JP4152064B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サイドシール部が、着用者の脚回り又は胴回りを強く刺激することがなく、装着感に優れたパンツ型の吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、通常の下着と同様に立位で着用できるパンツ型の使い捨ておむつが知られている。パンツ型のおむつにおいては、腹側部及び背側部それぞれの両側縁部における内面同士が互いに接合されて、一対のサイドシール部が形成されており、通常、サイドシール部は、両側縁部における所定幅の領域を、ウエスト開口部からレッグ開口部に亘って連続的又は間欠的にシールして形成されている。
【0003】
しかし、所定幅の領域を連続的にシールして形成されたサイドシール部は、全体として固く、手が触れた場合の感触が悪く、装着感も悪い。 また、間欠的にシールして形成されたサイドシール部においては、横長の接合部が多数形成されるようにシールしているものが多く、その接合部が、着用者の脚回りや胴回りを強く刺激し、着用者の肌が赤くなったり、着用者に不快感を感じさせる場合がある。特に、体重に比較して脚回りや胴回りが太い場合に、このような問題が生じ易い。
【0004】
従って、本発明の目的は、サイドシール部が、着用者の脚回り又は胴回りを強く刺激することがなく、また、レッグ開口部又はウエスト開口部の開口寸法を、着用者の脚回り又は胴回りの寸法に応じて微調整することのできる、装着感に優れたパンツ型の吸収性物品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液透過性のトップシート、液不透過性のバックシート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を備え、腹側部及び背側部それぞれの両側縁部における内面同士が互いに接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の吸収性物品において、前記サイドシール部は、所定幅の接合部を多数間欠的に配して形成され、該サイドシール部の幅方向に2以上の前記接合部が存在しており、少なくとも前記レッグ開口部の縁部における複数の前記接合部が、前記吸収性物品の幅方向外方に向かうに従って下降するように傾斜しており、前記レッグ開口部の縁部における複数の前記接合部は、それぞれ、強圧縮部と該強圧縮部より厚みが大きい弱圧縮部又は非圧縮部とが一列をなすように交互に配されて形成されていることを特徴とする吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
また、本発明は、液透過性のトップシート、液不透過性のバックシート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を備え、腹側部及び背側部それぞれの両側縁部における内面同士が互いに接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の吸収性物品において、前記サイドシール部は、所定幅の接合部を多数間欠的に配して形成され、該サイドシール部の幅方向に2以上の前記接合部が存在しており、少なくとも前記ウエスト開口部の縁部における複数の前記接合部が、前記吸収性物品の幅方向内方に向かうに従って下降するように傾斜しており、前記ウエスト開口部の縁部における複数の前記接合部は、それぞれ、強圧縮部と該強圧縮部より厚みが大きい弱圧縮部又は非圧縮部とが一列をなすように交互に配されて形成されていることを特徴とする吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本発明の第1実施形態としてのパンツ型の使い捨ておむつ1は、図1に示すように、液透過性のトップシート2、液不透過性のバックシート(図示せず)及び両シート間に介在された液保持性の吸収体(図示せず)を備えており、本使い捨ておむつ1においては、腹側部10及び背側部12それぞれの両側縁部における内面同士が互いに接合されて、一対のサイドシール部15、15、ウエスト開口部16及び一対のレッグ開口部18、18が形成されている。
【0007】
より詳細に説明すると、バックシートの裏面側には、外層不織布5が配されており、外層不織布5は、前記吸収体の左右両側縁よりも使い捨ておむつ1の幅方向外方に延出している。そして、延出した外層不織布5により形成された腹側部10及び背側部1の両側縁部の内面同士が、おむつのサイド部において接合されている。
尚、ウエスト開口部16の縁部16e及びレッグ開口部18の縁部18eには、それぞれ周方向に沿って、ウエスト用弾性部材26及びレッグ用弾性部材28が配されてウエストギャザー及びレッグギャザーが形成されており、また、ウエスト用弾性部材26が配された位置より下方で且つレッグ開口部18より上方に位置する胴回り部には、その周方向に沿って、胴回り用弾性部材27が配されて胴回りギャザーが形成されている。
【0008】
第1実施形態の使い捨ておむつ1における一対の前記サイドシール部15、15は、図2に示すように、多数の所定幅の接合部30を間欠的に配して形成されており、前記レッグ開口部18の縁部18eにおける複数の接合部30a、30b、30cは、前記サイドシール部15に対して傾斜している。両サイドシール部15、15は、使い捨ておむつ1の両側部に左右対称形状に形成されているので、以下、主として一方のサイドシール部について説明する。
【0009】
サイドシール部15は、腹側部10及び背側部12それぞれの両側縁部の内面同士を当接させ、その状態における両側縁部の外面同士間を、所定の押圧突部を備えた押圧部材(シールロール等)により加熱下に圧縮して形成されている。サイドシール部15は、使い捨ておむつ1のサイド部に、おむつの縦方向(長手方向)に沿う所定幅の領域(縦長矩形状の領域)として形成されている。各接合部30は、その長手方向の一端を、おむつの幅方向内側に有し、他端を、幅方向外側に有している。
【0010】
接合部30は、サイドシール部15に多数形成された所定幅の領域であって、腹側部10の側縁部と背側部12の側縁部との間が実質的にその全域に亘って接合されているか、又は腹側部10の側縁部と背側部12の側縁部との間が接合されている部位とこれらが接合されていない部位とが混在している領域である。混在している例としては、接合された部位と接合されていない部位とが一列をなすように交互に配列されている場合、両者が千鳥模様状に配列されている場合が挙げられる。
【0011】
本実施形態における接合部30は、図3に示すように、平行四辺形状の複数の強圧縮部31を、接合部30の長手方向に沿って間欠的に配して形成されている。
即ち、本実施形態における各接合部30は、サイドシール部形成時に強く圧縮して形成された、厚み(腹側部側の外表面と背側部側の外表面外面との間の厚み)の小さい強圧縮部31と、強圧縮部31よりも弱く圧縮されるか又は実質的に圧縮されずに、強圧縮部31よりも厚みの大きい弱圧縮部又は非圧縮部32とから形成されており、各接合部30における強圧縮部31と弱圧縮部又は非圧縮部32とは、一列をなすように交互に配列されている。
【0012】
第1実施形態の使い捨ておむつにおいては、各サイドシール部15に配された総ての接合部30が、使い捨ておむつ1の幅方向内方から外方に向かうに従って下降するように、サイドシール部15に対して傾斜している。ここで、サイドシール部15に対して傾斜しているとは、サイドシール15の長手方向に沿う直線L1と、接合部30の長手方向に沿う直線L2とが平行ではなく且つ直交していないことを意味する。
【0013】
第1実施形態の使い捨ておむつ1においては、レッグ開口部の縁部18eおける複数の接合部30a、30bが、おむつ1の幅方向外方に向かうに従って下降するように、サイドシール15に対して傾斜しているため、サイドシール部15の装着者の肌に対するあたりが柔らかく、装着の際又は着用時に、サイドシール部15が強く肌に当たることによる不快感等を防止することができる。更に、傾斜した接合部30が、強圧縮部31と、該強圧縮部31よりも厚みが大きい弱圧縮部又は非圧縮部32とが一列をなすように交互に配されて形成されているため、サイドシール部15がさらに柔らかいものとなり、その結果、従来のパンツ型の使い捨ておむつと比較してより一層装着感に優れている。
【0014】
また、第1実施形態の使い捨ておむつ1においては、レッグ開口部の縁部18eおける複数の接合部30a、30bが、おむつ1の幅方向外方に向かうに従って下降するように、サイドシール15に対して傾斜しているため、サイドシール部15によって接合された外層不織布5同士を互いに離れる方向へ引っ張ることにより、接合部30による接合を、各接合部30ごとに段階的に分離させることができる。したがって、サイドシール部15の分離の程度を微調整でき、脚回りの個人差に応じた適切なレッグ開口部18の開口寸法を得ることができる。例えば、装着者の脚回りが、レッグ開口部18の開口寸法より大きいときであっても、レッグ開口部18の開口寸法を適宜大きくすることができ、これにより、脚回りに対する刺激や負担を軽減することができる。
【0015】
サイドシール部15が強く肌に当たることを防止する観点及びレッグ開口部18の開口寸法の微調整を容易にする観点から、傾斜した接合部30の傾斜角度(サイドシール15の長手方向に沿う直線L1と、接合部30の長手方向に沿う直線L2とのなす鋭角)θは5゜〜60゜、特に20°〜45゜であることが好ましい。
【0016】
上述した所要の効果を得る観点から、接合部30の幅寸法30wは、1.0〜5.0mmであることが好ましく、更に好ましくは2.0〜4.0mmである。また、幅方向へ隣り合う接合部30同士間の間隔30pは、0.5〜4.0mmであることが好ましく、更に好ましくは1.5〜3.0mmである。また、強圧縮部31の長さ寸法31sは、0.5〜2.0mmであることが好ましく、長さ方向に隣り合う強圧縮部31同士間の間隔31pは、0.5〜2.0mmであることが好ましい。
尚、第1実施形態の使い捨ておむつ1においては、サイドシール部15の総ての接合部30が傾斜しており、また、サイドシール部15の長手方向の総ての部位において、サイドシール部15の幅方向に二列以上の接合部が存在している。
【0017】
トップシート2、バックシート、吸収体、外層不織布5、弾性部材26、27、28等の使い捨ておむつ1の構成部材の形成材料としては、それぞれ、従来、使い捨ておむつに使用されている各種の材料を特に制限なく用いることができる。また、サイドシール部は、ヒートシールの他、超音波シール等により形成することもできる。
【0018】
次に、本発明の第2実形態のパンツ型の使い捨ておむつ1Aについて説明する。
第2実施形態の使い捨ておむつ1Aについては、第1実施形態の使い捨ておむつ1と異なる点について説明する。特に説明しない点に関しては、第1実施形態の使い捨ておむつ1と同様であり、第1実施形態に関して上述した説明が適用される。
【0019】
第2実施形態の使い捨ておむつ1Aにおいては、図4に示すように、サイドシール部15Aには、おむつ1Aの幅方向外方に向かうに従って下降するように傾斜する接合部30と、おむつ1Aの幅方向内方に向かうに従って下降するように傾斜する接合部30Aとが配されている。サイドシール部15Aにおいては、その長手方向の所定位置(中央部付近)を境として、それよりウエスト開口部16側の接合部30Aは、おむつ1の幅方向内方に向かうに従って下降し、レッグ開口部18側の接合部30は、おむつ1の幅方向外方に向かうに従って下降するように形成されている。
【0020】
第2実施形態のサイドシール部15Aにおいては、サイドシール部15Aを長手方向に二等分する中央線Lを境に、接合部の形状が上下で線対称となるようになされており、該中央線Lより下方(レッグ開口部18側)には、第1実施形態と同じ形状の接合部30が第1実施形態と同様にして設けられている。一方、前記中央線Lより上方(ウエスト開口部16側)には、左右反転した形状を有する以外は接合部30と同様の構成を有する接合部30Aが設けられている。
【0021】
第2実施形態の使い捨ておむつ1においては、ウエスト開口部16の縁部16eにおける複数の接合部30d、30e、30fが、使い捨ておむつ1の幅方向内方に向かうに従って下降するように傾斜している。
【0022】
第2実施形態の使い捨ておむつ1Aにおいては、レッグ開口部の縁部18eに、第1実施形態のおむつ1におけるのと同様の構成を有する接合部30を有するため、第1実施形態の使い捨ておむつ1と同様の前記効果が得られる。さらに、第2実施形態の使い捨ておむつ1Aにおいては、ウエスト開口部16の縁部16eにおける複数の接合部30d、30e、30fが、使い捨ておむつ1の幅方向内方に向かうに従って下降するように傾斜しているため、これらの接合部を、ウエスト開口部16側から順に分離してウエスト開口部16の開口寸法を段階的に大きくすることができる。したがって、サイドシール部15の分離の程度を微調整でき、胴回りの個人差に応じた適切なウエスト開口部16の開口寸法を得ることができる。これにより、胴回りに対する刺激や負担を軽減することができる。
【0023】
サイドシール部15が強く肌に当たることを防止する観点及びウエスト開口部16の開口寸法の微調整を容易にする観点から、傾斜した接合部30Aの傾斜角度(サイドシール15の長手方向に沿う直線L1と、接合部30の長手方向に沿う直線L2とのなす鋭角)θは5゜〜60゜、特に20゜〜45゜であることが好ましい。
【0024】
本発明は、上述した実施形態に制限されない。例えば、接合部30、30Aは、連続する1つの圧縮部によって形成されていても良く、例えば、上述した両実施形態における強圧縮部が、接合部の長手方向に弱圧縮部や非圧縮部を介さずに連続しているものであっても良い。また、レッグ開口部の縁部18e又はウエスト開口部の縁部16eにおける二つの接合部のみがサイドシール部15に対して傾斜していても良い。また、第2実施形態において、おむつ1Aの幅方向内方に向かうに従って下降するように傾斜する接合部30Aを、中央線Lより下方(レッグ開口部18側)にも設け、サイドシール部15Aの全域に亘って、接合部30Aの向きに傾斜する接合部のみを設けても良い。尚、サイドシール部による肌への強い刺激を防止する観点及び開口寸法の調整の容易の観点から、レッグ開口部の縁部又はウエスト開口部の縁部における相隣接する二つ以上、より好ましくは三つ以上の接合部が、同方向に傾斜していることが好ましく、それらが、互いに平行となるように同じ傾斜角度で傾斜していることが特に好ましい。
【0025】
その他、上述した実施形態においては、サイドシール部は外層不織布の内面同士を接合することによって形成されているが、サイドシール部は、外層不織布に代えてバックシートやその他の吸収性物品の構成材が接合されて形成されていても良い。
更に、本発明は、パンツ型の使い捨ておむつに限られず、パンツ型の生理用ナプキン等、他のパンツ型の吸収性物品にも適用可能である。
【0026】
【発明の効果】
本発明のパンツ型の吸収性物品は、着用者の脚回り又は胴回りに対するサイドシール部のあたりが柔らかく、装着感に優れている。
また、本発明のパンツ型の吸収性物品は、レッグ開口部又はウエスト開口部の開口寸法を、着用者の脚回り又は胴回りの寸法に応じて微調整することができ、装着者の脚回り又は胴回りの寸法が標準よりも大きい場合であっても、優れた装着感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態としてのパンツ型の使い捨ておむつを示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す使い捨ておむつの一側縁部を拡大して示す平面図である。
【図3】図3は、図2の部分拡大平面図である。
【図4】図4は、本発明の第2実施形態のパンツ型の使い捨ておむつの要部を示す平面図(図2相当図)である。
【符号の説明】
1,1A 使い捨ておむつ
2 トップシート
5 外層不織布(外層シート)
10 腹側部
11 股下部
12 背側部
15,15A サイドシール部
16 ウエスト開口部
16e 縁部
18 レッグ開口部
18 縁部
30、30A、30a〜30f 接合部
31 強圧縮部
32 弱圧縮部又は非圧縮部

Claims (2)

  1. 液透過性のトップシート、液不透過性のバックシート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を備え、腹側部及び背側部それぞれの両側縁部における内面同士が互いに接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の吸収性物品において、
    前記サイドシール部は、所定幅の接合部を多数間欠的に配して形成されており、
    前記接合部は、前記サイドシール部に多数形成された所定幅の領域であって、前記腹側部の側縁部と前記背側部の側縁部との間が接合されている部位とこれらが接合されていない部位とが混在している領域であり、
    前記サイドシール部の幅方向に2以上の前記接合部が存在しており、
    少なくとも前記レッグ開口部の縁部における複数の前記接合部が、前記吸収性物品の幅方向外方に向かうに従って下降するように、前記サイドシール部に対して傾斜しており、
    前記レッグ開口部の縁部における複数の前記接合部は、それぞれ、強圧縮部と該強圧縮部より厚みが大きい弱圧縮部又は非圧縮部とが一列をなすように交互に配されて形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 液透過性のトップシート、液不透過性のバックシート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を備え、腹側部及び背側部それぞれの両側縁部における内面同士が互いに接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型の吸収性物品において、
    前記サイドシール部は、所定幅の接合部を多数間欠的に配して形成されており、
    前記接合部は、前記サイドシール部に多数形成された所定幅の領域であって、前記腹側部の側縁部と前記背側部の側縁部との間が接合されている部位とこれらが接合されていない部位とが混在している領域であり、
    前記サイドシール部の幅方向に2以上の前記接合部が存在しており、
    少なくとも前記ウエスト開口部の縁部における複数の前記接合部が、前記吸収性物品の幅方向内方に向かうに従って下降するように、前記サイドシール部に対して傾斜しており、
    前記ウエスト開口部の縁部における複数の前記接合部は、それぞれ、強圧縮部と該強圧縮部より厚みが大きい弱圧縮部又は非圧縮部とが一列をなすように交互に配されて形成されていることを特徴とする吸収性物品。
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