JP4145913B2 - 血液の値を測定するセンサーを較正するための較正液体、該液体の使用および該液体の製造方法 - Google Patents

血液の値を測定するセンサーを較正するための較正液体、該液体の使用および該液体の製造方法 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、血液の値を測定するセンサーを較正するための較正液体、該液体の使用および該液体の製造方法に関する。
欧州特許第0657030号明細書B1の記載から、血液の値を測定するセンサーを較正するための較正液体が公知であり、この較正液体は、例えばリンゲル注入液、リンゲル乳酸塩注入液またはリンゲル酢酸塩注入液からなる生体認容性の電解質および該注入液に添加される生体認容性の二酸化炭素源を有し、この二酸化炭素源は、注入液中で炭酸水素塩イオン(HCO イオン)を一定の濃度で発生させかつ二酸化炭素(CO)を一定の分圧pCOで発生させる。
注入液として使用される生体認容性の電解質の組成は、種々の製薬会社、例えばPharmacia, Braun, Fresenius, Baxter u.v.a.、の企業案内パンフレットから認めることができる。pH値、二酸化炭素分圧pCOおよび血中に含有されているイオンの濃度に関連する血液または血漿の組成は、例えばKoryta, "Medical and Biological Applications of Electrochemical Devices", John Wiley &Sons, 1980, 第82頁に記載されている。
欧州特許第0657030号明細書B1(第4頁、第2〜7行参照)に記載の較正液体の具体的な例の場合、この液体は、8.4%のNaHCO10mlが二酸化炭素源として添加されているリンゲル乳酸塩液500mlからなる。NaHCOの添加量は、約20mmol/lに相当し、この量は、付加的にリンゲル乳酸塩液中に含まれかつかかる液の不安定なpH値を少なくとも暫時安定化する。
NaHCO イオンは、従来の生理的電解質、例えばリンゲル液には、含有されていないが、しかし、それに対して血漿中には含有されている。血漿中のNaHCO イオンの標準生理的濃度は、24mmol/lであり、この濃度値を含む濃度範囲内で変動することができ、この濃度範囲は、なお標準生理的濃度を見なされる。
欧州特許第0657030号明細書B1に記載の較正液体の具体的な例の場合に元来NaHCO イオンを含有しない電解質に添加される20mmol/lのNaHCOは、電解質中でNaHCO イオンを、なお37℃で血漿中のNaHCO イオンの標準生理的範囲内にある濃度で発生させる。
欧州特許第0657030号明細書B1に記載の較正液体の具体的な例において、NaHCO イオンの濃度は、37℃で、この液体が公知のヘンダーソン・ハッセルバルホ式(Henderson-Hasselbalch-Gleichung)(例えば、Mueller-Plathe, "Saeure-Basen-Haushalt und Blutgase", Thieme Verlag, 1982, 例えば第32頁参照)により前記温度で7.95のpH値および1.2・10Pa(=9mmHg)のpCOの値を有する程度の大きさであり、これらの値は、例えば18時間に亘って安定したままである。
前記液体のpH値は、pH値の調節のために別の薬剤、例えば燐酸ナトリウムまたは燐酸カリウムを添加することによって減少させることができ、したがってpCOが7.33・10Pa(=55mmHg)を上廻るように維持することが可能である。しかし、この場合には、前記欧州特許明細書の請求項1の上位概念に記載された液体はもはや存在しない。それというのも、NaHCO イオンの濃度は、この濃度の標準生理的範囲内、例えば24mmol/l±5mmol/lの範囲内にはないからである。
血液の標準生理的pH値は、7.1〜7.95のpH範囲内にあり、このpH値は、数多くの医学的教科書において37℃で7.41であることが記載されている。
生体認容性電解質もしくは生理的電解質、例えばリンゲル液は、しばしばプラスチック袋中に貯蔵され、かつ空気で飽和されている。この電解質については、22℃および空気圧760・(4/3)・10Pa(760mmHg)の場合に、
155・(4/3)・10Pa(155mmHg)pO
585・(4/3)・10Pa(585mmHg)pN
20・(4/3)・10Pa(20mmHg)pH
の分圧組成、即ち
全部で760・(4/3)・10Pa(760mmHg)が明らかとなる。
この場合には、酸素の分圧pO、窒素の分圧pNおよび水の分圧pHOである。
NaHCO20mmol/lをかかる電解質に添加することにより、加算されてこの分圧の総和は、9・(4/3)・10Pa(9mmHg)pCOになるか、或いは無機燐酸塩緩衝液が存在する場合には、55・(4/3)・10Pa(20mmHg)pCOとなる。それによって、そのつど存在する圧力および液体に負荷される大気圧は、超過することになり、液体からの排気、即ち液体中での気泡形成を生じる。
生理的電解質、例えばリンゲル液は、1つのイオン強度を有し、このイオン強度は、通常、血液の標準生理的イオン強度に等しく選択され、155mmol/lであり、かつこのイオン強度値を含むイオン強度範囲内で変動することができ、この場合このイオン強度値は、なお標準生理的イオン強度値と見なされる。
かかる電解質へのNaHCO20mmol/lの添加により、この電解質から生じる較正液体のイオン強度は、20mmol/lだけ非生理的値に上昇し、この場合この非生理的値は、例えば165mmol/l〜185mmol/lの間にある。
また、生理的電解質、例えばリンゲル液において、Naイオンの濃度は、通常、140mmol/lである血液の標準生理的濃度と等しく選択されている。電解質へのNaHCO20mmol/lの添加により、この電解質から生じる較正液体中のNaイオンの濃度は、標準の140mmol/lから非生理的な160mmol/lに上昇する。
その上、生理的電解質、例えばリンゲル液は、血漿の標準生理的浸透圧モル濃度と等しく選択されている浸透圧モル濃度を有し、この場合この血漿の標準生理的浸透圧モル濃度は、295mosmol/lであり、かつこの浸透圧モル濃度を含む浸透圧モル濃度範囲内で変動することができ、この浸透圧モル濃度は、なお標準生理的浸透圧モル濃度と見なされる。
かかる電解質へのNaHCO20mmol/lの添加により、この電解質から生じる較正液体の浸透圧モル濃度は、2・20mosmol/l=40mosmol/lだけ非生理的値に上昇し、この場合この非生理的値は、例えば315mosmol/l〜355mosmol/lの間にある。
公知の較正液体は、浸潤可能であり、この液体を用いて、血液のpCO2を測定するためのセンサーは、インビトロだけでなく、インビボでも較正されうる。
本発明の課題は、公知の較正液体と比較してより高い精度を有するセンサーの較正を可能にする較正液体を提供することである。
この課題は、請求の範囲に記載の較正液体によって解決される。
請求項に記載された、炭酸水素塩イオンの濃度が24mmol/l±5mmol/lの範囲内にある場合には、血漿中の炭酸水素塩イオンの濃度の標準生理的範囲が生じ、155mmol/l±10mmol/lの記載された範囲内で血液のイオン強度の標準生理的範囲が生じ、炭酸水素塩イオンの濃度については、24mmol/lにできるだけ近い値を選択し、イオン強度については、155mmol/lにできるだけ近い値を選択することが有利である。
較正液体の欧州特許第0657030号明細書B1から公知の具体的な例および本発明による較正液体は、本質的に公知の較正液体の場合にイオン強度が本発明による較正液体の場合と同様に155mmol/l±10mmol/lの範囲内にあるのではなく、この範囲から外れることによって互いに区別される。
本発明による較正液体は、ネルンスト式(Koryta, 第13頁以降参照)から生じる認識に基づくものであり、液体、例えば血液のイオン種の公知でないpH値および/または血液のイオン種の公知でない濃度を、このイオン種の公知のpH値および/または公知の濃度の液体を用いて電位差により測定する場合には、双方の液体のイオン強度が元より少なくとも互いにほぼ等しい場合にのみ、双方の液体の濃度は、互いに直接に比較することができ、公知でない液体に関連して正しい濃度結果を得ることができる。
本発明による場合、イオン強度は、155mmol/l±10mmol/lの範囲内にあるので、前記液体は、本質的に血液と同じイオン強度を有する。本発明による較正液体のイオン強度と血液の標準生理的イオン強度の実際に存在する値との偏倚は、液体のイオン強度が155mmol/l±10mmol/lの範囲内に留まる限り、電位差測定精度が十分であることに関連して許容される。
これに対して、較正液体のイオン強度が155mmol/l±10mmol/lの範囲を外れている場合には、電位差測定結果を歪曲する測定誤差が生じうる。
有利に好ましくは、本発明による較正液体は、液体と血液との接触の際に液体と血液との界面で1mV未満の拡散電圧が発生する程度に、血中に含有されているイオン種が液体中で血中の前記イオン種の標準生理的濃度から殆んど偏倚していない濃度で存在するように構成されている。
この方法は、ヘンダーソン式(Koryta, 第21頁以降参照)から生じる認識に基づくものであり、この場合、液体と血液との間の無視することができない大きな拡散電圧の際にこの電圧は少なくとも、較正液体が参照電極と血液との間で橋かけ電解質として使用される場所で、測定誤差として生じるが、この測定誤差は、拡散電圧が1mV未満であるならば無視することができる。
液体と血液との間の境界での無視することができない大きな拡散電圧は、例えば液体のイオン組成が血液の標準生理的イオン組成の範囲内にない場合に発生し、この場合には既に、液体の唯一のイオン種のみの濃度、例えばNaイオンの濃度が血中の前記イオン種の標準生理的濃度の範囲を遙かに外れていることで十分である。
有利に好ましくは、本発明による較正液体は、血漿の浸透圧モル濃度の標準生理的範囲を生じる295mosmol/l±20mosmol/lの範囲内にある浸透圧モル濃度を有する。これは、液体の浸透圧モル濃度が血液の値を測定するためのセンサーの浸透圧モル濃度の範囲内にあり、したがって液体と前記センサーとが接触した際に浸透圧の差による支障のある効果を全く生じないという利点を有する。浸透圧モル濃度に関連して、295mosmol/lにできるだけ近い値を選択することは、好ましい。
本発明による液体は、好ましくは6.6〜8.0の範囲内のpH値を有することができ、好ましくは、欧州特許第0657030号明細書B1から公知の範囲7.1〜7.95よりも大きい。
本発明による較正液体の特に有利で好ましい実施態様は、生理的有機緩衝液を有し、これは、有利に一定のトリス/トリスH比および/または一定のR−PO 2−/R−HPO 比で定義されている。Rは、選択可能な有機基を表わす。
本発明による較正液体は、通常使用される較正液体と同様に多くの場合に室温(標準値22℃)で、この温度の際に通常局部的な大気圧(標準値760・(4/3)・10Pa=760mmHg)である、貯蔵の際に液体に負荷される圧力に等しい全分圧の総和を有する程度に製造され、かつ貯蔵される。
センサー装置中、例えばこのセンサー装置の貫流通路中で、標準人体温度でセンサーの較正を保証するために、較正液体は有利に37℃に加熱され、この場合には、血液の値も測定される。
センサー装置中での22℃から37℃への較正液体の加熱は、周囲空気とのガス交換の可能性なしに急激に行なわれる。その結果、液体の全分圧の総和の急激な上昇が生じる。
液体の全分圧の高められた総和が液体に負荷される圧力よりも大きい場合には、液体からの排気および液体中での気泡形成を生じうる。これは、センサーそれ自体で発生しおよび/または液体と一緒にセンサーに輸送されうる気泡を発生させる1つの方法である。
センサーで気泡を発生させるもう1つの方法は、例えば空気または別のガスを較正液体中に閉じ込めること、およびこの閉じ込められたガスを液体と一緒にセンサーに輸送することである。センサーに堅固に固定された気泡中には、液体上のセンサーに対して負荷される圧力と等しい気泡圧力が支配している。この液体上のセンサーに対して負荷される圧力は、血液の値をインビトロで測定するセンサー装置の場合には、貯蔵の際に液体上に負荷される圧力、多くの場合に局部的な大気圧に等しく、血液の値をインビボで測定するセンサー装置の場合には、通常、センサーと接続された血管中の平均血圧(ほぼ100・(4/3)・10Pa=100mmHg)が加算された、貯蔵の際に液体上に負荷される圧力に等しい。
較正の間にセンサーに接する気泡は、後続の血液の値の測定の際に制御不可能な測定誤差を引き起こす重大な較正誤差をまねきうる。
本発明による較正液体の場合に、好ましくは気泡による較正誤差の発生の危険は、液体の全分圧の総和が液体上に負荷される圧力よりも低いことによって、減少させることができる。
この方法は、好ましくは液体中で液体からの排気による気泡が全く発生しないかまたは既に存在する気泡、例えば封入された空気が液体中での吸収によって失われることを証明する。このことは、殊に標準人体温度の際に較正を保証するために、液体をセンサーの較正のために有利にセンサーに対して37℃に加熱する場合にも当てはまる。
液体の全ての分圧の総和は、少なくともセンサーに接して液体上に負荷される圧力よりも少ない。これは、少なくともセンサーに接して気泡が全く発生しないことを保証する。
この場合には、センサーに接する場所とは別の位置で気泡が液体中で発生されかつこの気泡がセンサーに到達する場合には、この気泡は、別の側でセンサーに接して液体によって吸収され、かつ好ましくはそれ自体失われる。それというのも、まさにセンサーに接して液体上に負荷される圧力は、液体の全分圧の総和よりも高いからである。
気泡は、別の個所で液体中でガスの封入によって生成されてよいか、或いはこの個所で液体の全分圧の総和が液体上に負荷される圧力よりも大きいので、液体からの排気によって生成されてよい。
液体からの排気は、液体の全分圧の総和が液体上に負荷される最も小さな圧力よりも少なく選択される場合に、絶対的に阻止することができる。この場合には、液体中の何れの個所でも気泡は、液体からの排気によって生成されることはなく、ガスの封入によって生成された気泡は、センサーに接してだけでなく、至る所で直ちに液体中に吸収され、失われる。それというのも、液体の全分圧の総和は、至る所で液体上に負荷される圧力よりも少ないからである。
液体の全分圧の総和は、温度依存性であり、温度が上昇するにつれて増加する。この温度依存性は、考慮すべきである。基準となるのは、センサーに接して支配する温度である。この温度の場合には、センサーに接して液体の全分圧の総和は、センサーに接して液体上に負荷される圧力よりも小さいことが保証されていなければならない。
基準となるのは、センサーに接して支配する温度である。この温度の場合には、センサーに接して液体の全分圧の総和は、センサーに接して液体上に負荷される圧力よりも小さいことが保証されていなければならない。
本発明による較正液体の全分圧の総和は、少なくとも溶剤、例えば水の分圧および二酸化炭素の失われない分圧pCOからなる。
好ましくは、本発明による較正液体中で37℃でのNの分圧がこの温度での血中の前記圧力の標準生理的値よりも低いことである。37℃での血中のNの分圧の標準生理的値は、例えば573・(4/3)・10Pa(537mmHg)である。
この方法は、次の利点を提供する:液体の全分圧の総和が液体上に負荷される圧力と比較してできるだけ小さいように選択することは、有利である。それというのも、負荷されるより大きい圧力と液体の全分圧のより小さい総和との差が大きくなればなるほど、液体からの排気は確実に阻止されかつ液体中での気泡の吸収が確実に生じるからである。
中性の血中ガスNの分圧は、血液の値を測定する際に、一面では重要なことではなく、他面、血中の標準生理的値は、血液の全ての残りの標準生理的分圧の総和よりも大きく、この場合、この血液の全ての残りの標準生理的分圧の総和は、血液の値の測定にとって重要であり、この理由から液体中でも零とは異なる分圧値での較正のために存在している。
この理由から、液体の全分圧の総和の減少が、第1にN2の分圧の低下によって生じることは、好ましい。
液体中のNを本質的に完全に放棄することは、特に好ましく、したがって液体のN分圧は、本質的に零に等しい。この場合には、有利にセンサーに接して負荷される圧力と液体の全分圧の総和とのできるだけ大きな差が達成される。
本発明による較正液体は、有利に好ましくは参照電極および血液の値を測定するための測定電極を有する電位差測定装置中で参照電極と測定電極との間の橋かけ電解質として使用される。
本発明による較正液体は、従来の較正液体と同様に、従来の生理的電解質から二酸化炭素源をこの電解質に簡単に添加することによって製造することができるものではない。本発明による較正液体を簡単に製造するための有利で好ましい方法は、請求項10に記載されている。
本発明による較正液体は、一般に次の利点を有する:
− 液体は、公知の較正液体と比較してより高い精度を有するセンサーの較正をインビボならびにインビトロで可能にする。
− 155mmol/l±10mmol/lの範囲内にある液体のイオン強度が選択されているので、血液に関連して常に正しい濃度結果を得ることができる。
− 血中に含有されているイオン種は、液体と血液との接触の際に液体と血液との界面で1mV未満の拡散電圧が発生する程度に、液体中に血中の前記イオン種の標準生理的濃度から殆んど偏倚していない濃度で含有されているので、この拡散電圧は、無視することができ、較正液体が参照電極と血液との間の橋かけ電解質として使用される場合には、拡散電圧に応じた測定誤差は全く発生しない。
− 液体中には、炭酸水素塩イオンの濃度が24mmol/l±5mmol/lの範囲内で存在するので、塩基過剰量の血液が血液中に注入される液体によって損なわれず、したがって血液中に実際に存在する塩基の過剰量は、この塩基が0mmol/lで存在する標準生理的値または異常な正の値もしくは負の値をとるかどうかはどうでもよいとしても、純粋に測定されることができる。
塩基の過剰量は、血液の1つの代謝特性値であり、この代謝特性値の標準生理的値は、0mmol/lに等しく、代謝に支障がある場合には、多少とも強力に0mmol/lから偏倚していてよい。血液の0mmol/lとは異なる塩基過剰量は、腎臓により極めて緩徐にのみ数時間に亘って標準化される。
24mmol/l±5mmol/lの範囲内にある、液体中のHCO イオンの濃度は、液体の注入の際に有利に有機体の代謝酸−塩基収支(metabolischer Saure-Basen-Haushalt)の妨害を全く惹起せず、この代謝酸−塩基収支は、極めて緩徐にのみ腎臓により整理されうる。
− 液体のpH値は、従来よりも強力に血液の標準生理的値7.41から偏倚しうる。それによって、好ましくは、pH値センサーの感度は、2つの異なるpH値を用いてより大きな測定範囲内で測定されることができる。
殊に、液体のpH値は、6.6〜8.0の前半以内において有利に炭酸水素塩緩衝液と比較して強力に緩衝されていてよく、したがってこのpH値は、長時間安定であるように調節されることができる。例えば、NaHCO20mmol/lの緩衝液の効果は、極めて僅かである。それというのも、37℃で液体中に揮発性CO0.3mmol/l未満が存在するからである。NaHCO20mmol/lは、専ら暫時安定なpH値を生じさせるにすぎない。
この場合、液体のpH値を強力に緩衝させるために使用される緩衝系は、この緩衝系が添加された液体が24mmol/l±5mmol/lの範囲内にある、HCO イオンの濃度を有する場合には、生理的に懸念されないものである。この場合、血液は、注入された強力に緩衝された液体を用いて標準のpH値7.41からの液体のpH値の強力な偏倚の場合にも極めて迅速に呼吸系、即ち肺への1回の通過によって7.41の標準生理的pH値および血液の40・(4/3)・10Pa(40mmHg)の標準生理的pCOにもたらされる。標準生理的pCOは、血液の呼吸的特性値である。
24mmol/l±5mmol/lの範囲内にある、HCO イオンの濃度を有する液体の強力な緩衝に特に好適なのは、懸念なく注入することができるという利点を有する生理的有機緩衝液である。
− 前記液体は、有利に全ての患者群にとって生理的に認容性であり、血液の値を測定する際に高い精度を可能にする。
− 液体の全ての分圧の総和は、有利にセンサーに接して液体上に負荷される圧力よりも少ないように選択されてよく、したがって液体中で気泡は全く発生されないか、或いはセンサーの較正を強力に歪曲しうる、既に存在する気泡は、液体中に吸収される。
− 前記液体を用いた場合には、有利にセンサーは、次の血液の値を測定するために較正されてよい:pCO、pH値および血液中または血漿中に含有されている全てのイオン種、例えばHCO 、Na、K、Ca2+、Mg2+、Cl、SO 2−、CO 2−等の濃度。
本発明を次の記載において図面につき例示的に詳説する。
以下には、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2に関連する、本発明による較正液体の使用例が記載されているが、この記載の内容の一部は、該当部分だけが再び記載される。本発明のに示された例示的な装置は、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2におけるおよびそれに属する記載に基づくものである。本発明のにおいて使用される参照符号は、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2におけるの相応する参照符号と同一であり、かつ欧州特許出願公開第0790499号明細書A2の場合と同じ部材を示す。
本発明の場合には、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2の場合と同様に検定もしくは較正のために、基線液体(Grundlinienfluessigkeit)および少なくとも1つの検定液体(Eichfluessigkeit)が使用される。本発明のによれば、基線液体BFは、プラスチック袋の形の気密容器15中に存在し、検定液体Cは、プラスチック袋の形の別の気密容器18中に存在する。2つの液体BFおよびCは、容器15および18中で輸送、貯蔵および使用の際にガス損失から保護されている。
それぞれの容器15もしくは18の途中で、センサー装置100に向かって、全ての液体は、それぞれ1.5〜2mの長さの各ガス透過性管12もしくは16を貫流しなければならず、この場合には、ガス損失に晒される。
しかし、この系の他の縁部条件に応じて、管12中での基線液体BFの滞留時間は、管16中での検定液体Cの滞留時間よりも長い。この結果、基線液体BFのpCOは、実際にCOを含有しない空気に対する勾配をできるだけ小さく維持するために、できるだけ低い値を有しなければならない。
これに関連して、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2において、基線液体BFの”10mmHg未満の不正確に測定されたpCO値”が記載されている。
これに対して、好ましいのは、基線液体BFのpCOのできるだけ正確に測定された低い値である。
7.8のpK値(一般にHenderson-Hasselbalch-Gleichung参照)を有する1:1のトリス/トリスH比によって定義された有機緩衝液を基線液体BFとして有する本発明による較正液体を使用することによって、最適な緩衝の場合には、有利に基線液体の安定なpH値を7.8に調節することができ、このpH値から液体の際に規定される24mmol/l±5mmol/lの範囲内のHCO イオンの濃度のために、ヘンダーソン・ハッセルバルホ式に従い好ましくは基線液体BFの正確に定められたpCO値を14.1・(4/3)・10Pa(14.1mmHg)に調節することができ、こうして空気のCO損失を最少化する。更に、pCO値の安定化は、なお緩衝液の全濃度によって影響を及ぼされる。好ましくは、25mmol/lのトリス濃度を用いて得られる。
HCO イオンを肺に通過させた際にこのイオンを24mmol/l±5mmol/lの範囲内にある濃度に維持した場合には、直ちに標準のpH値7.41および標準のpCO40・(4/3)・10Pa(40mmHg)が達成されることを除いて、例えば25mmol/lのトリス濃度の場合には、約5ml/時間〜3mmol/日の用量は、純粋なアルカリ性トリスの形で代謝酸性症の治療の際に与えられかつ10のpH値の際に0.3mol/lのトリス濃度および約300mmol/lの血液の塩基過剰量に相当する用量の約1%にすぎない。
検定液体Cは、管16中でより短い滞留時間を有するので、この検定液体は、pCOのより高い値を有することができ、この値は、さらに基線液体BFの場合と同様の安定性を有する必要はない。検定液体Cとしては、本発明による較正液体を使用することができ、この較正液体は、最も簡単な場合には、7.41の標準pH値を有することができ、ヘンダーソン・ハッセルバルホ式に従い40・(3/4)・10Pa(40mmHg)のpCOまたは例えば
pH pCO[・(3/4)・10PaまたはmmHg]
7.6 24
7.2 62
7.0 100
を有することができる。
検定液体CのCO緩衝挙動は、基線液体BFの場合よりも殆んど臨界的でないので、液体のpK値の場合には場合によって使用されるpH緩衝液を、必ずしも決める必要はない。即ち、この場合には、有利に有機生理的緩衝液は、例えばグリセロ(Glycero)−燐酸塩緩衝液の形で使用され、このグリセロ−燐酸塩緩衝液は、実際に6.2にすぎないpK値を有するが、しかし、そのために、カルシウムイオンを使用することを可能にし、この場合には、無機の生理的燐酸塩緩衝液の場合と同様に沈殿が生じることを懸念する必要はない。
更に、本発明による較正液体およびその製造の具体的な3つの具体的な例を記載することにする: 製造例に使用される全ての物質は、各使用地域において有利な医薬処方に相当する。
第1の具体的な例の場合の製造のために、例えば100リットルの液体のバッチ量に対して出発物質として
NaCl 557.99g
KCl 37.28g
MgSO・7HO 22.18g
Na−酢酸塩・3HO 133.63g
トリス 302.85g
NaHCO 207.50g
HCl 1292.35g(1モル/l HCl)
水 97.946kg
を使用する。
前記塩およびHCl溶液を水に溶解し、引続きCO、Oを用いてこれらのガスの適当な割合を有する温度および圧力に依存して、平衡化された溶液が37℃で14.1mmHgのpCO値ならびに適当なpO値を有するようにガス化する。
トリス/トリスHに対するpK値7.8、HCO /COに対する6.08および水中のCOのモル溶解度係数0.0325に基づき、次の組成の液体が生じる:
Na 130.00mmol/l
5.00mmol/l
Mg2+ 0.90mmol/l
トリス 12.50mmol/l
トリスH 12.50mmol/l
Cl 113.20mmol/l
SO 2− 0.90mmol/l
酢酸塩 9.82mmol/l
CO 2− 0.24mmol/l
HCO 24.00mmol/l
pH値=7.80
pCO=14.1mmHg=14.1・(4/3)・10Pa
この液体は、Caを含有しない、トリスで緩衝された較正液体である。この液体は、Nを含有せず、通常センサーに接して液体上に負荷される圧力で好ましくは気泡中に排気されずおよび/または他の方法で、例えば空気の封入によって生成される気泡は、液体中への吸収によって失われる。
また、この液体は、Nを含有していてもよく、このNは、COおよびOと同様に溶液のガス化によって導入されてよい。また、この場合には、液体の全分圧の総和およびさらに窒素の零とは異なる分圧pNを、液体からの排気が発生しえずおよび/または他の方法で生成された気泡が液体中に吸収される程度に、液体上に負荷される圧力と比較して小さく選択することが推奨される。
この液体を用いた場合には、センサーは、pCO、pH値および血中に存在するイオンHCO 、Na、K、Mg2+、Cl、SO 2−およびCO 2−の濃度について較正されることができる。有利にセンサー、殊にCOセンサーの感度を較正することもできる、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2に記載された較正方法の場合、この例示的な液体は、特に基線液体BFとして適当である。それというのも、pCOは、14.1・(4/3)・10Pa(14.1mmHg)であるにすぎず、空気のpCOの値の場合に十分に近いからである。検定液体Cとしては、COセンサーに対してpCOの値の点で、pHセンサーに対しpH値の点でおよび/またはイオン種センサーに対してこのイオン種の濃度の点で基線液体BFと区別される別の液体が使用され、したがってCOセンサー、pHセンサーおよび/またはイオン種センサーは、この検定液体Cを用いて基線液体BFの点で較正されることができる。
第2の具体的な例の場合の製造のために、例えば100リットルの液体のバッチ量に対して出発物質として
NaCl 556.93g
KCl 37.28g
CaCl・2HO 1.47g
MgSO・7HO 22.18g
Na−酢酸塩・3HO 133.63g
トリス 302.85g
NaHCO 207.50g
HCl 1292.35g(1モル/l HCl)
水 97.946kg
を使用する。
前記塩およびHCl溶液を水に溶解し、引続きCO、Oを用いてこれらのガスの適当な割合を有する温度および圧力に依存して、平衡化された溶液が37℃で14.1mmHgのpCO値ならびに適当なpO値を有するようにガス化する。
トリス/トリスHに対するpK値7.8、HCO /COに対する6.08および水中のCOのモル溶解度係数0.0325に基づき、次の組成の液体が生じる:
Na 129.80mmol/l
5.00mmol/l
Ca2+ 0.90mmol/l
Mg2+ 0.90mmol/l
トリス 12.50mmol/l
トリスH 12.50mmol/l
Cl 113.20mmol/l
SO 2− 0.90mmol/l
酢酸塩 9.82mmol/l
CO 2− 0.24mmol/l
HCO 24.00mmol/l
pH値=7.80
pCO=14.1mmHg=14.1・(4/3)・10Pa
この液体は、Caを含有しない、トリスで緩衝された較正液体である。この液体は、Nを含有せず、通常センサーに接して液体上に負荷される圧力で好ましくは気泡中に排気されずおよび/または他の方法で、例えば空気の封入によって生成される気泡は、液体中への吸収によって失われる。
この液体は、同様にNを含有していてもよく、このNは、COおよびOと同様に溶液のガス化によって導入されてよい。また、この場合には、液体の全分圧の総和およびさらに窒素の零とは異なる分圧pNを、液体からの排気が発生しえずおよび/または他の方法で生成された気泡が液体中に吸収される程度に、液体上に負荷される圧力と比較して小さく選択することが推奨される。
この液体を用いた場合には、センサーは、pCO、pH値および血中に存在するイオンHCO 、Na、K、Mg2+、Ca2+、Cl、SO 2−およびCO 2−の濃度について較正されることができる。また、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2に記載された較正方法の場合、この例示的な液体は、特に基線液体BFとして適当である。それというのも、pCOは、14.1・(4/3)・10Pa(14.1mmHg)であるにすぎず、空気のpCOの値の場合に十分に近いからである。この場合も、検定液体Cとしては、COセンサーに対してpCOの値の点で、pHセンサーに対しpH値の点でおよび/またはイオン種センサーに対してこのイオン種の濃度の点で基線液体BFと区別される別の液体が使用され、したがってCOセンサー、pHセンサーおよび/またはイオン種センサーは、この検定液体Cを用いて基線液体BFの点で較正されることができる。
第3の具体的な例の場合の製造のために、例えば100リットルの液体のバッチ量に対して出発物質として
NaCl 533.85g
KCl 29.82g
CaCl・2HO 17.64g
MgSO・7HO 14.79g
Na−酢酸塩・3HO 13.61g
Na−グリセロ燐酸塩・5HO 306.12g
NaHCO 232.29g
HCl 532.38g(1モル/l HCl)
水 98.986kg
を使用する。
前記塩およびHCl溶液を水に溶解し、引続きCO、Oを用いてこれらのガスの適当な割合を有する温度および圧力に依存して、平衡化された溶液が37℃で112mmHgのpCO値ならびに適当なpO値を有するようにガス化する。
R−PO 2−/R−HPO に対するpK値6.2、HCO /COに対する6.08および水中のCOのモル溶解度係数0.0325に基づき、次の組成の液体が生じる:
Na 140.00mmol/l
4.00mmol/l
Ca2+ 1.20mmol/l
Mg2+ 0.60mmol/l
R−PO 2− 8.35mmol/l
R−HPO 1.65mmol/l
Cl 102.99mmol/l
SO 2− 0.60mmol/l
酢酸塩 1.00mmol/l
CO 2− 0.03mmol/l
HCO 24.00mmol/l
pH値=6.9
pCO=112mmHg=14.1・(4/3)・10Pa
この液体は、Caを含有しない、グリセロ−燐酸塩で緩衝された較正液体である。この液体は、Nを含有せず、通常センサーに接して液体上に負荷される圧力で好ましくは気泡中に排気されずおよび/または他の方法で、例えば空気の封入によって生成される気泡は、液体中への吸収によって失われる。
また、この液体は、Nを含有していてもよく、このNは、COおよびOと同様に溶液のガス化によって導入されてよい。また、この場合には、液体の全分圧の総和およびさらに窒素の零とは異なる分圧pNを、液体からの排気が発生しえずおよび/または他の方法で生成された気泡が液体中に吸収される程度に、液体上に負荷される圧力と比較して小さく選択することが推奨される。
この液体を用いた場合には、センサーは、pCO、pH値および血中に存在するイオンHCO 、Na、K、Mg2+、Ca2+、Cl、SO 2−およびCO 2−の濃度について較正されることができる。また、センサー、殊にCOセンサーの感度を較正することもできる、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2に記載された較正方法の場合、この例示的な液体は、特に検定液体Cとして適当である。それというのも、112・(4/3)・10Pa(112mmHg)を有するpCOは、空気のpCOの値から遙かに離れて存在するからである。この場合も、基線液体BFとしては、COセンサーに対してpCOの値の点で、pHセンサーに対しpH値の点でおよび/またはイオン種センサーに対してこのイオン種の濃度の点でこの検定液体Cと区別される、本発明による液体の第1または第2の具体的な例が使用されることができ、したがってCOセンサー、pHセンサーおよび/またはイオン種センサーは、この検定液体Cを用いてそれぞれ基線液体BFの点で較正されることができる。
本発明による較正液体は、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2の記載と同様に、血管10、例えば動脈中に導入されたカニューレ11を通して血管10の内側で血管内を流れる血液B中に存在する開口した先端部110および血管10の外側に存在する開口した端部111を用いて導入されることができ、カニューレ11の内側からセンサー装置100に向かって案内されている液体通路19を通じて基線液体BFとして管12から導入されることができるか、或いは検定液体Cまたは別の検定液体として管16から、センサー装置100中に含まれているそれぞれのセンサー1、2、云々に導入されることができる。
センサー1、2、云々の較正および前記センサーを用いての血液の値は、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2の記載と同様に、実施されることができ、即ちセンサー1、2、云々の較正は、基線液体BF、検定液体Cおよび場合によってはCOセンサーに対してpCOの値の点で、pH値に対してpH値の点でおよび/またはイオン種センサーに対してこのイオン種の濃度の点で検定液体Cと区別されかつ前記センサーの感度の較正のために使用される別の検定液体を用いて行なわれる。1つの例は、欧州特許出願公開第0790499号明細書A2の記載により検定液体Cから取得される別の検定液体C′であり、この別の検定液体は、pCOの値の点で検定液体と区別されかつそこにあるCO2センサー1の感度の較正のために使用される。
図2において略示的に断面で示された電位差センサー3は、によるセンサー装置100中に含まれていてもよく、例えば空隙を有するケーシング30と、測定電極31と、参照電極32とからなる。
空隙は、による液体通路19と結合された室33と、室33に接続された、この室から前方に案内された抜き取り通路34とからなる。
室33は、液体通路19を通じてセンサー3の較正のために本発明による較正液体で充填され、かつ血液の値の測定のために血液Bで充填される。この較正液体は、基線液体BF、検定液体Cまたは別の検定液体、例えば液体C′を形成する。
室33の範囲内で、測定電極31は、この測定電極が室33のそれぞれの充填物BF、C、C′またはBと接触するように配置されている。
参照電極32は、室33から距離をもって配置され、測定電極31は、抜き取り通路の範囲内で、この測定電極が抜き取り通路34の充填物と接触するように配置されている。この充填物は、常に本発明による較正液体、即ち基線液体BF、検定液体Cまたは別の検定液体、例えば液体C′からなる。それというのも、本発明による較正液体を用いての較正は、血液の値の測定より先行するからであり、この場合全部の空隙33および34は、前記液体で充填され、これに対して、血液の値の測定の場合には、室33だけが、血液Bで充填されるが、しかし、抜き取り通路34中には、本発明による較正液体が残存する。
この残存する較正液体は、橋かけ電解質を形成し、この橋かけ電解質は、参照電極32を血液B、ひいては測定電極31と結合する。いずれにせよ、抜き取り通路34中に残存する較正液体と室33中の血液Bとの界面35で、前記液体の本発明による性質に基づいて拡散電圧<1mVが形成され、この拡散電圧は、血液の値の測定の際、測定センサーにより惹起されるものではない。
図2によるセンサー3と類似したセンサーは、米国特許第5385659号明細書の記載から明らかである。によるセンサー装置100中に含まれるセンサー1、2、云々は、電位差センサーである限り、によるセンサー3の種類によるセンサーであることができる。
センサーを本発明による較正液体を用いて較正することができる、血液の値を測定するための装置を示す略図。 本発明による液体が橋かけ電解質として使用される、測定電極および参照電極を有する公知の電位差センサーの1つの断面を示す略図。
符号の説明
1 センサー
2 センサー
3 センサー
10 血管
11 カニューレ
12 管
15 プラスチック袋の形の気密容器
16 管
18 プラスチック袋の形の別の気密容器
19 液体通路
30 ケーシング
31 測定電極
32 参照電極
33 室
34 抜き取り通路
35 界面
100センサー装置
110 開口した先端部
111 開口した端部
B 血液
BF 基線液体
C 検定液体
C′ 別の検定液体

Claims (14)

  1. 室中に参照液体に接触した参照電極と測定電極とを有し、参照電極が空隙を介して室と接触している、血液の値を測定するセンサーを較正するのに適した較正液体であって、
    ・ 37℃で炭酸水素塩イオンの濃度が約24mmol/l±5mmol/lの範囲内にある、生体認容性の電解質と、
    ・ 標準生理的な血中に含有されている他のイオン種であって、液体と標準生理的な血液との界面で1mV未満の拡散電圧が発生する程度の、前記イオン種の標準生理的濃度範囲から殆んど偏倚していない濃度で、較正液体中に含有されている、他のイオン種と、
    ・ 生理的有機緩衝液と
    を含んでなり、かつ
    ・ pH値が値7.41を含む5〜9の範囲内にあり、
    ・ イオン強度が約155mmol/l±10mmol/lである
    ことを含んでなる、較正液体。
  2. 浸透圧モル濃度が295mosmol/l±20mosmol/lの範囲内にある、請求項1に記載の液体。
  3. pH値が6.6〜8.0の範囲内にある、請求項1または2に記載の液体。
  4. 有機緩衝液が、一定のトリス/トリスH比で定義されたトリス緩衝液である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体。
  5. 有機緩衝液が、一定のR−PO 2−/R−HPO 比(ここで、Rは有機基を表わす)で定義された有機リン酸緩衝液である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体。
  6. 液体の全分圧の総和が、液体に負荷される圧力よりも低い、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体。
  7. 液体中で37℃でのNの分圧が、この温度での血中の前記圧力の標準生理的値よりも低い、請求項6に記載の液体。
  8. 液体中のN分圧が本質的に零に等しい、請求項7に記載の液体。
  9. 血液の値を測定する方法であって、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体を用意し、
    血液の値を測定するための測定電極と参照電極とを有する電位差センサーを用意し、
    かつ、
    測定電極と参照電極との間の橋かけ電解質として前記液体を使用する
    ことを含んでなる、方法。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の較正液体の製造方法であって、
    本質的に塩を含有しない溶剤水溶液中でNaHCOを少なくとも1つの別の生体認容性の塩と一緒にして、その後にこの較正溶液が、37℃で血液の標準生理的範囲内の炭酸水素塩イオン濃度、値7.41を含む2〜13のpH値範囲内のpH値、および血液の標準生理的範囲内のイオン強度を有している程度の質量比で互いに溶解することを特徴とする、方法。
  11. 基線液体と少なくとも1種の較正液体とを用意し、
    血液の値を測定するための測定電極と参照電極とを有する電位差センサーを用意し、かつ
    測定電極を、基線液体および少なくとも1種の較正液体と接触させる
    ことを含んでなる、センサーの較正方法であって、
    ここで、基線液体と少なくとも1種の較正液体が、pH値と、標準生理的な血液中に存在する少なくとも1種のイオン種の濃度において異なるものであり、かつ
    基線液体と少なくとも1種の較正液体が、
    37℃において、炭酸水素塩イオンの濃度が約24mmol/1±5mmol/lの範囲内にあり、pH値が5〜9の範囲内にあり、かつイオン強度が約155mmol/l±10mmol/lである、生体認容性の電解質であり
    基線液体と少なくとも1種の較正液体が、
    標準生理的な血中に含有されている他のイオン種であって、液体と標準生理的な血液との界面で1mV未満の拡散電圧が発生する程度の、前記イオン種の標準生理的濃度範囲から殆んど偏倚していない濃度で較正液体中に含有されている、イオン種と
    生理的有機緩衝液とを含んでなるものである、前記較正方法。
  12. 請求項1に記載の較正液体であって、
    トリス/トリスHに対するpK値7.8、HCO /COに対する6.08および水中のCOのモル溶解度係数0.0325に基づき、次の組成:
    Na 130.00mmol/l
    5.00mmol/l
    Mg2+ 0.90mmol/l
    トリス 12.50mmol/l
    トリスH 12.50mmol/l
    Cl 113.20mmol/l
    SO 2− 0.90mmol/l
    酢酸塩 9.82mmol/l
    CO 2− 0.24mmol/l
    HCO 24.00mmol/l
    pH値=7.80
    pCO=14.1mmHg=14.1・(4/3)・10Paを有し、血中に含有されているイオン種は、液体と血液との接触の際に液体と血液との界面(35)で1mV未満の拡散電圧が発生する程度に、液体中に血中の前記イオン種の標準生理的濃度から殆んど偏倚していない濃度で含有されており、生理的有機緩衝液がトリスである、血液の値を測定するセンサー(1、2、3)を較正するための較正液体。
  13. 請求項1に記載の較正液体であって、
    トリス/トリスHに対するpK値7.8、HCO /COに対する6.08および水中のCOのモル溶解度係数0.0325に基づき、次の組成:
    Na 129.80mmol/l
    5.00mmol/l
    Ca2+ 0.90mmol/l
    Mg2+ 0.90mmol/l
    トリス 12.50mmol/l
    トリスH 12.50mmol/l
    Cl 113.20mmol/l
    SO 2− 0.90mmol/l
    酢酸塩 9.82mmol/l
    CO 2− 0.24mmol/l
    HCO 24.00mmol/l
    pH値=7.80
    pCO=14.1mmHg=14.1・(4/3)・10Paを有し、血中に含有されているイオン種は、液体と血液との接触の際に液体と血液との界面(35)で1mV未満の拡散電圧が発生する程度に、液体中に血中の前記イオン種の標準生理的濃度から殆んど偏倚していない濃度で含有されており、生理的有機緩衝液がトリスである、血液の値を測定するセンサー(1、2、3)を較正するための較正液体。
  14. 請求項1に記載の較正液体であって、
    R−PO 2−/R−HPO に対するpK値6.2、HCO /COに対する6.08および水中のCOのモル溶解度係数0.0325に基づき、次の組成:
    Na 140.00mmol/l
    4.00mmol/l
    Ca2+ 1.20mmol/l
    Mg2+ 0.60mmol/l
    R−PO 2− 8.35mmol/l
    R−HPO 1.65mmol/l
    Cl 102.99mmol/l
    SO 2− 0.60mmol/l
    酢酸塩 1.00mmol/l
    CO 2− 0.03mmol/l
    HCO 24.00mmol/l
    pH値=6.9
    pCO=112mmHg=14.1・(4/3)・10Paを有し、血中に含有されているイオン種は、液体と血液との接触の際に液体と血液との界面(35)で1mV未満の拡散電圧が発生する程度に、液体中に前記イオン種の標準生理的濃度から殆んど偏倚していない濃度で含有されており、生理的有機緩衝液が一定のR−PO 2−/R−HPO 比で定義された有機緩衝液であり、この場合Rは選択可能な有機基を表わす、血液の値を測定するセンサー(1、2、3)を較正するための較正液体。
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