JP4155134B2 - 車両用遠隔制御装置 - Google Patents
車両用遠隔制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4155134B2 JP4155134B2 JP2003271380A JP2003271380A JP4155134B2 JP 4155134 B2 JP4155134 B2 JP 4155134B2 JP 2003271380 A JP2003271380 A JP 2003271380A JP 2003271380 A JP2003271380 A JP 2003271380A JP 4155134 B2 JP4155134 B2 JP 4155134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal input
- signal
- vehicle
- receiving unit
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
また、本願請求項2の発明は、上記請求項1の発明において、上記減衰手段は、上記イグニッションスイッチがOFF状態のとき、上記タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットの信号入力ラインへのアンテナ電流の一部を、上記キーレスエントリシステムの受信ユニットの信号入力ラインに供給することを特徴としたものである。
特に、エンジンが駆動されているか/停止しているか、の少なくとも何れか一方に応じて、換言すれば、受信ユニットがエンジン駆動中に用いられる制御システムのものであるか、またはエンジン停止中に用いられる制御システムのものであるかに応じて、各信号入力ラインのスイッチ手段のON/OFF状態をそれぞれ切り換えることができる。とりわけ、車両のエンジンを駆動/停止させるイグニッションスイッチにより、つまり、受信ユニットがエンジン駆動中に用いられる制御システムのものであるか、またはエンジン停止中に用いられる制御システムのものであるかに応じて、各信号入力ラインのスイッチ手段のON/OFF状態をそれぞれ切り換えることができる。
また、特に、制御システムの1つとして、基本的にエンジン停止中に用いられるシステムであるキーレスエントリシステムが含まれ、他の1つとして、基本的にエンジン駆動中に用いられるシステムであるタイヤ空気圧警報システムが含まれる場合について、上記の効果を奏することができる。とりわけ、上記タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットの信号入力ラインには、上記スイッチ手段をバイパスするバイパス回路が設けられているので、スイッチ手段がOFF状態に切り換えられても、バイパス回路を介して上記受信ユニットに信号を伝送することができる。ここに、上記バイパス回路には当該回路に入力された信号を減衰して伝送する減衰手段が介設されているので、上記スイッチ手段がON状態の場合のような通常量のアンテナ電流が流れることはなく、電力消費がそれだけ少なくて済む。すなわち、エンジンの駆動が停止され、これに伴って上記スイッチ手段がOFF状態に切り換えられた場合でも、少ない電力消費でタイヤ空気圧警報システムを用いることが可能になる。
また、本願請求項2の発明によれば、上記減衰手段は、イグニッションスイッチがOFF状態のとき、タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットの信号入力ラインへのアンテナ電流の一部を、キーレスエントリシステムの受信ユニットの信号入力ラインに供給してアンテナ電流の供給量を増大でき、キーレスエントリシステムを高精度で駆動できる。
本実施の形態に係る車両用遠隔制御装置は、所定の信号を出力する送信機と、該送信機からの出力信号に基づいて所定の車載機器を制御する受信ユニットとの組み合わせをそれぞれ備えた複数の制御システムを含むもので、具体的には、この複数の制御システムとして、例えば、所謂キーレスエントリシステムとタイヤ空気圧警報システムとが含まれている。
図1は、本実施形態の参考例に係る車両用遠隔制御装置の受信アンテナの信号伝送回路を概略的に示す説明図である。この図に示されるように、本参考例では、車両用遠隔制御装置の受信アンテナの信号伝送回路には、上記各制御システム(キーレスエントリシステム及びタイヤ空気圧警報システム)の各送信機(不図示)からの出力信号を受信する受信アンテナとして、共通の受信アンテナAnが設けられ、この共用化された受信アンテナAnには、複数の信号入力ライン、つまり、タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットのチューナT1(第1チューナ)への信号入力ラインL1(第1信号入力ライン)と、キーレスエントリシステムの受信ユニットのチューナT2(第2チューナ)への信号入力ラインL2(第2信号入力ライン)とが接続されている。
このような回路構成とすることにより、各信号ラインを個別に共通アンテナに接続する場合に比して、共通の受信アンテナAnと各受信ユニットのチューナT1,T2とを接続する信号ラインの配線を、より簡素化することができる。
従って、当該信号入力ラインに接続された受信ユニットのチューナが、エンジン駆動中に用いられる制御システム(タイヤ空気圧警報システム)のものであるか、またはエンジン停止中に用いられる制御システム(キーレスエントリシステム)のものであるかに応じて、各信号入力ラインL1,L2のスイッチS1,S2のON/OFF状態をそれぞれ切り換えることができる。
すなわち、当該タイヤ空気圧警報システム側の第1信号入力ラインL1について、タイヤ空気圧警報システムの稼動中には確実に信号の伝送を行わせ、タイヤ空気圧警報システムが用いられることがなく信号の伝送が不要な場合には、第1スイッチS1をOFF状態として信号伝送を不能にすることができる。
すなわち、当該キーレスエントリシステム側の第2信号入力ラインL2について、キーレスエントリシステムの稼動中には確実に信号の伝送を行わせ、キーレスエントリシステムが用いられることがなく信号の伝送が不要な場合には、第2スイッチS2をOFF状態として信号伝送を不能にすることができる。
上記参考例では、イグニッションスイッチIGがON状態に維持されてタイヤ空気圧警報システムの受信ユニットのチューナT1(第1チューナ)への信号入力ラインL1が通電可能(第1スイッチS1:ON)に維持された状態から、イグニッションスイッチIGがOFFされると、その時点で第1スイッチS1がOFFされて第1信号入力ラインL1の通電が不能となる。つまり、エンジンの駆動が停止されると、その時点でタイヤ空気圧警報システムの機能が停止されるようになっている。
尚、この実施形態の説明において、上述の参考例における場合と実質的に同様の構成を備え、実質的に同様の作用をなすものについては、同一の符号を付し、それ以上の説明は省略する。
図3に示されるように、この実施形態では、タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットのチューナT1(第1チューナ)への信号入力ラインL1(第1信号入力ライン)には、第1スイッチS1をバイパスするバイパス回路L3が設けられ、該バイパス回路L3には、当該回路L3に入力された信号を減衰して伝送する減衰手段としての所謂アッテネータAtが介設されている。
但し、第1スイッチS1とは逆に、この第3スイッチS3の場合には、図4に示されるように、イグニッションスイッチIGがOFF状態でエンジンが停止している場合にON状態が維持され、イグニッションスイッチIGがONされエンジンが駆動されると、OFF状態に切り換えられるように設定されている。
一方、イグニッションスイッチIGがON状態に切り換えられた場合には、第1スイッチS1もON状態に切り換えられると共に、第3スイッチS3及び第2スイッチS2がOFF状態に切り換えられるので、第1信号入力ラインL1についてのみ、アンテナ電流が通電可能となる。
At アッテネータ
IG イグニッションスイッチ
L1,L2 信号入力ライン
L3 バイパス回路
Ln メイン信号ライン
S1,S2,S3 スイッチ
T1,T2 チューナ
Claims (5)
- 所定の信号を出力する送信機と、該送信機からの出力信号に基づいて所定の車載機器を制御する受信ユニットとの組み合わせをそれぞれ備えた複数の制御システムが含まれた車両用遠隔制御装置において、
上記制御システムの1つは、車両の開閉体をロック・アンロックさせる信号を出力する送信機と、該送信機の出力信号に基づいて上記開閉体のロック・アンロック機構の動作を制御する受信ユニットの組み合わせを備えたキーレスエントリシステムで、他の1つは、上記車両のタイヤ空気圧の情報信号を出力する送信機と、該送信機の出力信号に基づいて上記車両の各タイヤの空気圧を検知する受信ユニットの組み合わせを備えたタイヤ空気圧警報システムであり、
上記各送信機からの出力信号を受信する共通の受信アンテナと、
該受信アンテナで受信した各受信信号を上記各受信ユニットにそれぞれ入力する複数の信号入力ラインと、
上記各信号入力ラインにそれぞれ設けられたスイッチ手段と、
上記各スイッチ手段のON/OFF状態をエンジンの駆動/停止に応じてそれぞれ切り換える切換手段と、を備え、
該切換手段は、車両のエンジンを駆動/停止させるイグニッションスイッチであり、
上記タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットの信号入力ラインには、上記スイッチ手段をバイパスするバイパス回路が設けられ、該バイパス回路には、上記イグニッションスイッチがOFF状態のとき、当該回路に入力された信号を減衰して伝送することで、上記タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットの信号入力ラインへのアンテナ電流の供給を減少させる減衰手段が介設されている、
ことを特徴とする車両用遠隔制御装置。 - 上記減衰手段は、上記イグニッションスイッチがOFF状態のとき、上記タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットの信号入力ラインへのアンテナ電流の一部を、上記キーレスエントリシステムの受信ユニットの信号入力ラインに供給することを特徴とする請求項1記載の車両用遠隔制御装置。
- 上記複数の信号入力ラインは、上記受信アンテナから引き出された1本の信号ラインから分岐して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用遠隔制御装置。
- 上記キーレスエントリシステムの受信ユニットの信号入力ラインに設けられたスイッチ手段は、エンジン駆動中にはOFF状態に維持され、エンジンの駆動停止に応じてON状態に切り換えられる、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一に記載の車両用遠隔制御装置。
- 上記タイヤ空気圧警報システムの受信ユニットの信号入力ラインに設けられたスイッチ手段は、エンジン停止中にはOFF状態に維持され、エンジンの駆動に応じてON状態に切り換えられる、ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一に記載の車両用遠隔制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271380A JP4155134B2 (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 車両用遠隔制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003271380A JP4155134B2 (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 車両用遠隔制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005029039A JP2005029039A (ja) | 2005-02-03 |
JP4155134B2 true JP4155134B2 (ja) | 2008-09-24 |
Family
ID=34209274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003271380A Expired - Fee Related JP4155134B2 (ja) | 2003-07-07 | 2003-07-07 | 車両用遠隔制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4155134B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4599579B2 (ja) * | 2005-03-02 | 2010-12-15 | 本田技研工業株式会社 | 二輪車用タイヤ空気圧検出システム |
JP5233951B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2013-07-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用通信システム |
-
2003
- 2003-07-07 JP JP2003271380A patent/JP4155134B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005029039A (ja) | 2005-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4552995B2 (ja) | 車載装置、および車両用複合制御システム | |
US7061137B2 (en) | Vehicle data communications bus disrupter and associated methods | |
KR100766189B1 (ko) | 차량 도어 제어 시스템 및 방법 | |
JP5311837B2 (ja) | 車両用キーレスエントリ装置 | |
US20080100429A1 (en) | Tire pressure monitoring (tpm) and remote keyless entry (rke) system for a vehicle | |
JP2006045908A (ja) | 車載機器遠隔操作システム | |
JP2006233533A (ja) | 車両用遠隔操作装置 | |
WO2008004459A1 (fr) | Dispositif sans clé pour véhicule | |
JP2015190273A (ja) | 電子キーシステム | |
US20030011487A1 (en) | Electronic control unit for a motor vehicle with data networks and immobilizer | |
US9656631B1 (en) | Remote function control system with wireless databus device and associated wireless security sensor for a vehicle having a data communications bus and related methods | |
US20170197588A1 (en) | Remote function device and associated wireless security sensor for a vehicle having a data communications bus and related methods | |
JP5462088B2 (ja) | 車載ネットワークシステム | |
JP4435632B2 (ja) | キーレスエントリー装置 | |
US9925956B2 (en) | Remote function control system with remote function device and associated wireless security sensor for a vehicle having a data communications bus and related methods | |
US11142165B2 (en) | Vehicle system including remote start data bus command sending based upon a short-range link and related methods | |
JP4155134B2 (ja) | 車両用遠隔制御装置 | |
US8193945B2 (en) | System and method for remote activation using a transmitter switch array | |
CA2974521C (en) | Vehicle system including security unit providing degradation commands via a vehicle data bus and related methods | |
WO2018070401A1 (ja) | 電子キーシステム | |
KR20090108443A (ko) | 수동 키 및 스마트 키를 이용한 차량 제어 방법 및 이를이용한 차량 및 스마트 키 신호 처리기 | |
US8843091B2 (en) | Remote keyless entry and tire pressure monitoring radio communication system, receiver, and communication method that switches a reception mode of a receiver between a first reception mode and a second reception mode | |
JP2005178635A (ja) | 車両制御装置 | |
JP5428317B2 (ja) | キーレスエントリーシステム | |
JP4029826B2 (ja) | Lin通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051108 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080325 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080617 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080630 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |