JP4145319B2 - 半導体を備えた装置 - Google Patents

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本発明は、金属製ケース内にプリント基板を固定した例えばスイッチング電源等の半導体(半導体モジュールまたは半導体素子)を備えた装置に係わり、特に半導体をケースに取付けてケースを放熱に利用する半導体の取付け構造に関する。
スイッチング電源等に使用されるスイッチング素子等の半導体は発熱するため、放熱する必要が生じる。この放熱を行なうため、電子部品を実装したプリント基板に放熱板を取付け、その放熱板に半導体が固定される構造が従来より採用される(特許文献1参照)。
また、プリント基板を収容する金属製ケースの側板にL字形の放熱板を、その放熱板の半導体の取付け面が水平になるように固定し、その放熱板に半導体を取付ける構造もある(特許文献2参照)。
さらに従来の半導体の取付け構造として、金属製ケースの底板の端部を垂直に立ち上げて半導体取付け部を形成し、その半導体取付け部に孔を設け、その孔と半導体の取付け孔にねじを貫挿してケース内面側のナットに螺合して締結することにより、半導体を取付ける構造もある(特許文献3参照)。
また、金属製ケースの側面を垂直に立ち上げ、その立上部の上部から外方に水平に折り曲げて水平の半導体取付け部を形成し、その取付け部にねじ孔を設け、半導体をその取付け部に載せ、半導体に設けた取付け孔に上方からねじを貫挿して取付け部のねじ孔に螺合することにより固定する従来構造もある。
特開平6−140757号公報 実開平5−8990号公報 特開平7−45973号公報
上述の特許文献1、2に記載のように、放熱板を設ける場合には、部品点数が増加し、取付け工数が増え、コスト高を招くという問題点がある。
特許文献3に記載のように、底板に垂直をなす半導体取付け部の内面に半導体をねじにより取付ける場合、ねじをケースの内側から挿入しようとすると、プリント基板に実装した電子部品が邪魔になってドライバの操作ができなくなるので、ねじはケースの外側から挿通する必要がある。そしてこのねじをケースの外側から半導体取付け部の孔と半導体の取付け孔に挿入する際に、両者の孔の高さを合わせるため、半導体をプリント基板上に支持させる支持具を準備するかあるいは半導体に支持用のフートを設けておく必要がある。さらにねじをナットに螺合するため、ナットを回り止めして保持しておく治具が必要になる。このため、部品数の増加によるコスト高と組立工数増加によるコスト高を招くという問題点がある。
また、ケースの外方に水平に半導体取付け部を形成した場合には、ケースの平面視におけるサイズが大きくなる。反対にケースの平面視のサイズを同一にすれば、プリント基板の面積を狭くせざるを得ないという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、部品点数や組立工数が少なく、かつケースを大型化したり、もしくはプリント基板の狭隘化を強いられることなく、半導体が容易にケースに取付けられる半導体を備えた装置を提供することを目的とする。
本発明の半導体を備えた装置は、金属製ケースの内部にプリント基板を固定し、
前記ケースの少なくとも1つの端部に、底板より立ち上げた立上部と、その立上部の上部より連続して内方に折り曲げた曲成部と、その曲成部の内部より連続して斜め外方に立ち上げた傾斜部とからなる半導体取付け部を形成し、
前記傾斜部にねじ孔を設け、自身を取付けるための取付け孔を有する半導体を前記傾斜部の内面側に載置すると共に、前記半導体の取付け孔にケース内側より貫通させたねじを前記ねじ孔に螺合して締結することにより、半導体を前記半導体取付け部に取付け、
前記底板と前記立上部と前記曲成部とで囲まれた空間に前記プリント基板の端部を収容したことを特徴とする。
また、本発明の半導体を備えた装置は、前記半導体取付け部にスリットを形成し、そのスリットに前記プリント基板の端部を貫通してプリント基板をケースに取付けたことを特徴とする。
本発明によれば、ケースの底板の端部に傾斜した半導体取付け部を設け、その傾斜部の内面に半導体をねじにより取付ける構造としたので、ドライバ等のねじ取付け用工具をケースの内側から操作してねじ付けすることができる。このため、半導体取付け部にねじ孔を設け、半導体に設けた取付け孔に貫挿するねじを半導体取付け部のねじ孔に螺合して締結する構造が採用できる。このため、放熱板やナットが不要となり、部品点数や組立工数が少なくてすみ、安価に実現できる。
また、半導体取付け部を傾斜させて形成したので、ケースに半導体取付け部を水平に形成した場合に比較し、ケースの平面視のサイズもそれほど大きくならず、換言すれば、ケースのサイズを変更しないで本発明の構造を採用したとしても、水平プリント基板のサイズをそれほど狭隘化させることもない。
また、半導体取付け部を、立上部とケース内方への曲成部と傾斜部とにより構成すると共に、底板と立上部と曲成部とで囲まれた空間にプリント基板の端部を収容したことにより、半導体取付け部を立上部のみにより構成した場合に比較し、ケースのサイズが大型化することなく、換言すればプリント基板の狭隘化がよりよく防止される。
本発明において、半導体取付け部にスリットを形成し、そのスリットに前記プリント基板の端部を貫通させることにより、半導体取付け部によってプリント基板の幅の制限を受けなくなり、プリント基板の幅をケースより拡大することができる。
図1は本発明の一実施の形態を示す電子装置の斜視図である。この実施の形態の電子装置はスイッチング電源を構成するものである。1はアルミニウム合金等の放熱性がよい金属からなるケースである。2はこのケース1内に収容して固定するプリント基板である。このプリント基板2は、例えば図2に示すように、ケース1の底板3上に設けられた間座4に螺合するねじ5により底板3に固定して取付けられる。このプリント基板2の取付け構造の代わりに、間座4は底板3と一体に形成せずに別体とし、ねじ5をその間座に挿通し、底板3に設けたねじ孔にそのねじを螺合するかあるいは底板の底面に設けたナット螺合することによりプリント基板2を底板3に固定して取付ける構造としてもよい。
プリント基板2上には、コンデンサ6、チョークコイル7、トランス8、その他の電子部品が搭載される。この実施の形態においては、ケース1の周囲の4面のうち、1面が開口しており、この開口面側のプリント基板2の端部には端子台9が取付けられる。
10は本発明によりケース1の一側面部に形成された半導体取付け部である。この実施の形態の半導体取付け部10は、底板3の一端よりほぼ垂直に立ち上げた立上部11と、その上部より連続して内方に折り曲げた曲成部12と、その内部より連続して斜め外方に立ち上げた傾斜部13とにより構成している。これらの立上部11、曲成部12は曲線状に形成してもよい。
そして、傾斜部13に半導体14を取付けるためのねじ孔15を設ける。16は半導体取付け用ねじであり、半導体14を傾斜部13上に載置し、ねじ16をケース1の内側から半導体14の取付け孔17に挿通してねじ孔15に螺合して締結することにより、半導体14を半導体取付け部10に取付ける。プリント基板2の半導体取付け部10側の端部は、底板3と立上部11と曲成部12とにより囲まれた空間部18に収容する。
なお、立上部11の内面には底板3に平行に溝19を設け、その溝19にプリント基板2の端部を嵌め込むことにより、プリント基板2がケース1に堅固に保持されるように構成している。また、プリント基板2は、その端部を空間部18に挿入する際に、挿入が容易に行なえるように、曲成部12は内側が上がるように傾斜して形成している。底板3の垂直線20に対する傾斜部13の傾斜角θは、ねじ16をケース1の内側から容易に操作しうるようにするため、15〜45度、より好ましくは15〜30度である。この傾斜角θが15度未満であるとねじ16による半導体14の取付けが困難となり、45度を超えると半導体取付け部10の外方への突出幅が大きくなる。
このように、ケース1の底板3の端部に外側に傾斜した傾斜部13を有する半導体取付け部10を設け、傾斜部13の内面に半導体14をねじ16により取付ける構造とすれば、ドライバ等のねじ取付け用工具をケース1の内側から操作してもプリント基板2に搭載した部品が邪魔にならず、ねじ付けすることができる。このため、図示のように傾斜部13にねじ孔15を設け、半導体14に設けた取付け孔17に貫挿するねじ16を傾斜部13のねじ孔15に螺合して締結する構造が採用できる。このため、放熱板やナットが不要となり、部品点数や組立工数が少なくてすみ、安価に実現できる。
また、傾斜部13に半導体14を取付ける構造としたので、ケース1に半導体取付け部を水平に形成した従来構造に比較し、ケースの平面視のサイズもあまり大きくならず、換言すれば、ケース1の平面視のサイズを同じにした場合、半導体取付け部10を垂直に形成したと仮定した場合に比較し、プリント基板2のサイズを狭隘化させることもない。
特に本実施の形態のように、半導体取付け部10を、底板3の一端より立ち上げた立上部11と、その上部より連続して内方に折り曲げた曲成部12と、その内部より連続して斜め外方に立ち上げた傾斜部13とにより構成することにより、プリント基板2の端部を収容する空間部18を形成しているので、プリント基板2のサイズを小さくすることがない。また、内方への曲成部12の上に外方への傾斜部13を形成しているので、傾斜部13の上端を底板2の端部からほとんど突出させることがない。
図3、図4はそれぞれ本発明の他の実施の形態を示す側面図および正面図である。この実施の形態は、図1、図2に示した実施の形態において、立上部11にスリット29を設け、このスリット29にプリント基板2の端部を貫挿させたものである。
図3、図4の実施の形態によれば、半導体取付け部10によってプリント基板2の幅の制限を受けなくなり、プリント基板2の幅をケース1より広幅に拡大することができる。
本発明の半導体を備えた装置の一実施の形態を示すの斜視図である。 図1の実施の形態の半導体を備えた装置を搭載部品を省略して示す側面図である。 本発明による半導体を備えた装置の他の実施の形態を示す図2相当図である。 図3の正面図である。
符号の説明
1:ケース、2:プリント基板、3:底板、4:間座、5:ねじ、6:コンデンサ、7:チョークコイル、8:トランス、9:端子台、10:半導体取付け部、11:立上部、12:曲成部、13:傾斜部、14:半導体、15:ねじ孔、16:半導体取付け用ねじ、17:取付け孔、18:空間部、19:溝、20:垂直線29:スリット

Claims (2)

  1. 金属製ケースの内部にプリント基板を固定し、
    前記ケースの少なくとも1つの端部に、底板より立ち上げた立上部と、その立上部の上部より連続して内方に折り曲げた曲成部と、その曲成部の内部より連続して斜め外方に立ち上げた傾斜部とからなる半導体取付け部を形成し、
    前記傾斜部にねじ孔を設け、自身を取付けるための取付け孔を有する半導体を前記傾斜部の内面側に載置すると共に、前記半導体の取付け孔にケース内側より貫通させたねじを前記ねじ孔に螺合して締結することにより、半導体を前記半導体取付け部に取付け、
    前記底板と前記立上部と前記曲成部とで囲まれた空間に前記プリント基板の端部を収容したことを特徴とする半導体を備えた装置。
  2. 請求項に記載の半導体を備えた装置において、
    前記半導体取付け部にスリットを形成し、そのスリットに前記プリント基板の端部を貫通してプリント基板をケースに取付けたことを特徴とする半導体を備えた装置。
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