JP4149160B2 - Cup vending machine - Google Patents
Cup vending machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP4149160B2 JP4149160B2 JP2001335129A JP2001335129A JP4149160B2 JP 4149160 B2 JP4149160 B2 JP 4149160B2 JP 2001335129 A JP2001335129 A JP 2001335129A JP 2001335129 A JP2001335129 A JP 2001335129A JP 4149160 B2 JP4149160 B2 JP 4149160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup
- raw material
- supply device
- material supply
- cup holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカップ入り飲料を提供販売する自動販売機に係わり、特に原料供給装置の配置の改善、搬送装置の簡素化を行ったカップ式自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カップ入り飲料を提供販売する自動販売機では、例えば、特開平4−77992号公報に記載されているように、カップ搬送方式を採る自動販売機の構成が知られている。
【0003】
このような自動販売機では、機体の前面に飲料入りのカップを取り出す販売口が配設され、機体内に、カップを保持するカップ保持装置、このカップ保持装置を機体内で前後方向および左右方向に移動させる搬送装置、カップを供給するカップ供給装置、飲料の原料を供給する原料供給装置、湯や冷水を供給する湯水供給装置、氷粒を供給する氷粒供給装置、カップ内の原料と湯や冷水などの内容物を攪拌して飲料を調合する攪拌装置などが収容されている。
【0004】
そして、利用者により、貨幣が投入され、飲料が選択されることにより、カップ保持装置が搬送装置によって待機位置から移動を開始し、まず、カップ保持装置がカップ供給位置に移動し、カップ供給装置から供給されるカップを受け取り、次に、カップ保持装置が選択された飲料に対応した原料供給位置に移動し、原料供給装置から供給される原料をカップ内に受け取り、次に、カップ保持装置が湯水供給位置、氷粒供給位置および攪拌位置に移動し、湯水供給装置から供給される湯や冷水や、氷粒供給装置から供給される氷粒をカップ内に受け取り、攪拌装置でカップ内の内容物を攪拌して飲料を調合し、飲料入りのカップを販売口を通じて取出可能としている。搬送装置によるカップ保持装置の移動停止位置は、機体内における各機構の配置の容易さ、サービス性などを考慮して、待機位置が販売口の内側のカップステーション、カップ供給位置、氷粒供給位置および攪拌位置がカップステーションとする場合が多い。そのため、搬送装置は、機体全域の広い範囲に配置される各位置に対してカップ保持装置を移動させるために、機体内で前後方向および左右方向に移動させるXY移動機構が用いられている。
【0005】
しかしながら、従来のように、待機位置が販売口の内側のカップステーション、カップ供給位置が機体前側、原料供給位置が機体後側に横並び、湯水供給位置、氷粒供給位置および攪拌位置がカップステーションとした配置では、機体全域の広い範囲に配置される各位置に対してカップ保持装置を移動させる必要があるため、各位置間の距離が長く、カップ保持装置の移動時間が長くなっている。そのため、利用者による飲料の選択から提供された飲料入りのカップを販売口から取出可能とするまでに時間がかかり、利用者を待たせる時間が長い問題がある。
【0006】
また、搬送装置には、機体内の広い範囲に配置される各位置に対してカップ保持装置を移動させるために、機体内で奥行(Y軸)方向および幅(X軸)方向に移動させるXY移動機構を用いているため、機構が複雑になり、また、原料供給装置を幅(X軸)に沿って配置しているために自動販売機全体が大形になる問題がある。
【0007】
さらに、別の従来のカップ式自動販売機にあっては、定期的に補給を必要とする装置や容器類が全て機体の前面に配置されているものがなく、そのサービス性にも問題があった。
【0008】
そこで、カップ入り飲料の提供に要する時間を短縮できる自動販売機が要望されていた。また、小形なカップ式自動販売機が要望されていた。さらに、サービス性がよいカップ式自動販売機が要望されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、カップ入り飲料の提供に要する時間を短縮できる自動販売機を提供することを目的とする。また、小形なカップ式自動販売機を提供することを目的とする。さらに、サービス性がよいカップ式自動販売機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
好適な一例では、多数の飲料表示部、多数の飲料選択釦および販売口が設けられた扉体と、この扉体が開閉自在に取り付けられた機体と、この機体に収納されカップを保持するカップ保持部が設けられたカップ保持装置と、前記カップ保持装置を機体奥行方向に往復移動させる搬送装置と、この搬送装置により、前記カップ保持部に保持され所定の位置に搬送された前記カップに原料を供給する第1の原料供給装置と、この第1の原料供給装置に対して前記搬送機構を介して反対側に、前記扉体近傍に空間が形成されるように配置され、かつ、前記搬送機構により、前記カップ保持部に保持され所定の位置に搬送された前記カップに原料を供給する第2の原料供給装置と、前記空間に設けられ前記搬送機構により、所定の位置に搬送された前記カップ保持部にカップを供給するカップ供給装置を有し、前記カップ保持装置は、カップ保持部を機体幅方向に移動させる移動機構を有し、前記搬送装置は、販売口を通る第1の仮想線上において前記カップ保持装置を機体奥行方向に往復移動させ、前記第1の原料供給装置は、前記カップ保持部に保持されて前記第1の仮想線上に位置する前記カップに原料を供給し、前記第2の原料供給装置は、前記移動機構により前記第1の仮想線に平行な第2の仮想線上に移動されたカップ保持部に保持された前記カップに原料を供給し、前記カップ供給装置は、前記第2の仮想線上に位置する前記カップ保持部にカップを供給することを特徴とするカップ式自動販売機が提供される。これにより、カップ入り飲料の提供に要する時間を短縮できる。また、奥行を浅く、小形にできる。
【0011】
好適な一例では、前記カップ保持装置は、カップ保持部を機体幅方向に移動させる移動機構を有し、前記搬送装置は、販売口を通る第1の仮想線上において前記カップ保持装置を機体奥行方向に往復移動させ、前記第1の原料供給装置は、前記カップ保持部に保持されて前記第1の仮想線上に位置する前記カップに原料を供給し、前記第2の原料供給装置は、前記移動機構により前記第1の仮想線に平行な第2の仮想線上に移動されたカップ保持部に保持された前記カップに原料を供給し、前記カップ供給装置は、前記第2の仮想線上に位置する前記カップ保持部にカップを供給することを特徴とする。これにより、原料が入ったカップを回動させる必要がない。
【0020】
また、別の好適な一例では、上記カップステーションに位置するカップに給湯する給湯パイプを有し、この給湯パイプの給湯槽側には電磁弁が設けられ、出口側には加圧ポンプが設けられる。これにより、加圧して給湯され、原料はよく溶解し、また、給湯時間が短縮されるので全体に販売時間短縮にも役立つ。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0023】
図1は第1実施形態のカップ式自動販売機の正面図、図2は機体の天板を除去して示す概略平面図、図3は扉体を開放して示す概略正面図である。
【0024】
図1に示すように、本発明に係わるカップ式自動販売機1は、筐体状の機体2と、この機体2に開閉自在に軸支され販売口31が設けられた扉体3を有している。
【0025】
図2および図3に示すように、機体2の幅(X軸)方向の略中央部に設けられた販売口31を通る第1の仮想線L1上において、販売口31の後方の機体2内には、カップC内で飲料を調合するとともにカップCを外部に取出し可能にするカップステーション5が設けられており、このカップステーション5の上方で、第1の仮想線L1上方にはカップC内の原料を攪拌する攪拌装置6が設けられている。
【0026】
また、第1の仮想線L1上には、カップCを保持するカップ保持部71が設けられたカップ保持装置7が設けられており、このカップ保持装置7は機体2の奥行(Y軸)方向、例えば、第1の仮想線L1上においてカップ保持装置7を、Y軸レール81上においてY軸方向に往復移動させる搬送装置8が設けられている。
【0027】
さらに、Y軸レール81に沿って第1の原料供給装置9が配置されており、カップ保持部71に保持され第1の仮想線L1上に位置するカップCに原料を供給するようになっている。
【0028】
また、第1の仮想線L1にわずかな距離をもって離間し、かつ、平行な第2の仮想線L2に沿って第2の原料供給装置11が配置されており、この第2の原料供給装置11は、第2の仮想線L2に移動して位置するカップ保持部71に保持されたカップCに原料を供給するようになっており、また、第1の原料供給装置8よりも奥行が小さく扉体3近傍にスペースS1が形成されるように配置されている。
【0029】
このスペースS1には、カップ保持部71にカップCを供給するカップ供給装置14が設けられている。このような第1の原料供給装置9、第2の原料供給装置11およびカップ保持部71の配置により機体2の奥行は小さく(浅く)なり、機体2が小形になる。
【0030】
また、略機体2の中央部を通る第1の仮想線L1およびL2の上もしくは平行に、販売口31、カップステーション5、攪拌装置6、カップ保持装置7、搬送装置8、第1の原料供給装置9、第2の原料供給装置11およびカップ供給装置14が配置されており、機体2に両側部には、補充もしくは保守が必要な関連容器、装置が収納されるスペースS2、S3が形成される。
【0031】
また、図1に示すように、上記扉体3は主扉32と副扉33で構成され、主扉32には、略中央に上記販売口31が形成され、販売口31には販売口31を閉塞可能とする販売口扉34が開閉自在に取り付けられ、この販売口扉34は、図示しない扉体開閉手段によって自動開閉されるとともに、閉止状態で図示しない施錠手段によって施錠、解錠される。
【0032】
また、主扉32の上側域には、販売する飲料の種類を表示する複数の飲料表示部35が配設され、これら飲料表示部35毎に選択手段としての選択釦36が配設され、さらに、表示用液晶表示部37が設けられている。副扉33の上側域には、同様に飲料表示部35および選択釦36が設けられており、下側域には、硬貨投入口38、紙幣投入口39、硬貨返却口40、および返却レバー41などが設けられ、これらの後方には、図3に示すように、紙幣や硬貨の識別計数および返却や釣銭の払い出しをする貨幣処理装置42が設けられている。
【0033】
図4に示すように、攪拌装置6は、回転駆動手段としてのDCモータのインペラモータ61により回転され剛性を有する攪拌軸63と、この攪拌軸63に設けられ飲料を攪拌するインペラー64と、このインペラー64を昇降させるタイミングベルト65、インペラー昇降モータ66とを有し、全体をケーシング(図示せず)で覆われている。インペラー64の降下位置は、インペラー昇降モータ66に設けられたスリット付き円板67とインペラーエンコーダ用センサー68によりインペラー昇降モータ66の回転数をカウントしてインペラー昇降モータ66を制御することによって行われる。
【0034】
図5および図6に示すように、カップ保持装置7は、搬送装置8のY軸レール81上を往復動する保持装置基台72と、この保持装置基台72に移動、例えば回動可能に取り付けられ一対のカップハンド79aからなる上記カップ保持部71と、このカップ保持部71に保持されたカップCを第1の仮想線L1上から第2の仮想線L2上へと回動させために、回転中心cを中心にカップ保持部71を90°回動させる回動機構73と、カップCをその底部から支持し、昇降可能なすのこ74が設けられている。保持装置基台72は中空直方体の矩形状をなし、その内部には回動機構73が内装され、この回動機構73は回動機構モータ75とこの回動機構モータ75により回動され回動軸76と、この回動軸76の端部に延設された回動機構アーム78を有しており、この回動機構アーム78の端部には上記カップ保持部71が設けられている。なお、このカップ保持部71には、図7に示すように、一対のカップハンド79aの開度を開閉するカップハンドモータ79bとこのモータ79bに駆動されるキャッチカム79cからなるキャッチ機構79が設けられている。
【0035】
従って、回動機構73は回動機構モータ75の作動により回動機構アーム78を90°回動させ、この回動機構アーム78に取り付けられたカップ保持部71も回動させて、第1の仮想線L1上に位置するカップCを第2の仮想線L2上に回動させることができ、また、逆に第2の仮想線L2上に位置するカップCを第1の仮想線L1上に迅速に回動させることができる。
【0036】
また、図5に示すように、カップ保持装置7をY軸レール71上で往復動させる搬送装置8は、保持装置基台72が摺動自在に係合し、直線的に案内するY軸レール81と、このY軸レール81のカップステーション5に隣接する端部と反対側の端部に設けられY軸駆動源であるY軸モータ82と、このY軸モータ82に取り付けられたプーリ83とY軸レール81の端部に設けられたプーリ(図示せず)間に張設され、Y軸モータ82の駆動力を保持装置基台72に伝達するY軸ベルト84を有し、カップ保持装置7をY軸レール81上で往復動させるようになっている。また、搬送装置8には、図8に分解して示すように、Y軸モータ82の近傍に、このY軸モータ82の回転量を検出してカップ保持装置7の移動量を制御するためのY軸エンコーダ用センサー84が設けられており、また、Y軸モータ82の回転軸にはY軸モータ82の回転量をY軸エンコーダ用センサー84に伝えるY軸エンコーダ85が設けられている。
【0037】
さらに、図2および図6に示すように、第1の原料供給装置9がY軸レール81に沿って配置されている。図9に示すように、この第1の原料供給装置9は、複数種類の原料を収納し供給できるように同一形状の複数のキャニスタ91を有し、この各々のキャニスタ91には底部近傍に設けられた原料供給口92が設けられており、また、この原料供給口92に対向して配置され、原料供給口92からキャニスタ91外に原料を送り出すスクリューコンベアの働きをする原料供給部体93が設けられ、この原料供給部体93は原料供給モータ94によって回転駆動される。また、原料供給口92には垂下する原料供給用のシュート95がその端部96がカップCに当らない範囲でカップCに近接して設けられており、この端部96近傍にはシャッター97が回転軸に軸支されて内装されている。このシャッター97はスプリング98によって常時水平(常閉)になるように付勢されており、また、原料カムモータ99により回転されるカム機構100によって、スプリング98の付勢に抗して垂直状態になるようになっている。従って、シャッター97の水平状態で原料がシュート95内を落下するのを阻止して、カップ1杯分の原料をシュート95内に一時貯留させ、原料カムモータ99が回転することによりスプリング98に抗してカム機構100も回動し、シャッター97が垂直になってシュート95を一時的に開放し、一時貯留されたカップ1杯分の原料をシュート供給開口95aに垂直対向する(第1仮想線L1上)に位置するカップCに供給されるようになっている。
【0038】
さらに、図2および図6に示すように、第2の原料供給装置11がY軸レール71に沿って配置されている。この第2の原料供給装置11は第1の原料供給装置9よりも奥行が小さくなっており、扉体3近傍に空間S1が形成される。
【0039】
図10に示すように、第2の原料供給装置11は第1の原料供給装置9と搬送機構8を介して反対側に配置され、また、第1の原料供給装置9よりも奥行が小さく形成され、複数個、例えば4個のキャニスタ111、112、113、114を有し、各々のキャニスタ111、112、113、114は、図11に示すキャニスタ91と同様の構造を有し、利用者の希望(供給)頻度が高い原料が収納される。例えば、キャニスタ111にはミルク、キャニスタ112、113には同一または種類の異なるコーヒー、キャニスタ114には砂糖が収納される。
【0040】
図11に示すように、第2の原料供給装置11は、その正面が機体2の正面を向くように回動させて図10に示すような傾斜する上部から原料を供給しやすくなっている。また、図9に示す原料供給部体93、原料供給モータ94と同様の原料供給部体、原料供給モータ(図示せず)を有している。キャニスタ111、112、113、114は、同様の構造を有しているので、以下キャニスタ111を例に取り説明する。
【0041】
また、図10および図12に示すように、原料供給口115には垂下するシュート116(116a、116b、116c、116d)が昇降可能に設けられており、このシュート116は、原料供給口115に連通する固定シュート117と、この固定シュート117に摺動可能に外嵌された昇降シュート118からなっている。この昇降シュート118は、取付部材119に橋設されたガイドシャフト120に昇降可能に設けられたスライダー121に取り付けられており、このスライダー121はこれに取り付けられたラック122により、このラック122に噛合するピニオン123を介して昇降ギアモータ124により昇降されるようになっている。なお、スライダー121すなわち昇降シュート118の移動範囲を規制するリミットスイッチ125、126がスライダー121の上死点の位置および下死点の位置に設けられ、リミットスイッチ125、126により、昇降ギアモータ124の回転を制御するようになっている。なお、図10に示すようにキャニスタ112とキャニスタ113の固定シュート127と固定シュート128は昇降シュート129に達する前に一体に合流されている。これは、後述するように下部筒の下端部を同時に4本をカップCに挿入することができないからである。
【0042】
昇降シュート118は上部筒130とこの上部筒130に螺着された下部筒131からなり、図13に示すように、この両筒130、131間にはシャッター132が軸支されて内設されている。図14および図15に示すように、シャッター132はこのシャッター132に対して角度を有して設けられたシャッタアーム133を介してスプリング134により付勢されており、図14に示すように、昇降シュート118が上死点にあるときには、付勢力によりシャッター132は水平状態になり、原料がシュート116内を落下するのを阻止して、カップ1杯分の原料をシュート116内に一時貯留させる。図15に示すように、昇降シュート118が下死点にあるときには、取付部材119に取り付けられた係止片135がアーム133を押圧し、スプリング134の付勢力に抗してシャッター132を回転させ、略垂直状態にして、シュート116内に一時貯留されていた原料をカップCに落下、供給するようになっている。
【0043】
また、図10に示すように、キャニスタ111、112、113、114に設けられる下部筒131、136、137は、昇降シュート118が最下点にあるときに、第2の仮想線上にあるカップCにその先端が挿入されるようにそれらの先端は扁平形状をなし、両側の下部筒131、137は内側に傾斜している。このような形状にすることにより、同時に昇降シュート118、129、138を降下させ、同時に定位置にあるカップCにその先端を挿入することができるため、原料供給時間を短縮できる。また、下部筒131、136、137がカップC内に挿入されるため、コーヒー、ミルクのような軽量の粉末であっても飛散することなく、カップCに供給できる。
【0044】
図2および図3に示すように、カップ供給装置14は第2の原料供給装置11と扉体3間に形成されるスペースS1に配置され、図11に示すように、機体2に開閉自在に軸支されている。カップ供給装置14は装置扉141を有する筐体状に形成され、その内部には大小2種類のカップCが収納可能であり、図16に示すような馬蹄形状のカップ支持基板142が内設されている。
【0045】
カップ支持基板142には大小2種類のカップCの収納スペースを画成するための仕切板143が設けられており、この仕切板143はカップ支持基板142の裏面に沿って設けられたチェーン(図示せず)とこれを駆動するチェーン駆動モータ(図示せず)によって、カップ支持基板142上を両回転方向に移動できるようになっている。カップ支持基板142の開口端には2個のカップ供給口144a、144bに連なるカップ落下口145a、145bが設けられており、小カップ用には保持爪146aと開放爪147aと両爪146a、147aを作動させる図18に示すカップ供給モータ149aからなるカップ供給機構部148aが設けられており、大カップ用には保持爪146bと開放爪147bと両爪146b、147bを作動させるカップ供給モータ149bからなるカップ供給機構148bが設けられている。
【0046】
従って、小カップ用保持爪146aと開放爪147aを時間差を持って作動させることにより小カップC1をカップ供給口144aから第2の仮想線L2上に待機するカップ保持部71に供給することができ、また、大カップ用保持爪146bと開放爪147bを時間差を持って作動させることにより大カップC2をカップ供給口144bから仮想線上に待機するカップ保持部71に供給することができる。小カップC1または大カップC2がカップ供給列になくなったら、これを検知し、チェーン駆動モータ(図示せず)を作動させ、仕切板143を移動させて次のカップ列をカップ供給列に送り出すようになっている。
【0047】
さらに、図17に示すように、機体2内には、水源に接続される給水部15、湯を供給する湯供給装置16、冷水を供給する冷水供給装置17、氷を供給する氷供給装置18、シロップ原料を供給するシロップ原料供給装置19、炭酸水を供給する炭酸水供給装置20、およびカップC内の内容物を攪拌して飲料を調合する上記攪拌装置6が配設されている。
【0048】
給水部15は、水源に接続される給水管151を有し、この給水管151の途中に弁152、153を介して水フィルタ154が接続され、給水管151の先端が水リザーバ155に接続され、この水リザーバ155に常に一定量の水が貯留される。
【0049】
湯供給装置16は、所定温度に沸き上げた湯を貯留する湯タンク161を有し、この湯タンク161には、水リサーバ155内の水が湯タンク給水ポンプ162により水リザーバ155に連通された給水経路163を通じて送り込まれる。湯タンク161内の湯は出湯管164の湯出電磁弁165の開放によって、湯加圧ポンプ166で加圧され勢いよくカップステーション5のカップC内に供給される。
【0050】
冷水供給装置17は、冷却水を貯留する冷却水槽171、およびこの冷却水槽171の冷却水中に配置される冷却コイル172を設けた出水管173を有し、水リザーバ155内の水が水ポンプ174により冷却コイル172に送られてこの冷却コイル172を通過する間に冷却水との間で熱交換して冷却される。冷却された冷水は出水管173の出水電磁弁175の開放によってカップステーション5のカップC内に供給される。なお、冷却水槽171には、給水管163の途中に設けた弁176の開放によって冷却水用の水が供給され、また、冷却水槽171の冷却水は、図2に示すような冷却装置21によって冷却される。
【0051】
氷供給装置18は、水リザーバ155からの水の供給を受けて製氷する製氷機181を有し、この製氷機181で製氷された氷が、氷通路182の氷開閉機構183の開放によってカップステーション5のカップC内に供給される。
【0052】
また、図2に示すように、シロップ原料供給装置19は、スペースS2に配置されており、さらに、このスペースS2に形成されるシロップ原料収納部19aには、図17に示すように、シロップ原料供給装置19の飲料原料容器、例えばジュース原料などの濃縮液体状のシロップ原料を収納した紙箱に収められたプラスチック製袋状の複数のシロップ原料容器191が収納され、これらの各シロップ原料容器191には各供給管路192の一端が接続され、各供給管路192の他端がカップステーション5上に配置されている。各供給管路192の途中には、シロップ原料容器191からシロップ原料を吸引してカップステーション5側へ移送し図18に示すシロップポンプモータ193aを有するシロップポンプ193が配設されている。このシロップポンプ193は、図18に示す制御回路264による印加電圧の制御により回転数を可変可能とする直流のシロップポンプモータ193aによって回転駆動され、回転数に応じた吐出量によってシロップ原料が移送される。各供給管路192の途中は冷却水槽171の冷却水中を通過し、シロップ原料が冷却される。各供給管路192のカップステーション5側の先端近傍には逆止弁194が配設されている。そして、シロップポンプモータ193aの駆動によってシロップ原料がカップステーション5のカップC内に供給される。
【0053】
なお、シロップ原料を使用する飲料は、主としてコールド飲料であり、シロップ原料に対して、冷水、炭酸水、氷が選択的に混合されて飲料が調合される。
【0054】
炭酸水供給装置20は、冷却水槽171の冷却水中に炭酸水容器201が配置され、この炭酸水容器201内では冷却コイル172を通過した冷水の一部および炭酸ボンベ202から炭酸ガスがそれぞれ供給されて炭酸水が作られ、この炭酸水が炭酸水供給管203の電磁弁204の開放によってカップステーション5に搬送されるカップC内に供給される。
【0055】
また、各原料供給装置9、11の下方あるいは、カップ保持部71の下方あるいは、カップステーション5の下方には、こぼれ落ちた原料および水や、機体内で発生するドレン水などを回収するドレンパン22が配設され、このドレンパン22の下方にドレンパン22に回収されたドレン水を回収する排水容器23が配設されている。
【0056】
さらに、機体2内には、図18に示すような電気回路26が設けられており、この電気回路26には直流用のDC電源回路261と冷却水槽171を冷却する冷凍サイクルのコンプレッサ回路262a等が設けられた交流用のAC回路262が設けられている。DC電源回路262にはマイコン(図示せず)およびメモリ(図示せず)を有する主制御回路263が接続されており、また、この主制御回路263にはリレーボード制御回路264が接続され、さらに、このリレーボード制御回路264には、サブボード制御回路265が接続されている。主制御回路263にはコインメカ263a等が接続され、リレーボード制御回路264には、原料供給モータ94、インペラモータ61、インペラー昇降モータ66、カップハンドモータ79b、Y軸モータ82、回転機構モータ75、シロップポンプモータ193a、原料カムモータ99、昇降ギアモータ124、給水弁176、湯出電磁弁165、湯タンク給水ポンプ162、氷開閉機構183、電磁弁204、出水弁175、カップ供給モータ149a、149b等が接続されている。また、サブボード制御回路265には、各種のスイッチ類、Y軸エンコーダ用センサー84、インペラーエンコーダ用センサー68、各種サーミスタ類が接続されている。上記AC回路262、主制御回路263、リレーボード制御回路264、およびサブボード制御回路265に設けられた各種電気機器、部品、センサー等の制御は、事前にマイコンを有する制御回路263にプログラムされた制御手順に従って行われ、また、必要に応じ主制御回路263に設けられた入力手段(図示せず)からの入力により行われる。
【0057】
次に、本発明に係わるカップ式自動販売機の販売動作を図19に示す販売タイミングチャートに従って説明する。
【0058】
図2および図6に示すように、前回の販売が終了すると、搬送装置8のY軸モータ82が作動し、カップ保持装置7をカップ供給装置14の使用頻度の多い小カップC1のカップ供給口144aに対向して位置させるとともに(s1)、回動機構モータ75を作動させてカップ保持装置7の回動機構アーム78に取り付けられたカップ保持部71を右側方に90°回動させ第2仮想線L2上に位置させて待機状態にする(s2)。
【0059】
利用者により硬貨投入口38または紙幣投入口39から貨幣が投入され、例えば、一般的に利用が多いホットコーヒーを選択する例で説明する。ホットコーヒー(例えば、砂糖、ミルク入り)の選択釦36が押されると、カップは小さい方が選択される。なお、飲料の種類によりカップCに供給される原料および供給装置の関係を図20に示す。
【0060】
図5に示すように、カップ保持部71のキャッチ機構79の回動機構モータ75が作動され、カップハンド79aの開度を広げカップC1を受け入れやすい状態にする(S1)。
【0061】
図16に示すようなカップ供給機構部148aを作動させ、小カップC1を排出させ、カップ供給口144aに対向するカップ保持部71で受取られ、保持される(S2)。
【0062】
カップ供給機構部148aが作動されて、小カップC11個が排出され、また、このカップ排出ステップ(S2)と同時に、原料の供給準備が開始され、カップC1が原料を受取り位置に到達するまでには、シュート116a、116b、116d内への一時貯留は完了する。(S3)。
【0063】
例えば、図12に示すような第2の原料供給装置11のキャニスタ111、112、114では、原料供給モータにより原料供給部体が駆動され、キャニスタ111からはミルクが、キャニスタ112からはコーヒー粉、キャニスタ114からは砂糖が各々シュート116a、116b、116dに吐出される。シュート116a、116b、116dに吐出された各原料は各々のシュート116a、116b、116dに設けられ水平状態になっているシャッター132によって落下は阻止され、シュート116a、116b、116d内に一時貯留される。このように、カップの排出乃至カップが原料を受取り位置に到達するまでには、各原料の各シュートへの一時貯留を完了させるので、販売時間の短縮が図れる。
【0064】
このステップS3と同時あるいは多少に時間おいて、図5に示すY軸モータ82が作動され、カップ保持部71をそのまま第2の仮想線上を移動させて、第2の原料供給装置11からの原料供給位置に位置させる(S4)。
【0065】
しかる後、図12に示すシュート116の昇降シュート118を昇降させる昇降ギアモータ124が作動され、ピニオン123、ラック112を介してスライダー121を降下させて、昇降シュート118を降下させ、この昇降シュート118に取り付けられた下部筒131、136、137の先端をカップC内に挿入する。昇降シュート118が降下するに伴ない昇降シュート118の外部に設けられたシャッター132のシャッタアーム133が取付部材119に設けられた係止片135に当接し、スプリング134に抗してシャッター132は回動して垂直になり、シュート116は開放されて、下部筒131、136、137から原料がカップCに供給される(S5)。
【0066】
原料供給が完了すると昇降ギアモータ124が作動され、ステップS5とは逆に昇降シュート118を上昇させて待機状態にする。(S6)。
【0067】
この昇降シュート118が待機状態になると、図5に示す回動機構モータ75が作動され、カップ保持部71に保持されたカップC1を回動させて、カップC1を第2の仮想線上から第1の仮想線上に位置させる(S7)。
【0068】
しかる後、Y軸モータ82が作動され、カップ保持装置7とこのカップ保持装置7に設けられたカップ保持部71およびカップCを第1の仮想線上をそのまま移動させて、カップC1をカップステーション5に位置させる(S8)。
【0069】
図17に示す湯出電磁弁165を一定時間開放して湯加圧ポンプ166で加圧された湯を勢いよく出湯管164からカップC1に給湯する(S9)。
【0070】
加圧して給湯されるため、原料はよく溶解し、また、給湯時間が短縮されるので全体の販売時間短縮にも役立つ。
【0071】
給湯開始とともに、図4に示す攪拌装置6のインペラー昇降モータ66を駆動させて、インペラー64をカップC1内の所定の位置まで降下させる(S10)。
【0072】
インペラモータ61を回転させてインペラー64を回転させ、湯を供給しながら湯と原料の攪拌を行う(S11)。
【0073】
攪拌が完了したら、再びインペラー昇降モータ66を駆動させて、インペラー64を上昇させて待機状態にする(S12)。
【0074】
この上昇と同時に図5に示すキャッチ機構79のカップハンドモータ79bが作動されて、カップハンドハン79aが緩められ、カップC1を取り出しやすくする(S13)。
【0075】
図1に示す販売口扉34が開放され、小カップC1は取り出されて、販売は完了する(S14)。
【0076】
また、図21に示す販売タイミングチャートに従って、アイス紅茶を販売する例について説明する。アイス紅茶に使用される原料および供給装置の関係を図20に示すものが用いられる。
【0077】
利用者によりアイス紅茶(例えば、砂糖、ミルク入り)の選択釦36が押されると、カップは大きい方が選択される。
【0078】
図5に示すように、カップ保持部71のキャッチ機構79の回動機構モータ75が作動され、カップハンドハン79aの開度をひろげカップC2を受け入れやすい状態にする(S21)。
【0079】
図16に示すようなカップ供給機構部148bを作動させ、大カップC2を排出させ、カップ供給口144bに対向するカップ保持部71で受取られ、保持される(S22)。
【0080】
カップ供給機構部148bが作動されて、大カップC21個が排出され、また、このカップ排出ステップ(S22)と同時に、原料の供給準備が開始され、カップC2が原料を受取り位置に到達するまでには、第2の原料供給装置11のシュート116a、116d内への一時貯留は完了し、また、第1の原料供給装置9のシュート95内への原料の一時貯留は完了する(S23)。
【0081】
例えば、図12に示すような第2の原料供給装置11のキャニスタ111、114では、シュート116aにはミルク、116d内には砂糖が一時貯留される。また、図9に示す第2の原料供給装置11の紅茶原料が収納されたキャニスタ91の原料供給モータ94が作動されて原料供給部材93が回転し、シャッター97で閉塞されたシュート95に紅茶原料は一時貯留される。このように、カップの排出乃至カップが原料を受取り位置に到達するまでには、各原料の各シュートへの一時貯留を完了させるので、販売時間の短縮が図れる。
【0082】
このステップS3と同時あるいは多少に時間おいて、図5に示すY軸モータ82が作動され、カップ保持部71をそのまま第2の仮想線上を移動させて、第2の原料供給装置11からの原料供給位置に位置させる(S24)。
【0083】
しかる後、図12に示すシュート116の降下させて、第2の原料供給装置11の下部筒131、137の先端をカップC内に挿入させ、シャッター132を回動させてシュート116を開放され、下部筒131、137からミルクと砂糖がカップCに供給される(S25)。
【0084】
原料供給が完了すると昇降ギアモータ124が作動され、ステップS25とは逆に昇降シュート118を上昇させて待機状態にする。(S26)。
【0085】
この昇降シュート118が待機状態になると、図5に示す回動機構モータ75が作動され、カップ保持部71に保持されたカップC1を回動させて、カップC1を第2の仮想線上から第1の仮想線上に位置させる(S27)。
【0086】
しかる後、回動機構モータ75の回動中あるいは回動完了後にY軸モータ82が作動されて、カップ保持部71のカップCを第1の仮想線上をそのまま移動させて、第1の原料供給装置9の紅茶原料供給用シュート95のシュート供給開口95aに対向して位置させる(S28)。
【0087】
図9に示す第2の原料供給装置11のカムモータ99を作動させて、シャッター97を回転させ、これによりシュート95を開放して紅茶原料をカップC内に供給させる(S29)。
【0088】
再びY軸モータ82が作動されて、カップ保持部71のカップCをカップステーション5に移動させる(S30)。
【0089】
図17に示す出湯管164から湯がカップC2に供給される(S31)。
【0090】
給湯開始とともに、図4に示す攪拌装置6のインペラー昇降モータ66を駆動させて、インペラー64をカップC2内の所定の位置まで降下させる(S32)。
【0091】
回転するインペラー64によりミルク、砂糖、紅茶原料および湯を攪拌して溶解させ、原料が溶解した後、出水管173から水が、氷通路182から氷が供給され(S33)、さらに、攪拌される(S34)。
【0092】
攪拌が完了したら、再びインペラー昇降モータ66を駆動させて、インペラー64を上昇させて待機状態にする(S35)。
【0093】
この上昇と同時に図5に示すキャッチ機構79のカップハンドモータ79bが作動されて、カップハンドハン79aが緩められ、カップC2を取り出しやすくする(S36)。
【0094】
図1に示す販売口扉34が開放され、カップC2を取り出されて販売は完了する(S37)。
【0095】
さらに、コーラが選択された場合には、図2に示す原料および供給装置が用いられ、予め設定され、販売タイミングチャート(図示せず)に従い、大カップC2を受取り、この大カップC2をカップステーション5に搬送し、ここでコーラ原料と、氷、水がカップC2に供給されて、コーラが生成され、提供される。
【0096】
上述した飲料の販売が繰替えされると、第1の原料供給装置9に収納された原料、第2の原料供給装置11に収納された原料、シロップ原料容器191に収納されたシロップ原料、炭酸ボンベ202に収納された炭酸ガス、カップ供給装置14に収納されたカップCが使用されてなくなり、キャニスタ売切れセンサー、カップ有無センサー、第1の原料供給装置9に収納された原料、第2の原料供給装置11に収納された原料有無センサー(図示せず)などに表示される。
【0097】
定期的に巡回するサービスマンはなくなった原料、カップを補充する。第1の原料供給装置9および第2の原料供給装置11に原料を供給する場合には、主扉32、副扉33を開放し、さらに、図11に示すように、カップ保持装置7を回動させて、第1の原料供給装置9に原料を供給する。また、第2の原料供給装置11に原料を供給する場合には、第2の原料供給装置11を回動させて原料の供給を行う。この場合、第1の原料供給装置9と第2の原料供給装置11は、Y軸レール81に沿い、かつ、互いに対向して配置されているので、機体2を薄く(奥行を浅く)するこができ、また、原料の供給が容易に行える。特に、第2の原料供給装置11には使用頻度が高い原料を入れて使用するため補給頻度が増すが、第2の原料供給装置11を回動させてこれを正面に向け容易に補給を行うことができる。
【0098】
また、第1の原料供給装置9、第2の原料供給装置11およびカップ保持装置7は、機体2の両側にスペースS2、S3を設け、このスペースS2に飲料原料容器を配置させ、スペースS3に炭酸ボンベ202を配置させており、補給を必要とする装置、容器類は機体2の前側近傍にあり、サービスが容易に行える。
【0099】
次に本発明に係わるカップ式自動販売機の第2実施形態について説明する。
【0100】
本第2実施形態は、上記第1実施形態の第2の原料供給装置に設けられた下部筒の下端部が第2の仮想線上にあるのに対して、第1の仮想線上に位置させたものである。
【0101】
例えば、図22に示すように、第2実施形態のカップ式自動販売機1Aには第2の原料供給装置11Aが設けられており、この第2の原料供給装置11Aは、図12に示すと同様の構造を有するキャニスタ111A、112A、114Aが3個設けられている。図23に示すように、キャニスタ111A、112A、114Aに設けられる下部筒131A、136A、137Aは、その先端が挿入されるようにそれらの先端は扁平形状をなし、両側の下部筒131A、137Aは内側に傾斜している。また、図24に示すように、シュート116Aa、116Ab、116Adが幾分傾斜して下端部シュート131A、136A、137Aが仮想線L1上に位置するようになっている。
【0102】
なお、第2の原料供給装置11Aへの原料供給時には、第2の原料供給装置11Aを反第1の原料供給装置側にスライドさせて後、回動させるようにするのが好ましい。
【0103】
従って、原料が入ったカップを回動させる必要がない。
【0104】
なお、他の構成は図1に示すカップ式自動販売機と異ならないので、同一符号を付して説明は省略する。
【0105】
また、本発明に係わるカップ式自動販売機の第3実施形態について説明する。
【0106】
本第3実施形態は、上記第2実施形態のカップ供給装置のカップ供給口が第2の仮想線上にあるのに対して、カップ供給口を第1の仮想線上に設けたものである。
【0107】
例えば、図25に示すように、カップ供給装置14Bのカップ供給口144Ba、144Bbは第1の仮想線上にあり、第1の原料供給装置9のシュート95のシュート供給開口95a、下端部シュート116Aa1、116Ab1、116Ad1が仮想線L1上に位置するので、全て供給口が第1の仮想線L1上に位置することになる。
【0108】
従って、カップ保持部を移動させる移動機構を設ける必要がなく、カップ式自動販売機の構造を簡単にすることができ、また、販売時間も短縮できる。
【0109】
【発明の効果】
本発明に係わるカップ式自動販売機によれば、カップ入り飲料の提供に要する時間を短縮できるカップ式自動販売機を提供することができる。また、小形なカップ式自動販売機を提供することができる。さらに、サービス性がよいカップ式自動販売機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカップ式自動販売機の正面図。
【図2】本発明に係わるカップ式自動販売機の第1実施形態の機体の天板を除去して示す概略平面図。
【図3】本発明に係わるカップ式自動販売機の第1実施形態の扉体を開放して示す概略平面図。
【図4】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる攪拌装置の斜視図。
【図5】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる搬送装置の斜視図。
【図6】本発明に係わるカップ式自動販売機の第1実施形態の平面概念図。
【図7】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられるキャッチ機構の概略図。
【図8】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられるY軸モータとY軸エンコーダ用センサーの概念図。
【図9】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第1の原料供給装置の断面図。
【図10】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第2の原料供給装置の斜視図。
【図11】本発明に係わるカップ式自動販売機の第1実施形態の原料供給状態を示す概略平面図。
【図12】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第2の原料供給装置の概略側面図。
【図13】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第2の原料供給装置のシャッターの概念図。
【図14】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第2の原料供給装置のシャッターの動作概念図。
【図15】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第2の原料供給装置のシャッターの動作概念図。
【図16】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられるカップ供給装置の概念図。
【図17】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる配管図。
【図18】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる電気回路図。
【図19】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる販売タイミングチャート(ホット)図。
【図20】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる原料と供給装置の関係図。
【図21】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる販売タイミングチャート(コールド)図。
【図22】本発明に係わるカップ式自動販売機の第2実施形態の平面概念図。
【図23】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第2の原料供給装置の正面図。
【図24】本発明に係わるカップ式自動販売機に用いられる第2の原料供給装置の側面図。
【図25】本発明に係わるカップ式自動販売機の第2実施形態の平面概念図。
【符号の説明】
1 カップ式自動販売機
2 筐体状の機体
3 扉体
5 カップステーション
6 攪拌装置
7 カップ保持装置
8 搬送装置
9 第1の原料供給装置
11 第2の原料供給装置
14 カップ供給装置
15 給水部
16 湯供給装置
17 冷水供給装置
18 氷供給装置
19 シロップ原料供給装置
20 炭酸水供給装置
21 冷却装置
22 ドレンパン
23 排水容器
64 インペラー
71 カップ保持部
73 移動機構
81 Y軸レール
S1 スペース
S2 スペース
S3 スペース
L1 第1の仮想線
L2 第2の仮想線
C カップ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vending machine that provides and sells cup-containing beverages, and more particularly to a cup-type vending machine in which the arrangement of raw material supply devices is improved and the conveying device is simplified.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in vending machines that provide and sell cup-containing beverages, for example, as described in JP-A-4-77792, a configuration of a vending machine that employs a cup conveyance method is known.
[0003]
In such a vending machine, a sales port for taking out a cup containing a beverage is arranged on the front surface of the machine body, a cup holding device for holding the cup in the machine body, and the cup holding device in the machine body in the front-rear direction and the left-right direction. Transport device to be moved to, cup supply device for supplying cups, raw material supply device for supplying beverage ingredients, hot water supply device for supplying hot and cold water, ice particle supply device for supplying ice particles, raw materials and hot water in cups A stirrer that mixes beverages by stirring contents such as cold water is contained.
[0004]
Then, when the user inserts money and selects a beverage, the cup holding device starts to move from the standby position by the transport device. First, the cup holding device moves to the cup supply position, and the cup supply device Then, the cup holding device moves to the raw material supply position corresponding to the selected beverage, receives the raw material supplied from the raw material supply device into the cup, and then the cup holding device Moves to the hot water supply position, ice grain supply position, and stirring position, receives hot water and cold water supplied from the hot water supply device, and ice particles supplied from the ice particle supply device into the cup, and the contents in the cup with the stirring device A drink is prepared by stirring things, and a cup containing the drink can be taken out through the sales outlet. The movement stop position of the cup holding device by the transfer device is set at the cup station inside the sales outlet, the cup supply position, and the ice particle supply position in consideration of the ease of arrangement of each mechanism in the machine, serviceability, etc. And the stirring position is often a cup station. Therefore, in order to move the cup holding device with respect to each position arranged in a wide range of the entire body, the transport device uses an XY movement mechanism that moves in the longitudinal direction and the lateral direction within the aircraft.
[0005]
However, as in the past, the standby position is the cup station inside the sales outlet, the cup supply position is side by side on the front side of the machine body, the raw material supply position is side by side on the rear side of the machine body, the hot water supply position, the ice particle supply position and the stirring position are the cup station. In this arrangement, since the cup holding device needs to be moved with respect to each position arranged in a wide range of the entire body, the distance between the positions is long and the movement time of the cup holding device is long. For this reason, there is a problem that it takes a long time until the cup containing beverage provided from the selection of the beverage by the user can be taken out from the sales outlet, and the user has to wait for a long time.
[0006]
Further, in order to move the cup holding device to each position arranged in a wide range in the machine body, the transport apparatus moves XY in the depth (Y axis) direction and the width (X axis) direction in the machine body. Since the moving mechanism is used, the mechanism becomes complicated. Further, since the raw material supply device is arranged along the width (X axis), there is a problem that the entire vending machine becomes large.
[0007]
Furthermore, in other conventional cup-type vending machines, there are no devices or containers that need to be replenished regularly on the front of the aircraft, and there is a problem in serviceability. It was.
[0008]
Therefore, there has been a demand for a vending machine that can reduce the time required for providing cup-containing beverages. There was also a demand for a small cup vending machine. Furthermore, a cup-type vending machine with good serviceability has been demanded.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the vending machine which can shorten the time required for provision of a cup-containing drink. Another object is to provide a small cup vending machine. Furthermore, it aims at providing a cup type vending machine with good serviceability.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In a preferred example, a door body provided with a large number of beverage display units, a large number of beverage selection buttons and sales outlets, a machine body in which the door body is attached to be openable and closable, and a cup which is accommodated in the machine body and holds a cup A cup holding device provided with a holding unit, a transfer device for reciprocating the cup holding device in the depth direction of the machine body, and a raw material for the cup held by the cup holding unit and transferred to a predetermined position by the transfer device A first raw material supply device for supplying the first raw material supply device, and on the opposite side of the first raw material supply device via the transfer mechanism, a space is formed in the vicinity of the door body, and the transfer A second raw material supply device for supplying a raw material to the cup held by the cup holding portion and transported to a predetermined position by a mechanism; and before being transported to a predetermined position by the transport mechanism provided in the space Has a cup supplying device for supplying the cup on the cup holder,The cup holding device has a moving mechanism for moving the cup holding portion in the body width direction, and the transport device reciprocates the cup holding device in the body depth direction on a first imaginary line passing through the sales outlet, The first raw material supply device supplies the raw material to the cup that is held by the cup holding portion and is located on the first imaginary line, and the second raw material supply device is configured to move the first raw material supply device by the moving mechanism. The raw material is supplied to the cup held by the cup holder moved on the second imaginary line parallel to the imaginary line, and the cup supply device is connected to the cup holder located on the second imaginary line. Feeding cupA cup-type vending machine is provided. Thereby, the time required for providing a cup-containing beverage can be shortened. In addition, the depth can be made shallower and smaller.
[0011]
In a suitable example,The cup holding device has a moving mechanism for moving the cup holding portion in the body width direction, and the transport device reciprocates the cup holding device in the body depth direction on a first imaginary line passing through the sales outlet, The first raw material supply device supplies the raw material to the cup that is held by the cup holding portion and is located on the first imaginary line, and the second raw material supply device is configured to move the first raw material supply device by the moving mechanism. The raw material is supplied to the cup held by the cup holder moved on the second imaginary line parallel to the imaginary line, and the cup supply device is connected to the cup holder located on the second imaginary line. It is characterized by supplying a cup. This eliminates the need to rotate the cup containing the raw material.
[0020]
In another preferred example, the cup located at the cup station.InA hot water supply pipe for supplying hot water is provided, a solenoid valve is provided on the hot water tank side of the hot water pipe, and a pressurizing pump is provided on the outlet side. Thus, the hot water is supplied under pressure, the raw material is well dissolved, and the hot water supply time is shortened, which helps to shorten the sales time as a whole.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A first embodiment according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0023]
FIG. 1 is a front view of a cup type vending machine according to the first embodiment, FIG. 2 is a schematic plan view showing the top plate of the machine body removed, and FIG. 3 is a schematic front view showing the door body opened.
[0024]
As shown in FIG. 1, a cup-
[0025]
As shown in FIG. 2 and FIG. 3, in the
[0026]
Further, a
[0027]
Furthermore, the 1st raw
[0028]
In addition, the second raw
[0029]
In the space S1, a
[0030]
Further, the
[0031]
As shown in FIG. 1, the
[0032]
In addition, a plurality of
[0033]
As shown in FIG. 4, the stirring
[0034]
As shown in FIGS. 5 and 6, the
[0035]
Accordingly, the
[0036]
Further, as shown in FIG. 5, the
[0037]
Further, as shown in FIGS. 2 and 6, the first raw
[0038]
Further, as shown in FIGS. 2 and 6, the second raw
[0039]
As shown in FIG. 10, the second raw
[0040]
As shown in FIG. 11, the 2nd raw
[0041]
As shown in FIGS. 10 and 12, a chute 116 (116a, 116b, 116c, 116d) that hangs down is provided at the raw
[0042]
The elevating
[0043]
Further, as shown in FIG. 10, the
[0044]
2 and 3, the
[0045]
The
[0046]
Therefore, the small cup C1 can be supplied from the
[0047]
Further, as shown in FIG. 17, in the
[0048]
The
[0049]
The hot
[0050]
The cold
[0051]
The
[0052]
As shown in FIG. 2, the syrup raw
[0053]
In addition, the drink using a syrup raw material is a cold drink mainly, and cold water, carbonated water, and ice are selectively mixed with a syrup raw material, and a drink is prepared.
[0054]
In the carbonated
[0055]
A
[0056]
Further, an
[0057]
Next, the sales operation of the cup type vending machine according to the present invention will be described according to the sales timing chart shown in FIG.
[0058]
As shown in FIGS. 2 and 6, when the previous sale is finished, the Y-
[0059]
An example will be described in which money is inserted by the user from the
[0060]
As shown in FIG. 5, the
[0061]
The
[0062]
The
[0063]
For example, in the
[0064]
The Y-
[0065]
Thereafter, the elevating
[0066]
When the raw material supply is completed, the
[0067]
When the elevating
[0068]
Thereafter, the Y-
[0069]
The hot
[0070]
Since the hot water is supplied under pressure, the raw material dissolves well, and the hot water supply time is shortened, which helps shorten the overall sales time.
[0071]
With the start of hot water supply, the impeller lifting / lowering
[0072]
The
[0073]
When the stirring is completed, the impeller lifting / lowering
[0074]
Simultaneously with this rise, the
[0075]
The
[0076]
Moreover, the example which sells iced tea is demonstrated according to the sales timing chart shown in FIG. The relationship between the raw materials used for iced tea and the supply device is shown in FIG.
[0077]
When the user presses the
[0078]
As shown in FIG. 5, the
[0079]
The
[0080]
The
[0081]
For example, in the
[0082]
The Y-
[0083]
Thereafter, the
[0084]
When the supply of the raw material is completed, the
[0085]
When the elevating
[0086]
Thereafter, the Y-
[0087]
The
[0088]
The Y-
[0089]
Hot water is supplied to the cup C2 from the hot
[0090]
When the hot water supply is started, the impeller lifting / lowering
[0091]
Milk, sugar, black tea ingredients and hot water are stirred and dissolved by the rotating
[0092]
When the stirring is completed, the impeller lifting / lowering
[0093]
Simultaneously with this rise, the
[0094]
The
[0095]
Further, when the cola is selected, the raw material and supply device shown in FIG. 2 is used, which is set in advance and receives a large cup C2 in accordance with a sales timing chart (not shown). The cola raw material, ice and water are supplied to the cup C2 to produce and provide the cola.
[0096]
When the beverage sales described above are repeated, the raw material stored in the first raw
[0097]
Regular service personnel replenish the missing ingredients and cups. When the raw materials are supplied to the first raw
[0098]
In addition, the first raw
[0099]
Next, a second embodiment of the cup type vending machine according to the present invention will be described.
[0100]
In the second embodiment, the lower end portion of the lower cylinder provided in the second raw material supply apparatus of the first embodiment is located on the first imaginary line, whereas the lower end is located on the second imaginary line. Is.
[0101]
For example, as shown in FIG. 22, the cup-type vending machine 1A of the second embodiment is provided with a second raw
[0102]
In addition, when the raw material is supplied to the second raw
[0103]
Therefore, there is no need to rotate the cup containing the raw material.
[0104]
In addition, since another structure is not different from the cup-type vending machine shown in FIG. 1, the same code | symbol is attached | subjected and description is abbreviate | omitted.
[0105]
A third embodiment of the cup type vending machine according to the present invention will be described.
[0106]
In the third embodiment, the cup supply port of the cup supply device of the second embodiment is provided on the second imaginary line, whereas the cup supply port is provided on the first imaginary line.
[0107]
For example, as shown in FIG. 25, the cup supply ports 144Ba and 144Bb of the cup supply device 14B are on the first imaginary line, the chute supply opening 95a of the
[0108]
Therefore, it is not necessary to provide a moving mechanism for moving the cup holding portion, the structure of the cup type vending machine can be simplified, and the sales time can be shortened.
[0109]
【The invention's effect】
According to the cup type vending machine according to the present invention, it is possible to provide a cup type vending machine capable of shortening the time required for providing a cup-containing beverage. In addition, a small cup vending machine can be provided. Furthermore, a cup-type vending machine with good serviceability can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 2 is a schematic plan view showing the cup-type vending machine according to the present invention with the top plate of the first embodiment removed.
FIG. 3 is a schematic plan view showing the cup body of the cup vending machine according to the first embodiment of the present invention with the door body opened.
FIG. 4 is a perspective view of a stirring device used in a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 5 is a perspective view of a transport device used in a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 6 is a conceptual plan view of a first embodiment of a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 7 is a schematic view of a catch mechanism used in a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 8 is a conceptual diagram of a Y-axis motor and a Y-axis encoder sensor used in a cup-type vending machine according to the present invention.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a first raw material supply apparatus used in a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 10 is a perspective view of a second raw material supply apparatus used in the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 11 is a schematic plan view showing a raw material supply state of the first embodiment of the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 12 is a schematic side view of a second raw material supply apparatus used in the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 13 is a conceptual diagram of a shutter of a second raw material supply apparatus used in a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 14 is a conceptual diagram of the operation of the shutter of the second raw material supply apparatus used in the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 15 is a conceptual diagram of the operation of the shutter of the second raw material supply apparatus used in the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 16 is a conceptual diagram of a cup supply device used in a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 17 is a piping diagram used for a cup-type vending machine according to the present invention.
FIG. 18 is an electric circuit diagram used for a cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 19 is a sales timing chart (hot) diagram used for the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 20 is a diagram showing the relationship between raw materials and supply devices used in the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 21 is a sales timing chart (cold) diagram used for the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 22 is a conceptual plan view of a second embodiment of the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 23 is a front view of a second raw material supply apparatus used in the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 24 is a side view of a second raw material supply apparatus used in the cup type vending machine according to the present invention.
FIG. 25 is a conceptual plan view of a second embodiment of the cup type vending machine according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 Cup vending machine
2 Case-shaped aircraft
3 Door
5 Cup station
6 Stirrer
7 Cup holder
8 Transport device
9 First raw material supply device
11 Second raw material supply device
14 Cup feeder
15 Water supply department
16 Hot water supply device
17 Cold water supply device
18 Ice supply equipment
19 Syrup raw material supply equipment
20 Carbonated water supply device
21 Cooling device
22 Drain pan
23 Drainage container
64 impeller
71 Cup holder
73 Movement mechanism
81 Y-axis rail
S1 space
S2 space
S3 space
L1 first virtual line
L2 Second virtual line
C cup
Claims (3)
この扉体が開閉自在に取り付けられた機体と、
この機体に収納されカップを保持するカップ保持部が設けられたカップ保持装置と、
前記カップ保持装置を機体奥行方向に往復移動させる搬送装置と、
この搬送装置により、前記カップ保持部に保持され所定の位置に搬送された前記カップに原料を供給する第1の原料供給装置と、
この第1の原料供給装置に対して前記搬送機構を介して反対側に、前記扉体近傍に空間が形成されるように配置され、かつ、前記搬送機構により、前記カップ保持部に保持され所定の位置に搬送された前記カップに原料を供給する第2の原料供給装置と、
前記空間に設けられ前記搬送機構により、所定の位置に搬送された前記カップ保持部にカップを供給するカップ供給装置を有し、
前記カップ保持装置は、カップ保持部を機体幅方向に移動させる移動機構を有し、
前記搬送装置は、販売口を通る第1の仮想線上において前記カップ保持装置を機体奥行方向に往復移動させ、
前記第1の原料供給装置は、前記カップ保持部に保持されて前記第1の仮想線上に位置する前記カップに原料を供給し、
前記第2の原料供給装置は、前記移動機構により前記第1の仮想線に平行な第2の仮想線上に移動されたカップ保持部に保持された前記カップに原料を供給し、
前記カップ供給装置は、前記第2の仮想線上に位置する前記カップ保持部にカップを供給することを特徴とするカップ式自動販売機。A door provided with a large number of beverage display parts, a large number of beverage selection buttons and sales outlets;
A body with this door attached to be openable and closable,
A cup holding device provided with a cup holding part that is housed in the machine body and holds the cup;
A transport device for reciprocating the cup holding device in the machine body depth direction;
A first raw material supply device for supplying a raw material to the cup held by the cup holder and transferred to a predetermined position by the transfer device;
It arrange | positions so that a space may be formed in the vicinity of the door body on the opposite side of the first raw material supply device via the conveyance mechanism, and is held by the cup holding portion by the conveyance mechanism and is predetermined. A second raw material supply device for supplying a raw material to the cup conveyed to the position of
A cup supply device configured to supply a cup to the cup holding portion which is provided in the space and transported to a predetermined position by the transport mechanism;
The cup holding device has a moving mechanism for moving the cup holding portion in the body width direction,
The transport device reciprocates the cup holding device in the machine body depth direction on a first imaginary line passing through the sales outlet,
The first raw material supply device is configured to supply the raw material to the cup that is held by the cup holding unit and is located on the first imaginary line,
The second raw material supply device supplies the raw material to the cup held by the cup holding unit moved on the second virtual line parallel to the first virtual line by the moving mechanism,
The cup supply device supplies a cup to the cup holding part located on the second imaginary line .
この扉体が開閉自在に取り付けられた機体と、
この機体に収納されカップを保持するカップ保持部が設けられたカップ保持装置と、
前記カップ保持装置を機体奥行方向に往復移動させる搬送装置と、
この搬送装置により、前記カップ保持部に保持され所定の位置に搬送された前記カップに原料を供給する第1の原料供給装置と、
この第1の原料供給装置に対して前記搬送機構を介して反対側に、前記扉体近傍に空間が形成されるように配置され、かつ、前記搬送機構により、前記カップ保持部に保持され所定の位置に搬送された前記カップに原料を供給する第2の原料供給装置と、
前記空間に設けられ前記搬送機構により、所定の位置に搬送された前記カップ保持部にカップを供給するカップ供給装置を有し、
前記カップ保持装置は、カップ保持部を機体幅方向に移動させる移動機構を有し、
前記搬送装置は、販売口を通る第1の仮想線上において前記カップ保持装置を機体奥行方向に往復移動させ、
前記第1の原料供給装置は、前記カップ保持部に保持されて前記第1の仮想線上に位置する前記カップに原料を供給し、
前記第2の原料供給装置は、前記移動機構により前記第1の仮想線上で移動されたカップ保持部に保持された前記カップに原料を供給し、
前記カップ供給装置は、前記移動機構により前記第1の仮想線に平行な第2の仮想線上に移動されたカップ保持部に前記カップを供給することを特徴とするカップ式自動販売機。A door provided with a large number of beverage display parts, a large number of beverage selection buttons and sales outlets;
A body with this door attached to be openable and closable,
A cup holding device provided with a cup holding part that is housed in the machine body and holds the cup;
A transport device for reciprocating the cup holding device in the machine body depth direction;
A first raw material supply device for supplying a raw material to the cup held by the cup holder and transferred to a predetermined position by the transfer device;
It arrange | positions so that a space may be formed in the vicinity of the door body on the opposite side of the first raw material supply device via the conveyance mechanism, and is held by the cup holding portion by the conveyance mechanism and is predetermined. A second raw material supply device for supplying a raw material to the cup conveyed to the position of
A cup supply device configured to supply a cup to the cup holding portion which is provided in the space and transported to a predetermined position by the transport mechanism;
The cup holding device has a moving mechanism for moving the cup holding portion in the body width direction,
The transport device reciprocates the cup holding device in the machine body depth direction on a first imaginary line passing through the sales outlet,
The first raw material supply device is configured to supply the raw material to the cup that is held by the cup holding unit and is located on the first imaginary line,
The second raw material supply device supplies the raw material to the cup held by the cup holding part moved on the first imaginary line by the moving mechanism,
The cup supply device supplies the cup to a cup holding unit moved on a second imaginary line parallel to the first imaginary line by the moving mechanism .
前記カップステーションに位置するカップに給湯する給湯パイプを有し、この給湯パイプの給湯槽側には電磁弁が設けられ、出口側には加圧ポンプが設けられたことを特徴とするカップ式自動販売機。In the cup type vending machine according to claim 1 or 2,
Has a hot water supply pipe for hot water to the cup positioned in the cup station, this is the hot water supply tank side of the hot water supply pipe solenoid valve is provided, the cup type automatic at the outlet side, characterized in that the pressure pump is provided Vending machine.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001335129A JP4149160B2 (en) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | Cup vending machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001335129A JP4149160B2 (en) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | Cup vending machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003141626A JP2003141626A (en) | 2003-05-16 |
JP4149160B2 true JP4149160B2 (en) | 2008-09-10 |
Family
ID=19150152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001335129A Expired - Fee Related JP4149160B2 (en) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | Cup vending machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4149160B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109741532B (en) * | 2019-02-19 | 2024-03-22 | 深圳友朋智能商业科技有限公司 | Automatic vending machine |
CN113647814B (en) * | 2021-09-01 | 2023-05-02 | 杭州千岛湖瑞淳机器人研究院有限公司 | A solid-liquid separation equipment for milk tea automated production |
CN113744458B (en) * | 2021-09-26 | 2023-03-21 | 齐喝彩(上海)人工智能科技有限公司 | Cup outlet structure for coin-feed automatic beverage machine |
-
2001
- 2001-10-31 JP JP2001335129A patent/JP4149160B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003141626A (en) | 2003-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4149160B2 (en) | Cup vending machine | |
JP4792659B2 (en) | Cup vending machine | |
KR20190016744A (en) | Ramen and pizza complex vending system | |
JP3963414B2 (en) | Beverage supply equipment | |
JP2870596B2 (en) | Cup-type beverage vending machine | |
JP3982786B2 (en) | vending machine | |
JP2012059096A (en) | Cup type automatic vending machine | |
JP5282676B2 (en) | Cup-type beverage vending machine | |
JP3979617B2 (en) | Conveying device and beverage providing device | |
JP3785346B2 (en) | Raw material liquid pouring device and beverage providing device | |
JP2956672B2 (en) | Cup-type beverage vending machine | |
JP5720464B2 (en) | Cup vending machine | |
JP2002230637A (en) | Automatic beverage vending machine | |
JP4510986B2 (en) | vending machine | |
JP4187232B2 (en) | Beverage supply equipment | |
JP6443026B2 (en) | Cup-type beverage vending machine | |
JP3854491B2 (en) | vending machine | |
JP2010117831A (en) | Automatic cup-type vending machine | |
JPS62171096A (en) | Cup type beverage vending machine | |
JP3998172B2 (en) | Beverage supply equipment | |
JP2956673B2 (en) | Cup-type beverage vending machine | |
JP2002230638A (en) | Cup type automatic beverage vending machine | |
JP4003701B2 (en) | Cup feeder for beverage supply machine | |
JP2003115081A (en) | Automatic vending machine | |
JP3809091B2 (en) | Beverage supply equipment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040406 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080624 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080625 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4149160 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |