JP4152311B2 - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、乳幼児用、大人用或いは失禁用などに用いる使い捨ておむつなどの使い捨て吸収性物品に関する。
従来、この種の使い捨ておむつは、透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に吸収体を配設し、背側腰回り部、両側に脚回り部を有する股下回り部および腹側腰回り部を長手方向に順次に一体的に形成し、この吸収体は幅方向に分割した第1及び第2の吸収体部とにて形成し、この第1及び第2の吸収体部との間に非吸収空間部を形成し、この非吸収空間部に臨ませて透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に拡散シートを配設した使い捨ておむつ本体の構成が採られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−293034号公報(第5頁、図6)
解決しようとする問題点は、上記構成の使い捨ておむつなどの使い捨て吸収性物品では、吸収体の第1及び第2の吸収体部との間に非吸収空間部を形成したため、排泄液体が非吸収空間部に流れ込み、非吸収空間部に臨ませて配設された拡散シートによって第1及び第2の吸収体部に拡散吸収させることができるが、第1及び第2の吸収体部の間に形成された非吸収空間部は吸収体部がないため、使い捨ておむつ本体全体が不規則に捻れ易く、捩れによって排泄液体が使い捨ておむつ本体から漏れ出ることがあり、また、第1及び第2の吸収体部の間の非吸収空間部に流れ込んだ排泄液体が第1及び第2の吸収体部に吸収されるまで非吸収部に溜まることになり、排泄液体が使い捨ておむつ本体から漏れの原因となることがあった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、排泄液体を確実に吸収、拡散させて吸収体全体に有効に利用でき、排泄液体の漏れを防止できる使い捨ておむつなどの使い捨て吸収性物品を提供するものである。
本発明の使い捨て吸収性物品は、透液性表面シートと、不透液性裏面シート及びこの透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に配設した吸収体とにて前側部分、中央部分および後側部分を長手方向に順次に一体的に形成しかつこの透液性表面シートと不透液性裏面シートとにて形成し長手方向に沿った両側縁部及び幅方向に沿った両端縁部を有する吸収性物品本体を備え、前記吸収体は、上層吸収体部と下層吸収体部とにて形成し、この上層吸収体部の幅方向寸法は少なくとも下層吸収体部の幅寸法より大きく形成し、この上層吸収体部の幅方向中央部に幅方向より長手方向が長い非吸収空間部を形成し、前記上層吸収体部の非吸収空間部には前記下層吸収体部を配設し、前記上層吸収体部の非吸収空間部に臨ませて前記透液性表面シートと下層吸収体部との間に、太さ2デニール〜10デニールの繊維を使用した坪量20g/m 2 〜40g/m 2 のエアースルー不織布にて透液性表面シートより嵩高く形成された拡散層を配設し、前記上層吸収体部の非吸収空間部において、前記拡散層の前後部の拡散層不存在部に、前記下層吸収体部から透液性表面シート側に向かって膨出した膨出部を形成し、該膨出部を上層吸収体部の非吸収空間部に位置させたものである。
そして、透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間の配設した吸収体は上層吸収体部と下層吸収体部とにて形成し、この上層吸収体部の幅方向中央部に非吸収空間部を形成したため、人の股間幅に比して広い幅の吸収体は非吸収空間部が狭まり、吸収体は略股間幅に合せた幅になり、吸収体に不規則な捩れが生じることがないので、吸収体の液体吸収性能が低下することなく、透液性表面シートを透過した排泄液体は、吸収体の上層吸収体部に吸収されるとともに一部は上層吸収体部の非吸収空間部に流れ込み、この非吸収空間部に流れ込んだ排泄液体の一部は下層吸収体部に吸収されるとともに拡散層によって拡散され、上層吸収体部と下層吸収体部とに拡散吸収され、上層吸収体部の非吸収空間部に流れ込んだ排泄液体が非吸収空間部に溜まることがないので、液漏れが生じることがなく、吸収体には全体的に有効に排泄液体が確実に吸収できる。
また、吸収体の上層吸収体部の非吸収空間部には下層吸収体部から膨出した膨出部が配設されているため、吸収性物品を密着装着した状態で、皮膚に非吸収空間部の痕跡が残るような段差が少なくなり、装着感が良好となる。
また、本発明の使い捨て吸収性物品の上層吸収体部に形成した非吸収空間部は、この上層吸収体部の長手方向全長に亘って形成し、拡散層は前記非吸収空間部の長手方向の中央部に配設したものである。
そして、非吸収空間部が吸収体の上層吸収体部の長手方向全長に亘って形成されているため、排泄液体が吸収体の長手方向に沿って拡散吸収され、吸収体全体を有効に利用でき、しかも、上層吸収体部は一体に製造してから幅方向中央部において長手方向に切断し、幅方向に一定寸法間隔を空けることにより容易に製造でき、材料的にも無駄が生じることがない
また、本発明の使い捨て吸収性物品の拡散層の幅方向寸法は、上層吸収体部の非吸収空間部の幅方向寸法より大きく、この上層吸収体部と前記拡散層とは一部で重なっているものである。
そして、吸収体の上層吸収体部に形成した非吸収空間部に流入した排泄液体は拡散層によって長手方向及び幅方向に拡散され、吸収体全体に有効に拡散吸収される。
さらに、本発明の使い捨て吸収性物品は、拡散層の幅方向寸法は上層吸収体部の非吸収空間部の幅方向寸法より小さく、この拡散層の幅方向の両側部に沿って前記上層吸収体部と拡散層との間に溝部を形成したものである。
そして、吸収体の上層吸収体部に形成した非吸収空間部に流入した排泄液体は、拡散層によって拡散されるとともに上層吸収体部と拡散層との間に形成した溝部に沿って拡散され、吸収体の長手方向に有効に拡散吸収される。
本発明の使い捨て吸収性物品によれば、吸収体の液体吸収性能が低下することなく、透液性表面シートを透過した排泄液体は、下層吸収体部に吸収されるとともに拡散層によって拡散され、上層吸収体部と下層吸収体部とに拡散吸収され、排泄液体が非吸収空間部に溜まることがないので、液漏れが生じることがなく、吸収体には全体的に有効に排泄液体が確実に吸収できる。さらに、吸収性物品を密着装着した状態で、皮膚に非吸収空間部の痕跡が残るような段差が少なくなり、装着感が良好となる。
また、本発明の使い捨て吸収性物品によれば、排泄液体が吸収体の長手方向に沿って拡散吸収され、吸収体全体を有効に利用でき、しかも、容易に製造でき、材料的にも無駄が生じることがない
た、本発明の使い捨て吸収性物品によれば、吸収体の上層吸収体部に形成した非吸収空間部に流入した排泄液体は拡散層によって長手方向及び幅方向に拡散され、吸収体全体に有効に拡散吸収される。
さらに、本発明の使い捨て吸収性物品によれば、吸収体の上層吸収体部に形成した非吸収空間部に流入した排泄液体は、拡散層によって拡散されるとともに上層吸収体部と拡散層との間に形成した溝部に沿って拡散され、吸収体の長手方向に有効に拡散吸収される。
本発明の前提となる使い捨て吸収性物品の形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1ないし図2において、使い捨ておむつなどの使い捨て吸収性物品本体1は、液体を透過する肌触りのよい織布、不織布、多孔性フィルム、合成樹脂繊維などにて形成された透液性表面シート2と、液体を透過しないポリエチレン樹脂などの樹脂性フィルムにて形成された不透液性裏面シート3及びこの透液性表面シート2と不透液性裏面シート3との間に配設した吸収体4とにて前側部分5、中央部分6および後側部分7を長手方向に順次に一体的に形成しかつ幅方向は左右対称に形成されている。
また、この使い捨て吸収性物品本体1は、透液性表面シート2および不透液性裏面シート3との周縁を接着または融着などにより結合してこの透液性表面シート2と不透液性裏面シート3の周縁に長手方向に沿った両側縁部8及び幅方向に沿った両端縁部9が形成されている。
前記吸収体4は、パルプを主材として高分子吸水性ポリマーを含む物質などにて上層吸収体部10と下層吸収体部11とに形成され、この上層吸収体部10の幅方向寸法l1は少なくとも下層吸収体部11の幅寸法l2より大きく形成されている。
また、この上層吸収体部10の幅方向中央部に幅方向より長手方向が長い長孔状に刳り抜いた非吸収空間部12が形成され、この上層吸収体部10の非吸収空間部12の部分には前記下層吸収体部11が配設されている。
さらに、前記上層吸収体部10の非吸収空間部12には前記透液性表面シート2と下層吸収体部11との間にシート状の拡散層13が配設されている。この拡散層13は、例えば、太さ2デニール〜10デニールの繊維を使用した坪量20g/m2〜40g/m2の不織布にて透液性表面シート2より嵩高く形成されている。この拡散層13は不織布はエアースルー不織布が好ましい。
次に、この使い捨て吸収性物品の作用について説明する。
吸収性物品本体1の不透液性裏面シート3を外側にするとともに透液性表面シート2を肌側にして、吸収性物品本体1の前側部分5を腹側に当て中央部分6を股下部に当てるとともに後側部分7を背側に当てて吸収性物品本体1の前側部分5の不透液性裏面シート3の両側部と不透液性表面シート3の後側部分7の両側部を面ファスナーなどにて結合することにより、吸収性物品本体1を人体に装着する。
そして、吸収体4は上層吸収体部10と下層吸収体部11とにて形成し、この上層吸収体部10の幅方向中央部に非吸収空間部12を形成したため、人の股間幅に比して広い幅の吸収体4は非吸収空間部12が狭まり、吸収体4は略股間幅に合せた幅になり、吸収体4に不規則な捩れが生じることがないので、吸収体4の液体吸収性能が低下することなく、透液性表面シート2を透過した排泄液体は、吸収体4の上層吸収体部10に吸収されるとともに一部は上層吸収体部10の非吸収空間部12に流れ込み、この非吸収空間部12に流れ込んだ排泄液体の一部は下層吸収体部11に吸収されるとともに拡散層13によって拡散され、上層吸収体部10と下層吸収体部11とに拡散吸収され、上層吸収体部10の非吸収空間部12に流れ込んだ排泄液体が非吸収空間部12に溜まることがないので、液漏れが生じることがなく、吸収体4には全体的に有効に排泄液体が確実に吸収できる。
次に、他の前提となる使い捨て吸収性物品の形態を図3に基づいて説明する。
前記図1及び図2に示す使い捨て吸収性物品において、吸収体4の上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12は、長手方向が長い長孔状に刳り抜いて形成した構成としたが、この実施の形態では、吸収体4の上層吸収体部10を左右に分離して上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12は、上層吸収体部10の長手方向全長に亘って形成する。そして、この上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12の長手方向の中央部に、拡散層13を形成したものである。
他の構成は、前記図1及び図2に示す使い捨て吸収性物品と同一構成である。
次に、この使い捨て吸収性物品の作用を説明する。
この実施の形態では、吸収体4の上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12が上層吸収体部10の長手方向全長に亘って形成されているため、排泄液体が吸収体4の長手方向に沿って拡散吸収され、吸収体4の全体を有効に利用でき、しかも、上層吸収体部10は一体に製造してから幅方向中央部において長手方向に切断し、幅方向に一定寸法間隔を空けることにより容易に製造でき、材料的にも無駄が生じることがない。
他の作用は、前記図1及び図2に示す使い捨て吸収性物品と同一である。
本発明の一実施の形態を図4に基づいて説明する。
この実施の形態では、前記図3に示す使い捨て吸収性物品の形態において、吸収体4の上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12に臨ませて、拡散層13の前側または後側或いは前後部の拡散層不存在部15の少なくとも一部に、下層吸収体部11から透液性表面シート2側に向って膨出した膨出部16を形成し、この膨出部16を上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12に位置させたものである。
他の構成は、前記図3に示す使い捨て吸収性物品と同一構成である。
次に、この実施の形態の作用を説明する。
吸収体4の上層吸収体部10の非吸収空間部12には、下層吸収体部11から膨出した膨出部16が配設されているため、吸収性物品を密着装着した状態で、皮膚に非吸収空間部12の痕跡が残るような段差が少なくなり、装着感が良好となる。
他の作用は、前記図3に示す実施の形態と同一である。
さらに、他の実施の形態を図5に基づいて説明する。
この実施の形態では、前記図1及び図2に示す実施の形態において、吸収体4の上層吸収体部10の非吸収空間部12に配設した拡散層13の幅方向寸法l3は、上層吸収体部10の非吸収空間部12の幅方向寸法l4より大きく、この上層吸収体部10と前記拡散層13とは一部で重なっているものである。
他の構成は、前記図1及び図2に示す使い捨て吸収性物品と同一構成である。
この実施の形態の作用を説明する。
吸収体4の上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12に流入した排泄液体は拡散層13によって長手方向及び幅方向に拡散され、拡散層13は吸収体4の上層吸収体部10に重なるとともに下層吸収体部11に重なっており、排泄液体は上層吸収体部10と下層吸収体部11とに吸収され、排泄液体は吸収体4全体に有効に拡散吸収される。
他の作用は前記図1及び図2に示す使い捨て吸収性物品と同一である。
さらに、他の実施の形態を図6に基づいて説明する。
この実施の形態は、前記図5に示す実施の形態において、吸収体4の上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12に臨ませて拡散層13と下層吸収体部11との間にこの下層吸収体部11から透液性表面シート2側に向って膨出した膨出部16を形成し、この膨出部16に重なった拡散層13には膨出突出部18が形成され、この膨出突出部18が上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12に位置させたものである。
この実施の形態では、吸収体4の上層吸収体部10の非吸収空間部12には、下層吸収体部11から膨出した膨出部16に重なった拡散層13が配設されているため、吸収性物品を密着装着した状態で、皮膚に非吸収空間部12の痕跡が残るような段差が少なくなり、装着感が良好となる。
他の作用は、前記図5に示す実施の形態と同一である。
さらに、他の実施の形態を図7に基づいて説明する。
この実施の形態では、前記図1及び図2に示す実施の形態において、拡散層13の幅方向寸法l5は吸収体4の上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12の幅方向寸法l6より小さく、この拡散層13の幅方向の両側部に沿って前記上層吸収体部10と拡散層13との間に溝部17を形成したものである。
他の構成は、前記図1及び図2に示す使い捨て吸収性物品と同一構成である。
この実施の形態の作用を説明する。
吸収体4の上層吸収体部10に形成した非吸収空間部12に流入した排泄液体は、拡散層13によって拡散されるとともに上層吸収体部10と拡散層13との間に形成した溝部17に沿って拡散され、吸収体4の長手方向に有効に拡散吸収され、吸収体4の長手方向に排泄液体に沿って吸収され、排泄液体は吸収体4全体に有効に吸収される。
本発明の前提となる使い捨て吸収性物品の平面図である。 同上II-II線部の縦断正面図である。 本発明の他の前提となる使い捨て吸収性物品の平面図である。 本発明の実施の形態を示す使い捨て吸収性物品の縦断正面図である。 本発明の他の実施の形態を示す使い捨て吸収性物品の縦断正面図である。 本発明の他の実施の形態を示す使い捨て吸収性物品の縦断正面図である。 本発明の他の実施の形態を示す使い捨て吸収性物品の縦断正面図である。
符号の説明
1 使い捨て吸収性物品本体
2 透液性表面シート
3 不透液性裏面シート
4 吸収体
5 前側部分
6 中央部分
7 後側部分
8 両側縁部
9 両端縁部
10 上層吸収体部
11 下層吸収体部
12 非吸収空間部
13 拡散層
15 拡散層不存在部
16 膨出部
17 溝部

Claims (4)

  1. 透液性表面シートと、不透液性裏面シート及びこの透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に配設した吸収体とにて前側部分、中央部分および後側部分を長手方向に順次に一体的に形成しかつこの透液性表面シートと不透液性裏面シートとにて形成し長手方向に沿った両側縁部及び幅方向に沿った両端縁部を有する吸収性物品本体を備え、
    前記吸収体は、上層吸収体部と下層吸収体部とにて形成し、
    この上層吸収体部の幅方向寸法は少なくとも下層吸収体部の幅寸法より大きく形成し、
    この上層吸収体部の幅方向中央部に幅方向より長手方向が長い非吸収空間部を形成し、
    前記上層吸収体部の非吸収空間部には前記下層吸収体部を配設し、
    前記上層吸収体部の非吸収空間部に臨ませて前記透液性表面シートと下層吸収体部との間に、太さ2デニール〜10デニールの繊維を使用した坪量20g/m 2 〜40g/m 2 のエアースルー不織布にて透液性表面シートより嵩高く形成された拡散層を配設し、
    前記上層吸収体部の非吸収空間部において、前記拡散層の前後部の拡散層不存在部に、前記下層吸収体部から透液性表面シート側に向かって膨出した膨出部を形成し、
    該膨出部を上層吸収体部の非吸収空間部に位置させた
    ことを特徴とした使い捨て吸収性物品。
  2. 上層吸収体部に形成した非吸収空間部は、この上層吸収体部の長手方向全長に亘って形成し、
    拡散層は前記非吸収空間部の長手方向の中央部に配設した
    ことを特徴とした請求項1記載の使い捨て吸収性物品。
  3. 拡散層の幅方向寸法は上層吸収体部の非吸収空間部の幅方向寸法より大きく、この上層吸収体部と前記拡散層とは一部で重なっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の使い捨て吸収性物品。
  4. 拡散層の幅方向寸法は上層吸収体部の非吸収空間部の幅方向寸法より小さく、この拡散層の幅方向の両側部に沿って前記上層吸収体部と拡散層との間に溝部を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の使い捨て吸収性物品。
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