JP4147890B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置に関する。特に、画像を処理するための画像処理手段と、移動可能な複数の印刷ヘッドを有し、該印刷ヘッドからインクを吐出して、前記画像処理手段により処理された画像を被印刷体に印刷する印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータの出力装置として、数色のインクを印刷ヘッドから吐出し印刷用紙上にインクドットを形成するタイプのカラーインクジェットプリンタが普及している。また、最近では、複数の印刷ヘッドを用いて、ロール紙などの印刷用紙に印刷する比較的大型のカラーインクジェットプリンタも実現されている(例えば、特許文献1参照。)。このようなカラーインクジェットプリンタは、画像を処理するための画像処理手段と、移動可能な複数の印刷ヘッドを備えており、当該印刷ヘッドからインクを吐出して、前記画像処理手段により処理された画像を印刷用紙に印刷する構成となっている。一方、カラーインクジェットプリンタには温度検出手段が備えられる。例えば、当該温度検出手段の出力に応じて、印刷ヘッドによるインクの吐出を制御したり、印刷ヘッドのクリーニング量を制御したりする。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−158735号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、複数の印刷ヘッドを有する上述したカラーインクジェットプリンタには、単一の印刷ヘッドを有するカラーインクジェットプリンタよりも、印刷ヘッドが複数有ることによる高カスタマイズ性を期待することができる。例えば、一部の印刷ヘッドが故障等の原因により使用できない際に、他の印刷ヘッドのみで印刷できるようにしたり、複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎に、互いに独立した画像を複数印刷させたりする等のカスタマイズを容易に実現することができる可能性がある。そして、複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎に画像処理手段を設けることは、カスタマイズ性の高いカラーインクジェットプリンタを実現する上で有効な手段である。
しかしながら、かかる状況において、印刷ヘッドが複数有るのに対して、前述した温度検出手段が一つしかないのでは、上記カスタマイズの容易な実現に困難を生じさせる。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、カスタマイズ性の高い印刷装置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
主たる本発明は、画像データを処理して印刷データに変換する画像処理手段と、同一色のインクを吐出する複数の印刷ヘッドを有し、前記画像処理手段により変換された前記印刷データに基づいて、前記印刷ヘッドからインクを吐出して画像を被印刷体に印刷する印刷装置において、前記複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎の前記画像処理手段を有し、かつ、前記印刷ヘッド群毎に温度検出手段を設け、前記複数の印刷ヘッドのうち、該印刷ヘッドからのインクの吐出速度が速い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向上側に配置され、前記印刷ヘッドからのインクの吐出速度が遅い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向下側に配置されていることを特徴とする印刷装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。 画像を処理するための画像処理手段と、移動可能な複数の印刷ヘッドを有し、該印刷ヘッドからインクを吐出して、前記画像処理手段により処理された画像を被印刷体に印刷する印刷装置において、前記複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎の前記画像処理手段を有し、かつ、前記印刷ヘッド群毎に温度検出手段を設けたことを特徴とする印刷装置。 前記複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎の前記画像処理手段を有し、かつ、前記印刷ヘッド群毎に温度検出手段を設けたことにより、カスタマイズ性の高い印刷装置を実現することができる。
【0008】
また、前記印刷ヘッド群は、ユニット化された印刷ヘッドユニットを形成し、該印刷ヘッドユニットは該印刷ヘッドユニット内の温度を検出するための温度検出手段を有することとしてもよい。
このようにすれば、印刷ヘッド内の温度に応じて各種制御を適切に実施することが可能となる。
【0009】
また、二以上の前記画像処理手段は個々にユニット化され、ユニット化された該画像処理手段は、印刷装置本体に対して着脱可能であることとしてもよい。このようにすれば、印刷する画像の大きさや印刷スピード等の印刷に係るユーザの要求に応じて、使用する画像処理手段の数を容易に調整することができるようになり、よりカスタマイズ性が高くなる。
【0010】
また、前記印刷ヘッドによるインクの吐出を制御するためのインク吐出制御手段を、前記印刷ヘッド群毎に有することとしてもよい。
このようにすれば、印刷ヘッドが複数有ることによる高カスタマイズ性をより有効に発揮させることが可能となる。
【0011】
また、二以上の前記インク吐出制御手段は個々にユニット化され、ユニット化された該インク吐出制御手段は、印刷装置本体に対して着脱可能であることとしてもよい。
このようにすれば、印刷する画像の大きさや印刷スピード等の印刷に係るユーザの要求に応じて、使用するインク吐出制御手段の数を容易に調整することができるようになり、よりカスタマイズ性が高くなる。
【0012】
また、前記温度検出手段の出力に応じて、該温度検出手段が設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出を前記インク吐出制御手段により制御することとしてもよい。
このようにすれば、高水準な画質の形成を担保することができる。
【0013】
また、前記温度検出手段の出力が所定値を超えた場合には、該温度検出手段が設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出を止めることとしてもよい。
このようにすれば、温度上昇による機器の破損等を適切に防止することができる。
【0014】
また、前記温度検出手段は、前記印刷ヘッドに設けられていることとしてもよい。
このようにすれば、印刷ヘッドの温度を正確に把握することができる。
【0015】
また、前記温度検出手段は、前記印刷ヘッドユニットの鉛直方向上側に設けられていることとしてもよい。
このようにすれば、最悪状況下での温度出力を得ることが可能となる。
【0016】
また、前記複数の印刷ヘッドのうち、該印刷ヘッドからのインクの吐出速度が速い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向上側に配置され、前記印刷ヘッドからのインクの吐出速度が遅い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向下側に配置されていることとしてもよい。
このようにすれば、高水準な画質の形成をより適切に担保することができる。
【0017】
また、前記印刷ヘッドをクリーニングするためのクリーニング手段と、該クリーニング手段を制御するためのクリーニング制御手段と、を有し、前記温度検出手段の出力に応じて、前記クリーニング手段による前記印刷ヘッドのクリーニング量を、前記クリーニング制御手段により制御することとしてもよい。
このようにすれば、温度の変化に応じた印刷ヘッドの適切なクリーニングが可能となる。
【0018】
また、ユニット化された前記インク吐出制御手段は該インク吐出制御手段内の温度を検出するための第二温度検出手段を有することとしてもよい。
このようにすれば、インク吐出制御手段内の温度に応じた各種制御を適切に実施することが可能となる。
【0019】
また、前記第二温度検出手段の出力に応じて、前記インク吐出制御手段によりインクの吐出を制御することとしてもよい。
このような場合にも、上述した効果、すなわち、高水準な画質の形成を担保することができるという効果を維持することができる。
【0020】
また、前記印刷ヘッドをクリーニングするためのクリーニング手段と、該クリーニング手段を制御するためのクリーニング制御手段と、を有し、前記第二温度検出手段の出力に応じて、前記クリーニング手段による前記印刷ヘッドのクリーニング量を、前記クリーニング制御手段により制御することとしてもよい。
このような場合にも、上述した効果、すなわち、温度の変化に応じた印刷ヘッドの適切なクリーニングが可能となるという効果を維持することができる。
【0021】
また、画像を処理するための画像処理手段と、移動可能な複数の印刷ヘッドを有し、該印刷ヘッドからインクを吐出して、前記画像処理手段により処理された画像を被印刷体に印刷する印刷装置において、前記複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎の前記画像処理手段を有し、かつ、前記印刷ヘッド群毎に温度検出手段を設け、前記印刷ヘッド群は、ユニット化された印刷ヘッドユニットを形成し、該印刷ヘッドユニットは該印刷ヘッドユニット内の温度を検出するための温度検出手段を有し、二以上の前記画像処理手段は個々にユニット化され、ユニット化された該画像処理手段は、印刷装置本体に対して着脱可能であり、前記印刷ヘッドによるインクの吐出を制御するためのインク吐出制御手段を、前記印刷ヘッド群毎に有し、二以上の前記インク吐出制御手段は個々にユニット化され、ユニット化された該インク吐出制御手段は、印刷装置本体に対して着脱可能であり、前記温度検出手段の出力に応じて、該温度検出手段が設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出を前記インク吐出制御手段により制御し、前記温度検出手段の出力が所定値を超えた場合には、該温度検出手段が設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出を止め、前記温度検出手段は、前記印刷ヘッドに設けられており、前記温度検出手段は、前記印刷ヘッドユニットの鉛直方向上側に設けられており、前記複数の印刷ヘッドのうち、該印刷ヘッドからのインクの吐出速度が速い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向上側に配置され、前記印刷ヘッドからのインクの吐出速度が遅い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向下側に配置されており、前記印刷ヘッドをクリーニングするためのクリーニング手段と、該クリーニング手段を制御するためのクリーニング制御手段と、を有し、前記温度検出手段の出力に応じて、前記クリーニング手段による前記印刷ヘッドのクリーニング量を、前記クリーニング制御手段により制御することを特徴とする印刷装置も実現可能である。
このようにすれば、既述の殆どの効果を奏するため、本発明の目的が最も有効に達成される。
【0022】
===印刷装置の概略例===
図1及び図2は、印刷装置の一例としてのカラーインクジェットプリンタ20の概略を示す斜視図である。このカラープリンタ20は、例えばロール紙やJIS規格のA列0番用紙やB列0番用紙といった比較的大型の印刷用紙に対応しており、図1及び図2の例においては、当該カラープリンタ20にロール紙が備えられている。なお、図1に示すカラーインクジェットプリンタ20と、図2に示すカラーインクジェットプリンタ20とでは、後述するキャリッジの位置が異なっている。
【0023】
図1及び図2に示すカラーインクジェットプリンタ20は、紙送りモータ31と、紙送りモータ31で駆動され被印刷体としてのロール紙Pを紙送り方向(以下、副走査方向とも呼ぶ)へ送るスマップローラ24と、ロール紙Pをセット可能なロール紙ホルダ27と、ロール紙Pを前記スマップローラ24に押圧するための紙押さえローラ29と、ロール紙Pを支持可能なプラテン26と、多数のノズルを備えた印刷ヘッド36と、複数の印刷ヘッド36を備え主走査方向に移動可能なキャリッジ28と、キャリッジモータ30と、キャリッジモータ30によって駆動されキャリッジ28を移動させる牽引ベルト32と、キャリッジ28を案内するためのガイドレール34と、を備えている。
【0024】
ロール紙Pは、ロール紙ホルダ27にセットされる。ロール紙Pは、紙押さえローラ29によりスマップローラ24に押圧され、スマップローラ24が回転することでプラテン26の表面上を紙送り方向へ送られる。キャリッジ28は、キャリッジモータ30により駆動される牽引ベルト32に牽引されて、ガイドレール34に沿って主走査方向に移動する。そして、ロール紙Pを紙送り方向に送りつつ、キャリッジ28を主走査方向に移動させて、キャリッジ28に備えられた複数の印刷ヘッド36からインクを吐出して印刷を行う。
【0025】
また、カラーインクジェットプリンタ20は、図2に示すように、印刷ヘッド36をクリーニングするためのクリーニング手段の一例としてのクリーニング機構11を複数有する。当該クリーニング機構11の詳細については、後述する。
【0026】
===印刷ヘッド及び印刷ヘッドのクリーニング機構の構成===
次に、前記印刷ヘッド36及び前記クリーニング機構11の構成について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、印刷ヘッド36を説明するための説明図である。図4は、クリーニング機構11を説明するための説明図である。
印刷ヘッド36は、図3に示すとおり、副走査方向に沿った一直線上にそれぞれ配列されたブラックノズル列、シアンノズル列、ライトシアンノズル列、マゼンタノズル列、ライトマゼンタノズル列、イエローノズル列と、を有している。
【0027】
ブラックノズル列は、180個のノズル#1〜#180を有している。ブラックノズル列のノズル#1、・・・、#180は、副走査方向に沿って一定のノズルピッチk・Dで配置されている。ここで、Dは副走査方向のドットピッチであり、kは整数である。副走査方向のドットピッチDは、主走査ライン(ラスタライン)のピッチとも等しい。以下では、ノズルピッチk・Dを表す整数kを、単に「ノズルピッチk」と呼ぶ。図3の例では、ノズルピッチkは4ドットである。但し、ノズルピッチkは、任意の整数に設定することができる。
【0028】
また、上述した事項は、シアンノズル列、ライトシアンノズル列、マゼンタノズル列、ライトマゼンタノズル列、イエローノズル列についても、同様である。すなわち、各ノズル列は、180個のノズル#1〜#180を有し、副走査方向に沿って一定のノズルピッチk・Dで配置されている。
【0029】
そして、印刷時には、キャリッジ28とともに印刷ヘッド36が主走査方向に一定速度で移動している間に、各ノズルからインク滴が吐出される。但し、印刷方式によっては、すべてのノズルが常に使用されるとは限らず、一部のノズルのみが使用される場合もある。
【0030】
なお、図3においては、各列のインク色は、図面左側から、ブラックノズル列、シアンノズル列、ライトシアンノズル列、マゼンタノズル列、ライトマゼンタノズル列、イエローノズル列としたが、これに限定されるものではなく、各列のインク色は、他の並び順で並んでいてもよい。
【0031】
また、図1乃至図3に示すように、印刷ヘッド36には、温度検出手段の一例としての温度センサ40が備えられている。これらの図面から明らかなように、当該温度センサ40は、印刷ヘッドの鉛直方向上側に設けられている。
【0032】
クリーニング機構11は、図4に示されるとおり、ヘッドキャップ210と、ホース220a、220b、220cと、ポンプローラ230a、230b、230cと、を備えている。なお、図4において、ホース220a、220cは途中までしか示さず、ポンプローラ230a、230cは図示していないが、これらの構成や動作については、同様に機能するホース220bおよびポンプローラ230bによって説明し、重複する記載は省略する。ヘッドキャップ210は、図4に示すようにその内部空間が3つの吸引室Va、Vb、Vcに区画されている。そして、ヘッドキャップ210が上昇すると、印刷ヘッド36の下面に密着し、吸引室Vaはブラックノズル列及びシアンノズル列とを、吸引室Vbはライトシアンノズル列及びマゼンタノズル列とを、吸引室Vcはライトマゼンタノズル列及びイエローノズル列とを、覆う閉塞空間を形成する。各吸引室Va、Vb、Vcには、それぞれホース220a、220b、220cが接続されている。
【0033】
ポンプローラ230bは、周縁部近傍に2つの小ローラ232、234を有している。これら2つのローラ232,234の周囲には、ホース220bが巻回されている。図示しないクリーニング用モータに駆動されてポンプローラ230bが矢印方向に回転すると、小ローラ232、242によってホース220b内の空気が押され、これによってヘッドキャップ210内の閉塞空間が排気される。この結果、印刷ヘッド36の各ノズルからインクが吸引され、ホース220bを介して図示しない廃インク排出部に排出される。
【0034】
なお、クリーニング機構11が作動していないときには、前記ヘッドキャップ210は、印刷ヘッドを保護するための保護手段としての機能を発揮する。
【0035】
===印刷システムの全体構成例===
次に印刷システムの全体構成例について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、前述したカラーインクジェットプリンタ20を備えた印刷システムの構成を示すブロック図である。図6は、画像処理ユニット38の構成を示すブロック図である。
【0036】
この印刷システムは、コンピュータ90と、印刷装置の一例としてのカラーインクジェットプリンタ20と、を備えている。なお、カラーインクジェットプリンタ20とコンピュータ90とを含む印刷システムは、広義の「印刷装置」と呼ぶこともできる。また、図示はしないが、上記コンピュータ90、上記カラーインクジェットプリンタ20、CRT21や液晶表示装置等の表示装置、キーボードやマウス等の入力装置、フレキシブルドライブ装置やCD−ROMドライブ装置等のドライブ装置等から、印刷システムが構築されている。
【0037】
コンピュータ90では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションプログラム95が動作している。オペレーティングシステムには、ビデオドライバ91が組み込まれており、画像のレタッチなどを行うアプリケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して所望の処理を行い、また、ビデオドライバ91を介してCRT21に画像を表示している。
【0038】
アプリケーションプログラム95が印刷命令を発すると、カラーインクジェットプリンタ20に設けられた画像処理手段の一例としての画像処理ユニット38が、画像データをアプリケーションプログラム95から受け取り、これを印刷データPDに変換する。図6に示すように、画像処理ユニット38の内部には、解像度変換モジュール97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュール99と、ラスタライザ100と、UIプリンタインターフェースモジュール102と、色変換ルックアップテーブルLUTと、バッファメモリ50と、イメージバッファ52が備えられている。
【0039】
解像度変換モジュール97は、アプリケーションプログラム95で形成されたカラー画像データの解像度を、印刷解像度に変換する役割を果たす。こうして解像度変換された画像データは、まだRGBの3つの色成分からなる画像情報である。色変換モジュール98は、色変換ルックアップテーブルLUTを参照しつつ、各画素毎に、RGB画像データを、カラーインクジェットプリンタ20が利用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
【0040】
色変換された多階調データは、例えば256階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール99は、いわゆるハーフトーン処理を実行してハーフトーン画像データを生成する。このハーフトーン画像データは、ラスタライザ100により所望のデータ順に並べ替えられ、最終的な印刷データPDとして、各種コマンドCOMと共にバッファメモリ50に対して出力される。印刷データPDは、各主走査時のドットの形成状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデータと、を含んでいる。
【0041】
一方、コンピュータ90に備えられたユーザインターフェース表示モジュール101は、印刷に関係する種々のユーザインターフェースウィンドウを表示する機能と、それらのウィンドウ内におけるユーザの入力を受け取る機能とを有している。例えば、ユーザは、印刷用紙の種類、サイズや印刷ヘッドのクリーニングを行う旨等をユーザインターフェース表示モジュール101に指示することが可能である。
【0042】
また、UIプリンタインターフェースモジュール102は、ユーザインターフェース表示モジュール101とカラーインクジェットプリンタ20間のインターフェースを取る機能を有している。ユーザがユーザインターフェースにより指示した命令を解釈して、バッファメモリ50へ各種コマンドCOMを送信したり、逆に、バッファメモリ50から受信したコマンドCOMを解釈して、ユーザインターフェースへ各種表示を行ったりする。例えば、ユーザインターフェース表示モジュール101により受け取られた印刷用紙の種類、サイズや印刷ヘッドのクリーニング等に係る前記指示は、UIプリンタインターフェースモジュール102へ送られ、UIプリンタインターフェースモジュール102は、指示された命令を解釈してバッファメモリ50へコマンドCOMを送信する。
【0043】
ラスタライザ100により出力された印刷データPDや各種コマンドCOM、及び、UIプリンタインターフェースモジュール102により出力されたコマンドCOMは、一旦、バッファメモリ50に蓄えられる。カラーインクジェットプリンタ20は、これらを、バッファメモリ50により受信した後に、イメージバッファ52又はシステムコントローラ54へ送信する。イメージバッファ52には、バッファメモリ50で受信された複数の色成分の印刷データPDが格納される。
【0044】
カラーインクジェットプリンタ20は、前述した画像処理ユニット38の他に、カラーインクジェットプリンタ20全体の動作を制御するシステムコントローラ54と、メインメモリ56と、EEPROM58とを備えている。システムコントローラ54には、さらに、キャリッジモータ30を駆動する主走査駆動回路61と、紙送りモータ31を駆動する副走査駆動回路62と、印刷ヘッド36を制御するインク吐出制御手段の一例としてのヘッド制御ユニット63と、クリーニング制御手段の一例としてのクリーニング機構制御回路13と、前述した温度センサ40と、が接続されている。
【0045】
カラーインクジェットプリンタ20内では、システムコントローラ54が、バッファメモリ50から印刷データの中から必要な情報を読み取り、これに基づいて、主走査駆動回路61、副走査駆動回路62、ヘッド制御ユニット63等に対して制御信号を送る。また、ヘッド制御ユニット63は、システムコントローラ54からの制御信号に従って、イメージバッファ52から各色成分の印刷データを読出し、これに応じて印刷ヘッド36に設けられた各色のノズルを駆動する。また、クリーニング機構制御回路13は、前述したクリーニング機構11を制御して、印刷ヘッドのクリーニングを実行させる。また、温度センサ40は、後述する印刷ヘッドユニット65内の温度を検出し、検出された当該温度に係る情報をシステムコントローラ54に出力する。
【0046】
ところで、図1、図2、及び図5に示したとおり、前述したカラーインクジェットプリンタ20は複数の印刷ヘッド36を有する。そして、当該複数の印刷ヘッドを二以上の群にグループ分けした際の当該群を印刷ヘッド群69と呼ぶ。例えば、本実施の形態においては、当該印刷ヘッド36の数は8個であり、これらを2個づつ組み合わせた4つの印刷ヘッド群69、すなわち、第一印刷ヘッド群69a、第二印刷ヘッド群69b、第三印刷ヘッド群69c、第四印刷ヘッド群69dが備わっている。そして、図5に示すとおり、各々の印刷ヘッド群69は、ユニット化された印刷ヘッドユニット65、すなわち、第一印刷ヘッドユニット65a、第二印刷ヘッドユニット65b、第三印刷ヘッドユニット65c、第四印刷ヘッドユニット65dと、を形成し、各々の印刷ヘッドユニット65は、プリンタ本体に対して着脱可能となるように構成されている。さらに、各々の印刷ヘッドユニット65は、当該印刷ヘッドユニット65に備えられた印刷ヘッド36に供給されるインク、を収容するためのインク収容部の一例としてのインクタンク67を備えている。
【0047】
なお、本実施の形態において、第一印刷ヘッドユニット65a、第二印刷ヘッドユニット65b、第三印刷ヘッドユニット65c、第四印刷ヘッドユニット65dは、それぞれ、第一温度センサ40a、第二温度センサ40b、第三温度センサ40c、第四温度センサ40dを有している。各々の温度センサ40は、対応する印刷ヘッドユニット65内の温度を検出する。本例において、第一温度センサ40aは、第一印刷ヘッドユニット65aに設けられた二つの印刷ヘッド36a、36bのうち印刷ヘッド36aの方に、第二温度センサ40bは、第二印刷ヘッドユニット65bに設けられた二つの印刷ヘッド36c、36dのうち印刷ヘッド36dの方に、第三温度センサ40cは、第三印刷ヘッドユニット65cに設けられた二つの印刷ヘッド36e、36fのうち印刷ヘッド36eの方に、第四温度センサ40dは、第四印刷ヘッドユニット65aに設けられた二つの印刷ヘッド36g、36hのうち印刷ヘッド36hの方に、備えられている。
【0048】
また、カラーインクジェットプリンタ20は、前述したヘッド制御ユニット63も前記印刷ヘッド群69毎に有している。したがって、本実施の形態においては、第一印刷ヘッド群69aに対応した第一ヘッド制御ユニット63a、第二印刷ヘッド群69bに対応した第二ヘッド制御ユニット63b、第三印刷ヘッド群69cに対応した第三ヘッド制御ユニット63c、第四印刷ヘッド群69dに対応した第四ヘッド制御ユニット63dが備えられている。そして、各々のヘッド制御ユニット63は個々にユニット化され、ユニット化された当該ヘッド制御ユニット63は、プリンタ本体に対して着脱可能となるように構成されている。
【0049】
同様に、カラーインクジェットプリンタ20は、前述した画像処理ユニット38も前記印刷ヘッド群69毎に有している。したがって、本実施の形態においては、第一印刷ヘッド群69aに対応した第一画像処理ユニット38a、第二印刷ヘッド群69bに対応した第二画像処理ユニット38b、第三印刷ヘッド群69cに対応した第三画像処理ユニット38c、第四印刷ヘッド群69dに対応した第四画像処理ユニット38dが備えられている。そして、各々の画像処理ユニット38は個々にユニット化され、ユニット化された当該画像処理ユニット38は、プリンタ本体に対して着脱可能となるように構成されている。
【0050】
また、前述した複数のクリーニング機構11は、前記印刷ヘッド群69毎にユニット化されたクリーニングユニット15、を二以上形成する。すなわち、クリーニング機構11は、各々の印刷ヘッド36に対応して備えられており、本実施の形態においては、その数は8個である。そして、これらを前述した印刷ヘッド群69に対応させて2個づつ組み合わせた4組のクリーニング機構11は、各々ユニット化されたクリーニングユニット15、すなわち、第一クリーニングユニット15a、第二クリーニングユニット15b、第三クリーニングユニット15c、第四クリーニングユニット15dを形成する。各々のクリーニングユニット15は、プリンタ本体に対して着脱可能となるように構成されている。
【0051】
次に、上述した印刷システムの動作について説明する。先ず、最初に、ユーザは、ユーザインターフェース表示モジュール101にて、印刷用紙の種類やサイズ等を指示する。また、当該ユーザインターフェース表示モジュール101においては、複数の画像を前記印刷ヘッド群69毎に印刷することを指示することも可能である。本実施形態においては、四つの画像を前記四つの印刷ヘッド群69毎に印刷させることとする。すなわち、第一印刷ヘッド群69aに属する印刷ヘッド36を用いて第一画像を、第二印刷ヘッド群69bに属する印刷ヘッド36を用いて第二画像を、第三印刷ヘッド群69cに属する印刷ヘッドを用いて第三画像を、第四印刷ヘッド群69dに属する印刷ヘッドを用いて第四画像を、印刷するように指示する。ユーザインターフェース表示モジュール101により受け取られたこれらの指示は、前述した四つの画像処理ユニット38a、38b、38c、38dに備えられたUIプリンタインターフェースモジュール102へ送られ、UIプリンタインターフェースモジュール102は、指示された命令を解釈してバッファメモリ50へコマンドCOMを送信する。
【0052】
次に、ユーザはアプリケーションプログラム95等において印刷を行う旨を指示する。本指示を受け取ったアプリケーションプログラム95が、印刷命令を発すると、前述した四つの画像処理ユニット38a、38b、38c、38dが、四つの画像の画像データをアプリケーションプログラム95からそれぞれ受け取り、これらを印刷データPDに変換後、各種コマンドCOMと共にバッファメモリ50に送信する。各々の画像処理ユニット38a、38b、38c、38dは、それぞれ、第一、第二、第三、第四画像に対応した印刷データPDを、バッファメモリ50により受信した後に、イメージバッファ52へ送信する。
【0053】
また、各々の画像処理ユニット38a、38b、38c、38dは、上述したコマンドCOMを、バッファメモリ50により受信した後に、システムコントローラ54へ送信する。システムコントローラ54は、各々の画像処理ユニット38a、38b、38c、38d内のバッファメモリ50、から受け取った情報に基づいて、主走査駆動回路61、副走査駆動回路62、及び、前述した四つのヘッド制御ユニット63a、63b、63c、63dに対して制御信号を送る。
【0054】
また、各々のヘッド制御ユニット63a、63b、63c、63dは、システムコントローラ54からの制御信号に従って、それぞれのヘッド制御ユニット63に対応した画像処理ユニット38a、38b、38c、38d内のイメージバッファ52から各色成分の印刷データを読み出す。そして、各々のヘッド制御ユニット63a、63b、63c、63dは、当該読み出されたデータに応じて、対応する印刷ヘッド群69a、69b、69c、69dの各々に属する印刷ヘッド36を制御する。
【0055】
そして、前記副走査駆動回路62により紙送りモータ31を制御してロール紙Pを送りつつ、前記主走査駆動回路61によりキャリッジモータ30を制御してキャリッジ28を主走査方向に移動させて、各々の印刷ヘッド制御ユニット63a、63b、63c、63dにより制御された印刷ヘッド36からインクを吐出して、ロール紙Pに印刷を行う。
【0056】
なお、上記手順の実行中に、温度センサ40は、随時、印刷ヘッドユニット65内の温度を検出し、検出された当該温度に係る情報をシステムコントローラ54に出力する。そして、システムコントローラ54は、当該出力に応じて、当該出力を行った温度センサ40が設けられた印刷ヘッドユニット65が備える印刷ヘッド36によるインクの吐出を、前述したヘッド制御ユニット63により制御する。本実施の形態においては、温度センサの出力が所定値を超えた場合、すなわち、温度が所定温度を超えた場合には、当該出力を行った温度センサ40が設けられた印刷ヘッドユニット65が備える印刷ヘッド36によるインクの吐出を、印刷ヘッドユニット内の機器の破損防止等のために止めることとする。
【0057】
例えば、前述した四つの温度センサ40a、40b、40c、40dのうち温度センサ40bの出力が所定値を超えた場合には、ヘッド制御ユニット63bにより制御して、印刷ヘッドユニット65bが備える印刷ヘッド36c及び印刷ヘッド36dによるインクの吐出を止めることとする。かかる動作の結果、前述した第二画像のロール紙Pへの印刷は中止されることとなる。
【0058】
次に、印刷ヘッド36をクリーニングする際の印刷システムの動作について説明する。先ず、最初に、ユーザは、ユーザインターフェース表示モジュール101にて、クリーニングを行う旨とクリーニングを行う印刷ヘッド36を指示する。ユーザインターフェース表示モジュール101により受け取られたこれらの指示は、前述した四つの画像処理ユニット38a、38b、38c、38dのうちクリーニングの対象となる印刷ヘッド36を含む印刷ヘッド群69に対応した画像処理ユニット38へ送られる。ここでは、当該画像処理ユニットを第一画像処理ユニット38aとする。
【0059】
第一画像処理ユニット38aは、前記指示をUIプリンタインターフェースモジュール102で受けて、UIプリンタインターフェースモジュール102は、指示された命令を解釈してバッファメモリ50へコマンドCOMを送信する。さらに、第一画像処理ユニット38aは、上述したコマンドCOMを、バッファメモリ50により受信した後に、システムコントローラ54へ送信する。
システムコントローラ54は、画像処理ユニット38a内のバッファメモリ50から受け取った情報に基づいて、クリーニング機構制御回路13に対して制御信号を送る。
【0060】
そして、クリーニング機構制御回路13により第一クリーニングユニット15aに備えられたクリーニング機構11を制御して、第一印刷ヘッドユニット65aに備えられた印刷ヘッド36のクリーニングを前述した方法で行う。
【0061】
なお、上記手順の実行中においても、温度センサ40は、随時、印刷ヘッドユニット65内の温度を検出し、検出された当該温度に係る情報をシステムコントローラ54に出力する。そして、システムコントローラ54は、当該出力に応じて、クリーニング機構11による印刷ヘッド36のクリーニング量を、クリーニング機構制御回路13により制御する。本実施の形態においては、温度センサの出力に応じて、クリーニング機構11による印刷ヘッド36のクリーニング回数を、クリーニング機構制御回路13により制御して、変化させる。
【0062】
なお、前記温度の変化に応じて、インクの粘度が変動するために、かかる変動した粘度に最適なクリーニング回数を設定する上記方法は効果的である。このような観点から、クリーニング回数を変化させる代わりに、クリーニングの際のインクを吸引する力を変化させてもよい。
【0063】
このように、複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎の前記画像処理ユニットを有し、かつ、前記印刷ヘッド群毎に温度センサを設けたことにより、カスタマイズ性の高いカラーインクジェットプリンタを実現することができる。
【0064】
すなわち、発明が解決しようとする課題の項で説明したとおり、複数の印刷ヘッドを有する上述したカラーインクジェットプリンタには、単一の印刷ヘッドを有するカラーインクジェットプリンタよりも、印刷ヘッドが複数有ることによる高カスタマイズ性を期待することができる。例えば、一部の印刷ヘッドが故障等の原因により使用できない際に、他の印刷ヘッドのみで印刷できるようにしたり、複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎に、互いに独立した画像を複数印刷させたりする等のカスタマイズを容易に実現することができる可能性がある。そして、複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎に画像処理手段を設けることは、カスタマイズ性の高いカラーインクジェットプリンタを実現する上で有効な手段である。
【0065】
しかしながら、かかる状況において、印刷ヘッドが複数有るのに対して、前述した温度検出手段が一つしかないのでは、上記カスタマイズの容易な実現に困難を生じさせる。
そこで、上述したように、複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎に前記画像処理ユニットを設けると共に、前記印刷ヘッド群毎に温度センサを設けることとする。
このようにすれば、例えば、一部の印刷ヘッドが故障等の原因により使用できない際に、他の印刷ヘッドのみで印刷できるようにする場合に、当該他の印刷ヘッドが属する印刷ヘッド群に対応した温度センサにより温度を検出して、当該温度に応じた各種制御を行うことができるから、適切にカラーインクジェットプリンタのカスタマイズ性を確保することができる。
【0066】
また、複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎に、互いに独立した画像を複数印刷させる場合に、各々の印刷ヘッド群に対応した温度センサにより温度を検出して、当該温度に応じた各種制御を行うことができるから、適切にカラーインクジェットプリンタのカスタマイズ性を確保することができる。
したがって、上述したとおりカスタマイズ性の高いカラーインクジェットプリンタを実現することができる。
【0067】
なお、上記においては、印刷ヘッドの数を8個としたが、これに限定されるものではなく、複数であれば何個でも構わない。
また、上記においては、8個の印刷ヘッドを、2個づつ4つの印刷ヘッド群に分けたが、当該分け方に限定されるものではない。例えば、8個の印刷ヘッドを3つの印刷ヘッド群に分けて、これらの印刷ヘッド群のうちの2つは、それぞれ3個の印刷ヘッドを有し、残りの1つは、2個の印刷ヘッド有することとしてもよい。また、印刷ヘッド群が有する印刷ヘッドは1つでも構わない。
【0068】
また、上記においては、四つの画像を四つの印刷ヘッド群毎に印刷させることとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、1つの画像を四つの印刷ヘッド群を用いて印刷させることとしてもよい。
【0069】
また、上記においては、画像処理手段の一つの例として、図6に示す画像処理ユニットを挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、ヘッド制御ユニット63に印刷データを送りだす等のために、アプリケーション等から出力された画像を処理するものであればどのようなものでも構わない。例えば、色変換モジュール98により色変換を行う際に必ずしも色変換テーブルを参照する必要はないし、画像処理を行う際のハーフトーン処理は必ずしも実行される必要は無い。また、画像処理手段にUIプリンタインターフェースモジュール102のようなユーザインターフェイスに係る機能が含まれていなくてもよい。
【0070】
===その他の実施の形態===
以上、一実施形態に基づき本発明に係る印刷装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
【0071】
なお、上記実施の形態においては、被印刷体として印刷用紙を例にとって説明したが、被印刷体として、フィルム、布、金属薄板等を用いてもよい。また、印刷用紙として、ロール紙を例にとって説明したが、印刷用紙として、A列0番用紙やB列0番用紙等を用いてもよい。
【0072】
また、上記実施の形態では、カラーインクジェットプリンタについて説明したが、本発明は、モノクロインクジェットプリンタにも適用可能である。
【0073】
また、上記実施の形態においては、前記印刷ヘッド群は、ユニット化された印刷ヘッドユニットを形成し、該印刷ヘッドユニットは該印刷ヘッドユニット内の温度を検出するための温度センサを有することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、温度センサは、カラーインクジェットプリンタ内の他の場所に設けられていてもよい。
ただし、かかる場合には、印刷ヘッド内の温度に応じて各種制御を適切に実施することが可能となる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
【0074】
また、上記実施の形態では、二以上の前記画像処理ユニットは個々にユニット化され、ユニット化された該画像処理ユニットは、プリンタ本体に対して着脱可能であることとしたが、これに限定されるものではない。
ただし、かかる場合には、印刷する画像の大きさや印刷スピード等の印刷に係るユーザの要求に応じて、使用する画像処理ユニットの数を容易に調整することができるようになり、よりカスタマイズ性が高くなる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
【0075】
また、上記実施の形態では、印刷ヘッドによるインクの吐出を制御するためのヘッド制御ユニットを、前記印刷ヘッド群毎に有することとしたが、これに限定されるものではない。
ただし、このようにすることにより、印刷ヘッドが複数有ることによる高カスタマイズ性をより有効に発揮させることが可能となる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
【0076】
また、上記実施の形態においては、二以上のヘッド制御ユニットは個々にユニット化され、ユニット化されたヘッド制御ユニットは、プリンタ本体に対して着脱可能であることしたが、これに限定されるものではない。
ただし、かかる場合には、印刷する画像の大きさや印刷スピード等の印刷に係るユーザの要求に応じて、使用するヘッド制御ユニットの数を容易に調整することができるようになり、よりカスタマイズ性が高くなる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
【0077】
また、上記実施の形態においては、温度センサの出力に応じて、当該温度センサが設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出をヘッド制御ユニットにより制御することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、温度センサの出力に応じて、他の機器、例えば、当該温度センサが設けられた印刷ヘッドユニットに対応した画像処理ユニット、を制御することとしてもよい。
ただし、かかる場合には、適切なインクの吐出により高水準な画質の形成を担保することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
【0078】
また、上記実施の形態においては、温度センサの出力に応じて、当該温度センサが設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出をヘッド制御ユニットにより制御する例として、温度センサの出力が所定値を超えた場合には、当該温度センサが設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出を止める例を挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、温度センサの出力に応じて、印刷ヘッドの駆動に使用する駆動波形を変化させることにより、温度変化によるインク粘度の変動に関わらずインク吐出量を一定とするように制御することとしてもよい。
ただし、温度上昇による機器の破損等を適切に防止することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
【0079】
また、上記実施の形態においては、温度センサは、印刷ヘッドに設けられていることとしたが、これに限定されるものではない。
ただし、かかる場合には、印刷ヘッドの温度を正確に把握することができる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
【0080】
また、上記実施の形態においては、温度センサは、印刷ヘッドユニットの鉛直方向上側に設けられていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、温度センサは、印刷ヘッドユニットの鉛直方向中央や下側に設けられていることとしてもよい。
ただし、印刷ヘッドユニット内で発せられた熱は、その性質上、鉛直方向上側へと上昇するため、最悪状況下での温度出力を得ることが可能となる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
【0081】
また、前記複数の印刷ヘッドのうち、該印刷ヘッドからのインクの吐出速度が速い印刷ヘッドは、前記カラーインクジェットプリンタの鉛直方向上側に配置され、前記印刷ヘッドからのインクの吐出速度が遅い印刷ヘッドは、前記カラーインクジェットプリンタの鉛直方向下側に配置されていることとしてもよい。
【0082】
印刷ヘッドは、個体間でばらつきがあり、インクの吐出速度が速いものと遅いものと、がある。一方で、前述したとおり、熱は、その性質上、鉛直方向上側へと上昇するから、カラーインクジェットプリンタの鉛直方向上側の方が、カラーインクジェットプリンタの鉛直方向下側よりも温度が高くなる傾向がある。また、インクの粘度は、温度の上昇にともなって低くなり、粘度の低いインクは、粘度の高いインクと比べて、その吐出速度は遅くなる。
【0083】
したがって、インクの吐出速度が速い印刷ヘッドを、カラーインクジェットプリンタの鉛直方向上側に配置し、インクの吐出速度が遅い印刷ヘッドを、カラーインクジェットプリンタの鉛直方向下側に配置することによって、これらの印刷ヘッドから吐出されるインクの吐出速度が互いに相違する不都合を軽減することができる。
そして、かかる方策と、前述した方策、すなわち、温度センサの出力に応じてインクの吐出を制御すること、とが相俟って、適切なインク吐出が行われ、延いては、高水準な画質の形成をより適切に担保することができる。
【0084】
また、上記実施の形態においては、印刷ヘッドをクリーニングするためのクリーニング機構と、該クリーニング機構を制御するためのクリーニング機構制御回路と、を有し、温度センサの出力に応じて、前記クリーニング機構による印刷ヘッドのクリーニング量を、前記クリーニング機構制御回路により制御することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、温度センサの出力に応じて、画像処理ユニット等の他の機器を制御することとしてもよい。
ただし、温度の変化に応じた印刷ヘッドの適切なクリーニングが可能となる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
【0085】
また、上記実施の形態においては、温度センサを印刷ヘッドユニットに設けたが、これの代わりに、又は、これに加えて、温度センサをヘッド制御ユニットに設けてもよい。図7には、カラーインクジェットプリンタ20を備えた印刷システムの構成を示すブロック図を示しているが、かかるブロック図においては、温度センサが印刷ヘッドユニットに設けられる代わりにヘッド制御ユニットに設けられている。
かかる場合には、ヘッド制御ユニット内の温度に応じた各種制御を適切に実施することが可能となる。
【0086】
また、当該温度センサの出力に応じて、ヘッド制御ユニットによりインクの吐出を制御することとしてもよい。
【0087】
このような場合にも、上述した効果、すなわち、適切なインクの吐出により高水準な画質の形成を担保することができるという効果を維持することができる。
【0088】
また、当該温度センサの出力に応じて、クリーニング機構による印刷ヘッドのクリーニング量を、クリーニング機構制御回路により制御することとしてもよい。
このような場合にも、上述した効果、すなわち、温度の変化に応じた印刷ヘッドの適切なクリーニングが可能となるという効果を維持することができる。
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば、カスタマイズ性の高い印刷装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーインクジェットプリンタ20の概略を示す斜視図である。
【図2】カラーインクジェットプリンタ20の概略を示す斜視図である。
【図3】印刷ヘッド36を説明するための説明図である。
【図4】クリーニング機構11を説明するための説明図である。
【図5】カラーインクジェットプリンタ20を備えた印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図6】画像処理ユニット38の構成を示すブロック図である。
【図7】カラーインクジェットプリンタ20を備えた印刷システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 クリーニング機構 13 クリーニング機構制御回路
15 クリーニングユニット 15a 第一クリーニングユニット
15b 第二クリーニングユニット 15c 第三クリーニングユニット
15d 第四クリーニングユニット 17 ヘッドキャップ
20 カラーインクジェットプリンタ 21 CRT
24 スマップローラ 26 プラテン
27 ロール紙ホルダ 28 キャリッジ
29 紙押さえローラ 30 キャリッジモータ
31 紙送りモータ 32 牽引ベルト
34 ガイドレール 36 印刷ヘッド
38 画像処理ユニット 38a 第一画像処理ユニット
38b 第二画像処理ユニット 38c 第三画像処理ユニット
38d 第四画像処理ユニット 40 温度センサ
40a 第一温度センサ 40b 第二温度センサ
40c 第三温度センサ 40d 第四温度センサ
50 バッファメモリ 52 イメージバッファ
54 システムコントローラ 56 メインメモリ
58 EEPROM 61 主走査駆動回路
62 副走査駆動回路 63 ヘッド制御ユニット
63a 第一ヘッド制御ユニット 63b 第二ヘッド制御ユニット
63c 第三ヘッド制御ユニット 63d 第四ヘッド制御ユニット
65 印刷ヘッドユニット 65a 第一印刷ヘッドユニット
65b 第二印刷ヘッドユニット 65c 第三印刷ヘッドユニット
65d 第四印刷ヘッドユニット 67 インクタンク
69 印刷ヘッド群 69a 第一印刷ヘッド群
69b 第二印刷ヘッド群 69c 第三印刷ヘッド群
69d 第四印刷ヘッド群 90 コンピュータ
91 ビデオドライバ 95 アプリケーションプログラム
97 解像度変換モジュール 98 色変換モジュール
99 ハーフトーンモジュール 100 ラスタライザ
101 ユーザインターフェース表示モジュール
102 UIプリンタインターフェースモジュール
210 ヘッドキャップ 220a ホース
220b ホース 220c ホース
230a ポンプローラ 230b ポンプローラ
230c ポンプローラ 232 小ローラ
234 小ローラ COM コマンド
LUT 色変換ルックアップテーブル P ロール紙 PD 印刷データ
Va 吸引室 Vb 吸引室 Vc 吸引室

Claims (13)

  1. 画像データを処理して印刷データに変換する画像処理手段と、同一色のインクを吐出する複数の印刷ヘッドを有し、
    前記画像処理手段により変換された前記印刷データに基づいて、前記印刷ヘッドからインクを吐出して画像を被印刷体に印刷する印刷装置において、
    前記複数の印刷ヘッドを二以上の印刷ヘッド群にグループ分けした際の該印刷ヘッド群毎の前記画像処理手段を有し、かつ、前記印刷ヘッド群毎に温度検出手段を設け、
    前記複数の印刷ヘッドのうち、該印刷ヘッドからのインクの吐出速度が速い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向上側に配置され、前記印刷ヘッドからのインクの吐出速度が遅い印刷ヘッドは、前記印刷装置の鉛直方向下側に配置されていることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記印刷ヘッド群は、ユニット化された印刷ヘッドユニットを形成し、
    該印刷ヘッドユニットは該印刷ヘッドユニット内の温度を検出するための温度検出手段を有することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項2に記載の印刷装置において、
    二以上の前記画像処理手段は個々にユニット化され、
    ユニット化された該画像処理手段は、印刷装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の印刷装置において、
    前記印刷ヘッドによるインクの吐出を制御するためのインク吐出制御手段を、前記印刷ヘッド群毎に有することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項4に記載の印刷装置において、
    二以上の前記インク吐出制御手段は個々にユニット化され、
    ユニット化された該インク吐出制御手段は、印刷装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の印刷装置において、
    前記温度検出手段の出力に応じて、該温度検出手段が設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出を前記インク吐出制御手段により制御することを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項6に記載の印刷装置において、
    前記温度検出手段の出力が所定値を超えた場合には、該温度検出手段が設けられた印刷ヘッドユニットが備える印刷ヘッドによるインクの吐出を止めることを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記温度検出手段は、前記印刷ヘッドに設けられていることを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記温度検出手段は、前記印刷ヘッドユニットの鉛直方向上側に設けられていることを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の印刷装置において、
    前記印刷ヘッドをクリーニングするためのクリーニング手段と、該クリーニング手段を制御するためのクリーニング制御手段と、を有し、
    前記温度検出手段の出力に応じて、前記クリーニング手段による前記印刷ヘッドのクリーニング量を、前記クリーニング制御手段により制御することを特徴とする印刷装置。
  11. 請求項5に記載の印刷装置において、
    ユニット化された前記インク吐出制御手段は該インク吐出制御手段内の温度を検出するための第二温度検出手段を有することを特徴とする印刷装置。
  12. 請求項11に記載の印刷装置において、
    前記第二温度検出手段の出力に応じて、前記インク吐出制御手段によりインクの吐出を制御することを特徴とする印刷装置。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の印刷装置において、
    前記印刷ヘッドをクリーニングするためのクリーニング手段と、該クリーニング手段を制御するためのクリーニング制御手段と、を有し、
    前記第二温度検出手段の出力に応じて、前記クリーニング手段による前記印刷ヘッドのクリーニング量を、前記クリーニング制御手段により制御することを特徴とする印刷装置。
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