JP4149496B1 - キー操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力表記の切替えによる操作利便性の確保と、キー操作者の眼への負担軽減とを併せて達成できるキー操作装置を提供すること。
【解決手段】1つのキー11に対して複数の機能が与えられると共に、前記キー11に前記複数の機能を示す複数の入力表記153a〜153dが表示されるキー操作装置1であって、前記入力表記153a〜153dの表示を行う表示媒体として、前記入力表記153a〜153d又はそれ以外の部分のうち少なくとも一方の反射光を電気的に制御することができる電子ペーパ15を用いた。また、操作者による入力切替え操作により、前記複数の入力表記のうち表示が必要な入力表記が決定されるときに、決定された入力表記の視認表示(反射光制御)を行う表示切替え部12を有すようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、機器の制御に用いられるキー操作装置に関し、特に、1つのキーに複数の機能が与えられたキー操作装置に関する。
従来、1つのキーに複数の機能が与えられたキー操作装置として、例えば、コンピュータに指令を伝えるキーボードがある。
この場合、キーボードに設けられた各々のキーには、複数の機能が与えられており、キーの操作者が各々のキーに与えられた機能を容易に判別できるように、各機能に対応した入力表記(文字、記号、図形等)が付されている。
しかし、このようなキー操作装置にあっては、現在のキー入力モード(キーボードであれば、文字入力時(英数字入、日本語入力など)、ソフトウェア(文書作成、オーディオ、ゲームなど)の実効時)において、キー操作装置の外観から現在有効である機能を判別することはできず、無効なキーを操作し、或いは、意図しないキー入力を行なうといったキーの誤操作の問題が生じる。
この点に関して、例えば、特許文献1に記載されたキー操作装置では、キーの操作者が、操作すべきキーを容易に判別できるように、操作すべきキーに付された入力表記をバックライトにより強調するようにしている。
特開2001―117704号公報
しかし、従来のキー操作装置にあっては、操作者が、操作すべきキーを判別できても、1つのキーに与えられた複数の機能のうち、現在選択されているキー入力モードにおいて、どの機能が有効になっているのかキー操作装置の外観からは判別することはできない。
また、キーの入力表記をバックライトによって強調すると、キーの入力表記を確認してキー操作を行う場合に、キー操作者の眼に対する負担が大きい。キーボードについて言えば、キー操作者は、キーが配列された操作面を見る機会が頻繁であり、従って、入力表記をバックライトで強調した場合は、キー操作者の眼に対する負担が大きいほか、表示画面を見ている状態であっても、キーボードのバックライトが目に映りキー入力に支障を来たすといった問題が生じる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、入力表記の切替えによる操作利便性の確保と、キー操作者の眼への負担軽減とを併せて達成できるキー操作装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、1つのキーに対して複数の機能が与えられると共に、前記キーに前記複数の機能を示す複数の入力表記が表示されるキー操作装置であって、
前記入力表記の表示を行う表示媒体として、前記入力表記又はそれ以外の部分のうち少なくとも一方の反射光を電気的に制御することができる電子ペーパを用い、
操作者による入力切替え操作により、前記複数の入力表記のうち表示が必要な入力表記が決定されたときは、決定された入力表記を視認表示させる反射光制御を行なう表示切替え手段を有し、
前記電子ペーパは、前記電気的制御がオフのときは、1つのキーに対して与えられた複数の機能を示す複数の入力表記の全てを視認表示し、
前記表示切替え手段は、前記反射光制御を行うときは、前記複数の入力表記のうち、表示が必要な入力表記の視認表示を残し、表示が不要な入力表記の視認表示を解消することを特徴とする。
本発明のキー操作装置にあっては、電子ペーパに対する電気的制御がオフのときは、1つのキーに対して与えられた複数の機能を示す複数の入力表記が視認表示される。キー操作者による入力切替え操作により、複数の入力表記のうち表示が必要な入力表記が決定されたときは、表示切替え手段において、複数の入力表記のうち、表示が必要な入力表記の視認表示を残し、表示が不要な入力表記の視認表示を解消することにより、決定された入力表記を視認表示させる反射光制御が行なわれる
このため、電子ペーパに対する電気的制御がオフのときは、通常通りの複数の入力表記の視認表示が維持されることで、通常のキー操作装置として使用できる。キーの操作者によってキー入力モード切替え(入力切替え)操作が行われたとき、1つのキーに与えられた複数の機能のうち、必要な機能を示す入力表記(例えば、現在のキー入力モードにおいて操作が有効となっている機能を示す入力表記のみ)が視認表示される。即ち、キー操作者は、視認表示されている入力表記を確認することによって、現在のキー入力モードにおいて操作が有効となっている機能を容易に判別することができ、無効なキーを操作し、或いは、意図しないキー入力を行なうといったキーの誤操作の問題も解消されて、キー操作の操作利便性が確保される。
また、前記入力表記の表示を行う表示媒体として、前記入力表記又はそれ以外の部分のうち少なくとも一方の反射光を電気的に制御することができる電子ペーパを用いている。即ち、バックライトを用いて必要な入力表記を強調して前記操作利便性を確保するものではないため、前記操作利便性を確保するにあたって、キー操作者の眼への負担軽減を犠牲にすることがない。
なお、電子ペーパによる表示は、通常のインクによる表示と同様に反射光によって文字等を視認させるものであり、この表示を頻繁に確認するキー操作装置において、この電子ペーパを適用することは、キー操作者の集中力の低下防止に非常に有効な手段である。
よって、本発明によれば、電気的制御がオフのときの通常操作性の確保と、入力表記の切替えによる操作利便性の確保と、キー操作者の眼への負担軽減とを併せて達成できるキー操作装置を実現できる。
以下、本発明のキー操作装置を実現する最良の実施形態を、図面に基づいて説明する。
はじめに、構成を説明する。
図1は、実施例1のキー操作装置1の構成と、キー操作装置1によって制御される機器の構成を示す図である。
実施例1のキー操作装置1は、1つのキー11に対して複数の機能が与えられると共に、前記キー11に前記複数の機能を示す複数の入力表記153a〜153d(以下、総称して入力表記153と記す。)(図2(a)参照)が表示されるキー操作装置1と、キー操作者によるキー入力モード切替え操作(入力切替え操作)により、前記複数の入力表記153のうち、現在のキー入力モードで有効な機能を示す入力表記(表示が必要な入力表記)が決定されたときは、この決定された入力表記を視認表示させる反射光制御を行う表示切替え部(表示切替え手段)12を有して構成されている。
なお、このキー操作装置1とコンピュータ2とはケーブル21で接続されて、各々のキー11の操作による指令がコンピュータ2に伝えられる。また、コンピュータ2と表示画面3とはケーブル22で接続されて、コンピュータ2による前記指令に応じた処理の結果が表示装置3に表示される。
ここで、キー操作者によってコンピュータ2のキー入力モードが切替えられたとき(キー入力モードの切替えは、キー入力モード切替え部24で行われる。)、キー11の機能は、キー11に与えられた複数の機能のうちの特定の機能のみが有効となる。なお、ケーブル23は、後述する電子ペーパ15の制御(キー入力モード変更に係る信号の表示切替え部12への伝送等)に用いられる。
また、スイッチ13は、表示切替え部12を作動させるか否かを選択するスイッチであり、スイッチ13がONであれば、入力表記153の切替えが行われ、スイッチ13がOFFであれば、入力表記153の切替えが行われずに、キー操作装置1は、通常のキーボード1として機能する(詳細は後述する。)。
図2は、キー11の構成を示す図である。
図2(a)に示されるように、キー11は、キー本体14のほか、キー11に与えられた機能を示す入力表記153の表示を行う表示媒体であって、この入力表記153の反射光(色)を電気的に制御することができる電子ペーパ15を有して構成されている。
この電子ペーパ15の構成について具体的に説明する。
電子ペーパ15は、基盤152と、この基盤152の上面にフィルム状に塗布(印刷)され、半球ごとに白と黒とに塗り分けられた球形微粒子であってこの微粒子の上下方向に電圧を与えると(電気的制御)粒子反転による白/黒切替え可能な2色粒子を含んだシリコン性樹脂から成る入力表記(色彩可変部)153とを有している。
また、この入力表記153には、入力表記153に電圧を発生させるための制御コード151a〜151d(以下、総称して制御コード151と記す。)が接続されている。この制御コード151の他端は、表示切替え部12に接続されており、表示切替え部12による前記電気的制御のON/OFFの切替えが可能となっている。入力表記153a〜153d(例えば、「・」、「?」、「/」、「め」)は、それぞれ独立して前記の電気的制御が可能となっている。なお、142は、制御コード151の挿通孔である。
ここで、電子ペーパ15の基盤152のうち入力表記153が形成されている部分以外の部分は白色であり、スイッチ13がOFF(電気的な制御が行なわれない)状態の入力表記153は黒色(黒色半球が上方を向いた状態)である。このため、スイッチ13がOFFの状態では、キー11に与えられた機能を示す入力表記153a〜153dの全てが視認表示された状態となっている。
図2(b)に示されるように、このように構成されたキー11は、外表面を透明の樹脂16でコーティングされている。そして、このキー11は、キー操作装置1の全てのキーに用いられている。
図3は、コンピュータ2のキー入力モード制御部24における処理の流れ(図3(a))と、キー操作装置1の表示切替え部12における処理の流れ(図3(b))を示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
図3(a)に示されるように、ステップ1では、キー操作者によるキー11の操作によって、コンピュータ2のキー入力モードが変更されたか否かが判断され、キー入力モードが変更された場合は、ステップ2に移行し、キー入力モードが変更されない場合は、次ステップには移行しない。
ステップ2では、ステップ1で変更されたキー入力モードが判別され、ステップ3に移行する。
ステップ3では、変更されたキー入力モードが設定され、ステップ4に移行する。これによって、例えば、日本語入力モードから英数字入力モードに変更された場合は、各々のキー11の機能は、日本語入力モードで有効であった機能は無効となり、英数字入力モードで無効であった機能が有効となる。
ステップ4では、変更されたキー入力モードがコンピュータ2のレジストリに記録される。
以上のステップ1〜4は、コンピュータ2のキー入力モード制御部24における処理の流れである。
次ステップ以降は、前記ステップ4で記録されたレジストリの情報をもとに行われるキー操作装置1の表示切替え部12における処理の流れである。
図3(b)に示されるように、ステップ5では、スイッチ13がONの状態であるか否かが判断される。スイッチ13がON状態であれば、ステップ6に移行し、スイッチ13がOFF状態であれば、次ステップには移行しない。
ステップ6では、ステップ5で記録されたレジストリ情報が読み込まれ、ステップ7に移行する。
ステップ7では、レジストリ情報が前回読み込まれたレジストリ情報と同じか否かが判別され、異なる場合は、ステップ8に移行し、同一の場合は、次ステップには移行しない。
ステップ8では、レジストリ情報の判別が行われ、ステップ9に移行する。この判別の結果は、電子ペーパ15に与える指令(入力表記153a〜153dのいずれに対して、如何なる電圧を与えるかを決定する指令)を決定するために用いられる。
ステップ9では、電子ペーパ15に対し、ステップ8で判別されたレジストリ情報に対応する指令が送信される。この指令に応じて、入力表記153に所定の電圧が印加され、又は、印加されず、これによって、入力表記153の白/黒の色の切替え(反射光制御)が行われる。
次に作用を説明する。
図4(a)〜(e)は、キー操作者によってキー入力モードが変更された場合(ステップ1でYESの場合)におけるキー11の入力表記の態様を示す図である。
図4(a)は、キー操作装置1のスイッチ13がOFFの場合(ステップ5でNOの場合)の入力表記153の表示態様を示す図である。
スイッチ13がOFFの場合は、現在のキー入力モードにおいて有効な機能を示す入力表記153(表示が必要な入力表記)が決定されず(ステップ1又は5でNOの場合)、入力表記153に電圧は生じない。このため、入力表記153a〜153dは全て黒色であり、背景(基盤152の上面)の白色と相違した色を呈する状態となるため、キー操作装置1は、通常のキーボード1の入力表記の表示状態(図4(a)参照)となる。
図4(b)〜(e)は、キー操作装置1のスイッチ13がONの場合(ステップ5でYESの場合)の入力表記153の表示態様を示す図である。
スイッチ13がONの場合(ステップ5でYES)のとき、即ち、表示が必要な入力表記が決定(ステップ6〜ステップ8)されたときは、入力表記152に所定の指令が与えられ、不要な入力表記の視認表示の解消(電圧の印加)が行われる(ステップ9)。
図4(b)は、キー入力モードとして英数字入力モードが選択された場合の入力表記の表示態様である。
英数字入力モードが選択(表示が必要な入力表記が決定)されると(ステップ1)、これに対応するレジストリ情報がコンピュータ2側に記録され(ステップ4)、このレジストリ情報が表示切替え部12側で読み込まれ(ステップ6)、このレジストリ情報の判別が行われて(ステップ8)、このレジストリ情報に基づく指令(ステップ9)に応じた電圧、この場合、「?」の入力表記153b、「・」の入力表記153a及び「め」の入力表記153dに電圧を印加し、これらの入力表記を白(基盤12の上面と同一色)に変化させる。
これによって、キー11の操作面141には、図4(b)に示される入力表記「/」のみが視認表示されるようになる。
図4(c)、図4(d)、図4(e)は、キー入力モードの変更に応じて、いずれも「/」の入力表記の場合と同様にして、いずれか1つの入力表記のみが視認認表示された状態を示す図である。
次に、効果を説明する。
実施例1のキー操作装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)実施例1のキー操作装置1は、1つのキー11に対して複数の機能が与えられると共に、前記キー11に前記複数の機能を示す複数の入力表記153が表記されるキー操作装置1であって、前記入力表記153の表示を行う表示媒体として、前記入力表記又はそれ以外の部分のうち少なくとも一方の反射光を電気的に制御することができる電子ペーパ15を用い、操作者によるキー入力モード切替え操作により、前記複数の入力表記153a〜153dのうち表示が必要な入力表記が決定されたときは(ステップ1及びステップ5)、決定された入力表記を視認表示させる反射光制御を行う表示切替え部12(ステップ6〜ステップ9)を有するため、入力表記153a〜153dの切替えによるキー操作における誤操作の低減や機能判別の容易化による操作利便性の確保と、反射光による入力表記153の視認表示によるキー操作者の眼への負担軽減とを併せて達成できる。
さらに、1つのキーが担う機能を増加させても、現在のキー入力モードで有効な機能を容易に判別することができることから、キー操作の利便性確保の観点から機能増加に伴ってキー自体を増加させる必要がなく、従って、キー操作装置のコンパクト化を図るうえで非常に有利である。
(2)また、前記表示切替え部12は、表示が必要な入力表記が決定されないときは(ステップ1又はステップ5)、前記電子ペーパ15に前記複数の入力表記の視認表示を行い、表示が必要な入力表記が決定されたときは(ステップ1及びステップ5)、不要な入力表記の視認表示の解消を行うため(ステップ6〜ステップ9)、表示切替え部12が作動しない通常モードにおいては、通常通りの入力表記の視認表示が維持できる(通常のキーボード1として使用できる(図4(a)参照))。
(3)前記電子ペーパ15は、入力表記(例えば、153a〜153d)の形態を持ち、反射光の電気的制御が独立して行われる複数の入力表記153a〜153dを有し、前記表示切替え部12は、表示が必要な入力表記が決定されたときは(ステップ1及びステップ5)、該決定された入力表記の形態を持つ入力表記153a〜153dのいずれかの視認表示を行なうため、後述する同一箇所で入力表記の形態を切替えて表示する表示素子の集合体(実施例5)によって構成した電子ペーパに比べ、制御コード151の数が低減され、製造コストの低減や制御コード151の故障による入力表記の切替え不能の発生の低減を図ることができる。
実施例2は、実施例1の表示切替え部12の処理を変更した例である。
図5は、実施例2のキー操作装置1の表示切替え部12における処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
ステップ1では、スイッチ13がON状態であるか否かが判断される。スイッチ13がON状態であれば、ステップ2に移行し、スイッチ13がOFF状態であれば、次ステップには移行しない。
ステップ2では、キー操作者によるキー11の操作によって、コンピュータ2のキー入力モードが変更されたか否かが判断され、キー入力モードが変更されたと判断された場合は、ステップ3に移行し、キー入力モードが変更されなかった場合は、次ステップには移行しない。
ステップ3では、ステップ2で行われたキー操作が判別され、ステップ4に移行する。
ステップ4では、ステップ3で行われたキー操作が前回と同じであるか否かが判断され、異なればステップ4に移行し、同一であれば次ステップには移行しない。
この判別の結果は、ステップ5で行われる電子ペーパ15に与える指令を決定するために用いられる。
ステップ5では、入力表記153に対し、ステップ4で判別されたキー操作に対応する指令が送信される。この指令に応じて、入力表記153に所定の電圧が印加され、又は、印加されず、これによって、入力表記153の白/黒の色の切替え(反射光制御)が行われる。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に作用について説明すると、キー入力モードの判別は、キー入力モードの変更時に使用されたキー11の操作の判別によって行われ(ステップ3)、実施例1のキー操作装置1のように、コンピュータ2のキー入力モード制御部24に記録されたレジストリ情報を読み込む処理は行われない。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例2のキー操作装置1にあっては、実施例1の効果に加えて、下記の効果を得ることができる。
(5)入力表記153の視認表示の切替え制御は、キー操作装置1のみで行われ、コンピュータ2のキー入力モード制御部24との通信は行われないので、コンピュータ2の設計の変更が不要となる。
実施例3は、実施例1の電子ペーパ15の構成を変更した例である。
はじめに、構成を説明する。
図6は、キー11の構成を示す図である。図6に示されるように、この電子ペーパ15は、キー11の操作面141に設けられ、それぞれ独立して反射光を電気的に制御することができる複数(ここでは、入力表記(「・」、「?」、「/」、「め」)の数に相当する数)の分割電子ペーパ18a〜18d(以下、総称して分割電子ペーパ18と記す。)と、入力表記(「・」、「?」、「/」、「め」)の形態の切欠17a〜17dが形成されると共に、1つの切欠が1つの分割電子ペーパに重なるように、分割電子ペーパ18に取り付けられた単一の切欠ペーパ17とを有して構成されている。
また、分割電子ペーパ18に電圧が印加されない状態では、分割電子ペーパ18(全領域が色彩可変部)は白色であり、切欠ペーパ17の上面は黒色である。そして、分割電子ペーパ18は、電圧が印加された状態では、切欠ペーパ17の上面と同一色の黒色である。なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に作用を説明する。
例えば「?」の入力表記17bの視認表示を行う場合、「?」の入力表記17bに対応する位置の電子ペーパ18b以外の電子ペーパ18a、18c及び18dに電圧を印加(電気的制御:ステップ9(図3(b)参照))する(電子ペーパ18bを、切欠ペーパ17と同一色(黒色)にする)ことによって可能となる。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例3のキー操作装置1にあっては、実施例1の効果に加えて、下記の効果を得ることができる。
(6)この電子ペーパ15は、キー11の操作面141に設けられ、それぞれ独立して反射光を電気的に制御することができる複数の分割電子ペーパ18と、入力表記の形態の切欠17が形成されると共に、1つの切欠が1つの分割電子ペーパに重なるように、分割電子ペーパ18に取り付けられた単一の切欠ペーパ17とを有して構成されているため、1つの入力表記が分離した複数の部分から成る場合(例えば「?」)であっても、分離した各々の部分に制御コード151を接続し、入力表記の視認表示の切替え制御を行う必要がなくなり、構成が簡素になる。
また、切欠ペーパ17が、電子ペーパ15の上面に配置されているため、電子ペーパ15が保護される。
実施例4は、実施例1の電子ペーパ15の構成を変更した例である。
はじめに、構成を説明する。
図7は、キー11の構成を示す図である。図7に示されるように、この電子ペーパ15は、前記キー11の操作面141に設けられており、基盤15´と、この基盤15´に設けられ、複数の入力表記(「・」、「?」、「/」、「め」)の形態を除いた部分に、実施例1と同様の構造を有する色彩可変部19a〜19d(以下、総称して色彩可変部19と記す。)を有して構成されている。表示切替え手段12は、反射光制御(ステップ9(図3(b))参照)を行なうときは、この色彩可変部19の反射光を電気的に制御するようになっている。
また、色彩可変部19a〜19dは、基盤15´の上面に領域分割されて設けられており、それぞれ独立して電気的制御されるようになっている。なお、制御コード151は、色彩可変部19a〜19dに接続されている。
そして、色彩可変部19の色は、この色彩可変部19に電圧が印加されない状態では黒色であり、電圧が印加された状態では白色である。一方、入力表記20a〜20d(以下、総称して入力表記20と記す。)の部分は白色である。なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に作用を説明する。
例えば「?」の入力表記20bの視認表示を行う場合は、「?」の形態の切欠20bを持つ色彩可変部19b以外の色彩可変部19a、19c及び19dに電圧を印加する(白色にする)ことによって可能となる。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例4のキー操作装置1にあっては、実施例1の効果に加えて、下記の効果を得ることができる。
(7)この電子ペーパ15は、前記キー11の操作面141に設けられており、基盤15´と、この基盤15´に設けられ、入力表記(「・」、「?」、「/」、「め」)の形態を除いた部分に、実施例1と同様の構造を有する色彩可変部19を有して構成されている。また、表示切替え手段12は、反射光制御を行なうときは、この色彩可変部19の反射光を電気的に制御するようになっているため、1つの入力表記が、分離した複数の部分から成る場合であっても(例えば「?」)、各々の部分に制御コード151を接続して、入力表記の視認表示の制御を行う必要がなくなり、構成が簡素になる。
また、視認表示される入力表記は、入力表記20から露呈するキー本体14の操作面141自体とすることができるため、実施例1乃至3の電子ペーパ15に比べて、構成が簡素になる。
実施例5は、実施例1の電子ペーパ15の構成を変更した例である。なお、この実施例5は、請求項1に係る発明に含まれない参考例である。
はじめに、構成を説明する。
図8に示されるように、キー11の操作面141に設けられており、それぞれ独立して反射光を電気的に制御することができる多数の表示素子26の集合体25により構成されている。
また、表示切替え手段12は、反射光制御(ステップ9)を行なうときは、各表示素子26の反射光を電気的に制御することによって異なる入力表記の形態に切替えるようになっている。なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に作用を説明すると、前記表示が必要な入力表記が決定されたとき(ステップ1又はステップ5でYES)、この決定された入力表記(例えば「?」)は、キー本体14の操作面141に大きく表示される(図8参照)。また、表示切替え部12によって各々の表示素子26が独立して電気的に制御(ステップ9(図3(b))参照)されることから、決定された入力表記は、電気的制御される表示素子26の組み合わせ決定によって切替えて表示させることができる。他の作用は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に効果を説明する。
実施例5のキー操作装置1にあっては、実施例1の効果に加えて、下記の効果を得ることができる。
(8)この電子ペーパ15は、キー11の操作面141に設けられており、それぞれ独立して反射光を電気的に制御することができる多数の表示素子26の集合体25により構成されており、また、表示切替え手段12は、反射光制御(ステップ9)を行なうときは、各表示素子26の反射光を電気的に制御することによって異なる入力表記の形態に切替えるため、入力表記の視認表示のサイズを操作面141と同程度に大きくでき、現在のキー入力モードで有効な機能が判別し易いものとなる。
また、1つのキー11に与えられる機能を追加しても、実施例1の場合と異なり、入力表記のサイズが縮小されることはない。
さらに、キー11に予め設定されている機能と異なる機能が追加された場合であっても、表示切替え部12における表示処理(制御コード151に与える指令)を変更するだけで、追加された機能を示す入力表記を追加し、この追加された入力表記の視認表示の切替えを行うことができる。
実施例6は、実施例4の電子ペーパ15が適用されるキーボード1の構成を変更した例である。
はじめに、構成を説明する。
図9は、実施例4の電子ペーパ15を適用したフラットキーボードF1の構成を示す図である。
キー操作装置1は、フラットキー11Fの操作によってコンピュータ2に指令を伝えるフラットキーボード1F(操作面が平面であり、操作面に隙間が形成されないキーボード)を備え、前記電子ペーパ15(図7参照)は、前記フラットキー11Fの操作面に設けられている。
具体的には、フラットキー11Fは所謂タッチパネル方式を採用しており、キー操作者がタッチした位置を図示しない検出器によって電気的に検出し、検出された位置に応じた指令がコンピュータ2に伝達されるようになっている。このキー操作者によってタッチされる表面には、透明の導電性フィルムが塗布されており、その下層に実施例4の電子ペーパ15が取り付けられている。なお、他の構成は、実施例4と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に作用を説明すると、フラットキーボード1Fには、フラットキー11Fが配列された操作パネル27に隙間が形成されていないため、操作パネル27にこぼした水や空気中の塵埃などが、キー操作装置1の内部に侵入することが防止される。また、フラットキーボード1Fを薄く構成する場合に、電子ペーパ15(図7参照)を用いることによって、入力表記の切替えの機能追加によるフラットキーボード1Fの厚みの増大を低減できる。なお、他の作用は、実施例4と同様であるので説明を省略する。
このため、実施例4の効果に加えて、入力表記20a〜20d(図7参照)の視認表示の切替えに用いられる制御コード151a〜151d(図7参照)等の制御機構が、操作パネル27にこぼされた水や空気中の塵埃から保護されて、入力表記20の視認表示機能の耐久性が向上する。また、電子ペーパ15は、十分に薄いため、入力表記切替え機能を備えたフラットキーボード1Fのコンパクト化を図る点で有利である。
実施例7は、実施例1の電子ペーパ15をキーボードカバー1´に適用した例である。
はじめに、構成を説明する。
図10は、実施例1の電子ペーパ15を適用したキーボードカバー1´等の構成を示す図である。図10に示されるように、実施例7のキー操作装置1は、立体キー11(実施例1のキー11と同様である。)の操作によってコンピュータ2に指令を伝える立体キーボード1(実施例1のキーボード1と同様である。)と、この立体キーボード1のうち少なくとも立体キー11の上面を覆うキーボードカバー1´とを備え、前記電子ペーパ15(図2参照)は、キーボードカバー1´のうち前記立体キー11の操作面141(図2参照)に対向する部分に埋め込まれている(図10(A部)参照)。
また、表示切替え部12は、アンテナ(不図示)を有しており、このアンテナによって、コンピュータ2のUSB端子に着脱可能に接続される送信器31から入力モードの切り替え信号(レジストリ情報)を受信することができる。また、キーボードカバー1´には、電源として太陽電池29が取り付けられている。なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に作用を説明すると、図3(a)に示されるように、コンピュータ2のキー入力モードが切替えられると(ステップ1)、現在のキー入力モードに対応するレジストリ情報がキー入力モード制御部24に記録される(ステップ4)。そして、このレジストリ情報は、送信器31によって表示切替え部12に組み込まれているアンテナ(不図示)に送信される。そして、表示切替え部12は、受信したレジストリ情報を読み取り(ステップ6)、レジストリ情報に応じて電子ペーパ15に指令を与える(ステップ9)。この指令に基づいて、入力表記151a〜151d(図2参照)の視認表示が切替えられる。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例7のキー操作装置1にあっては、実施例1の効果に加えて、下記の効果を得ることができる。
(9)実施例7のキー操作装置1は、立体キー11の操作によってコンピュータ2に指令を伝える立体キーボード1と、この立体キーボード1のうち少なくとも立体キー11の上面を覆うキーボードカバー1´とを備え、前記電子ペーパ15は、キーボードカバー1´のうち前記立体キー11の操作面141に対向する部分に埋め込まれるため、キーボードカバー1´が、立体キー11の操作面141に設けられた電子ペーパ15の保護シートとしての機能を発揮し、電子ペーパ15を保護するための透明樹脂加工を施す必要がない。
さらに、キー入力モードの判断は、コンピュータ2と立体キーボード1の表示切替え部12との無線通信によって行われるため、配線が必要なく、スイッチ13をOFFにすることで、通常のキーボードカバーとしても使用できる。
実施例8は、電子ペーパ15の構成を変更した例である。
はじめに、構成を説明する。
図11は、実施例8の電子ペーパ15の液晶部の断面図である。この電子ペーパ15は、特定の波長を反射すると共に、この反射の割合が電気的に独立して制御されるコレステリック液晶(無電圧下では、液晶の螺旋構造に応じた波長の入射光を選択反射し、所定の電圧下では、入射光を透過し、これらの状態を保持する。)を主成分とする複数の単色層(青色の波長領域を特定的に反射するB層28bと、緑色の波長領域を特定的に反射するG層28gと、赤色の波長領域を特定的に反射するR層28r)が多層を成して構成された色彩可変層28を有して構成されている。この単色層は、上から下に向かって、B層28b、G層28g、R層28rの順に配列されている。
なお、符号30は、吸収層であり、前記B層28b、G層28g、R層28rで反射されず、透過した入射光は吸収層30で反射されて黒色の光が視認される。なお、符号32は透明フィルムであり、符号33は、封止材である。
表示切替え部12は、コンピュータ2のキー入力モードが切替えられ、これに応じて表示が必要な入力表記が決定されたときは(ステップ1及びステップ5でYESの場合)、前記色彩可変層28を構成する各々の単色層の反射割合を制御することによって、この決定された入力表記の視認表示を行う。
実施例8の表示切替え部12の処理の流れは、基本的には、図3(b)に示されるものと同様であるが、電子ペーパに指令を行う処理(ステップ9(図3(b)))は、色彩可変層28の各層に独立して行われる。なお、他の構成は、実施例1と同様であるので、対応する構成に同一符号を付して説明を省略する。
次に作用を説明する。
コンピュータ2の入力モードが切替えられて、キー11の機能のうち現在のキー入力モードで有効な機能を示す入力表記が視認表示されるとき、前記のB層28b、G層28g及びR層28rの反射光が混合された色彩をキー操作者に視認させることができる。
また、例えばB層28bのみに電圧を印加すれば、入射光がB層28bのみで反射され、キー操作者は、青色の光を視認する。また、B層28b、G層28g及びR層28rの全ての層に電圧を印加すれば、入射光がこれらすべての層で反射され、キー操作者は、白色の光を視認する。また、B層28b、G層28g及びR層28rの全ての層に電圧を印加しなければ、入射光が吸収層30のみで反射され、キー操作者は、黒色の光を視認する。なお、他の作用は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、効果を説明する。
実施例8のキー操作装置1にあっては、実施例1の効果に加えて、下記の効果を得ることができる。
(10)実施例8のキー操作装置1にあっては、電子ペーパ15は、特定の波長を反射すると共に該反射の割合が電気的に独立して制御される複数の単色層(B層28b、G層28b及びR層28r)が多層を成して構成された色彩可変層28を有し、表示切替え部12は、必要な入力表記が決定されたときは、色彩可変層28を構成する各々の単色層(B層28b、G層28b及びR層28r)の反射割合を制御することによって、この決定された入力表記の視認表示を行う。このため、現在のキー入力モードで有効な機能を示す入力表記が視認表示する際に、所望の色彩を視認表示させることができ、有効な機能の判別機能のみならず、入力表記がイルミネーション機能も併せ持つ。
また、入力表記の色(反射光)と入力表記の部分以外の色(反射光)との差によって、入力表記を視認させる場合において、入力表記以外の部分の色が予め定まっている場合であっても、反射光の色を変化させることによって、入力表記を目立たせることができる。
以上、実施例について説明したが、本発明は、本実施例1に限定されるものではなく、特許請求の範囲に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、電子ペーパとしては、実施例に挙げたものに係らず、電気的に反射光の波長領域や反射割合を変えられるものであればよい。一例として挙げると、透明なマイクロカプセル内に青色の液体と白色の微粒子(例えば、酸化チタン)を入れ、電圧を印加することにより微粒子を電気泳動させて青色と白色とを切替えて入力表記を視認表示させるようにしても良い。
また、実施例1〜7(実施例8の色彩可変層を用いない場合)では、白色と黒色とを用いて入力表記の視認表示を行うようにしているが、色の組み合わせはこれに限られない。また、電子ペーパを設けたキーの全面を透明樹脂で保護する必然性はなく電子ペーパの領域のみを透明樹脂やブラスチック等で保護するなど電子ペーパの保護方法は適宜選択することができる。
実施例では、本発明をコンピュータに指令を伝えるキーボードに適用して言及したが、本発明は、これに限定されるものではなく、1つのキーに複数の機能を備えるものであれば適用できる。たとえば、プッシュ式の電話機(携帯電話機等)、医療機器、電卓、機器類(オーディオ、エアコン等)のリモコン、電子辞書、ノートパソコン等の各集中スイッチ機構に適用することができる。
例えば、携帯電話機のキー操作部にあっては、携帯電話機のコンパクト化や高機能化を図る観点からも、1つのキーに多くの機能を持たせることが有利である。この場合、本発明のキー操作装置を適用すれば、1つのキーに与えられた複数の機能のうち、現在どの機能が有効であるかを入力表記の切替えによって容易に判別でき、また誤操作の問題もなくなる。さらに、視認表示される入力表記は、反射光式であるためキー操作者への眼への負担も小さいものとなる。
また、医療機器のキーの操作部にあっては、機器の誤操作防止を図る観点からキー数の削減(キー操作部の簡略化)を図ることが有効となる。本発明を適用すれば、キー機能を示す入力表記を切替えることができるので、キー数の削減による機器機能の低下を招くことがない。さらに、視認表示される入力表記は、反射光式であるためキー操作者への眼への負担も小さいものとなる。
実施例1のキー操作装置及びこれによって制御される機器の構成を示す概略図である。 図2(a)は、実施例1の電子ペーパが取り付けられたキーの構成を示す図であり、図2(b)は、キーが透明樹脂で覆われた状態を示す図である。 図3(a)は、実施例1のキー操作装置の表示切替え部における処理の流れを示すフローチャートであり、図3(b)は、実施例1のコンピュータのキー入力モード制御部における処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のキー操作装置において、キー入力モードに応じた入力表記に切替えられる様子を示す図である。 実施例2のキー操作装置の表示切替え部における処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3の電子ペーパが取り付けられたキーの構成を示す図である。 実施例4の電子ペーパが取り付けられたキーの構成を示す図である。 実施例5の電子ペーパの構成を示す図である。 実施例6のキー操作装置であり、フラットキーボードのキー操作面に実施例4の電子ペーパが取り付けられたキー操作装置の構成を示す図である。 実施例7のキー操作装置であり、立体キーボードのキーボードカバーに実施例1の電子ペーパが取り付けられたキー操作装置の構成を示す図である。 実施例1の電子ペーパに代用される反射光を任意に変更できる色彩可変層の構成を示す図である。
符号の説明
1 キーボード、立体キーボード(キー操作装置),
1´ キーボードカバー,
1F フラットキーボード,
11 キー、立体キー(キー),
11F フラットキー,
12 表示切替え部(表示切替え手段),
141 操作面,
15 電子ペーパ,
153a〜153d 入力表記(色彩可変部),
17 切欠ペーパ,
17a〜17d 切欠,
18a〜18d 分割電子ペーパ,
2 コンピュータ,
20a〜20d 入力表記,
25 表示素子の集合体,
26 表示素子,
28b B層(単色層),
28g G層(単色層),
28r R層(単色層),
28 色彩可変層

Claims (7)

  1. 1つのキーに対して複数の機能が与えられると共に、前記キーに前記複数の機能を示す複数の入力表記が表示されるキー操作装置であって、
    前記入力表記の表示を行う表示媒体として、前記入力表記又はそれ以外の部分のうち少なくとも一方の反射光を電気的に制御することができる電子ペーパを用い、
    操作者による入力切替え操作により、前記複数の入力表記のうち表示が必要な入力表記が決定されたときは、決定された入力表記を視認表示させる反射光制御を行なう表示切替え手段を有し、
    前記電子ペーパは、前記電気的制御がオフのときは、1つのキーに対して与えられた複数の機能を示す複数の入力表記の全てを視認表示し、
    前記表示切替え手段は、前記反射光制御を行うときは、前記複数の入力表記のうち、表示が必要な入力表記の視認表示を残し、表示が不要な入力表記の視認表示を解消することを特徴とするキー操作装置。
  2. 請求項1に記載のキー操作装置において、
    前記電子ペーパは、前記キーの操作面に設けられ、前記複数の入力表記の形態に対応した色彩可変部を有して構成し、
    前記表示切替え手段は、前記反射光制御を行なうときは、前記色彩可変部の反射光を電気的に制御することを特徴とすることを特徴とするキー操作装置。
  3. 請求項1に記載のキー操作装置において、
    前記電子ペーパは、前記キーの操作面に設けられ、前記複数の入力表記の形態を除いた部分に色彩可変部を有して構成し、
    前記表示切替え手段は、前記反射光制御を行なうときは、前記色彩可変部の反射光を電気的に制御することを特徴とするキー操作装置。
  4. 請求項1に記載のキー操作装置において、
    前記電子ペーパは、前記キーの操作面に設けられ、それぞれ独立して反射光を電気的に制御することができる複数の分割電子ペーパと、
    前記複数の入力表記の形態の切欠が形成され、1つの切欠が1つの分割電子ペーパに重なるように、前記分割電子ペーパに取り付けられた切欠ペーパとを有して構成し、
    前記表示切替え手段は、前記反射光制御を行なうときは、前記分割電子ペーパの反射光を電気的に制御することを特徴とするキー操作装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のキー操作装置において、
    フラットキーの操作によってコンピュータに指令を伝えるフラットキーボードを備え、
    前記電子ペーパは、前記フラットキーの操作面に設けられることを特徴とするキー操作装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のキー操作装置において、
    立体キーの操作によってコンピュータに指令を伝える立体キーボードと、該立体キーボードのうち少なくとも立体キーの上面を覆うキーボードカバーとを備え、
    前記電子ペーパは、前記キーボードカバーのうち前記立体キーの操作面に対向する部分に取り付けられることを特徴とするキー操作装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のキー操作装置において、
    前記電子ペーパは、特定の波長を反射すると共に該反射の割合が独立して電気的に制御される複数の単色層が多層を成して構成された色彩可変層を有し、
    前記表示切替え手段は、前記色彩可変層を構成する各々の単色層の反射光を電気的に制御することを特徴とするキー操作装置。
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