JP4147176B2 - 画像形成装置とその制御方法、および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ等のカラー画像形成装置とその制御方法および画像処理方法に関するものであり、特に中間トレイを有するカラー画像形成装置とその制御方法および画像処理方法に関するものである。
従来より、複数の色、例えば、K:ブラック、C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエローの4色の画像に対応する静電潜像が形成される像担持体を有する4つの各画像形成ステーション(画像形成ユニット・画像形成手段)を、記録材の搬送方向に沿って並列配置することにより、画像出力の高速化を図ったタンデム型のカラー画像形成装置が知られている。このような従来のタンデム型のカラー画像形成装置において、単色画像形成時には他の色の画像形成ステーションを使用する必要がない。そこで、通常、単色画像形成時には、必要な色以外の画像形成ステーションでは像担持体の回転を停止させるようになっている。
このように像担持体の回転を停止させることにより、像担持体が記録材や中間転写媒体等と過剰に接触することがないため、摩擦等による像担持体の劣化を防止することができる。そして、このような制御を行うことにより、ランニングコストの低減を図ることができる。特にカラー画像形成装置においては、フルカラーあるいは単色カラーの画像形成に比べて白黒(モノクロ)画像形成の頻度が高いため、Kの画像形成ステーションを除いたC・M・Yの各画像形成ステーションについては、像担持体が記録材や中間転写媒体と接触しないようになっていることが多い。
ここで白黒画像形成とカラー画像形成との切り替え時には、回転させない像担持体を転写担持体である転写ベルトから離間させたり、当接させたりするようになっている。このため、従来の一般的な技術では、記録材が転写ベルト上から排出された後に像担持体の回転を開始させる。そして、像担持体を移動させるか、あるいは転写ベルトまたは転写ベルトを支持する転写搬送担持体を移動させることにより、回転させるべき像担時体と転写ベルトの当接を図るとともに、転写ベルトまたは転写ベルトを支持する転写搬送担持体を移動させることにより、回転させない像担時体と転写ベルトを離間させた後に像担持体を停止させている。
しかしながら、像担時体と転写ベルトの離間・当接に関わる動作にはある程度の時間を要するため、結果として、カラー画像を含まないモノクロページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿を画像形成する場合に、時間がかかるという問題が生じていた。
そこで、上述した問題を解決するための技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1にはカラー画像を含むページ群とカラー画像を含まないモノクロページ群とに分けて画像形成する際に、画像形成するページの順序を適宜並べ替えるための並ベ替え制御手段を設ける技術が開示されている。この技術では転写搬送担持体の移動回数を減らすことができるので、ランニングコストの低減だけでなく、上述した問題、すなわち全体としての画像形成時間の短縮を図ることが可能となっている。
また、特許文献2には記録材のページ順を変えることなく、画像形成速度を向上させることのできる画像形成装置として、記録材がまだ転写担持体上にある状態で、単色画像形成モードから多色画像形成モードへの切り替えが行われるものが開示されている。
特開平11−133697号公報(公開日:平成11年5月21日) 特開2003−149901号公報(公開日:平成15年5月21日)
しかしながら特許文献1に開示された技術では、画像形成時間を短縮できるものの、ユーザーの利便性の低下といった新たな問題が生じてしまう。つまり、並ベ替え制御手段を用いて画像形成された記録材はその順序がバラバラとなっているため、ユーザーは自分で丁合作業を行わなければならない。
また、特許文献2に開示された技術では、記録材のページ順を変えることなく、画像形成速度を向上させることはできるが、この画像形成装置では、画像形成の順序自体が原稿ページ順のままであるため、モードの切り替え回数が多くなり、結果として画像形成動作が非効率に行われるという問題が生ずる。
上述した問題点を解決する方法として、カラー画像形成装置内に記録材を一時収容できる中間トレイ等を設けることが考えられる。中間トレイについては、上記特許文献2の〔発明が解決しようとする課題〕に、「カラー画像形成装置内に記録材を一時収容できる中間トレイ等を設けることにより、先に画像形成された記録材と後から画像形成された記録材との順序を入れ替え所定の順序に並べ替えることは可能である。しかしながら、中間トレイを設けることにより、カラー画像形成装置の部材点数が増加して製造コストがさらに上昇してしまうため、効果的な解決方法とはなっていない。」と記載されている。確かに、中間トレイを設けることは製造コスト上昇に繋がるが、カラー画像を含まないモノクロページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿を画像形成する場合に、高速に効率よく画像形成でき、さらに画像形成後に得られる記録材のページ順が元の原稿のページ順と変わることがないため、ユーザーにとっては最も理想的である。また、特許文献2には、中間トレイによるページの並べ替えについて記載されているが、具体的な方法は記載されていない。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、カラー画像を含まないモノクロページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿を画像形成する際に、像担持体の劣化の進行を抑制するとともに、画像形成後に得られる記録材のページ順が元の原稿のページ順と変わることなく、画像形成の速度向上を図ることができる、中間トレイを有したカラー画像形成装置とその制御方法および画像処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係るカラー画像形成装置は、上記の課題を解決するために、読み取った原稿の画像データの情報に基づいて記録材に画像形成を行うカラー画像形成装置であって、記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイと、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データの画像形成を行う場合に、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するように、画像データを単色ページ群と多色ページ群とに分け、かつ排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出するように、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページを決定し、画像形成順にページを並べ替える、並べ替え・排出制御手段とを有することを特徴とするものである。
なお、ここで、上記「原稿のページ順」とは、複数枚(ページ)の原稿から構成される原稿のページ順であるとともに、画像形成装置の原稿読み取り部で原稿の読み取りが行われる順番のことでもある。
上記の構成によれば、像担持体の劣化の進行を抑制するとともに、高速に画像形成することができる。また、上記の構成によれば、排紙トレイに排出された記録材は原稿のページ順と同じ順序に並べられているので、ユーザーが自分で丁合作業を行う必要がなくなり、利便性が向上する。
本発明に係るカラー画像形成装置は、上記の構成に加えて、前記並べ替え・排出制御手段では、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御するものでもよい。
また、本発明に係るカラー画像形成装置は、上記の構成に加えて、前記並べ替え・排出制御手段では、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較し、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページについては中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御するものでもよい。
また、本発明に係るカラー画像形成装置は、上記の構成に加えて、前記並べ替え・排出制御手段では、単色ページ群または多色ページ群のうち最初に排紙トレイに排出するページが含まれる群のページ数から、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページのページ数を減じたページ数と他方の群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページについては中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御するものでもよい。
上記の何れかの構成によれば、ペーパージャム等のトラブルの発生を軽減することができるという効果を奏し、また、印刷パフォーマンスが向上するという効果を奏する。
本発明に係るカラー画像形成装置の制御方法は、記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイとを有するカラー画像形成装置を用いて、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿の画像データの情報に基づいて記録材に画像形成を行う場合のカラー画像形成装置の制御方法であって、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データを単色ページ群と多色ページ群とに分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップと、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するとともに排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出する画像形成および排出ステップとを有することを特徴とするものである。
上記の方法によれば、像担持体の劣化の進行を抑制するとともに、高速に画像形成することができる。また、上記の方法によれば、排紙トレイに排出された記録材は原稿のページ順と同じ順序に並べられているので、ユーザーが自分で丁合作業を行う必要がなくなり、利便性が向上する。
本発明に係るカラー画像形成装置の制御方法は、上記の構成に加えて、前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定するように制御し、前記画像形成および排出ステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御するものでもよい。
また、本発明に係るカラー画像形成装置の制御方法は、上記の構成に加えて、前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較し、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページについては中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御し、前記画像形成および排出ステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御するものでもよい。
また、本発明に係るカラー画像形成装置の制御方法は、上記の構成に加えて、前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、単色ページ群または多色ページ群のうち最初に排紙トレイに排出するページが含まれる群のページ数から、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページのページ数を減じたページ数と他方の群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページは中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御し、前記画像形成および排出ステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御するものでもよい。
上記の何れかの方法によれば、ペーパージャム等のトラブルの発生を軽減することができるという効果を奏し、また、印刷パフォーマンスが向上するという効果を奏する。
本発明に係る画像処理方法は、記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイとを有するカラー画像形成装置を用いて画像形成を行う場合に、原稿から読み取った画像データに対して行う画像処理方法であって、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データを単色ページ群と多色ページ群に分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップを有し、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するとともに排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出するように画像データに情報を付加することを特徴とするものである。
上記の方法によれば、像担持体の劣化の進行を抑制するとともに、高速に画像形成することができる。また、上記の方法によれば、排紙トレイに排出された記録材は原稿のページ順と同じ順序に並べられているので、ユーザーが自分で丁合作業を行う必要がなくなり、利便性が向上する。
本発明に係る画像処理方法は、上記の構成に加えて、前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定するように画像データに情報を付加し、前記画像形成順にページを並べ替えるステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように画像データに情報を付加するものでもよい。
また、本発明に係る画像処理方法は、上記の構成に加えて、前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較し、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページは中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように画像データに情報を付加し、前記画像形成順にページを並べ替えるステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように画像データに情報を付加するものでもよい。
また、本発明に係る画像処理方法は、上記の構成に加えて、前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページを決定するステップでは、単色ページ群または多色ページ群のうち最初に排紙トレイに排出するページが含まれる群のページ数から、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページのページ数を減じたページ数と他方の群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページは中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように画像データに情報を付加し、前記画像形成順にページを並べ替えるステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように画像データに情報を付加するものでもよい。
上記の何れかの方法によれば、ペーパージャム等のトラブルの発生を軽減することができるという効果を奏し、また、印刷パフォーマンスが向上するという効果を奏する。
本発明に係るコンピュータプログラムは、上記の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであることを特徴とするものである。
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の本発明に係る画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記録されていることを特徴とするものである。
本発明に係るカラー画像形成装置およびその制御方法は、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿を画像形成する場合に、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するように、画像データを単色ページ群と多色ページ群とに分けるステップを有しているので、像担持体の劣化の進行を抑制するとともに、高速に画像形成することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るカラー画像形成装置およびその制御方法は、排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出するように、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップと、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するとともに排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出する画像形成および排出ステップとを有しているので、排紙トレイに排出された記録材は原稿のページ順と同じ順序に並べられている。それゆえ、ユーザーが自分で丁合作業を行う必要がなくなり、利便性が向上するという効果を奏する。
本発明に係る画像処理方法によれば、上記画像データを単色ページ群と多色ページ群に分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップにおいて画像データに情報を付加する処理を、ホストコンピュータ等の外部画像出力装置で行うことができる。そのため、予め上記画像処理を行った画像データをカラー画像形成装置へ送ることができる。それゆえ、カラー画像形成装置内で画像処理にかかる時間を短縮できるという効果を奏する。また、1ページ分の画像データが揃った時点で画像形成を開始できるため、記憶装置の記憶容量が少なくて済むという効果を奏する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムによれば、上記の画像処理方法をコンピュータ上で実行させることができるという効果を奏する。さらに、上記画像処理方法をコンピュータに実行させる画像処理プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させることにより、任意のコンピュータ上で上記画像処理プログラムを実行させることができる。
〔実施の形態1〕
図1〜図6および図11に基づいて、本発明に係るカラー画像形成装置の第1の実施形態を説明する。
図2は、本実施形態に係るカラー画像形成装置100を含む複合機の構成を示す断面図である。また、図3は、カラー画像形成装置100の概略構成を示すブロック図である。本画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じ所定のシート(記録材)に対して多色および単色の画像を形成するものであり、図2に示すように、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、転写搬送ベルトユニット8、定着ユニット12と、用紙搬送路S等からなる画像形成ユニット108、給紙トレイ10、中間トレイ15、排紙トレイ17等より構成されている。
本画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、露光ユニット1(1a、1b、1c、1d)、現像器2(2a、2b、2c、2d)、感光体ドラム3(3a、3b、3c、3d)、クリーナユニット4(4a、4b、4c、4d)、帯電器5(5a、5b、5c、5d)は各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれaがブラック(K)に、bがシアン(C)に、cがマゼンタ(M)に、dがイエロー(Y)に設定され4つの画像ステーション(画像形成手段)が構成されている。
感光体ドラム3は、本画像形成装置のほぼ中心部に配置(装着)されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に帯電させるための帯電手段であり、図2にはチャージャー型の帯電器が示されているが、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器を用いることもできる。露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力される画像データに応じて露光することにより、その表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。露光ユニット1としては、例えば発光素子をアレイ状に並べたELやLED書込みヘッド、あるいはレーザ照射部および反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を用いる。現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を(K、C、M、Y)のトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3の表面上に残留したトナーを除去・回収するものである。
感光体ドラム3の下方に配置されている転写搬送ベルトユニット8は、転写ベルト7、転写ベルト駆動ローラ71、転写ベルトテンションローラ72、転写ベルト従動ローラ73、転写ベルト支持ローラ74、転写ローラ6(6a、6b、6c、6d)、および転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
転写ベルト駆動ローラ71、転写ベルトテンションローラ72、転写ローラ6、転写ベルト従動ローラ73、転写ベルト支持ローラ74は、転写ベルト7を張架し、転写ベルト7を矢印B方向に回転駆動させるものである。
転写ローラ6は、転写ベルトユニットの内側のフレーム(図示せず)に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を転写ベルト7上に吸着されて搬送されるシートに転写するものである。
転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像をシートに順次重ねて転写することによって、カラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。この転写ベルトは、厚さ100μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3からシートへのトナー像の転写は、転写ベルト7の裏側に接触している転写ローラ6によって行われる。転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。転写ローラは直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は導電性の弾性材で覆われている。これによりシートに対して均一に高電圧を印加することができる。なお、本実施形態では転写電極として転写ローラ6を使用しているが、それ以外にブラシなどを用いることができる。
また、感光体ドラム3との接触により転写ベルト7に付着したトナーはシートの裏面を汚す原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。転写ベルトクリーニングユニット9には転写ベルト7に接触するクリーニングブレードが備えられており、転写ベルト7はクリーニングブレードが接触する位置で裏側から転写ベルト支持ローラ74により支持されている。なお、転写ベルトクリーニングユニット9において転写ベルト7に付着したトナーを除去するための手段はクリーニングブレードに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであればよい。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイであり、本画像形成装置100の画像形成部の下側に設けられている。また、本画像形成装置100の上部には中間トレイが設けられている。印刷済みのシートを一度中間トレイ15に排出し、再給紙し、排紙トレイ17へ排出するものである。
また、本画像形成装置100には、給紙トレイ10のシートを転写搬送ユニット8や定着ユニット12を経由させて排紙トレイ17に送るためのS字形状の用紙搬送路SおよびS’が設けられている。さらに、給紙トレイ10から排紙トレイ17および中間トレイ15までの用紙搬送路SおよびS’の近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ14、定着部12、シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16は、給紙トレイ10と中間トレイ15の端部に備えられ、給紙トレイ10または中間トレイ15から、シートを1枚毎に用紙搬送路SまたはS’に供給する呼び込みローラである。
また、レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されているシートをいったん保持するものであり、感光体ドラム3上のトナー像をシートに良好に多重転写できるように、感光体ドラム3の回転にあわせてシートをタイミングよく搬送する機能を有している。
すなわち、レジストローラ14は、図示しないレジスト前検知スイッチの出力した検知信号に基づいて、各感光体ドラム3上のトナー像の先端をシートにおける画像形成範囲の先端に合わせるようにシートを搬送するように設定されている。
定着ユニット12は、ヒートローラ31、加圧ローラ32等を備えており、ヒートローラ31および加圧ローラ32は、シートを挟んで回転するようになっている。
また、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの温度検出値に基づいて図示しない温度制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ32とともにシートを熱圧着することによりシートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、多色トナー像の定着後のシートは、中間トレイ15に一旦排出されずに直接排紙トレイ17に排出される場合には、複数の搬送ローラ25によって用紙搬送路S’を通りセパレータ26でスイッチバックされてから排紙トレイ17に出力される。すなわち、中間トレイ15へ途中までシートが出力されるが、完全には排出されないでスイッチバックされて排紙トレイ17に出力される。また、中間トレイ15に一旦排出された後に排紙トレイ17に排出される場合には、多色トナー像の定着後のシートは、複数の搬送ローラ25によって用紙搬送路S’を通り中間トレイ15へ一度排出され、排紙トレイ17へ排出するタイミングになったら、ピックアップローラ6は中間トレイ15に排紙されているシートを再度給紙し、排紙トレイ17に排出することができるようになっている。排紙トレイには、複数の排紙トレイを備えてユーザーの指定した場所に排紙することができたり、部毎に仕分けすることができたりするソータや、ステープルやパンチ等の後処理を行ってから排紙トレイに排出することができるフィニッシャー等があり、ユーザーの希望する排紙トレイを設ければよい。
図2では、印刷済みのシートをフェイスダウン(片面印刷の場合、画像が記録された面を下に向けて積層)で載置するための排紙トレイ17となっているが、これに限定されるものではない。シートが排紙されるまでの搬送路にシートを反転させる機構を持たせることで、フェイスアップ(片面印刷の場合、画像が記録された面を上に向けて積層)で排紙できる排紙トレイ17とすることが可能である。図2のように排紙トレイ17にフェイスダウンで排紙する場合には、中間トレイ15にはページ番号の大きいほうから順番に印刷して溜めておき、ページ番号の小さいほうから順番に排紙トレイ17に排出することになる。排紙トレイ17にフェイスアップで排紙する場合は、逆に、中間トレイ15にはページ番号の小さいほうから順番に印刷して溜めておき、ページ番号の大きいほうから順番に排紙トレイ17に排出することになる。
画像読取装置105の上面の透明ガラスからなる原稿台上には、図示しない自動原稿搬送装置が備えられている。自動原稿搬送装置は、原稿セットトレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿台上へ給送する装置である。
画像読取装置105は、原稿台上に載置された原稿の画像を走査して読み取るもので、第1の走査ユニット、第2の走査ユニット、光学レンズと光電変換素子であるCCDラインセンサとを有している。第1の走査ユニットは、原稿面上を露光する露光ランプユニットと、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラー等から構成されている。第2の走査ユニットは、第1ミラーから反射されてくる原稿からの反射光を光電変換素子であるCCDラインセンサに導く第2ミラーおよび第3ミラーより構成されている。光学レンズは、原稿からの反射光をCCDラインセンサ上に結像させるものである。
また、画像読取装置105は、自動原稿搬送装置との関連した動作により自動原稿搬送装置にて自動搬送される原稿の画像を読取り、これを画像データとして図3に示した画像処理装置103内の画像データ入力部103cへ送る。画像データに対して所定の画像処理が画像処理装置103内の並べ替え・排出制御手段103aにて施された後、画像処理装置103内の記憶装置103bに一旦記憶させ、出力指示に応じて記憶装置103b内の画像を読出して画像形成装置100内に設けられた光書込み装置(図示せず)に転送する。
図2では、自動原稿搬送装置付きの画像読取装置を記載しているが、これに限定されるものではなく自動原稿搬送装置が装着されていなくてもよい。
また、図2では3段の給紙トレイを備えた給紙デスク装置を記載しているが、これに限らず1段の給紙トレイを備えたものや、並行に2個のトレイを配置したタンデムトレイを備えたもの、単にデスクとして機能するもの等がユーザーの要望に応じて装着できるようになっている。
次に、画像読取装置105において読み取った原稿の画像データに対して、画像処理を行う画像処理装置について説明する。図3は、カラー画像形成装置100の概略構成を示すブロック図である。この図3では、特に、画像形成装置100内部に備えられた画像処理装置103内部の構成を具体的に示している。
画像処理装置103は、図3に示したように、並べ替え・排出制御手段103a、記憶装置103b、画像データ入力部103cで構成される。画像データ入力部103cは、画像読取装置105あるいはプリントコントローラ106から送信されてきた画像データを受信し、一旦記憶装置103b内に溜める。次に、並べ替え・排出制御手段103aにおいて、画像データに対して排出トレイの決定、ページの並べ替え、画像形成モード情報の付加などが実施される。
制御部104は、所定の画像処理が施された画像データを使用して実際に画像形成を行う際、画像形成装置100内の各ユニット(給紙デスク装置102、画像形成ユニット108、中間トレイ15、排紙トレイ17など)を制御して画像の形成、シートの給紙・搬送・排紙など、全ての制御をつかさどる。したがって、排出トレイ情報と画像形成モード情報が付加され、画像形成順にページが並べ替えられた画像データ情報が、画像処理装置から制御部に送らてくると、制御部はこの画像データに基づいて画像形成およびシートの搬送を行い、最終的に排紙トレイ17には元の原稿のページ順と同じページ順でシートが排出されることになる。
また、単色画像形成モードと多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段は制御部104に含まれる。すなわち、モード切り替えの制御は制御部104が行っている。
図12(a)に単色画像形成モード時の搬送ベルトユニット8の状態を示し、図12(b)に多色画像形成モード時の搬送ベルトユニット8の状態を示した。単色画像形成モード時は、Kの感光体ドラム3aのみが転写ベルト7に当接し、C、MおよびYの感光体ドラム3b、3cおよび3dは離接している状態になる(図12(a))。一方、多色画像形成モード時は、K、C、MおよびYの感光体ドラム3a、3b、3cおよび3d全てが転写ベルト7に当接している状態になる(図12(b))。これは、転写搬送ベルトユニット8が回動支点Xを中心として回動することで達成される。この回動動作の駆動源は、離接機構を移動させるためのモータMがつかさどる。
なお、この画像形成装置100は、画像読取装置105において読み取った原稿の画像データのみではなく、当該画像形成装置100とLANなどを介して接続されたホストコンピュータ107から送信された画像データについて画像形成を行うことも可能である。この場合、ホストコンピュータ107から送信された画像データは、画像形成装置100内のプリントコントローラ106を介して画像処理装置103へ送られる。
次に、本実施の形態における全体の画像形成処理の流れを図1に示すフローチャートを使用して説明する。初めに、画像読取装置105またはプリントコントローラ106から画像処理装置103に入力された画像データは、画像処理装置103内の記憶装置103bに一旦スプールされる(ステップS1)。次に、並べ替え・排出制御手段103aにおいてスプールされた画像データの解析を行い(ステップS2)、排出するトレイ(中間トレイまたは排紙トレイ)を決定し(ステップS3)、ページの並び替えを行い(ステップS4)、多色あるいは単色どちらの画像形成モードを使用して印字するかの画像形成情報を画像データに付加する(ステップS5)。その後、制御部104の制御により、給紙トレイ10よりシートを給紙し、画像形成ユニット108において、ステップS2〜S5で付加された情報に基づいて画像形成(印字)され、排紙トレイに元の原稿のページ順で排出される(ステップS6)。
ここで、図1のステップS2〜S5について、図4に示すフローチャートを使用して詳しく説明する。
まず、スプールされた画像データがカラー/モノクロ混在画像かどうかを判別する(ステップS21)。ここでの判別はページ単位で行い、一つの印刷ジョブ中に、カラー画像が含まれているページとモノクロ画像のみのページの両方が画像データ内に存在する場合にカラー/モノクロ混在画像と判断し(YES)、ステップS22に進む。全てのページにカラー画像が含まれている場合はカラー(多色)のみの画像と判別し、また、全てのページがモノクロのみの場合はモノクロ(単色)のみの画像と判別し(NO)、排出トレイの決定およびページの並べ替えを行わずに終了する。ステップS22では、スプールされた画像データを多色ページ群(カラー群)と単色ページ群(モノクロ群)とに分割する。次にステップS23に進み、多色ページ群のページ数と単色ページ群のページ数を比較して少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、多い方の群を排紙トレイ排出に設定する。次にステップS24に進み、中間トレイ経由に設定した群をページ番号の大きい方から順番に並べ、排紙トレイ排出に設定した群をその後ろにページ番号の小さい方から順に並べる。次にステップS25に進み、多色ページ群および単色ページ群の先頭に各画像形成モード情報を付加する。
なお、本実施の形態1では、排紙トレイにフェイスダウンで排出される画像形成装置について説明しているが、排紙トレイにフェイスアップで排出される画像形成装置の場合は、ステップS24で中間トレイ経由に設定した群をページ番号の小さいほうから順番に並べ、排紙トレイ排出に設定した群をその後ろにページ番号の大きい順に並べる。
例えば、図5(1)に示すように、元の画像データ(読み取った原稿の画像データ)が8ページのカラー/モノクロ混在画像の場合、多色ページ群(2、3、5ページ)と単色ページ群(1、4、6、7、8ページ)に分ける(図5(2))。次に、ページ数の少ない多色ページ群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い単色ページ群を排紙トレイ排出に設定する(図5(3))。次に、多色ページ群をページ番号の大きい順に並べ替え(図5(4))、多色ページ群の先頭に多色画像形成モード情報を、単色ページ群の先頭に単色画像形成モードを設定する(図5(5))。
上記のように、排出トレイ情報と画像形成モード情報が付加され、画像形成順にページが並べ替えられた画像データ情報が、画像処理部103から制御部104に送られ画像形成および排紙が行われる(図1、ステップS6)。ここで図1のステップS6について、図6のフローチャートを使用して詳しく説明する。
まず、ステップS64で中間トレイに経由させるページ群について画像形成を行い、中間トレイ出力する。次に、ステップS67に進み、画像形成モードの切り替えを行い、ステップS68に進んで後に画像形成する群の最初のページを取得する。次に、このページの前に、先に画像形成して中間トレイに溜めているページの挿入があるかどうかをステップS69で判断する。挿入ページがなければ(NO)ステップS70に進み、このページを画像形成して排紙トレイに排出する。挿入ページがあれば(YES)ステップS71およびステップS72に進み、このページの画像形成を行い、並行して中間トレイから排紙トレイに挿入ページを排出し、次にステップS73でこのページを排紙トレイに排出する。次にステップS74に進み、次ページがあるかどうかを判断する。次ページがある場合(YES)は着目するページを次のページに切り替えて、ステップS68に戻る。次ページがなければ、ステップS75に進み、中間トレイからの挿入ページがあるかどうかを判断する。挿入ページがなければ(NO)これで排出処理を終了し、挿入ページがあれば(YES)中間トレイに残っているページを排紙トレイに排出して排出処理を終了する。
例えば、図5(1)に示すような、8ページのカラー/モノクロ混在画像の場合、ステップS64において、多色画像形成モード情報が付加された多色ページ群が中間トレイ経由のページ群であるため、画像形成モードを多色画像形成モードに設定し、多色ページ群について画像形成を行い、中間トレイに排出する。
そして、多色ページ群の画像形成がすべて終了したら、画像モードを多色画像形成モードから単色画像形成モードに切り替える(ステップS67)。ステップS68に進み、1ページ目(モノクロ)を取得する。次にステップS69に進み、このページの前には挿入ページがないので(NO)、ステップS70で画像形成し、排紙トレイに排出する。1ページ目(モノクロ)の次には4ページ(モノクロ)があるので(ステップS74でYES)、ステップS68に戻り、1ページ目(モノクロ)と4ページ(モノクロ)の間には挿入ページが2ページ分あるのでステップS69でYESとなり、このページを画像形成し(ステップS71)、並行して中間トレイにある2ページ目(カラー)および3ページ目(カラー)を中間トレイから排紙トレイに排出する(ステップS72)。続いてこのページを排紙トレイに排出し(ステップS73)ステップS74に進む。4ページ(モノクロ)には次ページがあるので(YES)ステップS68に戻る。これを繰り返し、最終ページの8ページ目を画像形成および排出(ステップS70)すれば、ステップS74でNO、ステップS75でNOとなり処理を終了する。
以上により、排紙トレイ17には図5(1)に示した元の画像データどおりのページ順にシートが排出される。
〔実施の形態2〕
次に、図1〜図3、図7〜図9および図12に基づいて、本発明に係るカラー画像形成装置の第2の実施形態を説明する。
図2は、本実施形態に係るカラー画像形成装置100を含む複合機の構成を示す断面図である。また、図3は、カラー画像形成装置100の概略構成を示すブロック図である。図2および図3に示すカラー画像形成装置の構造については第1の実施形態と同様であり、既に詳細に説明したので、ここでの説明は省略する。
次に、本実施形態における全体の画像処理の流れを図1に示す。図1についても第1の実施形態と同様であり、既に詳細に説明したので、ここでの説明は省略する。
ここで、図1のステップS2〜S5について、図7に示すフローチャートを使用して詳しく説明する。
まず、スプールされた画像データがカラー/モノクロ混在画像かどうかを判別する(ステップS31)。ここでの判別はページ単位で行い、一つの印刷ジョブ中にカラー画像が含まれているページとモノクロ画像のみのページの両方が画像データ内に存在する場合にカラー/モノクロ混在画像と判断し(YES)、ステップS32に進む。全てのページにカラー画像が含まれている場合はカラー(多色)のみの画像と判別し、また、全てのページがモノクロのみの場合はモノクロ(単色)のみの画像と判別し(NO)、排出トレイの決定およびページの並べ替えを行わずに終了する。
ステップS32ではスプールされた画像データを多色ページ群(カラー群)と単色ページ群(モノクロ群)とに分割する。次にステップS33に進み、多色ページ群のページ数と単色ページ群のページ数を比較して少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、多い方の群を排紙トレイ排出に設定する。次にステップS34に進み、中間トレイ経由に設定した群に1ページ目があるかどうかを判断する。1ページ目があれば(YES)ステップS35に進み、中間トレイ経由に設定した群に含まれる1ページ目から連続するページを排紙トレイ排出に変更し、ステップS36に進む。ステップS34で、中間トレイ経由に設定した群に1ページ目がなければ(NO)ステップS37に進む。ステップS36では、中間トレイ経由に設定した群のうち排紙トレイ排出に変更したページをページ番号の小さい方から順番に並べ、その後ろに中間トレイ経由のページをページ番号の大きい方から順番に並べ、さらにその後ろに排紙トレイ排出に設定した群をページ番号の小さい方から順番に並べる。ステップS37では、中間トレイ経由に設定した群をページ番号の大きい方から順番に並べ、排紙トレイ排出に設定した群をその後ろにページ番号の小さい方から順番に並べる。次にステップS38に進み、多色ページ群および単色ページ群の先頭に各画像形成モード情報を付加する。
なお、本実施の形態2では、排紙トレイにフェイスダウンで排出される画像形成装置について説明しているが、排紙トレイにフェイスアップで排出される画像形成装置の場合は、ステップS34では中間トレイ経由に設定した群に最終ページがあるかどうかを判断する。最終ページがあれば(YES)ステップS35に進み、中間トレイ経由に設定した群に含まれる最終ページから連続するページを排紙トレイ排出に変更する。ステップS36では中間トレイ経由に設定した群のうち排紙トレイ排出に変更したページをページ番号の大きい順番に並べ、その後ろに中間トレイ経由のページをページ番号の小さい順番に並べ、その後ろに排紙トレイ排出に設定した群をページ番号の大きい順番に並べる。ステップS34でNOの場合、ステップS37では中間トレイ経由に設定した群をページ番号の小さい方から順番に並べ、排紙トレイ排出に設定した群をその後ろにページ番号の大きい方から順番に並べる。
例えば、図8(1)に示すように、元の画像データ(読み取った原稿の画像データ)が9ページのカラー/モノクロ混在画像の場合、多色ページ群(1、2、3、5ページ)と単色ページ群(4、6、7、8、9ページ)に分ける(図8(2))。次に、ページ数の少ない多色ページ群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い単色ページ群を排紙トレイ排出に設定するが、多色ページ群に1ページ目があるので多色ページ群の1ページ目に連続するページ、すなわち1ページ目から3ページ目までを排紙トレイ排出に変更する(図8(3))。次にページの並べ替えを行うが、この例の場合、中間トレイ経由のページは5ページ目のみであるので、並べ替えを行う必要がない(図8(4))。最後に多色ページ群の先頭に多色画像形成モード情報を、単色ページ群の先頭に単色画像形成モードを設定する(図8(5))。
上記のように、排出トレイ情報と画像形成モード情報が付加され、画像形成順にページが並べ替えられた画像データ情報が、画像処理部103から制御部104に送られ画像形成および排紙が行われる(図1、ステップS6)。
ここで、図1ステップS6について図9のフローチャートを使用して詳しく説明する。
まず、ステップS61で、先に画像形成する群の最初のページを取得し、ステップS62に進んでこのページの排出先が排紙トレイであれば(YES)ステップS63に進み、このページを画像形成して排紙トレイに排出する。このページの排出先が中間トレイであれば(NO)、ステップS64に進み、このページを画像形成して中間トレイに排出する。次にステップS65に進み次ページがあるかどうかを判断する。次ページがある場合(YES)はステップS66に進み、多色ページ群と単色ページ群の切り替わりを判別するため、次ページの先頭に画像形成モード情報があるかどうか(つまり、カラー/モノクロのモード変更があるかどうか)を確認する。画像形成モード情報がなければ(NO)着目するページを次のページに切り替えて、ステップS61に戻る。ステップS66で画像形成モード情報があれば(YES)次に、ステップS67に進み、画像形成モードの切り替えを行う。
図9に示すステップS67以降は、実施の形態1において説明した図6のステップS67以降と同様の処理が行われるため、その説明は省略する。
例えば、図8(1)に示すような、9ページのカラー/モノクロ混在画像の場合、図8(5)に示す状態に並び替えられた画像データの最初のページ、すなわち1ページ目(カラー)をステップS61で取得する。このページの排出先は排紙トレイであるのでステップS62でYESとなり、ステップS63に進んでこのページを画像形成し、排紙トレイに排出する。1ページ目(カラー)の次には2ページ目(カラー)があるので(ステップS65でYES)ステップS66に進み、2ページ目(カラー)には画像形成モード情報がないのでステップS61に戻る。これを繰り返し、ステップS61で着目するページが5ページ目(カラー)になると、このページの排出先は中間トレイであるのでステップS62でNOとなり、ステップS64に進んでこのページを画像形成し、中間トレイに排出する。
5ページ目(カラー)の画像形成および排出が終わると次のページは4ページ目(モノクロ)になる(ステップS65でYES)。4ページ目(モノクロ)には単色画像形成モード情報が付加されているので、ステップS66でYESとなり画像モードを多色画像形成モードから単色画像形成モードに切り替える(ステップS67)。ステップS68に進み、4ページ目(モノクロ)を取得する。次にステップS69に進み、このページの前には挿入ページがないので(NO)、ステップS70で画像形成し、排紙トレイに排出する。4ページ目(モノクロ)の次には6ページ(モノクロ)があるので(ステップS74でYES)、ステップS68に戻り、4ページ目(モノクロ)と6ページ(モノクロ)の間には挿入ページがあるのでステップS69でYESとなり、このページを画像形成し(ステップS71)、並行して中間トレイにある5ページ目(カラー)を中間トレイから排紙トレイに排出する(ステップS72)。続いてこのページを排紙トレイに排出し(ステップS73)ステップS74に進む。4ページ(モノクロ)には次ページがあるので(YES)ステップS68に戻る。これを繰り返し、最終ページの9ページ目(モノクロ)を画像形成および排出(ステップS70)すれば、ステップS74でNO、ステップS75でNOとなり処理を終了する。
以上により、排紙トレイ17には図8(1)に示した元の画像データどおりのページ順にシートが排出される。
〔実施の形態3〕
次に、図1〜図3、図9〜図12に基づいて、本発明に係るカラー画像形成装置の第3の実施形態を説明する。
図2は、本実施形態に係るカラー画像形成装置100を含む複合機の構成を示す断面図である。また、図3は、カラー画像形成装置100の概略構成を示すブロック図である。図2および図3に示すカラー画像形成装置の構造については第1の実施形態と同様であり、既に詳細に説明したので、ここでの説明は省略する。
次に、本実施形態における全体の画像処理の流れを図1に示す。図1についても第1の実施形態と同様であり、既に詳細に説明したので、ここでの説明は省略する。
ここで、図1のステップS2〜S5について、図10に示すフローチャートを使用して詳しく説明する。
まず、スプールされた画像データがカラー/モノクロ混在画像かどうかを判別する(ステップS41)。ここでの判別はページ単位で行い、一つの印刷ジョブ中にカラー画像が含まれているページとモノクロ画像のみのページの両方が画像データ内に存在する場合にカラー/モノクロ混在画像と判断し(YES)、ステップS42に進む。全てのページにカラー画像が含まれている場合はカラー(多色)のみの画像と判別し、また、全てのページがモノクロのみの場合はモノクロ(単色)のみの画像と判別し(NO)、排出トレイの決定およびページの並べ替えを行わずに終了する。
ステップS42ではスプールされた画像データを多色ページ群(カラー群)と単色ページ群(モノクロ群)とに分割する。次にステップS43に進み、1ページ目が含まれる群の1ページ目から連続するページのページ数を除く。次にステップS44に進み、1ページ目を含む群の1ページ目から連続するページのページ数を除いたページ数と他方の群のページ数とを比較し、少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、多い方の群を排紙トレイ排出に設定する。
次にステップS45に進み、中間トレイ経由に設定した群に1ページ目があるかどうかを判断する。1ページ目があれば(YES)ステップS46に進み、中間トレイ経由に設定した群に含まれる1ページ目から連続するページを排紙トレイ排出に変更し、ステップS47に進む。ステップS45で、中間トレイ経由に設定した群に1ページ目がなければ(NO)ステップS48に進む。
ステップS47では、中間トレイ経由に設定した群のうち排紙トレイ排出に変更したページをページ番号の小さい方から順番に並べ、その後ろに中間トレイ経由のページをページ番号の大きい方から順番に並べ、さらにその後ろに排紙トレイ排出に設定した群をページ番号の小さい方から順番に並べる。ステップS48では、中間トレイ経由に設定した群をページ番号の大きい方から順番に並べ、排紙トレイ排出に設定した群をその後ろにページ番号の小さい方から順番に並べる。次にステップS49に進み、多色ページ群および単色ページ群の先頭に各画像形成モード情報を付加する。
なお、本実施の形態3では、排紙トレイにフェイスダウンで排出される画像形成装置について説明しているが、排紙トレイにフェイスアップで排出される画像形成装置の場合は、ステップS43では最終ページが含まれる群の最終ページから連続するページのページ数を除く。ステップS44では最終ページを含む群の最終ページから連続するページのページ数を除いたページ数と他方の群のページ数とを比較する。ステップS45では中間トレイ経由に設定した群に最終ページがあるかどうかを判断する。最終ページがあれば(YES)ステップS46に進み、中間トレイ経由に設定した群に含まれる最終ページから連続するページを排紙トレイ排出に変更する。ステップS47では中間トレイ経由に設定した群のうち排紙トレイ排出に変更したページをページ番号の大きい順番に並べ、その後ろに中間トレイ経由のページをページ番号の小さい順番に並べ、その後ろに排紙トレイ排出に設定した群をページ番号の大きい順番に並べる。ステップS45でNOの場合、ステップS48では中間トレイ経由に設定した群をページ番号の小さい方から順番に並べ、排紙トレイ排出に設定した群をその後ろにページ番号の大きい方から順番に並べる。
例えば、図11(1)に示すように、元の画像データ(読み取った原稿の画像データ)が9ページのカラー/モノクロ混在画像の場合、単色ページ群(1、2、5、8、9ページ)と多色ページ群(3、4、6、7、ページ)に分ける(図11(2))。この状態で両群のページ数を比較すると、単色ページ群の方が多く多色ページ群の方が少ないが、1ページ目は単色ページ群に含まれるため、単色ページ群の1ページ目から連続するページ、すなわち1ページ目と2ページ目を除いた単色ページ群のページ数(3ページ)と多色ページ群のページ数(4ページ)とを比較する。その結果、少ない方の単色ページ群を中間トレイ経由に設定し、多い方の多色ページ群を排紙トレイ排出に設定するが、単色ページ群に1ページ目があるので単色ページ群の1ページ目に連続するページ、すなわち1ページ目および3ページ目を排紙トレイ排出に変更する(図11(3))。次に、単色ページ群の排紙トレイ排出に変更したページをページ番号の小さい方から順番に並べ、その後ろに単色ページ群の中間トレイ経由に設定したページをページ番号の大きい方から順番に並べ、その後ろに多色ページ群をページ番号の小さい方から順番に並べる(図11(4))。最後に単色ページ群の先頭に単色画像形成モード情報を、多色ページ群の先頭に多色画像形成モードを設定する(図11(5))。
上記のように、排出トレイ情報と画像形成モード情報が付加され、画像形成順にページが並べ替えられた画像データ情報が、画像処理部103から制御部104に送られ画像形成および排紙が行われる(図1、ステップS6)。図1ステップS6については実施形態2において図9のフローチャートを使用して詳しく説明したので、ここでは図11(1)に示すような、9ページのカラー/モノクロ混在画像の場合についてのみ説明する。
図11(5)に示す状態に並び替えられた画像データの最初のページ、すなわち1ページ目(モノクロ)をステップS61で取得する。このページの排出先は排紙トレイであるのでステップS62でYESとなり、ステップS63に進んでこのページを画像形成し、排紙トレイに排出する。1ページ目(モノクロ)の次には2ページ目(モノクロ)があるので(ステップS65でYES)ステップS66に進み、2ページ目(モノクロ)には画像形成モード情報がないのでステップS61に戻る。ステップS66まで進み、ステップS61に戻って着目するページが9ページ目(モノクロ)になると、このページの排出先は中間トレイであるのでステップS62でNOとなり、ステップS64に進んでこのページを画像形成し、中間トレイに排出する。
ステップS66まで進みステップS61に戻る。これを繰り返し5ページ目(モノクロ)の画像形成および排出が終わると次のページは3ページ目(カラー)になる(ステップS65でYES)。3ページ目(カラー)には多色画像形成モード情報が付加されているので、ステップS66でYESとなり画像モードを単色画像形成モードから多色画像形成モードに切り替える(ステップS67)。ステップS68に進み、3ページ目(カラー)を取得する。次にステップS69に進み、このページの前には挿入ページがないので(NO)、ステップS70で画像形成し、排紙トレイに排出する。
3ページ目(カラー)の次には4ページ目(カラー)があるので(ステップS74でYES)、ステップS68に戻る。これを繰り返しステップS61で着目するページが6ページ目(カラー)になると、このページの前には挿入ページがあるのでステップS69でYESとなり、このページを画像形成し(ステップS71)、並行して中間トレイにある5ページ目(モノクロ)を中間トレイから排紙トレイに排出する(ステップS72)。
続いてこのページを排紙トレイに排出し(ステップS73)ステップS74に進む。6ページ目(カラー)には次ページがあるので(YES)ステップS68に戻る。これを繰り返し、最終ページの7ページ目(カラー)を画像形成および排出(ステップS70)する。ステップS74でNO、ステップS75でYESとなり中間トレイに残っている8ページ目(モノクロ)および9ページ目(モノクロ)を排紙トレイに排出し処理を終了する。
以上により、排紙トレイ17には図11(1)に示した元の画像データどおりのページ順にシートが排出される。
なお、上記実施の形態1、2および3では、単色ページ群と多色ページ群のページ数を比較することによりどちらを中間トレイ経由にするかを決定している。一時的に中間トレイに溜めておくページ数を少なくすることで、ペーパージャム等のトラブルを軽減することができるとともに、挿入するページが少なくなり印刷パフォーマンスが向上するからである。しかしながら、ページ数を比較することなく、一方の画像形成モード群を中間トレイ経由に固定することも可能である。例えば、単色ページ群を中間トレイ経由に固定すれば、たとえ中間トレイを経由することによりペーパージャム等のトラブルが生じたとしても、多色ページ群にペーパージャムが生じた場合に比べて損失単価が少なくて済む場合もある。
続いて、本発明の画像処理方法について以下に説明する。
本発明の画像処理方法は、カラー画像形成装置で画像形成を行う場合に、原稿から読み取った画像データに対して行う画像処理方法であって、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データを単色ページ群と多色ページ群に分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップを有するものである。
本発明の画像処理方法の一例としては、上記実施の形態1、2および3で説明した図1のステップS2〜S5における画像処理を挙げることができる。なお、上記ステップS2〜S5の処理(図1参照)は、画像形成装置100の画像処理装置103(図3)において行われる。
ここで、図1のプリントの場合については、ステップS2〜S5の画像処理をあらかじめホストコンピュータ107(図3)上のプリンタドライバなどで行うこともできる。すなわち、本発明に係る画像処理方法には、本実施の形態にかかる画像形成装置100内の画像処理装置103において実施される画像処理方法だけに限らず、ホストコンピュータ上のプリンタドライバなどで行う、ステップS2〜S5(図1)の処理、より具体的には、ステップS21〜S25(図4)、ステップS31〜S38(図7)、あるいはステップS41〜S49(図10)を行うための画像処理方法も含まれる。
この場合、画像処理済みの画像データがプリントコントローラ106に送信され、単色ページと多色ページの群分け、排出するトレイ、画像形成順等の、画像形成に必要な各種情報の付加が施された状態で画像処理装置103に送られるため、画像形成装置100内ではステップS2〜S4の処理を行う必要が無くなる。したがって、ステップS1にて画像データを受信、スプールした後すぐに、ステップS6の画像形成・排紙に移ることができる。また、上記の場合、画像データ全体をスプールする必要は無く、1ページ分のデータが揃い次第、ステップS6の画像形成・排紙に移ってもよい。
また、本発明には、上記画像処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムおよび当該コンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体も含まれる。
発明者らは、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿を、記録材の搬送方向に沿って複数の画像形成手段が並列配置されている(タンデム型)カラー画像形成装置を用いて、単色ページと多色ページが混在したままの順番で印字した場合と、単色ページ群と多色ページ群とに分けて印字した場合の印字速度を比較した。使用したファイルは、カラーページとモノクロページが交互に現れるテキスト書類(Wordファイル、60ページ:奇数ページがカラー、偶数ページがモノクロ)である。そのままのページ順で印字した場合は、60ページ目排紙完了までに12分04秒を要した。一方、1〜30ページ目をすべてカラーページとし、31〜60ページ目をすべてモノクロページとして印字した場合には、4分02秒を要した。
この結果は、画像形成モードの切り替え回数が少ないほど高速印刷が実現しやすいことを示すものである。すなわちカラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿を画像形成する場合には、単色ページ群と多色ページ群に分けて画像形成することが、画像形成時間を短縮するために非常に好ましいといえる。したがって、単色ページ群と多色ページ群に分けて画像形成するとともに、本発明にかかる並べ替え・排出制御手段(図3、103a)により中間トレイを効率的に制御することにより、高速かつ原稿のページ順に基づいて排紙されるカラー画像形成装置を実現することが可能となる。
なお、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても、本発明の技術的範囲に含まれることはいうまでもない。
以上のように、本発明によれば、中間トレイおよび画像データを単色ページ群と多色ページ群に分け、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページを決定し、画像形成順にページを並べ替える、並べ替え・排出制御手段を設けることにより画像形成時間を短縮できると同時に画像形成後に得られる記録材のページ順序を元の原稿のページ順序とすることができる。したがって、本発明は、ユーザーの利便性の高い画像形成装置に適用でき、利用価値が高いと考えられる。
本発明の第1、第2および第3の実施形態にかかる画像形成装置において行われる画像処理の全体的な流れを示すフローチャートである。 本発明の第1、第2および第3の実施形態にかかる画像形成装置のシステム構成を示す断面図である。 本発明の第1、第2および第3の実施形態にかかる画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態において、図1に示すフローチャートのステップS2〜S5の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、画像データが並べ替えられる様子を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、図1に示すフローチャートのステップS6の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において、図1に示すフローチャートのステップS2〜S5の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において、画像データが並べ替えられる様子を示す図である。 本発明の第2および第3の実施形態において、図1に示すフローチャートのステップS6の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態において、図1に示すフローチャートのステップS2〜S5の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態において、画像データが並べ替えられる様子を示す図である。 本発明の第1、第2および第3の実施形態にかかる画像形成装置における、各画像形成モード時の搬送ベルトユニットの状態を示す図であって、(a)は単色画像形成モード時の状態を示す図であり、(b)は多色画像形成モード時の状態を示す図である。
符号の説明
100 画像形成装置
102 給紙デスク装置
103 画像処理装置
103a 並べ替え・排出制御手段
103b 記憶装置
103c 画像データ入力部
104 制御部
105 画像読取装置
106 プリントコントローラ
107 ホストコンピュータ
108 画像形成ユニット
1a〜d 露光ユニット
2a〜d 現像器
3a〜d 感光体ドラム
4a〜d クリーナユニット
5a〜d 帯電器
6a〜d 転写ローラ
7 転写ベルト
8 転写搬送ベルトユニット
9 転写ベルトクリーニングユニット
10 給紙トレイ
12 定着ユニット
14 レジストローラ
15 中間トレイ
16 ピックアップローラ
17 排紙トレイ
25 搬送ローラ
26 セパレータ
31 ヒートローラ
32 加圧ローラ
71 転写ベルト駆動ローラ
72 転写ベルトテンションローラ
73 転写ベルト従動ローラ
74 転写ベルト支持ローラ

Claims (8)

  1. 読み取った原稿の画像データの情報に基づいて記録材に画像形成を行うカラー画像形成装置であって、
    記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、
    画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、
    画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイと、
    カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データの画像形成を行う場合に、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するように、画像データを単色ページ群と多色ページ群とに分け、かつ排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出するように、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページを決定し、画像形成順にページを並べ替える、並べ替え・排出制御手段とを有し、
    前記並べ替え・排出制御手段では、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較し、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページについては中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 読み取った原稿の画像データの情報に基づいて記録材に画像形成を行うカラー画像形成装置であって、
    記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、
    画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、
    画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイと、
    カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データの画像形成を行う場合に、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するように、画像データを単色ページ群と多色ページ群とに分け、かつ排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出するように、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページを決定し、画像形成順にページを並べ替える、並べ替え・排出制御手段とを有し、
    前記並べ替え・排出制御手段では、単色ページ群または多色ページ群のうち最初に排紙トレイに排出するページが含まれる群のページ数から、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページのページ数を減じたページ数と他方の群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページについては中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御することを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、
    画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、
    画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイとを有するカラー画像形成装置を用いて、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿の画像データの情報に基づいて記録材に画像形成を行う場合のカラー画像形成装置の制御方法であって、
    カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データを単色ページ群と多色ページ群とに分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップと、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するとともに排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出する画像形成および排出ステップとを有し、
    前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較し、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページについては中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御し、
    前記画像形成および排出ステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法。
  4. 記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、
    画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、
    画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイとを有するカラー画像形成装置を用いて、カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿の画像データの情報に基づいて記録材に画像形成を行う場合のカラー画像形成装置の制御方法であって、
    カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データを単色ページ群と多色ページ群とに分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップと、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するとともに排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出する画像形成および排出ステップとを有し、
    前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、単色ページ群または多色ページ群のうち最初に排紙トレイに排出するページが含まれる群のページ数から、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページのページ数を減じたページ数と他方の群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページは中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように制御し、
    前記画像形成および排出ステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように制御することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法。
  5. 記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、
    画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、
    画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイとを有するカラー画像形成装置を用いて画像形成を行う場合に、原稿から読み取った画像データに対して行う画像処理方法であって、
    カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データを単色ページ群と多色ページ群に分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップとを有し、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するとともに排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出するように画像データに情報を付加し、
    前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップでは、カラー画像を含まない単色ページ群のページ数とカラー画像を含む多色ページ群のページ数とを比較し、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページは中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように画像データに情報を付加し、前記画像形成順にページを並べ替えるステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように画像データに情報を付加することを特徴とする画像処理方法。
  6. 記録材の搬送方向に沿って並列配置される複数の画像形成手段と、
    前記複数の画像形成手段のうち一つの画像形成手段のみで画像形成を行う単色画像形成モードと、前記複数の画像形成手段で画像形成を行う多色画像形成モードとを切り替えるためのモード切り替え手段と、
    画像形成して得られた記録材を一時的に溜めておく中間トレイと、
    画像形成して得られた記録材を排出する排紙トレイとを有するカラー画像形成装置を用いて画像形成を行う場合に、原稿から読み取った画像データに対して行う画像処理方法であって、
    カラー画像を含まない単色ページとカラー画像を含む多色ページとが混在する原稿から読み取った画像データを単色ページ群と多色ページ群に分けるステップと、中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページとを決定するステップと、画像形成順にページを並べ替えるステップとを有し、カラー画像を含まない単色ページ群とカラー画像を含む多色ページ群とに分けて画像形成するとともに排紙トレイには原稿のページ順に基づいて記録材を排出するように画像データに情報を付加し、
    前記中間トレイを経由するページと排紙トレイに排出するページを決定するステップでは、単色ページ群または多色ページ群のうち最初に排紙トレイに排出するページが含まれる群のページ数から、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページのページ数を減じたページ数と他方の群のページ数とを比較して、ページ数の少ない方の群を中間トレイ経由に設定し、ページ数の多い方の群を排紙トレイ排出に設定し、さらに最初に排紙トレイに排出するページが中間トレイ経由に設定した群に含まれる場合には、最初に排紙トレイに排出するページから連続するページは中間トレイを経由せずに排紙トレイに排出するように画像データに情報を付加し、前記画像形成順にページを並べ替えるステップでは、中間トレイ経由に設定した群を先に画像形成し、排紙トレイ排出に設定した群を後に画像形成するように画像データに情報を付加することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項5または6に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
  8. 請求項に記載のコンピュータプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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