JP4156382B2 - 位相制御式アンテナサブシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1中の上位概念に示す構成のアレイアンテナを備えた位相制御式アンテナサブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に係るアンテナサブシステムは、例えばレーダシステム、SAR、電子的な戦争もしくは戦闘用のシステムのアンテナ、ナビゲーションもしくは通信システムのために特に適用される。本発明による機能を集積するためのプラットフォームとしては、地上もしくは海上のシステム、航空機、衛星、各種の飛行体、建物もしくは航空機に付属するシステムが挙げられる。
【0003】
米国特許第5940031号明細書によれば、位相制御されるアレイアンテナを備えたレーダシステムが知られており、この公知例は、データ供給回路網と、この回路網に交換可能に配置されて送受信回路を有している複数の送受信モジュールと、複数のサーキュレータ回路と、各サーキュレータを介して各送受信回路に接続された複数のアンテナ素子とから成っている。この公知のレーダシステムの場合、送受信モジュールがデータ供給回路網の背部に配置されており、データ供給回路網は冷却構造部分、エネルギー供給構造部分及びHF供給構造部分から成る多層構造で構成されている。データ供給回路網の背部に配置されている各送受信モジュールからは、HF接続部材が、データ供給回路網の前部にそれぞれ連結されている各サーキュレータ回路へ通じている。送受信モジュールはデータ供給回路網のもっぱら背部から取り外し可能であり、従って、整備作業目的ではレーダシステムの内部へ背後から接近するしかない。
【0004】
例えば航空機用としての、アクティブ型位相制御式アレイアンテナを備えたレーダ・ECMシステム(ECM=電子逆探装置)の多くの使用領域においては、レーダシステムの設置用として極めてわずかなスペースしか確保できない、という点、さらには、レーダシステムの背後から接近することがしばしば不可能であるか、困難な条件下でしか可能でない、という点が難点となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に述べた型式のレーダシステムにおいて、所要スペースがわずかであり、その送受信モジュールを整備及び修理のために容易に交換することができるように構成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を本発明は請求項1中に示した構成のレーダシステムによって解決した。
【0007】
本発明によるレーダシステムの有利な実施態様は請求項2以降に示されている。
【0008】
本発明によれば、データ供給回路網と、データ供給回路網に配置されて送受信回路をそれぞれ有する複数の交換可能な送受信モジュールと、複数のサーキュレータ回路と、各サーキュレータ回路を介して送受信回路に連結された複数のアンテナ素子とを備えている形式の、位相制御されるアレイアンテナを備えたレーダシステムが提供される。本発明によれば、この場合、各送受信モジュール内にそれぞれ送受信回路、サーキュレータ回路及びアンテナ素子がまとめられており、送受信モジュールはレーダシステムの放射側即ち正面側に交換可能に配置されている。
【0009】
本発明によるレーダシステムの1つの重要な利点は、送受信モジュールの交換をレーダシステムの放射側即ち正面側から行えるということであって、この点は多くの用途に際して大きな利点となる。本発明のレーダシステムの別の利点は、集積構造化されたアンテナが望まれる場合にアレイアンテナを湾曲した表面にも適合させることができる点である。さらに別の利点としては、アンテナ用の短かなHF(高周波)導体、ひいては小さな雑音指数、わずかなHF損失及びわずかな信号結合があげられる。最後に、本発明のレーダシステムの利点は、このようにしてデータ供給回路網の簡単な構造が可能である点にある。
【0010】
本発明の極めて有利な実施態様によれば、送受信回路とサーキュレータ回路とアンテナ素子とが多層構造の形で送受信モジュール内に一体的に集成されている。
【0011】
特に、アンテナ素子はプレーナアンテナの形で送受信モジュールの上側に配置されている。
【0012】
本発明の別の有利な実施態様によれば、多層構造が、送受信回路の構成部分とサーキュレータ回路とを保持する、上下に複数配置された基板から成っている。
【0013】
この点での有利な実施態様の場合、第1の基板が、送受信モジュールのデータ供給回路網に面する側に配置されて、送受信回路のHF出力増幅器を保持している。
【0014】
別の有利な実施態様の場合、第2の基板が、送受信モジュールのデータ供給回路網側とは反対側に配置されて、サーキュレータ回路、アンテナ素子及び送受信回路の構成部分を保持している。これによって、所要スペースの減少及び雑音係数の最適化が可能になる。
【0015】
このような基板配置の有利な実施態様によれば、第1の基板と第2の基板との間にさらに少なくとも1つの別の基板が配置されており、この基板は別の回路、特にHF処理部分及びディジタル処理部分を保持している。
【0016】
本発明のレーダシステムの別の有利な実施態様によれば、各基板が枠構造部分と一体をなしており、これらの枠構造部分は同時に送受信モジュールのハウジングをなすと共に各基板相互の機械的結合部分をなしている。
【0017】
データ供給回路網は送受信モジュール用の機械的な支持構造部分として構成されており、この支持構造部分が同時に送受信モジュール用の冷却構造部分を備えている。
【0018】
有利には、このデータ供給回路網は多層構造部分として構成されており、この多層構造部分は、第1の層の形での冷却構造部分と、第2の層の形での少なくとも1つの別の、HF(高周波)・データ供給回路網を有する回路構造部分とから成っている。
【0019】
冷却構造部分は、データ供給回路網の送受信モジュールに面する側に配置されている。
【0020】
この冷却構造部分は、冷却液が貫流するアクティブ型冷却構造部分として構成されている。
【0021】
送受信回路のHF出力増幅器を保持している第1の基板はデータ供給回路網の冷却構造部分と集中的な冷却接触をなしている。
【0022】
本発明の有利な実施態様によれば、基板及び枠構造部分又はそのいずれかが窒化アルミニウム(AlN)から製造されている。基板自体は多層の窒化アルミニウムから成っていて、垂直及び水平の電気接点を有している。この場合は多くの層から成る多層システムをなす。各層の相互間には電気的な導電路(水平電気接点)が位置している。これらの導電路はいわゆるビアによって垂直方向で互いに結合されている(垂直電気接点)。
【0023】
本発明の特に有利な実施態様によれば、基板が上下に重ねられて互いにはんだ付けされている。はんだ付け結合は、はんだの流れに包まれる硬質のはんだ球を介して有利に行われる。
【0024】
基板は枠構造部分において互いにはんだ付けされている。
【0025】
送受信モジュールは、はんだ付け、溶接又は接着によって固定される金属スリーブによって包囲される。この金属スリーブは、モジュール及び基板相互の電気接点の電磁的な防護を保証し、かつモジュールを気密にシールするために用いられる。
【0026】
本発明の別の有利な実施態様によれば、枠構造部分内に基板相互間の電気的な接続をなす電気接点が集成されている。
【0027】
各送受信モジュールはすべて互いに同等のものである。
【0028】
送受信モジュールは放射側即ち正面側からデータ供給回路網へ装着されている。
【0029】
最後に、本発明の有利な実施態様によれば、送受信モジュールがその縁部範囲又は角隅範囲に作用するねじによってデータ供給回路網に固定されている。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態に沿って本発明を詳述する。
【0031】
図1の側面図で概略的に示したレーダシステム、即ち符号1でまとめて示すレーダシステムにおいて、符号30は多くのアンテナ素子9がまとめられた位相制御式アレイアンテナを示している。各アンテナ素子9はそれぞれ1つの送受信モジュール3の構成部分である。各送受信モジュール3は送受信信号の放射及び受信のために矢印で示す方向で配置されている。送受信モジュール3へHF・データ信号を供給し、かつ給電及び冷却するために1つのデータ供給回路網2が設けられている。このデータ供給回路網2の背後にはシステム回路40が配置されており、この回路40はレーダシステムの別の処理回路を有している。システム回路40はデータ供給回路網2から切り離して設けてもよい。特に、本発明を1つの用途として例えば航空機翼内のレーダシステムで利用するような場合には、送受信モジュール及び供給回路網のみが翼内に組み付けられる。このとき、評価システムはスペースを大きく供用し得る別の個所に配置することができる。
【0032】
図2の送受信モジュール3の拡大概略図が示すように、送受信モジュール3は、送受信回路4(HF出力増幅器5、ディジタル処理部分6及びHF処理部分7)を有している。送受信回路4は、サーキュレータ回路8を介して、送受信モジュール3の上側即ち正面側に位置するアンテナ素子9に接続されている。従って、各送受信モジュール3内にはそれぞれ送受信回路4、サーキュレータ回路8及びアンテナ素子9がまとめられている。アンテナ素子9は送受信モジュール3の正面側即ち上側に配置されたプレーナアンテナの形で構成されている。
【0033】
正面側即ち放射側に送受信モジュール3を保持しているデータ供給回路網2は、多層の形で構成されており、第1の層の形で冷却構造部分18を、第2の層の形でHF・データ・電力供給回路網を有する回路構造部分19を備えている。図示されているように、冷却構造部分18はデータ供給回路網2の送受信モジュール3に面する側に配置されており、従って、冷却構造部分18と送受信モジュール3(特にそのHF出力増幅器5)との間に集中的な冷却接触が生ずる。
【0034】
送受信モジュール3を実際にどのように組み立てるかの実施の形態を示す図3から理解されるように、HF出力増幅器5、ディジタル処理部分6及びHF処理部分7を有する送受信回路4と、サーキュレータ回路8とが、多層構造の形で送受信モジュール3内に集成されている。アンテナ素子9は、プレーナアンテナの形で送受信モジュール3の上側即ち正面側に配置されている。
【0035】
この多層構造は、送受信回路4の構成部分とサーキュレータ回路8とを保持する、上下に多数配置された基板11、12、13から成っている。第1の基板11は送受信モジュール3のデータ供給回路網2に面する側に配置されていて、送受信回路4のHF出力増幅器5を保持している。第2の基板12は送受信モジュール3のデータ供給回路網2とは反対側に配置されていて、概してスペース上の理由及び雑音係数の改良のために、サーキュレータ回路8、プレーナアンテナ及び送受信回路4の構成部分を保持している。第1の基板11と第2の基板12との間にはさらに別の基板13が配置されており、この基板13は別の回路、即ちディジタル処理部分6及びHF処理部分7を保持している。これらの基板11、12、13は各枠構造部分14、15、16と一体に構成されている。これらの枠構造部分14、15、16は同時に送受信モジュール3のハウジング17を形成し、かつ基板11、12、13相互の機械的結合部分をなしている。
【0036】
送受信モジュール3は効果的には少なくとも部分的に1つの金属スリーブによって包囲され、この金属スリーブははんだ付け、溶接又は接着によって固定される。この金属スリーブは、モジュール及び基板相互の電気接点を電磁的に防護し、かつモジュールを気密にシールするために効果的に用いられる。このスリーブは図中では符号26で示されている。
【0037】
データ供給回路網2は送受信モジュール3用の機械的な支持機構として構成され、同時に送受信モジュール3用の冷却構造部分を有している。送受信回路4のHF出力増幅器5を保持している第1の基板11はデータ供給回路網2の冷却構造部分18と集中的な冷却接触をなしている。
【0038】
さらに、データ供給回路網2は多層構造の形で構成されており、この多層構造は第1の層の形で冷却構造部分18を、第2の層の形でHF・データ・電力供給回路網を有する少なくとも1つの別の回路構造部分19を備えている。図2に示す実施の形態におけると同様に、図3に示す実施の形態においても冷却構造部分18はデータ供給回路網2の送受信モジュール3に面する側に配置されている。送受信回路4のHF出力増幅器5を保持している第1の基板11はデータ供給回路網2の冷却構造部分18と集中的な冷却接触を保っている。冷却構造部分18は冷却液が貫流するアクティブ型冷却構造部分として構成されている。
【0039】
基板11、12、13及びこれらとそれぞれ一体に結合されている枠構造部分14、15、16は、効率のよい熱導出を保証するためにAlN(窒化アルミニウム)から製造されている。基板自体は多層の窒化アルミニウムから成っていて、垂直及び水平の電気接点を有している。このような基板11、12、13が上下に重ねられ、枠構造部分14、15、16の範囲で互いにはんだ付けされている。はんだ付けのためには硬質のはんだ球26が使用され、このはんだ球は、はんだ付けの際、はんだの流れに包まれ、各基板上面の電気接点を結合する。はんだ球なしの突き合わせはんだ付けも可能である。基板11、12、13内及び枠構造部分14、15、16内には水平電気接点20、21、22及び垂直電気接点23、24、25が集成されており、これらの電気接点は、基板11、12、13とデータ供給回路網2と送受信回路4の個々の構成部分との間の電気的な接続部分を形成している。
【0040】
送受信モジュール3は有利にはすべてが互いに同等のものであるとよい。
【0041】
本発明のレーダシステムの実施の形態を斜視図で示す図4a及び図4bから理解されるように、送受信モジュール3は放射側からデータ供給回路網2へ装着されて、角隅範囲に作用するねじ25によってデータ供給回路網2に固定されている。個々の送受信モジュール3とデータ供給回路網2との間の電気的な接続は、データ供給回路網2の上側、即ち回路網の冷却構造部分18にはめ付けられた電気接点条片50と、送受信モジュール3の下側の対応する接点条片60とによってなされている。符号60で示すモジュール下側の接点条片は図4bでは見えない。
【0042】
モジュールはCIN:APSE接点を介してデータ供給回路網2に接続する必要がある。この場合の接点は1つのフレキシブルな円筒状の金網である。この金網はプラスチックケース内で1つの押し接点を形成し、この押し接点は両側から押し合わされる2つの面相互の電気的な接続を形成する。モジュールはこのようなフレキシブルな押し接点を介してデータ供給回路網と結合されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における位相制御式アレイアンテナを備えたレーダシステムの概略側面図。
【図2】図1の実施の形態における送受信モジュールを主要部分のブロック線図と共に示した概略側面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態における送受信モジュールの概略側面図。
【図4】位相制御式アレイアンテナを備えたレーダシステム及び送受信モジュールを示す斜視図。
【符号の説明】
1 レーダシステム
2 データ供給回路網
3 送受信モジュール
4 送受信回路
5 HF出力増幅器
6 ディジタル処理部分
7 HF処理部分
8 サーキュレータ回路
9 アンテナ素子
11 第1の基板
12 第2の基板
13 第3の基板
14、15、16 枠構造部分
17 ハウジング
18 冷却構造部分
19 回路構造部分
20、21、22、23、24 電気接点
25 固定ねじ
30 アレイアンテナ
40 システム回路
50、60 接点条片
Claims (18)
- 位相制御式アレイアンテナを備えたレーダシステムであって、データ供給回路網(2)と、データ供給回路網(2)に配置されて送受信回路(4)をそれぞれ有する複数の交換可能な送受信モジュール(3)と、複数のサーキュレータ回路(8)と、各サーキュレータ回路(8)を介して送受信回路(4)に連結された複数のアンテナ素子(9)とを備えている形式のものにおいて、各送受信モジュール(3)内にそれぞれ送受信回路(4)、サーキュレータ回路(8)及びアンテナ素子(9)がまとめられており、送受信モジュール(3)はレーダシステム(1)の放射側に交換可能に配置され、
データ供給回路網(2)が送受信モジュール(3)用の機械的な支持構造部分として構成されており、この支持構造部分が同時に送受信モジュール(3)用の冷却構造部分(18)を備え、
データ供給回路網(2)が多層構造部分として構成されており、この多層構造部分は、第1の層の形での冷却構造部分(18)と、第2の層の形での少なくとも1つの別の、HF・データ・電力供給回路網を有する回路構造部分(19)とから成っており、
冷却構造部分(18)がデータ供給回路網(2)の送受信モジュール(3)に面する側に配置されていることを特徴とする、レーダシステム。 - 送受信回路(4)とサーキュレータ回路(8)とが多層構造の形で送受信モジュール(3)内に組み込まれていることを特徴とする、請求項1に記載のレーダシステム。
- アンテナ素子(9)がプレーナアンテナの形で送受信モジュール(3)の上側に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のレーダシステム。
- 多層構造は、送受信回路(4)の構成部分とサーキュレータ回路(8)とを保持する、上下に複数配置された基板から成っていることを特徴とする、請求項2に記載のレーダシステム。
- 第1の基板(11)が、送受信モジュール(3)のデータ供給回路網(2)に面する側に配置されて、送受信回路(4)のHF出力増幅器(5)を保持することを特徴とする、請求項4に記載のレーダシステム。
- 第2の基板(12)が、送受信モジュール(3)のデータ供給回路網(2)側とは反対側に配置されて、サーキュレータ回路(8)を保持することを特徴とする、請求項4又は5に記載のレーダシステム。
- 第2の基板(12)が、送受信モジュール(3)のデータ供給回路網(2)側とは反対側に配置されて、サーキュレータ回路(8)を保持し、
第1の基板(11)と第2の基板(12)との間にさらに少なくとも1つの別の基板(13)が配置されており、この基板(13)はHF処理部分(7)及びディジタル処理部分(6)を保持することを特徴とする、請求項5に記載のレーダシステム。 - 各基板(11、12、13)が枠構造部分(14、15、16)と一体をなしており、これらの枠構造部分は同時に送受信モジュール(3)のハウジング(17)をなすと共に各基板(11、12、13)相互の機械的結合部分をなしていることを特徴とする、請求項4乃至7のいずれかに記載のレーダシステム。
- 冷却構造部分(18)が冷却液が貫流するアクティブ型冷却構造部分として構成されていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載のレーダシステム。
- 送受信回路(4)のHF出力増幅器(5)を保持する第1の基板が、データ供給回路網(2)の冷却構造部分(18)と集中的な冷却接触をなしていることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載のレーダシステム。
- 基板(11、12、13)及び枠構造部分(14、15、16)又はそのいずれかが窒化アルミニウム(AlN)製であることを特徴とする、請求項8に記載のレーダシステム。
- 基板(11、12、13)が上下に重ねられて互いにはんだ付けされていることを特徴とする、請求項4乃至8、10または11のいずれかに記載のレーダシステム。
- 基板(11、12、13)が上下に重ねられて互いにはんだ付けされており、
各基板(11、12、13)が各枠構造部分(14、15、16)にはんだ付けされていることを特徴とする、請求項8に記載のレーダシステム。 - 各枠構造部分(14、15、16)内に、各基板(11、12、13)相互の電気的な接続をなす電気接点(20、21、22、23、24)が集成されていることを特徴とする、請求項8、11または13のいずれかに記載のレーダシステム。
- 各送受信モジュール(3)が互いに同等のものであることを特徴とする、請求項1乃至14のいずれかに記載のレーダシステム。
- 送受信モジュール(3)が放射側からデータ供給回路網(2)へ装着されていることを特徴とする、請求項1乃至15のいずれかに記載のレーダシステム。
- 送受信モジュール(3)が縁部範囲又は角隅範囲に作用するねじ(25)によってデータ供給回路網(2)に固定されていることを特徴とする、請求項16に記載のレーダシステム。
- 送受信モジュールがスリーブによって少なくとも部分的に包囲されていることを特徴とする、請求項1乃至17のいずれかに記載のレーダシステム。
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