JP4171616B2 - 角膜手術装置及び角膜切除量決定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームにより角膜を切除する角膜手術装置及び角膜切除手術のための切除量を決定する装置に関する。
【0002】
【従来技術】
レーザビームにより角膜を切除(アブレーション)し、角膜の形状を変えることにより眼の屈折異常を矯正する角膜手術装置が知られている。この種の装置の装置では、矯正量に相当するレンズ成分を角膜から取り除くように、角膜を切除する。このとき、矯正量を確保する光学領域(オプチカルゾーンという)のみをアブレーションすると、アブレーションした部分とアブレーションしない部分との境界が段差となって表れる。そこで、本出願人は、特開平6−189999号公報により、オプチカルゾーンのアブレーション領域と非アブレーション領域とを滑らかに接続するために、オプチカルゾーンの外側に調整ゾーンを形成する方法を提案した。近視矯正の場合の調整ゾーンは、一つの例として、術前と術後の両角膜形状に内接する円を求めることにより決定している。
【0003】
また、近視の高度数の球面矯正や柱面矯正をする場合、切除深度が深くなることを避けるための一つの方法として、矯正量を複数に分割すると共にその切除径を変える方法が手術の現場で行われている。一例として、近視の球面矯正がS−5.00D(ディオプタ)の術眼に対して、図9に示す如く、3段階のステージに分割する方法が実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開平6−189999号公報のように、オプチカルゾーンの外側に調整ゾーンを設けることにより、アブレーションした部分とアブレーションしない部分との境界の段差が軽減され、良好な結果が得られるようになってきた。しかし、特開平6−189999号公報の方法では、特に矯正量が多い場合に術前と術後の両角膜形状に内接する円の半径が小さくなり、曲率が急激に変化する部分が調整ゾーンの広い範囲で多く現われやすい。曲率が急激に変化する部分が多いと、夜間視におけるグレアーやハローの原因になるという問題がある。
【0005】
また、図9に示した方法では、各ステージの境に角膜の曲率変化が急になる傾向がある。加えて、矯正量や切除径(OZ、TZ)を各ステージ毎にそれぞれ手入力する必要があり、入力が手間である、入力ミスが発生しやすい、手入力であるため分割のステージ数に制限がある、各ステージの分割数や切除径の入力の適切さが術者の経験に左右されることが多い、等の問題がある。さらに、複数回に分割した手術では、手術時間が長くなる問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来技術に鑑み、簡易的な方法により、切除領域内で急激に曲率が変化する部分を少なくできる角膜手術装置、及びその角膜切除量を決定する装置を提供することを技術課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) レーザビームにより角膜を切除して角膜の形状を変えることにより眼の屈折異常を矯正する角膜手術のための角膜切除量決定装置において、術眼の手術前の角膜形状データ、術眼の屈折異常を矯正するための目標の矯正量データ、その矯正量を確保するオプチカルゾーンのサイズデータ及び前記オプチカルゾーンと非切除領域とを滑らかに接続する調整ゾーンの外径サイズデータを入力するデータ入力手段と、前記オプチカルゾーンの端から前記調整ゾーンの外径までの径をある分割数m−1で細分割し、オプチカルゾーンの径をD1として調整ゾーンの外径に向けて順次各分割点を径とする切除径DM(M=1,2,3,…,m。ただし、D1<D2…<Dm=調整ゾーンの径であり、D1,後述の矯正量P1及び切除量AP1は矯正量P1を切除径D1で行うときに切除量AP1となる関係を持つ)を求め、前記データ入力手段により入力された前記矯正量を分割数mに基づいて分割した個々の矯正量PM(M=1,2,3,…,m。ただし、P1+P2…+Pm=目標矯正量)を定め、個々の切除径DMに対応する個々の矯正量PMを得て、角膜の切除を各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する各矯正量PM(M=1,2,3,…,m)で個別に行うものと仮定して、各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する矯正量PM(M=1,2,3,…,m)毎に順次切除前の角膜形状R(M−1)(M=1,2,3,…,m。ただし、R0は手術前の角膜形状データ)と切除後の角膜形状RM(M=1,2,3,…,m)との差を計算して個々の切除量APM(M=1,2,3,…,m)を求め、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)のD1内の各位置での積算が前記オプチカルゾーン内の各位置での切除量となり、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)の調整ゾーン内の各位置での積算が前記調整ゾーンの各位置での切除量となるべく、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)を積算して角膜の切除量のデータを求める演算手段と、該演算手段により演算された切除量のデータを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
(2) レーザビームを角膜に導光して角膜を所期する形状に切除する導光手段を備える角膜手術装置において、術眼の手術前の角膜形状データ、術眼の屈折異常を矯正するための目標の矯正量データ、その矯正量を確保するオプチカルゾーンのサイズデータ及び前記オプチカルゾーンと非切除領域とを滑らかに接続する調整ゾーンの外径サイズデータを入力するデータ入力手段と、前記オプチカルゾーンの端から前記調整ゾーンの外径までの径をある分割数m−1で細分割し、オプチカルゾーンの径をD1として調整ゾーンの外径に向けて順次各分割点を径とする切除径DM(M=1,2,3,…,m。ただし、D1<D2…<Dm=調整ゾーンの径であり、D1,後述の矯正量P1及び切除量AP1は矯正量P1を切除径D1で行うときに切除量AP1となる関係を持つ)を求め、前記データ入力手段により入力された前記矯正量を分割数mに基づいて分割した個々の矯正量PM(M=1,2,3,…,m。ただし、P1+P2…+Pm=目標矯正量)を定め、個々の切除径DMに対応する個々の矯正量PMを得て、角膜の切除を各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する各矯正量PM(M=1,2,3,…,m)で個別に行うものと仮定して、各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する矯正量PM(M=1,2,3,…,m)毎に順次切除前の角膜形状R(M−1)(M=1,2,3,…,m。ただし、R0は手術前の角膜形状データ)と切除後の角膜形状RM(M=1,2,3,…,m)との差を計算して個々の切除量APM(M=1,2,3,…,m)を求め、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)のD1内の各位置での積算が前記オプチカルゾーン内の各位置での切除量となり、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)の調整ゾーン内の各位置での積算が前記調整ゾーンの各位置での切除量となるべく、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)を積算して角膜の切除量のデータを求める演算手段と、該演算手段により演算された切除量のデータに基づいて前記導光手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る角膜手術装置システムの構成ブロック図である。
100は角膜形状を測定する装置であり、角膜切除量を決定するための要因となる術眼の測定データを得る。角膜形状測定装置100は、被検眼角膜に多数の円環状のプラチドリングを投影する投影手段101と、そのリング像を撮像する撮像手段102と、撮像された画像を処理してリング像のエッジを検出し、広い範囲にわたって角膜曲率の分布を得る検出手段103を備える。
【0009】
150は角膜の切除量を算出する演算装置であり、演算装置151、入力部152、ディスプレイ等の表示部153、データ出力部154等を備える。これらは市販のパーソナルコンピュータが使用できる。測定装置100で得られた測定データは、ケーブル通信やフレキシブルディスク等の記憶媒体を介して入力部152により入力する。また、切除領域のサイズデータ、矯正量データ等を入力部152により入力する。表示部153には切除量の演算結果が図形表示される。200はレーザビームにより角膜を切除する角膜手術装置であり、演算装置150で得られた切除量のデータを、ケーブル通信やフレキシブルディスク等の記憶媒体を入力する手段を有する。
【0010】
図2は角膜手術装置のレーザ導光光学系及び制御系の構成を説明する図である。210は193nmの波長を持つエキシマレーザを出射するレーザ光源である。レーザ光源210から水平方向に出射されたレーザビームは、ミラー211、212により反射され、平面ミラー213でさらに90度方向に反射される。平面ミラー213はミラー駆動部214により図における矢印方向に移動可能であり、レーザビームをガウシアン分布方向に平行移動して対象物を均一に切除できる。この点は、特開平4−242644号に詳細に記載されているので、詳しくはこれを参照されたい。
【0011】
215はイメージローテータであり、イメージローテータ駆動部216により中心光軸を中心にして回転駆動され、レーザビームを光軸周りに回転させる。217はミラーである。
218はアブレーション領域を円形に制限する可変円形アパーチャであり、アパーチャ駆動部219によりその開口径が変えられる。220はアブレーション領域をスリット状に制限する可変のスリットアパーチャであり、アパーチャ駆動部221により開口幅とスリット開口の方向が変えられる。222、223はビームの方向を変えるミラーである。224は円形アパーチャ218およびスリットアパーチャ220を患者眼の角膜Ec上に投影するための投影レンズである。
【0012】
225は193nmのエキシマレーザビームを反射して可視光を通過する特性を持つダイクロイックミラーであり、投影レンズ224を経たレーザビームはダイクロイックミラー225により90°偏向されて角膜Ecへと導光される。ダイクロイックミラー225の上方には固視灯226、対物レンズ227、顕微鏡部203が配置される。
250はレーザ光源210や各駆動部等を制御する制御部である。また、制御部250にはフットスイッチ208、各種の操作スイッチやレーザ照射光学系が配置されたアームを移動するコントローラ206、コンピュータ209が接続されている。コンピュータ209は、手術データを入力する入力手段やモニタを備え、レーザ照射制御データの演算や表示、記憶等を行う。
【0013】
この角膜手術装置200による矯正手術について説明する。近視の球面矯正の場合、制御部250は円形アパーチャ218によりレーザビームを制限し、平面ミラー213を順次移動してレーザビームをガウシアン分布方向に移動する。そして、レーザビームが1面を移動し終わるごとに、イメージローテータ215の回転によりレーザビームの移動方向を変更して(例えば、120度間隔の3方向)、円形アパーチャ218により制限された領域を略均一にアブレーションする。これを円形アパーチャ218の開口領域の大きさを順次変えるごとに行うことにより、角膜の中央部を深く、周辺部を浅くした球面成分のアブレーションが行える。
【0014】
近視の柱面矯正の場合、オプチカルゾーンに合わせて円形アパーチャ218を開き、スリットアパーチャ220の開口幅を変えていく。スリットアパーチャ220はそのスリット開口幅が強主経線方向に変化するように駆動部221によりスリット開口の方向を調整しておく。レーザビームの照射は、前述の球面矯正の場合と同様に、平面ミラー213を順次移動してレーザビームをガウシアン分布方向に移動する。レーザビームを1スキャンするごとに、イメージローテータ215の回転によりレーザビームの移動方向を変更し、スリットアパーチャ220により制限された領域を略均一にアブレーションする。そして、スリットアパーチャ220の開口幅を順次変えながら、これを繰り返すことにより、柱面成分のアブレーションが行える。
【0015】
次に、矯正量を確保するオプチカルゾーンと非アブレーション領域とを接続する調整ゾーンの形成について説明する。まず、近視の球面矯正の場合を、図3〜図5を基に説明する。なお、測定装置100により得られた術前の角膜曲率、術眼の目的とする矯正量(ディオプタ)、オプチカルゾーンのサイズ(OZ)、調整ゾーンの外径サイズ(TZ)を、入力部152により演算装置150に入力しておく。切除量は演算部151により求められる。
【0016】
まず、OZとTZにより決まる調整ゾーン幅Twを、微小間隔Δdで分割する。調整ゾーン幅Twは、OZとTZを入力することにより計算されるが、直接数値入力しても良い。分割数mは、m=Tw/Δd+1により計算する。例えば、OZ=5mm、TZ=9mm、間隔Δd=0.02mmとすると、分割数m=101となる。この分割数mで矯正量PC(ディオプタ)を細分割すると、PC=P1+P2+P3+…+Pmとなる。以下、分割パワーP1、P2、P3、…Pmを、PM(M=1,2,3,…,m)で表記する。
【0017】
次に、それぞれのPMについて球面レンズ成分を切除するものとして考える。このとき、初めのP1の切除サイズD1はOZから初め、2番目のP2の切除サイズD2=OZ+2Δd、3番目のP3の切除サイズD3=OZ+4Δd、とういうように切除サイズを2Δd分づつ順次大きくしていく。最後のm番目の切除サイズDmは、OZ+(m−1)2Δd=TZとなる。M番目の切除サイズDMは、DM=OZ+(M−1)2Δd…(M=1,2,3,…,m)とする。
【0018】
各PMに対するそれぞれの切除量APM(M=1,2,3,…,m)を算出する。この算出に際しては、切除前の角膜曲率R(M-1)から分割パワーPMを切除したときの切除後の曲率RMを、次式により求める。なお、nは角膜の屈折率であり、通常はn=1.376が使用される。
RM=(n−1)RM-1/((n−1)+RM-1PM) …(式1)
そして、切除サイズDMの範囲で、RMの曲面形状とRM-1の曲面形状との差を計算することにより、分割パワーPM(M=1,2,3,…,m)に対するそれぞれの切除量APM(M=1,2,3,…,m)が求められる(図5参照)。最後に、この切除量APMを全て積み上げることにより、図4に示す全体の切除量が求められる。
【0019】
ここで、式1をP1、P2、P3…Pmについてそれぞれ展開すると、
P1=(1/R1−1/R0)*(n−1)
P2=(1/R2−1/R1)*(n−1)
P3=(1/R3−1/R2)*(n−1)
………
Pm=(1/Rm−1/Rm-1)*(n−1)
となる。R0は入力される術前の角膜曲率であり、Rmは矯正量PCを切除したときの最終的な角膜曲率である。
【0020】
上記式を全て足すと、
P1+P2+P3+…+Pm=(1/Rm−1/R0)*(n−1)
となる。これは、オプチカルゾーン内での矯正量PCが確保されていることを示している。
【0021】
一方、オプチカルゾーンの外側には、切除量APM(M=1,2,3,…,m)を積み上げたことにより、結果的にオプチカルゾーンと非アブレーション領域とを接続する調整ゾーンが幅Twで形成されることになる。調整ゾーンでは、オプチカルゾーンから外側にいくにしたがって、切除量が徐々に減少するので、急激な曲率(tangential曲率)の変化部分(範囲)が少なくなる。
【0022】
近視の柱面矯正の場合を図6により説明する。強主経線方向の切除は、近視の球面切除の場合と同様に、矯正量PCを細分割した柱面レンズを切除するものとして、その切除量を積み上げたものを計算する。強主経線方向の切除量は、図6のCSとなる。
【0023】
一方、弱主経線方向の切除は、オプチカルゾーン内では均一の切除量である。調整ゾーン幅Twの切除量Cfは、強主経線方向の切除量CSを利用する。切除量Cfは、TZの半径Azにおける切除量CSを、Twに変換したものとして求める。すなわち、切除量CSを幅方向にTw/Azで圧縮した切除量となる。したがって、弱主経線方向の調整ゾーンの形状は、強主経線方向の切除量CSの形状が反映されるため、オプチカルゾーン付近では急激に曲率が変化する部分を少なくできる。
【0024】
なお、分割数mが多いほど、徐々に変化する切除量が細かくなり、急激な曲率変化を計算上少なくできる。分割数mは、切除ゾーン幅Twと間隔Δdとにより決められるので、このΔdを小さくすれば多くなる。本実施形態では、Δdの値を、レーザ導光光学系の円形アパーチャ218(柱面切除の場合は、スリットアパーチャ220)による切除幅の分解能との関係により決定しており、角膜上での切除幅の分解能が半径0.02mmであるものとしている。これは、近視の柱面矯正における弱主経線方向の調整ゾーンの形状をも滑らかにするため設定した値である。近視の球面矯正及び柱面矯正における強主経線方向の調整ゾーンの形状のみを考える場合、調整ゾーンの切除深度が少ないので、Δdの値を0.02mmより大きくしても良い。
【0025】
以上の切除量の計算は、演算部151により処理される。術前の角膜形状及び術後に予定される角膜形状が角膜屈折力に変換され、図7のように、表示部153の画面160には、トポグラフィのカラーマップとして表示される。161が術前のカラマップであり、162が術後のカラーマップである。パラメータ欄163には、入力したデータと切除深度のデータが表示される。また、ウィンドウ表示部165には、調整ゾーンの切除カーブを変更するためのパラメータ欄が表示される。パラメータ欄163の入力データ、調整ゾーンの切除カーブのパラメータを変更することにより、術後に予定する角膜形状をシュミレーションでき、その結果をカラーマップで確認できる。
【0026】
図8は、調整ゾーンの切除カーブの変更方法を説明する図である。図8において、縦軸には矯正量PC(正規化した値)を、横軸には調整ゾーンの半径をとっている。直線のグラフLAは、径方向の距離に対する矯正量PCの分割パワーPMを等しくした場合を示している。凹曲線のグラフLBは、矯正量PCの分割パワーPMを中心側で大きく、周辺側にいくに従って徐々に小さくした場合を示している。逆に、凸曲線のグラフLCは、矯正量PCの分割パワーPMを中心側で小さく、周辺側にいくに従って徐々に大きくした場合を示している。グラフLCに設定した場合、グラフLAに対して、オプチカルゾーン付近での曲率の変化を少なくできるが、最大切除深度が深くなる。グラフLBに設定した場合、グラフLAに対して、オプチカルゾーン付近での曲率の変化が大きくなるが、最大切除深度を浅くできる。このように矯正量PCの細分割パターンを変更することにより、調整ゾーンの切除カーブ及び最大切除深度を調整できる。
【0027】
ウィンドウ表示部165に表示されるグラフのパラメータは、入力部152が持つマウス等を使用して変更できる。この変更により、術後のカラーマップ162の表示、及びパラメータ欄163の切除深度の表示も変更される。術者は、こうしたシュミレーションにより、切除深度との関係を考慮しつつ、術眼の屈折矯正に適した調整ゾーンのカーブ形状を選択できる。なお、グラフLA,LB,LCは、予め設定された複数のものから選択が可能であるが、任意に設定可能としても良い。
【0028】
演算装置150により決定した切除量のデータを、角膜手術装置200側のコンピュータ209に入力する。切除量の演算機能は、角膜形状測定装置100又は角膜手術装置200側のコンピュータ209に持たせても良い。角膜手術装置200の制御部250は、切除量のデータに基づいて円形アパーチャ218やスリットアパーチャ220の開口を制御しつつ、レーザ照射する。調整ゾーンは、オプチカルゾーンから円形アパーチャ218の開口領域を順次変えていきながらレーザビームのスキャンを重ね合わせることにより形成される。
【0029】
以上のような調整ゾーンの形成方法を使用し、本発明者らが模型眼をアブレーションした結果、及び人眼のアブレーションをシュミレーションした結果とも、従来の方法に比べて、急激に曲率が変化する部分(範囲)が少なくなっていることが確認にされた。上記の方法は、調整ゾーンの周辺付近で曲率変化の急激な部分がやや生じるようになるが、矯正量を確保するオプチカルゾーン付近では、急激に曲率が変化する部分が少なくなる。調整ゾーンの周辺まで瞳孔が開くことがなければ、夜間視におけるグレアやハローの発生が生じにくくなる。
【0030】
なお、図2に示した角膜手術装置200のレーザ照射光学系は、円形アパーチャ218、スリットアパーチャ220を用いた構成としたが、小スポットに形成されたレーザビームをガルバノミラー等のスキャニング光学系により走査しながらアブレーションするタイプの装置であっても良い。この種のレーザ照射光学系の場合には、柱面矯正時の弱主経線方向の調整ゾーン幅Twを大きく取ることができるので、弱主経線方向の急激な曲率変化をより抑えることが可能になる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡易的に方法により、切除領域内で急激に曲率が変化する部分を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る角膜手術装置システムの構成ブロック図である。
【図2】角膜手術装置のレーザ導光光学系及び制御系の構成を説明する図である。
【図3】近視の球面矯正における調整ゾーンの形成を説明する図である。
【図4】図3の各矯正量の積算により求められる全体の矯正量の図である。
【図5】各分割パワーに対して求められる切除量の図である。
【図6】近視の柱面矯正における調整ゾーンの形成を説明する図である。
【図7】演算装置の表示部に表示される画面例の図である。
【図8】調整ゾーンの切除カーブの変更方法を説明する図である。
【図9】矯正量を複数のステージに分割する、従来の方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
100 角膜形状測定装置
150 演算装置
151 演算装置
152 入力部
153 表示部
154 データ出力部
200 角膜手術装置
209 コンピュータ
210 レーザ光源
218 円形アパーチャ
220 スリットアパーチャ
250 制御部
Claims (2)
- レーザビームにより角膜を切除して角膜の形状を変えることにより眼の屈折異常を矯正する角膜手術のための角膜切除量決定装置において、術眼の手術前の角膜形状データ、術眼の屈折異常を矯正するための目標の矯正量データ、その矯正量を確保するオプチカルゾーンのサイズデータ及び前記オプチカルゾーンと非切除領域とを滑らかに接続する調整ゾーンの外径サイズデータを入力するデータ入力手段と、前記オプチカルゾーンの端から前記調整ゾーンの外径までの径をある分割数m−1で細分割し、オプチカルゾーンの径をD1として調整ゾーンの外径に向けて順次各分割点を径とする切除径DM(M=1,2,3,…,m。ただし、D1<D2…<Dm=調整ゾーンの径であり、D1,後述の矯正量P1及び切除量AP1は矯正量P1を切除径D1で行うときに切除量AP1となる関係を持つ)を求め、前記データ入力手段により入力された前記矯正量を分割数mに基づいて分割した個々の矯正量PM(M=1,2,3,…,m。ただし、P1+P2…+Pm=目標矯正量)を定め、個々の切除径DMに対応する個々の矯正量PMを得て、角膜の切除を各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する各矯正量PM(M=1,2,3,…,m)で個別に行うものと仮定して、各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する矯正量PM(M=1,2,3,…,m)毎に順次切除前の角膜形状R(M−1)(M=1,2,3,…,m。ただし、R0は手術前の角膜形状データ)と切除後の角膜形状RM(M=1,2,3,…,m)との差を計算して個々の切除量APM(M=1,2,3,…,m)を求め、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)のD1内の各位置での積算が前記オプチカルゾーン内の各位置での切除量となり、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)の調整ゾーン内の各位置での積算が前記調整ゾーンの各位置での切除量となるべく、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)を積算して角膜の切除量のデータを求める演算手段と、該演算手段により演算された切除量のデータを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする角膜切除量決定装置。
- レーザビームを角膜に導光して角膜を所期する形状に切除する導光手段を備える角膜手術装置において、術眼の手術前の角膜形状データ、術眼の屈折異常を矯正するための目標の矯正量データ、その矯正量を確保するオプチカルゾーンのサイズデータ及び前記オプチカルゾーンと非切除領域とを滑らかに接続する調整ゾーンの外径サイズデータを入力するデータ入力手段と、前記オプチカルゾーンの端から前記調整ゾーンの外径までの径をある分割数m−1で細分割し、オプチカルゾーンの径をD1として調整ゾーンの外径に向けて順次各分割点を径とする切除径DM(M=1,2,3,…,m。ただし、D1<D2…<Dm=調整ゾーンの径であり、D1,後述の矯正量P1及び切除量AP1は矯正量P1を切除径D1で行うときに切除量AP1となる関係を持つ)を求め、前記データ入力手段により入力された前記矯正量を分割数mに基づいて分割した個々の矯正量PM(M=1,2,3,…,m。ただし、P1+P2…+Pm=目標矯正量)を定め、個々の切除径DMに対応する個々の矯正量PMを得て、角膜の切除を各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する各矯正量PM(M=1,2,3,…,m)で個別に行うものと仮定して、各切除径DM(M=1,2,3,…,m)に対応する矯正量PM(M=1,2,3,…,m)毎に順次切除前の角膜形状R(M−1)(M=1,2,3,…,m。ただし、R0は手術前の角膜形状データ)と切除後の角膜形状RM(M=1,2,3,…,m)との差を計算して個々の切除量APM(M=1,2,3,…,m)を求め、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)のD1内の各位置での積算が前記オプチカルゾーン内の各位置での切除量となり、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)の調整ゾーン内の各位置での積算が前記調整ゾーンの各位置での切除量となるべく、各切除量APM(M=1,2,3,…,m)を積算して角膜の切除量のデータを求める演算手段と、該演算手段により演算された切除量のデータに基づいて前記導光手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする角膜手術装置。
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