JP4148878B2 - 同期検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、受信した信号から同期を検出するための同期検出回路に関するものである。
無線パケット信号を交信する無線通信装置において、受信した信号から同期を検出するために同期検出回路が設けられる(例えば、特許文献1参照)。従来の同期検出回路は、図5に示すように、2つのアンテナ51a,51bと、スイッチ52と、相関検出手段53と、ピーク検出手段54を有する。そして、相関検出手段53は、比較対照データを格納するメモリ55と、受信した信号と比較対照データを比較する比較器56とを有する。
また、受信する無線パケット信号は、図6に示すように、同期を取る為のプリアンブルが先頭に付加されている。そして、プリアンブルはt〜tl0により構成される。このt〜tl0の各々は同じ所定の波形で構成され、比較対象データにはt〜tl0の1つと同じ波形が設定されている。
次に、従来の同期検出回路の動作について説明する。まず、2つのアンテナ51a,51bは、無線パケット信号を受信する。次に、スイッチ52は、アンテナ切り替えを行って、2つのアンテナ51a,51bのうちで受信する電波が強い方を選択する。
そして、相関検出手段53は、受信した信号について比較対照データと相互相関で相関をとる。即ち、相関検出手段53の比較器56は、無線パケット信号が順次的に入力されると、正常に動作した場合は、図7に示すように、t〜tl0の各々に対して1つずつ等間隔でピークを出力する。
次に、ピーク検出手段54は、このピークを10回連続で検出した後にピークの消滅を検出することで、プリアンブルの終了タイミング及び後続データの開始タイミングを検出する。
特開平05−276152
プリアンブルを受信している際に、スイッチ52によるアンテナ切り替えが行われた場合に、切り替え先のアンテナの受信レベルが低いと、図8に示すように、比較器56からの出力においてピークの歯抜けが発生する。これに対し、従来の同期検出回路では、ピーク検出手段54が、ピークの歯抜けが発生した時点でピークの消滅を検出してしまい、本来のプリアンブルの終了タイミングを正しく検出できなかった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、受信した信号から同期を正しく検出することができる同期検出回路を得るものである。
本発明に係る同期検出回路は、受信した信号と比較対照データの相関を検出し、相関値として出力する相関検出手段と、受信した信号と比較対照データの相関を検出するタイミングに合わせて、所定の期間のウィンドウを設定するウィンドウ設定手段と、ウィンドウの期間において、相関値が所定以上となるピークを検出し、累積的なピークの回数をカウントするピーク検出カウントして、ピーク検出回数aを出力する手段と、ウィンドウの期間において、相関値が所定以上とならないピーク消滅を検出し、連続的なピーク消滅の回数をカウントして、ピーク消滅回数bを出力するピーク消滅カウント手段と、ピーク検出回数aが所定回数aよりも大きく、かつ、ピーク消滅回数bが所定回数bよりも大きくなると同期タイミングを出力する検出/消滅比較手段とを有する。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、プリアンブル受信中のアンテナ切り替えによりピークの歯抜けが発生しても、プリアンブルの終了タイミングを正しく検出することができる。受信した信号から同期を正しく検出することができる。
実施の形態1.
本実施の形態1に係る同期検出回路を図1に示す。この同期検出回路は、2つのアンテナ11a,11bと、スイッチ12と、相関検出手段13と、ウィンドウ設定手段14と、ピーク検出カウント手段15と、ピーク消滅カウント手段16と、検出/消滅比較手段17を有する。そして、相関検出手段13は、比較対照データを格納するメモリ18と、受信した信号と比較対照データを比較する比較器19を有する。
また、この同期検出回路は、従来と同様に、同期を取る為のプリアンブルが先頭に付加された無線パケット信号受信するものである。そして、メモリ18に格納された比較対象データには、プリアンブルを構成するt〜tl0の1つと同じ波形が設定されている。
次に、上記の同期検出回路の動作について説明する。まず、2つのアンテナ11a,11bが、無線パケット信号を受信する。次に、スイッチ12が、アンテナ切り替えを行って、2つのアンテナ11a,11bのうちで受信する電波が強い方を選択する。
そして、相関検出手段13が、受信した信号と比較対照データの相関を検出し、相関値として出力する。即ち、相関検出手段13の比較器19が、無線パケット信号が順次的に入力されると、正常に動作した場合は、t〜tl0の各々に対して1つずつ、互いに等間隔なピークを相関値として出力する。
次に、ウィンドウ設定手段14が、ピーク検出ウィンドウを設定する。このピーク検出ウィンドウは、受信した信号と比較対照データとの相関を検出するタイミングに合わせて、正常動作した場合に比較器19から出力される各ピークと同じ間隔で設定され、各ピーク検出ウィンドウは所定の期間を有する。また、ウィンドウ設定は、1回目のピークを検出した位置を1回目のピーク検出ウィンドウとして設定される。
そして、ピーク検出カウント手段15は、ピーク検出ウィンドウの期間において、相関値が所定以上となるピークを検出し、累積的なピークの回数をカウントして、ピーク検出回数aを出力する。一方、ピーク消滅カウント手段16は、ピーク検出ウィンドウの期間において、相関値が所定以上とならないピーク消滅を検出し、連続的なピーク消滅の回数をカウントして、ピーク消滅回数bを出力する。ただし、ピーク検出回数aは、途中でピークの歯抜けがあっても次のピークから引き続いてカウントされるが、ピーク消滅回数bは、次のピークがあると0に戻される。
次に、検出/消滅比較手段17は、ピーク検出カウント手段15からのピーク検出回数aが所定回数aより大きく、かつ、ピーク消滅カウント手段16からのピーク消滅回数bが所定回数bより大きい時に、プリアンブルの終了タイミングであると判断し、同期タイミングを出力する。
例として、所定回数をa=8,b=1と設定した場合について説明する。この場合に、比較器19の出力において図2に示すようにピークに歯抜けが1回発生した場合は、ピーク検出回数a=9,ピーク消滅回数b=2となった段階で、a>aかつb>bを満たし、プリアンブルの終了タイミングであると判断する。
ここで、同期検出回路が2つのアンテナを有する場合について説明したが、これに限らず、3以上の複数のアンテナを有する場合にも本実施の形態は適用できる。この場合、スイッチは、複数のアンテナのうちで受信する電波が強いものを選択する。
また、実施の形態1に係る同期検出回路では、所定回数b以下の歯抜けは許容されるため、例えば、歯抜けが2回連続で起こる場合には、b=2と設定すれば、歯抜けが許容される。
以上説明したように、本実施の形態1に係る同期検出回路により、プリアンブル受信中のアンテナ切り替えによりピークの歯抜けが発生しても、プリアンブルの終了タイミングを正しく検出することができる。即ち、受信した信号から同期を正しく検出することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る同期検出回路は、実施の形態1に係る同期検出回路の構成に加えて、図3に示すように、アンテナ切替タイミング供給手段20を更に有する。このアンテナ切替タイミング供給手段20は、アンテナ切り替えを行うタイミングの期間はピーク消滅をカウントしないようにピーク消滅カウント手段16を制御する。
例として、所定回数をa=8,b=0と設定した場合について説明する。この場合に、比較器19の出力において、図2に示すように、アンテナ切り替えによるピークに歯抜けが発生しても、ピーク消滅カウント手段16はピーク消滅をカウントせず、ピーク検出回数a=9,ピーク消滅回数b=1となった段階で、a>aかつb>bを満たし、プリアンブルの終了タイミングであると判断する。
本実施の形態2に係る同期検出回路は、b=0と設定することができるため、プリアンブルの終了後の1回目のピーク消滅を、プリアンブルの終了タイミングであると判断することができ、プリアンブルの終了タイミングを実施の形態1よりも正確に検出できる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る同期検出回路は、実施の形態1に係る同期検出回路の構成に加えて、図4に示すように、ピーク消滅カウントマスク手段21を更に有する。このピーク消滅カウントマスク手段21は、信号の先頭を受信してから一定の期間は、ピーク消滅をカウントしないようにピーク消滅カウント手段16を制御する。アンテナ切り替えは、通常は受信データの先頭部分で行われるため、例えばピーク消滅をカウントしない期間をプリアンブル期間の0.5〜0.7程度に設定する。
本実施の形態3に係る同期検出回路は、b=0と設定することができるため、プリアンブルの終了後の1回目のピーク消滅を、プリアンブルの終了タイミングであると判断することができ、プリアンブルの終了タイミングを実施の形態1よりも正確に検出できる。
以上説明した実施の形態1〜3に係る同期検出回路は、IEEE802.11a準拠高速無線LANにおいて受信したデータより同期を検出する手段として適用でき、また、無線パケットと比較対照データとの相関をとって同期タイミングを検出するあらゆる無線装置及びその無線装置を含むOA機器、AV機器、家電、ゲーム機器等の電子装置に適用できる。
実施の形態1に係る同期検出回路を示す構成図である。 アンテナ切り替えによる歯抜けが発生した場合の比較器からの出力を示す図である。 実施の形態2に係る同期検出回路を示す構成図である。 実施の形態3に係る同期検出回路を示す構成図である。 従来の同期検出回路を示す構成図である。 無線パケット信号の構成を示す図である。 正常動作時の比較器からの出力を示す図である。 アンテナ切り替えによる歯抜けが発生した場合の比較器からの出力を示す図である。
符号の説明
11a,11b アンテナ
12 スイッチ
13 相関検出手段
14 ウィンドウ設定手段
15 ピーク検出カウント手段
16 ピーク消滅カウント手段
17 消滅比較手段
18 メモリ
19 比較器
20 アンテナ切替タイミング供給手段
21 ピーク消滅カウントマスク手段

Claims (4)

  1. 受信した信号と比較対照データの相関を検出し、相関値として出力する相関検出手段と、
    前記受信した信号と前記比較対照データの相関を検出するタイミングに合わせて、所定の期間のウィンドウを設定するウィンドウ設定手段と、
    前記ウィンドウの期間において、前記相関値が所定以上となるピークを検出し、累積的なピークの回数をカウントして、ピーク検出回数aを出力する手段と、
    前記ウィンドウの期間において、前記相関値が所定以上とならないピーク消滅を検出し、連続的なピーク消滅の回数をカウントして、ピーク消滅回数bを出力するピーク消滅カウント手段と、
    前記ピーク検出回数aが所定回数aよりも大きく、かつ、前記ピーク消滅回数bが所定回数bよりも大きくなると同期タイミングを出力する検出/消滅比較手段とを有することを特徴とする同期検出回路。
  2. 信号を受信するための複数のアンテナのアンテナ切り替えを行うタイミングの期間はピーク消滅をカウントしないように前記ピーク消滅カウント手段を制御するアンテナ切り替えタイミング供給手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の同期検出回路。
  3. 信号の先頭を受信してから一定の期間はピーク消滅をカウントしないように前記ピーク消滅カウント手段を制御するピーク消滅カウントマスク手段を更に有する請求項1記載の同期検出回路。
  4. 請求項1及至3の何れか1項記載の同期検出回路を含む電子装置。
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