JP4145096B2 - 食器洗浄機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄空間内の被洗浄物を洗浄液にて洗浄する洗浄運転、すすぎ水貯留部に貯留されかつ加熱手段にて加熱されるすすぎ水により前記被洗浄物のすすぎを行うすすぎ運転、前記すすぎ水貯留部に貯留されたすすぎ水を排水する排水運転、および、乾燥用通風手段にて前記洗浄空間内に乾燥用空気を供給しかつ洗浄空間内の気体を機外に排出する乾燥運転とを行う洗浄乾燥手段と、その洗浄乾燥手段の運転を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、前記洗浄運転、前記すすぎ運転、前記排水運転、前記乾燥運転の順で、前記洗浄乾燥手段を運転させるように構成されている食器洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような食器洗浄機は、洗浄運転を行った後のすすぎ運転において、加熱手段にて加熱されるすすぎ水により被洗浄物のすすぎを行うことによって、すすぎ水を蒸発しやすい状態としながら、排水運転、乾燥運転を順に行い、被洗浄物の乾燥を効率よく行いながら、被洗浄物を洗浄して乾燥するものである。
【0003】
そして、この種の食器洗浄機は、制御手段が、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転のすべてを行う運転コースや、すすぎ運転のみを行う運転コース、または、乾燥運転のみを行う運転コースなどの複数の運転コースのうちのいずれかを実行するように構成され、使用者がスイッチなどにより運転コースを選択することにより、使用者の用途に応じた運転コースを行うようにしている。
【0004】
従来の食器洗浄機では、特開平1−158927号公報に示されているように、洗浄空間内の気体が湯気として多量に排出されるのを防止するために、制御手段が、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段を運転させるときには、乾燥運転の開始から所定時間経過するまでの間において、洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量よりも小さい量になるように、乾燥用通風手段としての排気ファンを作動させるようにしている。
そして、制御手段は、乾燥運転の開始から所定時間経過すると、洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量になるように、乾燥用通風手段としての排気ファンを作動させるようにしている。
【0005】
説明を加えると、すすぎ運転においては、加熱手段にて加熱されるすすぎ水により被洗浄物のすすぎを行っているので、すすぎ運転の終了後には、洗浄空間内が高温多湿の状態となっている。
したがって、排水運転を行ったのち、乾燥運転の開始から、洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量になるように乾燥用通風手段を作動させると、洗浄空間内の気体が湯気として多量に排出されることになる。
そこで、従来の食器洗浄機では、乾燥運転の開始から所定時間経過するまでの間については、洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量よりも小さい量にすることにより、洗浄空間からの気体の排出量を抑えて、洗浄空間内の気体が湯気として多量に排出されることを防止している。
【0006】
ちなみに、洗浄空間内の気体が湯気として多量に排出されると、その多量の湯気が使用者に直接かかり、使用者に不快感を与えたり、その多量の湯気が食器洗浄機周辺の壁面にかかり、その壁面に結露が発生するなどの不都合を生じることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の食器洗浄機では、制御手段が、乾燥運転の開始から所定時間経過するまでの間においては、洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量よりも小さい量になるように乾燥用通風手段を作動させているので、乾燥運転の開始から所定時間経過するまでは、所望の乾燥効果が期待できず、その分被洗浄物の乾燥時間が長くなるという問題が生じる。
【0008】
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、使用者に不快感を与えたり、食器洗浄機周辺の壁面などに結露が発生するなどの不都合を解消しながら、被洗浄物の乾燥時間を短くすることが可能となる食器洗浄機を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1に記載の発明によれば、洗浄空間内の被洗浄物を洗浄液にて洗浄する洗浄運転、すすぎ水貯留部に貯留されかつ加熱手段にて加熱されるすすぎ水により前記被洗浄物のすすぎを行うすすぎ運転、前記すすぎ水貯留部に貯留されたすすぎ水を排水する排水運転、および、乾燥用通風手段にて前記洗浄空間内に乾燥用空気を供給しかつ洗浄空間内の気体を機外に排出する乾燥運転とを行う洗浄乾燥手段と、その洗浄乾燥手段の運転を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、前記洗浄運転、前記すすぎ運転、前記排水運転、前記乾燥運転の順で、前記洗浄乾燥手段を運転させるように構成されている食器洗浄機において、
前記制御手段は、前記すすぎ運転、前記排水運転、前記乾燥運転の順に前記洗浄乾燥手段を運転させるときには、前記排水運転中に、前記洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量よりも小さい先行運転用排出量になるように、前記乾燥用通風手段を作動させるように構成され、前記加熱手段にて加熱されるすすぎ水のすすぎ水温度を変更設定するすすぎ水温度設定手段が設けられ、前記制御手段は、前記加熱手段にて加熱されるすすぎ水の温度が前記すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度になるように、前記加熱手段を作動させ、かつ、前記すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高いほど、前記先行運転用排出量が小さくなるように、前記先行運転用排出量を変更設定するように構成されている。
【0010】
すなわち、制御手段は、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段を運転させるときには、排水運転中に、洗浄空間からの気体の排出量が先行運転用排出量になるように乾燥用通風手段を作動させることにより、乾燥運転が開始されるよりも前に、すすぎ運転の終了後に高温多湿となった洗浄空間内の気体を徐々に排出させることができることになる。
したがって、高温多湿となった洗浄空間内の気体が排水運転中に徐々に排出されることになるので、制御手段は、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段を運転させるときには、乾燥運転の開始から終了まで、洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量になるように乾燥用通風手段を作動させても、洗浄空間内の気体が湯気として多量に排出されることを防止できることになる。
【0011】
以上のことから、制御手段は、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段を運転させるときには、排水運転中に、洗浄空間からの気体の排出量が先行運転用排出量になるように乾燥用通風手段を作動させ、乾燥運転の開始から終了まで、洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量になるように乾燥用通風手段を作動させることにより、洗浄空間内の気体が湯気として多量に排出されることを防止しながら、乾燥運転の開始から終了まで、所望の乾燥効果を期待できることになる。
したがって、使用者に不快感を与えたり、食器洗浄機周辺の壁面などに結露が発生するなどの不都合を解消しながら、被洗浄物の乾燥時間を短くすることが可能となる食器洗浄機を提供できるに至った。
【0013】
又、請求項1の発明によれば、制御手段は、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段を運転させるときには、すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高いほど、排水運転中に、洗浄空間からの気体の排出量が小さくなるように乾燥用通風手段を作動させることができることになる。
したがって、すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高くなることにより、すすぎ運転の終了後に、より高温多湿となった洗浄空間内の気体を、排水運転中により少量ずつ排出させることができることになるので、使用者に不快感を与えたり、食器洗浄機周辺の壁面などに結露が発生するなどの不都合を的確に解消することができることになる。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、前記制御手段は、前記すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高いほど、前記排水運転の運転時間が長くなるように、前記洗浄乾燥手段の運転を制御するように構成されている。
【0015】
すなわち、制御手段は、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段を運転させるときには、すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高いほど、乾燥運転の開始に先立って、洗浄空間内の気体を徐々に排出させる時間を長くすることができることになる。
したがって、請求項1との協働作用により、すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高くなることによって、すすぎ運転の終了後に、洗浄空間内がより高温多湿となったときには、乾燥運転の開始に先立って、洗浄空間内の気体をより少量ずつ排出しながら、その気体を乾燥運転が開始される前に確実に排出させることができることになる。
以上のことから、使用者に不快感を与えたり、食器洗浄機周辺の壁面などに結露が発生するなどの不都合を的確かつ確実に解消することができることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる食器洗浄機について図面に基づいて説明する。
この食器洗浄機は、図1〜図3に示すように、前面部が開口された本体部1と、その本体部1に対して収納移動可能でかつ本体部1から引き出し移動可能な洗浄槽2と、洗浄槽2を本体部1に収納した状態で洗浄槽2の上面部を閉塞し、かつ、洗浄槽2を本体部1から引き出した状態で洗浄槽2の上面部を開口させる内蓋部3と、食器洗浄機の運転を制御する制御部Hなどから構成されている。
ちなみに、図1は、本体部1から洗浄槽2を少し引き出した状態での食器洗浄機の斜視図であり、図2は、洗浄槽2を本体部1の収納位置に収納した状態での食器洗浄機の縦断側面図であり、図3は、洗浄槽2を本体部1の収納位置に収納した状態での食器洗浄機の概略構成図である。
【0017】
前記洗浄槽2には、図3に示すように、洗浄槽2に水を供給する給水路4および洗浄槽2内の湯水を排水する排水路5が接続され、給水路4を開閉する給水弁4aが設けられている。
そして、洗浄槽2の底部下方には、洗浄ポンプ6や、洗浄槽2内の湯水を排出路5を通して排出する排水ポンプ7などが設けられ、洗浄槽2の内部には、洗浄ノズル8や加熱手段としての電気式のヒータ9などが配置されている。
また、乾燥用通風手段としての乾燥用ファン10も洗浄槽2の外側壁部などに配置され、洗浄ポンプ6、洗浄ノズル8、ヒータ9、乾燥用ファン10などが洗浄槽2に一体的に組み付けられている。
【0018】
洗浄空間としての洗浄槽2の内部空間には、食器などの被洗浄物を収納載置する洗浄かご11が取り出し自在に収納され、乾燥用ファン10の作動により、機外の空気を洗浄槽2内に吸気する給気口15および洗浄空間2内の気体を機外に排出する排気口16が設けられている。
そして、給気口15および排気口16の夫々は、ダクトなどにより、洗浄槽2の内部空間と機外とを連通させるように設けられ、排気口16は、後述する扉部13の上部外面側に設けられている。
【0019】
この実施形態における食器洗浄機は、スライド式のものであり、本体部1の内側には、洗浄槽2を本体部1に対して収納移動および本体部1から引き出し移動させるための左右一対のスライド機構12が設けられ、このスライド機構12によって、洗浄槽2が水平姿勢またはほぼ水平姿勢に維持した状態で、本体部1に対して収納移動したり、本体部1から引き出し移動されるように構成されている。
【0020】
前記洗浄槽2の前面部には、本体部1を開閉する扉13が設けられ、その扉13には、洗浄槽2を本体部1から引き出すための把手部14が設けられ、洗浄槽2を本体部1に収納すると扉13にて本体部1の前面部を閉塞するように構成されている。
そして、洗浄槽2を本体部1から引き出した状態で、食器などを洗浄かご11に収納したり取り出し可能とし、洗浄槽2を本体部1に収納した状態で、給水弁4a、洗浄ポンプ6、排水ポンプ7、洗浄ノズル8およびヒータ9などから構成された洗浄乾燥手段Kや乾燥用ファン10などを作動させて、後述する、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転や乾燥運転などの各運転を行うように構成されている。
【0021】
前記内蓋部3は、図外のコイルスプリングやカム機構を利用して、洗浄槽2の収納方向への移動および引き出し方向への移動に連動して、収納方向および引き出し方向に移動させるとともに、洗浄槽2の上面部に対して上下動させて、洗浄槽2を収納位置まで移動させると、内蓋部3にて洗浄槽2の上面部を閉塞し、洗浄槽2を本体部1から引き出した状態で洗浄槽2の上面部を開口させるように構成されている。
なお、内蓋部3を、洗浄槽2の移動に連動して移動させるとともに、洗浄槽2の上面部に対して上下動させるための構成は、コイルスプリングやカム機構に限らず、例えば、リンク機構など、各種のものが適応可能である。
【0022】
前記制御部Hは、扉13の上部外面側に設けられた操作部Sからの指令に基づいて、洗浄槽2の内部空間の被洗浄物を洗浄液としての湯水にて洗浄する洗浄運転、すすぎ水貯留部としての洗浄槽2の底部に貯留されかつヒータ9にて加熱されるすすぎ水により被洗浄物のすすぎを行うすすぎ運転、洗浄槽2の底部に貯留れたすすぎ水を排水する排水運転、乾燥用ファンにて洗浄槽2の内部空間に乾燥用空気を供給しかつ洗浄槽2の内部空間の気体を機外に排出する乾燥運転などの各運転を行うように、洗浄乾燥手段Kの運転を制御するように構成されている。
【0023】
そして、使用者は、操作部Sにより、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段Kを運転させる標準運転コースや、洗浄乾燥手段Kを乾燥運転のみ運転させる乾燥のみコースなど各種の運転コースを選択できるように構成されている。
ちなみに、この食器洗浄機では、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段Kを運転させる運転コースとして、標準運転コースの他に、念入り運転コース、スピーディ運転コース、快速運転コースが備えられている。
【0024】
前記標準運転コースにおける洗浄乾燥手段Kの運転について、図4のフローチャートに基づいて説明を加える。
まず、図外の収納スイッチにより、洗浄槽2が本体部1の収納位置に収納され、操作部Sの電源スイッチがON操作された状態で、運転コースを選択できるようになる(ステップ1,2)。
そして、標準運転コースが選択されて、操作部SのスタートスイッチのON操作により、標準運転コースの開始が指令されると(ステップ3,4)、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段Kを運転させる(ステップ5〜8)。
【0025】
以下、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の各運転の動作について、図5〜図8のフローチャートに基づいて説明を加える。
前記洗浄運転の動作について説明すると、図5に示すように、まず、水位センサにより洗浄槽2に湯水が溜まっている状態が検出されたときには、排水ポンプ7を作動させて、洗浄槽2内の湯水を排水させる初期動作を行う(ステップ11)。
そして、洗浄槽2に湯水が溜まっていない状態において、給水弁4aを開弁して給水路4を通して洗浄槽2内に洗浄水を給水し、その水位が水位センサにて設定水位に達したことが検出されると、給水弁4aを閉じる給水動作を行う(ステップ12)。
その後、洗浄ポンプ6およびヒータ9を作動させて、洗浄水を洗浄ノズル8から被洗浄物に向けて噴出する洗浄動作を行う(ステップ13)。
その洗浄動作を洗浄運転用設定時間行ったのち(ステップ14)、洗浄ポンプ6およびヒータ9を停止させて、排水ポンプ7を作動させ、洗浄槽2内の洗浄水を排水する排水動作を行う(ステップ15,16)。
そして、排水動作が終了すると、洗浄運転を終了して、すすぎ運転に移行するようにしている。
【0026】
前記すすぎ運転の動作について説明すると、図6に示すように、上述の洗浄運転における給水動作と同様の給水動作を行い、洗浄槽2の底部にすすぎ水を設定水位貯留させたのち、洗浄ポンプ6およびヒータ9を作動させて、ヒータ9にて加熱されたすすぎ水により被洗浄物のすすぎを設定時間の間行うすすぎ動作を行い、洗浄ポンプ6およびヒータ9を停止させて、排水ポンプ7を作動させ、洗浄槽2の底部に貯留されたすすぎ水を排水する排水動作を行う(ステップ21〜23)。
そして、給水動作、すすぎ動作、排水動作の一連の動作の実行回数をカウントして、その実行回数が2回になると(ステップ24,25)、再度、給水動作を行ったのち(ステップ26)、洗浄ポンプ6およびヒータ9を作動させて、ヒータ9にて加熱されたすすぎ水により被洗浄物のすすぎを行うとともに、図外のセンサなどにより、すすぎ水の温度が仕上げ用設定温度になるまで、洗浄ポンプ6およびヒータ9の作動を継続させる仕上げすすぎ動作を行う(ステップ27)。
そして、すすぎ水の温度が仕上げ用設定温度になり、仕上げすすぎ動作が終了すると、すすぎ運転を終了して、排水運転に移行するようにしている。
【0027】
前記排水運転の動作について説明すると、図7に示すように、排水ポンプ7を作動させて、洗浄槽2の底部に貯留されたすすぎ水を排水する排水動作を行うとともに、洗浄槽2の内部空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量よりも小さい先行運転用排出量になるように、乾燥用ファン10を作動させる先行乾燥動作を行うようにしている(ステップ31,32)。
すなわち、排水運転において先行乾燥動作を行うことにより、すすぎ運転を行うことによって、高温多湿の状態となった洗浄槽2の内部空間からその洗浄槽2の内部空間の気体を、乾燥運転よりも前に、徐々に機外に排出するようにしている。
そして、排水動作および先行乾燥動作は、水位センサの検出情報から、洗浄槽2の底部に貯留されたすすぎ水の排水が完了したことが検出されるまで継続され、排水が完了したことが検出されると、排水運転を終了して、乾燥運転に移行するようにしている(ステップ33)。
【0028】
前記乾燥運転の動作について説明すると、図8に示すように、ヒータ9を作動させるとともに、洗浄槽2の内部空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量になるように、乾燥用ファン10を作動させる加熱乾燥動作を行い、その加熱乾燥動作を加熱乾燥用設定時間が経過するまで継続させる(ステップ41,42)。
そして、加熱乾燥用設定時間が経過すると、ヒータ9を停止させて、洗浄槽2の内部空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量になるように、乾燥用ファン10を作動させる送風乾燥動作を行い、その送風乾燥動作を送風乾燥用設定時間が経過するまで継続させる(ステップ43,44)。
その後、送風乾燥用設定時間が経過すると、乾燥用ファン10を停止させて、乾燥運転を終了するようにしている。
【0029】
このようにして、制御部Hは、標準運転コースのように、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段Kを運転させるときには、排水運転中に、先行乾燥動作することにより、洗浄槽2の内部空間の気体を徐々に排出しながら、乾燥運転の開始から終了まで、所望の乾燥効果を期待できるようにして、多量の湯気が使用者にかかり使用者に不快感を与えたり、食器洗浄機周辺の壁面などに結露が発生するなどの不都合を解消しながら、被洗浄物の乾燥時間を短くするようにしている。
【0030】
前記乾燥のみコースについて説明を加えると、制御部Hは、乾燥運転のみを行うように、洗浄乾燥手段Kの運転を制御するように構成されている。
そして、この乾燥のみコースにおける乾燥運転では、上述の標準運転コースにおける乾燥運転の加熱乾燥動作のみを行うように構成されている。
【0031】
以下、念入り運転コース、スピーディ運転コースや快速運転コースにおける動作について説明を加えるが、各運転の内容が多少異なるものの、上述の標準運転コースと同様に、洗浄運転、すすぎ運転、排水運転、乾燥運転の順に洗浄乾燥手段Kを運転させるようにしているので、標準運転コースと異なる動作のみ説明を加える。
【0032】
念入り運転コースでは、洗浄運転における洗浄運転用設定時間が標準運転コースよりも長く設定されていたり、すすぎ運転において、標準運転コースよりもすすぎ動作を行う回数が多く設定されていることなどが、標準運転コースの動作と異なり、その他の動作については、標準運転コースと同様である。
スピーディ運転コースでは、洗浄運転における洗浄運転用設定時間が、標準運転コースよりも短く設定されているなどが、標準運転コースの動作と異なり、その他の動作については、標準運転コースと同様である。
快速運転コースでは、すすぎ運転において、すすぎ動作を2回行ったのち、仕上げすすぎ動作を行わず、前の2回と同様に、すすぎ動作を行い、乾燥運転において、乾燥用ファン10およびヒータ9を作動させずに終了することなどが、標準運転コースの動作と異なり、その他の動作については、標準運転コースと同様である。
【0033】
ちなみに、この食器洗浄機は、すすぎ運転についてのすすぎモードとして、操作部Sにて、通常すすぎモードと高温すすぎモードとが選択できるように構成されている。
そして、制御部Hは、複数の運転コースのうち、どの運転コースが選択されているか、および、すすぎ運転についてのすすぎモードとして、通常すすぎモードと高温すすぎモードのどちらが選択されているかによって、仕上げ用設定温度として、3段階のいずれかの温度を自動的に設定するように構成されている。
【0034】
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態の排水運転の別実施形態を示すものであるので、その排水運転を中心に説明を加える。
ちなみに、その他の構成については、上記第1実施形態と同様の構成であるので、同符号を記すなどにより、その詳細な説明は省略する。
【0035】
この第2実施形態では、ヒータ9にて加熱されるすすぎ水のすすぎ水温度としての仕上げ用設定温度を変更設定するすすぎ水変更設定手段が設けられ、制御部Hは、仕上げ用設定温度が高いほど、先行運転用排出量が小さくなるように、先行運転用排出量を変更設定するとともに、排水運転の運転時間が長くなるように、洗浄乾燥手段Kの運転を制御するように構成されている。
【0036】
説明を加えると、制御部Hは、操作部Sにて、複数の運転コースのうち、どの運転コースが選択されているか、および、すすぎ運転についてのすすぎモードとして、通常すすぎモードと高温すすぎモードのどちらが選択されているかによって、仕上げ用設定温度として、3段階のいずれかの温度を自動的に設定するように構成され、操作部Sおよび制御部Hがすすぎ水温度設定手段として機能するように構成されている。
そして、制御部Hは、複数の運転コースのうち、どの運転コースが選択されているか、および、すすぎ運転についてのすすぎモードとして、通常すすぎモードと高温すすぎモードのどちらが選択されているかによって、先行運転用排出量として、最大用、中間用、最小用の3段階の先行運転用排出量のいずれかを自動的に設定するように構成されている。
また、制御部Hは、複数の運転コースのうち、どの運転コースが選択されているか、および、すすぎ運転についてのすすぎモードとして、通常すすぎモードと高温すすぎモードのどちらが選択されているかによって、排水運転の運転時間として、長時間用、中間時間用、短時間用の3段階の運転時間のいずれかを自動的に設定するように構成されている。
【0037】
具体的に説明すると、制御部Hは、図9の表に示すように、どの運転コースが選択されていても高温すすぎモードが選択されているときには、仕上げ用設定温度を73℃に設定し、先行運転用排出量を最小用の先行運転用排出量に設定し、排水運転の運転時間を長時間用の運転時間に設定する。
そして、制御部Hは、スピーディ運転コースが選択されているときには、仕上げ用設定温度を45℃に設定し、先行運転用排出量を最大用の先行運転用排出量に設定し、排水運転の運転時間を短時間用の運転時間に設定する。
また、制御部Hは、標準運転コースまたは念入り運転コースが選択されているときには、仕上げ用設定温度を64℃に設定し、先行運転用排出量を中間用の先行運転用排出量に設定し、排水運転の運転時間を中間時間用の運転時間に設定する。
【0038】
ちなみに、制御部Hは、快速運転コースが選択されているときには、仕上げすすぎ動作を行わず、乾燥運転において、ヒータ9および乾燥用ファン10を作動させずに終了するので、仕上げ用設定温度、先行運転用排出量および排水運転の運転時間については設定していない。
【0039】
この第2実施形態における上述の制御部Hの設定動作について、図10のフローチャートに基づいて説明する。
前記制御部Hは、運転コースやすすぎ運転についてのすすぎモードが選択された状態において、スタートスイッチがON操作されると、上述の各種の設定を行うように構成されている。
そして、高温すすぎモードが選択されているときには、仕上げ用設定温度を73℃に設定し、先行運転用排出量を最小用の先行運転用排出量に設定し、排水運転の運転時間を長時間用の運転時間に設定する高温用設定動作を行う(ステップ51,52)。
【0040】
高温すすぎモードが選択されていない状態で、スピーディ運転コースが選択されているときには、仕上げ用設定温度を45℃に設定し、先行運転用排出量を最大用の先行運転用排出量に設定し、排水運転の運転時間を短時間用の運転時間に設定する低温用設定動作を行う(ステップ53,54)。
【0041】
また、高温すすぎモードが選択されていない状態で、標準運転コースまたは念入り運転コースが選択されているときには、仕上げ用設定温度を64℃に設定し、先行運転用排出量を中間用の先行運転用排出量に設定し、排水運転の運転時間を中間時間用の運転時間に設定する中間温用設定動作を行う(ステップ55,56)。
【0042】
そして、上記第1実施形態では、排水運転において、水位センサの検出情報から、洗浄槽2の底部に貯留されたすすぎ水の排水が完了したことが検出されると、排水運転を終了して、乾燥運転に移行するようにしているが、この第2実施形態では、排水運転の運転時間を変更設定するようにしているので、排水運転を開始してから設定された排水運転の運転時間が経過すると、排水運転を終了して、乾燥運転に移行するようにしている。
【0043】
〔別実施形態〕
(1)上記第1実施形態では、排水運転において、水位センサの検出情報から、洗浄槽2の底部に貯留されたすすぎ水の排水が完了したことが検出されると、排水運転を終了して、乾燥運転に移行するようにしているが、例えば、排水運転を開始してから設定時間が経過すると、排水運転を終了して、乾燥運転に移行するようにすることも可能であり、排水運転の終了の条件としては、適宜変更が可能である。
【0044】
(2)上記第1および第2実施形態では、すすぎ運転において、すすぎ動作を複数回行ったのち、仕上げすすぎ動作を行うようにしているが、すすぎ動作の回数については適宜変更が可能であり、例えば、すすぎ動作を行わず、最初から仕上げすすぎ動作を行うようにして実施することも可能である。
【0045】
(3)上記第2実施形態では、制御部Hは、仕上げ用設定温度が高いほど、先行運転用排出量が小さくなるように、先行運転用排出量を変更設定するとともに、排水運転の運転時間が長くなるように、洗浄乾燥手段Kの運転を制御するように構成されているが、制御部Hは、仕上げ用設定温度が高いほど、先行運転用排出量が小さくなるように、先行運転用排出量のみを変更設定するように構成することも可能である。
【0046】
(4)上記第1および第2実施形態では、本発明にかかる食器洗浄機をスライド式の食器洗浄機に適応した例を示したが、スライド式以外の食器洗浄機にも適応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】食器洗浄機の全体斜視図
【図2】洗浄槽を収納位置に収納した状態における食器洗浄機の側面図
【図3】食器洗浄機の概略構成図
【図4】制御部の制御動作を示すフローチャート
【図5】洗浄運転における制御動作を示すフローチャート
【図6】すすぎ運転における制御動作を示すフローチャート
【図7】排水運転における制御動作を示すフローチャート
【図8】乾燥運転における制御動作を示すフローチャート
【図9】制御部の各種の設定内容を示す表
【図10】制御部の各種の設定動作を示すフローチャート
【符号の説明】
2 洗浄空間
10 乾燥用通風手段
H 制御手段
H,S すすぎ水温度設定手段
K 洗浄乾燥手段
Claims (2)
- 洗浄空間内の被洗浄物を洗浄液にて洗浄する洗浄運転、すすぎ水貯留部に貯留されかつ加熱手段にて加熱されるすすぎ水により前記被洗浄物のすすぎを行うすすぎ運転、前記すすぎ水貯留部に貯留されたすすぎ水を排水する排水運転、および、乾燥用通風手段にて前記洗浄空間内に乾燥用空気を供給しかつ洗浄空間内の気体を機外に排出する乾燥運転とを行う洗浄乾燥手段と、
その洗浄乾燥手段の運転を制御する制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、前記洗浄運転、前記すすぎ運転、前記排水運転、前記乾燥運転の順で、前記洗浄乾燥手段を運転させるように構成されている食器洗浄機であって、
前記制御手段は、前記すすぎ運転、前記排水運転、前記乾燥運転の順に前記洗浄乾燥手段を運転させるときには、前記排水運転中に、前記洗浄空間からの気体の排出量が乾燥運転用排出量よりも小さい先行運転用排出量になるように、前記乾燥用通風手段を作動させるように構成され、
前記加熱手段にて加熱されるすすぎ水のすすぎ水温度を変更設定するすすぎ水温度設定手段が設けられ、
前記制御手段は、前記加熱手段にて加熱されるすすぎ水の温度が前記すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度になるように、前記加熱手段を作動させ、かつ、前記すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高いほど、前記先行運転用排出量が小さくなるように、前記先行運転用排出量を変更設定するように構成されている食器洗浄機。 - 前記制御手段は、前記すすぎ水温度設定手段にて設定されたすすぎ水温度が高いほど、前記排水運転の運転時間が長くなるように、前記洗浄乾燥手段の運転を制御するように構成されている請求項1に記載の食器洗浄機。
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