JP4157453B2 - 先行手すり - Google Patents

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本発明は足場構築の作業の際の安全確保のための補助をなす先行手すりに関するものである。
足場の組み立ては下層から順に行われていく。この際に作業者自身が足場を拡張しようとしている上層階に先に昇って組み立て作業を行うならば未だ十分な確保手段、例えば手すりや梁が取り付けられていないため墜落のおそれがあって危険である。
そのため、作業者は安全が確保された下層階に立地し、手を上に延ばして先行手すりを上層階にセットするようにしている。先行手すりを上層階にセットした後に作業者は上層階に昇りこの先行手すりを確保手段として上層階で通常の足場を構築する。そしてその階の足場が組み上がったら先行手すりを取り外して順次上層階にセットしていくようにしている。
このような先行手すりの例として特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の先行手すり(以下、従来の先行手すりとする)では従来のパネル状先行手すりが嵩張って持ちにくく作業員による搬送作業も取り付け作業も面倒であるということからこれを改良したものであった。具体的には従来の先行手すりでは2本の縦フレーム(建地材5)と縦フレームの上端に回動自在に軸着した1本の横架フレーム(手摺本体6)によって全体形状を略コ字状に形成することで折り畳んで運搬したり取り付け作業時に軸部を中心に変形させられるので取り扱い易いというメリットがあるものである。
特開2002−295003号公報
しかし、上記従来の先行手すりのように略コ字状に形成すると、取り扱い易い反面あまりに形状がシンプルすぎて確保手段としては必ずしも十分ではなかった。例えば横架フレームをちょうど作業者が把持しやすい場所に来るように設定すると、足元が大きく空いてしまい踏み板上で転倒した場合に横架フレームの下から転げ落ちてしまう可能性がある。といって作業者が把持するには低い位置に横架フレームを下げると今度は横架フレームを乗り越えて転げ落ちてしまう可能性がある。従って、従来のパネル状先行手すりのように横架フレームが複数あることが好ましいわけである。更に、強度の点でも1本だけの横架フレームは特に曲げやねじり等の応力に弱く変形しやすかった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、パネル状の外観でありながら運搬や取り付け作業がしやすい先行手すりを提供することにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明では、支柱、踏み板及び梁部材等の足場構成部材によって建築物周囲に構築され水平に設置された同踏み板によって複層階の作業用通路が形成される建築用の足場において使用され、同足場における既設の下層階から隣接する上層階の支柱に対して作業者が装着することで同上層階における足場構築の作業の際の安全確保のための補助をなす先行手すりであって、同先行手すりは、左右一対の縦フレームと、前記支柱側の第1の連結枠に係合させるための同両縦フレームにそれぞれ形成された第1の係合片と、前記第1の連結枠よりも下方位置の支柱側の第2の連結枠に係合させるための前記第1の係合片よりも下方位置の前記両縦フレームに形成された第2の係合片と、前記両縦フレームに対して両端寄りで回転可能に連結された上下一対の横架フレームとを備え、前記両横架フレームは外筒と同外筒内に嵌挿された内筒とによって構成され前記両縦フレームに対する連結位置間における同両横架フレームの前記内筒全長が伸縮可能とされるとともに、前記両縦フレームと横架フレームとの連結位置を回動基部として前記両縦フレームの下端が互いに対向する方向に略直線状となるまで折り畳んだ際に、折り畳みに伴って伸長させられた前記両横架フレームは前記内筒が前記外筒から脱落せずに嵌挿状態にあることをその要旨とする。
また、請求項2の発明では請求項1に記載の発明の構成に加え、少なくとも一方の前記第2の係合片には同第2の係合片が前記支柱側の第2の連結枠に係合させられた状態で同第2の連結枠から抜け出さないようなロック手段が併設されていることをその要旨とする。
また、請求項3の発明では請求項1又は2に記載の発明の構成に加え、前記両縦フレームには前記第2の係合片位置から下方に向かって延出された延出部が形成されていることをその要旨とする。
このような構成の先行手すりは下層階に立地した作業者がこれを把持して上層階の左右の支柱に対してセットすることとなる。作業者は左右の縦フレームを同時に持ち上げなくともいずれか一方の縦フレームのみを持ち上げれば横架フレームは連結部分を基部として回動して自重で斜めに下がった状態、つまり持ち上げた縦フレームに吊り下げられた状態となるため作業者は縦フレームをいずれか一方の支柱に沿って垂直方向に容易に押し上げることができる。そして、持ち上げた縦フレームの第1の係合片をその支柱の第1の連結枠に係合させるとともに、縦フレームの第2の係合片を支柱の第2の連結枠に係合させる。次いで両横架フレームの外筒と内筒とを相対的にスライドさせて左右の支柱の長さに合わせて全長を調整する。そして、反対側の縦フレームを押し上げて同様に第1の係合片を反対側の支柱の第1の連結枠に、第2の係合片を同じく第2の連結枠に係合させる。
この場合に少なくとも一方の第2の係合片には第2の連結枠に係合させられた状態で脱落しないようにロック手段が併設されていることが好ましく、特に作業者が下層階からロック手段を操作することが容易にできるようにするために第2の係合片に併設されることが好ましい。
また、先行手すりを搬送する際には連結部分を回動基部として両縦フレームの下端が互いに対向する方向に略直線状となるように折り畳むことが可能である。その際には折り畳みに伴って両横架フレームの内筒と外筒は相対的にスライド移動して両横架フレームの全長が変化するが、特に長くなる場合でも内筒が外筒から脱落しないことが好ましい。ここに略直線状とは両縦フレームの下端が突き合わせられてまったく対向している状態のみではなく、多少ずれていたり重複している場合も含まれる概念である。
更に、下層階に立地する作業者が操作しやすいように両縦フレームには第2の係合片位置から下方に向かって延出された延出部が形成されることが好ましい、作業者はこの延出部を把持してセット作業を行うことができる。
上記各請求項の発明では、先行手すりが使用状態において左右一対の縦フレームと上下一対の横架フレームとによってパネル状の外形が保たれるため強度が維持される。また、連結部分を回動基部として全体形状が変形するため縦フレームを片方ずつ支柱に取り付けることが可能となり作業効率も向上する。また、先行手すりを折り畳んで長尺の棒状の集合体としたとしても、横架フレームの外筒から内筒が抜け落ちてしまうことがないため作業者は内筒の脱落をまったく気にすることなく折り畳み作業ができるので作業効率がアップする。
以下、本発明の先行手すりを具体化した実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、先行手すりは左右一対の縦フレーム10A,10Bと上下一対の横架フレーム11A,11Bとによって略鳥居形状のパネル状の外形が構成されている。両縦フレーム10A,10Bは円筒形のパイプ材から構成されており、図4に示すように同両縦フレーム10A,10Bのプレスされた上端部10aを挟持するように2枚の第1の連結プレート12が固着されている。第1の連結プレート12は縦フレーム10A,10Bの延出方向に対して直交する方向、つまりT字形状となるように縦フレーム10A,10B上端に固着される。第1の連結プレート12の外端には両第1の連結プレート12に挟持された状態で下方に向かって第1の係合片としての第1の係合フック13が突設されている。
図1に示すように両縦フレーム10A,10Bの上端からその全長の約1/3の位置において図5に示すようにプレスされ、このプレス部分10bを挟持するように2枚の第2の連結プレート15が固着されている。第2の連結プレート15は前記第1の連結プレート12と平行に配置され第1の連結プレート12が外方に張り出しているのに対して内方のみに張り出している。図1に示すように両縦フレーム10A,10Bの本体の上端からその全長の約2/3の位置において図6〜図7に示すように第2の係合片及びロック手段をなす連結具17が固着されている。両縦フレーム10A,10Bにおいて連結具17から下方部分は作業者が把持する延出部としての把持部18とされている。
図6〜図7に示すように、連結具17の一部である連結具本体19は鉤上に屈曲した2枚の同形状の板体20より構成されている。この一対の板体20は両縦フレーム10A,10Bのプレスされたプレス部10cを挟持するように固着されている。両板体20の前端部には第2の係合片としての第2の連結フック21が固着されている。第2の連結フック21は両板体20に挟持されて下方に向かって延出されている。両板体20の屈曲された基部20aは方向転換して同第2の連結フック21方向に向かって延出されている。基部20aの先端には当接板23が固着されている。前記両板体20間に形成される挿通孔24にはくさび片25が遊嵌されている。くさび片25は板状に形成されており、基部側には張り出し部を有する頭部26が形成されている。頭部26はハンマ−等でくさび片25を打ち込む際の打点となるとともに、この頭部26によって連結具本体19からの下方への脱落が防止されている。くさび片25の先端寄りには突起27が突設されている。そのために、くさび片25はこの突起27によって挿通孔24から抜取り不能になっている。くさび片25は先細りに形成されているため、手で押し込んだり、ハンマ−等で打ち込むと傾斜面が当接板23と当接し、当接板23の反力によって第2の連結フック21方向に移動させられることとなる。
なお、本実施の形態では第1の連結プレート12、第1の係合フック13、第2の連結プレート15及び連結具17は左右の両縦フレーム10A,10Bの対称位置に配設され、第1の係合フック13及び第2の係合フック21はそれぞれ縦フレーム10A,10Bの外側に配置されることとなる。
図7及び図8に示すように、横架フレーム11A,11Bは断面方形の外筒31と同外筒31に対してスライド可能に嵌挿された内筒32から構成されている。図7に示すように外筒31の先端上部には内筒32の脱落防止のための係合爪33が形成されている。外筒31から内筒32が繰り出された際に係合爪33が内筒32奥に配設されたストッパ34と係合して内筒32が外筒31から脱落しないようになっている。内筒32及び外筒31の先端(つまり横架フレーム11A,11Bの左右端)はプレスされたプレス部35とされている。
図1に示すように、上部横架フレーム11A,11Bは前記左右の第1の連結プレート12間に内筒32及び外筒31のプレス部35がそれぞれ挿入され、図4に示すようにピン37によって回動可能に軸着されている(本実施の形態では内筒32側のみ詳しく図示する。外筒31側も同様にピン37によって回動可能に軸着されている。)。下部横架フレーム11A,11Bは第2の連結プレート15間に内筒32及び外筒31のプレス部35がそれぞれ挿入され、図5に示すようにピン38によって回動可能に軸着されている(本実施の形態では内筒32側のみ詳しく図示する。外筒31側も同様にピン38によって回動可能に軸着されている。)。
この結果、上部横架フレーム11A,11Bと縦フレーム10A,10Bとはピン37,38位置を回動軸としてリンク機構における回り対偶の関係となり、リンクとなる縦フレーム10A,10B及び横架フレーム11A,11Bはそれぞれ対向するフレームの長さが等しいため平行クランク機構が構成されることとなる。
次に、このように構成された先行手すりの作用について説明する。まず、先行手すりを運搬したり収納したりする際の折り畳み方法について図1〜図3に基づいて説明する。
先行手すりは図1の左右の縦フレーム10A,10Bが平行に配設された状態が基本形状つまり、先行手すりとして足場に装着されている状態である。この基本形状の状態から作業者は図2に示すようにピン37,38を回動中心として両縦フレーム10A,10Bの下端を互いに対向する方向に折り曲げていく(折り畳んでいく)。すると両縦フレーム10A,10Bは横架フレーム11A,11Bによって規制されているため、その上下方向中央位置から上方側は互いに離間することとなり、下方側は互いに接近することとなる。作業者は図3に示すように両縦フレーム10A,10Bが一直線状となるまで折り曲げていく。この状態が運搬あるいは収納可能な状態である。この時、上下の横架フレーム11A,11Bはいずれも両縦フレーム10A,10Bの中央位置よりも上側に連結されているため、両縦フレーム10A,10Bの折り曲げに伴って図1の基本形状における全長から引き伸ばされていくこととなる(つまり、外筒31内に収納されていた内筒32部分が露出されていく)。上部横架フレーム11Aのほうが下部横架フレーム11Bよりも上側にあるためより多く引き伸ばされることなる。
次に、先行手すりを建築用の足場に装着する際の取り付け手順について図9〜図14に基づいて説明する。
作業者は先行手すりを安全が確保された場所、例えば図9の地上に立地した状態で上層階(ここでは2階)にセットする。ここでは、下層階(ここでは1階)の足場は支柱51、梁52、踏み板53等によって足場が構築され、上層階は支柱51のみが立設された状態である。
図9及び図12に示すように、作業者は右方の縦フレーム10Bの把持部18を把持し、右方の支柱51に沿って略垂直に上方に押し上げていく。このとき、横架フレーム11A,11Bは図上右方のピン37,38を中心に自重で斜め下方に垂れ下がる(逆にいえば横架フレーム11A,11Bが図上右方のピン37,38によって斜めに吊り上げられ)こととなるため縦フレーム10Bを略垂直に把持する際の力学的な負担が軽減される。つまり、左方の縦フレーム10A側を持っていなくとも縦フレーム10Bを略垂直に上方に押し上げることが可能となる。
図13に示すように、第1の係合フック13を支柱51の第1の連結枠55に係合させ、第2の係合フック21を第2の連結枠56に係合させる。尚、図10及び図11に示すように、第1の連結枠55は支柱51の所定高さ位置に配置され、第2の連結枠56は支柱51の第1の連結枠55の下方の所定高さ位置に配置されている。各位置においてはそれぞれ90度ずつ変位した4つの連結枠55,56が形成されている。
次いで、作業者は左方の縦フレーム10Aの把持部18を把持し、上記と同様に縦フレーム10Aを左方の支柱51に沿って略垂直に上方に押し上げ、図14に示すように第1の係合フック13を支柱51の第1の連結枠55に係合させ、第2の係合フック21を第2の連結枠56に係合させる。この状態で先行手すりの仮留めが完了する。ちょうど下側の横架フレーム11Bは上側の横架フレーム11Aと踏み板53の中間位置に配設されることとなる。この状態においても先行手すりとしての機能を果たしうるが、本実施の形態では更に第2の係合フック21をロックしてより確実に先行手すりを定着させる。
すなわち、作業者は1階から手を延ばして図10に示すようにくさび片25を挿通孔24に落とし込み、その頭部26をハンマー等で打ち込む。すると、くさび片25は図11に示すように当接板23と第1及び第2の連結枠55,56との間に食い込んでいき第2の係合フック21はロックされることとなる。
次に今とは逆に、先行手すりを足場から取り外す場合には、まずハンマー等で図11の状態におけるくさび片25を下端部側から上方に向かって叩きロックを解除する。そして、いずれか一方の縦フレーム10A,10Bの把持部18を把持し、上記とは逆の操作で支柱51から取り外していく。
このように構成することにより本実施の形態は次のような効果を奏する。
(1)セットされた先行手すりは左右の縦フレーム10A,10Bと上下の横架フレーム11A,11Bとによってパネル状の外形が保たれるため強度が維持される。
(2)セットされた先行手すりは上下2本の横架フレーム11A,11Bを備えており、先行作業用においてこれら上側の横架フレーム11Aに位置は比較的高いのでその上方から外方に転落したりすることはなく、下側の横架フレーム11Bがあるためやはり隙間から外方に転落することもなく、安全性がより高められる。
(3)先行手すりをセットする際に下層階にいる作業者はいずれか一方の縦フレーム10A,10Bの把持部18を把持して操作すれば一人でも容易に作業が行えるため、作業効率がアップする。
(4)先行手すりを折り畳んで長尺の棒状体の集合体とすることができるので嵩張ることがなく運搬・収納の際に便利である。
(5)先行手すりを折り畳んで長尺の棒状集合体としたとしても、横架フレーム11A,11Bの外筒31から内筒32が抜け落ちてしまうことがないように十分に内筒32の長さが確保されており、作業者は内筒32の脱落をまったく気にすることなく折り畳み作業ができるので作業効率がアップする。
(6)第2の係合フック21をくさび片25を打ち込むことで、よりしっかりと固定でき万一の脱落を防止することができる。
(7)連結具17は下側の第2の係合フック21とともに配設されているため下層階で作業する作業者の手が十分届くこととなり作業効率がアップする。
尚、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・連結具17は必ずしもなくともよい。つまり上記実施の形態において上下の第1及び第2の係合フック13,21のみで支柱51に掛止するようにしてもよい。
・横架フレーム11A,11Bは必ずしも平行に延出される必要はない。また、3本以上の横架フレームであっても構わない。
・その他、材質は不問である、部材の接合は溶接以外の手段でもよい等本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
本発明の目的を達成するために上記実施の形態から把握できるその他の技術的思想について下記に付記として説明する。
(1)両縦フレームと両横架フレームは平行クランク機構を構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の先行手すり。
(2)上方側の前記横架フレームは前記両縦フレームの上端位置に配設されていることを特徴とする請求項1〜4若しくは付記1のいずれかに記載の先行手すり。
(3)前記横架フレームの前記内筒が前記外筒から脱落しないように脱落防止手段が形成されていることを特徴とする請求項1〜4若しくは付記1又は2のいずれかに記載の先行手すり。
(4)前記横架フレームが前記両縦フレームの上端位置に配設された状態での前記内筒を引き伸ばした最大長は少なくとも同両縦フレームの全長を足した長さと同等以上であること請求項1〜4若しくは付記1〜3のいずれかに記載の先行手すり。
(5)前記第2の係合片は前記下側の横架フレームよりも下方位置に形成されていること請求項1〜4若しくは付記1〜4のいずれかに記載の先行手すり。
本発明の実施の形態の先行手すりの正面図。 同じ先行手すりにおいて折り畳み途中にある正面図。 同じ先行手すりにおいて折り畳み完了後の正面図。 右側の縦フレーム上端の第1の連結プレート付近の拡大斜視図。 右側の縦フレーム途中の第2の連結プレート付近の拡大斜視図。 右側の縦フレーム途中の連結具付近の拡大斜視図。 横架フレームの一部省略部分縦断面図。 上部横架フレームの横縦断面図。 先行手すりの装着作業を説明する説明図。 連結具におけるくさび片を打ち込む前の状態を示す部分拡大説明図。 連結具におけるくさび片を打ち込んだ状態を示す部分拡大説明図。 先行手すりの右側の縦フレームを支柱に導いている状態の説明図。 先行手すりの右側の縦フレームを支柱に掛止した状態の説明図。 先行手すりの両縦フレームを支柱に掛止した状態の説明図。
符号の説明
10A,10B…縦フレーム、11A,11B…横架フレーム、13…第1の係合片としての第1の係合フック、17…ロック手段を構成する連結具、18…延出部、21…第2の係合片としての第2の係合フック、31…外筒、32…内筒、51…支柱、55…第1の連結枠、56…第2の連結枠。

Claims (3)

  1. 支柱、踏み板及び梁部材等の足場構成部材によって建築物周囲に構築され水平に設置された同踏み板によって複層階の作業用通路が形成される建築用の足場において使用され、同足場における既設の下層階から隣接する上層階の支柱に対して作業者が装着することで同上層階における足場構築の作業の際の安全確保のための補助をなす先行手すりであって、同先行手すりは、
    左右一対の縦フレームと、
    前記支柱側の第1の連結枠に係合させるための同両縦フレームにそれぞれ形成された第1の係合片と、
    前記第1の連結枠よりも下方位置の支柱側の第2の連結枠に係合させるための前記第1の係合片よりも下方位置の前記両縦フレームに形成された第2の係合片と、
    前記両縦フレームに対して両端寄りで回転可能に連結された上下一対の横架フレームとを備え、
    前記両横架フレームは外筒と同外筒内に嵌挿された内筒とによって構成され前記両縦フレームに対する連結位置間における同両横架フレームの前記内筒全長が伸縮可能とされるとともに、前記両縦フレームと横架フレームとの連結位置を回動基部として前記両縦フレームの下端が互いに対向する方向に略直線状となるまで折り畳んだ際に、折り畳みに伴って伸長させられた前記両横架フレームは前記内筒が前記外筒から脱落せずに嵌挿状態にあることを特徴とする先行手すり。
  2. 少なくとも一方の前記第2の係合片には同第2の係合片が前記支柱側の第2の連結枠に係合させられた状態で同第2の連結枠から抜け出さないようなロック手段が併設されていることを特徴とする請求項1に記載の先行手すり。
  3. 前記両縦フレームには前記第2の係合片位置から下方に向かって延出された延出部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の先行手すり。
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