JP4146046B2 - ダストクロス及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、塵埃を清拭するために、モップなど所定のアプリケータに装着して用いるためのダストクロス及びその製造方法に関し、特に、塵埃の除去性能に優れたダストクロス及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
床などを清掃するに当たって、掃除機では取りきれないような細かい塵埃等を清拭除去する目的で、近年、一般家庭、業務用を問わず、モップなどのアプリケータに装着して使用されるダストクロスが広く用いられている。
【0003】
例えば特開平4−288113号公報では、熱収縮性フィルムからなる基台シートと、実質的に熱収縮を生じない不織布基布とが、部分的に接合された状態で重ね合わされ、さらに、フィルムに対する熱処理を施すことにより、一方の表面においてフィルムから構成される平面を形成し、他方の表面においてはフィルムの収縮によって接着部分間に摺曲した不織布からなる凸部を構成する技術が提案されている。
【0004】
このように、基台シートから立ち上がった凸部形状をもつワイピング材には、効率的な塵埃捕集並びにワックス等の液剤の保持を期待できる。しかしながら、前記技術では、予め調製された不織布と基台シートとを積層した後に、部分的な接合と熱収縮とを施すという煩雑な工程を経なければならず、コスト上、必ずしも有利とは言い難かった。
【0005】
従来、微細な繊維を用いた高機能な布帛が指向されており、布帛のみで前記技術と同様な凸部を形成し、安価で優れた清拭能力を有するものが期待されている。その一例として、特開平8−158226号には、潜在捲縮繊維(高収縮性繊維)で構成することによって熱収縮する第一繊維層の両面に、この熱収縮温度では実質的に収縮しない繊維で構成された第二繊維層を配置し、これらの繊維層を交絡一体化した後に熱収縮処理を行った嵩高性不織布が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平8−158226号に開示される技術では、所定温度で熱収縮する繊維層がその温度では熱収縮しない繊維層を挟持、一体化した状態で、熱処理を施すことにより凸部を形成させるので、十分な高さを以て凸部を形成することが難しかった。このため、十分な塵埃の保持量を確保することが困難であるという問題点があった。しかも、得られた布帛の両面には何れも凸部が形成されていることから、ハンドワイパーとしては表裏を利用できるものの、前記特開平4−288113号公報に提案されるもののように、一方の表面が平滑でないため、アプリケータと布帛との間に位置ずれを生じることがあり、アプリケータへの装着性にも劣るという問題点があった。
【0007】
従って、本発明の目的は、布帛のみで平滑面と凸部形成面との双方を有する安価なダストクロスを実現すると共に、十分な高さの凸部を形成することによって、拭き取り性能にも優れたダストクロス及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、捲縮発現した潜在捲縮繊維と、この潜在捲縮繊維の繊維間を接着する熱融着繊維とからなる一方向性カードウエブで構成され、その露出表面が平滑な第一層と、潜在捲縮繊維の捲縮発現温度では実質的に熱収縮しない繊維からなる交差性カードウエブで構成され、その露出表面には互いに略平行であって、かつ前記一方向性カードウエブの繊維配向と直行する方向に延在する凸部が形成されている第二層とからなり、これらの第一層及び第二層が互いにニードルパンチ法によって積層一体化されていることを特徴とする、ダストクロスである。
【0009】
請求項2に係る発明は、第二層の凸部の高さが2mm以上であることを特徴とする。
【0010】
請求項3に係る発明は、潜在捲縮繊維と熱融着繊維とからなる一方向性カードウエブと、前記潜在捲縮繊維の捲縮発現温度では実質的に熱収縮しない繊維からなる交差性カードウエブとを重畳し、この重畳したウエブをニードルパンチにより処理して、生産方向と直交する方向に延在する帯状の高密度領域と低密度領域とを形成し、次いで、ウエブを所定温度に加熱して、潜在捲縮繊維を捲縮発現することにより、交差性カードウエブの露出表面に凸部を形成することを特徴とする、ダストクロスの製造方法である。
【0011】
請求項1の発明によれば、ダストクロスの両面にそれぞれ平滑面と凸部が形成された面を構成しているので、アプリケータとの位置ずれを生ずることなく、かつ優れた清拭能力を有するダストクロスが得られる。
【0012】
請求項2の発明によれば、十分な高さの凸部を形成することによって、拭き取り性能がさらに優れたダストクロスが得られる。
【0013】
請求項3の発明によれば、パンチパターンを形成して加熱処理による捲縮発現により、一方の表面に十分な高さの凸部が形成され、かつ他方の表面に平滑面が形成されたダストクロスを製造できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態によるダストクロスを概略的に示す断面図である。図において、ダストクロス10は、第一層20と第二層30とから構成されている。第一層20は、潜在捲縮繊維と、この潜在捲縮繊維の繊維間を接着する熱融着繊維とからなり、一方向性カードウエブで構成されている。また、第一層20の露出表面には、平滑面21が形成されている。一方、第二層30は、潜在捲縮繊維の捲縮発現温度では実質的に熱収縮しない繊維からなる交差性カードウエブで構成され、その露出表面には互いに略平行な凸部31が形成されている。
【0016】
第一層20に用いる潜在捲縮繊維は、特開平11−56727号公報にも記載されているように、予め付与される捲縮を通常の短繊維と同程度とし、サイドバイサイド型或いは芯鞘型として異なる熱収縮率を有する2つの樹脂で構成されたものである。
【0017】
好適な潜在捲縮繊維としては、融点の異なる2種類の合成樹脂で構成された偏芯型の芯鞘構造を有する複合繊維やサイドバイサイド構造の複合繊維を用いることができる。このような樹脂の組み合わせとしては、ポリエステル−低融点ポリエステル、ポリアミド−低融点ポリアミド、ポリエステル−低融点ポリアミド、ポリエステル−ポリプロピレン、ポリプロピレン−低融点ポリプロピレン、ポリプロピレン−ポリエチレンなどが挙げられる。特に、ポリエステル系やポリプロピレン系の合成樹脂で組み合わせたものが好ましい。
【0018】
また、熱融着繊維としては、潜在捲縮繊維と同様な組み合わせの複合繊維を使用することができるが、高融点成分よりも融点が20度以上、より好ましくは30度以上低い低融点成分との組み合わせが好適である。
【0019】
これらの潜在捲縮繊維と熱融着繊維との混合割合は、1:1〜1:2(mass%)の範囲とするのが望ましい。潜在捲縮繊維がこの範囲より少ないと凸部31のコントラストが悪くなり、逆に熱融着繊維が少ないと平滑性が失われ、しかも清拭時の凸部31の形状保持が難しくなるためである。
【0020】
次に、第二層30に用いる繊維としては、ポリプロピレン、ポリエステル、レーヨン、ポリアミドなど、第一層20を構成する潜在捲縮繊維の捲縮発現温度では熱収縮しない、単一成分の樹脂からなるものを主体とするのが好ましい。
【0021】
また、第二層30には、30mass%を上限として第一層20の態様で述べた熱融着繊維を含む構成とすることができる。第二層30に熱融着繊維を混合することで凸部31形状の保持を図ることができるが、入れ過ぎると凸部31が熱処理後に潰れた状態となってしまうので、30mass%を上限とすることが望ましい。
【0022】
これら二種類のウエブを形成するに当たっては、繊維配向を揃えることが可能なカード機によって調製することが必要である。
【0023】
さらに、凸部31の高さhを2mm以上とすることにより、比較的大きなゴミ、例えばパンくずなど100μm程度のものも良好に保持することができる。
【0024】
第一層20及び第二層30の各々の面密度は、ほぼ1:3〜2:1の割合とするのが好適である。第一層20が多くても少なくても凸部31のコントラストが付かないためである。また、全体としての面密度は、60〜150g/m2が実用的であり、面密度が低いと塵埃保持量が少なく、しかも剛性が低く装着性に劣る一方、高過ぎると曲げ難くなり装着性に劣るからである。
【0025】
本発明におけるダストクロスの製造方法は、まず、前述した潜在捲縮繊維と熱融着繊維とからなる一方向性カードウエブと、潜在捲縮繊維の捲縮発現温度では実質的に熱収縮しない繊維からなる交差性カードウエブとを重畳する。次に、この重畳したウエブをニードルパンチにより処理して、生産方向と直交する方向に延在する帯状の高密度領域と低密度領域とを形成する。この高密度領域と低密度領域との形成に関する現象は十分明らかでないが、繊維ウエブに対してニードルパンチ法を適用することにより、異なる密度領域を帯状に形成し(これを「パンチパターン」という)、絡合度が低いために収縮しやすい低密度領域を利用して、凸部31を形成するものである。ここで、パンチ密度は20〜70本/cm2とすることが望ましく、両層の層間剥離を防止し、しかも前記パンチパターンを明確な領域として形成することができる。これにより、十分な高さの凸部を形成することができる。
【0026】
続いて、ニードルパンチにより処理したウエブを所定温度に加熱して、前記潜在捲縮繊維を捲縮発現し、かつ熱融着繊維の低融点成分で接着することにより、前記交差性カードウエブの露出表面に凸部31を形成する。ここで、熱処理の温度及び時間は、第一層20及び第二層30の原料となる各繊維の種類に応じて、適宜選択することができる。
【0027】
【実施例】
以下、この発明の実施例について説明するが、以下の説明はこの発明が理解できる程度に特定の条件を例示して説明するものであって、本発明は以下の条件のみに限定されるものではない。
実施例
第一層20として、PP(ポリプロピレン)系潜在捲縮繊維50mass%とPP/PE(ポリエチレン)系熱融着繊維50mass%とを混合し、面密度20g/m2の一方向性カードウエブを調製した。また、第二層30として、PET(ポリエチレンテレフタレート)繊維90mass%とPP/PE系熱融着繊維10mass%とを混合して、面密度45g/m2の交差性カードウエブを調製した。これら二層のウエブを積層した後、ニードルパンチ条件50本/cm2でニードルパンチ処理を施すことにより、二層のウエブを一体化した。
【0028】
一体化したウエブを150℃で熱処理を施すことにより、ウエブを縦方向(生産方向)に30%熱収縮させ、面密度90g/m2、凸部31の見かけ高さhが平均で3mm(凸部が帯状に形成)のダストクロスを得た。
比較例
第一層として、PP系潜在捲縮繊維100mass%を使用して、面密度20g/m2の一方向性カードウエブを用意した。また、第二層として、レーヨン100mass%を使用して、面密度20g/m2の交差性カードウエブを用意した。次に、第二層のウエブを第一層のウエブで両面から挟んで三層構造とし、3MPaの高圧水流で絡合一体化した。その後、実施例と同一の熱処理によって捲縮発現させ、面密度88g/m2、凸部の見かけ高さが平均で0.8mm(凸部の方向性なし)のダストクロスを得た。
試験方法
実施例及び比較例で得られたダストクロスの試料を半裁(20×30cm)し、予め秤量してから左右別々の試料を10×20cmのアプリケータに装着した。500μm篩下に分級した土砂2gを離型紙上に均一に散布し、この土砂をアプリケータにより拭き取り幅20cmで拭き取った。その後、ダストクロスをアプリケータから取り外して再度秤量し、拭き取り前後の重量変化を以て拭き取り量とした。以上の試験を2回行い、2回の試験の合計重量を求めた。結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
表1から明らかなように、本発明によるダストクロスは清拭性能に異方性を持ち、比較例に比べ約2倍の塵埃捕集を実現でき、所定の帯状パターンを持つことにより凸部で効率的に清拭できたことが判る。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、ダストクロスの両面がそれぞれ平滑面と凸部が形成された面を構成しているので、アプリケータとの位置ずれを生ずることなく、優れた清拭能力を有するダストクロスが得られると共に、優れた清拭捕集性能を有する清掃器具が得られるという効果を奏する。
【0032】
請求項2の発明によれば、十分な高さの凸部を形成することによって、拭き取り性能に優れたダストクロスが得られるという効果を奏する。
【0033】
請求項3の発明によれば、パンチパターンを形成して加熱処理による捲縮発現により、一方の表面に十分な高さの凸部が形成され、かつ他方の表面に平滑面が形成されたダストクロスを製造できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるダストクロスを示す概略断面図である。
【符号の説明】
10…ダストクロス、20…第一層、21…平滑面、30…第二層、31…凸部。
Claims (3)
- 捲縮発現した潜在捲縮繊維と、この潜在捲縮繊維の繊維間を接着する熱融着繊維とからなる一方向性カードウエブで構成され、その露出表面が平滑な第一層と、前記潜在捲縮繊維の捲縮発現温度では実質的に熱収縮しない繊維からなる交差性カードウエブで構成され、その露出表面には互いに略平行であって、かつ前記一方向性カードウエブの繊維配向と直行する方向に延在する凸部が形成されている第二層とからなり、これらの第一層及び第二層が互いにニードルパンチ法によって積層一体化されていることを特徴とするダストクロス。
- 前記第二層の凸部の高さが2mm以上であることを特徴とする請求項1に記載のダストクロス。
- 潜在捲縮繊維と熱融着繊維とからなる一方向性カードウエブと、前記潜在捲縮繊維の捲縮発現温度では実質的に熱収縮しない繊維からなる交差性カードウエブとを重畳し、この重畳したウエブをニードルパンチにより処理して、生産方向と直交する方向に延在する帯状の高密度領域と低密度領域とを形成し、次いで、前記ウエブを所定温度に加熱して、前記潜在捲縮繊維を捲縮発現することにより、前記交差性カードウエブの露出表面に凸部を形成することを特徴とするダストクロスの製造方法。
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