JP4168722B2 - レシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置 - Google Patents

レシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品販売に関する入力情報に基づいてホストコンピュータにより生成された会計処理印刷データに、既に記憶されている画像データを付加して、レシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、スーパーやコンビニエンス・ストア等の小売業において利用されているPOSシステム(販売時点情報管理システム)では、商品販売に関する入力情報を取得するホストコンピュータと、レシートに印刷を行うための印刷装置とによってPOS端末が構成されている。この種のPOS端末としては、ホストコンピュータにより生成された会計処理印刷データを印刷装置が受信し、当該会計処理印刷データに基づいて、レシート上に印刷を行う形態(例えば、特許文献1参照。)が一般的である(図17参照)が、近年では、この会計処理印刷データの他に、例えば店のロゴなどの画像データを印刷可能なものも知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−273560号公報(第4−7頁、第10−11図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような会計処理印刷データと画像データとを同一のレシート上に印刷するPOS端末においては、ホストコンピュータ内に画像データを格納しておき、この画像データとホストコンピュータ内で生成された会計処理印刷データとをコンバインした後、印刷装置にデータを送信している。しかしながら、ホストコンピュータと印刷装置とが低速インターフェースを用いて接続されている場合、データ伝送に時間がかかり、レシートの発行が遅れてしまうといった問題があった。このため、全体として処理効率が悪化し、顧客を待たせてしまうなど、業務に支障をきたしていた。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑み、ホストコンピュータと印刷装置間のインターフェースとして低速インターフェースを用いた場合でも、迅速に画像データを印刷可能なレシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のレシート印刷データ生成方法は、商品販売に関する入力情報に基づいてホストコンピュータにより生成された会計処理印刷データに、既に記憶されている画像データを付加して、レシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成方法であって、画像データを記憶する画像データ記憶工程と、ホストコンピュータから、会計処理印刷データを取得する会計処理印刷データ取得工程と、ホストコンピュータから、画像データを付加して印刷するための画像付加設定コマンドを取得する画像付加設定コマンド取得工程と、画像付加設定コマンドを解析し、画像データの印刷位置を示す行番号を取得するコマンド解析工程と、行番号に基づき、会計処理印刷データに画像データを付加してレシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成工程と、を備え、画像付加設定コマンドは、画像データの付加を開始する位置を示すスタート行番号、および前記画像データの付加を終了する位置を示すエンド行番号に関するパラメータを含み、コマンド解析工程では、スタート行番号およびエンド行番号の2つの行番号を取得することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の印刷装置は、商品販売に関する入力情報に基づいてホストコンピュータにより生成された会計処理印刷データに、既に記憶している画像データを付加して、レシート印刷データを生成する印刷装置において、画像データを記憶する画像データ記憶手段と、ホストコンピュータから、会計処理印刷データを取得する会計処理印刷データ取得手段と、ホストコンピュータから、画像データを付加して印刷するための画像付加設定コマンドを取得する画像付加設定コマンド取得手段と、画像付加設定コマンドを解析し、画像データの印刷位置を示す行番号を取得するコマンド解析手段と、行番号に基づき、会計処理印刷データに画像データを付加してレシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成手段と、を備え、画像付加設定コマンドは、画像データの付加を開始する位置を示すスタート行番号、および画像データの付加を終了する位置を示すエンド行番号に関するパラメータを含み、コマンド解析手段は、スタート行番号およびエンド行番号の2つの行番号を取得することを特徴とする。
【0008】
これらのレシート印刷データ生成方法および印刷装置は、印刷装置に画像データを記憶しておき、ホストコンピュータから会計処理印刷データと、画像データを付加するための画像付加設定コマンドを取得する。そして、画像付加設定コマンドを解析することで、印刷位置を示す行番号を取得し、この行番号に基づいて、会計処理印刷データに画像データを付加する。このため、ホストコンピュータと印刷装置間のインターフェースとして低速インターフェースを用いた場合でも、迅速に画像データを印刷することができる。また、ホストコンピュータ側で画像データを付加するための付加設定コマンドを生成するため、印刷装置を直接操作することなくホストコンピュータにより画像データの付加設定を行うことができる。さらに、画像データの印刷位置が、画像付加設定コマンドに含まれるパラメータの一つである行番号で特定されるため、印刷装置は、容易に印刷領域を決定し、画像データの付加処理を行うことができる。特に、所定の文字列を、レシート上に必ず印刷される文字列(例えば「領収証」、「合計金額」など)とすることで、レシート長に応じて、適切な位置に画像データが印刷されたレシートを発行することができる。更に、スタート行番号からエンド行番号の間に画像データを付加することができる。すなわち、画像データの付加領域を、スタート行番号とエンド行番号とにより特定される領域とすることができるため、レシート長に応じて、適切な領域に画像データが印刷されたレシートを発行することができる。
【0012】
これらの場合、画像データ記憶工程では、複数の画像データファイルを記憶し、且つ画像付加設定コマンドは、複数の画像データファイルの中から1の画像データファイルを指定するための画像指定データに関するパラメータを含み、コマンド解析工程では、画像付加設定コマンドから画像指定データを取得することが好ましい。
【0013】
また、これらの場合、画像データ記憶手段は、複数の画像データファイルを記憶し、且つ画像付加設定コマンドは、複数の画像データファイルの中から1の画像データファイルを指定するための画像指定データに関するパラメータを含み、コマンド解析手段は、画像付加設定コマンドから画像指定データを取得することが好ましい。
【0014】
これらの構成によれば、複数の画像データファイルが記憶されており、画像付加設定コマンドは、複数の画像データファイルの中から1の画像データファイルを指定するための画像指定データに関するパラメータを含むため、画像指定データに関するパラメータを変化させることで種々の画像データを付加することができる。したがって、多様なレシートを作成することができる。
【0015】
これらの場合、主色と、当該主色以外の少なくとも1色の副色とによるカラー印刷を行うカラー印刷工程を更に備え、カラー印刷工程では、会計処理印刷データを主色によって印刷し、画像データを少なくとも1色の副色によって印刷することが好ましい。
【0016】
また、これらの場合、主色と、当該主色以外の少なくとも1色の副色とによるカラー印刷を行うカラー印刷手段を更に備え、カラー印刷手段は、会計処理印刷データを主色によって印刷し、画像データを少なくとも1色の副色によって印刷することが好ましい。
【0017】
これらの構成によれば、会計処理印刷データを主色によって印刷し、画像データを副色によって印刷するため、会計処理印刷データの見やすさを損ねることなく、画像データを付加することができる。また、カラー印刷が可能であるため、レシートの視認性を高めることができる。
【0018】
この場合、ホストコンピュータでは、画像データの印刷色を設定可能であり、画像付加設定コマンドには、印刷色を示すパラメータが含まれていることが好ましい。
【0019】
これらの構成によれば、画像付加設定コマンドは、印刷色を示すパラメータを含むため、印刷色を示すパラメータを変化させることで種々の画像データを付加することができる。したがって、多様なレシートを作成することができる。
【0020】
本発明のプログラムは、上記のいずれか1に記載のレシート印刷データ生成方法をコンピュータに実現させることを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、ホストコンピュータと印刷装置間のインターフェースとして低速インターフェースを用いた場合でも、迅速に画像データを印刷可能なプログラムを提供することができる。
【0022】
本発明の記録媒体は、上記に記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
【0023】
この構成によれば、ホストコンピュータと印刷装置間のインターフェースとして低速インターフェースを用いた場合でも、迅速に画像データを印刷可能なプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るレシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。本発明は、ホストコンピュータにより、会計処理印刷データの中から、画像データの印刷位置を示す特定文字列を抽出し、この特定文字列によって特定される行番号に基づいて、会計処理印刷データに画像データを付加するための画像付加設定コマンドを生成する。そして、印刷装置では、この画像付加設定コマンドから取得した行番号に基づいて、画像データを会計処理印刷データに付加し、レシート上に印刷するためのレシート印刷データを生成する。
【0025】
すなわち、この構成により、ホストコンピュータと印刷装置間のインターフェースとして低速インターフェースを用いた場合でも、印刷装置により迅速に画像データを印刷可することができる。また、ホストコンピュータに組み込んだプリンタドライバによって画像付加設定コマンドの生成を行うことで、ホストコンピュータが例えば単色・テキストベースのアプリケーションであっても、アプリケーションを変更することなく、印刷装置によってカラー・グラフィックベースのレシートを発行することができる。また、印刷装置では、画像付加設定コマンドから行番号を取得することによって、容易に印刷位置を特定することができ、ひいては見栄えの良いレシートを作成することができるなどの作用・効果を奏するものである。
【0026】
そこで、以下、スーパーやコンビニエンス・ストア等の店舗にて利用され、オペレータによって入力された商品販売に関する入力情報に基づいてレシートを発行するPOSシステムを例に挙げて説明する。
【0027】
図1に示すように、本発明のPOSシステム10は、オペレータ(ユーザ)によって、主に商品に付されたバーコードが読み取られることにより入力情報を取得する複数の商品販売データ処理装置であるPOS端末20(1つのみ図示)と、ネットワークを介して当該POS端末20と相互に接続され、POS端末20に入力された入力情報の管理を行うPOSサーバ30とによって構成されている。
【0028】
POSサーバ30は、制御装置(CPU31)の他、ROM32やRAM33等のメモリを有し、ROM32内に記憶された制御プログラムにしたがって、RAM33内のバッファ39等に記憶された情報の処理を行う。特にRAM33内には、商品コードブロック35、商品名ブロック36、金額ブロック37、在庫ブロック38等からなる商品マスタを有しており、CPU31は、POS端末20より送信された入力情報に基づいて、商品マスタから商品コード、商品名、金額に関する情報を抽出し、レシート61への印刷およびPOS端末20のディスプレイ42の表示に用いる商品データを生成する。なお、「商品データ」とは、PC40で生成される会計処理印刷データの元となるデータであり、レシート61上に印刷される商品名やその金額等の商品情報が含まれるものである。
【0029】
POS端末20は、入力情報に基づき、POSサーバ30の商品データを参照して、レシート61上に印刷する会計処理印刷データ(商品情報の他、店舗名や電話番号、日付、顧客に対するメッセージなどを印刷するためのデータおよびコマンドを言う;図17参照)を生成したり、入力データをPOSサーバ30に登録する等の金銭登録処理をするPOSアプリケーション実行部41aを有するパーソナルコンピュータ(PC)40と、印刷データに基づいてレシート61上に印刷を行う印刷装置50(レシートプリンタ)とを備え、互いにコネクタ46,53を介して接続されている。
【0030】
PC40は、キーボード43による入力またはバーコードリーダ44によるバーコードの読み取りによって商品に関する情報(商品情報)や顧客60に関する情報(顧客情報)などの入力情報を取得する。また、カードリーダ45によって顧客60のクレジットカードや会員カードを読み取り、クレジット清算に関する情報や会員番号等の会員に関する情報を取得する。さらに、POSサーバ30から送信された商品データを元に生成した商品情報を表示するディスプレイ42を有し、顧客60に対して購入商品の金額等を提示する。
【0031】
また、PC40の制御は、ウィンドウズ(登録商標)等のOS上で稼働するプリンタドライバOLE for Retail POS(以下、OPOSという)により行われる。OPOSとは、OS上で稼働するPOSアプリケーション41aに対して、印刷装置50やバーコードリーダ44等の周辺デバイスとの機種依存性のないインターフェースを提供するものであり、デバイスのカテゴリ毎に対応したコントロールオブジェクト(CO)41bと、デバイスの機種毎に対応したサービスオブジェクト(SO)41cとによって構成されている。
【0032】
POSアプリケーション41aは、POSサーバ30から送信される商品データや入力情報に基づいてレシート61上に印刷するための会計処理印刷データを生成するが、この会計処理印刷データは、OS41dを介して印刷装置用のCO41bに引き渡され、さらにCO41bから印刷装置50の機種に対応したSO41cに引き渡される。SO41cは、この印刷データを加工して、印刷装置50のコマンド仕様に応じた印刷コマンドを生成し、印刷装置50へ送信する。なお、上記したOPOSは、SO41cとCO41bとをコンバインした形態で、プリンタドライバ109としてユーザに提供される。
【0033】
また、SO41cでは、画像データを会計処理印刷データに付加するための画像付加設定コマンドの生成を行うと共に、画像データの各種設定を行う画像データ設定プログラム108が実装されている。具体的な説明は後述するが、画像データ設定プログラム108は、ディスプレイ42上に所定の設定画面300(図6参照)を表示させることにより、画像データ設定のためのインターフェースをユーザに提供するものである。このように、プリンタドライバ109によって画像データ設定プログラム(ユーティリティ実行プログラム)108が提供されるため、PC40のPOSアプリケーション41aを変更することなく、PC40から画像データの設定を行うことができる。
【0034】
一方、印刷装置50は、インクジェット方式で印刷が行われるインクジェットプリンタであり、第1印刷ヘッド55aないし第6印刷ヘッド55fの、6つのインクジェットヘッドを有する印刷部120を備えている。これらのインクジェットヘッド55は、それぞれ、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、LM(ライトマゼンタ)、LC(ライトシアン)、K(ブラック)のインクを吐出することで、フルカラーの印刷ができるように構成されている。なお、印刷ヘッド55の構成は、これに限らず、ヘッド数を増やして、さらに多色の印刷を行い得るよう構成しても良いし、ヘッド数を減らして1色若しくは2色のみの印刷を行う構成としても良い。
【0035】
また、印刷装置50は、第6印刷ヘッド55fのみで印刷を行うモノクロ印刷モードと、全ての印刷ヘッドによって印刷を行うカラー印刷モードとのいずれかを、図示しないディップスイッチあるいは、ソフトディップスイッチによって設定可能となっている。そして、このモード設定に関する情報をPC40が取得し、生成する印刷データにカラー情報を含ませるか否かを判断することができる。したがって、カラー印刷モードに設定されている場合であって、且つ印刷データにカラー情報が含まれる場合、これに基づきレシート61上に2色若しくは多色刷りの印刷を行うことが可能となる。なお、以下の説明では、印刷装置50はカラー印刷モードに設定されており、会計処理印刷データは主色の「K(ブラック)」にて印刷され、画像データは主色(K(ブラック))以外の指定された副色にて印刷されるものとする。
【0036】
次に、POS端末20の装置構成について、図2を参照して説明する。同図(a)は、POS端末20をオペレータによる操作側から見た正面斜視図であり、同図(b)は、これを顧客側から見た背面斜視図である。両図に示すように、POS端末20は、箱形の本体ケース48によってその主体部を成すPC40と、本体ケース48の後部左側に配置される印刷装置50とによって構成されている。なお、印刷装置50は、本体ケース48とケーブル接続されているため、この配置に限らず、ケーブル長が許す範囲で任意の場所に配置可能となっている。
【0037】
PC40は、本体ケース48の前部上面にオペレータが商品情報や顧客情報などの情報を入力するキーボード43と、その後部右側にオペレータが入力情報を確認するオペレータ用ディスプレイ42aとを配置し、本体ケース48内にはキャッシュドロア49が収納さている。また、本体ケース48の右側側面には商品に貼付若しくは印刷されたバーコードを読み取るためのバーコードリーダ44、左側側面には印刷装置50と接続するための印刷装置側インターフェース47を備え、キーボード43の右側には、顧客60から提示されたクレジットカードを読み取るためのカードリーダ用スロット45が形成されている。さらに、本体ケース48の背面側には、顧客60が商品情報等を確認するための顧客用ディスプレイ42bが配置されている。なお、画像データ設定のための設定画面(図6参照)は、上記のオペレータ側ディスプレイ42aに表示され、オペレータはこれを確認しながら、設定操作を行うこととなる。
【0038】
一方、印刷装置50は、その前面側に動作表示ランプ65と、PC側インターフェース51とが配置されており、PC側インターフェース51と、PC40に備えられた印刷装置側インターフェース47とはケーブル63およびコネクタ46,53を介して接続されている。また、印刷装置50の上面には、印刷済みのレシート61が排出されるレシート排出口64が形成されている。
【0039】
次に、PC40の制御構成について、図3の機能ブロック図を参照して説明する。PC40は、画像付加設定コマンドを生成するための参照テーブルである定義テーブル(図9等参照)を設定する定義テーブル設定部201と、会計処理印刷データを生成する会計処理印刷データ生成部202と、画像付加設定コマンドを生成する画像付加設定コマンド生成部203と、定義テーブル記憶部221、会計処理印刷データ記憶部222および画像付加設定コマンド記憶部223を有し、各種データを記憶するデータ記憶部204と、会計処理印刷データ送信部225および画像付加設定コマンド送信部226を有し、印刷装置側インターフェース47を介して会計処理印刷データおよび画像付加設定コマンドの送信を行うデータ送信部205とを備えている。また、定義テーブル設定部201、画像付加設定コマンド生成部203は、主にプリンタドライバ109によって実現されるものである。
【0040】
定義テーブル設定部201は、プリンタドライバ109によって提供される画像データ設定プログラム108により実行され、画像データの印刷位置を示す特定文字列(スタート文字列およびエンド文字列(図14等参照))を設定する文字列設定部211と、付加対象となる画像データを指定するための画像指定データ(ファイル名など)を設定する画像指定データ設定部212と、画像データの印刷位置を特定する行番号の取得パターンを設定する(詳細については後述する)行番号設定部213と、画像データの印刷色を設定するカラー情報設定部214とを備えている。この定義テーブル設定部201における設定事項は、ユーザが設定画面300(図6参照)に必要事項を入力することで設定されるものであり、入力された情報はRAM等のメモリに記憶され、必要に応じて書き換え可能となっている。
【0041】
画像付加設定コマンド生成部203は、会計処理印刷データを検索して特定文字列を抽出する文字列抽出部216と、特定文字列によって特定される行番号を取得する行番号取得部217と、定義テーブルから特定文字列に関連づけられた画像指定データを取得する画像指定データ取得部218とを備えており、図11および図12に示すような、画像付加設定コマンド「ESC I n1,n2,n3・・・」を生成する。画像付加設定コマンドの構成については、後述する。
【0042】
そして、PC40は、上記の構成により、会計処理印刷データ生成部202によって生成された会計処理印刷データの中から、定義テーブル設定部201で設定された定義テーブルにしたがって、特定文字列を抽出し、その特定文字列によって特定される行番号、および特定文字列に関連づけられた画像指定データに基づいて、画像付加設定コマンド生成部203により画像付加設定コマンドを生成する。そして、生成した会計処理印刷データおよび画像付加設定コマンドをデータ送信部205により、印刷装置50へ送信する。
【0043】
続いて、印刷装置50の制御構成について、図4の機能ブロック図を参照して説明する。印刷装置50は、PC40からPC側インターフェース51を介して会計処理印刷データおよび画像付加設定コマンドを取得するデータ取得部231と、取得したデータおよび複数の画像データファイル(図13参照)を記憶するデータ記憶部232と、PC40から送信された画像付加設定コマンドを解析するコマンド解析部233と、レシート61に印刷するためのレシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成部234と、レシート印刷データに基づいて印刷を行う印刷部235とを備えている。
【0044】
データ取得部231は、会計処理印刷データ取得部241と、画像付加設定コマンド取得部242とを有し、それぞれ会計処理印刷データ記憶部245と、画像付加設定コマンド記憶部246とにデータを送るが、実際には、会計処理印刷データと、画像付加設定コマンドが同時に送信され、会計処理印刷データの中から画像付加設定コマンドを抽出して解析処理を行うことになる。ここでは、説明を容易にするため、会計処理印刷データと画像付加設定コマンドとは個別に取得および記憶するものとして図示する。したがって、会計処理印刷データは、画像付加設定コマンドを除いた、商品データを印刷するためのデータ・コマンドによって構成されるものとする。
【0045】
データ記憶部232は、画像データ記憶部244と、会計処理印刷データ記憶部245と、画像付加設定コマンド記憶部246とを有し、画像データ記憶部244には、予め複数の画像データファイルが記憶されている。なお、これら複数の画像データファイルは、PC40によりスキャナ等で読み込まれたデータや、描画ソフトによって作成されたデータが、画像データ設定プログラム108により実行される設定画面300において登録され(図6「画像データ登録」タブ参照)、これを印刷装置50に送信したものを、画像データ記憶部244内に記憶したものであり、ユーザのニーズに応じて適宜書き換えができるよう構成されている。
【0046】
コマンド解析部233は、PC40から送信された画像付加設定コマンドを解析することによって行番号を取得する行番号取得部248と、同じく画像付加設定コマンドから画像指定データ(ファイル名や画像指定No.等)を取得する画像指定データ取得部249と、同じく画像付加設定コマンドから画像データの印刷色を示すカラー情報を取得するカラー情報取得部250とを有し、取得した情報は、後述するRAM144内に格納される。
【0047】
印刷装置50は、上記の構成により、データ取得部231によって、会計処理印刷データおよび画像付加設定コマンドを取得し、コマンド解析部233によって画像付加設定コマンドを解析することにより、行番号、画像指定データおよびカラー情報を得る。さらに、これらの情報に基づいて、レシート印刷データ生成部234により、会計処理印刷データに画像データを付加し、レシート印刷データを生成する。
【0048】
図5は、印刷装置50の制御ブロック図を示したものであるが、同図に示すように、印刷装置50は、PC側インターフェース51を有し、PC40からの画像付加設定コマンドや会計処理印刷データを入力するデータ入力部110と、6つのインクジェットヘッド55を有し、それぞれ異なる色のインクを吐出することによってカラー印刷を行う印刷部120と、ヘッドドライバ131を有し、インクジェットヘッド55を駆動する駆動部130と、印刷装置50全体を制御する制御部140とによって構成されている。
【0049】
制御部140は、CPU141、ROM142、CG−ROM143およびRAM144を有し、互いに内部バス145により接続されている。ROM142は、CPU141で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラムブロック142aの他、各種テーブルを含む制御データを記憶する制御データブロック142bを有している。また、CG−ROM143は、印刷する文字のフォントデータを記憶し、文字を特定するコードが与えられたときに対応するフォントデータを出力する。
【0050】
RAM144は、フラグ等として使用される各種ワークエリアブロック151の他、画像データファイルを複数記憶する画像データブロック152と、PC40から送信された会計処理印刷データを記憶する会計処理印刷データブロック153と、画像付加設定コマンドの解析結果に関する情報を記憶する画像付加設定コマンドブロック154と、会計処理印刷データに画像データを付加することによって生成したレシート印刷データを記憶するレシート印刷データブロック155とを有し、制御処理のための作業領域として使用される。また、RAM144は電源が切断されても記憶したデータを保持しておくように常にバックアップされている。
【0051】
画像付加設定コマンドブロック154は、画像付加設定コマンドの解析の結果得られた行番号、画像指定データおよびカラー情報をそれぞれ記憶する行番号ブロック157、画像指定データブロック158およびカラー情報ブロック159を備え、前記コマンド解析部233(図4参照)の各部によって取得された情報を記憶している。
【0052】
また、内部バス145は、データ入力部110および駆動部130とも接続され、PC側インターフェース51から入力データ(画像付加設定コマンド、会計処理印刷データ等)を取り込む(図4参照)と共に、CPU151等から出力された出力データ(レシート印刷データ等)や制御信号を、駆動部130(ヘッドドライバ131)に出力する。
【0053】
そして、CPU141は、上記の構成により、ROM142内の制御プログラムに基づいて、印刷装置50内の各部から各種信号・データ等を入力し、RAM144内の各種データ等を処理すると共に、各部に各種信号・データ等を出力することにより、画像付加設定コマンドの解析を行い、その解析結果にしたがって画像データを会計処理印刷データに付加することでレシート印刷データを生成し、これに基づいて印刷を行うなど、印刷装置50全体を制御している。
【0054】
なお、PC側インターフェース51およびPC40に備えられた印刷装置側インターフェース47は、RS−232規格などのシリアルデータ転送、セントロニクス規格などのパラレルデータ転送、イーサネット(登録商標)の10Base−Tなどのネットワーク接続、若しくはUSBなどのデータ転送規格に対応したものを採用することができる。
【0055】
また、PC40の内部TTL(Transistor Transistor Logic)と、印刷装置50の内部との駆動電圧レベルが異なる場合には、PC側インターフェース51および印刷装置側インターフェース47にレベル変換を行うドライバ回路を備えることが好ましい。この構成によれば、信号レベルを容易に変換することができる。
【0056】
次に、画像データの設定処理について、図6を参照して説明する。画像データの設定は、PC40において、画像データ設定プログラム108(図1参照)が実行されることにより行われる。具体的には、画像データ設定プログラム108が起動されると、図6に示すような設定画面が、オペレータ側ディスプレイ42aに表示され、オペレータが各種情報を入力することにより設定が行われる。
【0057】
同図に示すように、設定画面300では、画像データを設定するための各種情報が複数の画面に分かれて設定可能となっており、オペレータ(ユーザ)は、所望の設定画面を開いて設定を行っていく。なお、最初のタブ「基本」の設定画面を開くと、レシート61の幅サイズ、画像データの印刷濃度および印刷品質等を設定可能となっており、通常の印刷設定ユーティリティとほぼ同内容であるため、ここでは説明を省略する。また、3つ目のタブ「画像データ登録」の設定画面を開くと、図13に示すような画像データを登録可能となっており、これについても通常の登録方法を用いることができるため、説明を省略する。したがって、ここではタブ「定義テーブル」の設定画面についてのみ説明する。
【0058】
図6に示すように、「定義テーブル」の設定画面300では、まず、特定文字列の設定を行う。特定文字列は、スタート文字列とエンド文字列とからなり、前者は、画像データの付加を開始する位置を示し、後者は、画像データの付加を終了する位置を示すものである。オペレータは、これらスタート文字列およびエンド文字列を、スタート文字列設定欄301およびエンド文字列設定欄302の上下アイコンにより既に登録されている文字列の中から選択しても良いし、各設定欄301、302に直接文字列を入力しても良い。ここでは、スタート文字列として「領収証」が、また、エンド文字列として「お買いあげ」が設定されたものとする。
【0059】
続いて、画像指定データの設定を行う。画像指定データの設定は、オペレータにより既登録ファイル一覧303の中から1のファイルが選択されることによって画像データとなるファイルが指定され、ファイル設定欄304に入力される。また、オペレータは、登録済みのIDをID欄305で選択することにより、ファイルを指定することも可能である。ここでは、「画像データ」として、図13に示すように、3つの画像ファイルが登録されており、これらの中から1の画像データを選択することができるものとし、本設定操作では、「炎柄(ID:U2)」が選択されたものとする。
【0060】
続いて、行番号の設定を行う。ここでは、印刷領域を特定するための行番号として、スタート文字列の行番号またはスタート文字列より1行下の行番号のいずれを取得させるか、並びにエンド文字列の行番号またはエンド文字列より1行上の行番号のいずれを取得させるかを設定することができる。つまり、印刷領域を、対象文字列を含む位置で特定するか、含まない位置で特定するかを設定することができる。ここでは、スタート文字列を「含む」位置(行)からエンド文字列を「含む」位置(行)までを印刷領域として特定するものとする。
【0061】
続いて、カラー設定を行う。ここでは、まず、カラー指定を行うか否かが設定される。そして、オペレータによりカラー設定を「指定する」にチェックされた場合は、カラー設定欄306において、画像データを印刷する印刷色が設定される。
【0062】
なお、ここでは、会計処理印刷データの印刷が主色「K(ブラック)」にて行われるように予め設定されているため、画像データは、「K(ブラック)」以外の印刷色(副色)が設定可能となっている。したがって、例えば、「K(ブラック」と「R(レッド)」のみの2色印刷を行う印刷装置では、印刷データが主色「K(ブラック」にて印刷される場合は、画像データは必然的に副色「R(レッド)」にて印刷されることになる。このように、印刷データが主色にて印刷され、画像データが副色にて印刷されることで、印刷データによって印刷される文字等の見やすさを損ねることなく、画像データを付加することができる。なお、本設定操作では、印刷色「Red(赤色)」が選択されたものとする。
【0063】
なお、カラー設定を「指定しない」にチェックされた場合、画像データは予め設定された印刷色(例えば、店舗のテーマカラーなど)で印刷されることになる。但し、画像データがカラーで登録されている場合などは、その登録されたカラーで印刷されるように構成しても良い。以上の内容の設定が完了すると、オペレータにより「OK」ボタン307がクリックされ、「定義テーブル」について設定された情報が、PC40内のRAM等のメモリに格納される。
【0064】
ここで、図9および図14を参照し、上記の設定による定義テーブル、および印刷結果について説明する。図9に示すように、定義テーブルには、上記の一連の操作により設定された情報にアイテムNo.が付され、ここでは、1のアイテム(アイテムNo.1)のみが設定されていることを示している。また、スタート文字列として「領収証」が設定され、且つ、エンド文字列として「お買いあげ」が設定されており、それぞれの行番号設定は「1」となっている。これは、その対象文字列を「含む」位置(行)で印刷領域を特定していることを示したものであり、その対象文字列を「含まない」位置(対象文字列が「スタート文字列」の場合はその1行下の行、また、対象文字列が「エンド文字列」の場合はその1行上の行が取得する行番号となる)で印刷領域を特定する場合は、「0」となる。
【0065】
また、画像指定データとして、「U2/C:fire.jpg」が設定されているが、テーブル上には、ファイル名「fire」で記憶されるようにしても良い。また、ファイル名に代えて、画像データファイル毎に付された連番、若しくは所定の法則に基づいて付された数値で記憶されるようにしても良い。ここでは、IDである「U2」に基づいて、画像指定No.「02」が記憶されるものとする。
【0066】
また、カラー指定として、「Red」が設定されているが、テーブル上には、カラー名に代えて、カラー毎に付されたカラー指定No.、若しくは所定の法則に基づいて付された数値で記憶されるようにしても良い。ここでは、カラー毎に付されたカラー指定No.(Redは「2」とする)が記憶されるものとする。
【0067】
続いて、定義テーブルに上記の情報が記憶されている場合であって、且つ会計処理印刷データにスタート文字列「領収証」およびエンド文字列「お買いあげ」が含まれている場合のデータ取得結果を同図に示す。すなわち、この場合は、”画像指定No.02の画像データを、行番号「x1」から「x2」の印刷領域にカラー指定No.2で印刷する”ことを示すデータを取得する。行番号「x1」および「x2」とは、それぞれスタート文字列「領収証」およびエンド文字列「お買いあげ」が含まれる行を示す行番号である。
【0068】
そして、上記のようなデータを取得した結果、得られる印刷結果が、図14に示す<印刷例1>である。ここに示すように、レシート61上には、会計処理印刷データ(図17参照)に画像データ「U2/C:fire.jpg」(炎柄;図13参照)が付加されており、その印刷色は「Red」となる。また、印刷領域は、スタート文字列「領収証」が含まれる行番号「x1」からエンド文字列「お買いあげ」が含まれる行番号「x2」までとなっている。さらに、ここに示すように、画像データは、スタート文字列が含まれる行からエンド文字列が含まれる行までの長さに応じて、繰り返し印刷される。
【0069】
なお、会計処理印刷データの中に、スタート文字列またはエンド文字列のいずれかのみが含まれる場合、すなわちスタート文字列およびエンド文字列の両方が含まれない場合は、印刷領域が特定できないため画像データの付加は行われない。但し、設計変更により、スタート文字列またはエンド文字列のいずれかを抽出した場合、スタート文字列から下方にx行分、またはスタート文字列からレシート終了行まで画像データを付加したり、エンド文字列から上方にy行分、またはエンド文字列からレシート開始行まで画像データを付加したりなどとすることも可能である。
【0070】
このように、本発明では、画像データの印刷領域が、画像付加設定コマンドに含まれるパラメータの一つである行番号で特定されるため、印刷装置50は、容易に印刷領域を決定し、画像データの付加処理を行うことができる。特に、特定文字列を、レシート上に必ず印刷される文字列(例えば「領収証」、「合計金額」など)とすることで、レシート長に応じて、適切な位置に画像データが印刷されたレシート61を発行することができる。
【0071】
続いて、図9に示すデータ取得結果に基づいて生成される画像付加設定コマンドについて、図11を参照して説明する。同図(a)は、画像付加設定コマンドの構成を示したものであるが、このうち「ESC I」が画像付加設定コマンドコードを示し、これに続く「n1,n2,n3,n4」がパラメータを示す(一般的にESCシーケンスと呼ばれるコマンドを利用している)。各パラメータは1byte(8bit)で構成されており、n1は、画像指定No.を示し、<印刷例1>の場合は「02」を表す。また、n2およびn3は、スタート行番号およびエンド行番号を示し、<印刷例1>の場合は「x1」および「x2」を表す。また、n4は、カラー情報(カラー指定No.)を示し、<印刷例1>の場合は「2」を表す(図9参照)。
【0072】
また、同図(b)に示すように、スタート行番号を示すパラメータ「n2」は、8bitのうち、最初の1bitで、行番号設定を表し(図9参照)、行番号を含む場合は「1」、含まない場合は「0」で表される。また、残りの7bitでは、スタート行番号(第1行ないし第128行)を表す。エンド行番号を示すパラメータ「n3」についても、同様の構成である。なお、各パラメータを構成するbit数およびパラメータの順序は適宜変更可能である。
【0073】
このように、本発明では、画像付加設定コマンドとして画像データを付加するための専用コマンドを設定し、会計処理印刷データと共に、各種情報をパラメータとして同時に送信可能することができる。これにより、受信した印刷装置50では、印刷処理等に支障をきたすことなく容易に画像データの付加処理(レシート印刷データの生成処理)を行うことができる。
【0074】
次に、PC40における会計処理印刷データ/画像付加設定コマンドの送信処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。PC40は、キーボード43による入力またはバーコードリーダ44によるバーコードの読み取りによって商品に関する入力情報を取得し、これに基づいて会計処理印刷データを生成する(S11)。そして、会計処理印刷データを検索することによって、これに含まれる特定文字列(スタート文字列およびエンド文字列)を抽出する(S12)。
【0075】
このとき、特定文字列は、上記のとおり、予め設定されて定義テーブルとして記憶されている。そして、特定文字列(<印刷例1>の場合、スタート文字列「領収証」およびエンド文字列「お買いあげ」)を抽出した場合(S13:Yes)は、その特定文字列によって特定される行番号、並びに特定文字列に関連づけられて記憶されている画像指定データおよびカラー情報を取得する(S14;図9参照)。そして、その取得結果から画像付加設定コマンドを生成し(S15;図11参照)、会計処理印刷データと共に印刷装置50に送信し(S16)、処理を終了する(S18)。一方、特定文字列を抽出しなかった場合(S13:No)は、画像付加設定コマンドを生成することなく、会計処理印刷データのみを印刷装置50に送信する(S17)。
【0076】
続いて、上記のPC40における会計処理印刷データ/画像付加設定コマンドの送信処理に続く、印刷装置50におけるレシート印刷データ生成処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。印刷装置50は、PC40から会計処理印刷データを取得すると(S21:Yes)、その会計処理印刷データと共に画像付加設定コマンドが送信されたか否かを判別する(S23)。取得したデータが、会計処理印刷データでない場合は(S21:No)、その指示に応じた処理を行う(S22)。また、画像付加設定コマンドが送信されていない場合は(S23:No)、画像データの付加処理を行うことなく(S24)、会計処理印刷データをそのままレシート印刷データとする(S27)。
【0077】
一方、会計処理印刷データと共に画像付加設定コマンドが送信された場合(S23:Yes)は、画像付加設定コマンドを解析し(S25)、行番号(スタート行番号およびエンド行番号)、画像指定データ(画像指定No.)およびカラー情報(カラー指定No.)を取得する(S26;図11(a)参照)。そして、取得した情報に基づき、会計処理印刷データに画像データを付加(スーパーポーズ)してレシート印刷データを生成し(S27)、処理を終了する(S28)。
【0078】
このように、本発明では、PC40によって生成された会計処理印刷データを検索することによって、画像データの印刷位置を示す特定文字列を抽出し、この特定文字列によって特定される行番号に基づいて画像付加設定コマンドを生成する。そして、PC40は、会計処理印刷データと共に、これを印刷装置50に送信する。一方、印刷装置50は、会計処理印刷データに、画像付加設定コマンドに基づいて画像データを付加し、レシート上に印刷するためのレシート印刷データを生成する。すなわち、この構成により、PC40と印刷装置50間のインターフェースとして低速インターフェースが用いられた場合でも、迅速に画像データを印刷することができる。また、PC40側で画像データを付加するための付加設定コマンドを生成するため、印刷装置50を直接操作することなくPC40により画像データの設定を行うことができる。
【0079】
ここで、幾つかの例を挙げて、その他の画像データの印刷例について説明する。図10(a)、図12(a)および図15は、<印刷例2>における、定義テーブル、データ取得結果、画像付加設定コマンドおよび印刷結果を示したものである。図10(a)に示すように、定義テーブルには、同じ画像データ「U0/C:hana.jpg」(花模様)を指定した2つのアイテムが記憶されている。この場合、データ取得結果は、同図に示すとおり、1の画像指定データに対して、スタート行番号、エンド行番号、カラー指定がセットになって、2組関連づけられた形式となり、2つの印刷領域に同じ画像データが印刷されることとなる。そのため、図12(a)に示すとおり、画像付加設定コマンドも、画像指定データを示すパラメータ「n1」の後に、スタート行番号、エンド行番号、カラー情報を示すパラメータ(「n2,n3,n4」および「n5,n6,n7」)がセットになって付加される。
【0080】
但し、<印刷例2>では、エンド文字列「領収証」に対する行番号設定が「0」となっているため(図10(a)参照)、パラメータ「n3」の、行番号設定を表す先頭bitは「0」となる(図11(b参照))。したがって、エンド文字列「領収証」が含まれる行は印刷領域と成らず、エンド文字列「領収証」が含まれる行から1行上の行までが印刷領域となる。
【0081】
そこで、図12(a)に示す画像付加設定コマンドが送信された場合の印刷結果を、図15に示した。ここに示すとおり、画像データ(花模様)が、2つの印刷領域に印刷され、1つ目の印刷領域(スタート行番号「x1」およびエンド行番号「x2」で特定される印刷領域)では、画像データが行番号「x1」から行番号「x2−1」まで印刷され、2つ目の印刷領域(スタート行番号「x3」およびエンド行番号「x4」で特定される印刷領域)では、画像データが行番号「x3」から行番号「x4」まで印刷されている。
【0082】
このように、<印刷例2>に示すとおり、同じ画像指定データに対して、複数の特定文字列が抽出された場合、より簡単な構成の画像付加設定コマンドで、画像データの付加設定を行うことができる。
【0083】
続いて、図10(b)、図12(b)および図16は、<印刷例3>における、定義テーブル、データ取得結果、画像付加設定コマンドおよび印刷結果を示したものである。図10(b)に示すように、定義テーブルには、異なる画像データ(「U3/C:syoku.jpg」,「U4/C:nichi.jpg」,「U5/C:iyaku.jpg」)に対して、それぞれスタート文字列およびエンド文字列が関連づけられた3つのアイテムが記憶されている。この場合、データ取得結果は、同図に示すとおり、各画像指定データに対して、スタート行番号、エンド行番号、カラー指定がそれぞれ関連づけられた形式となっている。そのため、図12(b)に示すとおり、画像付加設定コマンドも、画像指定データ、スタート行番号、エンド行番号、カラー情報を示すパラメータ(「n1,n2,n3,n4」および「n5,n6,n7、n8」・・・)がセットになって付加される。
【0084】
但し、<印刷例3>では、3つのアイテムが定義テーブルに記憶されているが、これらはスタート文字列が異なるものの、エンド文字列が全て同じ文字列「カテゴリ合計」である。この場合、スタート文字列から下側に存在し、且つ最上行に存在する文字列をそのスタート文字列に対するエンド文字列としている。このため、同じエンド文字列が異なるアイテムに記憶されていても、そのエンド文字列が複数会計処理印刷データ内に存在する場合、複数の画像データが重ねて印刷されることはない。
【0085】
そこで、図12(b)に示す画像付加設定コマンドが送信された場合の印刷結果を、図16に示した。ここに示すとおり、画像データ「U3/C:syoku.jpg」,「U4/C:nichi.jpg」および「U5/C:iyaku.jpg」に対して、それぞれのスタート文字列およびエンド文字列によって特定される印刷領域に印刷されている。また、エンド文字列が同じ文字列であっても、そのエンド文字列が複数会計処理印刷データ内に存在するため、3つの画像データが重ねて印刷されることはない。
【0086】
このように、<印刷例3>に示すとおり、複数の画像指定データを、異なる印刷領域に印刷する場合でも、1の画像付加設定コマンドで、画像データの付加設定を行うことができる。
【0087】
以上の通り、本発明によれば、画像指定データ、スタート文字列およびエンド文字列を関連づけ、定義テーブルとして複数記憶しておくことにより、会計処理印刷データに含まれる文字列に応じて、多種多様な画像データを所望する印刷領域に印刷することができる。
【0088】
特に、本実施形態のように、POSシステム10において本発明の印刷装置50が用いられる場合は、店のロゴなどを画像データとして記憶させておくことで、特定の領域に店のロゴが印刷されたレシート61を発行することができる。すなわち、レシートプリンタとして用いる印刷装置50に、画像データ(ロゴ)を格納するだけの小さなメモリを備えるだけで、視認性の高いレシートを作成することができると共に、顧客に対して店舗のイメージを強く印象づけ、宣伝効果を高めることができる。
【0089】
なお、上記の実施形態では、画像付加設定コマンドの生成が、PC40内の制御部140に組み込まれたプリンタドライバ109によって実現されるものとしたが、これを記録媒体に格納し、他のPCや印刷装置で生成プログラムを利用できるように構成しても良い。記憶媒体としては、ハードディスク、フラッシュROM、メモリカード(コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、メモリースティック等)、コンパクトディスク、光磁気ディスク、デジタルバーサタイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。
【0090】
以上の通り、本発明のレシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置によれば、PC40から印刷装置50に画像データを送信するのではなく、印刷装置50内に画像データを記憶しておき、PC40から画像データを付加するための画像付加設定コマンドを送信するため、PC40と印刷装置間のインターフェースとして低速インターフェースを用いた場合でも、伝送時間が問題とならず、処理効率を低下させることがない。
【0091】
また、印刷装置50では、画像付加設定コマンドに含まれるパラメータから行番号を取得することによって、容易に印刷位置を特定することができ、ひいては見栄えの良いレシートを作成することができるなどの作用・効果を奏する。
【0092】
また、画像データを付加するための画像付加設定コマンドを、プリンタドライバ109によって生成することにより、印刷装置50を直接操作することなく、PC40から画像データの設定を行うことができる。さらに、PC40が、単色・テキストベースのアプリケーションであっても、これを変更することなく、印刷装置50によってカラー・グラフィックベースのレシートを発行することができる。
【0093】
なお、上記の例では、会計処理印刷データが主色「K(ブラック)」にて行われるように予め設定されており、画像データは、「K(ブラック)」以外の印刷色(副色)が設定可能となっているものとしたが、画像データとして「K(ブラック)」を設定できるように構成しても良い。但し、この場合(会計処理印刷データと画像データが同色で印刷されるように設定された場合)、画像データは自動的に印刷濃度を低くして印刷されるように設定されることが好ましい。この構成によれば、会計処理印刷データの見やすさを損ねることなく、画像データを付加することができる。
【0094】
また、画像データだけでなく、会計処理印刷データの印刷色も設定可能に構成しても良い。但し、この場合も、画像データは会計処理印刷データの設定色以外の印刷色のみが設定可能に構成されるか、若しくは会計処理印刷データと画像データが同色で印刷されるように設定された場合、画像データは自動的に印刷濃度を低くして印刷されるように設定されることが好ましい。
【0095】
また、上記の例では、スタート文字列とエンド文字列の両方を設定するものとしたが、これら両方の設定がない場合は、デフォルト値にしたがって、画像データの印刷領域を特定するようにしても良い。例えば、スタート文字列の設定がない場合は、レシート61の前端から所定長さXの行から画像データを印刷開始し、エンド文字列の指定がない場合、レシート61の後端から所定長さYの行までで画像データの印刷を終了するようにしても良い。また、スタート文字列の指定がない場合は、会計処理印刷データに含まれる所定文字列(例えば「TEL:」など)が印刷される行から画像データを印刷開始し、エンド文字列の指定がない場合は、印刷データに含まれる他の所定文字列(例えば、「お買いあげありがとうございました。」など)が印刷される行までで画像データの印刷を終了するようにしても良い。これらの構成によれば、ユーザが印刷領域に拘らない場合に設定の手間を省くことができる。
【0096】
また、画像データ(定義テーブル)の設定は、図6に示した設定内容に限らず、画像データの拡大・縮小や回転角度の設定、2以上の画像データの指定およびそれらの印刷色の設定などを行い得るように構成しても良い。この構成によれば、さらに多様な画像データを付加することができる。
【0097】
また、上記の例では、印刷装置50として、インクジェット方式のものを使用するものとしたが、これに限らず、サーマルヘッド方式、ワイヤードット方式の印刷装置を使用しても良い。
【0098】
また、上述したPOSシステムの例によらず、例えば、サーバに接続されないスタンドアロンタイプのECR、キャッシュレジスタなど、システム構成や装置構成について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0099】
【発明の効果】
上述のように、本発明のレシート印刷データ生成方法、これを実現させるためのプログラム、記録媒体および印刷装置によれば、ホストコンピュータ内に画像データを記憶して、ホストコンピュータから画像データを送信するのではなく、印刷装置内に画像データを記憶しておき、ホストコンピュータからは画像データを付加するための画像付加設定コマンドを送信するため、ホストコンピュータと印刷装置間のインターフェースとして低速インターフェースを用いた場合でも、迅速に画像データを印刷することができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPOSシステムの一例を示す構成図である。
【図2】本発明のPOSシステムを構成するPOS端末の外観斜視図である。
【図3】本発明のPCの機能ブロック図である。
【図4】本発明の印刷装置の機能ブロック図である。
【図5】本発明の印刷装置の制御ブロック図である。
【図6】本発明の画像データを設定するための設定画面の一例を示す図である。
【図7】本発明の会計処理印刷データ/画像付加設定コマンド送信処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明のレシート印刷データ生成処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の定義テーブル、並びに会計処理印刷データから得られるデータ取得結果を示す図である。
【図10】本発明の定義テーブル、並びに会計処理印刷データから得られるデータ取得結果を示す図である。
【図11】本発明の画像付加設定コマンドコードの一例を示す図である。
【図12】本発明の画像付加設定コマンドコードの一例を示す図である。
【図13】画像データの一例を示す図である。
【図14】本発明によって作成されるレシートの一例である<印刷例1>を示す図である。
【図15】本発明によって作成されるレシートの一例である<印刷例2>を示す図である。
【図16】本発明によって作成されるレシートの一例である<印刷例3>を示す図である。
【図17】本発明の従来例におけるレシートの作成例を示す図である。
【符号の説明】
10 POSシステム
20 POS端末
30 POSサーバ
40 PC
41a POSアプリケーション実行部
41b コントロールオブジェクト
41c サービスオブジェクト
41d OS
47 印刷装置側インターフェース
50 印刷装置
51 PC側インターフェース
61 レシート
108 画像データ設定プログラム
109 プリンタドライバ
110 データ入出力部
120 印刷部
130 駆動部
140 制御部
141 CPU
142 ROM
143 CG−ROM
144 RAM
145 内部バス
201 定義テーブル設定部
202 会計処理印刷データ生成部
203 画像付加設定コマンド生成部
204 データ記憶部(PC)
205 データ送信部
231 データ取得部
232 データ記憶部(印刷装置)
233 コマンド解析部
234 レシート印刷データ生成部
235 印刷部
300 設定画面

Claims (10)

  1. 商品販売に関する入力情報に基づいてホストコンピュータにより生成された会計処理印刷データに、既に記憶されている画像データを付加して、レシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成方法であって、
    前記画像データを記憶する画像データ記憶工程と、
    前記ホストコンピュータから、前記会計処理印刷データを取得する会計処理印刷データ取得工程と、
    前記ホストコンピュータから、前記画像データを付加して印刷するための画像付加設定コマンドを取得する画像付加設定コマンド取得工程と、
    前記画像付加設定コマンドを解析し、前記画像データの印刷位置を示す行番号を取得するコマンド解析工程と、
    前記行番号に基づき、前記会計処理印刷データに前記画像データを付加して前記レシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成工程と、
    を備え
    前記画像付加設定コマンドは、前記画像データの付加を開始する位置を示すスタート行番号、および前記画像データの付加を終了する位置を示すエンド行番号に関するパラメータを含み、
    前記コマンド解析工程では、前記スタート行番号および前記エンド行番号の2つの行番号を取得することを特徴とするレシート印刷データ生成方法。
  2. 前記画像データ記憶工程では、複数の画像データファイルを記憶し、且つ前記画像付加設定コマンドは、前記複数の画像データファイルの中から1の画像データファイルを指定するための画像指定データに関するパラメータを含み、
    前記コマンド解析工程では、前記画像付加設定コマンドから前記画像指定データを取得することを特徴とする請求項に記載のレシート印刷データ生成方法。
  3. 主色と、当該主色以外の少なくとも1色の副色とによるカラー印刷を行うカラー印刷工程を更に備え、
    前記カラー印刷工程では、前記会計処理印刷データを前記主色によって印刷し、前記画像データを前記少なくとも1色の副色によって印刷することを特徴とする請求項1または2に記載のレシート印刷データ生成方法。
  4. 前記ホストコンピュータでは、前記画像データの印刷色を設定可能であり、
    前記画像付加設定コマンドには、前記印刷色を示すパラメータが含まれていることを特徴とする請求項に記載のレシート印刷データ生成方法。
  5. 請求項1ないしのいずれか1に記載のレシート印刷データ生成方法をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  6. 請求項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 商品販売に関する入力情報に基づいてホストコンピュータにより生成された会計処理印刷データに、既に記憶している画像データを付加して、レシート印刷データを生成する印刷装置において、
    前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記ホストコンピュータから、前記会計処理印刷データを取得する会計処理印刷データ取得手段と、
    前記ホストコンピュータから、前記画像データを付加して印刷するための画像付加設定コマンドを取得する画像付加設定コマンド取得手段と、
    前記画像付加設定コマンドを解析し、前記画像データの印刷位置を示す行番号を取得するコマンド解析手段と、
    前記行番号に基づき、前記会計処理印刷データに前記画像データを付加して前記レシート印刷データを生成するレシート印刷データ生成手段と、
    を備え
    前記画像付加設定コマンドは、前記画像データの付加を開始する位置を示すスタート行番号、および前記画像データの付加を終了する位置を示すエンド行番号に関するパラメータを含み、
    前記コマンド解析手段は、前記スタート行番号および前記エンド行番号の2つの行番号を取得することを特徴とする印刷装置。
  8. 前記画像データ記憶手段は、複数の画像データファイルを記憶し、且つ前記画像付加設定コマンドは、前記複数の画像データファイルの中から1の画像データファイルを指定するための画像指定データに関するパラメータを含み、
    前記コマンド解析手段は、前記画像付加設定コマンドから前記画像指定データを取得することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  9. 主色と、当該主色以外の少なくとも1色の副色とによるカラー印刷を行うカラー印刷手段を更に備え、
    前記カラー印刷手段は、前記会計処理印刷データを前記主色によって印刷し、前記画像データを前記少なくとも1色の副色によって印刷することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  10. 前記ホストコンピュータでは、前記画像データの印刷色を設定可能であり、
    前記画像付加設定コマンドには、前記印刷色を示すパラメータが含まれていることを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
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