JP4151291B2 - 決済システム、情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

決済システム、情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、決済システム、情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、オンラインで課金処理を行う場合に用いて好適な、決済システム、情報処理装置および情報処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットなどの広域ネットワークを介して、例えば、コンテンツをダウンロードしたり、所定の情報にアクセスするなど、有料情報の提供を受けることができるようなサービスが広く普及している。
【0003】
これらのサービスの提供者は、インターネット上に公開されるウェブページなどで、提供可能なサービスをユーザに知らせる。ユーザは、これらのウェブページなどを参照して、コンテンツなどの有料情報の提供を受け、その対価をサービス提供者に支払うようになされている。
【0004】
対価の支払いには、直接店舗などにユーザが赴いて料金を支払う方法より、ユーザが赴くことなく、オンライン上で料金の決済が行われる、いわゆるオンライン決済が利用される場合が殆どである。
【0005】
オンライン決済による支払方法には、様々な方法が用いられている。最も一般的な方法が、クレジットカード決済である。ユーザは、サービス提供者が公開しているウェブページの情報入力画面を参照し、クレジットカードの番号を入力する。サービス提供者は、入力されたクレジットカード番号を基に、クレジットカード発行会社にサービスに対する対価を請求する。
【0006】
クレジットカード決済のほかには、例えば、プリペイドカード決済なども利用されている。プリペイドカード発行事業者は、所定の金額のプリペイドカードを発行する。プリペイドカードには、そのカードに固有に割り当てられているIDなどが記載されているが、購入者しか確認できないよう、例えば、シールなどで覆われて販売されている。
【0007】
ユーザは、サービス提供者が公開しているウェブページの情報入力画面を参照し、プリペイドカードのIDを入力する。サービス提供者は、入力されたIDを基に、プリペイドカード発行会社にサービスに対する対価を請求する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、インターネットなどの広域ネットワークを介して、クレジットカードの番号などの重要な個人情報を送信することは、非常に危険なことである。インターネットは、オープン・システムであり、誰でもがアクセスできる上、電話回線とは異なり、送信されるデータは、結合されたコンピュータやサーバ間を次々と伝達され、しかも、どの経路を辿るのかを指定することができないので、データ送信中にデータを盗聴される危険がある。
【0009】
情報提供者は、オンライン決済において、クレジットカード番号を入力しているのが、クレジットカードの正しい持ち主か否か、盗聴された個人情報を用いている他人かを確認することができない。
【0010】
決済方法に、プリペイドカード方式を用いた場合、もしもIDを盗まれたとしても、その被害は、プリペイドカードの金額内で納まるため、クレジットカードの番号が盗まれた場合と比較して、被害金額を抑えるようにすることができる。しかしながら、決済にプリペイドカード方式を用いる場合、ユーザにはプリペイドカード購入の手間がかかり、また、高額の決済を行う場合には、複数のプリペイドカードを購入して、複数のIDを入力しなければならないなど、クレジットカード決済を行う場合と比較して、ユーザの手間が増えてしまう。
【0011】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、他人による成りすましを防いで、安全にオンライン決済を行うことができるようにしたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の決済システムは、第1の情報処理装置が、有料情報を記録する第1の記録手段と、第2の情報処理装置から、第1の通信経路を介して、有料情報の配信を要求する信号を受信する第1の受信手段と、第2の情報処理装置との第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する第1の取得手段と、第2の情報処理装置から、第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して、第2の接続情報および第2の情報処理装置を利用するユーザの固有情報を受信する第2の受信手段と、第1の取得手段により取得された第1の接続情報と、第2の受信手段により受信された第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断手段と、判断手段により、第1の接続情報と第2の接続情報が一致していると判断された場合、第2の情報処理装置に、第1の通信経路を介して、第1の記録手段により記録されている有料情報を送信する第1の送信手段と、第1の送信手段により送信される有料情報に対する課金情報、およびユーザの固有情報を、第3の情報処理装置に送信する第2の送信手段とを備え、第2の情報処理装置が、第1の通信経路を介して、第1の情報処理装置と情報を送受信する第1の情報送受信手段と、第1の情報送受信手段による第1の情報処理装置との第1の通信経路における第1の接続情報を取得する第2の取得手段と、第2の取得手段により取得された第1の接続情報を、第2の接続情報として、ユーザの固有情報とともに、第2の通信経路を介して、第1の情報処理装置に送信する第3の送信手段とを備え、第1の情報送受信手段は、第1の情報処理装置から有料情報を受信し、第3の情報処理装置が、第1の情報処理装置から、課金情報、および、固有情報を受信する第3の受信手段と、課金情報を基に、固有情報によって区別されるユーザへ請求する料金を記録する第2の記録手段と、第2の情報処理装置から第1の情報処理装置に通信する場合に用いられる通信回線を管理する第4の情報処理装置と、情報を送受信する第2の情報送受信手段と、第2の情報送受信手段により通信回線の使用料を取得し、第2の記録手段により記録されている料金を、通信回線の使用料に加算する算出手段とを備えることを特徴とする。
【0028】
本発明の情報処理装置は、有料情報を記録する記録手段と、第1の他の情報処理装置から、第1の通信経路を介して、有料情報の配信を要求する信号を受信する第1の受信手段と、第1の他の情報処理装置との第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する取得手段と、第1の他の情報処理装置から、第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して、第2の接続情報を受信する第2の受信手段と、取得手段により取得された第1の接続情報と、第2の受信手段により受信された第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断手段と、判断手段により、第1の接続情報と第2の接続情報が一致していると判断された場合、第1の他の情報処理装置に、第1の通信経路を介して、記録手段により記録されている有料情報を送信する第1の送信手段とを備えることを特徴とする。
【0029】
第1の通信経路は、広域ネットワークを含む通信経路であるものとすることができる。
【0030】
広域ネットワークは、インターネットであるものとすることができる。
【0031】
第2の通信経路は、電話回線であるものとすることができる。
【0032】
第2の通信経路は、所定の専用回線であるものとすることができる。
【0036】
第2の受信手段には、第2の通信経路を介して、第2の接続情報とともに、ユーザの固有情報を、第1の他の情報処理装置から受信させるようにすることができる。
【0037】
第2の通信経路は電話回線であるものとすることができ、固有情報は、電話番号であるものとすることができる。
【0038】
固有情報は、ユーザに与えられた固有のIDであるものとすることができる。
【0039】
固有情報は、クレジットカードの番号であるものとすることができる。
【0040】
第1の送信手段により送信される有料情報に対する課金情報と、第2の受信手段により受信されたユーザの固有情報を、有料情報に対する料金徴収処理を実行する第2の他の情報処理装置に送信する第2の送信手段を更に備えさせるようにすることができる。
【0041】
本発明の情報処理方法は、有料情報の記録を制御する記録制御ステップと、第1の他の情報処理装置からの、第1の通信経路を介した、有料情報の配信を要求する信号の受信を制御する第1の受信制御ステップと、第1の他の情報処理装置との第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する取得ステップと、第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して第1の他の情報処理装置から送信された、第2の接続情報の受信を制御する第2の受信制御ステップと、取得ステップの処理により取得された第1の接続情報と、第2の受信制御ステップの処理により受信が制御された第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断ステップと、判断ステップの処理により、第1の接続情報と第2の接続情報が一致していると判断された場合、第1の他の情報処理装置への、第1の通信経路を介した、記録制御ステップの処理により記録が制御されている有料情報の送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0042】
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、有料情報の記録を制御する記録制御ステップと、第1の他の情報処理装置からの、第1の通信経路を介した、有料情報の配信を要求する信号の受信を制御する第1の受信制御ステップと、第1の他の情報処理装置との第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する取得ステップと、第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して第1の他の情報処理装置から送信された、第2の接続情報の受信を制御する第2の受信制御ステップと、取得ステップの処理により取得された第1の接続情報と、第2の受信制御ステップの処理により受信が制御された第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断ステップと、判断ステップの処理により、第1の接続情報と第2の接続情報が一致していると判断された場合、第1の他の情報処理装置への、第1の通信経路を介した、記録制御ステップの処理により記録が制御されている有料情報の送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0043】
本発明のプログラムは、有料情報の記録を制御する記録制御ステップと、第1の他の情報処理装置からの、第1の通信経路を介した、有料情報の配信を要求する信号の受信を制御する第1の受信制御ステップと、第1の他の情報処理装置との第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する取得ステップと、第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して第1の他の情報処理装置から送信された、第2の接続情報の受信を制御する第2の受信制御ステップと、取得ステップの処理により取得された第1の接続情報と、第2の受信制御ステップの処理により受信が制御された第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断ステップと、判断ステップの処理により、第1の接続情報と第2の接続情報が一致していると判断された場合、第1の他の情報処理装置への、第1の通信経路を介した、記録制御ステップの処理により記録が制御されている有料情報の送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0050】
本発明の決済システムにおいては、第1の情報処理装置で、有料情報が記録され、第2の情報処理装置から、第1の通信経路を介して、有料情報の配信を要求する信号が受信され、第2の情報処理装置との第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報が取得され、第2の情報処理装置から、第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して、第2の接続情報および第2の情報処理装置を利用するユーザの固有情報が受信され、第1の接続情報と、第2の接続情報が一致しているか否かが判断され、一致していると判断された場合、第2の情報処理装置に、第1の通信経路を介して、第1の記録手段により記録されている有料情報が送信され、有料情報に対する課金情報、およびユーザの固有情報が、第3の情報処理装置に送信される。そして、第2の情報処理装置で、第1の通信経路を介して、第1の情報処理装置と情報が送受信され、第1の情報処理装置との第1の通信経路における第1の接続情報が取得され、第1の接続情報が、第2の接続情報として、ユーザの固有情報とともに、第2の通信経路を介して、第1の情報処理装置に送信され、第1の情報処理装置から有料情報が受信される。また、第3の情報処理装置で、第1の情報処理装置から、課金情報、および、固有情報が受信され、課金情報を基に、固有情報によって区別されるユーザへ請求する料金が記録され、第2の情報処理装置から第1の情報処理装置に通信する場合に用いられる通信回線を管理する第4の情報処理装置と、情報が送受信されて、通信回線の使用料が取得され、記録されている料金が、通信回線の使用料に加算される。
【0052】
本発明の情報処理装置、および情報処理方法、並びにプログラムにおいては、有料情報の記録が制御され、第1の他の情報処理装置から、第1の通信経路を介して、有料情報の配信を要求する信号が受信され、第1の他の情報処理装置との第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報が取得され、第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して第1の他の情報処理装置から、第2の接続情報が受信され、第1の接続情報と、第2の接続情報が一致しているか否かが判断され、一致していると判断された場合、第1の他の情報処理装置へ、第1の通信経路を介して、有料情報が送信される。
【0054】
第1の通信経路とは、例えば、インターネットなどの、いわゆるオープンネットワークが含まれているネットワークである。それに対して、第2の通信経路とは、いわゆるオープンネットワークを含んでいない、閉じた通信経路であり、例えば、電話回線や、専用回線などである。
【0055】
ネットワークとは、少なくとも2つの装置が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。ネットワークを介して通信する装置は、独立した装置どうしであっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックどうしであっても良い。
【0056】
また、データや情報の送信および受信は、無線もしくは有線を介して行われるのは勿論、無線と有線とが混在した伝送路を介した送受信、即ち、ある区間では無線でデータなどの送受信が行われ、他の区間では有線でデータなどの送受信が行われるようなものであっても良い。更に、ある装置から他の装置へのデータなどの送受信が有線を介して行われ、他の装置からある装置へのデータなどの送受信が無線を介して行われるようなものであっても良い。
【0057】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0058】
図1は、本発明を適応したオンライン決済システムの構成を示す図である。
【0059】
ユーザが利用するユーザ端末装置1は、第1の通信経路6を介して、サーバ3と接続されている。第1の通信経路6は、例えば、インターネットなどの広域ネットワーク、すなわち、様々なユーザが利用することが可能な開いたネットワーク(オープンネットワーク)を含んでいる。ユーザは、ユーザ端末装置1を用いて、第1の通信経路6を介して、サーバ3にアクセスし、サーバ3が公開しているウェブページなどを閲覧したり、情報を送受信することができる。
【0060】
また、ユーザは、ユーザ端末装置1を電話機2と接続させ、電話機2を用いて、電話回線7、料金徴収代行機関の電話回線管理制御装置4、および電話回線8を介して、サーバ3に対して、電話をかける(情報を送信する)ことが可能である。電話回線7、料金徴収代行機関の電話回線管理制御装置4、および電話回線8を介した通信は、他者に開かれていない、閉じた通信経路である。以下、電話回線7、料金徴収代行機関の電話回線管理制御装置4、および電話回線8を介した通信経路を、第2の通信経路と称する。
【0061】
サーバ3は、例えば、インターネットなどの広域ネットワークに、ウェブページなどを公開することにより、ユーザに、コンテンツのダウンロードなどの、有料情報の提供を行うサービス提供者によって管理されている。サーバ3は、第1の通信経路6を介して、ユーザ端末装置1と情報を授受することができるとともに、第2の通信経路を介して、ユーザ端末装置1が電話機2を用いてかけてきた電話を受けることができる。
【0062】
更に、サーバ3は、料金徴収代行機関が有するパーソナルコンピュータ5と、電話回線8および電話回線管理制御装置4を介して情報の授受を行うことができる。
【0063】
料金徴収代行機関は、いわゆる電話交換局を保有し、電話回線の接続や、通信料金などを管理する電話回線管理制御装置4を保有している。電話回線管理制御装置4は、ユーザ端末装置1が電話機2を用いてサーバ3に対して電話をかけた場合、電話回線7と電話回線8を接続する。パーソナルコンピュータ5は、電話回線管理制御装置4に接続され、サービス提供者がユーザに対して提供したサービスの料金徴収代行処理を実行する。
【0064】
ユーザ端末装置1は、ユーザの操作に従って、第1の通信経路6を介して、サーバ3に有料情報送信要求を出力する。サーバ3は、ユーザ端末装置1から有料情報の送信要求を受け、ユーザに対する認証処理を実行する。ユーザ端末装置1は、電話機2を用いてサーバ3に電話をかけることにより、認証処理に必要な情報をサーバ3に送信する。すなわち、ユーザ端末装置1は、電話機2を用いて、第2の通信経路を介して、認証処理に必要な情報を送信する。
【0065】
認証処理が正しく終了した場合、サーバ3は、第1の通信経路6を介して、有料情報をユーザ端末装置1に送信し、その料金の徴収代行を料金徴収代行機関に依頼するため、料金に関する情報を、料金徴収代行機関が有するパーソナルコンピュータ5に送信する。
【0066】
図2は、図1のユーザ端末装置1の構成を示すブロック図である。
【0067】
CPU11は、ROM12に記憶されているプログラム、または記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0068】
CPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。
【0069】
入出力インターフェース15には、キーボード、マウスなどよりなる入力部16、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部17、ハードディスクなどより構成される記憶部18、有線、あるいは、無線を介して、第1の通信経路6、あるいは、電話機2などと接続され、情報を授受する通信部19が接続されている。
【0070】
記憶部18、もしくはRAM13には、ユーザ端末装置1を保有するユーザが、図8を用いて後述する登録処理によりサーバ3から与えられるユーザIDが保存される。
【0071】
入出力インターフェース15にはまた、必要に応じてドライブ20が接続され、磁気ディスク41、光ディスク42、光磁気ディスク43、あるいは半導体メモリ44などが適宜装着される。
【0072】
図3は、図1のサーバ3の構成を示すブロック図である。
【0073】
CPU61は、ROM62に記憶されているプログラム、または記憶部66からRAM63にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM63にはまた、CPU61が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0074】
CPU61、ROM62、およびRAM63は、バス64を介して相互に接続されている。このバス64にはまた、入出力インターフェース65も接続されている。
【0075】
入出力インターフェース65には、ハードディスクなどより構成される記憶部66、有線、あるいは、無線を介して、第1の通信経路6、あるいは、第2の通信経路の電話回線8などと接続され、情報を授受する通信部67が接続されている。
【0076】
記憶部66には、ユーザに提供するための有料情報が記憶されている。また、記憶部66には、図8を用いて後述するユーザ登録処理により登録されるユーザIDと、必要に応じて、ユーザの利用上限金額、ユーザの現在の利用金額、ユーザの個人情報などが登録されるユーザ登録情報データベースが記憶されている。
【0077】
入出力インターフェース65にはまた、必要に応じてドライブ68が接続され、磁気ディスク71、光ディスク72、光磁気ディスク73、あるいは半導体メモリ74などが適宜装着される。
【0078】
図4は、図1のパーソナルコンピュータ5の構成を示すブロック図である。
【0079】
CPU91は、ROM92に記憶されているプログラム、または記憶部98からRAM93にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM93にはまた、CPU91が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0080】
CPU91、ROM92、およびRAM93は、バス94を介して相互に接続されている。このバス94にはまた、入出力インターフェース95も接続されている。
【0081】
入出力インターフェース95には、キーボード、マウスなどよりなる入力部96、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部97、ハードディスクなどより構成される記憶部98、有線、あるいは、無線を介して、電話回線管理制御装置4と接続され、情報を授受する通信部99が接続されている。
【0082】
記憶部98には、電話回線管理制御装置4において管理される電話料金に、サービス提供者がユーザに対して提供した、すなわち、サーバ3からユーザ端末装置1に送信された有料情報に対する対価を加えて請求するための課金情報データベースが登録されている。課金情報データベースには、少なくとも、電話番号と、その電話番号における通話料金に加算される有料情報利用料金が登録されている。課金情報データベースには、他にも、ユーザIDや、料金請求先をはじめとするユーザの個人情報など、必要な情報を登録するようにしても良いことは言うまでもない。
【0083】
入出力インターフェース95にはまた、必要に応じてドライブ100が接続され、磁気ディスク111、光ディスク112、光磁気ディスク113、あるいは半導体メモリ114などが適宜装着される。
【0084】
図5および図6は、図1の、第1の通信経路6の例を示す図である。
【0085】
第1の通信経路6は、例えば、インターネットなどのオープンネットワークを含む通信経路である。図5および図6においては、インターネットを含む第1の通信経路6の例について説明するが、第1の通信経路6は、インターネットを含んでいなくても、オープンネットワークを含む通信経路であれば、いずれの通信経路であってもよい。
【0086】
例えば、家庭でパーソナルコンピュータなどを利用する一般ユーザに良く用いられる通信経路が、図5に示される電話回線を介する通信経路である。
【0087】
デジタル電話回線を利用する第1の例について説明する。例えば、ユーザ端末装置1に、携帯型電話機131、もしくはPDA(Personal Digital(Data) Assistants)132などの移動無線局に対応する機器を接続する。携帯型電話機131、もしくはPDA132は、例えば、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって、基地局133と無線接続されるようになされており、2[GHz]の周波数帯域を使用して最大2[Mbps]のデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信し得るようになされている。基地局133は所定の電話交換局134に接続され、所定の電話番号で指定されるインターネットサービスプロバイダ135へ回線が接続されるようになされている。
【0088】
インターネットサービスプロバイダ135は、インターネット接続サービスを提供する通信事業者である。インターネット136を構成するサーバを所有している教育機関や団体、企業などが管理しているLAN(Local Area Network)に接続されているパーソナルコンピュータなどは、LAN経由でインターネット136に接続することができるが、特に、一般のユーザがパーソナルコンピュータを用いてインターネット136のサービスを利用するには、インターネット136を構成するサーバにクライアントとして接続する必要がある。インターネットサービスプロバイダ135は、サーバを持たない企業や個人でもインターネット136を利用できるよう、公共のサーバを提供する。
【0089】
サーバ3は、インターネット136に接続されている。したがって、ユーザ端末装置1は、サーバ3と情報を授受することが可能である。
【0090】
デジタル電話回線を利用する第2の例として、いわゆるISDN(Integrated Services Digital Network)を利用した接続方法について説明する。ISDNとは、総合デジタル通信網と呼ばれる、TSS(電気通信標準化セクタ、旧CCITT=国際電信電話諮問委員会)が標準化している電話、ファクシミリ、テレックス、データ通信、ビデオテックス網を統合化するデジタル通信網の一般的な名称である。
【0091】
ユーザ端末装置1は、ターミナルアダプタ137およびDSU(Digital Service Unit )138を介して、ISDN回線によって、電話交換局134に接続されている。ターミナルアダプタ137は、ISDNのインターフェースに対応していない通信機器を、ISDN回線に接続するための装置であり、DSU138を介して、ISDN回線と接続されるか、その内部にDSU138を有する。
【0092】
DSUの役割をOSIの7階層に当てはめれば、最も低位の階層であるレイヤ1に相当する。DSUは、具体的に、レイヤ1での保守機能、モニタリング、タイミング調整、電力転送、レイヤ1の多重化、インターフェースの終端機能を実現するものである。
【0093】
また、複数の通信機器を接続したい場合には、ターミナルアダプタ137に代わって、ダイヤルアップルータを用いるようにしても良い。ダイヤルアップルータを利用した場合、例えば、インターネットサービスプロバイダ135との契約により与えられたユーザIDがひとつでも、複数のパーソナルコンピュータなどから同時にインターネット136に接続することが可能となる。
【0094】
電話交換局134、インターネットサービスプロバイダ135、インターネット136、およびサーバ3の接続については、携帯型電話機131あるいはPDA132を用いる場合と同様である。
【0095】
次に、アナログ回線を利用する第1の例として、モデム139を用いる場合について説明する。
【0096】
モデム139は、普通の電話回線(アナログ回線)を使ってインターネット136に接続するとき必要な機器である。一般的なパーソナルコンピュータや、図5のユーザ端末装置1はデジタル形式のデータを処理するものであるが、通常の電話回線は、アナログ形式の音声しか送ることができない。そのため、モデム139は、デジタルのデータをアナログに変換してアナログ回線でデータを送信することができるようにしたり、アナログ形式で送信されたデータを、デジタル形式に変換するものである。
【0097】
モデム139によってアナログ形式に変換されたデータは、アナログ電話回線を介して、電話交換局134に送信される。電話交換局134、インターネットサービスプロバイダ135、インターネット136、およびサーバ3の接続については、携帯型電話機131あるいはPDA132を用いる場合と同様である。
【0098】
アナログ電話回線を利用する第2の例として、いわゆるADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)を利用した接続方法について説明する。ADSLでは、回線が帯域分割され、第1の帯域は電話回線として利用され、第2の帯域は、インターネットなどの接続用に利用されている。ここでは、第2の帯域を用いた接続について説明する。
【0099】
ADSLモデム140は、ユーザ端末装置1や、一般的なパーソナルコンピュータなどをADSL接続するために必要なモデムであり、電話交換局134内のMDF(Main Distributed Frame)141に接続されている。MDF141は、電話交換局において、加入者線を収容するための装置であり、ADSLサービスを提供する通信事業者は、自社のDSLAM(Digital Subscriber Line Access Multiplexer)142をMDF141に接続してサービスを行う。DSLAM142には、複数のxDSL(ADSL、SDSL、あるいは、HDSL)モデムが搭載されており、ADSL加入線からのデータを図示しない内部のルータに渡す。
【0100】
ADSL回線からインターネット136へは、複数の接続方法があり、ADSLサービスを提供する通信事業者によって異なるが、例えば、DSLAM142は、通信事業者の独自回線などにより、インターネットサービスプロバイダ135に接続される(ADSLサービスを提供する通信事業者とインターネットサービスプロバイダ135は、同一事業者でも良い)ので、ユーザ端末装置1は、ADSL回線を介して、インターネット136と接続され、サーバ3と情報を授受することが可能となる。
【0101】
また、図6に示されるように、ユーザ端末装置1を、電話回線を介さずにインターネット136に接続するようにしてもよい。
【0102】
ユーザ端末装置1は、VHFやUHF帯の電波を用いた地上波テレビジョン放送ではなく、同軸ケーブルよりなる通信ケーブルによって接続した限定地域に対して、多様なサービスを提供する放送システムであるケーブルテレビジョンの配信のために設置されている通信ケーブルを利用して、インターネット136に接続することができる。
【0103】
この場合、通信ケーブルに接続するために、ユーザ端末装置1をケーブルモデム151に接続する必要がある。ケーブルモデム151とケーブル地域局152とは、ケーブルテレビジョンの配信用の通信ケーブルで接続されている。ケーブルモデム151を介して、ユーザ端末装置1は、地域ごとに設置されているケーブル地域局152に接続されている通信ケーブルに情報を送信したり、通信ケーブルを介して送信される情報を受信することができる。ケーブル基地局153は、ケーブル地域局152から集まる回線をまとめ、インターネット136に接続する。
【0104】
また、ユーザ端末装置1がLAN154に接続され、LAN154が、ルータ155およびゲートウェイサーバ156を介して、インターネット136に直接接続されている場合もある。
【0105】
ルータ155とは、ネットワークパケットをネットワーク層でルーティングすることにより、異なるネットワーク間(ここでは、LAN154とインターネット136)のデータ転送を実現する装置である。データリンク層では隣接ノード間もしくは同一セグメント上でしかデータの伝達ができないが、ルータ155は、データリンク層でのデータ転送機能を組み合わせて、ネットワーク上のあらゆるノード間同士でのデータ転送を担当する。ゲートウェイサーバ156とは、プロトコルなどを相互に変換することにより、異なる規格のネットワークを接続するためのインターフェースとなる装置である。
【0106】
また、より高速な通信が可能な、光ファイバーケーブル159を利用して、インターネット136に接続する技術もある。
【0107】
NA(Network Adapter)157は、光ファイバーケーブル159を送信されてきた光信号を、ユーザ端末装置1や、一般的なパーソナルコンピュータなどでも読み取り可能な電気信号に変換したり、ユーザ端末装置1や、一般的なパーソナルコンピュータなどで処理された電気信号を、光ファイバーケーブル159を用いて送信するのに適した光信号に変換するための装置である。NA157は、ユーザ端末装置1に直接接続されていても、LAN154を介して接続されていても良い。
【0108】
ONU(Optical Network Unit)158は、光ファイバーケーブル159を、NA157と接続するための装置である。そして、光ファイバーケーブル159は、ガラス繊維で構成された通信ケーブルであり、電気信号ではなく、光信号で通信を行う。
【0109】
サーバ160は、NA157と同様に、光ファイバーケーブル159を用いて送信可能な光信号と、インターネット136において送信可能な電気信号を変換したり、ゲートウェイサーバ156と同様に、ネットワーク間のプロトコルを変換する処理を行って、光ファイバーケーブル159とインターネット136とのインターフェースの役割を担うものである。
【0110】
また、図示しない放送衛星を介してインターネット136に接続する技術を利用して、ユーザ端末装置1をインターネット136に接続することができるようにしても良いことは言うまでもない。
【0111】
図7は、図1の第2の通信経路の電話回線7、および電話回線8の例を示す図である。
【0112】
電話機2として、携帯型電話機131を用いた場合、携帯型電話機131は、例えば、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって、基地局133と無線接続されるようになされている。そして、基地局133は電話回線の接続処理を行う電話回線管理制御装置4に接続されているので、携帯型電話機131が所定の電話番号を発呼した場合、携帯型電話機131は、所定の電話番号によって定められる電話回線に接続される。
【0113】
電話機2として、家庭用に用いられる据え置き型電話機171を用いた場合、据え置き型電話機171は、アナログの電話回線を介するときは、一般の電話回線を介して、電話回線管理制御装置4と接続されるが、ISDN回線が利用される場合、ターミナルアダプタ137およびDSU138を介して、ISDN回線によって、電話回線の接続処理を行う電話回線管理制御装置4に接続される。据え置き型電話機171が所定の電話番号を発呼した場合、据え置き型電話機171は、所定の電話番号によって定められる電話回線に接続される。
【0114】
また、電話回線管理制御装置4が通信経路7と接続する通信経路8も、図7を用いて説明した場合と同様の通信経路であるので、その説明は省略する。なお、サーバ3が、内臓のモデムを用いて、電話機2からかけられた電話を直接受信するようになされている場合も、外部に電話機(携帯型電話機131、あるいは据え置き型電話機171など)を接続して、その電話機が、電話機2からかけられた電話を受信するようになされている場合も、その通信経路8は図7を用いて説明した場合と同様である。
【0115】
図5乃至図7を用いて、第1の通信経路6および第2の通信経路について説明したが、第1の通信経路6および第2の通信経路は、物理的に異なる回線ではなく、論理的に異なる回線であれば良い。具体的には、回線が帯域分割や時分割されている場合、第1の通信経路6および第2の通信経路は、物理的に同一の回線であっても、論理的に異なる回線を介した通信経路として機能することができる。例えば、ADSLでは、回線が帯域分割され、第1の帯域は電話回線として利用され、第2の帯域は、インターネットなどの接続用に利用されている。ユーザ端末装置1は、ADSL回線のうち、電話回線として利用される第1の帯域を第2の通信経路とし、インターネットなどの接続用に用いられる第2の帯域を第1の通信経路6として、サーバ3に接続するようにしても良い。
【0116】
上述したように、ユーザは、サービス提供者から、有料のサービスの提供を受け、その料金を支払うが、ユーザの認証を行うために、ユーザに固有のユーザIDが必要となるので、登録処理を行う必要がある。また、登録処理において、ユーザが希望した場合、利用料金の上限を設定することも可能である。図8のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置1とサーバ3が実行するユーザ登録処理について説明する。
【0117】
ステップS1において、ユーザ端末装置1のCPU11は、ユーザIDを要求する信号を生成し、バス14、入出力インターフェース15、通信部19、および、第1の通信経路6を介して、サーバ3にアクセスし、ユーザIDを要求する信号を送信する。
【0118】
ステップS2において、サーバ3のCPU61は、ユーザ端末装置1から送信された、ユーザIDを要求する信号の入力を受け、ユーザ端末装置1に与えるユーザIDを決定し、バス64、入出力インターフェース65、通信部67、および、第1の通信経路6を介して、ユーザIDをユーザ端末装置1に送信する。ユーザ端末装置1のCPU11は、サーバ3から送信されたユーザIDの入力を受ける。
【0119】
ステップS3において、ユーザ端末装置1のCPU11は、入出力インターフェース15およびバス14を介して、入力部16から入力されるユーザの操作を示す信号を基に、ユーザから、利用上限金額設定を希望する操作が入力されたか否かを判断する。
【0120】
ステップS3において、利用上限金額設定を希望する操作が入力されたと判断された場合、ステップS4において、ユーザ端末装置1のCPU11は、入力部16を用いてユーザが入力した利用上限金額情報と、ステップS2において、サーバ3が送信したユーザIDとを、第1の通信経路6を介して、サーバ3に送信する。
【0121】
ステップS5において、サーバ3のCPU61は、第1の通信経路6を介して受信した利用上限金額と、ユーザIDを、記憶部66のユーザ登録情報データベースに登録する。
【0122】
ユーザ登録情報データベースには、少なくとも、登録しているユーザのユーザIDと、利用上限金額設定を希望するユーザである場合は、その利用上限金額が登録されている。また、このデータベースには、必要に応じて、ユーザIDに対応付けて、そのユーザの個人情報などが登録されるようにしても良い。
【0123】
ステップS3において、利用上限金額設定を希望する操作が入力されなかったと判断された場合、もしくは、ステップS4およびステップS5の処理の終了後、ステップS6において、ユーザ端末装置1のCPU11は、ステップS2において、サーバ3から送信されたユーザIDを、記憶部18、もしくは、RAM13に記憶させ、処理が終了される。
【0124】
図8を用いて説明した処理により、ユーザは、ユーザ端末装置1を用いて、サービス提供者が提供するサービスを受けるためのユーザ登録を行って、ユーザIDの発行を受けることができ、ユーザが希望する場合は、利用上限金額の設定を行うことができる。
【0125】
次に、図9および図10のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置1が実行する処理について説明する。
【0126】
ステップS31において、ユーザ端末装置1のCPU11は、第1の通信経路6を介して、サーバ3にアクセスし、接続情報を取得する。ここで、接続情報とは、ユーザ端末装置1のCPU11が、第1の通信経路6を介して、サーバ3にアクセスしたときに与えられる固有の情報であれば、どのような情報であってもかまわない。
【0127】
例えば、ユーザ端末装置1が、第1の通信経路6のインターネット136を介してサーバ3にアクセスした場合、ユーザ端末装置1には、その通信のプロトコル(例えば、IP(Internet Protocol)など)に基づいて、アドレスが割り当てられる。CPU11は、このアドレスを接続情報として取得するようにしても良い。
【0128】
また、ユーザ端末装置1からサーバ3にアクセスする場合に、サーバ3が、例えば、ワンタイムパスワードを発行し、ユーザ端末装置1のCPU11は、発行されたワンタイムパスワードを受信して、接続情報として取得するようにしてもよい。ワンタイムパスワードの発行方法には、様々な方法があるが、例えば、チャレンジレスポンス方式を採用し、ユーザ端末装置1が、サーバ3にアクセスした場合、サーバ3が乱数を生成し、それを暗号化したものを接続情報としても良い。
【0129】
ワンタイムパスワード方式を採用することにより、次回のアクセス時には前回と異なった乱数によるパスワードしか有効とならないため、第3者がパスワードを盗んだとしても、一度使われたパスワードを、本人に成りすまして利用することはできない。したがって、より安全な認証処理を行うことができる。
【0130】
接続情報として、アドレスが用いられても、ワンタイムパスワードが用いられても、サーバ3は、この接続情報を認識することができる。
【0131】
ステップS32において、CPU11は、入力部16から入力される、ユーザの操作を示す情報を基に、ユーザから、所望の有料情報をサーバに要求するように指令されたか否かを判断する。ステップS32において、有料情報の要求が指令されていないと判断された場合、有料情報の要求が指令されたと判断されるまで、ステップS32の処理が繰り返される。
【0132】
ステップS32において、有料情報の要求が指令されたと判断された場合、ステップS33において、CPU11は、ユーザID、および有料情報IDを含む有料情報要求信号を生成し、第1の通信経路6を介してサーバ3に送信する。
【0133】
ステップS34において、CPU11は、第1の通信経路6を介して、サーバ3から、個人認証要求信号を受信したか否かを判断する。ステップS34において、個人認証要求信号を受信していないと判断された場合、個人認証要求信号を受信したと判断されるまで、ステップS34の処理が繰り返される。
【0134】
ステップS34において、個人認証要求信号を受信したと判断された場合、ステップS35において、CPU11は、出力部17に、有料情報購入確認画面を表示する。
【0135】
有料情報購入確認画面には、ユーザがステップS32において要求した有料情報に関する情報と、その料金などが、例えば、「あなたが選択したコンテンツ名は“○○”です。料金は××円です。よろしいですか?」というメッセージとして記載され、内容を承諾する場合にユーザにより選択されるOKボタンと、要求内容をキャンセルする場合にユーザにより選択されるキャンセルボタンなどが表示される。有料情報購入確認画面は、予め、記憶部18、もしくはRAM13に画面表示データを記録しておいて、表示部17に表示するようにしても良いし、サーバ3がインターネット136に公開しているウェブページであって、通信部19を介して受信したデータを、表示部17に表示するようにしても良い。
【0136】
ステップS36において、CPU11は、入力部16から入力されるユーザの操作を示す信号を基に、ユーザから、有料情報の購入と接続情報の送信を確認する入力を受けたか否かを判断する。ステップS36において、有料情報の購入と接続情報の送信を確認する入力を受けていないと判断された場合、処理は、ステップS32に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0137】
ステップS36において、有料情報の購入と接続情報の送信を確認する入力を受けたと判断された場合、ステップS37において、CPU11は、通信部19に電話機2は接続されているか否かを判断する。
【0138】
ステップS37において、通信部19に電話機2は接続されていないと判断された場合、ステップS38において、CPU11は、ユーザに、電話機2の接続を促すためのメッセージを生成し、出力部17にテキスト、画像、もしくは音声メッセージとして出力する。ステップS38の処理の終了後、処理は、ステップS37に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0139】
ステップS37において、通信部19に電話機2は接続されていると判断された場合、ステップS39において、CPU11は、接続されている電話機2を検出し、電話機2の種類(携帯型電話機131であるか、据え置き型電話機171であるか)、ダイヤル方法(パルスであるかトーンであるか)、接続方法(通常のアナログ回線か、ISDN回線か)などの情報を取得する。
【0140】
ステップS40において、CPU11は、第2の通信経路を介して、サーバ3に情報を送信するために、サーバ3の電話番号を取得する。ここで、サーバ3の電話番号は、予め、記憶部18、もしくはRAM13に記録されているものとしても、あるいは、この処理以前のサーバ3との情報の授受において、サーバ3から受信するようにしても良い。
【0141】
ステップS41において、CPU11は、ステップS39において取得した情報を基に、通信経路2を介した情報の送信は、アナログの電話回線を使用するか、すなわち、電話回線7は、アナログの電話回線であるか否かを判断する。
【0142】
ステップS41において、アナログの電話回線を使用すると判断された場合、ステップS31において取得した接続情報はデジタルデータであり、アナログの電話回線を用いて送信することができないので、ステップS42において、CPU11は、接続情報をアナログデータに変換する。
【0143】
ステップS41において、アナログの電話回線を使用しないと判断された場合、もしくは、ステップS42の処理の終了後、ステップS43において、CPU11は、電話機2に、サーバ3に電話をかけさせて、第2の通信経路を介して、サーバ3にステップS31において取得した接続情報を送信する。
【0144】
ステップS44において、CPU11は、第1の通信経路6を介して、サーバ3が、後述する図11のステップS76において送信する、電話番号が非通知であるというエラーメッセージを受けたか否かを判断する。
【0145】
ステップS44において、電話番号が非通知であるというエラーメッセージを受けたと判断された場合、ステップS45において、CPU11は、ユーザに、電話番号を通知する設定に変更させるためのエラーメッセージを生成し、出力部17から、テキスト、画像、もしくは音声として出力させる。ステップS45の処理の終了後、処理は、ステップS44に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0146】
ステップS44において、電話番号が非通知であるというエラーメッセージを受けていないと判断された場合、ステップS46において、CPU11は、第1の通信経路6を介して、サーバ3が、後述する図12のステップS80において送信する、認証失敗を示すエラーメッセージを受信したか否かを判断する。
【0147】
ステップS46において、認証失敗を示すエラーメッセージを受信したと判断された場合、ステップS47において、CPU11は、認証処理失敗を示すエラーメッセージを生成し、出力部17から、テキスト、画像、もしくは音声として出力させ、処理が終了される。
【0148】
ステップS46において、認証失敗を示すエラーメッセージを受信していないと判断された場合、ステップS48において、CPU11は、第1の通信経路6を介して、サーバ3が、後述する図12のステップS85において送信する、ユーザが設定した利用金額上限を超えていることを示すエラーメッセージを受信したか否かを判断する。
【0149】
ステップS48において、利用金額上限を超えていることを示すエラーメッセージを受信したと判断された場合、ステップS49において、CPU11は、利用金額の上限を超えていることを示すエラーメッセージを生成し、出力部17から、テキスト、画像、もしくは音声として出力させ、処理が終了される。
【0150】
ステップS48において、利用金額上限を超えていることを示すエラーメッセージを受信していないと判断された場合、ステップS50において、CPU11は、第1の通信経路6を介して、サーバ3から、ユーザが所望した有料情報に対応するデータを受信したか否かを判断する。ステップS50において、ユーザが所望した有料情報に対応するデータを受信していないと判断された場合、データを受信したと判断されるまで、ステップS50の処理が繰り返される。
【0151】
ステップS50において、ユーザが所望した有料情報に対応するデータを受信したと判断された場合、ステップS51において、CPU11は、受信した有料情報を、出力部17から、テキスト、画像、もしくは音声として出力させるか、あるいは、記憶部18、RAM16、もしくは、ドライブ20に装着された磁気ディスク41乃至半導体メモリ44などの記録媒体に、ユーザが入力部16を用いて出力を指令する操作を入力した場合に再生出力可能なように記録させ、処理が終了される。
【0152】
以上説明した処理により、ユーザ端末装置1は、サーバ3による認証のために、第1の通信経路6における接続情報を、第1の通信経路6とは異なる、閉じた通信回線である第2の通信経路を介して、サーバ3に送信することができる。第2の通信経路は、第1の通信経路6とは異なり、閉じた通信経路であるので、悪意ある第3者からデータを盗まれたり、改竄されるようなことがないので、より安全に認証処理を行うことができる。
【0153】
次に、図11および図12のフローチャートを参照して、図9および図10を用いて説明したユーザ端末装置1の処理と並行して実行されるサーバ3の処理について説明する。
【0154】
ここで、サーバ3のCPU61は、予め、ユーザ端末装置1からアクセスされているので、ユーザ端末装置1のIPアドレスを取得して、制御情報としているか、ユーザ端末装置1にワンタイムパスワードを発行して、制御情報としている。
【0155】
ステップS71において、サーバ3のCPU61は、通信部67から入力される信号を基に、ユーザ端末装置1が図9のステップS33において送信した有料情報要求信号を、第1の通信経路6を介して受信したか否かを判断する。ステップS71において、有料情報要求信号を受信していないと判断された場合、有料情報要求信号を受信したと判断されるまで、ステップS71の処理が繰り返される。
【0156】
ステップS71において、有料情報要求信号を受信したと判断された場合、ステップS72において、CPU61は、有料情報要求信号を送信したユーザ端末装置1の、第1の通信経路6における接続情報、並びに、有料情報要求信号に含まれている有料情報ID、および、ユーザIDを、記憶部66、もしくはRAM63に一時保存する。
【0157】
ステップS73において、CPU61は、ユーザ端末装置1に、個人認証を行うために、接続情報の送信を要求する個人認証要求信号を生成し、バス64、入出力インターフェース65、通信部67、および、第1の通信経路6を介して、ユーザ端末装置1に、個人認証要求信号を送信する。
【0158】
ステップS74において、CPU61は、ユーザ端末装置1が、図10のステップS43において実行した処理により、電話機2からの電話を受けたか、すなわち、電話機2を用いて、ユーザ端末装置1が第2の通信経路を介して送信した情報を受信したか否かを判断する。ステップS74において、電話を受信していないと判断された場合、電話を受信したと判断されるまで、ステップS74の処理が繰り返される。
【0159】
ステップS74において、電話を受信したと判断された場合、ステップS75において、CPU61は、ユーザ端末装置1が電話機2を用いてかけた電話は、電話番号通知設定になっているか否かを判断する。ユーザ端末装置1が電話機2を用いてかけた電話が電話番号通知設定になっているか否かは、電話回線管理制御装置4において判断され、サーバ3に送信されるようにしても良い。
【0160】
ステップS75において、電話番号通知設定になっていないと判断された場合、ステップS76において、CPU61は、電話番号が非通知であるというエラーメッセージを生成し、第1の通信経路6を介して、ユーザ端末装置1に送信する。ステップS76の処理の終了後、処理は、ステップS74に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0161】
ステップS75において、電話番号通知設定になっていたと判断された場合、ステップS77において、CPU61は、第2の通信経路を介して送信された情報から、電話機2の電話番号、および接続情報を取得し、取得した電話機2の電話番号を、記憶部66、もしくはRAM63に一時保存する。
【0162】
ステップS78において、CPU61は、ステップS72の処理により一時保存されている、第1の通信経路6の接続情報を読み込んで、第2の通信経路を介してユーザ端末装置1から送信され、ステップS77の処理において取得された接続情報と照合する。
【0163】
ステップS79において、CPU61は、第1の通信経路6の接続情報と、第2の通信経路を介して取得した接続情報は一致したか否かを判断する。
【0164】
ステップS79において、接続情報が一致しないと判断された場合、ステップS80において、CPU61は、認証処理失敗を示すエラーメッセージを生成し、第1の通信経路6を介して、ユーザ端末装置1に送信して、処理が終了される。
【0165】
ステップS79において、接続情報が一致したと判断された場合、ステップS81において、CPU61は、ステップS72において一時保存されたユーザID、および、記憶部66に記録されているユーザ登録情報データベースを参照し、有料情報要求信号送信者、すなわち、保存されているユーザIDで示されるユーザは、利用金額上限設定を行っているか否かを判断する。
【0166】
ステップS81において、利用金額上限設定を行っていると判断された場合、ステップS82において、CPU61は、記憶部66に記録されているユーザ登録情報データベースを参照し、対応するユーザの現在の利用金額を読み込む。
【0167】
CPU61は、ステップS83において、今回の有料情報の利用金額を、ステップS82で読み込んだ現在の利用金額に加算し、ステップS84において、加算結果は、ユーザ登録情報データベースに登録されている利用金額の上限を超えるか否かを判断する。
【0168】
ステップS84において、設定されている利用金額の上限を超えると判断された場合、ステップS85において、CPU61は、利用金額上限を超えていることを示すエラーメッセージを生成し、第1の通信経路6を介して、ユーザ端末装置1にエラーメッセージを送信して、処理が終了される。
【0169】
ステップS81において、利用金額上限設定を行っていないと判断された場合、もしくは、ステップS84において、設定されている利用金額の上限を超えないと判断された場合、ステップS86において、CPU61は、第1の通信経路6を介して取得し、ステップS72の処理により、記憶部66、もしくはRAM63に一時保存されている有料情報IDを読み込む。
【0170】
CPU61は、ステップS87において、有料情報IDで指定される有料情報を、記憶部66から読み出し、第1の通信経路6を介して、ユーザ端末装置1に送信し、記憶部66に記録されているユーザ登録情報データベースの、対応するユーザの現在の利用金額を更新し、ステップS88において、ステップS77の処理により、記憶部66、もしくはRAM63に一時保存されている第2の通信経路で用いられた電話機2の電話番号を読み込む。
【0171】
ステップS89において、CPU61は、第2の通信経路の電話回線8および電話回線管理制御装置4を介して、ユーザ端末装置1に送信した有料情報に対する課金情報を、ステップS88で読み込んだ電話機2の電話番号とともに、料金徴収代行機関のパーソナルコンピュータ5に送信して、処理が終了される。
【0172】
図11および図12を用いて説明した処理により、サーバ3のCPU61は、第1の通信経路6を介した、ユーザ端末装置1の接続情報と、ユーザ端末装置1から、第2の通信経路を介して送信された接続情報が一致するか否かに基づいて、ユーザの認証を行い、正しく認証できた場合に、ユーザ端末装置1に有料情報を送信する。
【0173】
また、サーバ3のCPU61は、ユーザ端末装置1に送信した有料情報に対する課金情報を、電話機2の電話番号とともに、料金徴収代行機関のパーソナルコンピュータ5に送信するので、料金徴収代行機関のパーソナルコンピュータ5は、電話番号を基に、課金処理を行うことができる。
【0174】
次に、図13のフローチャートを参照して、料金徴収代行業者のパーソナルコンピュータ5の処理について説明する。
【0175】
ステップS101において、パーソナルコンピュータ5のCPU91は、サーバ3が図12のステップS89において送信した課金情報および電話番号を、第2の通信経路の電話回線8および電話回線管理制御装置4を介して受信する。
【0176】
ステップS102において、CPU91は、ステップS101でサーバ3から新たに受信した課金情報を、記憶部98の課金情報データベースに登録する。
【0177】
ステップS103において、CPU91は、電話回線管理制御装置4との情報の授受に基づいて、電話料金の課金処理が実行されるか否かを判断する。ステップS103において、電話料金の課金処理が実行されないと判断された場合、処理は、ステップS101に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0178】
ステップS103において、電話料金の課金処理が実行されると判断された場合、ステップS104において、CPU91は、記憶部98に登録されている課金情報データベースを基に電話番号毎の有料情報利用料金の合計を算出し、電話回線管理制御装置4から対応する電話料金を取得して、電話料金とともに、有料情報利用料金をユーザに課金する。
【0179】
ステップS105において、CPU91は、サービス提供者への支払い金額を算出して、処理が終了される。
【0180】
例えば、料金徴収代行機関が、サービス提供者に対して、料金徴収の代行に対する手数料を取得するような契約がなされている場合、CPU91は、ステップS105において、その契約内容にのっとって、ユーザに対して請求した金額から手数料を差し引いた金額を、サービス提供者への支払い金額として算出する。この算出結果は、電話回線8を介して、サーバ3に送信されるようにしても良いし、他の方法で、サーバ3に通知するようにしても良い。
【0181】
図13を用いて説明した処理により、サーバ3を有するサービス提供者が、ユーザ端末装置1を用いて有料情報の提供を受けるユーザに対して、料金を直接請求することなく、料金徴収代行機関が、ユーザが通信事業者に対して支払う通常の電話料金に加算して、有料情報の料金請求を代行することができる。したがって、ユーザは、通信事業者に対する電話料金の支払いと同時に有料情報の対価を支払うことができるので、支払いの手間を簡略化することができ、料金を徴収する料金徴収代行機関も、電話の使用料などと同時に有料情報の料金を請求するので、確実に集金することができる。
【0182】
また、特に、通信事業者が料金徴収代行機関である場合、新たな料金回収形態を構成することなく、既存の料金回収方法で、サービス提供者の料金徴収代行を行うことにより、その代行手数料を得ることができ、一方、サービス提供者も、独自に新たな料金回収形態を構成するよりも安価に、有料情報の料金を徴収することが可能となる。
【0183】
また、図1においては、ユーザは、ユーザ端末装置1を用いてサーバ3と第1の通信経路6、あるいは第2の通信経路を介して情報を授受するものとして説明したが、図14に示されるように、ユーザは、図8を用いて説明した登録処理によりサーバ3から与えられたユーザIDを、例えば、携帯して持ち運ぶことが可能なID端末装置181に記録させ、公共の場所に設置されているユーザインターフェース装置182に接続することにより、ユーザ端末装置1を用いた場合と同様の処理を実行することができる。
【0184】
なお、図1における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
【0185】
すなわち、ユーザインターフェース装置182は、ID端末装置181から、ユーザIDを読み出して、第1の通信経路6、もしくは第2の通信経路を介して、サーバ3と情報を授受することができる。
【0186】
ユーザインターフェース装置182としては、例えば、駅やコンビニエンスストアなどに設置されているMMK(Multi Media KIOSK)、商店などに備えられている情報端末装置、あるいは、いわゆるインターネットカフェや、公共施設などに設置されているパーソナルコンピュータなどを利用することが可能である。
【0187】
また、ID端末装置181は、専用のハードウェアでも良いし、例えば、携帯型電話機やPDAなどに、ID情報を記録して、ID端末装置181として利用するようにしても良い。
【0188】
図15は、ユーザインターフェース装置182およびID端末装置181の構成を示すブロック図である。
【0189】
ユーザインターフェース装置182のCPU191は、ROM192に記憶されているプログラム、または記憶部198からRAM193にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM193にはまた、CPU191が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0190】
CPU191、ROM192、およびRAM193は、バス194を介して相互に接続されている。このバス194にはまた、入出力インターフェース195も接続されている。
【0191】
入出力インターフェース195には、キーボード、マウスなどよりなる入力部196、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部197、ハードディスクなどより構成される記憶部198、有線、あるいは、無線を介して、電話機2、ID端末装置181、もしくは第1の通信経路6を介してサーバ3と接続され、情報を授受する通信部199が接続されている。
【0192】
入出力インターフェース195にはまた、必要に応じてドライブ200が接続され、磁気ディスク201、光ディスク202、光磁気ディスク203、あるいは半導体メモリ204などが適宜装着される。
【0193】
ユーザインターフェース装置182に接続されるID端末装置181は、ユーザインターフェース装置182と情報を授受する通信部211、CPU、ROM、およびRAMで構成され、ID端末装置181の処理を制御する制御部212、並びに、ID端末装置181を保有するユーザがサーバ3に登録処理を実行することにより与えられるユーザIDが保存されるID記録部213により構成されている。
【0194】
すなわち、図8を用いて説明した登録処理により、ユーザ端末装置1がサーバ3からユーザIDを与えられ、利用上限設定を行うのと同様の処理が、ID端末装置181が接続されたユーザインターフェース装置182と、サーバ3とで実行される。そして、図2を用いて説明したユーザ端末装置1において、記憶部18、もしくはRAM13に保存されているユーザIDと同様のユーザIDが、ID記録部213に記録される。
【0195】
ID端末装置181が接続されたユーザインターフェース装置182のCPU191は、ID端末装置181からユーザIDを読み込んで、RAM193に一時保存し、図1乃至図13において説明したユーザ端末装置1のCPU11と同様の処理を実行する。
【0196】
すなわち、ユーザインターフェース装置182のCPU191は、その詳細な説明は省略するが、サーバ3に第1の通信経路6を介してアクセスして接続情報を取得し、所望する有料情報の有料情報ID、および、ID端末装置181から読み込んだユーザIDを含む有料情報要求情報をサーバ3に送信し、サーバ3から個人認証要求信号を受信して、電話機2を用いて、第2の通信経路を介して、接続情報を送信する。そして、サーバ3において、第1の通信経路6の接続情報と、ユーザインターフェース装置182が第2の通信経路を介して送信した接続情報とが正しく照合された場合、サーバ3から、ユーザインターフェース装置182に、第1の通信経路6を介して有料情報が送信される。
【0197】
図14および図15を用いて説明した構成により、ユーザは、小型のID端末装置181のみを携帯し、例えば、駅やコンビニエンスストアなどに設置されているMMK、商店などに備えられている情報端末装置、あるいは、いわゆるインターネットカフェや、公共施設などに設置されているパーソナルコンピュータなどを利用して、サービス提供者から、有料情報の提供を受ける、すなわち、サーバ3から有料情報を受信することができる。
【0198】
図14および図15を用いて説明した構成においても、ユーザに課金される有料情報の対価は、通信事業者に対する電話料金の支払いと同時に支払うことができるので、支払いを簡略化することができ、料金を徴収する料金徴収代行機関も、電話の使用料などと同時に有料情報の料金を請求するので、確実に集金することができる。
【0199】
この場合、電話機2として、ID端末装置181のユーザが保有している携帯型電話機131を利用することにより、公共の場所に設置されているユーザインターフェース装置182を利用して有料情報の提供を受けたユーザに、有料情報の利用料金を直接請求することができる。また、電話機2が、ユーザインターフェース装置182の管理者が保有するものである場合、有料情報の利用料金は、ユーザインターフェース装置182の管理者に請求されるので、ユーザインターフェース装置182の管理者は、ID端末装置181のユーザに対して、必要に応じて、利用料金を請求するようにすればよい。
【0200】
また、この場合においても、図1乃至図13を用いて説明した場合と同様に、特に、通信事業者が料金徴収代行機関である場合、新たな料金回収形態を構成することなく、既存の料金回収方法で、サービス提供者の料金徴収代行を行うことができるので、その代行手数料を得ることができ、一方、サービス提供者も、独自に新たな料金回収形態を構成するよりも安価に、有料情報の料金を徴収することが可能となる。
【0201】
本発明を適応することにより、サービス提供者からユーザに有料情報を送信する場合、開いたネットワークである第1の通信経路6の接続情報を、閉じたネットワークである第2の通信経路を介して送信することにより、ユーザの認証を行うようにしたので、認証処理の信頼性が高い。また、閉じたネットワークである第2の通信経路を介して接続情報を送信するため、情報の秘匿性が非常に高い。
【0202】
更に、本発明を適応することにより、有料情報の提供に関する課金を、電話料金の支払いに一元化することができる。
【0203】
なお、以上説明した処理においては、閉じられた通信経路である第2の通信経路に電話回線を用いる場合について説明したが、第2の通信経路は、閉じられた通信経路であれば、電話回線に限らなくても良く、例えば、POS(Point Of Sales)などの、他のサービスに利用されている専用回線や、本発明の決済システムのための専用回線などであっても良い。
【0204】
なお、第2の通信経路として、電話回線を用いた場合、サーバ3は、課金処理対象となるユーザの電話機2の電話番号を情報の授受を行うことなく知ることが可能である。換言すれば、第2の通信経路として、電話回線を用いた場合、ユーザは、電話機2の電話番号という個人情報を、閉じた通信経路である第2の通信経路を介して、サーバ3に通知している。
【0205】
それに対して、第2の通信経路として、電話回線を利用しない場合、ユーザ端末装置1、もしくは、ユーザインターフェース装置182は、第2の通信経路を用いて、ユーザを特定できるような、例えば、ユーザID、クレジットカード番号などの個人識別情報を送信する。サーバ3は、この個人識別情報を、課金情報とともに、パーソナルコンピュータ5に送信する。パーソナルコンピュータ5は、個人識別情報毎に、有料情報の利用料金を算出して、ユーザに請求する。
【0206】
上述した一連の処理は、ソフトウェアにより実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0207】
この記録媒体は、図2、3,4、および15に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク41,71,111、もしくは201(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク42,72,112、もしくは202(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク43,73,113、もしくは203(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ44,74,114、もしくは204などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
【0208】
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0209】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0210】
【発明の効果】
以上のように、第1の本発明によれば、第1の情報処理装置から第2の情報処理装置に送信された有料情報に対する課金処理を、第3の情報処理装置が実行することができる。
また、第1の本発明によれば第1の通信経路の通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報と、第2の通信経路を介して第1の情報処理装置が第2の情報処理装置から受信した第2の接続情報を照合することにより、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置との認証処理を実行することができ、有料情報に対する料金を、電話料金に加算して請求することができる。
【0212】
第2の本発明によれば、他の情報処理装置に有料情報を送信することができる。
また、第2の本発明によれば、第1の通信経路の通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報と、第2の通信経路を介して受信した第2の接続情報を照合することにより、他の情報処理装置との認証処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適応した決済システムについて説明するための図である。
【図2】図1のユーザ端末装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】図1のサーバの構成を説明するブロック図である。
【図4】図1のパーソナルコンピュータの構成を説明するブロック図である。
【図5】図1の第1の通信経路の例について説明する図である。
【図6】図1の第1の通信経路の例について説明する図である。
【図7】図1の第2の通信経路の例について説明する図である。
【図8】ユーザ登録処理について説明するフローチャートである。
【図9】ユーザ端末装置の処理について説明するフローチャートである。
【図10】ユーザ端末装置の処理について説明するフローチャートである。
【図11】サーバの処理について説明するフローチャートである。
【図12】サーバの処理について説明するフローチャートである。
【図13】パーソナルコンピュータの処理について説明するフローチャートである。
【図14】本発明を適応した決済システムの、図1とは異なる構成について説明するための図である。
【図15】図14のID端末装置およびユーザインターフェース装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ユーザ端末装置, 2 電話機, 2, 3 サーバ, 4 電話回線管理制御装置, 5 パーソナルコンピュータ, 6 第1の通信経路, 7,8電話回線, 11 CPU, 18 記憶部, 19 通信部, 61 CPU, 66 記憶部, 67 通信部, 91 CPU, 98 記憶部, 99 通信部, 136 インターネット, 181 ID端末装置, 182 ユーザインターフェース装置, 191 CPU, 199 通信部, 212制御部, 213 ID記録部

Claims (14)

  1. 他の情報処理装置に送信する有料情報を記録する第1の情報処理装置と、
    前記第1の情報処理装置から前記有料情報を受信する第2の情報処理装置と、
    前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置に送信された前記有料情報に対する課金処理を実行する第3の情報処理装置と
    で構成される決済システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記有料情報を記録する第1の記録手段と、
    前記第2の情報処理装置から、第1の通信経路を介して、前記有料情報の配信を要求する信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第2の情報処理装置との前記第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する第1の取得手段と、
    前記第2の情報処理装置から、前記第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して、第2の接続情報および前記第2の情報処理装置を利用するユーザの固有情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の取得手段により取得された前記第1の接続情報と、前記第2の受信手段により受信された前記第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報が一致していると判断された場合、前記第2の情報処理装置に、前記第1の通信経路を介して、前記第1の記録手段により記録されている前記有料情報を送信する第1の送信手段と、
    前記第1の送信手段により送信される前記有料情報に対する課金情報、および前記ユーザの固有情報を、前記第3の情報処理装置に送信する第2の送信手段と
    を備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の通信経路を介して、前記第1の情報処理装置と情報を送受信する第1の情報送受信手段と、
    前記第1の情報送受信手段による前記第1の情報処理装置との前記第1の通信経路における前記第1の接続情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段により取得された前記第1の接続情報を、前記第2の接続情報として、前記ユーザの固有情報とともに、前記第2の通信経路を介して、前記第1の情報処理装置に送信する第3の送信手段とを備え、
    前記第1の情報送受信手段は、前記第1の情報処理装置から前記有料情報を受信し、
    前記第3の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から、前記課金情報、および、前記固有情報を受信する第3の受信手段と、
    前記課金情報を基に、前記固有情報によって区別される前記ユーザへ請求する料金を記録する第2の記録手段と、
    前記第2の情報処理装置から前記第1の情報処理装置に通信する場合に用いられる通信回線を管理する第4の情報処理装置と、情報を送受信する第2の情報送受信手段と、
    前記第2の情報送受信手段により前記通信回線の使用料を取得し、前記第2の記録手段により記録されている前記料金を、前記通信回線の使用料に加算する算出手段と
    を備えることを特徴とする決済システム。
  2. 第1の他の情報処理装置に対して、有料情報を配信する情報処理装置において、
    前記有料情報を記録する記録手段と、
    前記第1の他の情報処理装置から、第1の通信経路を介して、前記有料情報の配信を要求する信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の他の情報処理装置との前記第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する取得手段と、
    前記第1の他の情報処理装置から、前記第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して、第2の接続情報を受信する第2の受信手段と、
    前記取得手段により取得された前記第1の接続情報と、前記第2の受信手段により受信された前記第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報が一致していると判断された場合、前記第1の他の情報処理装置に、前記第1の通信経路を介して、前記記録手段により記録されている前記有料情報を送信する第1の送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記第1の通信経路は、広域ネットワークを含む通信経路である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記広域ネットワークは、インターネットである
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2の通信経路は、電話回線である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の通信経路は、所定の専用回線である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の受信手段は、前記第2の通信経路を介して、前記第2の接続情報とともに、ユーザの固有情報を、前記第1の他の情報処理装置から受信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記第2の通信経路は電話回線であり、
    前記固有情報は、電話番号である
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記固有情報は、ユーザに与えられた固有のIDである
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記固有情報は、クレジットカードの番号である
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 前記第1の送信手段により送信される前記有料情報に対する課金情報と、前記第2の受信手段により受信された前記ユーザの固有情報を、前記有料情報に対する料金徴収処理を実行する第2の他の情報処理装置に送信する第2の送信手段
    を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  12. 第1の他の情報処理装置に対して、有料情報を配信する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記有料情報の記録を制御する記録制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置からの、第1の通信経路を介した、前記有料情報の配信を要求する信号の受信を制御する第1の受信制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置との前記第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報取得ステップと、
    前記第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して前記第1の他の情報処理装置から送信された、第2の接続情報の受信を制御する第2の受信制御ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記第1の接続情報と、前記第2の受信制御ステップの処理により受信が制御された前記第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの処理により、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報が一致していると判断された場合、前記第1の他の情報処理装置への、前記第1の通信経路を介した、前記記録制御ステップの処理により記録が制御されている前記有料情報の送信を制御する送信制御ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 第1の他の情報処理装置に対して、有料情報を配信する情報処理装置用のプログラムであって、
    前記有料情報の記録を制御する記録制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置からの、第1の通信経路を介した、前記有料情報の配信を要求する信号の受信を制御する第1の受信制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置との前記第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する取得ステップと、
    前記第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して前記第1の他の情報処理装置から送信された、第2の接続情報の受信を制御する第2の受信制御ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記第1の接続情報と、前記第2の受信制御ステップの処理により受信が制御された前記第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの処理により、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報が一致していると判断された場合、前記第1の他の情報処理装置への、前記第1の通信経路を介した、前記記録制御ステップの処理により記録が制御されている前記有料情報の送信を制御する送信制御ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  14. 第1の他の情報処理装置に対して、有料情報を配信する情報処理装置を制御するコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記有料情報の記録を制御する記録制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置からの、第1の通信経路を介した、前記有料情報の配信を要求する信号の受信を制御する第1の受信制御ステップと、
    前記第1の他の情報処理装置との前記第1の通信経路における通信プロトコルにより割り当てられるアドレス情報を有する第1の接続情報を取得する取得ステップと、
    前記第1の通信経路とは異なる第2の通信経路を介して前記第1の他の情報処理装置から送信された、第2の接続情報の受信を制御する第2の受信制御ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記第1の接続情報と、前記第2の受信制御ステップの処理により受信が制御された前記第2の接続情報が一致しているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの処理により、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報が一致していると判断された場合、前記第1の他の情報処理装置への、前記第1の通信経路を介した、前記記録制御ステップの処理により記録が制御されている前記有料情報の送信を制御する送信制御ステップと
    を含むことを特徴とするプログラム。
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