JP4145742B2 - アイスクリームフリーザ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンモニア冷媒により直接冷却する満液式冷却装置を有するアイスクリームフリーザにおいて、アンモニアの使用量を減らすため、前記アンモニア冷媒を熱源機側アンモニア冷媒と冷却側アンモニア冷媒とに分け、その間に別の伝熱流体を介在させる構成とした満液式冷却によるアイスクリームフリーザに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にアイスクリームは、牛乳あるいは乳製品を原料とし、フレーバを除く各成分を混合タンクに導きタンク毎にミックスし、ついで連続殺菌工程を経てエージングタンクに送り一時的に貯蔵して熟成させる。ついでフリーザで、ミックス液に含まれた約60〜63%の水分中約50%の水分を急速凍結し、微細な結晶を均一に分散させた上、ミックス液を充填包装に適した固さと温度の半固形状に凍結、且つアイスクリーム全体に一様に空気を混入させて適当なオーバーランを出すためフリーザを使用して凍結作業を行なっている。
則ち、3〜4℃にエージングされたミックス液は、フレーバリングされてフリーザに供給されたのち、通常−5℃前後でフリーザから吐き出される。フリーザでは出来る限り急速に水分を凍結、結晶化させており、アイスクリームの取り出し温度は−7〜−10℃の極低温となる。
冷却方法としては、ブライン式とアンモニア、R12、R22の直接膨張式が多く使用されている。
【0003】
フリーザより吐出されたアイスクリームは充填包装されるが、該アイスクリームには未凍結水が含まれており、緩慢凍結が行なわれると、ゆっくりと結晶化が進むため組織の粗い砂状の製品になってしまう。そのため、この水分を微細な結晶とするためにはできる限り短時間で凍結しなければならない。前記充填包装されたアイスクリームの硬化法としては一般に急速硬化法が使用され、プレート式接触硬化法、ブラスト・トンネル硬化法が多く使用されているが、トンネル内の保持温度を−40℃前後の極低温にして使用する。
【0004】
前記フリーザは図4に示すように、圧縮機51と凝縮器52と受液器53とよりなる熱源機70と、冷凍シリンダ55と液分離器56とよりなる満液式冷却器60とより構成されている。
そして、熱源機70により生成されたアンモニア液冷媒を受液器53より満液式冷却器60へ送り、前記アンモニア液冷媒の蒸発潜熱を使用して、アイスクリームの気液混合機である冷凍シリンダ55を冷却してアイスクリームを得ている。
【0005】
上記アイスクリームフリーザに関する提案には、種々あるが該フリーザ等の冷凍機器に使用するカスケード式冷凍装置に係わる提案がされている。(例えば特許文献1参照)
上記提案は、家庭用・業務用冷蔵庫、超低温フリーザ、冷凍ショーケース、理化学機器、バイオメディカル機器等への利用可能なカスケード式冷凍装置に関するもので、炭酸ガス冷媒の単独使用時のように高圧力の必要がなく、且つプロパン冷媒単独使用時での爆発の危険を防止したカスケード式冷凍装置を提供するものである。
上記構成は図5に示すように、高段側蒸発器64と低段側凝縮器66とを含むカスケードコンデンサCを共通に設け、高段側循環回路Aと低段側循環回路Bとを形成することでカスケード方式の二元冷凍回路を構成する。高段側循環回路Aの冷媒として自然系冷媒(プロパン等の炭化水素系、アンモニア)を使用し、低段側循環回路Bの冷媒としては炭酸ガスを使用する。冷媒を一定温度まで冷却する補助コンデンサ69を、カスケードコンデンサCの低段側凝縮器66の上流側に設置する。
高段側に自然系冷媒を使用し、低段側に炭酸ガスを使用したので、上記構成により、高圧作動の抑制と爆発の危険回避を可能にするとともに、低段側カスケードコンデンサ69の前に補助コンデンサを設置することにより成績係数を向上させている。
【0006】
また、上記提案以外にはアイスクリームの連続製造時におけるアイスクリームロスを低減する目的のもとになされた提案がある。(例えば特許文献2参照)
その構成は、アイスクリーム製造開始の際、まずアイスクリームフリーザ系内の塩素水を排出した後、冷却シリンダ内へアイスクリームミックスと空気を所定比率(容積)で供給し、所定量に達した後、該所定比率を維持しながら加圧試運転時と同じ圧力を保たせた状態でダッシャを回転させるとともに、冷却を開始する。
ついで、目的とするオーバーランのアイスクリーム形成後、当該アイスクリームを取り出し、その取り出し量に対応する量のアイスクリームミックスと空気を所定比率で所定圧をかけて供給し、連続運転に移行させることを特徴としたものである。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−91074公報
【特許文献2】
特開平07−107917号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1記載の先行技術は、冷蔵庫、超低温フリーザ、冷凍ショーケース、理化学機器、バイオメディカル機器等への利用可能なカスケード式冷凍装置に関するもので、炭酸ガス冷媒の単独使用時のように高圧力の必要がなく、且つプロパン冷媒単独使用時での爆発の危険も防止できるカスケード式冷凍装置に関するもので、本発明のアイスクリームフリーザのアンモニア冷媒の充填量の削減に対する直接の目的とは異にするものである。
また、特許文献2記載の先行技術は、アイスクリームの連続製造時におけるアイスクリームロスを低減する目的のもとになされたもので、
特に運転開始に先立ち行う塩素水の取り出しと、アイスクリームミックスと該アイスクリームミックスとの所定比率を形成する空気量を供給し所定圧力の元に加圧、冷却とダッシャの回転を行い連続運転に移行させ、目的とする所定のオーバランを持つアイスクリームを得るようにした運転方法に関するもので、本願発明のアンモニア冷媒の充填量の削減に関するものでない。
【0009】
ところが、図4に示す従来のアイスクリームフリーザは、熱源機と冷却器との間に多量のアンモニア冷媒を使用して直接冷却するようにしたもので、この冷媒充填量の削減が望まれている。
本発明は上記問題に鑑みなされたもので、前記冷却器と熱源機との間に充填したアンモニア冷媒の使用量を減らすため、前記アンモニア冷媒を熱源機側アンモニア冷媒と冷却側アンモニア冷媒とに分け、その間に別の伝熱流体を介在させる構成とした満液式冷却によるアイスクリームフリーザの提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明のアイスクリームフリーザは、
コンデンシングユニットよりなる熱源機と、該熱源機により形成されたアンモニア液冷媒の蒸発潜熱を使用して、アイスクリームの気液混合機である冷凍シリンダを冷却する満液式冷却器と、よりなるアイスクリームフリーザにおいて、
前記満液式冷却器に対するアンモニア冷媒による冷却過程に別の伝熱流体を介在させて、熱源機側アンモニア冷媒、中間伝熱流体、冷却側アンモニア冷媒の順に前記満液式冷却器の冷却を行う構成とするとともに、
前記満液式冷却器の上側に液分離器を付設し、冷熱を放出したアンモニアガスの再液化を行う前記伝熱流体の熱交換器を前記液分離器内に内蔵させ、前記満液式冷却器と液分離器との間にループ型サーモサイフォンを形成する構成としたことを特徴とする。
【0011】
上記発明は、本発明の目的である従来の直膨式アイスクリームフリーザに見られたアンモニア冷媒の充填量削減を図るとともに、配管工事のコスト低減を図ったもので、
圧縮機、凝縮器とより熱源機を形成して冷媒の再液化を行うコンデンシングユニットと、再液化されたアンモニア液冷媒の蒸発潜熱を使用して、アイスクリームの気液混合機である冷凍シリンダを冷却する満液式冷却器と、よりなるアイスクリームフリーザにおいて、
前記満液式冷却器のアンモニア液冷媒の潜熱による冷却過程に別の伝熱流体を介在させて、熱源機側アンモニア冷媒、中間伝熱流体、冷却側アンモニア冷媒の順に冷熱を移行させ、前記満液式冷却器の冷却を行う構成とするとともに、
前記満液式冷却器の上側に液分離器を付設し、冷却時発生したアンモニアガスの再液化のための冷却を行う伝熱流体の熱交換器を前記液分離器内に内蔵させ、満液式冷却器と液分離器との間にループ型サーモサイフォンを形成する構成としたものである。
【0012】
また、前記本発明のアイスクリームフリーザにおける、
前記伝熱流体は、前記熱源機側アンモニア冷媒により作動するブラインクーラに内蔵する食品向けブラインで構成するのが好ましい。
【0013】
上記発明は、前記伝熱媒体に食品向けブラインを使用し、該伝熱流体は前記熱源機側アンモニア冷媒により作動するブラインクーラに充填内蔵させたものである。
【0014】
そして、前記本発明のアイスクリームフリーザにおける、
前記伝熱流体は、前記熱源機側アンモニア冷媒を高段側冷媒として作動するカスケード式二元圧縮冷凍サイクルの低段側CO冷媒により構成するのが好ましいしい。
【0015】
上記発明は、前記伝熱流体には、高温側にNH冷媒を使用したカスケード式二元圧縮冷凍サイクルの低温側のCO冷媒により構成するようにしたもので、毒性、可燃性がなく、地球温暖化係数は炭化水素より小さく、且つフロン系冷媒と同等の効率を得るCO冷媒の使用により、容易に約−40℃前後の冷却を可能にする。
【0016】
そして、また、前記本発明のアイスクリームフリーザにおいて、
前記熱源機は、前記熱源機側アンモニア冷媒により稼働する冷凍サイクルと、該冷凍サイクルで形成された冷熱の熱交換により低温伝熱流体を得るカスケード熱交換器を形成する一の熱交換器と、該熱交換器により得られた低温伝熱流体との熱交換により前記冷却用アンモニア冷媒の液冷媒を得る他の一の熱交換器とより構成し、
満液式冷却装置は、アイスクリームの気液混合機である前記冷凍シリンダを前記冷却用アンモニア冷媒で冷却する満液式冷却器と、該冷却器の上側に位置させループ状サーモサイフォンを形成するとともに、前記他の一の熱交換器を内蔵する前記液分離器と、より構成するのが良い。
【0017】
上記発明は、前記伝熱流体を、高温側にNH冷媒を持つカスケード式二元圧縮冷凍サイクルの低温側冷媒により構成した場合の本発明のアイスクリームフリーザの一実施例である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明のアイスクリームフリーザの概略構成を示すブロック図で、図2は図1の冷却器側冷媒と熱源機側冷媒との間に別の伝熱流体を介在させた実施例の概略構成を示す図で、図3は図2の別の実施例の概略構成を示す図である。
【0019】
図1に示すように、本発明のアイスクリームフリーザは、アンモニア冷媒を作動媒体として使用してアイスクリームを冷却するアイスクリームフリーザの冷却器30と、該冷却器30へ冷熱を送給するアンモニア冷媒を作動媒体として使用する熱源機側冷凍サイクル42と、両者の間に別の伝熱流体35を介在させる第1熱交換器41a又は41bと、第2熱交換器31とより構成する。
前記熱源機側冷凍サイクル42により生成された冷熱により第1熱交換器41a又は41bを介して別の伝熱流体35を冷却し、冷却された別の伝熱流体35は第2熱交換器31である液分離器を介してアイスクリームフリーザの冷却器30の冷却用アンモニアガス30aを冷却して、熱源機側冷凍サイクル42より所用の冷熱をアイスクリームフリーザの冷却器30へ送給して、アイスクリームを生成する。
上記構成により、熱源機側アンモニア冷媒42aにより別の伝熱流体35を経由して冷却器側アンモニアガス30aへの冷熱の送給を行い、従来見られたアンモニア冷媒による直接冷却方式のアンモニアフリーザにおけるアンモニア冷媒量の削減を図り、配管工事の簡略化を可能にしている。
【0020】
図2を参照して、本実施例に示すアイスクリームフリーザは、アイスクリームフリーザの冷却器30と、
第1熱交換器41aよりなるブラインクーラを含むNHブラインクーリングユニット40aと、第2熱交換器31である液分離器とより構成する。
【0021】
前記NHブラインクーリングユニット40aは、圧縮機15と凝縮器16と膨張弁17とブラインクーラである第1熱交換器41aとにより、アンモニア冷媒を作動媒体として食品向けブラインを伝熱流体35に使用して、
前記NHブラインクーリングユニット40aにより生成された冷熱により冷却された低温ブライン35をブラインポンプ18を介して前記第2熱交換器31である液分離器へ送給して、該液分離器内に充満する圧力調整弁12により調整された所定高圧のアンモニアガス30aを冷却して、低温アンモニア液冷媒30bを生成する。
【0022】
上記第2熱交換器31である液分離器で低温ブライン35により冷却生成された低温アンモニア液冷媒30bは、落差Hによるサーモサイフォン効果により冷凍シリンダ10aを内蔵する満液式冷却器10cとサージドラム10bとよりなる冷却器30へ導入され、フロート弁10eを介して適切な液面を保持されるとともに、前記満液式冷却器10cで沸騰蒸発して内蔵する冷凍シリンダ10aを急速冷却するとともにアンモニアガス30aを発生する。発生したアンモニアガス30aは、サージドラム10b、圧力調整弁12を経由し第2熱交換器31である液分離器へ還流する構成にしてある。
上記構成により、熱源機側冷凍サイクルを形成するNHブラインクーリングユニット40aにおいて、熱源機側アンモニア冷媒によりブラインクーラである第1熱交換器41a内の食品向けブライン35を冷却し、冷却された低温ブラインは第2熱交換器31である液分離器で冷却器30よりの冷却器側アンモニアガス30aを冷却液化させ、液化した低温アンモニア液冷媒30bは前記満液式冷却器10cにサーモサイフォン効果により導入し還流・循環させて冷凍シリンダ10a内のアイスクリームを急速冷却する。
【0023】
図3は、図1の冷却器側冷媒と熱源機側冷媒との間に別の伝熱流体を介在させ且つ図2に示す実施例とは別の実施例の概略構成を示す図で、図に示すようにアンモニア冷媒を高段側作動媒体として作動するカスケード式二元圧縮冷凍サイクルは高段側NH冷凍サイクルと、CO冷媒を作動媒体とする低段側冷凍サイクルとにより行うようにしたものである。
図3に見るように、本実施例に示すアイスクリームフリーザは、
アイスクリームフリーザの冷却器30と、
圧縮機20と凝縮器21と膨張弁22と蒸発器25とよりなる高段側NH冷凍サイクル40bと、
前記蒸発器25を内蔵し、低段側CO冷凍サイクルの凝縮器と結合してカスケード式二段圧縮冷凍サイクルを形成する第1熱交換器41bであるカスケードコンデンサと、
前記低段側CO冷凍サイクルの蒸発器27を内蔵し第2熱交換器31である液分離器と、より構成する。
【0024】
前記カスケード式二元圧縮冷凍サイクルは、アンモニア冷媒を作動媒体とし、圧縮機20と凝縮器21と膨張弁22と第1熱交換器41bに内蔵されカスケードコンデンサを形成する蒸発器25とよりなる高段側NH冷凍サイクルと、
圧縮機24と前記カスケードコンデンサに含まれる凝縮器と膨張弁26と蒸発器27とよりなり、前記凝縮器は高段側冷凍サイクルの蒸発器25と第1熱交換器41bであるカスケードコンデンサを形成する低段側CO冷凍サイクルとより構成する。
【0025】
上記構成によりカスケード式二元圧縮冷凍サイクルの高段側NH冷凍サイクル40bの稼働により得られた作動媒体NHの冷熱を第1熱交換器41bであるカスケードコンデンサで低段側冷凍サイクルの凝縮器の冷却に使用して、低温COの液冷媒を得て、膨張弁26を経由し蒸発器27より蒸発潜熱を放出し、前記蒸発器27を内蔵する第2熱交換器31である液分離器で、該液分離器内に充満する圧力調整弁12により調整された所定高圧のアンモニアガス30aを冷却して、低温アンモニア液冷媒30bを生成する。
この場合は、前記別の伝熱流体としたCO冷媒の使用により−40℃前後のアイスクリームの硬化作業にも好適である。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、上記構成により、アイスクリームフリーザのアンモニア充填量の削減を可能とするとともに、配管工事のコスト削減を可能とする効果を奏する。
また、カスケード式二元圧縮冷凍サイクルの使用により、前記他の伝熱流体として前記カスケード式二元冷凍サイクルの低段側CO冷凍サイクルの冷媒COを使用することにより、高効率低温冷却を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のアイスクリームフリーザの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の冷却器側冷媒と熱源機側冷媒との間に別の伝熱流体を介在させた実施例の概略構成を示す図である。
【図3】 図2の別の実施例の概略構成を示す図である。
【図4】 従来のアイスクリームフリーザの概略構成を示す図である。
【図5】 従来の家庭用・業務用冷蔵庫、超低温フリーザ、冷凍ショーケース、理化学機器、バイオメディカル機器等への利用可能なカスケード式冷凍装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
10a 冷凍シリンダ
10b サージドラム
10c 満液式冷却器
10e フロート弁
12 圧力調整弁
15、20、24 圧縮機
16、21 凝縮器
17、22、26 膨張弁
18 ブラインポンプ
25、27 蒸発器
30 冷却器
31 第2熱交換器
30a アンモニアガス
30b 低温アンモニア液冷媒
35 低温ブライン(伝熱流体)
40a ブラインクーリングユニット
40b カスケード式二元圧縮冷凍サイクルの高段側冷凍サイクル
41a、41b 第1熱交換器
42 熱源機側冷凍サイクル

Claims (4)

  1. コンデンシングユニットよりなる熱源機と、該熱源機により形成されたアンモニア液冷媒の蒸発潜熱を使用して、アイスクリームの気液混合機である冷凍シリンダを冷却する満液式冷却器と、よりなるアイスクリームフリーザにおいて、
    前記満液式冷却器に対するアンモニア冷媒による冷却過程に別の伝熱流体を介在させて、熱源機側アンモニア冷媒、中間伝熱流体、冷却器側アンモニア冷媒の順に前記満液式冷却器の冷却を行う構成とするとともに、
    前記満液式冷却器の上側に液分離器を付設し、冷熱を放出したアンモニアガスの再液化を行う前記伝熱流体の熱交換器を前記液分離器内に内蔵させ、前記満液式冷却器と液分離器との間にループ型サーモサイフォンを形成する構成としたことを特徴とするアイスクリームフリーザ。
  2. 前記伝熱流体は、前記熱源機側アンモニア冷媒により作動するブラインクーラに内蔵する食品向けブラインで構成したことを特徴とする請求項1記載のアイスクリームフリーザ。
  3. 前記伝熱流体は、前記熱源機側アンモニア冷媒を高段側冷媒として作動するカスケード式二元圧縮冷凍サイクルの低段側CO冷媒により構成したことを特徴とする請求項1記載のアイスクリームフリーザ。
  4. コンデンシングユニットよりなる熱源機と、該熱源機により形成されたアンモニア液冷媒の蒸発潜熱を使用して、アイスクリームの気液混合機である冷凍シリンダを冷却する満液式冷却器と、よりなるアイスクリームフリーザにおいて、
    前記熱源機は、前記熱源機側アンモニア冷媒により稼働する冷凍サイクルと、該冷凍サイクルで形成された冷熱の熱交換により低温伝熱流体を得るカスケード熱交換器を形成する一の熱交換器と、該熱交換器により得られた低温伝熱流体との熱交換により前記冷却器側アンモニア冷媒を得る他の一の熱交換器とより構成し、
    満液式冷却装置は、アイスクリームの気液混合機である前記冷凍シリンダを前記冷却用アンモニア冷媒で冷却する満液式冷却器と、該冷却器の上側に位置させループ状サーモサイフォンを形成するとともに、前記他の一の熱交換器を内蔵する前記液分離器と、より構成したことを特徴とする請求項1記載のアイスクリームフリーザ。
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