JP4148815B2 - カード挿入装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カード状の記録部材を着脱するためのカード挿入装置に関し、特に挿入口を開閉するシャッタを有するカード挿入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、例えば、走行するカードと直交する方向に、ばね部材によって所定の圧力で基台部に押圧された長手部材によって走行口を閉じ、カードが走行方向に走行される際、走行口を通過させるように構成されたものや(例えば、特許文献1参照)、装置本体の前面パネルに設けたメモリーカード挿入口7の裏側に、メモリーカードに摩擦抵抗を与えながら通過を許容する防塵部材を設けたものがあった(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−314355号公報(第2頁、図2)
【特許文献2】
特開2002−150225号公報(第1頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、デジタルカメラやカメラ付携帯電話で撮影したメディア(カード)を民生用プリンタもしくは業務用サービスを利用して現像する機会が増えている。これらのサービスにおいては、プリンタの使用環境が必ずしもクリーンであるとは言えないため、防塵対策として、例えば前記した特許文献1の構成のものが提案され、イジェクトボタンによりカードを排出するものにおけるカードの飛び出し防止対策として、例えば前記した特許文献2の構成のものが提案されている。
【0005】
しかしながら、特許文献1の場合のように、ばね部材等と長手部材を使用する場合には、部品点数の増加と共に構造が複雑となるため、故障の原因となるだけでなく、製造工程での手間がかかりコストアップにつながる問題があった。また、特許文献2の場合も、防塵部材として特殊な抵抗部材を用いるため、やはりコストアップにつながってしまう問題があった。
【0006】
本発明の目的は、上記の問題点を解消し、簡単な構成で安価に、カード挿入口からのゴミや埃の侵入や、カードの飛び出し・落下を防止することのできるカード挿入装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるカード挿入装置は、
カードが挿入されるカード挿入口とこのカード挿入口の縁に連続的に形成され、前記カードの移動をガイドするカード案内面とを有するパネルと、フラップ手段と、基台部と、弾性を有して前記基台部に対して前記フラップ手段を変位可能に支持する弾性ヒンジ部とを有し、これ等を一体成形したシャッタとを有し、
前記カード案内面に対して前記フラップ手段が垂直に変位し、且つ自然状態で前記フラップ手段が、前記カード案内面を押圧すると共に前記カード挿入口を塞ぐように、前記シャッタを前記パネルに固定したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1のカード挿入装置1を、そのフロントパネル側からみた要部正面図であり、図2は、図1中の指示線100を含むカード挿入装置の断面を、矢印A−A方向からみた要部断面図である。
【0009】
図2において、カードソケット4は基板5に実装されており、基板5は固定板金6と締結されている。また、カード挿入口3bを有するフロントパネル3は、固定板金6に対して厳密な位置を確保するようにボス3aを有し、フロントパネル3を固定板金6に装着すると、フロントパネル3のカード案内面3cとカードソケット4のスタンドオフ面4aとが同一高さ平面を形成する。
【0010】
フロントパネル3には、成形プラスチックで構成され、先端部の断面形状がV字状にカットされたフラップ2cと、このフラップ2cに連続して形成され、弾性を有してフラップ2cを変位可能に支持する弾性ヒンジ部2bと、ヒンジ支点2aを介してこの弾性ヒンジ部2bと連続し、これを支持する断面L字状の基台部2dと、基台部2dに連続して形成された取付け部2eとからなるシャッタ2が、焼き止め7を介して固定されている。フラップ2cは、この状態で、弾性ヒンジ部2bの所定の弾性力により、その先端部でカード案内面3cを垂直方向に押圧している。
【0011】
弾性ヒンジ部2bの所定の弾性力は、カード10をカード挿入孔3bから挿入したとき、カード10の走行を妨げるような過大なものではなく、カード挿脱時に、カード案内面3cに対してカード10を垂直方向に押圧するための適度な付勢力を与えるものである。従って、ヒンジ支点2aからフラップ2cまでの弾性ヒンジ部2bの長さ、厚み、及びカード10がフラップ2cの先端部に接触した時にフラップ2cが受ける力の方向、即ちフラップ2cの先端部形状等により決定される。
【0012】
尚、以上の構成において、フロントパネル3がパネルに相当し、フラップ2cがフラップ手段に相当し、基台2d及び取付け部2eが基台部に相当する。
【0013】
以上の構成において、図1乃至図3を参照しながらカード挿入装置1の動作について説明する。尚、図3は、カード10をカード挿入装置1の所定位置に挿入した時の挿入状態を示す動作説明図である。
【0014】
図2に示すようにカード10が挿入されていない時、フラップ2cは、弾性ヒンジ部2bの弾性力により、カード案内面3cに対して垂直方向に押し当てられて密着し、カード挿入口3bから内部へのゴミや埃の侵入を防止している。
【0015】
先端部の断面形状がV字状に形成されたフラップ2cを有するカード挿入装置1に対してカード10を挿入する場合、カード10は、先ずフラップ2cの先端部斜面に接触し、カードを押し込む力によって、ヒンジ支点2aを軸として、カード10の厚み分の変位量だけフラップ2cを押し上げる。その反力により、カード10は、逆にフラップ2cの先端によってカード案内面3cに付勢されながら挿入方向に移動する。
【0016】
従ってカード10は、カード案内面3cとフラップ2cに密着しながら挿入されるため、このとき、ゴミや埃が挿入口3bから内部に侵入することはない。図3に示すように、カード10が完全にカードソケット4に挿入された状態においても、同じ理由でゴミや埃が挿入口3bから内部に侵入することはない。
【0017】
一方、フロントパネル3に配設されたイジェクトボタン8(図1)を押すと、カード10は、図示しない排出手段によって、操作者がカード10を摘んで引き出すことが可能となる、図3に点線で示すカード排出位置P1まで排出方向に移動される。この時も、カード10の挿入時と同様に外部からの内部へのゴミや埃の侵入はない。またこのカード排出時には、弾性ヒンジ部2bの弾性力によって生じる、フラップ2cとカード10との間の摩擦抵抗により、カードの飛び出しや落下を防止することができる。
【0018】
図4は、実施の形態1の別の構成例を示すもので、フラップ2cの先端部形状が断面U字形状に形成され、更に、カード10が完全にカードソケット4に挿入されたとき、その全体が装置内に収まる例を示している。その他の部分の構成は、前記した図2のカード挿入装置1と全く同じ構成となっている。
【0019】
この場合、フラップ2cの先端部形状が断面U字形状に形成されているため、カード10の排出時において、カード降端とフラップ2cの接触抵抗が小さく、カード10の排出方向の走行をスムーズにすることができる。従って、カード10がイジェクトボタン8(図1)を押しても出てこないといった不具合も予防できる。また、ヒンジ2bの弾性力は、前記した図3に示したものと同じであるため、カード挿入口3bの防塵性やカードの飛び出し・落下防止については、図3と同様に実現することができる。
【0020】
尚、フラップ2cの先端部形状が前記した断面V字形に形成されている場合でも、カード降端が斜面部に当たるように形勢すれば、カード10の排出時において、同様の作用が得られるものである。また、上記説明においては、シャッタ2はプラスチック製であるとして説明したが、これに限定されるものではなく、プラスチック以外の樹脂を用いていても構わず、この場合も上記と同様の効果を得ることができる。
【0021】
以上のように、実施の形態1のカード挿入装置1によれば、極めて簡単なプラスチックのシャッタ2を、フロントパネル3のカード挿入口3b付近に配設することで、カード10の不使用時や使用時、更には挿入・排出途中にける挿入口3bからのゴミや埃の内部への侵入を防ぐことができると共に、カード排出時におけるカード10の飛び出しや落下を防止することができる。また、フラップ2cの先端部の断面形状をV字形状、又はU字形状にすることで、カード10が入らない、或いは出てこないといった不具合を防止したり、カード10とフラップ2cとの接触抵抗を変えることができるためにカード挿入・排出時のカード走行の感触を調整することができる。また、部品点数を最小限に抑え、かつ、複雑な機構やバネ材などを採用していないため、安価で故障の少ないカード挿入装置を実現できる。
【0022】
実施の形態2.
図5は、本発明による実施の形態2のカード挿入装置21を、前記した実施の形態1のカード挿入装置1における図2の断面に相当する場所でみた要部断面図である。
【0023】
この実施の形態2のカード挿入装置21が、前記した実施の形態1のカード挿入装置1と主に異なる点は、シャッタ22及びカードソケット24の構成のみである。従って、このカード挿入装置21が、前記した実施の形態1のカード挿入装置1と共通する部分には同符号を付して、或いは図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
【0024】
図5に示す本実施の形態2におけるカードソケット24は、例えばスマートメディアやプリペイドカードのような、厚みが薄くて剛性の小さい薄いカード25と、例えばメモリーカードやxD−PICTURE―CARDのような、厚みのある剛性の大きいカード26の両方に対応するコンパチブルカードソケットである。
【0025】
シャッタ22は、成形プラスチックで構成され、先端部の断面形状がV字状にカットされた第1のフラップ22cと、この第1のフラップ22cに連続して形成され、弾性を有して第1のフラップ22cを変位可能に支持する弾性ヒンジ部に相当する第1の弾性ヒンジ部22bと、ヒンジ支点22aを介してこの第1の弾性ヒンジ部22bと連続し、これを支持する断面L字状の基台部22dと、基台部22dに連続して形成された取付け部22eを有する。更に、第1のフラップ22cから、第1の弾性ヒンジ部22bと比較して弾性力の弱い弾性部に相当する第2の弾性ヒンジ部22fがカード挿入口3bと反対側に形成され、それに連続して先端部が断面V字状にカットされた第2のフラップ22gが形成されている。
【0026】
図5に示すように、自然状態(カード不使用時)において、第2のフラップ22gは、第2の弾性ヒンジ部22fの弾性力によりカード案内面3cに対して垂直方向から押圧し、第1のフラップ22cは、V字状にカットされたその先端が、カード案内面3cから、薄いカード25の厚みより若干大きい程度の隙間を形成している。このとき、カード案内面3cと第2のフラップ22gとが密着していることがこのカード挿入構造の特徴である。尚、本発明でいう自然状態とは、シャッタ22(或いは2)に対して、各カードによる外力が及んでいない図5(或いは図2)に示す状態をいう。
【0027】
以上の構成において、本実施の形態2のカード挿入装置21の動作について、図5〜図7を参照しながら説明する。尚、図6及び図7は、カード挿入装置21の動作の説明に供する図で、それぞれ薄いカード25、厚いカード26を装着したときの状態を示す。
【0028】
図5に示すように、カード不使用時(自然状態)において、第2のフラップ22gは、第2の弾性ヒンジ部22fの弾性力によりカード案内面3cに対して垂直方向から押圧し、その先端部がカード案内面3cに当接してこれと密着している。第1の弾性ヒンジ部22bの弾性力は、第2の弾性ヒンジ部22fの弾性力と比較して充分に強く設定されているため、第2のフラップ22gの先端がカード案内面3cを押す圧力は殆ど第2の弾性ヒンジ部22fの弾性力によって決まるために密着が保たれ、この状態でカード挿入口3bからのゴミや埃が内部に侵入することはない。
【0029】
薄いカード25を挿入する場合、薄いカード25は、第1のフラップ22cとカード案内面3cの隙間、即ち薄いカード25の厚みよりも若干大きく設定した隙間を通過する。挿入する過程で、薄いカード25の先端が、万一第1のフラップ22cに接触しても、第1の弾性ヒンジ部22bの弾性力が薄いカード25の剛性よりも大きく、且つ第1のフラップ22cの先端が斜面形状となっているため、カードは斜面にガイドされて滑り、隙間を通過することができる。
【0030】
次に薄いカード25は、その先端部が第2のフラップ22gの断面V字形の先端部斜面に接触し、第2の弾性ヒンジ部22fの弱い弾性力を受けながら第2のフラップ22gを薄いカード25の厚みの変位量だけ押し上げる。その反力により、薄いカード25は、逆に第2のフラップ22gの先端によってカード案内面3cに付勢されながら挿入方向に移動する。
【0031】
従って、薄いカード25は、カード案内面3cと第2のフラップ22gに密着しながら挿入されるため、このときゴミや埃が挿入口3bから内部に侵入することはない。また図6に示すように、薄いカード25が完全にカードソケット24に挿入された状態においても、同じ理由でゴミや埃が挿入口3bから内部に侵入することはない。
【0032】
前記した実施の形態1での説明と同様にして、イジェクトボタン8(図1)を押して薄いカード25を排出する時も、挿入時と同様に外部から内部へのゴミや埃の侵入はない。またこのカード排出時には、第2の弾性ヒンジ部22fの弾性力によって生じる、第2のフラップ22gと薄いカード25との間の摩擦抵抗により、カードの飛び出しや落下を防止することができる。
【0033】
次に、図5に示す厚いカード26を挿入する場合について説明する。この時、厚いカード26は、先ず第1のフラップ22cの先端部斜面に接触し、カードを押し込む力によって、ヒンジ支点22aを軸として、厚いカード26の厚み分の変位量だけ第1のフラップ22cを押し上げる。その反力により、厚いカード26は、逆に第1のフラップ22cの先端によってカード案内面3cに付勢されながら挿入方向に移動する。
【0034】
次に、厚いカード26は、第2のフラップ22gの先端に接触するが、厚いカード26の剛性に対して第2の弾性ヒンジ部22fの弾性力が充分弱く設定されているため、図7に示すように第2の弾性部フラップ22gを第1のフラップ22cと同じ高さまで容易に押し上げ、通過することができる。
【0035】
この間、厚いカード26は、第1のフラップ22c及び第2のフラップ22g、そしてカード案内面3c(図5)と密着しているため、カード挿入口3bから内部へのゴミや埃の侵入を防止することができる。図7に示すように、厚いカード26が完全にカードソケット24に挿入された状態においても、同じ理由でゴミや埃が挿入口3bから内部に侵入することはない。
【0036】
前記した実施の形態1での説明と同様にして、イジェクトボタン8(図1)を押して厚いカード26を排出する時も、挿入時と同様に外部から内部へのゴミや埃の侵入はない。またカード排出時には、第1の弾性ヒンジ部22bと第2の弾性ヒンジ部22fの弾性力によって生じる、第1と第2のフラップ22c,22gと厚いカード26との間の摩擦抵抗により、カードの飛び出し及び落下を防止することができる。
【0037】
なお、上記説明においては、シャッタ22はプラスチック製であるとして説明したが、これに限定されるものではなく、プラスチック以外の樹脂を用いても構わず、この場合も上記と同様の効果を得ることができる。
【0038】
また、第2のフラップ22gの先端部形状を、第1のフラップ22cと同様に適当なU字形状又はV字形状にすることによって、図4に示したカード10の例と同様に、薄いカード25又は厚いカード26全体を第2のフラップ22gの内方に完全に挿入する場合にも対応することができる。
【0039】
以上のように、実施の形態2のカード挿入装置21によれば、厚み及び剛性が異なり、外力の許容値が異なる2種類のカード25,26に対してコンパチブル対応するカードソケット24を使用する場合においても、実施の形態1で述べたカード挿入構造と同様に、カードの不使用時や各カードの使用時、また挿入・排出途中においても挿入口3bからのゴミや埃の内部への侵入を防ぐことができ、更にカード排出時における各カード25,26の飛び出しや落下を防止することができる。
【0040】
尚、前記各実施の形態のカード挿入装置では、その用途を特定していなかったが、カードソケット4,24を例えば磁気データ読み取り装置とすることで、キャッシュカード、クレジットカード、ICカード、プリペイドカードなどの各種カードを読み取る装置であるATM機やCD機などのカード挿入口に用いることができる。また、鉄道駅でのカード(切符、定期券、プリペイドカードなど)の自動改札機における、カードの入り口部、出口部に用いることも可能であり、ゴミや埃の機器内部への侵入を防ぐことができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、弾性ヒンジ部とフラップ部が一体構成される極めて簡易なシャッタが所定の弾性力でカード案内面を押圧しているので、安価で故障の心配のない防塵対策が実現できる。また、カード排出時においてもシャッタがカードをカード案内面に付勢しているので、カードの飛び出しや落下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施の形態1のカード挿入装置1を、そのフロントパネル側からみた要部正面図である。
【図2】 図1中の指示線100を含むカード挿入装置1の断面を、矢印A−A方向からみた要部断面図である。
【図3】 カード10をカード挿入装置1の所定位置に挿入した時の挿入状態を示す動作説明図である。
【図4】 実施の形態1の別の構成例を示す要部断面図である。
【図5】 本発明による実施の形態2のカード挿入装置21の要部断面図である。
【図6】 カード挿入装置21の動作の説明に供する図で、薄いカード25を装着したときの状態を示す要部断面図である。
【図7】 カード挿入装置21の動作の説明に供する図で、厚いカード26を装着したときの状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 カード挿入装置、 2 シャッタ、 2a ヒンジ支点、 2b 弾性ヒンジ部、 2c フラップ、 2d 基台、 2e 取付け部、 3 フロントパネル、 3a ボス、 3b カード挿入口、 3c カード案内面、 4 カードソケット、 4a スタンドオフ面、 5 基板、 6 固定板金、 7焼き止め、 8 イジェクトボタン、 10 カード、 22 シャッタ、 22a ヒンジ支点、 22b 第1の弾性ヒンジ部、 22c 第1のフラップ、 22d 基台、 22e 取付け部、 22f 第2の弾性ヒンジ部、 22g 第2のフラップ、 24 カードソケット、 25 薄いカード、 26 厚いカード。
Claims (6)
- カードが挿入されるカード挿入口と該カード挿入口の縁に連続的に形成され、前記カードの移動をガイドするカード案内面とを有するパネルと、
フラップ手段と、基台部と、弾性を有して前記基台部に対して前記フラップ手段を変位可能に支持する弾性ヒンジ部とを有し、これ等を一体成形したシャッタと
を有し、
前記カード案内面に対して前記フラップ手段が垂直に変位し、且つ自然状態で前記フラップ手段が、前記カード案内面を押圧すると共に前記カード挿入口を塞ぐように、前記シャッタを前記パネルに固定したことを特徴とするカード挿入装置。 - 前記フラップ手段が、
前記弾性ヒンジ部に支持されて、自然状態で、その先端部が前記カード案内面に対して所定距離だけ離間する第1のフラップと、
該第1のフラップに、前記弾性ヒンジ部より弱い弾性部を介して同方向に変位可能に保持され、自然状態で、その先端部が前記カード案内面を押圧する第2のフラップと
を有することを特徴とする請求項1記載のカード挿入装置。 - 前記フラップ手段のカード案内面に当接する先端部が、断面V字形状又は断面U字形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載のカード挿入装置。
- 前記第1及び第2の各フラップの先端部が、各々断面V字形状又は断面U字形状に形成されたことを特徴とする請求項2記載のカード挿入装置。
- 前記シャッタがプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のカード挿入装置。
- 更に、前記カードの移動経路上に、前記カード案内面に連続するスタンドオフ面を有するカードソケットを配置したことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のカード挿入装置。
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