JP4157464B2 - 残渣類回収具 - Google Patents

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本発明は、飲食店等の排水路途中に設けられるグリース阻集装置における残渣類回収具と、この残渣類回収具に用いる通水性袋に関する。
飲食店等では、排水中に含まれる油脂類(グリース)や残渣類を下水に流出させないように、排水路途中にグリース阻集装置(グリーストラップ)を設けることが義務づけられている(建設省告示第1597号、1976年施行)。一般的なグリース阻集装置は、隔壁で区画された貯留槽に排水溜まりを形成し、比重の軽いグリースを隔壁間の水面に浮かせることにより、排水からグリースを分離、除去する。残渣類は、グリース阻集装置に排水を流し込む排水路の流入口に対し、通水性のある残渣類回収具を取り付けて回収する。この残渣類回収具は、通常パンチングメタル製篭(バスケット)であり、取り扱いが不便であることから、通水性袋の利用が提案されている。
例えば、特許文献1及び特許文献2は、排水路の流入口(グリース阻集器流入口部と表記)に取り付ける面ファスナー取付具と面ファスナー、残渣類収集ネットにより構成される、流入する残渣類の収集と回収が確実で容易な装置残渣類回収具(残渣類回収具と表記)を提案している。この特許文献1及び特許文献2では、通水性袋として袋状の残渣類収集ネットを用い、この残渣類収集ネットの排水路の流入口に対する着脱の容易さと、取り付けた際の装着安定性との両立を目指している。
特許文献3は、排水路(配管と表記)の流入口にスカブセーブネットを装着し、このスカブセーブネットにより排水に含まれる残渣を濾し取って、排水のみを貯留槽(残渣除去槽と表記)に排出するグリーストラップシステムを提案している。この特許文献3では、通水性袋としてスカブセーブネットを用いている。この特許文献2では、グリース阻集装置全体の性能向上を図る手段として、残渣類の回収にスカブセーブネットを用いている。
特許文献4は、排水路の流入口(グリース阻集器流入口と表記)より受篭に対し、更に細かい残渣類とグリースを収集するためのネットを取付ける構成を提案している。この特許文献4では、通水性袋として袋状のネットを用いている。前記ネットは、受篭に支えられているため、ネットの取り付け、取り外し等の着脱作業が容易になる利点があるとし、上述の特許文献1及び特許文献2同様、排水路の流入口に対するネットの着脱の容易さと、取り付けた際の装着安定性との両立を目指している。
特開2002-161577号公報(2頁〜3頁、図1〜図4) 特開2003-232074号公報(2頁〜3頁、図1〜図4) 特開2002-276019号公報(2頁〜4頁、図1) 登録実用新案第3063807号公報(6頁〜10頁、図1〜図6)
グリース阻集装置全体の改良を目的とした特許文献2を除き、特許文献1、特許文献2及び特許文献4は、いずれも取り扱いが容易な観点から、残渣類を回収する手段として可撓性のある通水性袋、具体的には袋状のネットを利用し、このネットの装着手段について工夫を凝らしている。これは、通常のグリース阻集装置における流入口は、貯留槽壁面からわずかに排水路が突出しているに過ぎず、長期にわたる使用により、前記排水路の突出部位がグリース等で汚染され、滑りやすくなっているからである。強固なネットの装着手段は、ネットの容易な着脱を難しくする問題が生ずる。
しかし、実際のグリース阻集装置の流入口は、貯留槽壁面に排水路端を開口しただけで、上述の突出部位すらない場合が多い。こうしたグリース阻集装置では、特許文献1、特許文献2及び特許文献4に見られるようなネットの装着が不可能になる。すなわち、残渣類を回収する手段として、可撓性があり、軽いネットの利用は好ましいが、貯留槽壁面に排水路端を開口しただけの流入口に対してどのようにネットを装着するかが問題となる。そこで、グリース阻集装置において、残渣類を回収する手段として可撓性のある通水性袋を利用することとし、貯留槽壁面に排水路端を開口しただけの流入口に対しても、通水性袋の着脱が容易、かつ装着安定性に優れた装着手段を開発するため、検討した。
検討の結果開発したものが、グリース阻集装置の流入口に固着する固着管路と、残渣類を回収する通水性袋を装着する装着管路とからなり、固着管路には流入側開口を、装着管路には流出側開口をそれぞれ開口してなり、グリース阻集装置の流入口に流入側開口を連通させて固着管路をこの流入口に対して固着し、前記流入口から突出する装着管路の流出開口を包んでこの装着管路に通水性袋を着脱自在に装着る残渣類回収具であって、固着管路の流入口に固着する範囲又は装着管路の通水性袋を装着する範囲を除いて、オーバーフローする排水を排出する水抜き孔を設け、装着管路の流出側開口に装着する通水性内袋と、この通水性内袋を包み込む通水性外袋とからなる通水性袋をこの装着管路に装着した残渣類回収具において、通水性内袋は目の粗いメッシュ製袋であり、通水性外袋は不織布製袋である。
本発明の残渣類回収具は、排水から残渣を濾して回収するための通水性袋をグリース阻集装置の流入口に装着するため、アダプタとして機能する。具体的には、前記流入口に対しては固着管路を固着し、この結果流入口から突出する装着管路に対して通水性袋を装着するわけである。排水は、固着管路の流入側開口から流れ込み、装着管路の流出側開口から排水され、通水性袋内へ流れ込む。
既設のグリース阻集装置では、流入口付近及び流入口内が汚染され、単に固着管路を差し込むだけでは安定して固着することができない。そこで、固着管路は、流入口に嵌入して固着する範囲で、この流入口内周の断面形状に略等しい外周の断面形状を有し、流入口の内面に噛み込む係止爪を外面に設けることとした。すなわち、固着管路は流入口内周の断面形状に略等しい外周の断面形状とすることで、まず流入口に対して圧入する。そして、固着管路の外面に設けた係止爪を流入口の内面に噛み込ませることで、流入口から固着管路の脱落を防止している。
同様に、装着管路に装着する通水性袋が容易に脱落しては意味がない。そこで、装着管路は、通水性袋を装着する範囲で、外面に凸条を設け、この凸条に嵌合する凹溝を有する締付リングと前記凸条との間に通水性袋を挟持して装着することとした。前記凸条及び凹溝の関係は逆の関係であってもよい。すなわち、装着管路は、通水性袋を装着する範囲で、外面に凹溝を設け、この凹溝に嵌合する凸条を有する締付リングと前記凹溝との間に通水性袋を挟持して装着してもよい。
本発明の残渣類回収具は、グリース阻集装置の流入口から通水性袋まで、閉鎖された管路からなるアダプタを構成し、グリース阻集装置の流入口へ直接装着できない通水性袋の装着部位を構成する。通水性袋は、排水中から残渣類を濾して回収できる袋であれば構造又は素材を問わない。しかし、前述のような通水性袋の働き(排水の濾過)から、この通水性袋は少なからず装着管路から流出する排水の抵抗になる。これから、固着管路の流入口に固着する範囲を除いて、オーバーフローする排水を排出する水抜き孔を設ける、又は装着管路の通水性袋を装着する範囲を除いて、オーバーフローする排水を排出する水抜き孔を設けるとよい。この水抜き孔は、残渣類回収具の許容限界を超えた場合、具体的には通水性袋の濾過能力の限界を超えた場合に、あくまで例外的に排水を直接貯留槽へ排出する安全構造である。
固着管路に対する装着管路の向きは自由である。例えば、排水の流れを妨げない観点から、固着管路と装着管路とを同一直線上に揃えることも考えられる。しかし、この場合、装着管路に対して装着する通水性袋が折れ曲がり、通水性袋へ排水が流れ込みにくくなり、かえって排水の抵抗になる。そこで、装着管路は、固着管路に対して屈曲した方向に流出側開口を開口する構成、すなわち固着管路及び装着管路は、全体としてL字型に屈曲した管路を構成するとよい。この場合、通常水平に開口するグリース阻集装置の流入口に対して固着管路を水平に固着し、装着管路を垂下させるとよい。これにより、流出側開口に対して口を広げた状態で、通水性袋を装着管路に装着できるようになる。
また、本発明のグリース阻集装置では、残渣類を回収する通水性袋のみを装着管路から取り外し、通水性袋に溜まった残渣類を回収する使用態様を基本とするが、貯留槽内に位置する装着管路に対する通水性袋の着脱は大変である。そこで、装着管路は、固着管路に対して連結又は解除自在に連結する構成にするとよい。すなわち、通水性袋を装着したままの装着管路を、固着管路から分離して一体に回収し、その後通水性袋を装着管路から取り外して残渣類の回収を図るわけである。このように、固着管路に対して連結又は解除自在な装着管路には、取手を設けておくと便利である。
本発明の残渣類回収具は、上述したように、通水性袋は排水の濾過ができれば構造及び素材を問わないが、残渣類のみを確実に濾して回収するには、濾過を担う袋を二重以上にするとよい。すなわち、グリース阻集装置の流入口、又はこの流入口に固着したアダプタ管路の流出側開口に装着する通水性内袋と、この通水性内袋を包み込む通水性外袋とからなる通水性袋である。通水性内袋と通水性外袋とは、それぞれ複数あってもよく、本発明に言う通水性内袋及び通水性外袋は、それぞれ構造的な内外の関係にあることを意味する。以下では、最も単純な構成として、通水性内袋及び通水性外袋がそれぞれ一重である場合について説明する。
ここで、排水の濾過は、通水性内袋が先行し、通水性内袋で濾された排水が、改めて通水性外袋で濾される。これから、通水性内袋は、通水性外袋に対して相対的に目を粗くするとよい。この通水性袋は、相対的に目の粗い通水性内袋で比較的大きな残渣類を濾し、次いで相対的に目の細かい通水性外袋で比較的小さな残渣類を濾すわけである。これにより、通水性外袋の目を細かくしても、詰まりにくくなる。具体的には、通水性内袋は、目の粗いメッシュ製袋とし、通水性外袋は不織布製袋にするとよい。
また、通水性内袋に残渣類が蓄積してきて、通水性外袋に密着し、結果として通水性内袋が目詰まりを起こしたような状態になっては意味がない。そこで、通水性内袋は、通水性外袋より深さ方向に小さく、通水性内袋の底が通水性外袋の底より離隔するとよい。すなわち、残渣類が蓄積された通水性内袋であっても、予め底の深さを通水性外袋よりも浅くしておくことで、相互に密着する虞れをなくすわけである。これにより、通水性外袋が目詰まりを起こす状態を防止できる。
本発明の残渣類回収具により、残渣類を回収するための通水性袋の装着が容易になり、特に流入口が貯留槽内に突出していないグリース阻集装置に対しても、前記通水性袋の装着を可能にする効果が得られる。通常、流入口の内径は規格化されているが、いくつかの種類がある。こうした多種の流入口に対しては、固着管路の外径をいくつか揃えておくとよい。また、特に固着管路及び装着管路を別体で構成しておけば、グリース阻集装置の各流入口に合わせて固着管路のみを選択すれば、安定して固着できる残渣類回収具を設置できるようになる。
こうした固着管路及び装着管路からなるアダプタとしての残渣類回収具を構成することにより、排水を濾して残渣類を回収する通水性袋の構造に制約がなくなり、効率的な濾過を実現する通水性袋、具体的には本発明が提案する二重構造の通水性袋の利用が可能となる。例えば、通水性内袋及び通水性外袋の濾過性能を違えることにより、大きな残渣類から細かな残渣類まで、順序立てて濾過、回収することができるようになる。また、通水性内袋の底を通水性外袋の底よりも浅くしておくことで、通水性内袋及び通水性外袋の密着による目詰まり同様の不具合が生ずることを回避できる効果もある。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明の残渣類回収具1の設置例を示すグリース阻集装置2の断面図、図2は同残渣類回収具1の左側面図、図3は同残渣類回収具1の正面図(流入口21に向かう方向)、図4は同残渣類回収具1の背面図(流入口21から見た方向)、図5は同残渣類回収具1の平面図、図6は同残渣類回収具1の底面図、図7は同残渣類回収具1の図3中A−A断面図であり、図8は同残渣類回収具1の図2中B−B断面図である。
本例に示すグリース阻集装置2は、図1に見られるように、上面を蓋22で閉じたコンクリート容器からなる貯留槽23を、流入口21及び流出口24を結ぶ方向に2枚の主隔壁25,25で3つに区画し、主隔壁25,25間の貯留槽底面に補助隔壁26を立設している。排水は、貯留槽23へ流入させた後、比重分離を利用して主隔壁25,25間に油分を浮遊させて分離し、流出口24に設けた排水トラップ27より外部へ排出する。残渣類回収具1は、前記グリース阻集装置2の流入口21に対して固着管路11を固着し、装着管路12に装着した通水性袋3により排水を濾して残渣類を回収する。同様に通水性袋を用いて残渣類を回収する装置は従来にも多く見られるが、固着管路11に対して直角に折れ曲がる装着管路12により、口を十分に開きながら垂下させて通水性袋3を利用できる点が、本発明の外観上大きな特徴となっている。
本例の残渣類回収具1は、図2〜図6に見られるように、別体の固着管路11及び装着管路12からなるが、両管路11,12を組み付けて一体にした後、基本的に分離せず、使用する例である。具体的には、回収管路側接続端111に設けた接続用溝112に接続用シールリング113を嵌着し、この接続用シールリング113に突き当たるまで接続管路側接続端121を填め込み、前記接続管路側接続端121に外嵌させておいた圧着リング13で前記接続用シールリング113を圧潰し、両管路11,12の接続を図っている。これから、圧着リング13による接続用シールリング113の圧潰を緩めて両管路11,12を分離することもでき、この場合、通水性袋3は固着管路11から分離した装着管路12ごと回収できる。このように、装着管路12を固着管路11から連結又は解除自在に使用する場合、装着管路12に対して取手14(図2中仮想線参照)を設けるとよい。
固着管路11は、流入口21に嵌め込んで固着する範囲を含む短尺な直線樹脂パイプからなる。本例の固着管路11は、流入口21に嵌め込んだ際に隙間を防ぐため、二重の固着用溝114,114にそれぞれ固着用シールリング115,115を嵌着しているほか、流入側開口116に等間隔で係止爪117を設けている。本例の係止爪117は、前記流入側開口116内側から流入口21に向けて突出した後、流入口21から遠ざかる向きに折り返した金属板からなり、先端を鋸歯状に形成している。この係止爪117は、固着管路11を流入口21に向けて嵌め込む際には抵抗にならないが、一度固着管路11を嵌め込めば、流入口21の内面に噛み込んで個着管路11を抜けなくする。こうして、固着管路11は、二重の固着用シールリング115,115まで流入口21に嵌め込めば、流入口21の内面に係止爪117が噛み込むことにより安定した固着を図ることができる。また、二重のシールリング115,115により水密性が確保できるため、確実に排水を固着管路11内へ流し込むことができる。
装着管路12は、固着管路11との接続を図る装着管路側接続端121からL字に折れ曲がった樹脂製パイプからなり、途中に水抜き孔122を上方に向けて開口している。本例の装着管路12は、流出側開口123近傍の外面に凹溝124を設け、この凹溝124に嵌合する凸条125を有する締付リング126と前記凹溝124との間に通水性袋3を挟持して装着する。通水性袋3の装着状態をより安定させるには、図7及び図8に見られるように、通水性袋3の口31から少し中ほどを締付リング126で締め付け、締付リング126を隠すように通水性袋3の口を折り返しておくとよい。本例では、前記締付リング126を常時装着管路12に取り付けておくため、締付リング126に連結した取付リング127を、凹溝124から更に上方の外面に取り付けている。これにより、締付リング126を緩めて通水性袋3を取り外したときにも、締付リング126自体は取付リング127により装着管路12から脱落しないようになっている。
本例は、分離しない使用態様で、別体の固着管路11及び装着管路12を組み付けて一体化しているが、これは流入口21の規格に合わせて固着管路11の外径を変更する場合に便利である。すなわち、装着管路12は共通にしながら、流入口21の内径に合わせて適宜異なる外径の固着管路11を選択して前記装着管路12と組み合わせることで、常に水密性を保って固着管路11を流入口21に嵌め込み、固着できるようになる。こうした固着管路11の選択、装着管路12の組み付けは、施行現場でも容易に実施できる。このように、本発明の残渣類回収具1は、施行現場においてグリース阻集装置2の仕様、特に流入口21の内径に、柔軟に対応できる汎用性を備えている。
通水性袋3は、図7及び図8に見られるように、目の粗い樹脂メッシュ製袋からなる通水性内袋32と、不織布製袋からなる通水性外袋33とからなる二重構造である。この通水性内袋32及び通水性外袋33は口31の部分で接合し、一体の通水性袋3として用いることができる。ここで、通水性内袋32の底34は通水性外袋33の底35よりも浅くなっており、両袋32,33の底34,35は互いに離隔している。目の粗い通水性内袋32は、流れ込む排水から比較的大きな残渣類、例えば大きな食べ残し又は調理くず等を濾して回収する。そして不織布製袋からなる通水性外袋33は、相対的に目の細かな袋として、比較的大きな残渣類が除去された排水を濾して、比較的小さな残渣類、例えば小さな食べ残し又は調理くず等を濾して回収する。
残渣類は、流入口21から固着管路11、装着管路12を通じて通水性袋3に流れ込んだ排水を、通水性内袋32、通水性外袋33の順で濾すことで回収される。一定の量の残渣類が通水性袋3に蓄積されたら、締付リング126を緩めて通水性袋3を装着管路12から取り外して回収し、通水性袋3ごと残渣類を処分して新たな通水性袋3を装着管路12に装着する、又は残渣類だけを処分して再び通水性袋3を装着管路12に装着し直せばよい。ここで、既述したように、取手14を設けた装着管路12ごと通水性袋3を回収できるようにすれば、通水性袋3の回収や新規装着又は再装着の作業が容易になる。
本発明の残渣類回収具の設置例を示すグリース阻集装置の断面図である。 同残渣類回収具の左側面図である。 同残渣類回収具の正面図(流入口に向かう方向)である。 同残渣類回収具の背面図(流入口から見た方向)である。 同残渣類回収具の平面図である。 同残渣類回収具の底面図である。 同残渣類回収具の図3中A−A断面図である。 同残渣類回収具の図2中B−B断面図である。
符号の説明
1 残渣類回収具
11 固着管路
116 流入側開口
117 係止爪
12 装着管路
122 水抜き孔
123 流出側開口
124 凹溝
125 凸条
126 締付リング
2 グリース阻集装置
21 流入口
23 貯留槽
24 流出口
3 通水性袋
31 口
32 通水性内袋
33 通水性外袋
34 通水性内袋の底
35 通水性外袋の底

Claims (1)

  1. グリース阻集装置の流入口に固着する固着管路と、残渣類を回収する通水性袋を装着する装着管路とからなり、固着管路には流入側開口を、装着管路には流出側開口をそれぞれ開口してなり、グリース阻集装置の流入口に流入側開口を連通させて固着管路を該流入口に対して固着し、前記流入口から突出する装着管路の流出開口を包んで該装着管路に通水性袋を着脱自在に装着る残渣類回収具であって、固着管路の流入口に固着する範囲又は装着管路の通水性袋を装着する範囲を除いて、オーバーフローする排水を排出する水抜き孔を設け、装着管路の流出側開口に装着する通水性内袋と、該通水性内袋を包み込む通水性外袋とからなる通水性袋を該装着管路に装着した残渣類回収具において、通水性内袋は目の粗いメッシュ製袋であり、通水性外袋は不織布製袋であることを特徴とする残渣類回収具
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