JP4151685B2 - カラオケシステム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケデータ配信ホスト装置及び複数のカラオケデータ受信装置からなるカラオケシステムに関する。
カラオケデータ配信ホスト装置及び複数のカラオケデータ受信装置からからなるカラオケシステム(いわゆる、通信カラオケ)では、新規の演奏データや画像データ等の楽曲データを通信回線を介してカラオケデータ配信ホスト装置からダウンロードして、このダウンロードした楽曲データをカラオケ装置に内蔵されたハードディスク(HDD)等の記憶装置に記憶するとともに、ユーザの要望に応じて記憶装置に記憶された楽曲データを再生するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−204839号公報
ところで、楽曲データ(カラオケデータ)には、予め結ばれた楽曲データ権利者との契約によってどのカラオケ装置でも再生が許可されている基本コンテンツと、前記契約に含まれない有料コンテンツとがある。そして、有料コンテンツは、別途、前記権利者と契約(以下、有料契約という。)を結んで所定の料金を納付することによって再生を許可されたカラオケ装置にのみ楽曲データ記憶することでしか再生することができない。
しかし、有料コンテンツが記憶された記憶装置から有料コンテンツを他の記憶装置に複製すると、有料契約が結ばれていないカラオケ装置においても有料コンテンツを再生することができる。なお、このような所定の有料契約に基づかない有料コンテンツの複製は、不正な複製(以下、不正複製という。)であり、不正行為の一つである。
上記のような不正行為に対しては、カラオケ装置に内蔵されている記憶装置に不正複製された有料コンテンツが含まれる楽曲データが記憶されているか否か、つまり記憶装置に付与されたシリアルナンバー等の識別情報に基づいて、不正複製された記憶装置が内蔵されているか否かを検出し、この検出結果をカラオケデータ配信ホスト装置に送信することにより、不正行為を監視し、不正行為を抑止するといった手段が考えられる。
しかし、この手段では、不正複製された記憶装置が内蔵されているか否かの検出結果は、一旦それぞれのカラオケ装置に記憶され、所定のタイミングでカラオケデータ配信ホスト装置に送信されるので、検出結果をカラオケデータ配信ホスト装置に送信する際に、カラオケ装置の電源が遮断されている場合やカラオケ装置に接続された通信回線が遮断されている場合等には、そのカラオケ装置に記憶されている検出結果をカラオケデータ配信ホスト装置に送信することができない。
したがって、上記手段では、カラオケデータ配信ホスト装置が検出結果を知ることができないので、カラオケ装置側に不正複製が発生しているか否かを検知することができないという問題を有している。
本発明は、上記点に鑑み、いわゆる通信カラオケにおいて、記憶装置に不正複製されたカラオケデータ(楽曲データ)が記憶されているか否かの検出結果を、確実にカラオケデータ配信ホスト装置に送信することが可能なカラオケシステムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、請求項1に記載の発明では、カラオケデータ配信ホスト装置、及びカラオケデータ配信ホスト装置から通信回線を介して配信されるカラオケデータを受信するとともに、互いに通信回線を介して接続された複数のカラオケデータ受信装置を有するカラオケシステムであって、複数のカラオケデータ受信装置それぞれに設けられ、カラオケデータ配信ホスト装置から配信されたカラオケデータを記憶する記憶装置と、前記複数のカラオケデータ受信装置それぞれに設けられ、自身に設けられた前記記憶装置の識別情報を検出する不正複製検出手段と、複数のカラオケデータ受信装置それぞれに設けられ、自身の記憶装置の識別情報及びその他のカラオケデータ受信装置の記憶装置の識別情報を書き込んだHDD対応リストを記憶する記憶手段と、所定時間毎に通信回線を介して各カラオケデータ受信装置で作成されたHDD対応リストそれぞれを全て読み込むとともに、読み込んだ全てのHDD対応リストに示された対応関係が一致しているか否かを検査し、その検査結果をカラオケデータ配信ホスト装置に送信する検出結果送信手段とを備えることを特徴とする。
これにより、通信回線を介して接続された全てのカラオケデータ受信装置に関するHDD対応リストが、全てのカラオケデータ受信装置にて共有することとなるので、HDD対応リストをカラオケデータ配信ホスト装置に送信する際に、いずれかのカラオケデータ受信装置の電源が遮断されている場合等であっても、そのカラオケデータ受信装置に関するHDD対応リストに基づく検査結果をカラオケデータ配信ホスト装置に送信することができる。
ところで、検出対象となっているカラオケデータ受信装置の電源が遮断されている場合や通信回線が遮断されている場合には、そのカラオケデータ受信装置についてのHDD対応リストを得ることができない。
これに対して、本発明では、本発明では、自身に設けられた不正複製検出手段によって記憶装置の識別情報を検出し、他のカラオケデータ受信装置については、他のカラオケデータ受信装置に設けられた不正複製検出手段の検出結果を記憶するので、他のカラオケデータ受信装置に設けられた不正複製検出手段によって記憶装置の識別情報を検出する場合に比べて、確実に記憶装置の識別情報を検出することができる。
請求項に記載の発明では、検出結果送信手段は、複数のカラオケデータ受信装置のうち特定のカラオケデータ受信装置に設けられていることを特徴とする。
これにより、複数のカラオケデータ受信装置それぞれがカラオケデータ配信ホスト装置に検出結果を送信する場合に比べて、通信負荷(通信回数)を小さくすることができる。
請求項3に記載の発明では、カラオケデータ受信装置は、通信回線を介して他のカラオケデータ受信装置に接続し、その他のカラオケデータ受信装置自身が読み取った他のカラオケデータ受信装置の記憶装置の識別情報を読み取って、その読み取った識別情報を及び自身の記憶装置の識別情報を自身の記憶装置に書き込んでHDD対応リストを更新作成することを特徴とする。したがって、全てカラオケデータ受信装置に関するHDD対応リストを確実に全てのカラオケデータ受信装置にて共有することができるので、不正複製を確実に監視することができる。
本実施形態は、通信回線を介して楽曲データを各カラオケ装置に配信する、いわゆる通信カラオケに本発明に係るカラオケシステムを適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.カラオケシステムの構成
図1は、本実施形態に係るカラオケシステムの全体概要を示すブロック図であり、図2はカラオケ店舗側におけるカラオケシステムの概要を示すブロック図である。
本実施形態に係るカラオケシステムは、オケ店舗に設置されてユーザに直接カラオケサービスを提供するカラカラオケ装置10、20、及びカラオケ店舗外に設置されてカラオケ装置10、20に楽曲データを配信するカラオケデータ配信ホスト装置(以下、センタ装置という。)100等から構成されている。
カラオケ装置10、20は楽曲データを再生するもので、カラオケ店舗に設置された複数台のカラオケ装置10、20は互いに通信回線300にて接続されてネットワークシステムを構成している。なお、カラオケ装置10、20の詳細は後述する。
そして、本実施形態においては、シリアル番号00001のカラオケ装置10がマスタ(親機)となっており、シリアル番号00002〜00005の4台のカラオケ装置20がマスタのカラオケ装置10に対するスレーブ(子機)となっている。なお、スレーブ装置の台数は1台以上あればよく、スレーブ装置同士の区別を特にする必要はない。
また、マスタのカラオケ装置10は、一般の電話回線や光通信回線等の一般公衆通信回線400を介してセンタ装置100と通信可能に接続されており、本実施形態では、スレーブのカラオケ装置20は、マスターのカラオケ装置10を介して楽曲データを受信する。
また、カラオケ店舗には、通信回線を介して接続されたカラオケ装置10、20に加えて、図2に示すように、カラオケ装置10、20を遠隔操作するためのリモートコントロールユニット30(以下、リモコン30と記す。)が設置されており、このリモコン30は、赤外線を利用した無線通信方法にてカラオケ装置10、20と通信を行う。
なお、リモコン30の通信方法は、これに限定されるものではなく、例えばケーブルを用いた有線通信方法であってもよいことは言うまでもない。
また、リモコン30には、再生可能な楽曲データのリスト等が表示される表示パネル31が設けられており、本実施形態では、表示パネル31として、表示パネル31のいずれかの部位に人間(ユーザ)が触れたか否かを関知して、その触れた部位を示す信号を発する、いわゆるタッチパネルを採用している。このため、ユーザは、表示パネル31の所定部位に触れることによりリモコン30(カラオケ装置10、20)を操作指示することができる。
解除クレードル40は、ユーザによるリモコン30の使用が終了したことをカラオケ装置10、20に認識させる通信(くくりつけ)解除手段であり、この解除クレードル40は通信回線300を介してカラオケ装置10、20に接続されている。
1.2.センタ装置100の構成
図3(a)はセンタ装置100の概要構成を示す模式図である。
センタ装置100は、図3(a)に示すように、CPU106、ROM108、RAM107、ハードディスク記憶装置(HDD)101、モデム02及びブロードバンド用通信制御部103等を有して構成されており、CPU106やROM108等は、バス109を介して接続されている。
また、センタ装置100のHDD101内には、楽曲演奏に使用する音楽情報や背景画又は歌詞等の画像情報等の楽曲データ、及びカラオケ装置10、20の作動を制御するシステムプログラムのバージョンアップ情報等が記憶されている。
そして、センタ装置100は、カラオケ店舗に設置されたカラオケ装置(特に、マスタのカラオケ装置10)と定期的に通信を行い、新規の楽曲データやシステムプログラムのバージョンアッププログラム等を各カラオケ装置10、20に配信するとともに、各カラオケ装置10、20で使用された有償楽曲データの使用回数等の情報を受信する。
1.3.マスタのカラオケ装置10の構成
図3(b)はマスタのカラオケ装置10の概略構成を示す模式図である。
マスタのカラオケ装置10は、図3(b)に示すように、CPU16、ROM18、RAM17、ハードディスク記憶装置(HDD)11、モデム12、LAN回路13、再生装置14、及び入力装置15等を有して構成されており、CPU16やROM18等は、バス19を介して接続されている。
ここで、再生装置14は、カラオケ演奏や背景映像・歌詞テロップの表示等を行う再生装置であり、この再生装置14は図示しない音源装置、音声データ処理部、及びディスプレイの表示を制御する表示制御部等を有して構成されている。
入力装置15は、カラオケ利用者からの操作指示(例えば曲の選択、演奏音のキーの調整、音量の調整等)を受け付ける入力装置であり、この入力装置15はキースイッチやリモートコントローラ等から構成されている。なお、入力装置15で行う操作指示は、リモコン30を用いて行うことができる。
HDD11は種々のデータを記憶する記憶手段であり、このHDD11に記憶されているデータとしては、楽曲データ等のセンタ装置100から配信されるデータ、マスタのカラオケ装置10を含むネットワークを構成する装置のグループリスト(図4(a)参照)、センタ装置100からコンテンツデータの配信を受ける契約を結んだときに設定した接続電話番号(図4(a)参照)、センタ装置の電話番号(図4(a)参照)、及び認証成功日時等の管理情報(図4(a)参照)等がある。
モデム12は、一般公衆電話回線400を介してセンタ装置100と通信を行うための通信手段であり、マスタのカラオケ装置10は、一般公衆電話回線400及びセンタ装置100のモデム102を介してデータの授受を行う。
1.4.スレーブのカラオケ装置20の構成
図3(c)はスレーブのカラオケ装置20の概略構成を示す模式図である。
スレーブのカラオケ装置20は、図3(c)に示すように、モデムの有無を除き、マスタのカラオケ装置10(図3(b)参照)と同じ構成である。つまり、CPU26、ROM28、RAM27、ハードディスク記憶装置(HDD)21、LAN回路23、再生装置24、及び入力装置25等をバス29で接続したものである。
なお、スレーブのカラオケ装置20のHDD21に記憶されている楽曲データは、重複通信料の発生及び通信トラフィックの低減を図るべく、通常、スレーブが直接センタ装置100から配信を受けるのではなく、マスタのカラオケ装置10のHDD11に記憶されている楽曲データが複写されることにより記憶される。
2.カラオケシステムの作動
カラオケシステムは、ユーザがリモコン30又はカラオケ装置10、20を操作することより所望の楽曲データを再生するものである。そして、本実施形態に係るカラオケシステムでは、有料コンテンツを再生するためのライセンス契約は、有料の楽曲データ毎にではなくカラオケ装置20毎に結ばれている。
したがって、ライセンス契約を結んでいるカラオケ装置20のHDD21にはライセンスを必要とする有料の楽曲データが記憶されているのに対して、ライセンス契約を結んでいないカラオケ装置20のHDD21にはライセンスを必要とする有料の楽曲データが記憶されていない。
2.1.本実施形態に係るカラオケシステムの概略作動
本実施形態では、カラオケサービス提供者(カラオケ店舗)側からユーザにリモコン30が貸与され、リモコン30とカラオケ装置20との通信が可能となった時、つまりリモコン30をカラオケ装置20に「くくりつけ」られた時からカラオケサービスの提供が開始され、リモコン30とカラオケ装置20との通信が不可能となった時、つまり「くくりつけが解除」された時にカラオケサービスの提供が終了する。
2.2.HDDの不正複製監視制御
2.2.1.HDDの不正複製監視制御の概要
図5はセンタ装置100、マスタ装置10及びカラオケ装置20間で行われる信号の授受を示すチャートである。
各カラオケ装置10、20は、所定時間毎に自身に現在装着されているHDD21のシリアル番号(製造番号)を読み取って、その読み取ったシリアル番号を一旦、RAM27に書き込んで記憶する。
次に、各カラオケ装置20は、通信回線300を介して他のカラオケ装置20に接続し、その他のカラオケ装置20自身が読み取ったHDD21のシリアル番号を読み取って、その読み取ったシリアル番号を一旦、RAM27に書き込んで記憶する。
次に、カラオケ装置20は、このようにして収集した他のカラオケ装置20のシリアル番号及び自身のシリアル番号を自身のHDD21に確保された特定の記憶領域に書き込んでHDD対応リストを更新作成する。
ここで、HDD対応リストとは、図6に示すように、工場出荷時又は正規メインテナンス時にカラオケ装置20に装着されているHDD21のシリアル番号(正規番号)、所定時間毎に読み取ったHDD21のシリアル番号(現在番号)、及びそのカラオケ装置20を示す番号(本実施形態では、カラオケ装置20のIPアドレス)の対応関係を示す対応表をいう。
なお、HDD21の正規番号は、工場出荷時又は正規メインテナンス時にROM18等のHDD21とは別の記憶装置であって、カラオケ装置20の電源が遮断されても記憶内容を保持することができる記憶装置(例えば、フラッシュメモリ)に記憶される。したがって、カラオケ装置20を正規に修理等をしない限り、正規番号は変わらない。
このようにして、通信回線300に接続されたマスタ装置10を含む全てカラオケ装置20それぞれは、所定時間後毎にHDD対応リスト更新作成する。
また、マスタ装置10は、所定時間毎に通信回線300を介して各カラオケ装置20で作成されたHDD対応リストそれぞれを全て読み込むとともに、読み込んだ全てのHDD対応リストに示された対応関係が一致しているか否かを検査し、その検査結果をセンタ装置100に送信する。
ここで、マスタ装置10は、全てのHDD対応リストにおいて正規番号と現在番号とが一致している場合には、HDD対応リストに示された対応関係が一致していると判定し、正規番号と現在番号とが一部のHDD対応リストにおいてでも不一致である場合は、HDD対応リストに示された対応関係が一致していないと判定する。
そして、HDD対応リストに示された対応関係が一致していない旨の検査結果を受信したセンタ装置100は、マスタ装置10を経由して対応関係が一致していないカラオケ装置20に対して警告信号(NG信号)を発する。
一方、センタ装置100からの警告信号を受信したカラオケ装置20は、そのカラオケ装置20にくくりつけられたリモコン30の表示パネル31、又は再生装置14のうち楽曲データが再生表示されるディスプレイに、その旨の警告表示を表示する。因みに、表示パネル31又はディスプレイに表示される警告表示は、例えば不正複製を意味する記号(マーク)、文字又は数字等である。
なお、マスタ装置10以外のカラオケ装置20はセンタ装置100と直接的に通信を行うことができないなので、本実施形態では、センタ装置100からの警告信号の全ては、常時電源が投入されているマスタ装置10で一旦受信し、マスタ装置10を介して子機であるカラオケ装置20に送信される。
そして、子機であるカラオケ装置20の電源が遮断されているときは、センタ装置100から送信された警告信号をマスタ装置10が記憶し、子機であるカラオケ装置20の電源が投入されたときに、その警告信号がカラオケ装置20に送信される。
2.2.2.HDDの不正複製監視制御の詳細
2.2.2.1.カラオケ装置(マスタ装置を含む。)の制御
図7は各カラオケ装置20(マスタ装置10を含む。)それぞれで行われる制御を示すフローチャートであり、この制御フローは、カラオケ装置20の電源スイッチ(図示せず。)が投入されると起動される。
この制御フローが起動されると、先ず、センタ装置100から警告信号(NG信号)が送信されたか否かが確認され、警告信号が送信されていた場合にはその旨の警告が表示パネル31等に表示される(S1)。次に、前回HDD対応リストを更新作成した時、又は電源スイッチが投入された時から所定時間(本実施形態では、1時間)が経過したか否かが判定される(S3)。
そして、所定時間が経過したと判定された場合には(S3:YES)、自身に現在装着されているHDD21のシリアル番号が読み取られ、その読み取られたシリアル番号(現在番号)が一旦、RAM27に記憶される(S7)。
次に、他のカラオケ装置20自身が読み取った自身のシリアル番号(現在番号)が他のカラオケ装置20それぞれから読み取られる(S7)。そして、全てのカラオケ装置20についてのシリアル番号(現在番号)を読み取ったか否かが判定され(S9)、全てカラオケ装置20についてのシリアル番号(現在番号)を読み取ったと判定された場合には(S9:YES)、その読み取り採集したシリアル番号(現在番号)に基づいてHDD対応リストが更新作成される(S11)。なお、S3〜S11は電源スイッチが遮断されるまで繰り返して実行される。
2.2.2.2.マスタ装置固有の制御
図8はHDDの不正複製監視制御に関してマスタ装置10で実行される制御を示すフローチャートであり、このフローチャートはマスタ装置10の電源スイッチ(図示せず。)が投入されると起動される。
この制御フローが起動されると、前回センタ装置100に検査結果を送信した時、又は電源スイッチが投入されてから所定時間(本実施形態では、1時間)が経過したか否かが判定され(S21)、所定時間が経過したと判定された場合には(S21:YES)、全て子機であるカラオケ装置20に対してHDD対応リストの提出が要求される(S23)。
そして、全てのカラオケ装置20からHDD対応リストが収集されたか否かが判定され(S25)、全てのカラオケ装置20からHDD対応リストが収集されたと判定された場合には(S25:YES)、全てのHDD対応リストに示された対応関係が一致しているか否かが検査された後(S27)、その検査結果がセンタ装置100に送信される(S29)。なお、本制御フローは、マスタ装置10の電源スイッチが遮断されない限り、繰り返し実行される。
3.本実施形態に係るカラオケシステムの特徴
本実施形態では、通信回線300を介して接続された全てのカラオケ装置20において全てカラオケ装置20に関するHDD対応リストを有することとなるので、センタ装置100に送信する際に、いずれかのカラオケ装置20の電源が遮断されている場合やいずれかのカラオケ装置20に接続された通信回線300が遮断されている場合であっても、そのカラオケ装置20に関する検出結果をセンタ装置100に送信することができる。
したがって、不正行為を常に監視することができるので、不正複製されたHDD21に換装するといった不正行為を抑止することができる。
ところで仮に、カラオケ装置20が自身のシリアル番号(現在番号)を読み取るのではなく、他のカラオケ装置(例えば、マスタ装置10)が、他の(例えば、スレーブのカラオケ装置20の)HDD21のシリアル番号(現在番号)を直接的に読み取る(検出)するような構成とすると、他のカラオケ装置20がシリアル番号を読み取ろうとしたときに、その読み取り対象となっているカラオケ装置20の電源が遮断されている場合や通信回線300が遮断されていると、シリアル番号を読み取ることができない。
これに対して、本実施形態ではでは、自身が自身のHDD21のシリアル番号を読み込み、他のカラオケ装置20に搭載されているHDD21のシリアル番号については、他のカラオケ装置20自身が読み込んだシリアル番号を読み込んで記憶する、つまり他のカラオケ装置20を介して間接的に読み取るので、他のカラオケ装置20によって直接的にシリアル番号を読み取る場合に比べて、確実にシリアル番号を読み取ることができる。
したがって、全てカラオケ装置20に関するHDD対応リストを確実に全てのカラオケ装置20にて共有することができるので、不正複製を確実に監視することができる。
また、HDD対応リストの検査結果は、マスタ装置10が代表してセンタ装置100に送信するので、全てのカラオケ装置20が個々にセンタ装置100に検査結果を送信する場合に比べて、通信負荷(通信回数)を小さくすることができる。
4.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、センタ装置100が特許請求の範囲に記載されたカラオケデータ配信ホスト装置に相当し、カラオケ装置10、20が特許請求の範囲に記載されたカラオケデータ受信装置に相当し、HDD11、21が特許請求の範囲に記載された記憶装置に相当する。
また、S5〜S11及びCPU16、26が特許請求の範囲に記載された不正複製検出手段に相当し、HDD11、21及びCPU16、26が特許請求の範囲に記載された検出結果記憶手段に相当し、S29及びCPU16、26が特許請求の範囲に記載された検出結果送信手段に相当する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、マスタ装置10にて比較検査を実行したが本発明はこれに限定されものではなく、各カラオケ装置20それぞれが他のカラオケ装置20に記憶されているHDD対応リストを読み込み、各カラオケ装置20それぞれで比較検査を実行してもよい。
また、上述の実施形態では、マスタ装置10がセンタ装置100に検査結果を報告したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各カラオケ装置20がセンタ装置100に検査結果を報告してもよい。
また、上述の実施形態では、他のカラオケ装置20を介して間接的にシリアル番号を読み取ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばマスタ装置10が直接的に他のカラオケ装置20のシリアル番号を読み取るように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、カラオケ装置20が警告信号を受信した場合に表示される警告表示は常に同じであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、カラオケ装置20の稼働状況や再生されている楽曲データに応じて警告表示そのもの、又は警告表示の表示位置を異ならせてもよい。
また、上述の実施形態では、シリアル番号に基づいて不正複製されたHDDであるか否かが判定されたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、HDD対応リストに示された対応関係が一致している場合も一致していない場合もセンタ装置100に報告したが、本発明はこれに限定されるものではなく、HDD対応リストに示された対応関係が一致していない場合にのみ検査結果を報告するようにしてもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムの模式図である。 本発明の実施形態に係るカラオケシステムの模式図である。 (a)はセンタ装置の模式図であり、(b)はマスタ装置の模式図であり、(c)はカラオケ装置(子機)の模式図である。 認証及び動作制限のために用いられる情報についての説明図である。 センタ装置100、マスタ装置10及びカラオケ装置20間で行われる信号の授受を示すチャートである。 HDD対応リストの一例を示す図表である。 各カラオケ装置20(マスタ装置10を含む。)それぞれで行われる制御を示すフローチャートである。 HDDの不正複製監視制御に関してマスタ装置10で実行される制御を示すフローチャートである。
符号の説明
10…カラオケ装置、12…モデム、13…LAN回路、14…再生装置、
15…入力装置、19…バス、20…カラオケ装置、23…LAN回路、
24…再生装置、29…バス、30…リモートコントロールユニット(リモコン)、
31…表示パネル、40…解除クレードル、100…センタ装置、
102…モデム、109…バス、300…通信回線、400…一般公衆通信回線。

Claims (3)

  1. カラオケデータ配信ホスト装置、及び前記カラオケデータ配信ホスト装置から通信回線を介して配信されるカラオケデータを受信するとともに、互いに通信回線を介して接続された複数のカラオケデータ受信装置を有するカラオケシステムであって、
    前記複数のカラオケデータ受信装置それぞれに設けられ、前記カラオケデータ配信ホスト装置から配信されたカラオケデータを記憶する記憶装置と、
    前記複数のカラオケデータ受信装置それぞれに設けられ、自身に設けられた前記記憶装置の識別情報を検出する不正複製検出手段と、
    前記複数のカラオケデータ受信装置それぞれに設けられ、自身の前記記憶装置の識別情報及びその他の前記カラオケデータ受信装置の前記記憶装置の識別情報を書き込んだHDD対応リストを記憶する記憶手段と、
    所定時間毎に前記通信回線を介して前記各カラオケデータ受信装置で作成された前記HDD対応リストそれぞれを全て読み込むとともに、読み込んだ全ての前記HDD対応リストに示された対応関係が一致しているか否かを検査し、その検査結果を前記カラオケデータ配信ホスト装置に送信する検出結果送信手段と
    を備えることを特徴とするカラオケシステム。
  2. 前記検出結果送信手段は、前記複数のカラオケデータ受信装置のうち特定のカラオケデータ受信装置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
  3. 前記カラオケデータ受信装置は、前記通信回線を介して他のカラオケデータ受信装置に接続し、その他のカラオケデータ受信装置の前記不正複製検出手段により検出した他のカラオケデータ受信装置の前記記憶装置の識別情報を読み取って、その読み取った識別情報及び自身の前記不正複製検出手段により検出した前記記憶装置の識別情報を自身の前記記憶装置に書き込んで前記HDD対応リストを更新作成することを特徴とする請求項1又は2に記載のカラオケシステム。
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