JP4156167B2 - 用紙発送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続しない単一の用紙を特定顧客に対して所定種類、所定枚数揃え、封入封緘して発送する用紙発送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、保険会社、銀行、証券会社等の業界では、各顧客のデータを保有し、対象の顧客に証書やダイレクトメール等を発送することが行われている。このような証書やダイレクトメール等の発送は、当該メール内容物の封筒への封入、封緘までの作業が機械化されるようになってきており、各顧客対応の内容物を確実に封筒へ封入することが望まれる。特に、対象顧客によっては内容物の用紙種類を異にする場合があり、このような場合であっても内容物封入の確実性が望まれる。
【0003】
従来、複数の用紙を封筒に封入、封緘するに際し、段階毎に用紙を挿入するインサータが知られている。このインサータは、インサートする用紙の種類に応じた段数の挿入部を備え、順次搬送されてくる用紙(先頭用紙、又は先頭用紙に所定数の用紙が挿入された用紙群)に、制御された各挿入部から適宜必要用紙が挿入されて封入されるべき用紙群が揃えられる。そして、この用紙群が封筒に封入、封緘されて発送されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、対象顧客によって発送用紙の種類が異なる場合、上記挿入部が、搬送される用紙(用紙群)の順番に沿ったデータに基づいて駆動制御されることで異なる種類の発送用紙の挿入が行われる。しかしながら、搬送される用紙(用紙群)の順番が異なる場合であっても、順番データに基づき用紙の挿入駆動が行われることから、本来挿入されるべきでない用紙が挿入されてしまうという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、挿入用紙を挿入されるべき用紙に確実に挿入させて作業効率の向上、歩留りの向上を図る用紙発送システム及び用紙を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、搬送される単片の用紙又は当該単片の用紙が加工された用紙群に対して、挿入対象である発送先顧客に応じた種類毎の単片用紙をそれぞれ段階毎に挿入する挿入手段を備え、挿入後に用紙群を封筒に封入、封緘して発送状態とする封入処理手段を備える用紙発送システムにおいて、少なくとも、発送先顧客を特定するための識別符号及び発送先顧客に応じて発送する用紙の前記種類を特定するための識別符号が付された単片の用紙を順次供給する単片用紙供給手段と、前記単片用紙供給手段より供給される前記用紙に付された識別符号を読み取る識別符号読取手段と、少なくとも、予め顧客データが格納されている顧客データベースより発送データに基づいて対象の顧客に関する顧客データ及び発送用紙のデータを取得して用紙発送のための対象顧客データベースを作成しておき、前記識別符号読取手段で読み取った識別符号により発送先を特定すると共に、前記用紙種類を特定し前記挿入手段を駆動制御して挿入させるべき用紙を前記搬送される単片の用紙又は用紙群に対して挿入させ、また、一の封筒内に封入される用紙群の全重量を当該対象顧客データベースに基づき用紙毎の重量から算出して当該封筒の郵便料金を当該封筒と関連付けて算出する制御手段と、を有する構成とする。
【0006】
請求項2、3の発明では、「前記制御手段は、前記識別符号読取手段で読み取った識別符号のデータと、前記対象顧客データベースより読み取った顧客データとを照合する照合手段を備える」構成であり、
「前記制御手段は、前記照合手段による照合の結果、不一致のときに少なくとも、前記挿入手段の駆動を停止させ、又は表示手段でエラー表示させる」構成である。
【0007】
請求項4,5の発明では、「前記封入処理手段は、封入、封緘後に前記封筒の厚みを測定する厚み検出手段を備える」構成であり
少なくとも、前記郵便料金が関連付けられた所定数の封筒に関するデータを印刷する印刷手段を備える」構成である。
【0008】
請求項の発明では、前記制御手段を含む端末をコンピュータネットワークに接続させ、前記顧客データベースに対して当該コンピュータネットワークを介してアクセス自在とさせる構成である
【0009】
このように、予め発送用紙のデータを含む用紙発送のための対象顧客データベースを作成しておき、順次供給される所定の識別符号が付された単片の用紙に対し、当該識別符号を読み取り、発送先、用紙種類を特定して種類毎の単片用紙をそれぞれ段階毎に挿入する挿入手段を駆動制御し、また、一の封筒内に封入される用紙群の重量を対象顧客データベースに基づき算出して当該封筒の郵便料金を当該封筒と関連付けて算出する。すなわち、付された識別符号で単片用紙毎に確認しながら挿入手段による挿入工程を行わせることで挿入用紙を挿入されるべき用紙に確実に挿入させ、また、郵便料金の算出まで行わせることで作業効率の向上、歩留りの向上を図ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に、本発明の用紙発送システムのブロック構成図を示す。本実施形態は、例えば保険会社が証券等(用紙)を所定枚数封筒に封入して郵便により各顧客に発送する場合を一例として示す。図1(A)は用紙発送システムのブロック構成図であり、図1(B)はネットワークに適用した場合の図である。図1(A)に示す用紙発送システム11は、大別して用紙封入装置12と制御手段13とにより構成される。
【0011】
上記用紙封入手段12は、単片用紙供給手段14、識別符号読取手段15、加工手段16、挿入手段17、封入処理手段18及び表示手段19を含んで構成される。なお、用紙搬送のための搬送手段、及びこれら各手段を駆動制御するための駆動制御手段は既知の技術を適用することが可能であり、図示を省略する。
【0012】
上記単片用紙供給手段14は、少なくとも、発送先顧客を特定するための識別符号及び用紙種類を特定するための識別符号が付された単片の用紙を順次供給する。なお、この用紙には光学的に読取自在なマークも所定箇所に付される。識別符号読取手段15は、単片用紙供給手段14より供給される用紙に付された識別符号を読み取る(後述する)。加工手段16は、単片用紙供給手段14から供給される用紙のうち一の顧客に発送すべき所定枚数の用紙を一つにまとめて折曲加工する。
【0013】
上記挿入手段17は、折曲加工された用紙又は用紙群に対して、種類毎の単片用紙をそれぞれ段階毎に挿入する。封入処理手段18は、挿入手段による挿入後に、用紙群を封筒に封入、封緘させる手段を少なくとも備えるもので、詳細は後述する。また、表示手段19は、後述の制御手段13からのエラー信号に基づいてエラー表示する。そして、上記制御手段13は、少なくとも、前記識別符号読取手段で読み取った識別符号により発送先を特定すると共に、用紙種類を特定し、前記挿入手段を駆動制御して挿入させるべき用紙を挿入させるもので、詳細は図2で説明する。
【0014】
また、図1(B)において、コンピュータネットワーク21に対して端末22が接続されるもので、当該端末22には上記制御手段13が備えられる。このコンピュータネットワーク21にはホスト23が接続されるもので、当該ホスト23は顧客データを格納している顧客データベース(DB)24を備え、制御手段13とのアクセスを自在とする。これにより、遠隔地においても容易、確実に用紙発送処理を行うことができるものである。そして、コンピュータネットワーク21には、印刷手段であるプリンタ25が接続され、後述の所定データの印刷を行う。
【0015】
そこで、図2に、図1の制御手段のブロック構成図を示す。図2において、制御手段13には、上記用紙封入装置12の識別符号読取手段15を構成する第1のバーコードリーダ(BCR)15A、第2のBCR15B、光学的マークリーダ(OMR)15Cからそれぞれの読取信号が入力される。この制御手段13は、顧客データ読込部31、対象顧客DB作成部32を備え、送られてくる発送データに基づいて顧客DB24より対象の顧客データを取得して対象顧客DB33を作成する。
【0016】
また、第1の認識照合部34及び第2の認識照合部35を有する照合手段36を備え、それぞれに第1及び第2のBCR15A,15Bから読取信号が入力されたときに対応の顧客データを対象顧客DB33から取得して照合する。さらに、マーク検出部37、駆動制御部38を備える。マーク検出部37は、上記OMR15Cにおいて用紙に付されたマークを読み取った読取信号が入力されるもので、マーク検出時に駆動制御部38にその旨の信号を出力する。
【0017】
駆動制御部38は、用紙封入装置12の加工手段16、挿入手段17、封入処理手段18及び表示手段19を駆動制御するもので、上記照合手段36からの信号に応じて加工手段16、挿入手段17等を停止させ、表示手段19にエラー表示をさせる。これにより、異なる用紙の挿入が回避され、ひいては作業効率の向上、歩留りの向上を図ることができるものである。
【0018】
一方、制御手段13は、重量計算部39、料金データ算出部40、関連付け部41及び印刷データファイル作成部42を備える。重量計算部39は、一の顧客毎に発送する封筒の重量を計算するもので、対象顧客DB33から対象の顧客データ(後述する)に含まれる発送用紙の種類に応じた既知の重量と枚数により封入後の封筒の重量を計算する。料金データ算出部40は、封筒の重量から、料金テーブル43を参照して郵便料金を算出する。
【0019】
関連付け部41は、郵便料金が算出された当該封筒と当該郵便料金との関連付けを行うと共に、適宜ログ管理用ファイルを作成する。そして、印刷データファイル作成手段42が、フォーマット記憶部44を参照して郵便料金が関連付けられた各封筒についてのデータを印刷するためのファイルを作成し、プリンタ25により印刷させるものである。
【0020】
ここで、図3に、対象顧客DB作成の説明図を示す。図3(A)はDB作成のフローチャートであり、図3(B)は対象顧客DBの内容の一例を示したものである。図3(A)において、まず顧客データ読込部31が発送データを取り込み(ステップ(S)1)、この発送データに記述されている発送対象の顧客データを、上記コンピュータネットワーク21(ホスト23)を介して顧客DB24より取得する(S2)。
【0021】
発送データ及び顧客データは対象顧客DB作成部32において、図3(B)に示すような、例えば各顧客のID、氏名、住所、年齢、車種(自動車保険の場合)、発送帳票種、また各用紙の重量、厚みのデータ(図示せず)等を内容とする対象顧客DB33を作成するものである(S3)。この場合、発送帳票種のデータに基づいて用紙の種類が特定され、挿入手段17の駆動が制御されると共に、当該帳票種(用紙)の各既知の重量に基づいて全重量が計算され、郵便料金の算出等が行われるものである。これにより、郵送による料金の把握、確認や封入、封緘のログ管理を容易に行うことができる。
【0022】
次に、図4〜図6に、本発明の用紙発送システムにおける用紙封入装置の概念説明図(1)〜(3)を示す。図4において、単片用紙供給手段14に単片用紙51が所定順に積み重ねられており、この単片用紙51には識別符号としてのバーコード52A,52Bが予め付されると共に、例えばその裏面に光学的に検出自在なマーク(図に表れず)が予め付されている。バーコード52Aは例えば用紙書類としての用紙名(例えば証書)、バージョン等のデータであり、バーコード52Bは例えば顧客固有のデータ(ID又は氏名等)である。なお、単片用紙に付されるバーコードの配置(例えば搬送方向に並べて付す)によっては単一のBCRでもよい。
【0023】
単片用紙供給手段14の搬送方向における次段の上方であって、単片用紙51に付されたバーコード52A,52Bの位置に対応した部分には第1及び第2のBCR15A,15Bが配置され、その次段の下方であって付されたマークに対応した部分にはOMR15Cが配置される。OMR15Cの次段はマークが検出されるまで用紙を積み重ねておく部分であり、その次段に加工手段(用紙折曲手段)16が配置されて所定枚数の単片用紙51の折曲加工された用紙群51Aが形成される。
【0024】
また、図5において、折曲加工された上記用紙群51Aは、搬送方向に対して挿入手段17の各用紙種類毎に設けられた例えば6段の挿入部17(1)〜17(6)が配置され、上記対象顧客DB33の発送帳票種のデータに基づいて上記制御手段13の駆動制御部38が駆動する。すなわち、発送対象の顧客に応じた用紙(帳票)を個別に丁合させるものである。そして、この挿入手段17で所定の用紙52(1)〜52(6)が挿入された顧客対応用紙群53が封入処理手段18に搬送される。
【0025】
図6において、封入処理手段18では、封筒(発送先記載が表示される窓を備える)61が所定数ストックされた封筒供給手段62が配置され、上記顧客対応用紙群53の搬送上であって、封入封緘部63に順次封筒を供給するように配置される。封入封緘部63の次段には当該封筒61Aの厚みを検出する厚み検出手段64が配置され、その次段に当該封筒61Aを反転させる反転部(図示せず)が配置される。
【0026】
そして、順次次段に、宛名を確認するための撮像カメラ65、封筒61に厚み(重量、郵便料金)に応じた光学的読み取り自在なマークを付与するマーク付与部66、OMRを備える種分部(図示せず)が配置される。マーク付与部66による付されるマークは、例えば封入される顧客対応用紙群53の重量に応じた郵便料金毎に行われ、このマークを検出(OMRは図示せず)することにより例えば郵便料金毎に種分けが行われる。なお、当該封入処理手段18における厚み検出、宛名確認、マーク付与に基づく判断処理及び判断結果のログ記録は、特に図示しないが、上記制御手段13で行われる。
【0027】
そこで、図7に、発送用紙の内容確認のフローチャートを示す。図7において、図4に示すように、単片用紙供給手段14より対象顧客DB33に応じた顧客対応の単片用紙51を供給する(S11)。搬送されてきた単片用紙51に付されたバーコード52Aの情報を第1のBCR15Aが読み取り、バーコード52Bの情報を第2のBCR15Bが読み取って、制御手段13の照合手段36(第1の認識照合部34及び第2の認識照合部35)に送出する(S12)。第1の認識照合部34では、バーコード52Aの情報より用紙種(発送用紙)を特定し、第2の認識照合部35ではバーコード52Bの情報より顧客を特定する(S13)。
【0028】
上記照合手段36は、特定した顧客に基づき対象顧客DB33より対応の顧客データを取得し(S14)、発送帳票種(発送用紙)の種類と、特定した用紙種とを照合する(S15)。照合の結果(S16)、一致すればOMR15Cでマーク検出が行われまで(S17)、積み重ね位置で待機される(S18)。すなわち、OMR15Cでマークが検出されるまで、順次単片用紙供給手段14より単片用紙51が供給されて積み重ね位置に積み重ねられる(S19)。OMR15Cでマークが検出されると(S19)、加工手段16に搬送されて折曲加工されて用紙群51Aとして挿入手段17に搬送される(S20)。
【0029】
挿入手段17では、図5に示すように、上記対象顧客DB33おける対象顧客の発送帳票種(発送用紙)のデータに応じて対応の挿入部17(1)〜17(6)より個別用紙を順次挿入する(S21)。当該挿入手段17による挿入が終了すると、顧客対応用紙群53として封入処理手段に搬送される(S22)。
【0030】
一方、上記照合手段36による照合の結果(S16)、対象顧客に対する発送用紙が異なり一致しないときには、制御手段13の駆動制御部38が用紙封入装置12の表示手段19にエラー信号を送出してエラー表示させると共に(S23)、加工手段16及び挿入手段17に対して駆動を停止させるものである(S24)。なお、この場合の状態がログ記録される。
【0031】
続いて、図8に、発送用紙の封入封緘のフローチャートを示す。図8において、図6に示すように、封筒61が封筒供給手段62より封入部63に順次供給され(S31)、搬送されてきた顧客対応用紙群53を封入する(S32)。当該顧客対応用紙群53が封入された封筒61Aは封緘され、厚み検出手段64により当該封筒61Aの厚みが検出される(S33)。検出された厚みが設定されている厚みか否かが判断される(S34)。すなわち、上記対象顧客DB33の発送帳票種(発送用紙)のデータに基づき、各用紙の既知の厚みより全体の厚みを算出(設定厚み)することができるものである。
【0032】
封入済封筒61Aの厚みが検出された後に反転されることで、住所、氏名が表示された窓部分が撮像カメラ65により撮像可能とされ、当該撮像カメラ65による撮像データにより宛名が確認される(S35)。確認は、対象顧客DB33のデータに基づいて当該対象顧客の住所、氏名が一致するか否かが判断される(S36)。その後、例えば郵便料金毎にマーク付与部66により封筒にマーキングされ、当該マークを検出し(S37)、種分けを行うものである(S38)。
【0033】
一方、厚み検出手段65による検出された厚みが設定厚みでないとき(S34)、また撮像カメラ65による宛名確認が一致しないときには(S36)、所定のログ記録を行うと共に、表示手段19にエラー信号を送出してエラー表示をさせるものである(S39)。なお、エラーを生じない場合でもその旨のログ記録が行われるものである。
【0034】
次に、図9に、用紙発送のログ管理のフローチャートを示す。図9において、まず重量計算部39が対象顧客DB33より対象の顧客に対する発送用紙のデータを取得すると共に、印刷データファイル作成部42がエラー等のログ記録を読み出す(S41)。重量計算部39は、読み出したデータに基づいて発送対象の用紙の重さより全重量を計算する(S42)。計算された全重量に基づいて料金データ算出部40で料金テーブル43を参照して対象封筒の郵便料金が算出され、関連付け部41で当該封筒との関連付けが行われる(S43)。
【0035】
印刷データファイル作成部42が、印刷書式フォーマットの読み込みを行い(S44)、上記郵便料金が関連付けられた封筒の情報と、上記読み込んだログ記録を当該印刷書式フォーマットに合わせた印刷データファイルを作成する(S45)。そして、コンピュータネットワーク21(図1(B)参照)を介してプリンタ25により印刷させるものである(S46)。
【0036】
このように、作成した対象顧客DBに基づいて、発送対象の顧客に対して単片用紙の種類を、付された識別符号を確認しながら搬送し、対応の挿入用紙を挿入されるべき用紙又は用紙群に確実に挿入させることができることから、作業効率を向上させることができ、歩留りを向上させることができるものである。
【0037】
なお、上記実施形態では、保険会社の証書発送、ダイレクトメールに適用した場合を示したが、これに限らず、銀行、証券会社等の金融業界における証書、用紙等の帳票の発送処理に適用することができるのはもちろん、他業種においても複数枚の用紙を対応の顧客に発送するダイレクトメールや帳票等の発送処理に適用することができるものである。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、予め発送用紙のデータを含む用紙発送のための対象顧客データベースを作成しておき、供給手段により順次供給される所定の識別符号が付された単片の用紙に対し、読取手段が当該識別符号を読み取り、制御手段において発送先、用紙種類を特定して種類毎の単片用紙をそれぞれ段階毎に挿入する挿入手段を駆動制御し、また、一の封筒内に封入される用紙群の重量を対象顧客データベースに基づき算出して当該封筒の郵便料金を当該封筒と関連付けて算出させることにより、挿入用紙を挿入されるべき用紙に確実に挿入させて作業効率の向上、歩留りの向上を図ることができ、郵送による料金の把握、確認や封入、封緘のログ管理を容易に行うことができるものである。
【0039】
請求項2、3の発明によれば、制御手段において、対象顧客データベースに基づき単片用紙より読み取った識別符号のデータを照合させ、不一致のときに適宜挿入手段の駆動を停止させ、適宜エラー表示させることにより、異なる用紙の挿入が回避され、ひいては作業効率の向上、歩留りの向上が図られる。
【0040】
請求項の発明によれば、挿入手段の用紙挿入後に封筒に封入、封緘し、封入後の厚みを厚み検出手段で測定させることにより、封入用紙を確認でき、ひいては作業効率の向上、歩留りの向上が図られる。
請求項の発明によれば、算出された郵便料金が関連付けられた所定数の封筒に関するデータを印刷させることにより、郵送による料金の把握、確認や封入、封緘のログ管理を容易に行うことができる。
【0041】
請求項の発明によれば、制御手段を含む端末をコンピュータネットワークに接続させ、少なくとも顧客データが格納されている顧客データベースのアクセス自在とさせることにより、遠隔地においても容易、確実に用紙発送処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙発送システムのブロック構成図である。
【図2】図1の制御手段のブロック構成図である。
【図3】対象顧客DB作成の説明図である。
【図4】本発明の用紙発送システムにおける用紙封入装置の概念説明図(1)である。
【図5】本発明の用紙発送システムにおける用紙封入装置の概念説明図(2)である。
【図6】本発明の用紙発送システムにおける用紙封入装置の概念説明図(3)である。
【図7】発送用紙の内容確認のフローチャートである。
【図8】発送用紙の封入封緘のフローチャートである。
【図9】用紙発送のログ管理のフローチャートである。
【符号の説明】
11 用紙発送システム
12 用紙封入装置
13 制御手段
14 単片用紙供給手段
15 識別符号読取手段
16 加工手段
17 挿入手段
18 封入処理手段
19 表示手段
21 コンピュータネットワーク
24 顧客DB
25 プリンタ
33 対象顧客DB
36 照合手段
38 駆動制御部
39 重量計算部
40 料金データ算出部
42 印刷データフィル作成部
51 単片用紙
51A 用紙群
52 挿入用紙
53 顧客対応用紙群
61 封筒
61A 封入済封筒

Claims (6)

  1. 搬送される単片の用紙又は当該単片の用紙が加工された用紙群に対して、挿入対象である発送先顧客に応じた種類毎の単片用紙をそれぞれ段階毎に挿入する挿入手段を備え、挿入後に用紙群を封筒に封入、封緘して発送状態とする封入処理手段を備える用紙発送システムにおいて、
    少なくとも、発送先顧客を特定するための識別符号及び発送先顧客に応じて発送する用紙の前記種類を特定するための識別符号が付された単片の用紙を順次供給する単片用紙供給手段と、
    前記単片用紙供給手段より供給される前記用紙に付された識別符号を読み取る識別符号読取手段と、
    少なくとも、予め顧客データが格納されている顧客データベースより発送データに基づいて対象の顧客に関する顧客データ及び発送用紙のデータを取得して用紙発送のための対象顧客データベースを作成しておき、前記識別符号読取手段で読み取った識別符号により発送先を特定すると共に、前記用紙種類を特定し前記挿入手段を駆動制御して挿入させるべき用紙を前記搬送される単片の用紙又は用紙群に対して挿入させ、また、一の封筒内に封入される用紙群の全重量を当該対象顧客データベースに基づき用紙毎の重量から算出して当該封筒の郵便料金を当該封筒と関連付けて算出する制御手段と、
    を有することを特徴とする用紙発送システム。
  2. 請求項1記載の用紙発送システムであって、前記制御手段は、前記識別符号読取手段で読み取った識別符号のデータと、前記対象顧客データベースより読み取った顧客データとを照合する照合手段を備えることを特徴とする用紙発送システム。
  3. 請求項記載の用紙発送システムであって、前記制御手段は、前記照合手段による照合の結果、不一致のときに少なくとも、前記挿入手段の駆動を停止させ、又は表示手段でエラー表示させることを特徴とする用紙発送システム。
  4. 請求項記載の用紙発送システムであって、前記封入処理手段は、封入、封緘後に前記封筒の厚みを測定する厚み検出手段を備えることを特徴とする用紙発送システム。
  5. 請求項記載の用紙発送システムであって、少なくとも、前記郵便料金が関連付けられた所定数の封筒に関するデータを印刷する印刷手段を備えることを特徴とする用紙発送システム。
  6. 請求項に記載の用紙発送システムであって、前記制御手段を含む端末をコンピュータネットワークに接続させ、前記顧客データベースに対して当該コンピュータネットワークを介してアクセス自在とさせることを特徴とする用紙発送システム。
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