JP4163463B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、被写体を電子的に撮像する電子カメラに係り、特に、電子カメラにおいて、ストロボ光線を用いて被写体を電子的に撮像する際にその撮影画像のホワイトバランスを調整する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子カメラにおいては、撮影画像の色再現性を向上するため被写体を照射する撮影光源の分光特性が検出されて自動的にホワイトバランスが調整或いは制御される露光技術が、例えば、特開平8−289314号公報などで知られている。
【0003】
また、特開2000−102025号公報に記載されるように、ストロボ撮影時に、ホワイトバランス調整或いは制御の適正化を図る技術も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術におけるホワイトバランス調整では、光源からの光線に含まれる光源特有の色温度が撮影画像に与える影響を幾分は抑えることができる。しかしながら、撮影の為の支配的な光源からの影響がホワイトバランス調整に反映されるため、支配的な光源からの影響が小さい撮影画像中の画像領域に対しては不自然さが残る問題ある。例えば、屋内での撮影時において、蛍光灯からの光線とストロボ光線とがミックスされるような場合、ストロボ光線が照射された被写体の領域と蛍光灯からの光線が照射された被写体の他の領域では、ホワイトバランス調整にずれが生じるという問題点がある。
【0005】
更に、撮影後に撮影画像の画像データからその領域毎にホワイトバランスを調整する場合には、その処理及び判断に時間を要してしまう問題もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した事情に鑑みなされたものであって、その目的は、ストロボ撮影時におけるホワイトバランス調整の適正化を図り、撮影画像の画質を向上することにある。
【0007】
この発明に係る電子カメラは、予備発光を行う予備発光手段と、前記予備発光を伴う露光により予備発光に係る画像データを得る露光制御手段と、前記画像データを基に予備発光に係る領域を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された領域の数を計数する計数手段と、前記抽出手段で抽出された領域の数が所定値を越えるときには、前記抽出手段で抽出された領域に対して予備発光に関連した第1のホワイトバランス調整を設定するとともに、他の領域に対して前記第1のホワイトバランス調整とは異なる第2のホワイトバランス調整を設定する設定手段と、を有する。
【0008】
ここで、前記設定手段は、前記抽出された領域数が所定値に満たないときには、該抽出された領域及び他の領域に同一のホワイトバランス調整を設定するように構成しても良い。
【0010】
また、前記抽出手段は、前記画像データのうち、予め設定された領域の画像データから得られた条件を満たす領域を予備発光に係る領域として抽出するように構成してもよい。
【0011】
また、前記抽出手段は、前記画像データのうち、本露光時の目標発光量及び前記画像データの平均値を基に前記予備発光に係る領域を抽出するように構成してもよい。
【0012】
また、前記露光制御手段で予備発光を伴わない定常光線露光に係る画像データを得るとともに、前記定常光線露光に係る画像データと前記本露光時の目標発光量とに基づいて前記予備発光に係る領域を抽出するように構成してもよい。
【0013】
また、自動ホワイトバランス調整モードを含んでなる複数のホワイトバランス調整モードから一のホワイトバランス調整モードを択一的に選択するホワイトバランス調整モード選択手段と、前記ホワイトバランス調整モード選択手段の選択結果に応じて、前記第1のホワイトバランス調整と前記第2のホワイトバランス調整の何れか一方を前記設定手段によって設定させる設定切り替え手段と、を更に有するように構成しても良い。
【0014】
また、自動閃光発光モードを含んでなる複数発光モードから一の発光モードを択一的に選択する発光モード選択手段と、前記発光モード選択手段の選択結果に応じて、前記第1のホワイトバランス調整と前記第2のホワイトバランス調整の何れか一方を前記設定手段によって設定させる設定切り替え手段と、を更に有するように構成しても良い。
【0015】
更に、前記露光制御手段は、前記予備発光を伴なわない定常光線露光に係る画像データを更に得て、前記抽出手段は、前記予備発光に係る画像データを所定領域毎に評価して得られる評価値を前記定常光線露光に係る画像データを前記所定領域毎に評価して得られる評価値に基づいて規格化した値を基に、前記予備発光に係る領域を抽出するように構成しても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施形態に係る電子カメラを説明する。
【0020】
図1は、この発明の一実施形態に係る電子カメラの構成を示したブロック図である。
【0021】
この図1に示す電子カメラは、撮影されるべき被写体(図示せず)に向けられ、この被写体からの被写体像をCCDのような固体撮像素子3に伝達する撮影レンズ1及びこの撮影レンズ1と固体撮像素子3との間に配置され、絞りを兼用するシャッタ2から構成されている。固体撮像素子3には、撮影時には、撮影レンズ1から伝達された被写体像が形成され、この被写体像が固体撮像素子3によって撮像される。固体撮像素子3からは、撮像された被写体像を光電変換した主画像信号が出力される。
【0022】
この撮像素子3で撮影された画像信号は、増幅回路4によってある増幅率で増幅され、この増幅回路4で増幅された画像信号は、信号処理回路5にサンプルホールドされる。この信号処理回路5からの画像信号は、A/D変換回路6でアナログ/デジタル変換されてデジタル画像データとして出力され、A/D変換回路6からの出力される画像データは、メモリ7に記憶される。
【0023】
A/D変換回路6或いはメモリ7からの出力信号は、中央処理装置(CPU)8に与えられ、中央処理装置(CPU)8は、この出力信号に基づき例えば、Xe管からなるストロボ発光管13の発光量を算出する。また、中央処理装置(CPU)8は、A/D変換回路3或いはメモリ7からの出力信号に基づき適切な増幅率を決定し、増幅回路4にこの決定された増幅率に相当する増幅率制御信号を与えて増幅回路4の増幅率を制御している。このように中央処理装置(CPU)8は、電子カメラの各構成部位を制御している。
【0024】
電子カメラは、更に撮像素子3を駆動するためのタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(TG)9及びCPU8の制御下においてシャッタ2の開閉を制御するシャッタ制御回路10を備えている。制御回路10からは、撮影制御の信号がタイミングジェネレータ(TG)9及びシャッタ制御回路10に与えられ、所定のタイミングでシャッタが開閉されて被写体像が撮像素子3上に形成され、この被写体像の画像信号がタイミングジェネレータ(TG)9からの垂直及び水平駆動信号で出力される。また、ストロボ発光時には、中央処理装置(CPU)8は、ストロボ発光管13の発光を制御する発光量制御回路11に発光タイミング制御信号を与え、この発光量制御回路11は、発光タイミング制御信号に応答してストロボ13のトリガ電極12にトリガ信号を与えてストロボを発光させ、計算された露光値に応じてストロボ発光管13の発光を制御している。
【0025】
CPU8には、ストロボ発光モードスイッチ(SW1)14から発光モード信号が入力されてストロボ発光モードが設定される。また、CPU8には、同様にレリーズスイッチ(SW2)15、即ち、撮影動作開始スイッチからのレリーズ信号が入力される。このレリーズ信号に応答してCPU8は、撮影に関連する種々の制御を実施する。CPU8には、ストロボの発光に係る所定値等を記憶すると共に種々の制御ルーチンを記憶しているROM16が接続されている。
【0026】
上記ストロボ発光モードスイッチ(SW1)14がオンされると、このON信号に応答してCPU8は、発光量制御回路11に対しストロボ発光指令を発する。また、レリーズスイッチ15がオンされると、このON信号に応答してCPU8は、撮影動作を開始する。
【0027】
更に、中央処理装置(CPU)8には、後に説明する各種モードを設定する設定部18、撮影画像を表示し、また、各種設定の為の情報を表示するための表示部17及び中央処理装置(CPU)8での演算結果等を一時的に格納するためのRAM19が接続されている。
【0028】
図1に示される電子カメラでは、ストロボ発光管13が発光して本露光を開始する前に、ストロボ発光管13がプリ発光される。このプリ発光によって、撮像素子3には、被写体のプリ被写体像が形成され、このプリ被写体像を光電変換したプリ画像信号が撮像素子3から出力され、このプリ画像信号が信号処理及びA/D変換されてプリ画像データがメモリ7に格納される。このプリ画像データは、後に説明するようにその画面が複数のブロック領域に分割され、ブロック領域毎にそのデータがCPU8によって取得され、演算される。このブロック毎のデータは、本露光時のストロボ発光量に関する値を得るなどのストロボ調光制御に利用されるとともに、ホワイトバランスを決定する領域を抽出する演算にも用いられる。
【0029】
図1に示す電子カメラでは、ストロボ光線が発光されるストロボ発光モード或いは自動的にホワイトバランスを調整する自動ホワイトバランスモード(AWBモード)が設定され、しかも、この自動ホワイトバランスモード(AWBモード)でストロボが発光されることが必要と判定されている場合に、図2に示すような特定のホワイトバランス調整が設定され、実行される。通常のホワイトバランス調整では、画面全体に定常光線或いはストロボ光線に対応する1つのホワイトバランスが決定され、この1つのホワイトバランスで画面全体のホワイトバランスが調整される。これに対して、特定のホワイトバランス調整では、撮影画面中からストロボ光線が支配的な特有のブロック領域が抽出され、この特有のブロック領域が第1のホワイトバランスで調整され、他のブロック領域は、第2のホワイトバランスsの1つで調整される。ここで、第1のホワイトバランス調整は、ストロボ光線に対応して定められ、第2のホワイトバランス調整の1つは、その他の領域を照射している定常光線の色温度に基づいて定められる。ここで、定常光線には、自然光線、蛍光灯或いは特殊な光源からの光線があり、第2のホワイトバランスの1つは、定常光線、即ち、自然光線、蛍光灯或いは特殊光源からの光線の色温度に対応して定められる。
【0030】
ストロボ発光モードには、被写体の明るさに応じて自動的に発光する自動発光モード“AUTO”、ストロボ発光を禁止するOFFモード“OFF”及び被写体の明るさに関係なくストロボを強制的に発光させる強制発光モード“FILL−IN”の3つのモードがある。これらのモードは、図1に示されるモード設定部18及び表示部17によって設定される。即ち、モード設定部18でストロボモードを設定する際には、モード設定部18のモード設定キーが押されると、表示部17に各種モードの選択画面が表示される。モード設定部18の選択キーを利用して表示部17に表示されたモード選択画面でストロボ発光モードを選択すると、表示部17には、自動発光モード“AUTO”、OFFモード“OFF”及び強制発光モード“FILL−IN”が表示され、再びモード設定部18の選択キーを利用していずれかのモードを選択すると、選択されたモードがRAM19に設定される。
【0031】
また、ホワイトバランスモードは、自動的にホワイトバランスを設定するする自動ホワイトバランスモード“AWB”及び手動でホワイトバランスを設定する手動ホワイトバランスモード“MWB”の2つのモードがある。このホワイトバランスモードは、ストロボモードと同様に図1に示されるモード設定部18及び表示部17によって設定される。即ち、モード設定部18の選択キーを利用して表示部17に表示されたモード選択画面でホワイトバランスモードを選択すると、表示部17には、自動ホワイトバランスモード“AWB”及び手動ホワイトバランスモード“MWB”が表示され、再びモード設定部18の選択キーを利用していずれかのモードを選択すると、選択されたホワイトバランスモードがRAM19に設定される。“AWB”モードでは、色温度の影響を受ける被写体に対してもホワイトバランスが適正となるように色温度特性を自動的に補正する。
【0032】
尚、上記の各選択モードはそれぞれ独立に選択される。ホワイトバランスは、ストロボモードに優先して選択される。
【0033】
図2を参照して図1に示される電子カメラにおけるホワイトバランスを調整する為のホワイトバランス領域を抽出する処理の手順を説明する。
【0034】
図2は、図1に示された電子カメラにおけるホワイトバランス領域を抽出する為の処理の流れを示すフローチャートである。
【0035】
図2に示されるように処理が開始されると、ステップS1において、ホワイトバランスモードが自動ホワイトバランス(AWB)モードに設定されているか否かが判断される。“AWB”モードでない場合には、手動ホワイトバランスモードが設定されていることから、抽出処理においては、ステップS2に示すように手動で設定されたホワイトバランスが第2のホワイトバランスの特定された1つに決定される。例えば、手動で蛍光灯下での撮影が設定されている場合には、この処理では、蛍光光線に対するホワイトバランスが特定された第2のホワイトバランスに対応すると決定される。
【0036】
ステップS1において、ホワイトバランスモードが“AWB”モードである場合には、ステップS3に示すようにストロボ発光モードがストロボ手動発光“FILL−IN”モードに設定されているか否かが判断される。このステップS3において、“FILL−IN”モードでもない場合、ステップS4に示すようにストロボ発光モードがストロボ自動発光“AUTO”モードに設定され、且つ、ストロボが発光するか否かが判断される。
【0037】
ステップS3及びS4に示すように“FILL−IN”モード及び“AUTO”モードでもないOFFモードである場合に、或いは、ステップS4に示すようにストロボ発光モードがストロボ自動発光“AUTO”モードに設定されているが、測光の結果、ストロボが発光しない場合には、ステップS10に示すように、画像データの全領域に対し、ステップS2で特定された第2のホワイトバランスモードでのホワイトバランス調整が設定されて一連の処理が終了される。
【0038】
ステップS3において、“FILL−IN”モードが設定されている場合には、ステップS5での処理の為に、ストロボがプリ発光される。同様に、ステップS4において、ストロボ発光モードがストロボ自動発光“AUTO”モードに設定され、且つ、ストロボが発光するように設定されている場合には、ステップS5での処理の為に、同様にストロボがプリ発光される。
【0039】
ステップS5において、プリ発光に先立って定常光線によって生じた定常画像データが取得され、その後、プリ発光によって被写体が照明されてプリ画像データが取得される。ステップS6において、定常画像データとプリ画像データとから定常光線とプリ発光のストロボ光線とが比較され、被写体から戻される光線中で定常光線がストロボ撮影の際に予想されるストロボ光線よりも撮影画像に与える影響が大きいかが判定される。ステップS6において、撮影画像が定常光線で支配的に形成される場合には、ステップS10に示すように、画像データの全領域に対し、ステップS2で特定された第2のホワイトバランスモードでのホワイトバランス調整が設定されて一連の処理が終了される。
【0040】
ステップS6において、撮影画像が定常光線で支配的に形成されず、ストロボ光線を利用して形成されることが予想される場合には、ステップS7に示すように後に説明する8×8のブロック領域が画像データ中に定められ、ステップS8に示すようにプリ発光画像からストロボ光線が支配的な領域が取り出される。即ち、ストロボ光線で画像が形成されるブロック領域が特定され、このブロック領域が抽出される。ここで、抽出されたストロボ光線が支配的なブロック領域の数が計数され、メモリ7に記憶される。
【0041】
ステップS9に示すように、この抽出されたブロック領域のブロック数が所定数nより大きいかが判定される。ブロック数が所定数nより小さい場合には、画面中で撮影画像がストロボ光線で支配的に形成されることが予想されないとしてステップS10に移行されて画像データの全領域に対し、ステップS2で特定された第2のホワイトバランスモードでのホワイトバランス調整が設定されて一連の処理が終了される。
【0042】
ステップS9において、ブロック数が所定数nより大きい場合には、撮影画像がストロボ光線で支配的に形成されることが予想されることから、ステップS11において、ステップS9で抽出されたブロック領域に相当する撮像素子上の特定のブロック領域が第1のホワイトバランス領域に定められ、この特定のブロック領域は、第1のホワイトバランスで調整すべき領域に設定される。また、ステップS12に示すようにステップS9で抽出されたブロック領域以外の他の領域に相当する撮像素子上の他のブロック領域が第2のホワイトバランス領域に定められ、この他のブロック領域は、第2のホワイトバランスで調整すべき領域に設定される。ステップS11及びS12において、第1及び第2のホワイトバランス調整が設定されると、一連の処理が終了される。
【0043】
次に、図3(a)〜図3(c)を参照して、ステップS5に示されるストロボ発光を伴わない定常光線による画像データの取得及びプリ発光を伴うプリ発光画像データの取得時における電子カメラの動作を説明する。ここで、図3(a)〜図3(c)は、図1に示された電子カメラにおける露光及びストロボ発光のタイミングを示すタイミングチャートを示している。
【0044】
定常光線による画像データの取得に関しては、図3(b)に示すようにある所定のタイミングt0〜t2間に定常光線によって被写体像が撮像素子3上に露光され、定常光線画像が特定される。この被写体画像は、あるタイミングt1で撮像素子3に与えられる図3(a)に示される垂直駆動信号によって撮像素子3から出力され、定常光線画像データとしてメモリ7に一時的に格納される。その後、図3(b)に示すようにある所定タイミングt3で露光が開始され、タイミングt6で露光が終了され、この露光期間t3からt6内のあるタイミングt4で図3(c)に示すようにストロボ13がプリ発光される。従って、期間t3からt6においては、プリ発光に基づく被写体像が撮像素子3上に露光され、プリ発光画像が特定される。このプリ被写体画像は、あるタイミングt5で撮像素子3に与えられる図3(a)に示される垂直駆動信号によって撮像素子3から出力され、プリ発光画像データとしてメモリ7に一時的に格納される。
【0045】
その後、図2を参照して既に説明したステップS5に示すように定常光線画像データ及びプリ発光画像データが比較されて第1及び第2のホワイトバランス調整が設定される。図3(c)に示すように、この調整が設定された後のある時点t7でストロボ13が本発光されて図3(b)に示すように被写体像が撮像素子3上に本露光される。本露光によって生じた被写体像は、図2(a)に示すようにあるタイミングt8に発生される垂直駆動信号によって撮像素子3から出力され、主発光画像データとしてメモリ7に格納される。
【0046】
図2に示されるステップS5おいては、通常、定常光線量の評価の為の露光が実施された後の、所定のタイミングでストロボ発光信号がオンとなり、プリ発光が実行される。このプリ発光の際の必要発光量は、例えば特開平4−88762号公報等に開示されているような方法で求めればよい。ここで、定常光線に基づく評価露光及びプリ発光に基づく評価露光は、本露光におけるストロボ発光量を決定する為に実施される。ここで、この定常光線光量及びプリ発光量は、図5(b)のように予め固定された領域S1(例えば、画面内の中央部の6×6の領域)の画像データを利用して決定されても良い。或いは、図5(a)に示されるように、プリ発光による露光により得られた図4(b)に示す画像データと必要であれば定常光線により得られた図4(a)に示す画像データを基にストロボ発光が調光すべき主要被写体が占める領域S2,S3,S4を抽出して決定しても良い。即ち、定常光線により得られた画像データとプリ発光により得られた画像データとが比較され、両者の比較から領域S2,S3,S4が抽出され、この領域S2,S3,S4から本露光におけるストロボ発光量が決定されても良い。測光情報を獲得する為に利用される領域は、ホワイトバランス調整の領域とは異なるもの良い。定常光線量の評価露光、及びプリ発光により得られた露光データから、目標露光量、即ち、調光目標値Esを得るためには、CPU8によって本露光においてプリ発光の何倍の発光量が必要であるかが算定される。図4(a)は、ストロボ発光を伴わない定常光線量を評価する為の露光により得られた撮影画像を示し、図4(b)は、プリ発光によるストロボ光線の照射結果を模式的に示している。図4(a)及び図4(b)中の符号PAは、ストロボ光線による光量が支配的となる被写体の画像データであり、符号PBは、ストロボ光線による光量の影響が少なく、定常光線の光量が支配的な画像データを示している。
【0047】
図4(a)及び図4(b)に示される被写体画像は、同一の条件で露光する必要はない。但し、ホワイトバランス調整を設定する為にプリ発光で予備露光データが取得され、この予備露光データの画像中にストロボ光線による光量が支配的となる領域が検出できるような条件の露光で図4(b)に示される被写体画像が得られれば良い。例えば、図4(a)の画像に比べて図4(b)の画像を取得する為の蓄積時間が短く設定され、両者で得られた画像データが蓄積時間に応じた割合によって定常光線に相当する成分が除去されても良い。或いは、単に図4(b)の画像を短い蓄積時間で取得して定常光線の蓄積が実質影響しないようにして図4(b)に示される画像データが検出されてもよい。
【0048】
また、図4(a)〜図5(b)では、画面全体が8×8のブロック領域で規定され、評価露光のためのブロック領域を抽出し、或いは、後述するホワイトバランス調整を設定するための領域を抽出する為の判断は、何れも各ブロック領域に含まれる画像データを基にしている。
【0049】
この発明の実施形態に係るホワイトバランス調整では、定常光線量を評価するための露光、即ち、定常光線で撮像された画像データに応じてブロック領域のグループ毎にホワイトバランスを補正するか否かを判断している。ここでは、定常光線量を評価するための露光により得られた定常光線量の平均値averEdとその目標露光量Esとの比が所定の閾値T1、例えば、0.3と比較されて図2のステップS4に示すように画面中での定常光線量の影響の大小が判定される。ここで、定常光線量の平均値averEdは、図5(b)に示す領域S1における定常光線の光量の平均値に相当し、この平均値averEdに対応する目標露光量Esは、同様に図5(b)に示す領域S1における目標光量が相当しても良い。図5(b)に示す領域S1に代えて、定常光線量の平均値averEdは、図5(a)に示す領域S2,S3,S4における定常光線の光量の平均値に相当し、この平均値averEdに対応する目標露光量Esは、同様に図4(a)に示す領域S2,S3,S4における目標光量が相当しても良い。
【0050】
定常光線平均値averEdとその目標露光量Esとの比が所定の閾値T1よりも小さい(averEd/Es<T1)場合は、図2のステップS5〜S8に示されるようにホワイトバランス領域が抽出され、抽出された第1グループのブロック領域及び残った第2のグループのブロック領域に夫々適切な第1及び第2のホワイトバランス調整が設定される。ここで、averEd/Es<T1場合とは、定常光線で被写体を撮影するには、被写体照度が不十分で、ストロボ光線を利用しなければ被写体を撮影することができないことを意味している。即ち、ストロボ光線が画像中で支配的であることを意味している。
【0051】
一方、平均値averEdとその目標露光量Esとの比が所定の閾値T1よりも大きいか或いは等しい(averEd/Es≧T1)の場合は、図2のステップS6で示すように画面中で定常光線の影響が十分大きいと判断される。従って、画像の全領域に第2のホワイトバランスの1つでの自動ホワイトバランス調整が設定されれば十分であることから、第2のホワイトバランス調整が実施される。ここで、averEd/Es≧T1場合とは、定常光線で被写体を撮影するには、被写体照度が僅かに低く、ストロボ光線は、その照度を補う程度で大きな照度で被写体を照明することはないことを意味している。即ち、ストロボ光線が画像中で支配的でないことを意味している。例えば“FILL−IN”モードが選択されていても、定常光線Edが目標露光量Esに近い明るさとなっている場合には、本露光時には、撮影された画像データ中では、ストロボ発光の影響が小さい。従って、ブロック領域が抽出されてストロボ発光を考慮したホワイトバランス調整、即ち、ストロボに固有の第1のホワイトバランスでのホワイトバランス調整を設定する必要がない。このように第1のホワイトバランス調整が不要の場合には、処理時間を短縮するために第2のホワイトバランスの1つを利用した第2のホワイトバランス調整が実施される。尚、画面中での定常光線量の影響を判定するまでもない場合には、ステップS6の処理は、省略されても良い。
【0052】
ステップS4において、定常光線平均値averEdとその目標露光量Esとの比が所定の閾値T1よりも小さい(averEd/Es<T1)の場合には、ステップS7において抽出されるべき第1グループのブロック領域及び残る第2グループのブロック領域に分けることが決定される。この第1及び第2グループのブロック領域に分離する決定に続いて、第1及び第2のグループのブロック領域に対してグループ毎に適切なホワイトバランス調整を設定するかが、ステップS9において、第1グループのブロック領域の数に応じて決定される。ステップS8に示されるように、ストロボ光線の影響が支配的な第1グループのブロック領域が第1のホワイトバランスで調整されるべき領域として抽出される。この第1及び第2のグループのホワイトバランス領域を抽出する方法として、次のような3つの方法がある。図6(a)〜図6(c)を参照して、この3種類の方法を説明する。
【0053】
第1の方法では、図6(a)に示されるように、プリ発光により得られた各ブロック領域の測光値、即ち、露光評価値Ci, j(i,j=1〜8)が求められる。ここで、図6(a)に示されるように画面は、8×8のブロック領域に分けられ、行i及び列jで各ブロック領域(i、j)が特定され、その測光値がCi, jで表されている。
【0054】
そして、本露光のための測光値として、図5(a)に示す画面中の領域S1〜S4から得たブロック領域当たりの平均値をT0とするとき、この露光評価値Ci,jと値Tとが比較される。なお、Ci,jは、各ブロック領域に含まれる画像データから得られた露光積算値に相当する。
【0055】
この方法では、Ci,j>T0が成り立つブロック領域即ち、ストロボ光が支配的なブロック領域は、第1のホワイトバランス領域として抽出され、Ci,j≦T0となるブロック領域は、第2のホワイトバランス領域に定められる。図6(a)にハッチングで示す領域C1、C2は、この方法により抽出された第1のホワイトバランス領域、即ち、ストロボ光が支配的な領域に相当している。尚、第1のホワイトバランス領域から高輝度の発光光源、例えば、太陽等を排除するために、予め、このブロック領域を高輝度ブロック領域として定め、Ci,j>T0が成り立つブロック領域から排除することを抽出条件としてもよい。
【0056】
第2の方法では、プリ発光量評価露光により得られた各ブロック領域の評価値をCi,j(i,j=1〜8)とし、定常光量評価露光により得られた各分割ブロック領域の測定値露光量をEdi,j(i,j=1〜8)、予め設定した所定の閾値をT2として、この評価値Ci,jと閾値T2とを比較して第1のホワイトバランス領域を抽出している。この方法では、Ci,j>T2が成り立つブロックを第1のホワイトバランス領域として抽出し、Ci,j≦T2となるブロックを第2のホワイトバランス領域としている。ここで、閾値T2は、プリ発光により得られたn個のブロック領域の評価値Ci,jの平均値、即ち、ストロボ評価値(B=ΣCi,j/n)にある係数kを掛けたある値(T2=kB)と定義される。この第2の方法によれば、図6(b)に示されるように、領域C1が第1のホワイトバランス領域として抽出され、他の領域Dは、第2のホワイトバランス領域に相当すると判定される。
【0057】
第3の方法では、プリ発光により得られた各分割ブロックの評価値をCi,j(i,j=1〜8)とし、定常光線による評価露光から得られた各ブロック領域の評価値をEdi,j(i,j=1〜8)、閾値をT3とするとき、この評価値Ci,jを規格化した値と、閾値T3との比較により第1のホワイトバランス領域を抽出している。規格化においては、B=ΣCi,j/n(Ci,jは、図5(b)に示した領域S1或いは図5(a)に示した領域S2、S2、S3におけるブロック領域の測光値、即ち、評価値であり、nはブロック数)により表されるようなストロボ評価値Bが導入される。
【0058】
この第3の方法では、Ci,j×(Es−Edi,j)/Bにより規格化した値とT3とが比較される。Ci,j×(Es−Ed)/B>T3が成り立つブロック領域が第1のホワイトバランス領域として抽出される。また、Ci,j×(Es−Ed)/B≦T3となるブロック領域が第2のホワイトバランス領域として抽出される。図6(c)に示すように、ハッチングされている領域C4がこの第3の方法により抽出された第1のホワイトバランス領域が相当している。
【0059】
この第3の方法では、撮影毎の光量条件を領域抽出に反映させることができるため、調光ブロックであってストロボ光線が支配的なブロック領域でなく、背後の蛍光灯からの光線とストロボ光線との混合光により被写体が調光されるようなブロック領域を高精度に抽出できる利点がある。このような領域抽出に基づくことから、後に行われるホワイトバランス調整はより適切なものとなり好ましい。
【0060】
尚、図2に示したステップが終了すると、ブロック領域毎に設定された第1或いは第2のホワイトバランス調整に基づいて本露光により得られた画像データに対してホワイトバランス調整がなされる。なお、上記したホワイトバランス調整には、例えば、特願平11−113006号公報に記載の技術を用いればよい。また、ホワイトバランス調整において抽出した各ブロックの境界での変化を考慮して、ブロック境界付近に対してスムージング処理を行うようにするとより好ましい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明した本実施形態の電子カメラによれば、プリ発光により得られたブロック分割データ(測光値)に基づいてストロボ光の支配領域のみを抽出し、ストロボの特性に応じたホワイトバランス調整を設定できるので、従来技術のように室内の蛍光灯の光がストロボ光にミックスされるような状況下においてホワイトバランスにズレが生じることがなくなる。したがって、各種光源下におけるストロボ調光時に適切なホワイトバランス処理が行える電子カメラを提供できる。
【0062】
なお、この発明の実施の形態で例示した構成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のものではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換えたり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わせたりすることなどによって得られる別の構成も可能である。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似の効果を奏する別の構成なども可能である。
【0063】
また、この発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが可能である。
【0064】
また、この発明の実施の形態は、個別装置としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明を包含・内在するものである。
【0065】
従って、この発明の実施の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定されることなく発明を抽出することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る電子カメラの構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示す電子カメラにおけるホワイトバランス領域を抽出する処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】(a)、(b)及び(c)は、図1に示す電子カメラにおける露光及びストロボ発光のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】(a)及び(b)は、図1に示す電子カメラにおける定常光線による露光されて得られた撮影画像データ及びストロボの予備発光によって露光されて得られた撮影画像データ及びその抽出領域を互いに比較して模式的に示す説明図である。
【図5】(a)及び(b)は、図1に示す電子カメラにおける本露光の為の露光量を決定するための測光データの抽出結果を模式的に示す図である。
【図6】(a)、(b)及び(c)は、図1に示す電子カメラにおけるホワイトバランス調整領域の抽出結果を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1...撮影レンズ
2...シャッタ
3...固体撮像素子
5...信号処理回路
6...A/D変換回路
7...メモリ
8...中央処理装置(CPU)
9...タイミングジェネレータ(TG)
13...ストロボ発光管
14...ストロボ発光モードスイッチ(SW1)
15...レリーズスイッチ(SW2)
17...表示部
18...モード設定部
Claims (8)
- 予備発光を行う予備発光手段と、
前記予備発光を伴う露光により予備発光に係る画像データを得る露光制御手段と、
前記画像データを基に予備発光に係る領域を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された領域の数を計数する計数手段と、
前記抽出手段で抽出された領域の数が所定値を越えるときには、前記抽出手段で抽出された領域に対して予備発光に関連した第1のホワイトバランス調整を設定するとともに、他の領域に対して前記第1のホワイトバランス調整とは異なる第2のホワイトバランス調整を設定する設定手段と、
を具備することを特徴とする電子カメラ。 - 前記設定手段は、前記抽出された領域数が所定値に満たないときには、該抽出された領域及び他の領域に同一のホワイトバランス調整を設定することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
- 前記抽出手段は、前記画像データのうち、予め設定された領域の画像データから得られた条件を満たす領域を前記予備発光に係る領域として抽出することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
- 前記抽出手段は、前記画像データのうち、本露光時の目標発光量及び前記画像データの平均値を基に前記予備発光に係る領域を抽出することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
- 前記露光制御手段で予備発光を伴なわない定常光線露光に係る画像データを得るとともに、前記定常光線露光に係る画像データと本露光時の目標発光量とに基づいて前記予備発光に係る領域を抽出することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
- 自動ホワイトバランス調整モードを含んでなる複数のホワイトバランス調整モードから一のホワイトバランス調整モードを択一的に選択するホワイトバランス調整モード選択手段と、
前記ホワイトバランス調整モード選択手段の選択結果に応じて、前記第1のホワイトバランス調整と前記第2のホワイトバランス調整の何れか一方を前記設定手段によって設定させる設定切り替え手段と、
を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。 - 自動閃光発光モードを含んでなる複数発光モードから一の発光モードを択一的に選択する発光モード選択手段と、
前記発光モード選択手段の選択結果に応じて、前記第1のホワイトバランス調整と前記第2のホワイトバランス調整の何れか一方を前記設定手段によって設定させる設定切り替え手段と、
を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。 - 前記露光制御手段は、前記予備発光を伴なわない定常光線露光に係る画像データを更に得て、
前記抽出手段は、前記予備発光に係る画像データを所定領域毎に評価して得られる評価値を前記定常光線露光に係る画像データを前記所定領域毎に評価して得られる評価値に基づいて規格化した値を基に、前記予備発光に係る領域を抽出することを特徴とする請求項1に記載の電子カメラ。
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