JP4155005B2 - エンジンルーム内の配線又は配管構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンルーム内の吸音構造および配線又は配管構造に係り、特に、エンジン内で発生する音を吸収することによりエンジンルーム外への音洩れを防止するうえで好適なエンジンルーム内の吸音構造および配線又は配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、エンジン作動時における音の車外への洩れを防止する車両の構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この構造においては、エンジンルームを囲む壁体の外側に電気配線又は配管が配設され、その外側がカバーで覆われている。この場合には、エンジンルームと車外との間に、壁体とカバーとの二重構造が介在する。このため、上記従来の構造によれば、単一構造に比べて遮音性が向上し、エンジン作動時における騒音の発生が効果的に防止される。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−22213号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に開示される構造では、遮音性を向上させるために、エンジンルームとは別の閉塞空間を設け、その閉塞空間に電気配線又は配管を配置する必要があるため、部品点数が増大し、また、組付け作業性やメンテナンス性が悪化する不都合が生ずる。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、簡素な構成でエンジンルーム内で発生する音の車外への洩れを効果的に防止することが可能なエンジンルーム内の吸音構造および配線又は配管構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、エンジンルーム内に配設された互いに長手方向が一致する3本以上の配線又は配管の構造であって、各配線又は配管の外面に吸音部材を設け、かつ、前記長手方向から見て、互いに隣接する第1及び第2の配線又は配管の中心同士を結んだ線分のほぼ中点を通りかつ該線分にほぼ直交する直線上に中心が位置し、該中心と前記第1及び第2の配線又は配管の中心とを結んだ際の形状が正三角形となるように第3の配線又は配管を配置すると共に、前記長手方向から見て、前記第1の配線又は配管と前記第2の配線又は配管との隙間、前記第2の配線又は配管と前記第3の配線又は配管との隙間、及び前記第3の配線又は配管と前記第1の配線又は配管との隙間をそれぞれ、他の配線又は配管の直径よりも小さくなるように設定したエンジンルーム内の配線又は配管構造により達成される。
【0015】
本発明において、互いに長手方向が一致しかつ隣接する第1及び第2の配線又は配管の、長手方向から見た中心を結んだ線分のほぼ中点を通りかつ該線分にほぼ直交する直線上には、第3の配線又は配管の中心が位置される。そして、第1〜第3の配線又は配管の中心同士を結んだ際の形状が正三角形となるように第3の配線又は配管が配置される。かかる構成においては、配線又は配管に向けて進行する音はその表面の吸音部材に吸収され、また、隣接する2本の配線又は配管の隙間に向けて進行する音は第3の配線又は配管の表面の吸音部材に効果的に吸収されるので、エンジンルーム内の音が各配線又は配管の隙間を抜けて通過し難い。このため、広範囲にわたってエンジンルーム内の音圧が下がるので、エンジンルーム内で発生する音の車外への洩れが簡素な構成で効果的に防止される。
ところで、上記したエンジンルーム内の配線又は配管構造において、前記吸音部材は、前記配線又は配管の外周側へ向けて開口する空間部と、前記空間部の開口部を塞ぐ吸音材と、により構成されていることとしてもよい。
また、上記したエンジンルーム内の配線又は配管構造において、前記吸音材は、前記空間部の底面から、所定の周波数成分を有する音の波長に対応した距離だけ離れた位置に配設されていることとすれば、吸音部材にエンジンルーム内の所定の周波数成分帯域の音を吸収させることができる。
更に、上記したエンジンルーム内の配線又は配管構造において、前記配線又は配管は、長手方向がエンジンルーム内の通気方向に一致するように配置されていることとすれば、エンジンルーム内の冷却性能を維持しつつ、吸音部材によるエンジンルーム内の音圧の低下を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施例である車両10のエンジンルーム12を車幅方向に沿って切断した際の断面図を示す。また、図2は、本実施例のエンジンルーム12を車幅方向に沿って切断した際の要部の拡大断面図を示す。車両10のエンジンルーム12内には、車両10の動力であるエンジン14が搭載されている。エンジンルーム12は、サイドカバー16と、フードパネル18と、エンジンアンダカバー20と、により囲まれる空間である。
【0017】
車両10は、例えばエンジン14とラジエータとを結ぶエンジン冷却水の流通する配管等、及び、例えば電動ファンやヘッドランプ等と制御ユニットとを結ぶ電気配線を有している。以下、例えばラジエータやランプ,エアコン等の、エンジンルーム12内の前部又エンジンルーム12前部に隣接する部位に配設される電子部品又は冷媒装置等と、エンジンルーム12内の後部又はエンジンルーム12後方に配設された電子部品又は冷媒装置等とを結ぶ配線又は配管を、配線・配管22と称す。配線・配管22は、エンジンルーム12内に複数設けられている。尚、図1及び図2には、エンジンルーム12内に3本の配線・配管22が設けられた場合を示している。以下、それらの3本の配線・配管22を適宜、配線・配管22-1,22-2,22-3とする。
【0018】
各配線・配管22は、円筒状の部材であり、その一部がエンジンルーム12内においてサイドカバー16に平行に車両前後方向に延在するように、すなわち、長手方向が車両走行時における通気方向と一致するように配置されている。各配線・配管22は、サイドカバー16やエンジンアンダカバー20にブラケット等を介して取り付け固定されている。
【0019】
複数の配線・配管22は、互いに長手方向が一致しており、隣接する配線・配管22と所定の隙間(例えば、5cm)を空けて配設されている。互いに隣接する2本の配線・配管22の、長手方向から見た隙間の開口近傍には、3本目の配線・配管22が配置されている。この3本目の配線・配管22は、それら互いに隣接する2本の配線・配管22の、長手方向から見た中心Oを結んだ線分のほぼ中点Cを通りかつ該線分にほぼ直交する直線上に、長手方向から見た中心Oが位置するように配置される。すなわち、互いに隣接する3本の配線・配管22は、その長手方向から見た中心Oを結んだ際の形状が正三角形となるように配置される。
【0020】
尚、この際、互いに隣接する2本の配線・配管22-1,22-2の、長手方向から見た隙間は、3本目の配線・配管22-3の直径よりも小さくなるように設定されている。また、同様に、互いに隣接する2本の配線・配管22-2,22-3の、長手方向から見た隙間は、3本目の配線・配管22-1の直径よりも小さくなるように設定されていると共に、互いに隣接する2本の配線・配管22-3,22-1の、長手方向から見た隙間は、3本目の配線・配管22-2の直径よりも小さくなるように設定されている。
【0021】
各配線・配管22には、その全周を覆うように吸音材24が取り付けられている。吸音材24は、配線・配管22の径方向に所定の厚さ(例えば、30mm)を有しており、吸音性を有する例えばグラスウール等の無機質繊維材料、アルミニウム繊維等の金属繊維材料、ポリスチレン系樹脂やポリエチレン系樹脂等の合成樹脂発砲体、ウレタンやゴム系の軟質材料、或いは、多孔質材料等により構成されている。吸音材24は、進入した音波をその粘性と熱伝導との作用で弱める機能を有している。
【0022】
上記の構成において、配線・配管22に向けて進行した音は、その外表面に設けられた吸音材24に吸収される。また、上記の如く、互いに隣接する2本の例えば配線・配管22-1,22-2の、長手方向から見た隙間の開口近傍には、それらの中心O-1,O-2を結んだ線分のほぼ中点Cを通りかつ該線分にほぼ直交する直線上に中心O-3が位置する他の配線・配管22-3が配置されるため、その隙間に向けて進行した音は、配線・配管22-3に向けて進行することとなり、その結果、その配線・配管22-3の外表面に設けられた吸音材24に効果的に吸収される。また、同様に、配線・配管22-2,22-3の隙間に向けて進行した音は、配線・配管22-1に向けて進行することとなり、その結果、その配線・配管22-1の外表面に設けられた吸音材24に効果的に吸収されると共に、配線・配管22-3,22-1の隙間に向けて進行した音は、配線・配管22-2に向けて進行することとなり、その結果、その配線・配管22-2の外表面に設けられた吸音材24に効果的に吸収される。
【0023】
すなわち、本実施例の配線・配管22の構造においては、エンジンルーム12内の音が各配線・配管22の隙間を抜けて通過し難く、エンジンルーム12内の音圧が効果的に低下する。この構造においては、同一形状の配線・配管22が複数隙間なく束になっている構造に比して、エンジンルーム12内の音圧が広範囲にわたって低下する。このため、エンジンルーム12から車外への放出音が低減され、エンジンルーム12内で発生する音が車外へ洩れるのが効果的に防止される。
【0024】
この点、本実施例においては車外への放出音を低減するために、周囲に吸音材24が設けられた配線・配管22をエンジンルーム12内に上記の如く配置すればよいので、配線・配管22を配置するためのエンジンルーム12とは別の閉塞空間を設けることは不要である。このため、本実施例の吸音構造においては、エンジンルーム12とは別の閉塞空間を設けることによる部品点数の増大を招くことはなく、また、配線・配管22の組付け作業性,メンテナンス性を損なうことはない。従って、本実施例の吸音構造によれば、エンジンルーム内で発生する音の車外への洩れを簡素な構成で効果的に防止することが可能となっている。
【0025】
尚、本実施例において、各配線・配管22は、上記の如く、その長手方向が車両走行時における通気方向と一致するように配置されている。この場合には、複数の配線・配管22の隙間に沿って空気が流通し易いものとなるので、エンジンルーム12内の冷却性能が損なわれることは回避される。従って、本実施例の配線・配管22の構造によれば、エンジンルーム12内の冷却性能を高く維持しつつ、吸音部材によるエンジンルーム内の音圧の低下を実現することが可能である。
【0026】
尚、上記の第1実施例においては、配線・配管22が特許請求の範囲に記載した「配線又は配管」、「第1の配線又は配管」、「第2の配線又は配管」、及び「第3の配線又は配管」に、吸音材24が特許請求の範囲に記載した「吸音部材」に、それぞれ相当している。
【0027】
次に、上記図1及び図2と共に、図3乃至図5を参照して、本発明の第2実施例について説明する。
【0028】
図3は、本実施例の吸音構造の断面斜視図を示す。図4は、本実施例のエンジンルーム内の吸音構造における吸音原理を説明するための図を示す。また、図5は、本実施例のエンジンルーム内の吸音構造であるセル構造を説明するための図を示す。尚、図3乃至図5において、上記図1及び図2に示す構成部分と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0029】
本実施例において、各配線・配管22には、その全周を覆うように吸音部材50が取り付けられている。吸音部材50は、セル空間部52と吸音材54とにより構成されている。セル空間部52は、配線・配管22の外表面を底面とし、仕切板56により仕切られた側面を有し、配線・配管22の外周側へ向けて開口している。セル空間部52は、配線・配管22の外周に複数規則正しく並んで設けられている。セル空間部52はすべて、ほぼ同一の径方向深さを有しており、また、ほぼ同一の開口幅を有している。セル空間部52を構成する仕切板56は、アルミニウム板や鋼板等により、或いは、ポリプロピレン系樹脂の如き硬質樹脂により形成されている。
【0030】
吸音材54は、セル空間部52の開口面に設けられたシート状の部材であり、セル空間部52の開口部を塞いでいる。吸音材54は、配線・配管22の径方向に所定の厚さ(例えば、2mm)を有しており、吸音性を有する例えばグラスウール等の無機質繊維材料、アルミニウム繊維等の金属繊維材料、ポリスチレン系樹脂やポリエチレン系樹脂等の合成樹脂発砲体、ウレタンやゴム系の軟質材料、或いは、多孔質材料等により構成されている。吸音材54は、進入した音波をその粘性と熱伝導との作用で弱める機能を有している。
【0031】
上記の構成において、セル空間部52に波長λの音波が入射すると、そのセル空間部52には、その入射波と配線・配管22の外表面(すなわち、空間部52の底面)により反射した反射波との合成により定材波が形成される。この際、定在波は、空間部52の底面から波長λの1/4を奇数倍だけ離れた位置に腹を有し、その位置で音波の粒子速度が最大となるものである。吸音部材50を用いて音をより効果的に吸収するうえでは、音波の粒子速度が最大となる位置に吸音材54を設けることが有効である。
【0032】
そこで、本実施例において、セル空間部52の径方向深さは、配線・配管22の外表面から、吸収すべきエンジン14の燃焼音の音波(例えば、周波数1kHz〜3kHz)の1/4波長(例えば、28mm〜85mm)に設定され、吸音材54は、セル空間部52の底面からエンジン燃焼音の音波の1/4波長だけ離れた位置に配設される。このため、かかる吸音部材50の構造によれば、エンジン14で発生し配線・配管22に向けて進行した所定周波数帯域の燃焼音は、その音波の粒子速度が最も高い位置で吸音材54を通過するので、効率的に吸音材54に吸収される。
【0033】
尚、セル空間部52の径方向深さおよび吸音材54の位置は、配線・配管22の外表面またはセル空間部52の底面からエンジン燃焼音の音波の1/4波長の奇数(3,・・・2n+1)倍に設定することとしても、同様の効果を実現することはできるが、吸音部材50の径方向厚さを小さく抑制することを考慮すれば、その1/4波長に設定することが適切である。
【0034】
また、各セル空間部52の開口幅は、仕切板56により、吸収すべきエンジン燃焼音の音波の波長λよりも小さく設定される。この場合、音波は、セル空間部52の開口面へ斜めに入射しても、図5に示す如くセル空間部52内においてその開口面に垂直な方向へ向けて進行し、整流され易くなる。このため、本実施例においては、エンジン燃焼音の定在波が形成され易く、これにより、吸音材54によるエンジン燃焼音の吸収を効果的に行うことが可能となっている。尚、この各セル空間部52の開口幅を、エンジン燃焼音の音波の波長λよりも小さい範囲でできるだけ大きくすることとすれば、セル空間部52の開口面へある程度斜めに入射する音波もそのセル空間部52内を進行するので、エンジンルーム12内で発生するエンジン燃焼音の吸収性能を広範な周波数帯域にわたって確保することが可能となる。
【0035】
また、本実施例の配線・配管22の構造は、上記した第1実施例の配線・配管22の構造と同様に、互いに隣接する2本の例えば配線・配管22-1,22-2の、長手方向から見た隙間の開口近傍に、それらの中心O-1,O-2を結んだ線分のほぼ中点Cを通りかつ該線分にほぼ直交する直線上に中心O-3が位置する他の配線・配管22-3が配置されるものである。従って、本実施例においても、エンジンルーム12内の音が、配線・配管22の外表面に設けられた吸音部材50に効果的に吸収され、各配線・配管22の隙間を抜けて通過し難いので、エンジンルーム12内の音圧が効果的に低下する。このため、エンジンルーム12から車外への放出音が低減され、エンジンルーム12内で発生する音が車外へ洩れるのが効果的に防止されている。
【0036】
この点、本実施例においても車外への放出音を低減するために、周囲に吸音部材50が設けられた配線・配管22をエンジンルーム12内に上記の如く配置すればよいので、配線・配管22を配置するためのエンジンルーム12とは別の閉塞空間を設けることは不要であり、従って、本実施例の吸音構造においても、エンジンルーム内で発生する音の車外への洩れを簡素な構成で効果的に防止することが可能である。
【0037】
尚、上記の第2実施例においては、セル空間部52が特許請求の範囲に記載した「空間部」に、吸音材54が特許請求の範囲に記載した「吸音材」に、それぞれ相当している。
【0038】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、表面に吸音部材が設けられた複数本の配線又は配管を効果的に配置することで、エンジンルーム内で発生する音の車外への洩れを簡素な構成で効果的に防止することができる。また、吸音部材によるエンジンルーム内の音圧の低下を広範囲にわたって実現することができる。
【0039】
請求項3記載の発明によれば、吸音部材にエンジンルーム内の所定周波数成分帯域の音を吸収させることができる。
【0040】
請求項4記載の発明によれば、エンジンルーム内の冷却性能を維持しつつ、吸音部材によるエンジンルーム内の音圧の低下を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である吸音構造および配線又は配管構造を備える車両のエンジンルームを車幅方向に沿って切断した際の断面図である。
【図2】本実施例のエンジンルームを車幅方向に沿って切断した際の要部の拡大断面図である。
【図3】本発明の第2実施例であるエンジンルーム内の吸音構造の断面斜視図である。
【図4】本実施例のエンジンルーム内の吸音構造における吸音原理を説明するための図である。
【図5】本実施例のエンジンルーム内の吸音構造であるセル構造を説明するための図である。
【符号の説明】
10 車両
12 エンジンルーム
22 配線・配管
24,54 吸音材
50 吸音部材
52 セル空間部
Claims (4)
- エンジンルーム内に配設された互いに長手方向が一致する3本以上の配線又は配管の構造であって、
各配線又は配管の外面に吸音部材を設け、かつ、
前記長手方向から見て、互いに隣接する第1及び第2の配線又は配管の中心同士を結んだ線分のほぼ中点を通りかつ該線分にほぼ直交する直線上に中心が位置し、該中心と前記第1及び第2の配線又は配管の中心とを結んだ際の形状が正三角形となるように第3の配線又は配管を配置すると共に、
前記長手方向から見て、前記第1の配線又は配管と前記第2の配線又は配管との隙間、前記第2の配線又は配管と前記第3の配線又は配管との隙間、及び前記第3の配線又は配管と前記第1の配線又は配管との隙間をそれぞれ、他の配線又は配管の直径よりも小さくなるように設定したことを特徴とするエンジンルーム内の配線又は配管構造。 - 前記吸音部材は、前記配線又は配管の外周側へ向けて開口する空間部と、前記空間部の開口部を塞ぐ吸音材と、により構成されていることを特徴とする請求項1記載のエンジンルーム内の配線又は配管構造。
- 前記吸音材は、前記空間部の底面から、所定の周波数成分を有する音の波長に対応した距離だけ離れた位置に配設されていることを特徴とする請求項2記載のエンジンルーム内の配線又は配管構造。
- 前記配線又は配管は、長手方向がエンジンルーム内の通気方向に一致するように配置されていることを特徴とする請求項1記載のエンジンルーム内の配線又は配管構造。
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