JP4161144B2 - 部品供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は部品供給装置に係り、とくに複数のパーツカセットを互いに平行に並置して配列し、複数のパーツカセットの内の任意のパーツカセットから部品を供給するようにした部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子回路の製造のために、自動部品マウント装置が広く用いられている。この装置は複数のパーツカセットを互いに平行に並置してその上に配列した摺動板と、ロータリテーブル上に設けられているマウントヘッドと、その上に部品がマウントされる回路基板を任意の位置に移動させるX−Yテーブルとから構成されている。
【0003】
このような装置を用いて部品の自動マウントを行なう場合には、摺動板上の所定の位置にあるパーツカセットがロータリテーブル上のマウントヘッドによって部品が取出される位置になるように上記摺動板を移動し、このような状態で上記マウントヘッドによって部品を取上げ、この後ロータリテーブルを回転させ、マウント位置においてX−Yテーブルで所定の位置に位置決めされている回路基板上に上記部品をマウントするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の自動マウント装置は、マウントヘッドを備えるロータリテーブルの軸線の位置が固定されており、パーツカセットを載置した摺動板がパーツカセットの配列方向に移動するようになっており、これによって摺動板上の任意のカセットを選択し、部品の供給を行なうようにしている。従ってこのような方式によれば、摺動板が移動するエリアが大きくなり、大きなスペースを設けておく必要があり、装置が大型になる欠点がある。
【0005】
また部品の種類が増えると、これに応じて摺動板上に多数のパーツカセットを配列しなければならず、摺動板が移動体としてはかなりの重量になり、機構構成上も大掛りな構造をとる必要がある。それによって装置が重くなり、コストが増大する欠点がある。従って従来の構造によると、装置の大型化と重量化と高額化とをもたらす。また従来の上記のような構造の部品の自動マウント装置は、大きなスペースを必要とし、卓上サイズの小型実装機には不適当な構造になっている。
【0006】
またパーツカセットから順次部品を送出すためにパーツカセットに設けられている上側の送出しレバーを用いるようにしているために、パーツカセットの交換時に上記送出しレバーの駆動部を逃げなければならず、これによって操作性が劣っていた。
【0007】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、大きなスペースを必要とせず、重量もそれほど大きくなく、コンパクトに構成することが可能で、しかもパーツカセットを交換する際に送出しレバーを逃げる必要がないようにした部品供給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願の一発明は、複数のパーツカセットを互いに平行に並置して配列し、前記複数のパーツカセットの内の任意のパーツカセットから部品を供給するようにした部品供給装置において、
前記パーツカセットに設けられている部品送出しレバーを押圧する押圧部材と、
前記押圧部材を作動方向に駆動する駆動手段と、
前記押圧部材を選択されたパーツカセットの部品送出しレバーを押圧する位置に移動させる移動手段と、
を具備し、前記駆動手段が固定配置されていることを特徴とする部品供給装置に関するものである。
【0009】
ここで前記パーツカセットの配列方向に延びる案内手段によって前記押圧部材が移動自在に支持され、前記移動手段によって選択されたパーツカセットと対応する位置に移動されるようにしてよい。また前記駆動手段が流体シリンダから構成され、所定の位置に移動された前記押圧部材を駆動することによって対応するパーツカセットの部品送出しレバーを押圧するようにしてよい。また押圧部材と、駆動手段と、移動手段とが前記複数のパーツカセットの下側に配設されていてよい。
【0010】
本願の別の発明は、複数のパーツカセットを互いに平行に並置して配列し、前記複数のパーツカセットの内の任意のパーツカセットから部品を供給するようにした部品供給装置において、
前記複数のパーツカセットをそれぞれ固定配置するとともに、
固定配置された駆動手段を設け、
前記複数のパーツカセットに対してそれらの配列方向に移動可能な押圧部材を選択されたパーツカセットと対応する位置に移動し、前記駆動手段によって前記押圧部材を介して選択されたパーツカセットから部品を供給するようにしたことを特徴とする部品供給装置に関するものである。
【0011】
ここで前記押圧部材が動力伝達ブロックから構成され、固定配置されている前記駆動手段によって駆動されてよい。またパーツカセットから供給された部品がマウントヘッドによって取上げられてよい。
【0012】
本発明の好ましい態様は、小型実装機等の表面実装機に用いられる部品供給装置に関するものであって、パーツカセット側が固定配置されるとともに、マウントヘッドの吸着ノズル側が必要なパーツカセット上に移動し、部品を取出す方式を採用するようにしている。ここでとくにパーツカセットが整列され、部品送りレバーが1列になっている状態において、必要な任意のパーツカセットから部品を送出すための駆動機構を用いるようにしている。このようにパーツカセットを固定配置することによって、カセットの移動エリアを確保する必要がなくなり、部品供給装置のスペースを小さくして小型軽量化を図ることが可能になる。
【0013】
部品を供給するための送出しレバーの駆動機構は、動力伝達用のブロックだけが移動し、送りレバーを作動させるための駆動源を固定配置するようにしているために、可動部も小型軽量にすることができる。また可動部が小型にできるために、可動部を移動するためのモータも小型になる。またパーツカセットの送出しレバーとしては、パーツカセットの下側に延びている送出しレバーを使用するようにしているために、送出しレバーを駆動する駆動部がパーツカセットの交換時に邪魔にならず、交換作業が容易になる。
【0014】
このように上記のような形態によると、パーツカセット側が固定され、パーツカセットの移動エリアが必要でなくなるために、部品供給装置を小型軽量化することが可能になる。またパーツカセットの送出しレバーを駆動するための動力伝達ブロックだけを移動させ、送出しレバーの駆動源を固定することによって、可動部も小型軽量に構成することができる。また可動部が小型になるために、可動部移動用モータも小型になる。
【0015】
さらにパーツカセットの送出しレバーとして、パーツカセットの下部の送出しレバーを使用することによって、送出しレバーを駆動する機構部がパーツカセットの下側に配置されるようになり、このためにパーツカセットを交換する際に上記の機構部が邪魔にならず、交換作業が容易になって操作性が改善される。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1〜図4は本発明の一実施の形態に係る部品供給装置の全体の構成を示すものであって、この装置は底板を構成するベース10を備えている。そしてベース10の両側にはそれぞれ側板11が設けられており、このような側板11間にカセット受台12が配されている。なおこのカセット受台12はその両側に配されている上下昇降レバー13によって昇降動作するようになっており、このようなカセット受台12上に複数のパーツカセット16を配列するようにしている。
【0017】
パーツカセット16は図3および図4に示すようにクランプレバー17を備え、このクランプレバー17の先端側の爪18をカセット受台12上の押え板に係止することによってパーツカセット16をカセット受台12上に固定するようにしている。そしてこのパーツカセット16には保持アーム19が設けられており、この保持アーム19によってリール20を保持するようにしている。リール20には、部品をその長さ方向に所定のピッチで配列したテープが巻装されるようになっており、このようなテープを順次繰出しながら部品を供給するようにしている。
【0018】
パーツカセット16の先端側の部分にはその上面に摺動板24が配されており、このような摺動板24の間欠動作によって部品が供給されるようになっている。そして摺動板24を間欠動作させるためにその下側に送出しレバー25が設けられている。なおこの送出しレバー25はリンク26を介して上側の送出しレバー27と連動されるようになっている。従って摺動板24を間欠的に摺動動作させることによって部品を送出すために、上下の送出しレバー25、27の内の一方を駆動すればよい。
【0019】
またこのパーツカセット16はその上部であって上側の送出しレバー27の後側に巻取りリール28を備えている。この巻取りリール28はリール20から送出される部品保持テープの上側のトップテープを巻取るリールである。また上記巻取りリール28の後側には押え29が設けられている。この押え29は上記クランプレバー17を回動させるときに反対側の指を押えておくものである。
【0020】
次にこのようなパーツカセット16の下側の送出しレバー25を間欠送りするための機構について図5〜図7によって説明する。送出しレバー25を間欠送りするための機構は両側の支持板40によって両端が支持されている前後の一対のロッド41、42を備えており、このようなロッド41、42によってブロック44の前後のブッシュ45、46を摺動自在に支持するようにしている。
【0021】
上記ブロック44の後側には後方に延出されたアーム47が形成されており、このアーム47が図7に示すサーボモータ49によって移動されるようになっている。すなわちサーボモータ49の出力軸に取付けられているプーリ50と反対側の位置に配されているプーリ52との間にベルト51が掛渡されている。そしてこのベルト51に上記ブロック44のアーム47が固着されている。従ってサーボモータ49の回転によって、ベルト51を介して上記ブロック44がロッド41、42の長さ方向に移動されることになる。
【0022】
ブロック44上には図5および図6に示すように、ロッド56が前後方向に延びて配されている。そしてこのようなロッド56と平行に配されているリニアガイド55上に可動子57が移動自在に支持されている。可動子57はロッド56に取付けられている圧縮コイルばね58によって後方すなわち図5および図6において右方に摺動付勢されている。そしてこのような可動子57にブラケット59が取付けられている。すなわちブラケット59の支軸60が上記可動子57に摺動可能に支持されるとともに、支軸60に介装されている圧縮コイルばね61によって上記ブラケット59が前方に摺動付勢されるようになっている。そしてこのブラケット59に取付けられているピン62を介してローラ63が回転可能に支持されるようになっている。
【0023】
ロッド42の背面側にはとくに図5および図6に示すように左右一対のエアシリンダ67が配されている。これらのエアシリンダ67のロッド68には押圧板69が設けられており、このような押圧板69によって上記可動子57を押圧するようにしている。
【0024】
このように本実施の形態の部品供給装置は、パーツカセット16を固定配置し、部品を取上げるヘッド側が必要なパーツカセット16上へ移動する方式を採用するようにしている。
【0025】
図1〜図4に示すように、この部品供給装置には8個のパーツカセット16が互いに平行に並置して配列されるようになっている。パーツカセット16には部品を順次供給するために上側の送出しレバー27とともに下側の送出しレバー25が設けられている。両レバー27、25は互いにリンク26によって連結され、同一の機能を有しており、どちらのレバーを回動させても部品の間欠的な供給が可能である。この実施の形態においては下側の送出しレバー25を駆動させるようにしており、上側の送出しレバー27は使用しない。
【0026】
パーツカセット16の下側の送出しレバー25を駆動するために8つのパーツカセット16の領域をカバーするように左右一対のエアシリンダ67が図6に示すように配置されている。ここでエアシリンダ67が直接送出しレバー25を駆動するのではなく、下側の送出しレバー25とエアシリンダ67との間にはブロック44が配置されている。このブロック44上の可動子57の押圧部の幅は、パーツカセット16の幅よりも小さくなっている。
【0027】
このブロック44の機能は、左右一対のエアシリンダ67の内の一方のエアシリンダ67の推力を任意のパーツカセット16の送出しレバー25に伝達することである。このためにブロック44は前後の2本のロッド41、42およびブッシュ45、46によってこの装置の幅方向に移動できるようにしている。その移動の制御としてサーボモータ49と、タイミングベルト51とを用いるようにし、位置制御方式を採用している。これによって駆動したいパーツカセット16の送出しレバー25の位置へブロック44を移動し、エアシリンダ67の推力を必要な送出しレバー25のみに伝達するようにしている。
【0028】
さらにこのブロック44はパーツカセット16の下側の送出しレバー25のストローク調整機能を有している。送出しレバー25は機種によってストロークが異なるために、エアシリンダ67が一定のストロークの場合には、機種によっては底突きを起し、エアシリンダ67の推力が直接送出しレバー25に伝わることになる。これを防止するために、エアシリンダ67の余分なストロークを吸収するための逃げ機構を設けている。
【0029】
この逃げ機構は、可動子57にマウントされているブラケット59が送出しレバー25の作動力よりも強くしかもエアシリンダ67の作動力よりも弱い圧縮コイルばね61を支軸60の回りに介装し、この支軸60を可動子57に対して摺動させることによってストローク調整機能を設けるようにしたものである。なおブラケット59の先端部にピン62を介してローラ63を設け、これによって下側の送出しレバー25を円滑に押圧するようにしている。
【0030】
次にこのような構成の部品供給装置の動作を説明する。なおこの部品供給装置は実装機本体に直接接続されて設置されるようになっている。
【0031】
この部品供給装置のカセット受台12上に必要な部品が巻装されている8つのパーツカセット16をセットする。実装機本体からの要求信号によってその必要な部品が入っているパーツカセット16の送出しレバー25の位置までブロック44がサーボモータ49とタイミングベルト51とによって移動する。
【0032】
移動完了信号を受けると、パーツカセット16の部品を送出すために、エアシリンダ67のロッド68が突出し、押圧板69が可動子57を前方に押出す。するとこの可動子57に支軸60を介して支持されているブラケット59上のローラ63が押出される。
【0033】
このような動作によって可動子57のローラ63はパーツカセット16の下側の送出しレバー25を図5において鎖線で示すように押圧し、パーツカセット16の摺動板24を間欠送りすることによって、その上に部品を1つ送出す。
【0034】
このときパーツカセット16の機種によって送出しレバー25のストロークが異なり、エアシリンダ67のストロークよりも送出しレバー25のストロークが短いときには、可動子57に対してブラケット59が支軸60によって圧縮コイルばね58を押圧しながら相対的に後退し、このようなブラケット59の摺動動作によって余分なストロークを吸収する。従ってエアシリンダ67の推力が直接送出しレバー25に伝達されることが防止される。
【0035】
エアシリンダ67の前進信号によって、実装機側がパーツカセット16の摺動板24によって送出された部品を取上げ、基板の実装動作に移動する。次いで実装機本体からの部品取出し完了信号を受けて、供給装置のエアシリンダ67が後退し、圧縮コイルばね58によって可動子57は元の位置へ戻るようになる。そして実装機本体から次の部品要求信号を受け、この部品供給装置のブロック44は次の部品を取出すための選択されたパーツカセット16の下側に移動し、上記と同じ動作を繰返すことになる。
【0036】
このような部品供給装置は、パーツカセット16がカセット受台12上に固定配置されており、その配列方向に移動させる必要がなくなるために、パーツカセット16移動エリアを確保する必要がなく、これによって部品供給装置側を小型軽量化することが可能になる。
【0037】
また上記パーツカセット16の送出しレバー25を移動させる動力伝達用のブロック44のみがロッド41、42によって移動し、送出しレバー25を駆動するためのエアシリンダ67および押圧板69は固定配置されているために、送出しレバー25の駆動のための可動部も小型軽量に構成することができる。また可動部が小型になるために、可動部を駆動するためのサーボモータ49も小型になる。
【0038】
パーツカセット16から部品を供給するための送出しレバーとして、下側の送出しレバー25を用いるようにしており、その下側にこの送出しレバー25の駆動機構を設けるようにしているために、送出しレバー25を駆動する機構部がパーツカセット16の交換時に邪魔にならず、パーツカセット16の交換が容易になる。これによって操作性が大幅に改善されることになる。
【0039】
次に別の実施の形態を図8によって説明する。この実施の形態はブロック44上のリニアガイド55によって摺動可能に支持されている可動子57に左右一対のローラ63をそれぞれ対応するブラケット59を介して取付けるようにしたものである。
【0040】
このような構成によると、可動子57の左側のローラ63によって最も左側に位置するパーツカセット16の送出しレバー25が駆動される。また右側のローラ63によって最も右側に位置するパーツカセット16の送出しレバー25を駆動する。それ以外の中間のパーツカセット16の送出しレバー25については左右何れのローラ63を用いてもよく、サーボモータ49およびベルト51を介して左右のローラ63の内の何れかを選択してよい。なお左右のローラ63間の距離はパーツカセット16の配列のピッチの整数倍の寸法からずれた値にし、2つのローラ63が別々のパーツカセット16の送出しレバー25を同時に押さないようにしている。
【0041】
このように可動子57に左右一対のローラ63を設けるようにすると、左右の側板11間により多くのパーツカセット16を配列し、しかも両側のパーツカセット16を支持板40に近接して配しても、これらの両側のパーツカセット16の送出しレバー25をも完全に駆動することが可能になり、これによってパーツカセット16の配置の効率化を図ることが可能になる。
【0042】
またこの実施の形態においては、ローラ63を支持するブラケット59を可動子57に直接固定するようにしており、オーバストロークを吸収する機構を設けていない。これはエアシリンダ67の前後方向における取付け位置の調整を行なうことによって、常にエアシリンダ67が最適なストロークで押圧板69を介して可動子57を押すようにしているからである。
【0043】
【発明の効果】
本願の一発明は、複数のパーツカセットを互いに平行に並置して配列し、複数のパーツカセットの内の任意のパーツカセットから部品を供給するようにした部品供給装置において、パーツカセットに設けられている部品送出しレバーを押圧する押圧部材と、押圧部材を作動方向に駆動する駆動手段と、押圧部材を選択されたパーツカセットの部品送出しレバーを押圧する位置に移動させる移動手段と、を具備し、駆動手段が固定配置されていることを特徴とするようにしたものである。
【0044】
従ってこのような構成によれば、移動手段によって押圧部材を選択されたパーツカセットの送出しレバーを押圧する位置に移動させ、駆動手段によって押圧部材を作動方向に駆動することによって、部品の供給が行なわれることになり、パーツカセットを移動させることなく部品の供給を達成できるようになる。
【0045】
本願の別の発明は、複数のパーツカセットを互いに平行に並置して配列し、複数のパーツカセットの内の任意のパーツカセットから部品を供給するようにした部品供給装置において、複数のパーツカセットをそれぞれ固定配置するとともに、固定配置された駆動手段を設け、複数のパーツカセットに対してそれらの配列方向に移動可能な押圧部材を選択されたパーツカセットと対応する位置に移動し、駆動手段によって押圧部材を介して選択されたパーツカセットから部品を供給するようにしたものである。
【0046】
このような構成によれば、複数のパーツカセットがそれぞれ固定配置されており、これらのパーツカセットをその配列方向に移動させることなく部品の供給を行なうことが可能になる。従ってとくに平面上のスペースを最小限に抑えることが可能にな部品供給装置を提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の正面図である。
【図2】同部品供給装置の平面図である。
【図3】部品供給装置の側面図である。
【図4】部品供給装置の内部構造を示す側面図である。
【図5】パーツカセットの送出しレバーを駆動する機構を示す要部拡大側面図である。
【図6】送出しレバーの駆動機構の拡大平面図である。
【図7】ブロックの移動機構を示す要部拡大平面図である。
【図8】別の実施の形態の送出しレバーの駆動機構を示す拡大正面図である。
【符号の説明】
10‥‥ベース、11‥‥側板、12‥‥カセット受台、13‥‥上下昇降レバー、16‥‥パーツカセット、17‥‥クランプレバー、18‥‥爪、19‥‥保持アーム、20‥‥リール、24‥‥摺動板、25‥‥送出しレバー(下)、26‥‥リンク、27‥‥送出しレバー(上)、28‥‥巻取りリール、29‥‥押え、40‥‥支持板、41‥‥ロッド(前)、42‥‥ロッド(後)、44‥‥ブロック、45‥‥ブッシュ(前)、46‥‥ブッシュ(後)、47‥‥アーム、49‥‥サーボモータ、50‥‥プーリ、51‥‥ベルト、52‥‥プーリ、55‥‥リニアガイド、56‥‥ロッド、57‥‥可動子、58‥‥圧縮コイルばね、59‥‥ブラケット、60‥‥支軸、61‥‥圧縮コイルばね、62‥‥ピン、63‥‥ローラ、67‥‥エアシリンダ、68‥‥ロッド、69‥‥押圧板
Claims (7)
- 複数のパーツカセットを互いに平行に並置して配列し、前記複数のパーツカセットの内の任意のパーツカセットから部品を供給するようにした部品供給装置において、
前記パーツカセットに設けられている部品送出しレバーを押圧する押圧部材と、
前記押圧部材を作動方向に駆動する駆動手段と、
前記押圧部材を選択されたパーツカセットの部品送出しレバーを押圧する位置に移動させる移動手段と、
を具備し、前記駆動手段が固定配置されていることを特徴とする部品供給装置。 - 前記パーツカセットの配列方向に延びる案内手段によって前記押圧部材が移動自在に支持され、前記移動手段によって選択されたパーツカセットと対応する位置に移動されることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
- 前記駆動手段が流体シリンダから構成され、所定の位置に移動された前記押圧部材を駆動することによって対応するパーツカセットの部品送出しレバーを押圧することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
- 押圧部材と、駆動手段と、移動手段とが前記複数のパーツカセットの下側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
- 複数のパーツカセットを互いに平行に並置して配列し、前記複数のパーツカセットの内の任意のパーツカセットから部品を供給するようにした部品供給装置において、
前記複数のパーツカセットをそれぞれ固定配置するとともに、
固定配置された駆動手段を設け、
前記複数のパーツカセットに対してそれらの配列方向に移動可能な押圧部材を選択されたパーツカセットと対応する位置に移動し、前記駆動手段によって前記押圧部材を介して選択されたパーツカセットから部品を供給するようにしたことを特徴とする部品供給装置。 - 前記押圧部材が動力伝達ブロックから構成され、固定配置されている前記駆動手段によって駆動されることを特徴とする請求項5に記載の部品供給装置。
- パーツカセットから供給された部品がマウントヘッドによって取上げられることを特徴とする請求項5に記載の部品供給装置。
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