュー表示しないようにしたり、商品補充直後の「冷却/加温中」のようなアナウンスなどもビジュアルに案内することができる。また、自動販売機をネットワークを介してオンライン化することで、ニュース等の公共情報や地域に密着した情報案内を発信することも簡単に行うことができる。更にLCD表示機を利用して動画やアニメーションなどの表示も簡単に行うことが可能となり、集客効果を高められる。
【0009】
本発明の自動販売機においては、自動販売機の前に利用者が近寄ると人感センサがそれを検出し、LCD表示機に販売商品一覧をメニュー表示し、その表示された商品の中から利用者により購入したい商品がタッチパネルのタッチ操作により選択されると購入確認画面を表示し、この状態で利用者の所有する非接触媒体をリーダ/ライタにかざすことにより非接触媒体内の残金の決済を行い、購入確認画面に表示された商品を搬出する。これによって、利用者が自動販売機に近付いたときのみLCD表示機に販売商品一覧のメニューが表示され、利用者は表示機のタッチパネルの所望の商品が画像として写し出されている個所に手を触れることで商品の選択を行い、非接触媒体をリーダ/ライタにかざすことにより、非接触媒体の残金が選択商品の価格と等しいかそれより多い場合には、非接触媒体の残金の決済が行われると共に主制御部が商品搬出の信号を発し、商品が販売される。
【0010】
また本発明の自動販売機においては、非接触媒体内の残金の決済と同時に非接触媒体内に購入商品情報を記録し、次回購入時には、LCD表示機に販売商品一覧をメニュー表示した状態で、商品を選択することなく、利用者の所有する非接触媒体をリーダ/ライタにかざすことにより、非接触媒体内に記憶された前回購入商品を連続して購入できる。これにより、利用者は前回の購入実績を利用して商品選択操作を行うことなく前回と同一の商品を購入することができる。
【0011】
また本発明の自動販売機においては、販売商品一覧をメニュー表示した状態で、商品を選択することなく利用者の所有する非接触媒体をリーダ/ライタにかざすことにより、非接触媒体内に記憶された所有者特性に応じて商品を絞り込んだ販売商品一覧をメニュー表示し、その表示された商品の中から購入したい商品をタッチパネルのタッチ操作により選択することで購入確認画面を表示し、この状態で再度非接触媒体をかざすことにより非接触媒体内の残金の決済を行い、購入確認画面に表示された商品を搬出する。これにより、利用者は非接触媒体に記憶された所有者特性に応じて予め絞り込んだ商品一覧から選択することができ、多数の販売商品から選択するという煩雑な選択操作をしなくてよい。
【0012】
また本発明の自動販売機によれば、非接触媒体内の残金の決済と同時に非接触媒体内に購入商品情報を複数種類記録させ、1回目の非接触媒体のかざしにより、最近購入した商品一覧とその購入日時を表示し、その中より商品を選択して購入できる。これにより、利用者は、過去の購入実績のみを選択の範囲にして所望の商品を選択でき、全商品からの煩雑な選択をしなくてよい。
【0013】
本発明の自動販売機においては、非接触媒体の所有者特性が判断され、1回目のカードのかざしによりコントラストを鮮明にした販売商品一覧をメニュー表示すると共に、音声ガイダンスによるメニューの商品位置案内をする。これにより、とかく視覚による商品の選択が至難の弱視者に対し、表示をより鮮明にすると共に、音声案内を付加するもので、弱視者にとってもタッチパネル上の商品選択が容易となる。
【0014】
本発明における非接触媒体としては、非接触ICカード、携帯端末に内蔵されるカード等を使用することができる。
【0015】
本発明の自動販売機においては、その短距離無線通信部と携帯端末との間で通信を行い得るようにする。これにより、短距離無線通信部と携帯端末との各無線モジュールが正対していなくても通信が可能な性質を利用して、例えば弱視者が携帯端末を所持することにより自動販売機が近くにあることを知ることができ、また自動販売機の近くを通る人に新製品の入荷情報、購入可能な商品情報等の種々の情報を伝達することができる。
【0016】
本発明の自動販売機においては、販売完了後に、利用者の所有する携帯端末上に予めオープンサイトからダウンロードされていたアプリケーションと赤外線通信部を介して赤外線通信を行い、そのアプリケーションに対応したデータをロードする機能を有し、携帯端末利用者に対し更にサービスを付加することができる。
【0017】
また本発明の自動販売機においては、CCDカメラにより自動販売機の正面付近を撮影すると共に待機状態でLCD表示機上に表示し、更に、利用者が近付くとキャプチャーして保存し、自動販売機近辺の状況、接近した利用者の撮像結果を記録として保持し、異変や犯罪行為に迅速に対処できるようにすると共に、後の証拠資料として利用することができる。
【0018】
本発明は、自動販売機への利用者の接近を感知する感知手段と、この感知手段の出力に基づき販売商品の一覧を表示する表示手段と、この表示手段の表示に基づいて利用者により選択された販売商品の確認用情報を前記表示手段に表示する購入確認手段と、有価情報を記録した記録媒体の所要情報を非接触にて読取る読取り手段と、この読取り手段による情報に基づいて販売商品の搬出又は非搬出を行う搬出手段とを備えるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面について説明する。
【0020】
図1において、aは本発明の自動販売機の内部構成配置図、bはその正面外観図を示し、非接触媒体として非接触ICカードを利用する場合の実施例である。10は第2制御部で自動販売機の主制御部と通信を行い、主制御部が行う商品販売制御のための種々のデータを送受する。第2制御部10は、第2制御部CPU11を中心として、それにそれぞれ接続された記憶部12、表示装置インターフェース13、主制御部インターフェース14、各種インターフェース15を備え、表示装置インターフェース13にはタッチパネル付きLCD表示機20が接続され、各種インターフェース15には、CCDカメラ21、赤外線通信部22、短距離無線通信部23、非接触ICカード対応リーダ/ライタ24、チケット印刷装置25、人感センサ26、スピーカー27が接続されている。記憶部12はタッチパネル付きLCD表示機20に表示する画像、スピーカー27に出力する音声等のコンテンツデータ、及びコンテンツの関連を管理する定義情報、主制御部との通信により採取した自動販売機の各種情報(販売商品情報、コラム情報、在庫情報等)を保持するものである。使用されるICカードについて、読み出し可能な項目、書き込み可能な項目は次の表に示すとおりであり、○印は可能、×印は不可を表す。
【0021】
【表1】
Figure 0004171973
【0022】
30は自動販売機の主制御部で、主制御部CPU31、第2制御部インターフェース32、記憶部33を備え、第2制御部インターフェース32を介して第2制御部20と通信を行い、商品の搬出指示を受けて商品販売を行う。その記憶部33には、自動販売機の各種情報、例えば販売商品情報、コラム情報、冷熱管理情報、売上情報、在庫情報等を保持する。
【0023】
1は自動販売機本体で、その正面には第2制御部に属する各部分の外部に対するインターフェースとなる部分が設けられている。即ち、タッチパネル付きLD表示機20、CCDカメラ21、赤外線通信部22、短距離無線通信部23、非接触ICカード対応リード/ライタ24、チケット印刷装置25のチケット送出口251、人感センサ26、スピーカー27、商品取出口28を備えている。
【0024】
次に本発明の自動販売機の実際の販売動作を説明する。
【0025】
図2は請求項2に対応する販売動作、即ち自動販売機の前に利用者が近寄り、LCD表示機に販売商品一覧をメニュー表示し、その表示された商品の中から利用者により購入したい商品がタッチパネルのタッチにより選択され、購入確認画面を表示し、この状態で利用者の所有する非接触ICカードをリーダ/ライタにかざすことによりカード内の残金の決済を行い、購入確認画面に表示された商品を搬出する販売動作において、LCD表示機の画面の推移を示すものである。aは待機画面で、左側には例えば販売広告などの動画像が表示され、右下の画面にはCCDカメラで撮影された自動販売機正面付近の画像が表示されている。今自動販売機の前に利用者が立つと、人感センサ26が感知して第2制御部CPU11を介してLCD表示機に信号を送り、bに示す商品一覧画面に変る。ここは例えばホットの缶商品の見本が複数個表示される。もし利用者が冷たい商品を望む場合には、画面右下の「つめたい方がイイ」という表示にタッチすると、右側の画面に切り替り、コールド缶商品の見本が複数個表示される。ここで利用者がホット缶商品の1つを選びタッチすると、cに示すように商品確認画面が表示され、選択した商品の画像のみが表示される。利用者がその選択でよければ、ICカードを非接触ICカードリード/ライタ24にかざす。もしその選択を変更したい場合にはcの画面の右下の「はじめから」にタッチすることにより、最初の画面に切り替るから選択のやり直しをすることができる。カードがかざされると、カードの残金の確認と選択された商品の価格との比較が行われ、カードの残額が商品の価格以上であれば第2制御部によりカードの決済が行われ、新残金と購入商品情報の書き込みがカードリード/ライタ24により行われ、一方主制御部30は搬出機構に販売信号を送り、商品取出口28に商品を搬出させる。そしてdに示すように、決済後の新残額が表示された販売終了画面となる。もしカードの残額が商品の価格に満たない場合には、画面上にその旨の表示が出て利用者の注意を促す。
【0026】
なお上述の場合、カードより読み出されたカード種別、即ち1タッチ方式、2タッチ方式の種別は問わず販売が行われ、2タッチ方式の場合には1回目のかざしを省略した形となる。上述の商品購入情報は、商品コード、分類コード(ホットかコールドか)、販売日時とし、これらをFIFO式にカード内に書込みし直す。即ち、購入商品情報を例えば5組保存する場合、直前の購入商品情報に今回の購入商品情報を格納するが、その前に同一購入商品情報が重複しないように、2回前から5回前の購入商品情報を必要に応じて事前にシフトする。
【0027】
図3は請求項3に対応する販売動作、即ちカード内の残金の決済と同時にカード内に購入商品情報を記録し、次回購入時には、LCD表示機に販売商品一覧をメニュー表示した状態で、商品を選択することなく、利用者の所有する非接触ICカードをリーダ/ライタにかざすことにより、カード内に記憶された前回購入商品を連続して購入できる販売動作において、LCD表示機の画面の推移を示すものである。aは待機画面で、例えば販売広告などの動画像が表示されており、自動販売機の前に利用者が立つと人感センサ26が感知して、bに示す商品一覧画面に変る点では図2の場合と同様である。この場合には前回の商品購入時に、決済がされると同時に、その際購入された商品の情報がICカードに記録される。利用者が前回と同じ商品を選択しようとする場合には、図2で説明した商品選択を行うことなく、商品一覧画面が表示された状態でICカードを非接触ICカードリード/ライタ24にかざすことにより、その記録された商品が選択されたものとして第2制御部は動作し、カードの残額が選択された商品の価格以上であればカードの決済を行い、主制御部30に販売指示を出し、商品が搬出され、cに示すように決済後の新残額の表示された販売終了画面が現れる。もし利用者が前回とは異なる商品を選択したい場合には図2の場合と同様の操作を行えばよい。
【0028】
図4は請求項4に対応する販売動作、即ち販売商品一覧をメニュー表示した状態で、商品を選択することなく利用者の所有する非接触ICカードをリーダ/ライタにかざすことにより、カード内に記憶された所有者特性に応じて商品を絞り込んだ販売商品一覧をメニュー表示し、その表示された商品の中から購入したい商品をタッチパネルのタッチ操作により選択することで購入確認画面を表示し、この状態で再度カードをかざすことによりカード内の残金の決済を行い、購入確認画面に表示された商品を搬出する販売動作において、LCD表示機の画面の推移を示すものである。aは待機画面で、例えば販売広告などの動画像が表示されており、自動販売機の前に利用者が立つと人感センサ26が感知して、bに示す商品一覧画面に変る点では図2の場合と同様である。利用者が予め所有者特性、所有者特性別商品情報を書き込まれた2タッチ式の非接触ICカードを非接触ICカードリード/ライタ24にかざすと、非接触ICカードリード/ライタ24が読み取り、所有者特性、所有者特性別商品情報に従い、背景画像と商品画像を組み合わせて、cに示すように所有者特性毎の商品画面を表示する。その1つの画面に希望の商品がない場合には、画面の右下の「ほかも見る」にタッチすることにより順次他の商品画面に切り替る。ここでその1つの画面からタッチパネル操作により商品を選択すると、dに示すように商品確認画面が表示される。この状態で非接触ICカードを再度かざすことにより、カードより読み込んだ残金が選択商品の価格以上あれば、新残金と購入商品情報の書き込みを行うと共に、主制御部30に対し選択商品の搬出を指示し、商品が搬出され、eに示す販売終了画面が表示される。
【0029】
上述の所有者特性は、例えば若い男性向け、若い女性向け、新商品、購入履歴(後述する)、弱視者(後述する)などがある。カード内の所有者特性別商品情報は、実際に画面表示される商品数より多く保持し、自動販売機で販売できない商品(売り切れ中を含む)を除外して画面を構築できるようにするのが有利である。また、カードより読み込んだ所有者特性によっては、商品情報を第2制御部の記憶部にテーブルとして定義しておき、カードから読み込んだ所有者特性別商品情報を使わない方式も併用することができる。例えば、所有者特性が新製品の購入画面を求めるものであれば、カードの中に対応する商品情報を予め入れておくことはできないから、第2制御部10の記憶部12に新商品情報をテーブルとして持たせておく必要がある。
【0030】
図5は請求項5に対応する販売動作、即ちカード内の残金の決済と同時にカード内に購入商品情報を複数種類記録させ、1回目のカードのかざしにより、最近購入した商品一覧とその購入日時を表示し、その中より商品を選択して購入できる販売動作において、LCD表示機の画面の推移を示すものである。aは待機画面で、例えば販売広告などの動画像が表示されており、自動販売機の前に利用者が立つと人感センサ26が感知して、bに示す商品一覧画面に変る点では図2の場合と同様である。ここで利用者が2タッチ式の非接触ICカードをかざし、カードより読み込まれた所有者特性が購入履歴(お好み商品)の場合には、カードから読み込んだ直前の購入商品情報に従い、背景画像と商品画像を組み合わせて、cに示すようにお好み商品画面を表示する。利用者がその画面上でタッチパネル操作により商品を選択すると、dに示すように商品確認画面が表示される。この状態で非接触ICカードを再度かざすと、カードの残金が読み込まれ、残金が選択商品の販売価格以上あれば、新残金と購入商品情報の書き込みを行い、主制御部30に選択商品の搬出を指示し、商品が搬出され、eに示す販売終了画面となる。
【0031】
図6は請求項6に対応する販売動作、即ちカードの所有者特性が弱視者の場合、1回目のカードのかざしによりコントラストを鮮明にした販売商品一覧をメニュー表示すると共に、音声ガイダンスによるメニューの商品位置案内をすることにより、タッチパネル上の商品選択を容易にした販売動作において、LCD表示機の画面の推移を示すものである。aは待機画面で、例えば販売広告などの動画像が表示されており、自動販売機の前に利用者が立つと人感センサ26が感知して、bに示す商品一覧画面に変る点では図2の場合と同様である。ここで利用者が2タッチ式の非接触ICカードをかざし、カードより読み込まれた所有者特性が弱視者の場合には、cに示すようにコントラストのある見易い所有者特性別商品画面が表示されると共に、スピーカー27により音声による商品情報案内が行われる。音声ガイダンスに従い利用者がタッチパネル操作により商品選択を行うと、dに示す商品確認画面が表示される。利用者が選択商品を確認して再度非接触ICカードをかざすと、カードの残金が読み込まれ、残金が選択商品の販売価格以上あれば、新残金と購入商品情報の書き込みを行い、主制御部30に選択商品の搬出を指示し、商品が搬出され、eに示す販売終了画面となる。
【0032】
図7は請求項8に対応する動作、即ち短距離無線通信部と携帯端末との間で通信することにより、近くに自動販売機が存在することを通知する動作の流れ図を示すもので、aは携帯端末側から起動する場合、bは自動販売機側から起動する場合である。携帯端末として例えば携帯電話を使用する場合について述べる。図のaにおいて、携帯電話の所持者が携帯電話内蔵の自動販売機を探索する探索アプリを起動すると、携帯電話には「自動販売機を検索中です」との表示が出され、短距離無線通信部の中距離無線電波を発信させる。もし近くに自動販売機が存在する場合には、その自動販売機の短距離無線通信部23がこれを受信し、携帯電話の所持者(例えば弱視者、自動販売機を探している人)が接近していることを検出すると、短距離無線通信部23は自動販売機設置場所の情報を発信する。この情報は携帯電話の検索アプリ画面上に表示され、例えば「自動販売機は映画館の左にあります。」といった情報が表示される。もし近くに自動販売機が存在しない場合には、携帯電話の検索アプリは何も受信せず、所定の時間経過すると、「近くに自動販売機はありません。」との表示が出される。なお、弱視者が利用する場合には、上述の検索アプリ画面に情報が表示されると共に、音声による案内をすることができる。このようにして、携帯端末の表示又は音声案内により、自動販売機の存在場所を容易に知ることができる。
【0033】
図7bにおいて、自動販売機はその短距離無線通信部23から常時その自動販売機の設置情報を発信している。一方、携帯電話の所持者は予め待受け検索アプリ、音声案内アプリを登録しておく。今携帯電話所持者が自動販売機の近くに来ると、その待受けアプリが自動販売機の短距離無線通信部23からの発信電波を受信することができる。その結果、携帯電話の画面上には前述のように、「自動販売機は映画館の左にあります。」といった情報を表示し、また音声案内を行う。なお、携帯電話の待受け検索アプリが待機状態にセットされていない場合には、当然上述の情報は受信されない。また音声案内アプリがセットされていなければ音声案内は行われない。
【0034】
図8は請求項9に対応する動作、即ち短距離無線通信部と携帯端末との間で通信することにより、新製品情報や購入可能な商品情報を出力する動作の流れ図を示すもので、aは携帯端末側から起動する場合、bは自動販売機側から起動する場合である。携帯端末として例えば携帯電話を使用する場合について述べると、図のaにおいて、携帯電話の所持者が情報収集アプリを起動すると、携帯電話には「自動販売機と交信中です」との表示が出され、短距離無線通信部の中距離無線電波を発信させる。もし近くに自動販売機が存在する場合には、その自動販売機の短距離無線通信部23がこれを受信し、携帯電話の所持者(情報収集したい人)が接近していることを検出すると、短距離無線通信部23は自動販売機の新製品情報、品揃え情報或いは商品の温度情報等を発信する。これらの情報は携帯電話の情報収集アプリ画面上に表示され、例えば「新製品のコーヒーが入っています。ぜひお試しを!」といった情報が表示される。もし近くに自動販売機が存在しない場合には、携帯電話の情報収集アプリは何も受信せず、所定の時間経過すると、「近くに自動販売機はありません。」との表示が出される。なお、これらの情報表示と共に、音声案内も可能である。このようにして、携帯端末上の表示又は音声案内により、自動販売機の種々の情報を収集することができる。
【0035】
図8bにおいて、自動販売機はその短距離無線通信部23から常時その自動販売機の新製品情報、品揃え情報或いは商品の温度情報等の情報を発信している。一方、携帯電話の所持者は予め待受け検索アプリ、音声案内アプリを登録しておく。今携帯電話所持者が自動販売機の近くに来ると、待受け検索アプリが自動販売機の短距離無線通信部23からの発信電波を受信することができる。その結果、携帯電話の画面上には前述のような情報を表示し、また音声案内を行う。なお、携帯電話の待受け検索アプリが待機状態にセットされていない場合には、当然上述の情報は受信されない。また音声案内アプリがセットされていなければ音声案内は行われない。
【0036】
図9は請求項10に対応する販売動作、即ち販売完了後に、利用者の所有する携帯電話上に予めオープンサイトからダウンロードされていたアプリケーションと赤外線通信を行い、そのアプリケーションに対応したデータをロードする販売動作において、LCD表示機の画面の推移を示すものである。aは商品確認画面を示し、それまでの画面の推移は図1〜6の場合と同様であるので省略されている。ここで商品選択が行われ、カードの決済が終了し、bに示す販売終了画面に移行するが、おまけを希望する場合には所定時間内に赤外線通信機能を有する携帯電話を使用するようにとの表示が画面上に出る。そこで利用者が携帯電話内のアプリケーションから赤外線通信指示を行うと、アプリケーションの種類に応じて携帯電話はアイテムを獲得し、通信完了後、LCD表示機20にはアプリケーションの種類に応じたcに示すような画面を表示する。例えば、ゲームアプリケーションの場合にはゲームの進行を手助けするアイテム、即ちゲームの種類に応じたアイテム(コイン、カード、武器など)を携帯電話内にロードする。又、ポイントサービスアプリケーションの場合にはポイントを発行し、携帯電話内のポイントサービスアプリケーションに付加ポイントをロードするか、チケット印刷装置24によりポイントを印刷して利用者に発行する。赤外線通信のシーケンスとしては、携帯電話から第2制御部への最初のメッセージのヘッダ部をアプリケーションの種類によらず統一しておき、そこにアプリケーションの種類情報を格納しておく。第2制御部はアプリケーションの種類に応じて提供できるアイテムを記憶部より読み出し、携帯電話にロードする。このようにして、アプリケーションの種類に応じて自動的にサービスを切り替えられるようにする。
【0037】
上述の各待機画面に示すように、待機状態においてCCDカメラ21で撮影される画像を常時モニタするようにし、且つ人感センサ26が反応した時点、或いは商品購入時点などのカメラ画像をキャプチャーし、第2制御部の記憶部12に複数世代保持し、事故があったときの証拠資料とすることができる。更に第2制御部にWebサーバの機能を搭載し、データ通信アダプタを接続し、遠隔地からネットワークを介してアクセスすることにより、カメラ画像をリアルタイムに監視する機能を付加することも可能である。これにより、防犯のみならず、遠隔地から自動販売機設置場所付近の人の流れ、交通の流れの監視などの用途にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、非接触ICカードを使用してキャッシュレスで商品を購入することができると共に、カードに記録された所有者特性、過去の購入商品履歴を利用することにより、煩雑な商品選択操作をすることなく商品を購入することができる。また、商品購入と同時に携帯電話を使用して種々のサービスを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは構成配置図、bは正面外観図である。
【図2】本発明の実施例の、a〜dは1販売動作態様における表示機の画面推移を示す図である。
【図3】本発明の実施例の、a〜cは別の販売動作態様における表示機の画面推移を示す図である。
【図4】本発明の実施例の、a〜eは更に別の販売動作態様における表示機の画面推移を示す図である。
【図5】本発明の実施例の、a〜eは更に別の販売動作態様における表示機の画面推移を示す図である。
【図6】本発明の実施例の、a〜eは更に別の販売動作態様における表示機の画面推移を示す図である。
【図7】本発明の実施例の、更に別の動作態様における流れ図である。
【図8】本発明の実施例の、更に別の動作態様における流れ図である。
【図9】本発明の実施例の、a〜cは更に別の販売動作態様における表示機の画面推移を示す図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体
10 第2制御部
11 第2制御部CPU
12 記憶部
13 表示装置インターフェース
14 主制御部インターフェース
15 各種インターフェース
20 タッチパネル付きLCD表示機
21 CCDカメラ
22 赤外線通信部
23 短距離無線通信部
24 非接触ICカード対応リーダ/ライタ
25 チケット印刷装置
26 人感センサ
27 スピーカー
28 商品取出口
30 主制御部
31 主制御部CPU
32 第2制御部インターフェース
33 記憶部

Claims (7)

  1. 自動販売機への利用者の接近を感知する感知手段と、この感知手段の出力に基づき販売商品の一覧を表示する表示手段と、この表示手段の表示に基づいて利用者により選択された販売商品の確認用情報を前記表示手段に表示する購入確認手段と、有価情報を記録した非接触媒体の所要情報を非接触にて読取る読取り手段と、この読取り手段による情報に基づいて販売商品の搬出又は非搬出を行う搬出手段とを備え、感知手段が利用者の接近を感知したとき表示手段に販売商品の一覧を表示し、表示された商品の中から利用者により購入したい商品が選択されると表示手段に購入確認画面を表示し、この状態で利用者の所有する非接触媒体を読取り手段にかざすことにより決済を行い、この非接触媒体の決済と同時に非接触媒体内に購入商品情報を記録し、次回購入時には、表示手段に販売商品一覧を表示した状態で、商品を選択することなく、利用者の所有する非接触媒体を読取り手段にかざすことにより、非接触媒体内に記憶された前回購入商品を連続して購入できることを特徴とする自動販売機。
  2. 自動販売機への利用者の接近を感知する感知手段と、この感知手段の出力に基づき販売商品の一覧を表示する表示手段と、この表示手段の表示に基づいて利用者により選択された販売商品の確認用情報を前記表示手段に表示する購入確認手段と、有価情報を記録した非接触媒体の所要情報を非接触にて読取る読取り手段と、この読取り手段による情報に基づいて販売商品の搬出又は非搬出を行う搬出手段とを備え、感知手段が利用者の接近を感知したとき表示手段に販売商品の一覧を表示し、この販売商品の一覧を表示した状態で、商品を選択することなく利用者の所有する非接触媒体を読取り手段にかざすことにより、非接触媒体内に記憶された所有者特性に応じて商品を絞り込んだ販売商品一覧を表示し、その表示された商品の中から購入したい商品を選択することで購入確認画面を表示し、この状態で再度非接触媒体をかざすことにより決済を行い、購入確認画面に表示された商品を搬出することを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項2記載の自動販売機において、非接触媒体の決済と同時に非接触媒体内に購入商品情報を複数種類記録させ、1回目の非接触媒体のかざしにより、最近購入した商品一覧とその購入日時を表示し、その中より商品を選択して購入できることを特徴とする自動販売機。
  4. 請求項2記載の自動販売機において、非接触媒体の所有者特性を判断し、1回目の非接触媒体のかざしによりコントラストを鮮明にした販売商品の一覧を表示すると共に、音声ガイダンスによる商品案内をすることを特徴とする自動販売機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の自動販売機において、非接触媒体は、非接触ICカード、又は携帯端末に内蔵されるカードであることを特徴とする自動販売機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の自動販売機において、表示手段はLCD表示機であることを特徴とする自動販売機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の自動販売機において、読取り手段は非接触媒体対応リーダ/ライタであることを特徴とする自動販売機。
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