JP4167681B2 - 柵の構造 - Google Patents

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Description

本発明は、柵の構造に関し、詳しくは支柱のリップ溝の一部に横桟を架け渡すと共に、リップ溝の残りの部分を支柱カバーにて覆うようにした柵の構造に関するものである。
従来から、柵を構成する支柱の側面にリップ溝を設け、リップ溝の一部に横桟の端部を挿入して支柱間に横桟を架け渡すと共に、リップ溝の残りの部分を支柱カバーにて覆うようにした構造が特許文献1において知られている。
ところが、従来の支柱カバーはリップ溝の両端から突出するリップ片の前面も覆っているため、支柱カバーによってリップ片の前面が外部に現れなくなり、一方、横桟の部分ではリップ片の前面が外部に現れている。このためリップ片が支柱カバーの部分で途切れてしまい、外観がアンバランスとなり、見栄えが悪くなるという問題がある。
特開平10−159042号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、支柱の全長にわたってリップ片が外部に現れ、しかも前パネル部の端面ラインと横桟の端面ラインとを略一直線上に形成でき、見栄えの良い柵の構造を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、支柱1の側面1bにリップ溝7を設け、リップ溝7の一部に横桟2の端部を挿入して支柱1間に横桟2を架け渡すと共に、リップ溝7の残りの部分を支柱カバー11にて覆うようにした柵の構造において、支柱カバー11は、リップ片12,12間に配置される前パネル部13と、前パネル部13の左右両端から後方に折曲してリップ溝7の両側のリップ片12に係止される左右一対の係合部14とからなり、各係合部14は、リップ溝7の底面に当たって支柱カバー11の前後の動きを止めるための第1当接部14aと、リップ片12の背面角部に当たって支柱カバー11の前後左右の動きを止めるための第2当接部14bとを備えており、前パネル部13の端面にリップ片12との隙間となる端面ラインL1を形成すると共に、この端面ラインL1をリップ溝7の一部に挿入されて連結されている横桟2の端面ラインL2と略一直線上に形成してなることを特徴としている。
このような構成とすることで、支柱カバー11の前パネル部13はリップ片12を覆わないため、支柱1の全長にわたってリップ片12が外部に現れるようになる。一方、横桟2をリップ溝7の一部に挿入されて連結するにあたって、横桟2を動かして位置決めするためにはリップ片12との間に所定の隙間を確保する必要があり、このため、横桟2の端面には所定の隙間が生じている。これに対して、支柱カバー11の前パネル部13の端面をリップ片12と隙間なく接触させた場合は、横桟2の端面ラインL2が前パネル部13の部分で途切れてしまい、外観上において違和感が生じ、見栄えが良くない。そこで、本発明では、支柱カバー11は係合部14に設けた第1当接部14a及び第2当接部14bとにより、リップ溝7に対する支柱カバー11の前後左右の動きが止められるようになっているので、支柱カバー11の前パネル部13の端面をリップ片12から離して配置可能となり、従って、前パネル部13の端面に沿ってリップ片12との間で一定の隙間よりなる端面ラインL1を形成できると共に、リップ溝7の一部に挿入されて連結されている横桟2の端面ラインL2と前パネル部13の端面ラインL1とを略一直線上に形成できるようになる。
また、上記リップ片12の前面の先端角部に沿って凹条部15が形成され、該凹条部15を前パネル部13の端面ラインL1及び横桟2の端面ラインL2にそれぞれ連通させてなることを特徴としているので、横桟2の端面ラインL2の幅及び前パネル部13の端面ラインL1の幅がそれぞれ凹条部15の分だけ広がり、リップ片12の全長にわたってよりくっきりとしたラインが形成されるようになり、美観がより一層向上するようになる。
本発明に係る柵の構造は、支柱カバーの前パネル部はリップ片を覆わないため、支柱の全長にわたってリップ片が外部に現れ、しかも前パネル部の端面ラインと横桟の端面ラインとを略一直線上に形成できるので、リップ片の全長に亘って縦一直線上の隙間のラインが形成され、そのうえリップ片の前面の先端角部に沿って形成した凹条部を前パネル部の端面ライン及び横桟の端面ラインにそれぞれ連通させたことにより、横桟の端面ラインの幅及び前パネル部の端面ラインの幅がそれぞれ凹条部の分だけ広がり、リップ片の全長にわたってよりくっきりとしたラインが形成されるようになり、見栄えが向上するものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図2は、笠木23を支える2本の支柱1の各下端部を、床面16に固定された支柱台座17に上方から外嵌してネジ固定したロフト用の柵の一例を示しており、図3は支柱1の数が3本の幅広のロフト用の柵の一例を示している。なお図中の2は横桟、23は笠木、24は遮蔽板である。
支柱1は、図4(a)に示すように、平面視で略H字形に形成されている。本例では、図6に示すように、支柱1の長辺側の両側面に、それぞれ、左右一対のフランジ25が向き合うように突出していると共に、左右のフランジ25の先端をさらに内向きに折り曲げてリップ片12が形成され、これらフランジ25とリップ片12とで囲まれた部分がリップ溝7となっている。なお、リップ片12の外角部12aには丸みが付けられ、衣服等の引っ掛かりなどを防止するようにしている。また本例では、支柱カバー11の係合部14の係合部14の外端面14cをフラットに形成したが、他例として図7に示すように、外端面14cを窪み形状に形成してもよい。
支柱台座17は、図10に示すように、床面16に固定されるベース部18から上方に向かって支柱挿入軸19が一体に突設され、支柱1の下端部1dを支柱挿入軸19に外嵌して固定するものである。支柱挿入軸19の輪郭は図6に示すように、支柱1の輪郭よりも一回り小さな略長方形状をしている。
支柱台座17は例えばダイカスト等からなり、四角筒状の支柱挿入軸19の根元部分19aが外曲がり状に屈曲してベース部18と一体形成されている。ベース部18は台座取付ボルト26によって床面16に固定されている。本例では、支柱挿入軸19の根元部分19aとベース部18とのなすコーナー部21の外面は縦断面形状が大きななだらかなアール形状をした外側アール面Rとなっており、ベース部18と支柱挿入軸19の根元部分19aとが外側アール面Rを介して連続するように一体形成されている。これにより、コーナー部21の強度向上が図られている。
上記外側アール面Rからは、外方に向かって支柱1の下端部1dを載置して位置決めするための位置決め突起20が突設されている。本例の位置決め突起20は、図5(a)に示すように、支柱挿入軸19を中心として外側アール面Rの外方に向けて放射状に突出する複数(本例では6個)のリブ20a,20bからなる。リブ20a,20bの上端は上記外側アール面Rの上端と同じか或いはそれよりも高い水平面となっている。
また本例のリブ20a,20bは、支柱挿入軸19の短辺側に設けられる2本の短寸リブ20aと、長辺側に設けられる1本の長寸リブ20bとからなる。短寸リブ20aの横幅寸法d1は、図6に示すように、支柱1の下端部1dを載置できる長さとされ、長寸リブ20bの横幅寸法d2は支柱1の下端部1d、支柱カバー11の下端部及びベースカバー22の内縁部22aの下端をそれぞれ載置できる長さとされる。つまり、2本の短寸リブ20aは、支柱1の下端部1dの長辺側の2箇所及び後述の支柱カバー11の下端部の2箇所、更にベースカバー22の内縁部22a下端の2箇所をそれぞれ支持するものであり、1本の長寸リブ20bは、支柱1の下端部1dの短辺側の中央の1箇所を支持するものである。
また、上記支柱挿入軸19には、図10に示すように、位置決め突起20の上端よりも上方位置にネジ孔28が設けられ、支柱1の下端部1dを位置決め突起20に載置した状態で、該ネジ孔28と支柱1に設けたネジ孔29とが位置合わせされ、ネジ30にて支柱1と支柱挿入軸19とをネジ固定できるようになっている。
次にベースカバー22を説明する。上記支柱台座17のベース部18は平面視で正方形状の輪郭を有するベースカバー22にて隠蔽されている。ベースカバー22は、ベース部18を上方から覆い隠すものであり、本例では図8、図9に示すように、支柱1の両側から突き合わせ可能な半割れ状に形成されている。半割れ状のベースカバー22は同じ形状をしており、内縁部22aが支柱1の下端部1dの外面及び支柱カバー11の下端部の外周面に突き当てられ、外縁部22bが床面16に載置されるようになっている。
ここで、ベースカバー22の内縁部22aは、図9(a)に示すように、支柱カバー11の外面から支柱1の両端面に跨って突き当てられるコ字状縁31と、コ字状縁31の一端側に連なる凸状縁32(図8、図9(a)、(b)、(c))と、コ字状縁31の他端側に連なる凹状縁33(図8、図9(a))とで構成されている。そして、半割れ状の一対のベースカバー22を左右逆向きにして支柱1の両側から嵌め合わせた状態で、コ字状縁31が支柱カバー11の外面から支柱1の両端面に沿って突き当てられるようになり(図4(a)の状態)、且つ、互いに突き合される凸状縁32と凹状縁33とが上下に嵌合するようになっている。またベースカバー22の内縁部22aは下方に向かって縦断面L字形に屈曲しており、内縁部22aの一部の下端がベース部18の上面に載置されると共に、内縁部22aの他の一部には位置決め突起20と対向する位置に切欠部34(図8)が形成され、この切欠部34の下端が図10に示すように、位置決め突起20上に載置されるようになっている。
さらに半割れ状の一対のベースカバー22の下面には、図9(b)〜(h)に示すように、下方に向かって複数(本例では3本)の位置決めピン35が突設され、一方、ベース部18の上面には図5(a)に示すように、ピン挿入孔36が形成され、前記のようにベースカバー22を支柱1の両側から嵌め合わせた状態で、位置決めピン35がピン挿入孔36にそれぞれ嵌まり込むようになり、これにより、各ベースカバー22がベース部18に対して位置決め固定された状態となる。なおベース部18の四隅に台座取付ボルト26が挿通する長孔27(図5)が形成されている。また本例では、ベース部18の上面には、図10に示すように、台座取付ボルト26の頭部26aが突出しているため、ベースカバー22をベース部18の上面から上方に浮きあがらせることでベースカバー22と台座取付ボルト26の頭部26aとが干渉しないようにしている。さらにこのようにベースカバー22をベース部18の上面から上方に浮きあがらせた状態で、上記位置決めピン35の先端がピン挿入孔36に挿入されるように、位置決めピン35の長さが設定されている。
次に横桟2の取付構造を説明する。支柱1の側面1bに設けられるリップ溝7の一部には、図1又は図12に示すように、角材からなる横桟2の端部が挿入される。横桟2の端面2aにはタッピングホール4bが形成され、横桟2の軸直角方向Nに突出する横桟接続用プレート3の一端部3a側に設けたネジ挿入孔3dからタッピングホール4bにタッピングネジ4aを螺合することで、横桟接続用プレート3の一端部3a側が横桟2の端面2aに位置決めされた状態でネジ固定される。横桟接続用プレート3は剛性の板材からなり、支柱1のリップ溝7の内側に挿入可能なサイズに形成されている。横桟接続用プレート3の上下幅は横桟2の端面2aの外径寸法よりも大きく形成され、横桟接続用プレート3の他端部3b側であって且つ横桟2の端面2aから外れた位置にはネジ孔3cが穿設されている。一方、支柱1には、支柱1の軸直角方向Mに貫通し且つ支柱1の両側面1bにそれぞれ開口する横通し孔1aが穿設されている。
また本例では、タッピングネジ4aをタッピングホール4bに螺合して横桟接続用プレート3を横桟2の端面2aに固定した状態で、タッピングネジ4aの頭部4cが横桟接続用プレート3の背後に突出するようになっている。一方、支柱1の側面1bに横通し孔1aから所定距離S´をあけた位置に小孔1cが形成されている。上記所定距離S´は、図11に示すように、横桟接続用プレート3のネジ挿入孔3dとネジ孔3c間の距離Sと略同じ距離とされる。これにより、支柱1の側面1bに横桟接続用プレート3を当てた際にタッピングネジ4aの頭部4cが小孔1cに嵌り込むことで、横桟接続用プレート3のネジ孔3cを支柱1の横通し孔1aとを位置決めできるようになる。その後、通しネジ5を一方の横桟接続用プレート3のネジ孔3cから支柱1の横通し孔1aを貫通して他方の横桟接続用プレート3のネジ孔3cから突出させてナット6で締結することで支柱1に横桟2を連結できるようになっている。
なお、タッピングネジ4aとして皿ネジを用いて、横桟接続用プレート3の背後にタッピングネジ4aの頭部4cが突出しないようにしてもよく、この場合は支柱1の側面1bに位置決めのための小孔1cを設ける必要がなく、孔加工を省略できる。
さらに本例では、横桟接続用プレート3の一端部3aからは、横桟2の端面2aと直交する側面2bに当接する回転防止片10(図10〜図12)が突設されており、回転防止片10によって横桟2に対する横桟接続用プレート3の回転防止が図られている。なお、横桟接続用プレート3には回転防止片10を設けたタイプと、設けないタイプ3´(図12)の2種類がある。
次に、上記リップ溝7を覆う支柱カバー11を説明する。支柱1のリップ溝7の一部には前記のように横桟2の端部が架け渡され、リップ溝7の残りの部分は支柱カバー11にて覆われる。支柱カバー11は横桟2を支柱1に連結するための横桟接続用プレート3、通しネジ5及びナット6を隠蔽して、外観を良くするものである。本例の支柱カバー11は、図6に示すように、平面視で略コ字状に形成され、リップ片12,12間の開口を塞ぐと共にリップ片12の前面と面一状に配置される前パネル部13と、前パネル部13の左右両端から後方にL形に折曲された左右一対の係合部14とを備えている。左右一対の係合部14は、それぞれ、リップ溝7の底面(支柱1の側面1b)に当たって支柱カバー11の前後(図6の左右方向)の動きを止めるための第1当接部14aと、リップ片12の背面角部に当たって支柱カバー11の前後及び左右(図6の上下方向)の動きを止めるための第2当接部14bとを備えている。そして、これら第1当接部14a及び第2当接部14bとにより、リップ溝7に対する支柱カバー11の前後左右の動きが止められるようになっていると共に、支柱カバー11の前パネル部13の端面をリップ片12から離して配置することで、前パネル部13の端面にはリップ片12との隙間となる端面ラインL1(図1(c)、図13(b))が形成され、この端面ラインL1が後述のように横桟2の端面ラインL2(図1(c)、図13(a))と略一直線上に形成されている。さらに支柱カバー11の下端部は、図10に示すように、支柱台座17の位置決め突起20上に載置されることで上下方向に位置決めされている。なお支柱カバー11には、図6に示すように、前パネル部13全体がフラットな形状のタイプと、図1(b)に示すように、前パネル部13の中央部に後述する遮蔽板24の端部が挿入される凹溝を設けたタイプのものとがある。
次にロフト用の柵を構築する場合の2つの方法を例に挙げて説明する。第1の方法は、床面16に支柱台座17を固定し、支柱1を支柱台座17の支柱挿入軸19に外嵌してネジ固定し、その後、横桟2を架設し、支柱カバー11及び笠木23を取り付けて、図2或いは図3に示すロフト用の柵を構築する。まず、複数の支柱台座17を所定間隔をおいて床面16に固定しておき、複数本の支柱1の下端部1dをそれぞれ支柱台座17の支柱挿入軸19に嵌め込んでいく。このとき、支柱1の下端部1dが支柱挿入軸19の外方に突出した位置決め突起20上に載置されて位置決めされた状態となり、支柱1と支柱挿入軸19とをネジ固定する。その後、支柱1間に横桟2を架設する。このとき、図1のように支柱1の両側に横桟2を配置する場合は、図11に示すように、2枚の横桟接続用プレート3を2本の横桟2の端面2aにそれぞれネジ固定しておく。なお図12のように支柱1の片側だけに横桟2を配置する場合は、2枚の横桟接続用プレート3の一方のみに横桟2の端面2aをネジ固定しておく。そして、一方の横桟接続用プレート3を支柱1の一側面1bに当て且つ他方の横桟接続用プレート3を支柱1の他側面1bに当てた状態で、通しネジ5を一方の横桟接続用プレート3のネジ孔3cから支柱1の横通し孔1aを貫通して他方の横桟接続用プレート3のネジ孔3cに通してナット6にて締結する。これにより図1に示すように、支柱1の両側に横桟2を連結したり、或いは図12に示すように、支柱1の片側だけに横桟2を連結できるようになる。その後、支柱1の頂部1e間に笠木23を掛け渡して、図14に示すように、笠木23をタッピングネジ8でネジ固定する。このとき支柱1の頂部1eの4隅にタッピングホール9が設けられており、笠木23の底板部23aをタッピングネジ8で固着できるようにしている。
ロフト用の柵を構築する第2の方法は、先ず、支柱1と横桟2とからなる枠体を予め組み立てる。先ず、複数の支柱1を床面16に倒して並べ、この支柱1間に横桟2を並べた状態で、横桟2に固定した横桟接続用プレート3を支柱1に固定する。支柱1と横桟2との連結は前述と同じ方法で行ない、図1に示すように、支柱1の両側に横桟2を連結したり、或いは図12に示すように、支柱1の片側だけに横桟2を連結する。その後、組み立てた枠体を立てて、枠体を構成する複数の支柱1の下端部1dをそれぞれ床面16に固定された支柱台座17の支柱挿入軸19に外嵌してネジ固定する。なお、支柱カバー11及び笠木23の取り付けは、枠体の組み立てと同時に行なう場合、或いは枠体を支柱台座17に固定した後に行なう場合のいずれであってもよい。
また上記第1、第2の施工方法のいずれにおいても、ロフト用の柵の下半分に目隠しや防音等の目的で遮蔽板24(図1(b))を嵌め込むようにしてもよい。この遮蔽板24の取り付け方法は、左右の支柱1と上下の横桟2とで構成される枠体の内周面に凹溝を形成しておき、遮蔽板24の外周縁部を凹溝に嵌め込むようにすればよい。
上記構成によれば、支柱カバー11の前パネル部13はリップ片12を覆わないため、支柱1の全長にわたってリップ片12が外部に現れるようになる。ところで、横桟2をリップ溝7の一部に挿入されて連結する場合において、横桟2を動かして位置決めするためにはリップ片12との間に所定の隙間を確保する必要があり、このため、横桟2の端面には所定の隙間(図1(c)の横桟2の端面ラインL2)が生じている。これに対して、支柱カバー11の前パネル部13の端面をリップ片12と隙間なく接触させた場合は、横桟2の端面ラインL2が前パネル部13の部分で途切れてしまい、外観上において違和感が生じ、見栄えが良くない。そこで、本発明では、支柱カバー11は係合部14に設けた第1当接部14a及び第2当接部14bとにより、リップ溝7に対する支柱カバー11の前後左右の動きが止められるようになっているので、支柱カバー11の前パネル部13の端面をリップ片12から離して配置可能となり、従って、図6又は図7に示すように、前パネル部13の端面に沿ってリップ片12との間で一定の隙間よりなる端面ラインL1を形成できるようになるので、リップ溝7の一部に挿入されて連結されている横桟2の端面ラインL2(図1(c)、図13(a))と前パネル部13の端面ラインL1(図1(c)、図13(b))とを略一直線上に形成できるようになる。このように前パネル部13の端面ラインL1と横桟2の端面ラインL2とがほぼ一直線上に揃うようになるので、リップ片12の全長に亘って縦一直線上の隙間のラインが形成されることとなり、見栄えが向上する。
また本例では、リップ片12の前面の先端角部に沿って凹条部15が形成され、該凹条部15を前パネル部13の端面ラインL1及び横桟2の端面ラインL2にそれぞれ連通させたので、横桟2の端面ラインL2の幅及び前パネル部13の端面ラインL1の幅がそれぞれ凹条部15の分だけ広がり、リップ片12の全長にわたってよりくっきりとしたラインが形成されるようになり、美観がより一層向上する利点もある。
なお前記実施形態では、支柱1と支柱挿入軸19とをネジ固定した場合を例示したが、勿論、ネジ固定に限らず、リベット等による固着でもよい。
本発明の柵は、住宅内のロフト用柵に限らず、住宅内の踊り場や2階用の柵として使用できる。さらに屋外に設置される外柵にも広く活用できるものである。
本発明の一実施形態を示し、(a)は支柱の両側に横桟を連結した状態の正面断面図、(b)は平面断面図、(c)は横桟の端面ラインと支柱カバーの端面ラインとを略一致させた状態を説明する側面断面図である。 (a)は同上のロフト用柵の正面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA―A線断面図、(d)は平面図、(e)は(a)のB―B線断面図、(f)は(a)のC―C線断面図である。 同上のロフト用柵の他例の正面図である。 (a)は同上の支柱と支柱台座の取り付け部分を平面から見た断面図、(b)は一部破断した側面図、(c)は正面図である。 (a)は支柱台座の平面図、(b)は(a)のE―E線断面図、(c)は(a)のF―F線断面図、(d)は(a)のD―D線断面図である。 図4(a)の片側半分を平面からみた断面図である。 図6の変形例を説明する平面断面図である。 (a)(b)は同上のベースカバーの斜視図である。 (a)は同上のベースカバーの底面図、(b)は側面図、(c)は(a)のG―G線断面図、(d)は(a)のH―H線断面図、(e)は(a)のI―I線断面図、(f)は(a)のJ―Jから見た矢視図、(g)は側面図、(h)は(a)のK―K線断面図である。 同上の支柱の下端部が外嵌された状態の支柱挿入軸の断面図である。 同上の支柱の両側に横桟を連結する過程の説明図である。 (a)は同上の支柱の片側のみに横桟を連結した状態の正面断面図、(b)は平面断面図、(c)は側面断面図である。 (a)は同上の横桟の端面ラインの説明図、(b)は同上の支柱カバーの端面ラインの説明図である。 (a)は同上の笠木の取り付け状態の一部破断した正面図、(b)は側面図、(c)は支柱のタッピングホールを説明する平面図である。
符号の説明
1 支柱
1b 支柱の側面
2 横桟
7 リップ溝
11 支柱カバー
12 リップ片
13 前パネル部
14 係合部
14a 第1当接部
14b 第2当接部
15 凹条部
L1 前パネル部の端面ライン
L2 横桟の端面ライン

Claims (1)

  1. 支柱の側面にリップ溝を設け、リップ溝の一部に横桟の端部を挿入して支柱間に横桟を架け渡すと共に、リップ溝の残りの部分を支柱カバーにて覆うようにした柵の構造において、支柱カバーは、リップ片間に配置される前パネル部と、前パネル部の左右両端から後方に折曲してリップ溝の両側のリップ片に係止される左右一対の係合部とからなり、各係合部は、リップ溝の底面に当たって支柱カバーの前後の動きを止めるための第1当接部と、リップ片の背面角部に当たって支柱カバーの前後左右の動きを止めるための第2当接部とを備えており、前パネル部の端面にリップ片との隙間となる端面ラインを形成すると共に、この端面ラインをリップ溝の一部に挿入されて連結されている横桟の端面ラインと略一直線上に形成し、上記リップ片の前面の先端角部に沿って凹条部が形成され、該凹条部を前パネル部の端面ライン及び横桟の端面ラインにそれぞれ連通させてなることを特徴とする柵の構造。
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