JP4168204B2 - 穀粒乾燥機 - Google Patents

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この発明は、穀粒循環形態の穀粒乾燥機に関する
被乾燥穀粒は、乾燥室下方に設ける繰出バルブの回転によって所定に流下し、その間に熱風室から排風室に向けて流通する乾燥熱風を浴びて乾燥される。穀粒乾燥は所定水分値に至るまでゆっくりと乾燥させて穀粒品質確保を図るが、乾燥終期においては、高い水分の穀粒に比較すると品質劣化し難いため、該劣化をしない程度に乾燥速度を速めて乾燥終了させようとする。つまり乾燥中の穀粒水分の検出値が低くなるに従って、熱風温度を上げながら循環速度を速くし、所定の乾減率を確保する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
又、集穀室の集穀オーガを駆動するモータの駆動電流値が所定値以上に所定時間継続すると、繰出バルブの繰出速度を所定時間分遅い速度に変更する。搬送手段(集穀オーガ)の負荷の状況により繰出速度を低下して搬送手段の負荷を軽減する技術が知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2002−122381号公報 特開2001−241846号公報
穀粒循環形態の穀粒乾燥機では、この穀粒の循環が停止すると乾燥むらを生じたり、過乾燥となり易い。又、このような循環が行われ難い場合において乾燥を停止させることとすると、乾燥能率、及び効率等が著しく低下することとなる。この発明は、循環の出発位置にある乾燥室下の繰出バルブの回転状況をチェックしながら、この繰出バルブ回転に多少の異変を生じたとしても、直ちに乾燥を停止しないで、乾燥作用をできるだけ継続させながら、この繰出バルブ回転の異常検出精度を高めて、繰出異常を判定させたり、乾燥停止を行わせて、安全で効率的な乾燥制御を行わせるものである。
請求項1に記載の発明は、貯留室(1)から乾燥室(2)を経て流下される穀粒を受けて集穀室(3)へ繰出す繰出バルブ(4)を、所定の周期時間(T)毎に正回転と逆回転とを交互に繰返し駆動して、集穀室(3)に繰り出された穀粒を昇穀機(10)で貯留室(1)に循環させながら乾燥する穀粒乾燥機において、前記所定の周期時間(T)内に規定回転数(n)が検出されたときは循環運転を継続し、検出されないときは詰り異常を判定して表示部(52)に表示し、繰出バルブ(4)の駆動を停止する構成とし、乾燥作用中に前記詰り異常を判定したときには繰出バルブ(4)の駆動を停止してからパージ停止による乾燥停止を行い、乾燥作用中以外のときは即時停止する構成とし、昇穀機(10)には穀粒を取込み水分を検出する水分計(24)を設け、水分計(24)は昇穀機(10)が穀粒の昇穀循環を行なっているかを否かの検出を行い、穀粒が循環していなければ異常として繰出バルブ(4)の駆動を停止する構成としたことを特徴とする穀粒乾燥機とする。
請求項2に記載の発明は、繰出バルブ(4)が正回転及び逆回転で連続して異常検出を行なうと繰出バルブ(4)の駆動を停止する構成としたことを特徴とする請求項1記載の穀粒乾燥機とする
請求項1に記載の発明は、穀粒の繰出バルブ4による繰出は、穀粒の状態や、種類等によって異なることがあるが、繰出バルブ4は正回転と逆回転を所定の周期時間T毎に交互に繰返すため、わら屑や異物等の混入や、高水分比による詰りやブリッジ現象を少くして、繰出を円滑に行なわせることができる。
そして、穀粒の状態等による過負荷や、運転条件としてバルブモータのばらつきやトルク不足や、石礫等の異物混入による回転不良を検出すると乾燥を停止することができる
また、乾燥中に水分計24を一定時間毎に駆動して穀粒の循環の有無を検出させて、穀粒が循環していなければ異常として停止させる。これにより繰出バルブ4等の駆動異常の検出精度を高めることができる。又、集穀オーガ8の伝動ベルト切れ等による穀粒の循環不良があっても、これを検出して異常判定により運転停止させるものであるから、過乾燥穀粒をなくして品質劣化を防止でき、乾燥作業の継続性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、正転側回転から逆転側回転あるいは逆転側回転から正転側回転への以降によっては、詰り現象が回避できる場合もあるから、単発の異常検出のみならず、少なくとも2回以上の異常検出をもって上記詰り現象回避が見込まれない状態となって、異常検出精度を向上する
何らかの原因によって回転速度が変化したようなときでも、むやみに細かく異常判定したり、乾燥運転を停止することなく、運転を継続させて、繰出バルブの異常判定の機会を制限、限定して異常検出精度を高く維持し、安全性を高め、的確で安定した乾燥制御を維持できる穀粒乾燥装置を実現した。
図例の穀粒乾燥機は、箱形の乾燥框7の略上半部を貯留室1とし、この下半部に乾燥室2や、集穀室3等を形成し、この集穀室3の中央下部に設けられる集穀オーガ8の一端部と、貯留室2上方の上部オーガ9との間にわたって、乾燥框7の正面壁に沿って昇穀機10を連設している。乾燥室3は、左右両側部に通風孔を形成の内外通風板11、12を平行状に設け、正面視でV字形態に構成し、これら左右の乾燥室3間に熱風室13を形成し、外側部にV字形態の集穀室3と集穀板14を設ける。該乾燥室2の上部には正面視でW字形態の案内板15を設けて漏斗形態に構成して、貯留室2を流下される穀粒を左右の乾燥室2へ流下案内する。
前記乾燥框7の正面壁にはバーナ16を設けて、熱風を前記熱風室13内へ吹込むことができる。又、背面壁には、前記左右の集穀室3に連通する排風路17を形成し、排風機18を連通させる。19は熱風室13内に沿わせて設けた遠赤外線放射装置で、左右一対の半筒形板20からなり、上下の対向縁部間には適宜の間隔部21、22を形成している。バーナ16による熱風を左右一対の半筒形板20間の通風路25に沿って送風することにより、遠赤外線輻射熱を発生させる。この遠赤外線輻射熱を乾燥室2等を流下する穀粒に当てることによって穀粒乾燥する。23は上部オーガ9から供給される穀粒を受けて回転拡散する拡散盤である。24は前記昇穀機10の途中位置に設けた水分計で、一定時間間隔毎に揚穀中の一部の穀粒を取込みしながら水分を検出すると共に、昇穀穀粒の有無を検出することができる。 前記正面視でV字形断面形態の乾燥室2下端繰出口26部に沿って前後方向にわたる繰出バルブ4を軸28装する。この繰出バルブ4は、背面壁側に設けられる正逆回転電動モータ27によって駆動される。繰出バルブ4は、円筒形態の一部に軸28に沿う方向に所定幅のバルブ口29を形成し、回転により上側の乾燥室2内に対向すると穀粒を流入させ、下側の集穀室3側に対向するとこの穀粒を流出させて、穀粒の繰出を行わせる。30はバルブ軸28の両端部を軸受けする軸受プレートで、乾燥框7の正面壁、背面壁等に取付ける。モータ27の軸31はバルブ軸28の先端にソケット嵌合させて連動できる。このバルブ軸28にはマグネット32を固定し、このマグネット32の回転外周の一部背面壁側には電磁コイルを有したリードスイッチ33を設け、これらマグネット32とリードスイッチ33でバルブ回転センサ34を構成する。又、このモータ27は正回転及び逆回転可能で、繰出バルブ4を正方向へ回転したり逆方向へ回転することができる。
前記乾燥制御のためにコントローラ40の入力側には、穀粒を乾燥室2や貯留室1に張込むための張込スイッチ42、乾燥室2に通風させるための通風スイッチ43、バーナ16で燃焼させた熱風を乾燥室2へ送風して乾燥する乾燥スイッチ44、乾燥後の穀粒を機外へ排出させる排出スイッチ45、及び乾燥運転を停止するための停止スイッチ46等を設けている。又、水分計24等の水分検出手段や、穀粒流れ検出手段、外気温度検出手段47、及び熱風温度検出手段48等を設けている。又、コントローラ40の出力側には、前記繰出バルブ4を駆動するためのバルブモータ27や、集穀オーガ8、上部オーガ9、及び昇穀機10等の穀粒循環搬送系の各モータ49、バーナ16モータやポンプ等の燃焼系出力50、排風機18等の吸引ファンモータ51、及び、液晶の表示部52等を設けている。
又、前記乾燥框7の正面壁部には、コントロールボックス36が設けられて、前記各スイッチ42、43、44、45、46、及び表示部52等を操作版35に配置する。この表示部52には熱風温度や、水分、及び乾燥の残時間等をデジタル表示できる。37は乾燥作用を緊急的に停止するための緊急停止スイッチ、38は穀粒の張込量を設定するための張込量設定目盛、39は穀粒水分設定目盛、41は乾燥速度を設定する乾燥設定目盛、53、54はタイマ設定スイッチである。その他乾燥穀粒の状態を表示するための水分のばらつきランプ55や、未熟米の混合状態を表示する未熟米ランプ56等が配置される。乾燥作業は、張り込みスイッチ47をONして穀粒を貯留室1等に収容したのち、乾燥スイッチ44や通風スイッチ43、集穀オーガ8等のスイッチをONして、バルブモータ27の回転によって乾燥室2の穀粒が集穀室3へ繰出されて循環されることによって行なわれる。
前記繰出バルブ4の回転数は、バルブ回転センサ34によって、リードスイッチ33のONによりパルス形態の信号出力がされて、これをカウントすることによって行なわれる(図1)。バルブモータ27の正回転駆動と逆回転駆動は所定の周期時間Tとして出力されるように設定され、各周期時間T内の繰出バルブ4の規定回転数nは、例えばn=4回転として設定される。この各周期時間T内に規定回転数nの正回転、又は逆回転が検出されるときの各実測定の周期時間T1 ,T2,T3は、正常の繰出が行なわれる状態を示すが、規定回転数nに達しないとき(検出回転数=0〜3回転)は繰出の異常状態となる。即ち、何らかの原因乃至事由で繰出バルブ4が回転停止の状態にあるか、回転速度が低下状態にあることを示す。このように周期時間T内の繰出バルブ4の回転数が規定回転数nよりも少ないときは、更にこの周期時間Tをαだけ延長して監視時間とするが、この監視時間αにおいても規定回転数nの検出に達しないときは異常となる。そして、このような異常状態が連続して2回検出されるときは異常と判定されて処理される。
このような繰出バルブ4の駆動停止する要因として、穀粒の状態等による過負荷はもとより、運転条件としてバルブモータ27のばらつきやトルク不足等がある。又、繰出バルブ4の回転不良として、この繰出口26部における穀粒漏れ防止ラバー、乃至シール等の咬み込みや、石礫等の異物混入等がある。この場合は、繰出バルブ4の回転が遅くなるか、又は1回転目乃至1周期時間では停止が検出されても2回転目乃至2周期時間では解消されて回転されることがある。このため一定の周期時間Tに対して、バルブモータ27のトルク低下等の要因による回転速度の低下を考慮した時間(例えばα=10秒)を加算することができる。
ここで、繰出バルブ4の駆動処理制御は図3に示す制御フローに従って行なわれる。繰出バルブ4の正回転されるときは正回転ルーチンFに従い、逆回転されるときは逆回転ルーチンRに従う。これらいずれのルーチンF,Rにおいても、ステップ1〜5、及びステップ6等を経て処理される。所定の周期時間T内にバルブ回転センサ34が規定回転数n=4回転を検出すると(ステップ1)、次行程の繰出バルブ4の駆動を逆回転方向へセットして(ステップ2)、繰出バルブ4を回転させて乾燥運転を継続することができる。そのステップ1で規定回転数n=4回転を検出できないときは、更に監視時間αを延長して、これが経過するまでに規定回転数nを検出したか否かをみて(ステップ3)、この間に検出されるとステップ2に至って、次行程の逆回転の駆動処理に移るが、これら規定回転数nを検出しないときは、今回の異常として、前回の異常検出の有無と照合する(ステップ4)。ここで、前回に異常検出が無いときは次行程のバルブ駆動を逆回転にセットするが、前回に異常検出があるときは、今回の異常検出と合わせて連続2回の異常検出が継続するものであるから、繰出バルブ4による繰出に詰まり等の重大な異常があるものと判定して、その旨を表示部52に表示して、繰出バルブ4の駆動を停止し(ステップ6)、乾燥作用中のときは長時間をかけて徐々に乾燥停止(パージ停止)し、乾燥中以外のときは即時停止する(ステップ5)。又、前記ステップ3において、監視時間αを設けないで、単に周期時間T内の規定回転数nが検出されないで、異常検出が連続して2回続いたとき(ステップ4)、バルブ異常と判定する(ステップ5)こともできる(後記の図10参照)。
次に、図9について上例と異なる点は、前記繰出バルブ4の駆動制御の周期時間Tを、規定回転数nの実測によって自動的に乃至手動的に設定するものである。乾燥運転開始時に、バルブ回転センサ34により繰出バルブ4が1回転に要する時間、即ち出力ONからバルブ回転センサ34ONまでの時間を測定する(ステップ1)。この時間によって詰り異常判定のための監視時間tを補正するものである。この監視時間tによって規定回転数nを検出するための周期時間Tを設定する(ステップ2)。このような監視時間tの設定により前記のような周期時間Tにおける規定回転数nの検出により異常処理を行なうことができると共に(ステップ3)、1回転に要する時間の測定して、その後の運転時の詰り判定をも行わせることができる(ステップ4)。このように、運転時の条件における回転時間の測定により監視時間を決めることにより、適切な異常判定が可能になる。
次に、図10について、前記特に図3の作用と異なる点は、水分計24により穀粒の流れを検出させて、繰出バルブ4回転の異常判定を制御させるものである。制御フロー行程において、正回転及び逆回転ルーチンF、Rの各ステップ1〜5と、ステップ6は図3の場合と同じであるが、次のステップ7〜9が異なる。即ち、水分計24の読込みや(ステップ7)、この水分計24による昇穀機10の穀粒の昇穀循環が行われているか否かの検出を行ない(ステップ8)、これによって穀粒循環のないときは異常として運転の停止処理を行わせる(ステップ9)。又、この場合は、周期時間T内において繰出バルブ4が規定回転数nあったかどうかで異常判定が行われている。乾燥中に水分計24を一定時間毎に駆動して穀粒の循環の有無を検出させて、穀粒が循環していなければ異常として停止させる。これにより繰出バルブ4等の駆動異常の検出精度を高めることができる。又、集穀オーガ8の伝動ベルト切れ等による穀粒の循環不良があっても、これを検出して異常判定により運転停止させるものであるから、過乾燥穀粒をなくして品質劣化を防止でき、乾燥作業の継続性を高めることができる。このような循環有無の検出は、前記水分計24に代えて昇穀機10、集穀オーガ8、又は上部オーガ9等の穀粒搬送の有無を直接検出する搬送センサを設けることができる。
次に、図11、図12について、前記バルブ回転センサ34の取付構成に関し、コ字状断面のブラケット55を介在させてバルブモータ27を乾燥框7の背面壁部に取付け、このブラケット55内でモータ軸31をバルブ軸28に連結し、バルブ回転センサ34を設ける。このブラケット55の前側は左右両側のリブ56をボルト57締めで乾燥框7面に固定する。このブラケット55の後側面にモータ27をボルト58締めで取付ける。モータ軸31とバルブ軸28との先端部はこのブラケット55内にのぞませて、カップリングジョイント59を嵌合させて一体回転するように連結する。前記バルブ回転センサ34のマグネット32は、このカップリングジョイント59に設けられる。このブラケット55の上下開放部には開閉可能にして取付けられる、上、下カバー60、61をボルト62、63締めで取付け、この上カバー60にリードスイッチ33が取付けられて、該マグネット32とによってバルブ回転センサ34を構成する。又、このリードスイッチ33は下カバー61側に取付ける形態とすることもできる。64はリードスイッチ33のカプラーである。65は繰出口26の左右両側縁に設けたシールで、通風板12の下端部に取付けられて、繰出バルブ4の回転周面に摺接される。
次に、図13〜図15については、前記繰出口26の左右両側縁に沿って設けられる繰出バルブ4のバルブシール65において、ウレタン樹脂材、又はゴム材等の弾性材から形成される帯状のバルブシール65の基部に沿って、台形乃至方形状断面の取付部66を形成し、このバルブシール65の取付部66を、前記通風板12を取付ける乾燥フレーム67側のシールホルダ68に形成される差込溝69に嵌合させて取付けできる。又、この差込溝69に対するバルブシール65の差し込み形態によって摩耗時等のバルブシール65交換も簡単にできる。又、このシールホルダ68は、差込溝69部を形成するために、板金状の板縁70、71を鋸歯目状に上下に交互に折り曲げて先端をフック状に形成し、これら板縁70、71間に前記差込溝69を形成する。板縁70は長くし、板縁71は短く形成し、これらの間には適宜間隔の切欠き部72を形成している。このような差込溝69の構成では簡単であり、両板縁70、71のかしめによってバルブシール65の取付部を挾持することができ、抜外れ難く、安定した取付構成とすることができる。
次に、図16については、前記操作盤35の各操作部にLEDランプ73を設けて、乾燥運転中の燃焼状態や、休止中、パージ中の区別がこのランプ73点灯で視認できるようにしたものである。特に乾燥スイッチ44のON後の運転中であることと、燃焼出力されていることを併用認識できるようにする。乾燥スイッチ44のON後から燃焼出力するまでは、ランプ73を連続点灯とし、燃焼出力中は、燃料のON時間により点滅させるように構成する。
前記操作盤35の各スイッチや表示項目にはLEDランプが設けられて、作業中の各事項を点灯表示するようにしている。このうち乾燥スイッチ44のランプ73は、運転中連続点灯したり、点滅点灯して、作業状態を区別して表示する。この連続点灯では、乾燥スイッチ44のON後、バーナ16燃料用の制御ポンプ出力まで、タイマユニットによる乾燥運転休止中、及び、ポストパージ中等を表示する。又、点滅点灯では、該制御ポンプ出力中を表示する。この制御ポンプのオンタイムにより、一定の周期で点灯時間を数段階に分けて表示するように区分表示できる。
繰出バルブの駆動状態を示す回転センサによる検出タイムチャート。 その乾燥制御の概略ブロック図。 その一部繰出バルブの駆動制御フローチャート。 その繰出バルブ部の分解斜視図。 その穀粒乾燥機の正面図。 その側断面図。 その一部遠赤外線放射装置部の斜視図。 そのコントロールボックスの正面図。 一部別実施例を示す繰出バルブ駆動制御のフローチャート。 一部別実施例を示す繰出バルブ駆動制御のフローチャート。 一部別実施例を示すバルブモータ取付部の側面図。 その背面図。 一部別実施例を示す繰出バルブ部の正面図。 そのバルブシール部の拡大正面図。 そのシールホルダ部の側面図と、一部の拡大図、その正断面図。 一部別実施例を示す操作部の正面図。
符号の説明
1 貯留室
2 乾燥室
3 集穀室
4 繰出バルブ
T 周期時間
n 規定回転数
α 監視時間

Claims (2)

  1. 貯留室(1)から乾燥室(2)を経て流下される穀粒を受けて集穀室(3)へ繰出す繰出バルブ(4)を、所定の周期時間(T)毎に正回転と逆回転とを交互に繰返し駆動して、集穀室(3)に繰り出された穀粒を昇穀機(10)で貯留室(1)に循環させながら乾燥する穀粒乾燥機において、
    前記所定の周期時間(T)内に規定回転数(n)が検出されたときは循環運転を継続し、検出されないときは詰り異常を判定して表示部(52)に表示し、繰出バルブ(4)の駆動を停止する構成とし、
    乾燥作用中に前記詰り異常を判定したときには繰出バルブ(4)の駆動を停止してからパージ停止による乾燥停止を行い、乾燥作用中以外のときは即時停止する構成とし、
    昇穀機(10)には穀粒を取込み水分を検出する水分計(24)を設け、水分計(24)は昇穀機(10)が穀粒の昇穀循環を行なっているかを否かの検出を行い、穀粒が循環していなければ異常として繰出バルブ(4)の駆動を停止する構成としたことを特徴とする穀粒乾燥機
  2. 繰出バルブ(4)が正回転及び逆回転で連続して異常検出を行なうと繰出バルブ(4)の駆動を停止する構成としたことを特徴とする請求項1記載の穀粒乾燥機
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