JP4168952B2 - 遠心機 - Google Patents
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Description
ロータ運動エネルギー=1/2(Ipω2)・・・・・(1)
である。
図1は本発明の具体的実施例となる遠心機の構成を示したものである。図1において、1は試料を収納するロータであり、2はロータ1を回転駆動する3相の誘導モータであり、13は駆動シャフト14の駆動トルクをロータ1に伝達するクラウン、スパッド等のトルク伝達器である。3は交流電源4を入力としモータ2に可変周波の電圧を出力するインバータ変換器であり、5は第1の速度検出手段であり、例えば、エンコーダディスク27のスリットの有無によりパルス信号φ1を出力するフォトインタラプタである。6は第2の速度検出手段であり、トルク伝達器13の低部の円周上に設けた少なくとも1つ以上のマグネット7の有無を検出しパルス信号φ2を出力するホール素子等のマグネットセンサである。
図2は図1における第1の制御装置8と第2の制御装置9の詳細な構成を示すブロック回路図である。図2において、第1の制御装置8はCPU(Central Processing Unit)201と電流実効値変換器202と不揮発メモリのRandom Access Memory(以後RAMと言う)208とインバータ制御部210で構成され、第2の制御装置9はCPU211と電流実効値変換器212と不揮発メモリのElectrically Erasable Programmable Read Only Memory(以後EEPROMと言う)218で構成されている。
ω=2π×F/2CNT・・・・・(3)
である。
ωn=α(ωr−ωn−1)+ωn−1・・・・・(4)
である。ここで、αは1より小さい値であり、小さい値であればあるほど減衰効果を期待できるが、図5のΔtで表した実際の速度に対する時間遅れも大きくなってしまう。さらにこの時間遅れは速度の検出周期が長いほど大きくなってしまう。本実施例では、CPU201とCPU211が検出する速度は、フィルタリング処理での時間遅れを極力小さくできるようにモータ2の1回転当たりのパルス数が多く速度の更新周期が短くなる第3の速度検出器26からのパルス信号φ3a、φ3bから求め、上記時間遅れを200ms程度にし遠心機の回転速度制御上問題無いようにしている。
インバータ変換器3において312は交流電源4を直流電源に変換するコンバータであり、311はコンバータ312で変換された電源を平滑する平滑コンデンサである。30、31、32は、それぞれモータ2に3相の交流電力を供給するインバータブリッジであり、例えばIGBTやFET等のスイッチング素子に還流ダイオードを逆接続した上アーム、下アームで構成されている。図3ではスイッチング素子としてIGBTを用いており、インバータブリッジ30を代表し、ブリッジを構成する上アーム、下アームを301、302で示し、304、306はそれぞれ上アーム301、下アーム302のゲート制御回路であり、これらはフォトカプラ305、307から点孤信号が送られるようになっている。310は フォトカプラ305、307の発光素子を点灯させるための電源であり、トランジスタ等の半導体スイッチから成る第1の遮断装置20と抵抗器308、309を介しフォトカプラ305、307の発光素子のアノード側に接続されている。インバータ制御部210が出力する各ブリッジのオン・オフ信号はドライバ316、317を介しフォトカプラ305、307の発光素子のカソード側に送られ、上アーム301、下アーム302は各々インバータ制御部210の出力信号がLOWレベルになった時にオンするようになっている。
dωa/dt=(ω3−ω2)/(T3−T2)・・・・・(5)
時刻T3では、第1の制御装置8は出力トルクをゼロとし、風損等の回転抑制トルクに従う自然減速状態となり、速度検出フィルタリング処理時間遅れを考慮し、時刻T4まで自然減速状態を保ち、T4での速度ω4から更に自然減速させ、時刻T5の速度ω5まで低下させる。この時、(2)式における減速している時の角加速度dωb/dtは、下式の通りとなる。
dωb/dt=(ω4−ω5)/(T5−T4)・・・・・(6)
しかし、本実施例のモータ2は誘導モータであるためモータの制御は一定周期でモータ電圧の大きさと周波数を変更しているので、扱うロータの慣性モーメントの大きさに伴い瞬時のすべりが変化し、更に平滑コンデンサ電圧やモータ巻線の温度変化による1次巻線抵抗の変化により、モータ電流と出力トルクの線形性が失われてしまう。
つまり、ロータ1を回転駆動している時のモータ2の実出力トルクの推定値τb^は、予めモータ2が実際に出力したトルクを基に、モータ電流Im、平滑コンデンサ電圧V、加速時の角加速度dωa/dtとの回帰分析を行い、各要素のゲインを決定し、次式で推定している。
τb^=A×Im+B×dωa/dt+C×V+D・・・・・(7)
A、B、Cはそれぞれ各要素、電流Im、平滑コンデンサ電圧V、加速時の角加速度dωa/dtのゲイン、Dはオフセットである。なお、平滑コンデンサ電圧Vの変わりにモータ2の相間電圧でも良い。
また、本実施例では(2)式でのエネルギー測定時の角速度ωmは、時刻T2での速度ω2と時刻T3でのω3の中間速度とし、
ωm=(ω2+ω3)/2・・・・・(8)
である。
dωa/dt=(ω3−ω2)/ta・・・・・(9)
処理720で自然減速時の角加速度dωb/dtが次式により演算される。
dωb/dt=(ω4−ω5)/tb・・・・・(10)
ステップ721では、(8)式に従い決定したエネルギー測定時の角速度ωmと(7)式により推定したモータ2の出力トルクの推定値τm^と更に角加速度dωa/dt、dωb/dtを(2)式に代入して角速度ωmでのロータ1の回転エネルギーEmが同定され、ステップ722でωmとEmは不揮発メモリのRAM208に記憶される。ステップ723では、ユーザーインタフェース手段25により操作者が設定した設定整定速度ωsでのロータエネルギーーEsが次式に従い演算される。
Es=Em(ωS2/ωm2)・・・・・(11)
ステップ724ではCPU201とCPU211で測定したロータエネルギーを通信にて照合し、互いのCPUが異常なくエネルギー算出が実施されたか否かを判断し、正常にエネルギー演算が実施されていれば、各CPUが演算したエネルギー値を比較し合い所定の誤差以内にあれば正常と判断しステップ726に進む。所定の値を超えた誤差がある時は、第1の制御装置8と第2の制御装置9のいずれか一方に不具合があると判断し、ステップ725に進みモータ2の減速停止処理を実施し測定を終了する。
状態と判断し、ステップ802でインバータ変換器3の電源入力を遮断するようにI/O217から信号ライン23を介し第2の遮断装置21へ遮断信号を出力し、エネルギー測定を終了する。
Er=Em(ωr2/ωm2)・・・・・(12)
ステップ904は、遠心機の封じ込めエネルギー閾値EcとωrでのロータエネルギーErとの大小を判断し、ErがEc以上であればステップ905に進み第1の遮断装置20に遮断信号を出力し、ErがEc未満であればステップ906に進み、ステップ906では、ユーザーインタフェース手段25を介し操作者が選択したロータの許容最高回転速度ωmaxでのロータ固有のエネルギー上限値Emaxと上記Erを比較し、ErがEmax以上であればステップ905に進み第1の遮断装置20に遮断信号を出力し、ErがEmax未満であればステップ900に戻り、以降、現在速度ωrに従い大小するロータエネルギーを監視し、遠心機の封じ込めエネルギー又はロータ固有のエネルギー上限値Emaxに対して上記ロータエネルギーが超えないように、エネルギーの監視が実施される。
P=τa×ω・・・・・(13)
である。ここで、風損等の機械損を無視すると、モータ2の出力トルクτmは(13)式のτaと等価と見ることができるので、加速状態でロータ1に印可されたEnは上記仕事率Pを次式に従い時間積分した値で表される。
第1の制御装置8、第2の制御装置9は、各々このErと遠心機の封じ込めエネルギー閾値Ecとを比較し、ErがEcを越えたと判断した時に第1の遮断装置20、第2の遮断装置21に遮断信号を出力するように動作するので、遠心機の封じ込めエネルギーに対しロータ1のエネルギーが超えないようにロータ1の速度の制限が可能である。
Claims (9)
- 試料を収納するロータと、該ロータを可変の角速度で回転駆動するモータと、直流電源を交流電源に変換し該モータに可変周波の交流電圧を出力するインバータ変換器と、前記モータの電流を検出する第1の電流検出器及び第2の電流検出器と、前記インバータ変換器の直流電源電圧を検出する第1の直流電圧検出器及び第2の直流電圧検出器と、前記ロータ或は前記モータの角速度を検出する第1の速度検出手段及び第2の速度検出手段と、第1の制御装置及び第2の制御装置を備え、前記第1の制御装置は、前記第1の電流検出器による前記モータの電流と、前記第1の直流電圧検出器による前記インバータ変換器の直流電源電圧と、前記第1の速度検出手段による前記ロータの角速度と角加速度に基づいて、前記ロータの回転エネルギーを求め、前記第2の制御装置は、前記第2の電流検出器による前記モータの電流と、前記第2の直流電圧検出器による前記インバータ変換器の直流電源電圧と、前記第2の速度検出手段による前記ロータの角速度と角加速度に基づいて、前記ロータの回転エネルギーを求めることを特徴とする遠心機。
- 前記第1の制御装置及び第2の制御装置は、各々独立して所定の前記ロータの回転エネルギー制限値を持つことを特徴とする請求項1記載の遠心機。
- 前記第1の制御装置は前記ロータの回転エネルギー制限値として、遠心機の封じ込めエネルギー或は任意のロータで予め定められたロータ固有のエネルギー上限値の少なくとも一方を有し、前記第2の制御装置は前記ロータの回転エネルギー制限値として、遠心機の封じ込めエネルギーを有していることを特徴とする請求項2記載の遠心機。
- 前記遠心機は、前記インバータ変換器から前記モータへの電圧供給路に互いに独立して配置された前記インバータ変換器から前記モータへの電圧供給を遮断する第1の遮断装置及び第2の遮断装置を備え、前記第1の制御装置は、前記ロータが任意の角速度で回転している状態での回転エネルギーを求め、該回転エネルギーが前記ロータの回転エネルギー制限値を超えたと判断した時に、前記第1の遮断装置に遮断動作信号を出力し、前記第2の制御装置は、前記ロータが任意の角速度で回転している状態での回転エネルギーを求め、該回転エネルギーが前記ロータの回転エネルギー制限値を超えたと判断した時に、前記第2の遮断装置に遮断動作信号を出力することを特徴とする請求項2記載の遠心機。
- 前記遠心機は、前記ロータの整定回転速度を操作者が任意に設定できるユーザーインタフェース手段を備え、前記第1の制御装置は、前記ロータがユーザーインタフェース手段により設定された整定回転速度での前記ロータの回転エネルギーを求め、該整定回転速度での前記ロータの回転エネルギーが前記ロータの回転エネルギー制限値を超えたと判断した時に、前記インバータ変換器を制御し、前記モータを減速させることを特徴とする請求項2記載の遠心機。
- 前記第1の制御装置と前記第2の制御装置の間に通信手段を備え、前記第1の制御装置は前記インバータ変換器を制御し、且つ、前記通信手段を介し前記第2の制御装置との前記ロータの回転エネルギーの測定に関する時間の同期を取ることを特徴とする請求項1記載の遠心機。
- 前記第1の制御装置と前記第2の制御装置の間に通信手段を備え、前記第1の制御装置は前記インバータ変換器を制御し、且つ前記通信手段による前記第2の制御装置との通信が不当であると判断した時に前記モータを減速させることを特徴とする請求項1記載の遠心機。
- 前記遠心機は、前記インバータ変換器から前記モータへの電圧供給路に互いに独立して配置された前記インバータ変換器から前記モータへの電圧供給を遮断する第1の遮断装置及び第2の遮断装置と、前記第1の制御装置と前記第2の制御装置との間に通信手段を備え、前記第2の制御装置は前記通信手段による前記第1の制御装置との通信が不当であると判断した時に前記第2の遮断装置に遮断動作信号を出力することを特徴とする請求項1記載の遠心機。
- 前記第1の制御装置と前記第2の制御装置の間に通信手段を備え、
前記第1の制御装置は、前記通信手段により前記第2の制御装置が測定した前記ロータの回転エネルギーを観測し、前記第1の制御装置が測定した前記ロータの回転エネルギーと前記第2の制御装置が測定した前記ロータの回転エネルギーの誤差が所定値を超えたと判断した時に、前記インバータ変換器を制御し、前記モータを減速させることを特徴とする請求項1記載の遠心機。
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