JP4145077B2 - 半導体集積回路のテストシステム、検査方法 - Google Patents

半導体集積回路のテストシステム、検査方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体集積回路のテストシステムおよび検査方法にかかわり、特には、テスト容易化設計の一環としてのスキャンテスト設計において、観測用スキャンFFや制御用スキャンFFの付加に起因する回路規模の増大および信号伝搬遅延を抑制しつつ、高い故障検出率を実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
テスト容易化設計として、ランダムロジック部をスキャンテスト設計する方法がある。RAMを搭載するLSIにおいては、RAMと周辺回路の接続部分に関して故障検出率が低下する傾向がある。
【0003】
特に、RAMがハードマクロとして提供された場合は、システムLSIやDSP、CPUなどのプロセッサを設計する段階で、RAM内部にスキャンテスト設計を施すことはタイミング設計上困難である。また、RAMの動作速度や消費電力などの性能を保証する上でも困難である。
【0004】
したがって、このようなノンスキャン設計のRAMを搭載するLSIのスキャンテスト設計においては、RAMを含めてのスキャンテストを可能とするために、一般的に故障検出率が低下するノードに観測用スキャンFFや制御用スキャンFFを接続し、さらに観測用スキャンFFや制御用スキャンFFを周辺回路のスキャンチェーンに接続している(アドホック方式)。これにより、RAMマクロとRAMマクロの入出力端子に接続されたフリップフロップとの間にある論理回路を間接的にスキャンテストすることができるようになり、この部分の故障検出率が改善される。
【0005】
従来のアドホック方式の一例を図8に示す。図8において、200はSRAM、201はSRAM200のリード/ライトを制御する制御回路(ここでは内蔵されたBIST(Built-in Self Test)が制御回路である)、202a,202bはスキャン設計されたRAM周辺回路、203はマルチプレクサ(セレクタ)、204はスキャンテストでの故障検出対象となる組合せ回路、205はスキャンチェーン、206はスキャンイン外部端子、207はスキャンフリップフロップ、208は観測用スキャンFF、209は制御用スキャンFFである。
【0006】
SRAM200における入力データ端子、アドレス入力端子、チップセレクト端子、リード・ライト制御入力端子にそれぞれ観測用スキャンFF208が接続され、データ出力端子に制御用スキャンFF209が接続されている。これら観測用スキャンFF208や制御用スキャンFF209をスキャンチェーン205に接続することで、RAMマクロとRAMマクロの入出力端子に接続されたフリップフロップ間にある論理回路をスキャンテスト可能とし、この部分の故障検出能力を向上させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の方法では、アドレスのビット幅およびデータビット幅に相当する数の観測用スキャンFFや制御用スキャンFFを追加しなければならず、チップ面積の増加が避けられない。
【0008】
また、特にDSPやCPUなどの大容量のRAMを搭載するシステムLSIにおいては、所望のメモリ容量を実現するために基本単位のRAMマクロを複数個搭載している。この場合、RAMマクロのフロアプランでは、複数個のアドレス生成ブロックやIO制御ブロックを設計する必要がある。しかし、追加する観測用スキャンFFや制御用スキャンFFは、アドレス生成ブロックやIO制御ブロックを単位として、各ブロックごとに個別的に必要であることから、回路規模の増加は膨大なものとなる。その一例を図9に示す。
【0009】
図9において、300aは命令RAM、300bはデータRAM、301a,301b,301c,301d,301eはそれぞれスキャン設計された機能ブロック、302a,302bはRAMI/Oインターフェース回路、303a,303bはメモリBIST回路、304はバス、305はマルチプレクサ、306は観測用スキャンFF、307は制御用スキャンFFである。RAM300a,300bの数が多いために、観測用スキャンFF306、制御用スキャンFF307の個数が非常に多くなっている。
【0010】
また、観測用スキャンFFや制御用スキャンFFの追加は、負荷の増加を招き、これに伴ってRAMへのアクセスパスの信号伝搬遅延が大きくなり、LSIの動作速度性能低下を招くという問題がある。
【0011】
ところで、システムLSIの設計においては複数の機能ブロック(IP)やハードマクロコアを搭載する場合がある。このとき、スキャン設計されていないハードマクロコアが提供されることが多い。例えば、CPUやDSPなどのプロセッサはそうである。このような場合には、前述のRAMマクロ同様に、ハードマクロコアを後からスキャン設計することは極めて困難である。そのため、従来では、システムLSI内のハードマクロコアの周辺回路においてスキャンテストの故障検出率が大きく低下している。
【0012】
そこで、故障検出率の向上を目指して、ハードマクロコアのインターフェース部について全部または大部分の入出力ノードに観測用スキャンFFや制御用スキャンFFを追加することが考えられる。しかし、この場合、DSPやCPUの入出力ノードの数が膨大であるため、追加する観測用スキャンFFや制御用スキャンFFの数が多すぎる。その結果、チップ面積増加が著しく増加する。また、負荷増加に起因して動作速度性能の低下を招く。したがって、実際的には実現困難となる。
【0013】
このため、DSPやCPU、その他スキャン設計されていないハードマクロコアの接続部分に関しては、一般的には、スキャンテストとは別に、ファンクションテストを実施するようにしている。しかし、回路規模が小さなハードマクロコアの場合は良いが、DSPやCPUなどの比較的回路規模が大きく動作が複雑なハードマクロコアについては、ファンクションパターン数が膨大なものになる。すなわち、テスト時間が肥大化するという問題、あるいは故障検出率が十分な水準に達しない等の問題が残る。
【0014】
さらには、動作速度性能や消費電力についての設計制約があるためにコア内部をスキャン設計することが困難な場合もある。また、コア内の回路構成上、スキャン設計が向かない場合もある。これらの場合にも、システムLSIのコア境界における故障検出率向上が課題となる。
【0015】
以上のような実情に鑑みて、本発明は、RAMマクロあるいは、DSPやCPUなどのハードマクロコアに対して、観測用スキャンFFや制御用スキャンFFの追加に伴うチップ面積の増加を生じることなく、また、接続されるパスの信号伝搬遅延を増加させることなく、RAMマクロ周辺やハードマクロコア周辺に対するスキャンテストを高い故障検出率のもとで遂行できるようにすることを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、次のような手段を講じることにより上記の課題を解決する。
【0030】
の解決手段として、本発明による半導体集積回路のテストシステムは次のような手段を講じる。すなわち、ノンスキャン設計でデータ蓄積機能はもたないADCやPLL等のハードマクロコアとその周辺回路と前記周辺回路および前記ハードマクロコアに対する制御回路とが搭載されている半導体集積回路において、次のように構成する。前記ハードマクロコアのデータ出力端子と前記周辺回路のスキャンチェーンとの接続につき、前記データ出力端子を前記スキャンチェーンにおける初段のフリップフロップに接続する。そして、前記制御回路を、前記周辺回路に対するスキャンモードのパターンシフト動作時に、前記ハードマクロコアでのデータ変換等によって生成されたスキャンテストパターンを前記初段のフリップフロップから前記スキャンチェーンに供給するように構成する。ここでのハードマクロコアは、ADCやPLL等のデータ蓄積機能はもたないものを対象としている。
【0031】
上記において、ハードマクロコアについてのノンスキャン設計とは、ハードマクロコア自身の内部がスキャン設計されていない場合、ハードマクロコアのインターフェース部がスキャン設計されていない場合、またはバウンダリースキャン設計されていない場合等である。
【0032】
この構成によれば次の作用が発揮される。すなわち、ハードマクロコアにおいて特に高速動作が要求されるADCやPLL等では、スキャン設計することがむずかしく、またメモリやレジスタ等のデータ蓄積機能をもたせることもむずかしい。しかし、一方で、CPU等のプロセッサとは異なり、入出力の相関関係が1対1に対応している。入力信号の組み合わせが決まれば、出力結果は一意に決まる。このようにデータ変換して得られるデータをスキャンテストパターンとして利用する。したがって、データ蓄積機能を有さず、高速動作するADCやPLL等のハードマクロコアであっても、テスト対象の周辺回路のスキャンチェーンの初段のフリップフロップに対してハードマクロコアのデータ出力端子からスキャンテストパターンを供給することが可能となる。すなわち、ハードマクロコア内部がノンスキャン設計であっても、ハードマクロコアのブロックからハードマクロコアのデータ出力端子に接続されているフリップフロップまでを含める状態で周辺回路のスキャンテストを容易に実施することができる。この場合、ハードマクロコアの出力側のパスに制御用スキャンFFを追加する必要はない。したがって、部品点数増加に伴うチップ面積増加、構造複雑化およびコストアップを抑制する状態で、また、ハードマクロコアから周辺回路への信号伝搬における遅延の増加を招くことなしに、故障検出率を向上させることができる。この発明は、特に、供給されたハードマクロコアがノンスキャン設計のデータ蓄積機能はもたないものであっても、そのハードマクロコアを用いてシステムLSIを構築する上で有効な技術である。
【0033】
本発明は、また、半導体集積回路の検査方法に関するものであり、次のような解決手段をとる。
【0034】
第1の解決手段として、本発明は、RAMとその周辺回路とが搭載されている半導体集積回路の検査方法において、前記RAMにスキャンテストパターンをダウンロードする工程と、次いで前記RAMにダウンロードされている前記スキャンテストパターンを前記周辺回路のスキャンチェーンにシフトインする工程とを含み、前記スキャンテストパターンのシフトインの工程において、このシフトインと並行してスキャンテストパターンの追加分を前記RAMにダウンロードするものである。
【0035】
これは、上記したとおり、RAMをスキャンチェーンに直接に関連付けるものである。RAMからスキャンチェーンにスキャンテストパターンを直接にシフトインする。その前提として、スキャンテストパターンをRAMにダウンロードしておく。RAMを有効利用してのシフトインであるので、RAMのリードパスに制御用スキャンFFを接続する必要性を解消でき、チップ面積増、コストアップ、信号伝搬遅延を招くことなく、スキャンテストを容易に実施することができる。
【0036】
これによれば、シフトインとダウンロードの並行処理を行うので、検査時間の短縮化を図ることができる。
【0037】
第2の解決手段として、本発明は、RAMとその周辺回路とが搭載されている半導体集積回路の検査方法であって、スキャンテストパターンをスキャンチェーンを介して前記周辺回路にシフトインする工程と、次いで前記シフトインされたスキャンテストパターンを前記周辺回路でキャプチャする工程と、次いで前記キャプチャされたキャプチャデータを前記RAMに対してシフトアウトし、前記シフトアウトされた前記キャプチャデータを前記RAMに格納する工程とを含み、前記シフトアウトされたキャプチャデータをRAMに格納する工程において、このキャプチャデータ格納と並行してスキャンテストパターンの追加分を前記RAMにダウンロードするものである。RAMに格納されたキャプチャデータは、後に外部出力してLSIテスタで期待値照合する。これによれば、スキャンテストパターンのシフトインとキャプチャデータのシフトアウトとにRAMを有効利用している。
【0038】
これによれば、シフトアウトとダウンロードの並行処理を行うので、検査時間の短縮化を図ることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0045】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図である。これは、テスト容易化設計方法で実現したRAM搭載LSIの、特にRAM周辺部のスキャン回路を示す。
【0046】
図1において、100はRAMの一種のSRAM(スタティックRAM)、101はSRAM100に対するテストでリード/ライトを司る内蔵の制御回路としてのメモリBIST(Built-in Self Test)回路、102a,102bはスキャン設計されたRAM周辺回路、103はマルチプレクサ(セレクタ)、104はスキャンテストでの故障検出対象となる組合せ回路、105はスキャンチェーン、106はスキャンイン外部端子、107はスキャンフリップフロップ、108は観測用スキャンFF、109はシフトインされているスキャンテストパターンである。そして、107aはSRAM100のデータ出力端子100bに接続されるスキャンチェーン105における初段のフリップフロップ、107bはSRAM100の入力データ端子100aに接続されるスキャンチェーン105における最終段のフリップフロップである。
【0047】
SRAM100のデータ出力端子100bに最初に接続されるフリップフロップについては、これがスキャンチェーン105の初段のフリップフロップ107aとなるように設計してある。また、SRAM100の入力データ端子100aに最初に接続されるフリップフロップについては、これがスキャンチェーン105の最終段のフリップフロップ107bとなるように設計してある。
【0048】
そして、SRAM100におけるブロック選択信号(CS)とリードライトイネーブル信号(R/W)のラインに観測用スキャンFF108を接続している。データ入力端子(DATA_IN)およびアドレス信号(ADDRESS)のラインには観測用スキャンFFは接続されていない。
【0049】
RAMの制御回路(メモリBIST)101は、スキャンテストモードにおいて、SRAM100に対するブロック選択信号(CS)とアドレス信号(ADDRESS)とリードライトイネーブル信号(R/W)を供給する。これらの信号はマルチプレクサ103を介して供給される。
【0050】
外部のLSIテスタを用いてスキャンテストを実施する場合、あらかじめ用意したスキャンテストパターンをSRAM100にダウンロードして蓄積しておく。
【0051】
次に、パターンシフト動作に進み、RAMの制御回路101は、SRAM100をリード状態に設定するとともに、スキャンクロック信号に同期してSRAM100のアドレスを順次にカウントアップする。このような機能がRAMの制御回路101には備えられている。これにより、SRAM100にダウンロードしたスキャンテストパターン109が順次に読み出され、SRAM100のデータ出力端子100bから初段のFF107aを介してスキャンチェーン105へスキャンテストパターン109がシフトインされる。その結果、SRAM100のデータ出力端子100bからそこに接続されるフリップフロップまでを含めて周辺回路のスキャンテストを実施することが可能となる。
【0052】
パターンシフト動作が完了すると、次にキャプチャ動作に移る。RAMの制御回路101は、SRAM100をライト状態に設定するとともに、SRAM100に対して特定のアドレス信号をスキャンクロック信号に同期して順次に供給するする。これにより、周辺回路におけるキャプチャデータをSRAM100の所要の記憶領域に格納する。
【0053】
スキャンテストパターンをダウンロードするRAMとキャプチャデータを格納するRAMとは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。アドレス信号はSRAM100のブロック選択信号(CS)とアドレス信号(ADDRESS)から構成される。同一RAMの場合には、アドレス信号(ADDRESS)も設定により、スキャンテストパターンをダウンロードする記憶領域とキャプチャデータを格納する記憶領域とが区別される。異なるRAMの場合には、ブロック選択信号(CS)の設定により別々のRAMを選択する。つまり、特定のSRAMマクロをキャプチャデータ蓄積専用とする。これにより、ダウンロードデータを上書きすることを防ぐことができる。
【0054】
ただし、アドレス制御信号の一部とリードライトイネーブル信号については、RAMの周辺回路をスキャンテストすることができない。そこで、ブロック選択信号(CS)とリードライトイネーブル信号(R/W)のラインに観測用スキャンFF108を接続している。その他には、観測用スキャンFFは用いていない。
【0055】
観測用スキャンFF108については、RAMの制御回路(メモリBIST)101内のフリップフロップと同一のスキャンチェーンを組み、別途にスキャンテストを実施する。なお、キャプチャ動作時にSRAM100に蓄積したデータについては、一連のスキャン動作が完了した後、SRAM100からデータをLSI外部へ読み出し、LSIテスタによって期待値確認を行う。
【0056】
RAMの制御回路(メモリBIST)101内のフリップフロップについては、これをスキャンチェーンから分離して別モードでスキャンテストする。これにより、新たな回路の増加がほとんどない状態で、スキャンテスト時のRAM制御を実現している。
【0057】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図である。これは、テスト容易化設計方法で実現したRAM搭載LSIの、特にRAM周辺部のスキャン回路を示す。
【0058】
図2において、400はRAMの一種のSRAM、401はテスト制御回路、402a,402bはスキャン設計されたRAM周辺回路、402cはその他のスキャン回路、403はマルチプレクサ、404はスキャンテストでの故障検出対象となる組合せ回路、405はスキャンチェーン、406はスキャンイン外部端子、407は観測用スキャンFF、FF1〜FF4はそれぞれスキャンフリップフロップである。
【0059】
図3のタイミングチャートはスキャンFF1〜FF4とSRAM400におけるシフトおよびキャプチャデータの状態を説明している。
【0060】
本実施の形態2においては、SRAM400を周辺のスキャンFFと擬似的に同等扱いする。具体的には次のとおりである。
【0061】
スキャンテスト時に、マルチプレクサ403の切り替えによってテスト制御回路401を選択する。テスト制御回路401は、スキャンテスト中のシフト時はSRAM400をリード状態とし、キャプチャ動作時にSRAM400をライト状態に制御する。このとき、アドレスについては、スキャンテストパターンの状態によって任意のアドレスを選択し、テスト制御回路401では制御しない。キャプチャ後は、1クロックサイクルだけスキャンクロックを停止し、SRAM400とスキャンFF3にだけ再度クロックが供給されるように制御する。
【0062】
これにより、図3に示すとおり、SRAM400を擬似的にスキャンFFとして扱うことが可能になる。これにより、スキャンテストによるSRAM周辺の故障検出率を向上することが可能である。観測用スキャンFF407は、リード・ライト制御信号のパスに追加するだけよい。また、SRAM周辺の回路に対して負荷増加に伴う信号伝搬遅延増加も発生しない。
【0063】
また、本実施の形態2においては、実施の形態1の場合のようなSRAMへのスキャンテストパターンのダウンロードが必要でない上に、キャプチャデータをSRAMから読み出して期待値照合する必要がないため、実施の形態1に比べてテスト時間の短縮を図ることができる。
【0064】
(実施の形態3)
図4は本発明の実施の形態3における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図である。これは、テスト容易化設計方法で実現したハードマクロCPUコアとハードマクロDSPコアを搭載したLSIであって、特にハードマクロコアと接続されるスキャン設計ブロックの境界部テストを中心として示している。
【0065】
図4において、600は内部がスキャン設計されていないハードマクロコアのCPU、601は内部がスキャン設計されていないハードマクロコアのDSP、602〜605はスキャン設計された機能ブロック、606はテスト制御回路、607はバスである。機能ブロック602は、バス607を介してCPUコア600の出力端子に接続され、機能ブロック603は、DSPコア601の出力端子とCPUコア600の入力端子に接続されている。
【0066】
従来のテスト設計方法では、フリップフロップからコアまでの回路については故障検出率が低下する。本実施の形態3では、CPUコア600の出力端子にバス607を経由して最初に接続されるフリップフロップについては、これがスキャンチェーンの初段のスキャンFF609aとなるように設計してある。
【0067】
また、DSPコア601の出力端子に最初に接続されるフリップフロップについては、これがスキャンチェーンの初段のスキャンFF609bとなるように設計してある。
【0068】
テスト制御回路606は、リクエスト信号を送ることにより、CPUコア600、DSPコア601のメモリ読出しを制御するように構成されている。
【0069】
スキャンテストに際しては、あらかじめスキャンテストパターンをCPUコア600に内蔵のメモリにダウンロードしておく。次いで、テスト制御回路606がCPUコア600と機能ブロック602にリクエスト信号を与え、前記の蓄積しておいたスキャンテストパターン610aをCPUコア600の出力端子から機能ブロック602におけるスキャンチェーンに供給する。これにより、CPUコア600からスキャンFF609aまでの間にある回路607,608aの故障検出を可能とする。
【0070】
同様に、あらかじめスキャンテストパターンをDSPコア601に内蔵のメモリにダウンロードしておく。次いで、テスト制御回路606がDSPコア601と機能ブロック603にリクエスト信号を与え、前記の蓄積しておいたスキャンテストパターン610bをDSPコア601の出力端子から機能ブロック603におけるスキャンチェーンに供給する。これにより、DSPコア601からスキャンFF609bまでの間にある回路608bの故障検出を可能とする。
【0071】
また、機能ブロック603におけるスキャンテストのキャプチャ動作時には、スキャンFF609cから出力されたパターンデータを組合せ回路608cに通してキャプチャデータを得る。このとき、テスト制御回路606がCPUコア600と機能ブロック603にリクエスト信号を与え、組合せ回路608cで得られたキャプチャデータ611をCPUコア600の内部メモリに転送して蓄積する。この蓄積されたキャプチャデータは、後に外部のLSIテスタで期待値照合する。これにより、組合せ回路608cの故障検出率を向上することができる。
【0072】
(実施の形態4)
図5は本発明の実施の形態4における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図である。これは、テスト容易化設計方法で実現したノンスキャン設計のメモリ機能を持たないハードマクロコアを搭載したLSIであって、特にハードマクロコアと接続されるスキャン設計ブロックの境界部テスト方法を中心として示している。
【0073】
図5において、700は例えば高速動作が要求されることから内部をスキャン設計することができず、さらに、メモリやレジスタ等のデータ蓄積機能を有していないハードマクロコアである。このハードマクロコア700においては、外部入力端子702,703a,703bに信号を入力すると、出力端子704,708,709における出力結果が一意に決まる。
【0074】
ハードマクロコア700の出力端子704,708,709に接続されているフリップフロップは、その全てがスキャンチェーン705の先頭になるように設計されている。
【0075】
スキャンテストのシフトイン時には、ハードマクロコア700の入力端子702,703a,703bに信号を入力し、ハードマクロコア700経由で各スキャンチェーン705に対してスキャンテストパターン707を供給する。これにより、ハードマクロコア700の出力端子からハードマクロコア700に接続される次段ブロックのフリップフロップまでに関して、スキャンテストでの故障検出率を向上することができる。
【0076】
このようなスキャンテスト設計は、例えばシステムLSIにADC(ADコンバータ)やPLLを搭載する場合に、ADCやPLL(PLLデジタル部)とその他の論理回路(スキャン設計したロジック部)の境界部において、故障検出率を向上させる上で効果がある。
【0077】
図6にADCと周辺回路境界部のスキャンテスト回路の例を示す。図6において、800はADC、801はテスト制御回路、802はアナログデータの入力端子、803はデジタルデータの入力端子、804はデジタル出力端子、805はスキャンチェーン、806はテスト対象の組合せ回路である。
【0078】
(実施の形態5)
上述したとおり、本発明の半導体集積回路のテストシステムにおいては、スキャンテストパターンをRAMやハードマクロコアの出力端子からスキャンチェーンに与える構成となっており、スキャンイン端子の少なくとも一部はLSIの外部に引き出されない。したがって、通常の自動スキャンテストパターン生成ツール(ATPG)を利用することができない。
【0079】
図7は本発明のスキャンテスト回路に関する半導体CADツール(スキャンテストパターン自動生成ツール)に関するデータ処理フローを示す。
【0080】
まず、ステップS11において、ATPG(Automatic Test Pattern Generator:自動スキャンテストパターン生成ツール)を用いて、ハードマクロコアのネットリスト900に基づいてハードマクロコアのスキャンテストパターン901を生成する。ただし、ダウンロードによりスキャンテストパターンをRAMに蓄積する場合には、このフローによる処理は不要である。
【0081】
一方、ステップS21において、システムLSIのネットリスト902からスキャンチェーンの始点が内部ノードとなっているネットを抽出した上で、抽出した内部ノードを仮想の外部端子とする処理を掛ける。
【0082】
次いで、ステップS22において、ATPGによりシステムLSIの仮のスキャンテストパターン903を生成する。
【0083】
次いで、ステップS23において、仮想外部端子(ハードマクロコア出力端子部分)のパターン抽出処理を行う。
【0084】
次いで、RAMにスキャンテストパターンを蓄積する上記の実施の形態1および実施の形態3の場合には、ステップS31へ進み、スキャンテストパターンを蓄積しない実施の形態4の場合には、ステップS41へ進む。以下、具体的に説明する。
【0085】
RAMにスキャンテストパターンを蓄積する実施の形態1,3の場合は、ステップS31に進んで、仮のスキャンテストパターン903から必要箇所を切り出した上で最終のシステムLSIのスキャンテストパターン905aを生成する。
【0086】
次いで、ステップS32において、システムLSIスキャンテストパターン905aをフォーマット変換してLSIテスタのテストパターン906aを生成する。
【0087】
また、スキャンテストパターンの蓄積を行わない実施の形態4の場合は、ステップS23で、生成した仮のスキャンテストパターン903中の何処に仮想外部端子のパターンが存在するかを示すマッピング情報すなわちポインタ情報904を生成する。
【0088】
次いで、ステップS41に進んで、ポインタ情報904に基づいて、仮スキャンテストパターン903とハードマクロのスキャンテストパターン901とを比較し、仮想外部端子のパターンとハードマクロ出力端子のパターンが一致する場合、ハードマクロ出力端子のパターンに対応するハードマクロ入力端子のパターンを求め、仮想外部端子のパターンをハードマクロ入力端子のパターンに置き換える処理を掛ける。このようにハードマクロのスキャンテストパターンとシステムLSIの仮スキャンテストパターンを合成して最終のシステムLSIのスキャンテストパターン905bを作成する。
【0089】
そして、ステップS42において論理シミュレーションを行い、良好であれば、ステップS43において、システムLSIのスキャンテストパターン905bをフォーマット変換してLSIテスタのテストパターンを生成する。
【0090】
【発明の効果】
以上のように、半導体集積回路のテストシステムについての本発明によれば、RAMマクロのリードパスに新たな制御用スキャンFFなどのテスト回路を追加することなく、RAMマクロブロックからRAMマクロのデータ出力端子に接続されるフリップフロップまでをチップ面積の増加およびRAMのリード速度性能低下なしに、高い故障検出率でスキャンテストすることができる。
【0091】
また、RAMマクロのライトパスに新たな観測用スキャンFFを追加することなく、RAMマクロのデータ入力端子またはアドレス入力端子に接続されるフリップフロップからRAMマクロブロックまでをチップ面積および信号遅延時間の増加なしに、高い故障検出率でスキャンテストすることができる。
【0092】
さらには、RAMマクロのライトパスとリードパスに新たな観測用スキャンFFや制御用スキャンFFを追加することなく、RAMマクロのデータ入力端子またはアドレス入力端子に接続されるフリップフロップからRAMマクロブロックまでと、RAMマクロブロックからRAMマクロのデータ出力端子に接続されるフリップフロップまでを、チップ面積および信号遅延時間の増加なしに、高い故障検出率でスキャンテストすることができる。加えて、RAMの入力側出力側を同時にスキャンテストできるため、RAM内に周辺回路のスキャンテストパターンを蓄積する時間を削減でき、テスト時間の短縮化を可能とする。
【0093】
また、データ蓄積機能を持ったハードマクロコアであってコア内部がスキャン設計されていない場合においても、制御用スキャンFFを接続することに起因するチップ面積増加および信号伝搬速度低下を招くことなく、ハードマクロコアの出力インターフェースから周辺回路までを高い故障検出率でスキャンテストすることができる。
【0094】
また、データ蓄積機能を持ったハードマクロコアであってコア内部がスキャン設計されていない場合においても、観測用スキャンFFを接続することに起因するチップ面積増加および信号伝搬速度低下を招くことなく、ハードマクロコアの入力インターフェースから周辺回路までを高い故障検出率でスキャンテストすることができる。
【0095】
また、データ蓄積機能を持たないハードマクロコアであってコア内部がスキャン設計されていない場合においても、制御用スキャンFFを接続することに起因するチップ面積増加および信号伝搬速度低下を招くことなく、ハードマクロコアの出力インターフェースから周辺回路までを高い故障検出率でスキャンテストすることができる。
【0096】
さらには、スキャンチェーンの始点が内部ノードあっても、スキャンテストパターン自動生成ツールのシミュレーション発散、パターン生成時間の長期化、パターン生成の失敗等を防止し、内部ノード始点型のスキャンチェーンの取扱いを可能とした上で、パターン生成時間を短縮化することができる。
【0097】
また、データ蓄積機能を持たないハードマクロコアであってコア内部がスキャン設計されていない場合において、ハードマクロコアをブラックボックス扱いで、ATPGツールによりシステムLSI全体のスキャンテストパターンを自動生成することにより、スキャン設計工数の大幅な削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施の形態2における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図
【図3】 本発明の実施の形態2におけるシフト・キャプチャ動作を説明するタイミングチャート
【図4】 本発明の実施の形態3における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図
【図5】 本発明の実施の形態4における半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図
【図6】 本発明の実施の形態4におけるADC搭載の半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図
【図7】 本発明の実施の形態5における半導体集積回路のスキャンテストパターン作成方法を示すフローチャート
【図8】 従来の半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図
【図9】 従来の半導体集積回路のテストシステムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
100,200,400…SRAM
101…メモリBIST回路
102a,102b,202a,202b,402a,402b…スキャンテスト設計されRAM周辺回路
103,203,305,403…マルチプレクサ
104,204,404,608a,608b,608c,706、806…組合せ回路
105,205,405,705、805…スキャンチェーン
106,206,406…スキャンイン外部端子
107,207…スキャンフリップフロップ
107a…初段のフリップフロップ
201…メモリBIST回路
108,208,306、407…観測用スキャンFF
109,610a,610b,707…スキャンテストパターン
209,307…制御用スキャンFF
300a…命令RAM
300b…データRAM
301a,301b,301c,301d,301e…スキャン設計された機能ブロック
302a,302b…RAMインターフェース回路
303a,303b…メモリBIST回路
304,607…バス
401…テスト制御回路
402c…スキャン設計された回路
600…ノンスキャン設計CPUコア
601…ノンスキャン設計DSPコア
602,603,604,605…スキャン設計された機能ブロック(ランダムロジック回路)
606…テスト制御回路
609a,609b,609c…ハードマクロと接続されるパスの初段フリップフロップ
611…キャプチャデータ
700…ノンスキャン設計のハードマクロコア
701…テスト制御信号
702,703a,703b…外部端子入力(ハードマクロの入力端子)
704,708,709…ハードマクロの出力端子
800…ADCブロック
801…テスト制御回路
802…アナログデータ入力端子
803…テスト用デジタルデータ入力端子
804…デジタル出力端子
900…ハードマクロコアネットリスト
901…ハードマクロコアスキャンテストパターン
902…システムLSIのネットリスト
903…仮のスキャンテストパターン
904…ポインタ情報
904…ハードマクロのスキャンテストパターン
905…本発明のスキャンテスト回路で用いるシステムLSIのスキャンテストパターン
906…LSIテスタ用テストパターン

Claims (3)

  1. ノンスキャン設計でデータ蓄積機能はもたないADCやPLL等のハードマクロコアとその周辺回路と前記周辺回路および前記ハードマクロコアに対する制御回路とが搭載されている半導体集積回路において、
    前記ハードマクロコアのデータ出力端子と前記周辺回路のスキャンチェーンとの接続につき、前記データ出力端子が前記スキャンチェーンにおける初段のフリップフロップに接続され、
    前記制御回路は、前記周辺回路に対するスキャンモードのパターンシフト動作時に、前記ハードマクロコアで生成されたスキャンテストパターンを前記初段のフリップフロップから前記スキャンチェーンに供給するように構成されていることを特徴とする半導体集積回路のテストシステム。
  2. RAMとその周辺回路とが搭載されている半導体集積回路の検査方法であって、
    前記RAMにスキャンテストパターンをダウンロードする工程と、次いで前記RAMにダウンロードされている前記スキャンテストパターンを前記周辺回路のスキャンチェーンにシフトインする工程とを含み、
    前記スキャンテストパターンのシフトインの工程において、このシフトインと並行してスキャンテストパターンの追加分を前記RAMにダウンロードすることを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
  3. RAMとその周辺回路とが搭載されている半導体集積回路の検査方法であって、
    スキャンテストパターンをスキャンチェーンを介して前記周辺回路にシフトインする工程と、次いで前記シフトインされたスキャンテストパターンを前記周辺回路でキャプチャする工程と、次いで前記キャプチャされたキャプチャデータを前記RAMに対してシフトアウトし、前記シフトアウトされた前記キャプチャデータを前記RAMに格納する工程とを含み、
    前記シフトアウトされたキャプチャデータをRAMに格納する工程において、このキャプチャデータ格納と並行してスキャンテストパターンの追加分を前記RAMにダウンロードすることを特徴とする半導体集積回路の検査方法。
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